JP3237111U - 印判 - Google Patents

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成俊 内田
伴廣 影山
聡之 田島
拓哉 大竹
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シヤチハタ株式会社
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Abstract

【課題】インキカートリッジの着脱やロックの操作を簡単に行うことができ、またインキカートリッジの先端を常に吸蔵体に密着させて安定したインキの供給を行うことができる印判を提供する。【解決手段】下部に吸蔵体2b及び印字体2aを有する本体1と、該本体1を昇降動自在に収納するカバー部材3と、前記本体1を覆うホルダ4と、前記本体に着脱自在にセットされるインキカートリッジ5を有する印判であって、前記ホルダ4、前記本体1のいずれかと前記インキカートリッジ5の間には、前記インキカートリッジ5を吸蔵体2bに付勢する弾性体8を設け、また、前記インキカートリッジ5には、該インキカートリッジ5を軸中心に一定角度回転することで前記本体1にロックした状態とする回転式ロック機構を設けた。【選択図】図3

Description

本考案は、インキカートリッジの着脱やロックの操作を簡単に行うことができ、またインキカートリッジの先端を常に吸蔵体に密着させて安定したインキの供給を行うことができる印判に関するものである。
従来から、ホルダを押し下げると印字体が露出してスタンプが押印される形式の印判は公知であり、会社関係、学校関係、病院関係等で広く使用されている。このような印判は、下部に印字体を有し、カバー部材内を自在に昇降動する本体と、この本体を覆うホルダと、前記本体に着脱自在にセットされる筒状のインキカートリッジを有する構造となっており、インキカートリッジの交換によって長期間にわたって捺印が可能である。
なお、前記インキカートリッジとしては、内部に吸蔵体を充填した吸蔵式のものが一般的である。
このような印判では、前記インキカートリッジが抜けるのを防止する必要があり、抜け防止機構として、着脱操作が容易な回転式ロック機構を採用することが考えられている。しかしながら、回転式ロック機構の場合は、インキカートリッジをスムーズに回転ロックさせるために軸方向に微小な隙間を設ける必用があり、この隙間があるとロック後に軸線方向にインキカートリッジの可動領域が発生して、インキカートリッジ先端のインキ供給口と印字体の上にある吸蔵体との間に隙間が生じる場合があった。この結果、インキの供給が滞る不具合が発生するという問題があった。
そこで本件出願人は、特許文献1に示されるように、インキカートリッジの後端面に弾性体を配し、インキカートリッジ先端のインキ供給口と吸蔵体とが常に接触するようにした印判を考案し先に提案している。しかしながら、特許文献1に記載の印判では、吸蔵体に対するインキカートリッジの前端面の押圧力は専ら弾性体の弾発力に依存しており、一方、弾発力は製造ロット毎にバラつきがあって、強すぎると印字面中央に力が加わることで局所的に密度の高い箇所が形成され、印字体へのインキの供給が悪くなって印面にムラが生じるという問題があった。
実公平2-21245号公報
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、インキカートリッジの着脱やロックを簡単に行うことができ、また弾性体の作用によりインキカートリッジの先端を常に吸蔵体に密着させて安定したインキの供給を行うことができ、更に、弾性体の弾発力が強過ぎる場合にも吸蔵体への押圧力を適切な値に設定する事が可能な印判を提供することを目的とするものである。また、インキカートリッジとして、吸蔵式のものに限らず直液式のものであっても適切にインキの供給を行うことができる印判を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本考案の印判は、下部に吸蔵体及び印字体を有する本体と、該本体を昇降動自在に収納するカバー部材と、前記本体を覆うホルダと、前記本体に着脱自在にセットされるインキカートリッジを有する印判であって、
前記ホルダ、前記本体のいずれかと前記インキカートリッジの間には、前記インキカートリッジを吸蔵体に付勢する弾性体を設け、
また、前記インキカートリッジには、該インキカートリッジを軸中心に一定角度回転することで前記本体にロックした状態とする回転式ロック機構を設けたことを特徴とするものであり、これを請求項1に係る考案とする。
好ましい実施形態によれば、前記カートリッジの側面に突設したリブを設け、該リブの下端縁がホルダ、本体のいずれかと係止する事で弾性体によるカートリッジの吸蔵体への押圧力を規制する構成であるのが好ましく、これを請求項2に係る考案とする。
好ましい実施形態によれば、前記回転式ロック機構は、カートリッジ側面に突設したリブの上端縁と、本体の渡し板にあるカートリッジ挿入孔の周縁に形成したリブ案内部とを係止させてロックした状態とする構造であるのが好ましく、これを請求項3に係る考案とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、前記リブ案内部は所定長さ分だけ形成されており、ロックする際のインキカートリッジの回転量が一定角度に規制されているものが好ましく、これを請求項4に係る考案とする。
請求項1に係る考案では、下部に吸蔵体及び印字体を有する本体と、該本体を昇降動自在に収納するカバー部材と、前記本体を覆うホルダと、前記本体に着脱自在にセットされるインキカートリッジを有する印判であって、前記ホルダ、前記本体のいずれかと前記インキカートリッジの間には、前記インキカートリッジを吸蔵体に付勢する弾性体を設け、また、前記インキカートリッジには、該インキカートリッジを軸中心に一定角度回転することで前記本体にロックした状態とする回転式ロック機構を設けたので、インキカートリッジの着脱やロックを一定角度回転する操作だけで行うことができる。
請求項2に係る考案では、前記カートリッジの側面に突設したリブを設け、該リブの下端縁がホルダ、本体のいずれかと係止する事で弾性体によるカートリッジの吸蔵体への押圧力を規制する構成としたので、製造ロット毎のバラつきにより弾発力が強い弾性体を使用した場合にもカートリッジが吸蔵体に当接する圧力を適正値に設定する事ができる。
また、請求項3に係る考案では、前記回転式ロック機構は、カートリッジ側面に突設したリブの上端縁と、本体の渡し板にあるカートリッジ挿入孔の周縁に形成したリブ案内部とを係止させてロックした状態とする構造としたので、簡単な構造で確実にロックすることができる。
また、請求項4に係る考案では、前記リブ案内部は所定長さ分だけ形成されており、ロックする際のインキカートリッジの回転量が一定角度に規制されているものとしたので、ロック操作を簡単かつ節度感よく行うことができる。
本考案の実施の形態を示す正面図である。 本考案の実施の形態を示す平面図である。 図2のA-A断面図である。 図1の中央縦断面図である。 インキカートリッジの斜視図である。 インキカートリッジの正面図である。 インキカートリッジの平面図である。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本考案に係る印判を示す正面図、図2は平面図、図3は図2のA-A断面図、図4は図1の中央縦断面図である。図において、1は本体であり、下部に印字体2aと、吸蔵体2bを有している。この本体1は、カバー部材3内を自在に昇降動するように構成されている。3aはウィング式に開閉する一対の扉、4は前記本体1を覆うホルダであり、また、前記本体1には筒状のインキカートリッジ5が着脱自在にセットされている。なお、以上の構成は従来のこの種の昇降動式印判と基本的に同じである。
図示のものでは、印字体2a等を収納する本体1の天板1aに左右一対の支柱1bが立設されており、この支柱1bがカバー部材3の水平仕切板3bの孔部3cを貫通して上方にある水平な渡し板7に連結されている。また、前記支柱1bにはコイルバネ6が装着されていて、水平仕切板3bと渡し板7との間を常に拡げるように弾発力が作用しており、この結果、本体1は常に引き上げられて印字体2aがカバー部材3内に収納された状態となっている。なお、前記渡し板7は本体1と一体的に成形する構造でもよい。
前記ホルダ4の下面には、前記インキカートリッジ5を下向きに付勢する弾性体8(図示のものではコイルバネ)が設けられている。これにより、インキカートリッジ5の先端のインキ供給口と吸蔵体2bとが常に接触した状態となって、インキの供給を円滑に行うことができる構造となっている。尚、前記弾性体8は本体1に設けられていてもよく、その場合、渡し板7に設けるのが適切である。
本考案のインキカートリッジは、吸蔵式と直液式のいずれも含むものであるが、インキ供給口を吸蔵体2bに接触するよう付勢しているので、特に直液式のタイプに対して安定したインキの供給を行うことができ好ましい。
また、前記インキカートリッジ5には、該インキカートリッジ5を軸中心に一定角度回転することで前記本体1にロックした状態とする回転式ロック機構が設けられている。この回転式ロック機構を採用することにより、インキカートリッジ5の着脱操作をワンタッチで行うことができ便利である。
図5~図7にカートリッジ5の図面を示すが、側面下部には4個のリブ5aが均等に突設されている。このリブ5aの個数は1個でも複数個でも任意に設定することができる。そして、前記回転式ロック機構は、カートリッジ5の側面に突設したリブ5aの上端縁5bと、本体1の渡し板7にあるカートリッジ挿入用の孔部7bの周縁に形成したリブ案内部7aとを係止させてロックした状態とする構造である(図3を参照)。
即ち、渡し板7の孔部7bに前記リブ5aを位置合わせした後、カートリッジ5を回転(図示のものでは時計方向に回転)させリブ5aの上端縁5bとリブ案内部7aとを係止させてロックする構造である。
また、前記リブ案内部7aは所定長さ分だけ形成されており、ロックする際のインキカートリッジ5の回転量が一定角度に規制されている構造とすることが好ましく、この場合にはロック操作を簡単かつ節度感よく行うことができることとなる。なお、図示のものでは、インキカートリッジ5の回転量は45°に設計されているが、この角度はリブ5aの個数と関連して任意に設定することができる。
また図3、図4に示すように、前記リブ5aの下端縁5cは前記本体1の係止部1cに係止する事で、弾性体8によるカートリッジ5の吸蔵体2bへの押圧力を規制することができる。例えば、製造ロット毎のバラつきにより弾発力が強い弾性体を使用した場合にも前記リブ5aがストッパーの役割をする事で、カートリッジ1が吸蔵体2bに当接する圧力を適正値に設定する事ができる。尚、リブ5aは本体1以外にも前記ホルダ4の一部と係合するように構成してもよい。
以上のように構成した印判では、図3に示されるように、インキカートリッジ5はリブ5aの上端縁5bと、渡し板7に形成したリブ案内部7aとが係止してロックした状態となっているので、確実に固定保持されることとなる。また、ロック・アンロックの切り替えはインキカートリッジ5を軸中心に一定角度回転するだけで行うことができ優れた操作性を発揮する。また、カートリッジ5は弾性体8に付勢されて先端をインキ供給口を吸蔵体2bに常に接触しているので、インキの供給を円滑に行うことができる。更に、前記リブ5aの下端縁5cは前記本体1の係止部1cに係止する事で、弾性体8によるカートリッジ5の吸蔵体2bへの押圧力を規制することができ、製造ロット毎のバラつきにより弾発力が強い弾性体を使用した場合にもカートリッジ1が吸蔵体2bに当接する圧力を適正値に設定する事ができる。
一方、インキカートリッジ5を交換する場合は、ホルダ4をカバー部材3から取り外した後、インキカートリッジ5を回転(図示のものでは反時計回り方向へ回転)させれば、本体1から簡単に引き抜くことができる。また、新しいインキカートリッジ5を装着するには、渡し板7にあるカートリッジ挿入用の孔部7bにリブ5aの位置合わせをしたうえでインキカートリッジ5を挿入し、次いで、インキカートリッジ5を回転(図示のものでは時計回り方向へ回転)するのみでロックを完了することができる。
このように、本考案の印判では、インキカートリッジの着脱やロックの操作を簡単に行うことができ、また弾性体の作用によりインキカートリッジの先端を常に吸蔵体に密着させて安定したインキの供給を行うことができ、更に、弾性体の弾発力が強過ぎる場合にも吸蔵体への押圧力を適切な値に設定する事が可能である。
1 本体
1a 天板
1b 支柱
1c 係止部
2a 印字体
2b 吸蔵体
3 カバー部材
3a 扉
3b 水平仕切板
3c 孔部
4 ホルダ
5 インキカートリッジ
5a リブ
5b 上端縁
5c 下端縁
6 コイルバネ
7 渡し板
7a リブ案内部
7b 孔部
8 弾性体

Claims (4)

  1. 下部に吸蔵体及び印字体を有する本体と、該本体を昇降動自在に収納するカバー部材と、前記本体を覆うホルダと、前記本体に着脱自在にセットされるインキカートリッジを有する印判であって、
    前記ホルダ、前記本体のいずれかと前記インキカートリッジの間には、前記インキカートリッジを吸蔵体に付勢する弾性体を設け、
    また、前記インキカートリッジには、該インキカートリッジを軸中心に一定角度回転することで前記本体にロックした状態とする回転式ロック機構を設けたことを特徴とする印判。
  2. カートリッジの側面に突設したリブを設け、該リブの下端縁がホルダ、本体のいずれかと係止する事で弾性体によるカートリッジの吸蔵体への押圧力を規制する請求項1に記載の印判。
  3. 回転式ロック機構は、カートリッジ側面に突設したリブの上端縁と、本体の渡し板にあるカートリッジ挿入孔の周縁に形成したリブ案内部とを係止させてロックした状態とする構造である請求項1または2に記載の印判。
  4. リブ案内部は所定長さ分だけ形成されており、ロックする際のインキカートリッジの回転量が一定角度に規制されている請求項1~3のいずれかに記載の印判。
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