JP2020157694A - 印判 - Google Patents

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伴廣 影山
Tomohiro Kageyama
伴廣 影山
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Abstract

【課題】捺印中において不用意にロック状態が解除されるのを防止することができる印判を提供する。【解決手段】外筒1と、この外筒1内を上下に摺動可能であり、下方に印字体を備えた本体部2を有し、捺印時において前記本体部2の外周壁と前記外筒1の内周壁のいずれか一方に突設した突起2aと、他方に前記突起2aと係合する係止部1aとからなり前記外筒1に対して本体部2を所定位置でロック可能なロック部と、前記外筒1又は前記本体部2に設けた本体部のロック状態を解除するロック解除部と、からなる印判であって、前記本体部2に係止されて本体部2と一体的に上下動するホルダー4を取り付け、このホルダー4の周壁部4aにより前記ロック解除部が隠蔽される構造とした。【選択図】図2

Description

本発明は、捺印中において不用意にロック状態が解除されるのを防止することができる印判に関するものである。
従来から、氏名あるいは会社名や住所等を表示したり、製品名や品質等を表示したり、検査済みの検印を表示したりなど、様々な場所で印判が広く用いられている。この場合、インキを含浸させたインキ吸蔵体やインキカートリッジをスタンパ内に内蔵した構造として、捺印のたびに朱肉等に印字体を付着させる必要にないものが普及している。
しかし、前記印判の場合は、連続的に捺印処理することが多いため、捺印のたびにキャップを取り外して印字体を露出させることは面倒であった。また、キャップを開いた状態として印字体を露出させたままでは、印字体が乾いて鮮明な印影を得ることができないという問題があった。
一方、特許文献1に示されるように、キャップ内を可動軸が摺動自在に装着されており、捺印時には可動軸に設けた係止部がキャップのスリット後端の当接部に係止してロックした状態となり、ロックを解除する際には前記可動軸に設けた突起を内径方向に押し込めば前記係止部と前記当接部との係合が解除される開閉式の蓋付印鑑が提案されている。しかしながら、特許文献1に記載の印鑑の場合、前記突起がキャップの外に露出しているため、間違えて突起を押圧してしまう等の現象があり、不用意にロックが解除される場合があるという問題があった。
実用新案登録第2570488号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、不用意にロック状態が解除されるのを防止できる印判を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の印判は、外筒と、この外筒内を上下に摺動可能であり、下方に印字体を備えた本体部を有し、捺印時において前記本体部の外周壁と前記外筒の内周壁のいずれか一方に突設した突起と、他方に前記突起と係合する係止部とからなり前記外筒に対して本体部を所定位置でロック可能なロック部と、前記外筒又は前記本体部に設けた本体部のロック状態を解除するロック解除部と、からなる印判であって、
前記本体部に係止されて本体部と一体的に上下動するホルダーを取り付け、
このホルダーの周壁部により前記ロック解除部が隠蔽される構造としたことを特徴とするものであり、これを請求項1に係る発明とする。
好ましい実施形態によれば、本体部の底面にインキ供給用の孔部が形成されており、この孔部上に直液式のインキカートリッジがセットされているものが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
請求項1に係る発明では、外筒と、この外筒内を上下に摺動可能であり、下方に印字体を備えた本体部を有し、捺印時において前記本体部の外周壁と前記外筒の内周壁のいずれか一方に突設した突起と、他方に前記突起と係合する係止部とからなり前記外筒に対して本体部を所定位置でロック可能なロック部と、前記外筒又は前記本体部に設けた本体部のロック状態を解除するロック解除部と、からなる印判であって、前記本体部に係止されて本体部と一体的に上下動するホルダーを取り付け、このホルダーの周壁部により前記ロック解除部が隠蔽される構造としたので、前記突起と係止部とが係合しているロック状態の時は、ロック解除部がホルダーの周壁部により外部から隠蔽された状態となる。この結果、間違えてロック解除部に手が触れ、不用意にロックが解除されることを確実に防止することができる。
また、請求項2に係る発明では、本体部の底面にインキ供給用の孔部が形成されており、この孔部上に直液式のインキカートリッジがセットされているものとしたので、孔部からインキが適量ずつ供給されることとなり、またカートリッジの交換時においても前記孔部に表面張力による膜が形成されてインキの漏れが防止されることとなる。
本体部がロックされていない状態の本発明の実施の形態を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1の側面図である。 本体部を押し込んだ状態を示す斜視図である。 図4のB−B断面図である。 図4の側面図である。 本体部をロックした状態を示す斜視図である。 図7のC−C断面図である。 図7の側面図である。 本発明の本体部を示す上方側から見た斜視図である。 本発明の本体部を示す下方側から見た斜視図である。 図10のD−D断面図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明に係る印判の本体部がロックされていない状態を示す斜視図であり、図2はその状態のA−A断面図、図3はその状態の側面図である。また、図4〜図6は本体部を押し込んだ状態を示す斜視図とB−B断面図と側面図であり、図7〜図9は本体部をロックした状態を示す斜視図とB−B断面図と側面図である。
図において、1は外筒、2は前記外筒1内を上下に摺動可能な本体部、3はこの本体部2の下方に備えられている印字体である。前記本体部2の外周壁には突起2aが突設されており、また前記外筒1の内周壁には係止部1aが突設されていて、これら突起2aと係止部1aからなるロック部が係合することにより、前記外筒1に対して本体部2が所定位置でロックされる構造となっている。尚、本発明において前記突起と前記係止部の関係は逆でもよく、突起が外筒の内周壁に、係止部1aが本体部の外周壁に設けられていてもよい。
前記本体部2の上部には、該本体部2に係止されて本体部2と一体的に上下動するホルダー4が取り付けられている。図示のものでは、本体部2に設けた凸部5aとホルダー4に設けた凹部5bの凹凸係合で一体化した構造となっている(凹凸関係は逆でもよい)。そして、このホルダー4には、下方に延びる周壁部4aが垂設されており、この周壁部4aによりロック解除部(詳細は後述する)を外部から隠蔽するように構成されている(図8を参照)。
前記本体部2を、図10〜図12に示す。本体部2は、中央部にインキカートリッジ7の装着部6bを有する矩形状の底部6aと、前記装着部6bを挟むように立設した一対の柱部6c、6cからなる。また、前記柱部6cの外周壁には、外筒1の内周壁に突設した係止部1aと係合する突起2aと、ホルダー4に設けた凹部5bと係合する凸部5aが突設されている。ここで、前記柱部6c、6cは可撓性であり、中央側へ撓ませる事で係止部1aと突起2aとの係合を解除する事が可能である。本発明では前記柱部6c、6cをロック解除部と呼ぶ。なお、前記インキカートリッジ7の装着部6bには、複数個の孔部6d(1個でもよい)が形成されており、この孔6dを通じてインキが印字体3に適量ずつ供給される構造となっている。
また、前記外筒1には、インキカートリッジ7の支持部材8が取り付けられており、インキカートリッジ7はホルダー4のカートリッジ収納部と支持部材8によって確実に固定された状態となっている。
更に、前記支持部材8と本体部2との間には、コイルバネのような弾発部材9が装着されており、本体部2に対して常に上向きに付勢した状態となっており、印字体3は外筒1内に収納された状態となっている。
なお、前記インキカートリッジ7として、直液式のインキカートリッジをセットした場合にも、前記孔6dを通じてインキが印字体3に適量ずつ供給される構造となっているのでインキ漏れを生じることがなく、またカートリッジ交換の際にもインキ漏れを生じることがない。
以下に、本発明の印判の捺印操作について説明する。
図1〜図3は、捺印前の状態(即ち、通常の状態)を示す。この状態では、前記弾発部材9に付勢されて本体部2は上方に引き上げられており、印字体3も外筒1内に収納された状態となっている。この時、外筒1の蓋体1bは閉じた状態となっており、印字体3の損傷から保護すると同時に印字体3の乾燥を防止している。また、この状態では、本体部2の突起2aも上方に位置し、外筒1の係止部1aとは係合していないため、ロックされた状態ではない。
図4〜図6は、弾発部材9の付勢に反してホルダー4を押し下げ、捺印可能とした状態を示す。ホルダー4の押し下げに連動して本体部2が下降し、一対の蓋体1b、1bが開いて印字体3が露出しているので、捺印処理が可能となる。この状態では、本体部2の突起2aと、外筒1の係止部1aとは同じ高さに位置し、突起2a上に係止部1aが乗っかった状態にあり、捺印前状態と同様、ロックされた状態ではない。
1回の捺印処理で終わるのであれば、ホルダー4の押し下げを止めれば前記弾発部材9に付勢されて本体部2は上方に引き上げられて元の位置にもどることとなる(図1〜図3を参照)。一方、本体部2への印字体3の組み込み作業時や、印字体3の清掃、連続捺印時等の際は、次工程のように印字体3を前記外筒1より下方に突出させた状態でロックすることになる。
図7〜図9は、外筒1に対して本体部2がロックされた状態を示す。即ち、連続して捺印処理する場合や、印字体3を本体部2に組み込む場合等には、印字体3を固定しておくと便利である。そこで、外筒1に対して本体部2をロックして、印字体3を前記外筒1より下方に突出させた状態を保持できる構造とした。
この場合は、前工程の段階から、弾発部材9の付勢に反してホルダー4を更に押し下げて、本体部2の突起2aが外筒1の係止部1aを乗り越えるように下降させる。前記突起2aが係止部1aの下側に入ると両者が係合してロックがかかり、弾発部材9の付勢力が作用しても本体部2は上方に引き上げられることがなく、その位置を保持することとなるので、以後、連続して捺印が可能となる。
その後、ロックした状態を解除する場合は、前記ホルダー4を前記本体部2から外した後、前記本体部2のロック解除部としての柱部6c、6cを中央側へ撓ませることで突起2aと係止部1aの係合を解除すると、弾発部材9に付勢されて本体部2が上昇し、捺印前の状態(即ち、通常の状態)に復帰することになる。即ち、ホルダー4を外さない限りロック解除できない構造である為、柱部6c、6cに手が触れ、不用意にロックが解除されることを確実に防止することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は外筒と、この外筒内を上下に摺動可能であり、下方に印字体を備えた本体部を有し、捺印時において前記本体部の外周壁に突設した突起と、前記外筒の内周壁に突設した係止部とが係合することで、前記外筒と本体部とが所定位置でロックされる印判であって、前記本体部に係止されて本体部と一体的に上下動するホルダーを取り付け、このホルダーの周壁部によりロック解除部としての前記柱部が隠蔽される構造としたので、間違えて柱部に手が触れてしまう等の現象がなくなり、不用意にロックが解除されることを確実に防止することができることとなる。
1 外筒
1a 係止部
1b 蓋体
2 本体部
2a 突起
3 印字体
4 ホルダー
4a 周壁部
5a 凸部
5b 凹部
6a 底部
6b 装着部
6c 柱部
6d 孔部
7 インキカートリッジ
8 支持部材
9 弾発部材

Claims (2)

  1. 外筒と、この外筒内を上下に摺動可能であり、下方に印字体を備えた本体部を有し、捺印時において前記本体部の外周壁と前記外筒の内周壁のいずれか一方に突設した突起と、他方に前記突起と係合する係止部とからなり前記外筒に対して本体部を所定位置でロック可能なロック部と、前記外筒又は前記本体部に設けた本体部のロック状態を解除するロック解除部と、からなる印判であって、
    前記本体部に係止されて本体部と一体的に上下動するホルダーを取り付け、
    このホルダーの周壁部により前記ロック解除部が隠蔽される構造としたことを特徴とする印判。
  2. 本体部の底面にインキ供給用の孔部が形成されており、この孔部上に直液式のインキカートリッジがセットされている請求項1に記載の印判。
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