JP2005144680A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2005144680A
JP2005144680A JP2003381103A JP2003381103A JP2005144680A JP 2005144680 A JP2005144680 A JP 2005144680A JP 2003381103 A JP2003381103 A JP 2003381103A JP 2003381103 A JP2003381103 A JP 2003381103A JP 2005144680 A JP2005144680 A JP 2005144680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink cartridge
valve body
shaft portion
body case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003381103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4813760B2 (ja
Inventor
Shingo Hattori
信吾 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003381103A priority Critical patent/JP4813760B2/ja
Publication of JP2005144680A publication Critical patent/JP2005144680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4813760B2 publication Critical patent/JP4813760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 インク抽出管の先端を尖った形状にする必要なく、且つ、記録装置内を汚さずに円滑に着脱操作をすることができるインクカートリッジを提供すること。
【解決手段】 インクカートリッジ1をインクジェット記録装置2に装着するとき、インク抽出用弁体22の流出口29が形成された端面と、インク抽出管12の開口端面とを突き合わせると共に、流入口28がインク室16内に位置するまで、インク抽出用弁体22を摺動することで、インク抽出用弁体22の内部に形成されたインク流路27を介してインク室16とインク抽出管12とを連通させる。よって、インク抽出管12の先端部が平坦状であっても、インク室16とインク抽出管12とを連通させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクカートリッジに関し、特に、中空状のインク抽出管を介して記録ヘッドにインクを供給する記録装置に着脱可能なインクカートリッジに関するものである。
従来より、先端が尖った中空状のインク供給針を介して記録ヘッドにインクを供給する記録装置に着脱可能に構成され、その記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク室を備えたインクカートリッジが知られている。
このタイプのインクカートリッジでは、例えば、インク室と外部とを連通するインク供給口にゴム栓を圧入し、そのゴム栓にインク供給針を突き刺して、インク室内のインクを抽出するようにしたものがある。
また、特開2001−113723号公報(特許文献1)には、インク供給針の挿入路を形成すると共にインク供給針と嵌合する筒状パッキングと、その筒状パッキングよりインク室側に配置され、筒状パッキングと弾接してインク流路を封止する弁体とをインク供給口内に配置したものが開示されている。
このインクカートリッジによれば、インクカートリッジを記録装置に装着したとき、インク供給針が筒状パッキングの挿入路を通って弁体に当接し、弁体をインク室側に移動させることでインク室とインク供給針との間でインク流路が形成される。また、この際、筒状パッキングはインク供給針の外面に当接するので、筒状パッキングの挿入路からインク室内のインクが漏れ出すのを防止することができる。一方、インクカートリッジを記録装置から脱着させた場合には、弁体が筒状パッキング上に着座し、筒状パッキングに形成された挿入路は弁体によって閉塞される。よって、インク室のインクが、その挿入路から外部に漏れ出すのを防止することができる。
特開2001−113723号公報(図4等)
しかしながら、上述したいずれのインクカートリッジでも、インク供給針は、その先端形状が尖ったものを使用しなければならず、そのインク供給針によって使用者を傷つけないようにインク抽出針の配置には十分に注意する必要があり、設計上の制約要因となっていた。
また、上述したいずれのインクカートリッジでも、インクカートリッジを記録装置に装着すると、インク供給針がインクで充満される空間内に挿入されるので、インク供給針の外面にはインクが付着し、記録装置からインクカートリッジを脱着したとき、そのインク供給針の外面に付着したインクが記録装置内に滴り落ち、記録装置の内部が汚れてしまうという問題点があった。
更に、上述したいずれのインクカートリッジでも、インクカートリッジを記録装置に装着するとき、インク供給針の外面にゴム栓や筒状パッキングを密着させてインク室のインクが外部に漏れ出さないようにしているため、そのゴム栓や筒状パッキングの弾性力が抵抗となり、記録装置に対してインクカートリッジを円滑に着脱することができないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、インク供給針の先端を尖った形状にする必要なく、且つ、記録装置内を汚さずに円滑に着脱操作をすることができるインクカートリッジを提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載のインクカートリッジは、端面を開口した中空状のインク抽出管を介して記録ヘッドにインクを供給する記録装置に着脱可能に構成され、前記記録ヘッドに供給するインクを貯留するためのインク室を形成する本体ケースと、その本体ケースの前記インク抽出管と対向する面に穿設され、前記インク室と外部とを連通する連通孔と、前記連通孔に、その連通孔の中心軸線方向の第1の位置と第2の位置に摺動可能に嵌合され、その内部に、その中心軸線方向に延びるインク流路を備え、前記第1の位置に摺動したとき前記インク流路を前記インク室内に連通させ、前記第2の位置に摺動したとき閉塞される流入口、及び、前記インク抽出管の端面開口と対向する端面に、前記インク流路の流出口を有する弁体とを備え、インクカートリッジを前記記録装置に装着する前には、前記弁体が前記流入口を塞ぐ位置にあって、装着したとき、前記インク抽出管がその端面開口を前記インク流路の流出口と連通させかつ前記流入口を前記インク室と連通させる位置に前記弁体が摺動する。
請求項2記載のインクカートリッジは、請求項1記載のインクカートリッジにおいて、前記弁体は、前記連通孔を前記インク室側から塞ぐ蓋部、及び、その蓋部に連設され蓋部よりも小径の軸部とを備え、その軸部に前記インク流路を有するとともにその軸部の側面に前記流入口を、その軸部の端面に前記流出口をそれぞれ有する。
この請求項2記載のインクカートリッジによれば、請求項1記載のインクカートリッジと同様に作用する上、インクカートリッジを記録装置に装着する場合には、軸部の端面とインク抽出管の端面とが突き合わせられ、軸部の側面に形成された流入口がインク室内に含まれる位置まで弁体が摺動する。よって、インク室内のインクは、軸部のインク流路を介して、インク抽出管に流出する。一方、記録装置からインクカートリッジを脱着すると、軸部の流入口がインク室内から外れる位置まで弁体がインク室とは反対側に摺動する。よって、インク室のインクが軸部のインク流路に流出するのが遮断される。また、蓋部によって連通孔が塞がれ、インク室のインクが連通孔から流出するのが遮断される。
請求項3記載のインクカートリッジは、請求項2に記載のインクカートリッジにおいて、前記蓋部が前記連通孔を塞ぐ方向に前記弁体を付勢する付勢部材をさらに備え、その付勢力は、インクカートリッジを前記記録装置に装着したときその付勢力に抗して前記流入口が前記インク室と連通する位置に前記弁体を摺動させる程度ものである。
請求項4記載のインクカートリッジは、請求項3に記載のインクカートリッジにおいて、前記軸部の端部には、その軸部よりも大径に形成されたフランジ部を備え、前記付勢部材は、前記フランジ部と前記本体ケースとに挟まれて配置され、前記付勢部材は、前記フランジ部を前記インク抽出管側に付勢する。
請求項5記載のインクカートリッジは、請求項4に記載のインクカートリッジにおいて、前記付勢部材は、前記フランジ部と本体ケースとの間において前記軸部を内包するコイルバネで構成されている。
請求項6記載のインクカートリッジは、請求項3から5のいずれかに記載のインクカートリッジにおいて、前記蓋部の前記本体ケースと対向する面又は前記本体ケースの前記蓋部と対向する面に前記連通孔を囲むように固着され、前記蓋部が前記本体ケースに当接することで弾性変形する第1シール部材を備えている。
請求項7記載のインクカートリッジは、請求項6に記載のインクカートリッジにおいて、前記第1シール部材と対向する前記本体ケース又は前記蓋部の面から前記第1シール部材に向けて突出し、前記連通孔を囲む環状の突起を備えている。
請求項8記載のインクカートリッジは、請求項1から7のいずれかに記載のインクカートリッジにおいて、前記軸部の外面を囲むように前記連通孔の内面を構成する第2シール部材を備えている。
請求項1記載のインクカートリッジによれば、インクカートリッジを記録装置に装着したとき、インク抽出管は、インク抽出管の端面開口に対向する端面にインク流路の流出口を有する弁体と突き合わせられインク室と連通されるので、インク抽出管の先端を尖った形状にする必要はなく、インク抽出管の先端を平坦な形成にすることができる。よって、インク抽出管によって使用者を傷付けることを防止でき、インク抽出管の配置に関し、設計の自由度を向上させることができる。
また、従来のように、インク室のインクが外部に漏れ出さないように、インク抽出管の外面にゴム栓や筒状パッキングを密着させる必要がないので、円滑に記録装置に対してインクカートリッジを着脱することができるという効果がある。
更に、インク抽出管自体は、インクが充満される空間に挿入されないので、インク抽出管の外面にはインクは付着せず、記録装置からインクカートリッジを脱着したとき、インク抽出管の外面に付着したインクが記録装置内に滴り落ち、記録装置の内部が汚れてしまうということを防止することができる。
請求項2記載のインクカートリッジによれば、請求項1記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、記録装置からインクカートリッジを脱着すると、蓋部によって連通孔が塞がれるので、インク室のインクが連通孔から漏れ出すのを防止することができるという効果がある。
請求項3記載のインクカートリッジによれば、請求項2に記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、蓋部が連通孔を塞ぐ方向に弁体を付勢する付勢部材をさらに備えているので、インクカートリッジを記録装置から脱着したとき、蓋部を本体ケースに押しつけることができ、インク室のインクが連通孔から漏れ出すのを一層確実に防止することができる。また、インクカートリッジを装着したとき、軸部をインク抽出管に押しつけることができ、軸部とインク抽出管との接合部分からインクが漏れ出すのを防止することができる。
また、付勢部材の付勢力は、インクカートリッジを記録装置に装着したときその付勢力に抗して流入口がインク室と連通する位置に弁体を摺動させる程度のものであるので、インクカートリッジを記録装置に装着した場合に、弁体を円滑にインク室側に摺動させることができるという効果がある。
請求項4記載のインクカートリッジによれば、請求項3に記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、付勢部材は、軸部の端部に連設されたフランジ部をインク抽出管側に付勢するので、弁体全体を安定して付勢することができ、フランジ部とインク抽出管との接合部分からインクが漏れ出すのを防止することができるという効果がある。
請求項5記載のインクカートリッジによれば、請求項4に記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、付勢部材は、フランジ部と本体ケースとの間において軸部を内包するコイルバネで構成されており、フランジ部の全周を略均一にインク抽出管に付勢させることができるので、フランジ部とインク抽出管との密着性を向上させ、フランジ部とインク抽出管との接合部分からインクが漏れ出すのを防止することができるという効果がある。
請求項6記載のインクカートリッジによれば、請求項3から5のいずれかに記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、蓋部の本体ケースと対向する面又は本体ケースの蓋部と対向する面に連通孔を囲むように固着され、蓋部が本体ケースに当接することで弾性変形する第1シール部材を備えているので、蓋部と本体ケースとを第1シール部材によって密着させることができる。よって、記録装置からインクカートリッジを脱着した場合に、インク室内のインクが、蓋部と本体ケースとの間から連通孔を介して漏れ出すのを防止することができるという効果がある。
請求項7記載のインクカートリッジによれば、請求項6に記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、第1シール部材と対向する本体ケース又は蓋部の面から第1シール部材に向けて突出し、前記連通孔を囲む環状の突起を備えているので、突起に当接する第1シール部材の部分において、蓋部と本体ケースとの密着性を一層向上させることができるという効果がある。
請求項8記載のインクカートリッジによれば、請求項1から7のいずれかに記載のインクカートリッジの奏する効果に加え、軸部の外面を囲むように連通孔の内面を構成する第2シール部材を備えているので、第2シール部材が軸部の外面に密着し、連通孔が蓋部によって塞がれていない状態(インクカートリッジが記録装置から脱着されている状態)であっても、インク室のインクが軸部と連通孔の内面との間から外部に漏れ出すのを防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例におけるインクカートリッジ1と、そのインクカートリッジ1を装着するインクジェット記録装置2とを示した概略図である。
インクカートリッジ1は、インクを吐出する記録ヘッド7を備えたインクジェット記録装置2に着脱可能に構成され、記録ヘッド7に供給するインクを貯留するためのものである。
インクカートリッジ1は、上面を開放した中空箱状の本体ケース1aと、その本体ケース1aの開放上面を密閉する蓋1bとを備え、記録ヘッド7に供給するインクは本体ケース1aの内部に形成されるインク室16(図2,図3参照)に貯留されている。尚、インクジェット記録装置2には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがそれぞれ充填された複数個のインクカートリッジが装着される。
インクジェット記録装置2は、インクカートリッジ1を着脱可能に装着する装着部3と、インクカートリッジ1からインク供給チューブ4を介して供給されるインクを貯留するタンク5と、そのタンク5に貯留されたインクを記録用紙6に向けて噴射する記録ヘッド7と、タンク5と記録ヘッド7とが搭載され直線方向に往復動作するキャリッジ8と、そのキャリッジ8が往復移動するガイドとなるキャリッジ軸9と、記録用紙6を搬送する搬送機構10と、パージ装置11とを備えている。
装着部3は、ベース部3aと、そのベース部3aの両側から立設するガイド部3bとから成り、ガイド部3bに挟まれたベース部3aからは、インクカートリッジ1内に貯留されたインクを抽出する中空状のインク抽出管12と、インクカートリッジ内に外気を導入する外気導入管13とが突出して配設されてる。
このインク抽出管12の一端側には、インク供給チューブ4が連結され、インク抽出管12は、インク供給チューブ4を介してタンク5と連通されている。外気導入管13の一端側には、外気導入チューブ15が連結され、外気導入管13は、外気導入チューブ15を介して外気と連通されている。
また、両管12,13の各チューブ14,15が連結される一端側とは反対側の端面、即ち、上端面は、その中心軸線と直交する平坦な面に形成され、その面に内部流路を開口させている。そして、その端面には、図2に示すように、開口を囲む環状の第3シール部材34が固着されている。
インクカートリッジ1は、装着部3に対して垂直方向(矢印X方向)から装着される。この際、インク抽出管12と外気導入管13とは、図3に示すように、インクカートリッジ1の内部に備えられた各弁体22,23に当接し、その各弁体22,23をインク室16側に押し上げ、インク室16の内部と連通する。
記録ヘッド7には、記録用紙6と対向する面に複数のノズル孔が備えられ、圧電素子からなるアクチュエータを駆動することによって、ノズル孔からタンク5に貯留されたインクが記録用紙6に向けて噴射される。尚、実際に記録動作をする場合には、記録ヘッド7を搭載したキャリッジ8が往復移動しながら、記録用紙6に記録が行われる。
また、記録ヘッド7は、装着部3よりも上方に配置されており、ノズル孔内のインクは、装着部3に装着されたインクカートリッジ1とノズル孔との水頭差により負の圧力(背圧)が与えられている。
パージ装置11は、記録範囲外であって記録ヘッド7に対向するように配置されており、記録ヘッド7のノズル孔形成面を覆うパージキャップ11aと、パージキャップ11aと連通する廃インクチューブ11bと、廃インクチューブ11bを介してノズル孔からインクを吸引するポンプ11cとを備えている。
パージ処理を実行する場合には、キャリッジ8をパージ処理実行位置に移動させ、記録ヘッド7のノズル孔形成面をパージキャップ11aで覆う。この状態でポンプ11cを駆動して、記録ヘッド7の内部に溜まる気泡などを含んだ不良インクを吸引する。吸引された不良インクは、廃インクチューブ11bを介して図示しない廃インクタンクに貯められる。なお、記録動作やパージ処理は、インクジェット記録装置2に搭載された中央演算装置であるCPU(図示せず)の下で制御される。
次に、図2及び図3を参照して、インクカートリッジ1のインクジェット記録装置2へのジョイント部分(図1のA部分)の構成について説明する。図2は、インクジェット記録装置2に装着する前の状態を示すジョイント部分の断面図である。図3は、インクジェット記録装置2に装着した状態を示すジョイント部分の断面図である。
インクカートリッジ1の本体ケース1aは、筒状外周壁の内部を上下に区画する仕切壁19をその筒状外周壁と一体に形成し、上部の区画をインク室16とし、また仕切壁19の下側に、下方へ開放した2つの進入路17,18を有している。インクカートリッジ1を装着部3に装着したとき、一方の進入路17にはインク抽出管12が、他方の進入路18には外気導入管13がそれぞれ挿入される。
一方の進入路17の天井部にあたる仕切壁19には、インク室16と進入路17とを連通するインク抽出側連通路20が形成され、また、他方の進入路18の天井部にあたる仕切壁19にも、インク室16と進入路18とを連通する外気連通側連通路21が形成され、各連通路20,21には、その中心軸線方向に摺動可能に嵌合されたインク抽出用弁体22、外気導入用弁体23が設けられている。
インク抽出用弁体22は、インクカートリッジ1をインクジェット記録装置2に装着した場合に、インク室16とインク抽出管12との連通を許容し、脱着した場合にインク室16とインク抽出管12との連通を遮断するためのものである。
インク抽出用弁体22は、インク抽出側連通路20に挿入された棒状の軸部24と、その軸部24のインク室16側の端部に連設された円盤状の蓋部25と、軸部24の他端に連設された円盤状のフランジ部26とを備えている。
軸部24は、その内部に中心軸線方向に延びるインク流路27を有し、そのインク流路27の上端を軸部24の側面に開口する流入口28に、インク抽出管12の開口端面と対向する下端面に開口する流出口29にそれぞれ接続させている。
蓋部25は、インクカートリッジ1をインクジェット記録装置2から脱着した場合に、インク抽出側連通路20をインク室16側から塞ぐためのものであり、インク抽出側連通路20の開口径よりも大径に形成されている。
また、蓋部25の区画壁19と対向する面には、弾性材料で構成された第1シール部材30が固着され、区画壁19からはインク抽出側連通路20を囲むように、第1シール部材30に向けて環状の突起31が突設されている。
フランジ部26は、インク抽出用弁体22をインク室16とは反対側に付勢するコイルバネ32を支持するためのものであり、軸部24を囲むように軸部24から突出して形成されている。コイルバネ32は軸部24を内包しつつ、区画壁19とフランジ部26との間に配置されている。
外気導入用弁体23は、インクカートリッジ1をインクジェット記録装置2に装着した場合に、インク室16と外気導入管13との連通を許容し、脱着した場合にインク室16と外気導入管13との連通を遮断するためのものである。尚、外気導入用弁体23については、インク抽出用弁体22と同様に構成されているため、その説明は省略する。
ジョイント部分には、上述した他にも、インク抽出側連通路20に軸部24を囲むように第2シール部材33が固着されている。
また、区画壁19からは、外気導入用連通路21を囲んでインク室16の上部空間に延びる筒状体35が立設されている。後述するようにインク室16からインク抽出管12へインクが供給されると、その量に対応する外気が外気導入管13を経てインク室16の上方に導かれる。
次に、上述したように構成されたインク抽出用弁体22の動作について説明する。尚、外気導入用弁体23は、インク抽出用弁体22と同様に動作するため、外気導入用弁体23についての説明は省略する。
インクカートリッジ1が装着部3に装着されると、図3に示すように、インク抽出管12がフランジ部26に当接し、コイルバネ32の付勢力に抗して、流入口28がインク室16内に含まれる位置まで、インク抽出用弁体22がインク室16側に押しあげられる。
このとき、軸部24の流入口28がインク室16内に開口し、インク流路27の下端がインク抽出管12の上端開口と一致して、インク室16,インク流路27,インク抽出管12が連通され、記録ヘッドにインクが供給される。この状態で、第2のシール部材33がインク抽出用連通路20と軸部24との間を、また第3のシール部材34が軸部24とインク抽出管12との間をそれぞれ封止しているので、それらの箇所からインクが外部へ漏れることを防止している。
また、フランジ部26は、コイルバネ32によってインク抽出管12に略均一に付勢され、その付勢力で第3シール部材34が変形し、フランジ部26とインク抽出管12との間が密着する。
一方、インクカートリッジ1を装着部3から引き上げると、インク抽出管12とフランジ部26とが引き離される。すると、コイルバネ32の付勢力によってインク抽出用弁体22がインク室16とは反対側に摺動し、インク室16内に位置していた流入口28がインク抽出側連通路20内に移動すると共に、蓋部25に固着された第1シール部材30が区画壁19に当接し、コイルバネ32の付勢力によって第1シール部材30が区画壁19に押しつけられる。
これにより、インク室16とインク流路27との連通が遮断され、インク室16内のインクが流入口28からインク流路27を介して外部に漏れ出すのを防止することができる。また、インク室16とインク抽出側連通路20との連通が蓋部25によって遮断され、インク室16のインクがインク抽出側連通路20を介して外部に漏れ出すのを防止することができる。また、この場合、第1シール部材30の内、区画壁19から突出した突起31と当接する部分は、他の部分より高圧力で押圧されるので、突起31と第1シール部材との密着性が向上し、一層確実にインク室16とインク抽出用連通路20との連通を遮断することができる。
なお、インクカートリッジの装着時に、インク抽出管12がインク室16に連通するよりも先に外気導入管13がインク室16に連通するように、外気導入管13の上端がインク抽出管12の上端よりもわずか高く設定されるか、外気導入管13側の弁体23の下端がインク抽出管12側の弁体22の下端よりもわずか低く設定されている。
以上、説明したように、本発明のインクカートリッジによれば、インクカートリッジ1をインクジェット記録装置1に装着する場合には、インク抽出用弁体22の流出口29が形成された端面と、インク抽出管12の開口端面とを突き合わせると共に、流入口28がインク室16内に位置するまで、インク抽出用弁体22を摺動することで、インク抽出用弁体22の内部に形成されたインク流路27を介してインク室16とインク抽出管12とを連通させるので、インク抽出管12の先端部が平坦状であっても、インク室16とインク抽出管12とを連通させることができる。
また、インク抽出管12は、インクが充満される空間内には挿入されないので、インク抽出管12の外面にインクが付着することはなく、インク抽出管12の外面に付着したインクによってインクジェット記録装置2の内部が汚れるのを防止することができる。
更に、従来のように、インクカートリッジの着脱操作において、インク抽出管12をゴム栓等の弾性体に差し込んだり、インク抽出管12の外面に密着しているゴム栓等の弾性体からインク抽出管12を引き抜く必要がないので、円滑にインクカートリッジ1の着脱操作をすることができる。
以上、実施例に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、第1シール部材30を蓋部25に固着し、その第1シール部材に当接する突起を区画壁19から突設させる場合について説明したが、第1シール部材30を区画壁に固着し、その第1シール部材に当接する突起を蓋部25から突設させるように構成しても良い。このように構成した場合であっても、上述したのと同様な効果を得ることができる。尚、第3シール部材34についても同様に、第3シール部材34をフランジ部26に固着するようにしても良い。
インクカートリッジと、そのインクカートリッジを装着するインクジェット記録装置とを示した概略図である。 インクジェット記録装置に装着する前の状態を示すジョイント部分の断面図である。 インクジェット記録装置に装着した状態を示すジョイント部分の断面図である。
符号の説明
1 インクカートリッジ
1a 本体ケース
2 インクジェット記録装置(記録装置)
7 記録ヘッド
12 インク抽出管
19 区画壁(本体ケースの一部)
22 インク抽出用弁体(弁体)
24 軸部
25 蓋部
26 フランジ部
27 インク流路
28 流入口
29 流出口
30 第1シール部材
31 突起
32 コイルバネ(付勢部材)
33 第2シール部材

Claims (8)

  1. 端面を開口した中空状のインク抽出管を介して記録ヘッドにインクを供給する記録装置に着脱可能に構成され、前記記録ヘッドに供給するインクを貯留するためのインク室を形成する本体ケースを備えたインクカートリッジにおいて、
    前記本体ケースの前記インク抽出管と対向する面に穿設され、前記インク室と外部とを連通する連通孔と、
    前記連通孔に、その連通孔の中心軸線方向の第1の位置と第2の位置に摺動可能に嵌合され、その内部に、その中心軸線方向に延びるインク流路を備え、前記第1の位置に摺動したとき前記インク流路を前記インク室内に連通させ、前記第2の位置に摺動したとき閉塞される流入口、及び、前記インク抽出管の端面開口と対向する端面に、前記インク流路の流出口を有する弁体とを備え、
    インクカートリッジを前記記録装置に装着する前には、前記弁体が前記流入口を塞ぐ位置にあって、装着したとき、前記インク抽出管がその端面開口を前記インク流路の流出口と連通させかつ前記流入口を前記インク室と連通させる位置に前記弁体が摺動することを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記弁体は、前記連通孔を前記インク室側から塞ぐ蓋部、及び、その蓋部に連設され蓋部よりも小径の軸部とを備え、その軸部に前記インク流路を有するとともにその軸部の側面に前記流入口を、その軸部の端面に前記流出口をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記蓋部が前記連通孔を塞ぐ方向に前記弁体を付勢する付勢部材をさらに備え、その付勢力は、インクカートリッジを前記記録装置に装着したときその付勢力に抗して前記流入口が前記インク室と連通する位置に前記弁体を摺動させる程度ものであることを特徴とする請求項2に記載のインクカートリッジ。
  4. 前記軸部の端部には、その軸部よりも大径に形成されたフランジ部を備え、
    前記付勢部材は、前記フランジ部と前記本体ケースとに挟まれて配置され、前記付勢部材は、前記フランジ部を前記インク抽出管側に付勢することを特徴とする請求項3に記載のインクカートリッジ。
  5. 前記付勢部材は、前記フランジ部と本体ケースとの間において前記軸部を内包するコイルバネで構成されていることを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジ。
  6. 前記蓋部の前記本体ケースと対向する面又は前記本体ケースの前記蓋部と対向する面に前記連通孔を囲むように固着され、前記蓋部が前記本体ケースに当接することで弾性変形する第1シール部材を備えていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  7. 前記第1シール部材と対向する前記本体ケース又は前記蓋部の面から前記第1シール部材に向けて突出し、前記連通孔を囲む環状の突起を備えていることを特徴とする請求項6に記載のインクカートリッジ。
  8. 前記軸部の外面を囲むように前記連通孔の内面を構成する第2シール部材を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインクカートリッジ。
JP2003381103A 2003-11-11 2003-11-11 インクカートリッジ Expired - Fee Related JP4813760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381103A JP4813760B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 インクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381103A JP4813760B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 インクカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005144680A true JP2005144680A (ja) 2005-06-09
JP4813760B2 JP4813760B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=34690584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003381103A Expired - Fee Related JP4813760B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 インクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4813760B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023103A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Brother Ind Ltd インクカートリッジ及びインク供給装置
JP2009132115A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd インク供給装置およびカートリッジ収容装置
JP2009234031A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Brother Ind Ltd 液滴吐出装置及び液体カートリッジ
US7637579B2 (en) 2006-03-31 2009-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet printer, and method for attaching ink cartridge
JP2010214687A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Brother Ind Ltd 液体容器
CN102001230A (zh) * 2010-10-12 2011-04-06 玉环迪元自动化设备有限公司 一种喷墨机构
US8052255B2 (en) 2006-05-16 2011-11-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printers and methods for mounting ink cartridges to inkjet printers

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01143492U (ja) * 1988-03-28 1989-10-02
JPH0316738A (ja) * 1989-06-15 1991-01-24 Nec Corp インクジェットプリンタのインクタンク
JPH07132613A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Canon Inc インクカートリッジ用リフィル装置
JP2001270130A (ja) * 2000-03-27 2001-10-02 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置のインク流路接続構造
JP2002079683A (ja) * 2000-09-07 2002-03-19 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置および記録装置用インクカートリッジ
JP2002113878A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Fuji Xerox Co Ltd インク補給装置及びインクジェット記録装置
JP2003142045A (ja) * 2001-11-01 2003-05-16 Japan Storage Battery Co Ltd 鉛蓄電池
JP2003300330A (ja) * 2002-04-08 2003-10-21 Seiko Epson Corp インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタ
JP2003311996A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Seiko Epson Corp インクタンク、インク供給システムおよびインクジェットプリンタ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01143492U (ja) * 1988-03-28 1989-10-02
JPH0316738A (ja) * 1989-06-15 1991-01-24 Nec Corp インクジェットプリンタのインクタンク
JPH07132613A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Canon Inc インクカートリッジ用リフィル装置
JP2001270130A (ja) * 2000-03-27 2001-10-02 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置のインク流路接続構造
JP2002079683A (ja) * 2000-09-07 2002-03-19 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置および記録装置用インクカートリッジ
JP2002113878A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Fuji Xerox Co Ltd インク補給装置及びインクジェット記録装置
JP2003142045A (ja) * 2001-11-01 2003-05-16 Japan Storage Battery Co Ltd 鉛蓄電池
JP2003300330A (ja) * 2002-04-08 2003-10-21 Seiko Epson Corp インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタ
JP2003311996A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Seiko Epson Corp インクタンク、インク供給システムおよびインクジェットプリンタ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7637579B2 (en) 2006-03-31 2009-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet printer, and method for attaching ink cartridge
US8052255B2 (en) 2006-05-16 2011-11-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printers and methods for mounting ink cartridges to inkjet printers
JP2009023103A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Brother Ind Ltd インクカートリッジ及びインク供給装置
JP2009132115A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd インク供給装置およびカートリッジ収容装置
JP2009234031A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Brother Ind Ltd 液滴吐出装置及び液体カートリッジ
JP4561853B2 (ja) * 2008-03-27 2010-10-13 ブラザー工業株式会社 液滴吐出装置及び液体カートリッジ
US8113640B2 (en) 2008-03-27 2012-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid droplet discharging apparatuses and liquid cartridges
JP2010214687A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Brother Ind Ltd 液体容器
CN102001230A (zh) * 2010-10-12 2011-04-06 玉环迪元自动化设备有限公司 一种喷墨机构
CN102001230B (zh) * 2010-10-12 2014-12-03 玉环迪元自动化设备有限公司 一种喷墨机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4813760B2 (ja) 2011-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1384589B1 (en) Ink cartridge
US7328987B2 (en) Ink cartridge and inkjet printer
US7252374B2 (en) Ink-jet recording apparatus having ink-extracting member
US7325914B2 (en) Ink cartridge and ink jet printer incorporating the same
JP4321370B2 (ja) インク充填方法
JP6128004B2 (ja) 液体供給装置及び液体カートリッジ
EP1609603B1 (en) Method of filling ink cartridge with ink
JP2005343146A (ja) インクタンク、記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
US7354143B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP4813760B2 (ja) インクカートリッジ
JP4479280B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5434016B2 (ja) バルブユニット
JP2005231220A (ja) インクカートリッジ
JP4356429B2 (ja) インクカートリッジ
JP4374988B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2012000851A (ja) インクカートリッジの再生方法、インクカートリッジの製造方法及びインクカートリッジ
JP2006062377A (ja) 液体カートリッジ
JP4403790B2 (ja) インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP2005238576A (ja) インクカートリッジ
JP2008087423A (ja) インク再充填方法およびインク再充填装置
JP2015150702A (ja) 液体カートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091229

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101116

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20101217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4813760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees