JP2015150702A - 液体カートリッジ - Google Patents
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Description
図1に示されるように、プリンタ10(液体消費装置の一例)は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10は、記録ヘッド21(液体消費部の一例)と、インク供給装置100と、記録ヘッド21及びインク供給装置100を接続するインクチューブ20とを備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30(液体カートリッジの一例)が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面に開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を通じてカートリッジ装着部110に挿入向き56(第1向きの一例)に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から脱抜向き55(第2向きの一例)に抜き出される。
インク供給装置100は、図1に示されるように、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21にインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。カートリッジ装着部110は、ケース101と、インクニードル102(液体抽出管の一例)とを備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態が示されている。カートリッジ装着部110には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。
ケース101には、開口112が形成されている。また、ケース101は、開口112とは反対側に位置する奥面を備えている。インクニードル102は、図1に示されるように、ケース101の奥面から脱抜向き55に突出している。インクニードル102は、ケース101の奥面において、インクカートリッジ30の筒壁46に対面し得る位置に配置されている。インクニードル102は、内部に液体流路が形成された管状の樹脂針であって、その突出端側に開口が設けられており、基端側にインクチューブ20が接続されている。インクニードル102は、筒壁46の内部に進入する。これにより、インク室36(液体貯留室の一例)内のインクは、筒壁46の内部に形成されたバルブ室47を通じてインクニードル102に接続されたインクチューブ20に流出される。なお、本明細書におけるニードル(針)とは、必ずしも先端の尖ったものを指す訳ではなく、細長い管状のもの一般を含む。
インクカートリッジ30は、図2に示されるように、内部にインク室36が形成されたフレーム31と、内部にバルブ室47(図5参照)が形成された円筒形状の筒壁46とを有する。このインクカートリッジ30は、インク室36に貯留されたインクをバルブ室47を通じて外部に供給する。インクカートリッジ30は、図2に示された起立状態、つまり、同図の下側の面を底面とし、同図の上側の面を上面として、カートリッジ装着部110に対して挿入及び取出方向50に沿って挿抜される。本実施形態では、挿入及び取出方向50は水平方向である。また、起立状態におけるインクカートリッジ30の幅方向51及び奥行き方向53もそれぞれ水平方向である。また、起立状態におけるインクカートリッジ30の高さ方向52は重力方向(鉛直方向)である。脱抜向き55及び挿入向き56は、各々が挿入及び取出方向50に沿う向きであり、且つ互いに反対の向きである。また、挿入及び取出方向50は、奥行き方向53に一致する。
フレーム31は、外形が概ね直方体であり、幅方向(左右方向)51に細く、高さ方向(上下方向)52及び奥行き方向(前後方向)53の寸法が幅方向51の寸法よりも大きい扁平形状である。フレーム31は、奥行き方向53から平面視したときに少なくとも部分的に重なり合う前壁40及び後壁41と、高さ方向52から平面視したときに少なくとも部分的に重なり合う上壁39及び下壁42と、幅方向51の一方側(図2の例では、前壁40側からフレーム31を平面視したときに左側)に配置された左壁38とで構成されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着されるときに前方側となるのが前壁40であり、後方側となるのが後壁41である。フレーム31は、例えば、樹脂材料によって形成されている。
バルブ室47は、図5に示されるように、基端壁45の前面と、円筒形状の筒壁46の内面とによって区画された空間である。バルブ室47は、図1及び図2に示されるように、高さ方向52におけるインクカートリッジ30の下部で、且つ奥行き方向53におけるインクカートリッジ30の前部に設けられている。基端壁45及び筒壁46は、例えば、樹脂材料によって形成されている。バルブ室47には、第1気体流路60、第2気体流路63、及び第1液体流路66が接続されている。また、筒壁46の内部には、図5に示されるように、第2液体流路69が形成されている。また、筒壁46の先端には、シール部材70と、キャップ72とが取り付けられている。さらに、筒壁46の内部には、弁体77と、封止部材82と、コイルバネ86(付勢部材の一例)と、薄膜87(閉塞部材の一例)とが収容されている。
上記の実施形態によれば、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、第1位置の弁体77が第2位置、第3位置の順に移動される。そして、弁体77が第1位置の時に、第1気体流路60と第2気体流路63との間の連通が遮断され、弁体77が第2位置及び第3位置の時に、第1気体流路60と第2気体流路63とが連通される。一方、弁体77が第1位置及び第2位置の時に、第1液体流路66、第2液体流路69、及びインクニードル102の内部空間の間の連通が遮断され、弁体77が第3位置の時に、第1液体流路66、第2液体流路69、及びインクニードル102の内部空間が連通される。
図6を参照して、変形例1に係るバルブ室47内の構成を説明する。なお、上記の実施形態と共通する構成要素には同一の参照番号を付して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明するものとする。変形例1は、凸部材80及び薄膜87の配置が上記の実施形態と相違する。すなわち、本発明では、基端壁45及び弁体77の一方に薄膜87が設けられており、基端壁45及び弁体77の他方に凸部材80が設けられていればよい。
図7を参照して、変形例2に係るバルブ室47内の構成を説明する。なお、上記の実施形態と共通する構成要素には同一の参照番号を付して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明するものとする。変形例2は、薄膜87に代えて、薄壁88(閉塞部材の他の例)によって開口67が閉塞されている点において、上記の実施形態と相違する。
図8を参照して、変形例3に係るバルブ室47内の構成を説明する。なお、上記の実施形態及び変形例2、3と共通する構成要素には同一の参照番号を付して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明するものとする。変形例3は、凸部材80、薄壁88、第1液体流路66の配置が変形例2と相違する。
36・・・インク室
45・・・基端壁
46・・・筒壁
47・・・バルブ室
60・・・第1気体流路
61,64,67・・・開口
63・・・第2気体流路
66・・・第1液体流路
69・・・第2液体流路
70・・・シール部材
71,81・・・貫通孔
77・・・弁体
80・・・凸部材
84・・・第1封止部
85・・・第2封止部
86・・・コイルバネ
87・・・薄膜
88・・・薄壁
Claims (7)
- 液体が貯留された液体貯留室と、
外方に向かう第1向きに延び且つ上記第1向きに直交する断面が環状の側壁面、及び上記側壁面の上記第1向きの上流側の第1端に設けられた基端壁面によって区画されたバルブ室と、
上記側壁面に設けられた第1開口を通じて、上記バルブ室を大気に連通させる第1気体流路と、
上記側壁面に設けられた第2開口を通じて、上記バルブ室と上記液体貯留室との間で気体を流通させる第2気体流路と、
上記第1開口及び上記第2開口より上記第1端側において上記側壁面又は上記基端壁面に設けられた第3開口を通じて、上記バルブ室と上記液体貯留室との間で液体を流通させる液体流路と、
上記側壁面の上記第1向きの下流側の開口された第2端に設けられており、上記バルブ室の内外を連通させる第1貫通孔が形成されたシール部材と、
上記第1向きと逆向きの第2向きに移動可能に上記バルブ室内に配置されており、上記バルブ室の上記第1端側の空間と上記第2端側の空間とを連通させる第2貫通孔が内部に形成された弁体と、
上記弁体の外面に環状に設けられて上記側壁面に密着する第1封止部及び上記第1封止部より上記第2端側に位置する第2封止部と、
上記基端壁面及び上記弁体の一方に設けられており、上記第3開口又は上記第2貫通孔の上記基端壁面に対面する側の第4開口を閉塞する閉塞部材と、
上記基端壁面及び上記弁体の他方に設けられており、上記閉塞部材を貫通することによって上記閉塞部材を破壊する凸部材と、を備えており、
上記弁体は、
第1位置において、上記シール部材の上記第1貫通孔の周縁部に密着し、上記第1開口及び上記第2開口の間に上記第1封止部を位置させ、上記第1開口及び上記第2開口より上記第2端側に上記第2封止部を位置させ、且つ上記閉塞部材と上記凸部材とを離間させ、
上記第1位置より上記第1端側の第2位置において、上記第1開口及び上記第2開口と上記第3開口との間に上記第1封止部を位置させ、上記第1開口及び上記第2開口より上記第2端側に上記第2封止部を位置させ、且つ上記閉塞部材と上記凸部材とを離間させ、
上記第2位置より上記第1端側の第3位置において、上記シール部材から離間し、上記第1開口及び上記第2開口と上記第3開口との間に上記第1封止部を位置させ、上記第1開口及び上記第2開口より上記第2端側に上記第2封止部を位置させ、且つ上記凸部材で上記閉塞部材を貫通させる液体カートリッジ。 - 上記バルブ室内において上記基端壁面と上記弁体との間に配置されており、上記弁体を上記第1向きに付勢する付勢部材を備えており、
上記弁体は、上記第1向き及び上記第2向きに移動可能に上記バルブ室内に配置されている請求項1に記載の液体カートリッジ。 - 上記閉塞部材は、上記第3開口又は上記第4開口の周縁に貼付された薄膜である請求項1又は2に記載の液体カートリッジ。
- 上記閉塞部材は、上記基端壁面又は上記弁体と一体に形成され、且つ上記第3開口又は上記第4開口の周縁部より薄肉な壁である請求項1又は2に記載の液体カートリッジ。
- 上記第1向きに隣接する上記液体貯留室及び上記バルブ室の間に配置された基端壁を備えており、
上記第3開口は、上記基端壁の上記バルブ室側の上記基端壁面に設けられており、
上記液体流路は、上記基端壁を貫通している請求項1から4のいずれかに記載の液体カートリッジ。 - 上記第1開口は、上記第2開口より上記第2端側に位置している請求項1から5のいずれかに記載の液体カートリッジ。
- 上記側壁面及び上記弁体の外面の上記第1向きに直交する断面は、円形状であり、
上記第1封止部及び上記第2封止部は、上記弁体の外面から径方向外側に突出するフランジ形状である請求項1から6のいずれかに記載の液体カートリッジ。
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