JP2010046775A - 釘打機のノーズキャップ保持装置 - Google Patents

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Sueji Tachihara
末治 立原
Isamu Tanji
勇 丹治
Yoshihiro Nakano
義博 仲野
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Abstract

【課題】 非用時に収納してあるノーズキャップが不用意に脱落しない構造の釘打機を提供する。
【解決手段】 釘が打出される射出口2先端に装着される弾性体製のノーズキャップ4を非使用時に保持する釘打機において、射出口2先端に装着される装着穴とは別の保持穴をノーズキャップ4に設け、保持穴を介してノーズキャップ4を保持する保持バーをマガジン部11上方のマガジン部11を釘打機本体3に取り付けるためのハンドルアーム12に設けた。またマガジン部11の開閉マガジンカバー8に設けたガード9を保持バーの先端に対向させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は釘打機の射出口先端に装着される弾性体製の被打込材保護用ノーズキャップを使用しない場合のノーズキャップを保持しておくためのノーズキャップ保持装置に関するものである。
一般に釘打機の起動方法には、射出口からトリガスイッチ部に上下動可能に配設されたプッシュレバーの上昇とトリガスイッチの操作により釘打ちされるもの、比較的短い釘を打つ釘打機にはプッシュレバーが無くトリガスイッチの操作のみで釘打ちするもの、プッシュレバーが被打込材に接触している時トリガスイッチを引くと釘打ちし、接触していない状態でトリガスイッチを引くとプッシュレバーが前方へ押し出るのみで釘打ちされないもの等があり、また、プッシュレバーの先端部が射出口をも形成しているものもある。
これらの釘打機で釘打ちする時は射出口先端を被打込材に押し付けて釘打ち操作するが、この時被打込材表面に射出口先端により傷付けられることがある。後加工がある下地材等の釘打ち作業時には問題ないが、後加工がない化粧板等の釘打ち作業では問題がある。このような場合は弾性体で形成したノーズキャップを射出口先端に装着して被打込材表面を保護して釘打ち作業をするのが一般的である。
従来、ノーズキャップを使用しない場合の紛失を防止するためノーズキャップを収納・保持する収納・保持部を設けた釘打機が例えば特許文献1、特許文献2により提案されている。これらは、釘打機のハウジングまたはマガジンに収納凸部または収納凹部を設け、ノーズキャップを弾性変形させつつ嵌め込んで収納・保持する構成である。
実開昭62−42977号公報 特開2000−52274号公報
上記のノーズキャップ収納構造によれば、収納凸部に嵌め込む収納構造では射出口先端に装着するための装着穴を収納にも使用しているため、ある程度使用すると装着穴の変形や傷等により収納したノーズキャップが釘打ち時の振動や他部位との接触等により、収納凸部から脱落しやすくなる問題がある。また、収納凹部に嵌め込む構造でもノーズキャップ外表面が被打込材との接触や他の部位との接触で変形、傷等で収納凹部から脱落しやすくなる、または、抜き取りにくくなるという問題があった。すなわちいずれの収納方法もノーズキャップを射出口先端に装着して使用する際に使用する装着穴や外表面を使用しているので、ある程度使用すると変形や傷つきにより、収納部との寸法関係が変化し、収納部から脱落しやすくなったり、抜き取りにくくなるという問題があった。
本発明の目的は、これら従来のノーズキャップ収納構造の問題をなくし、非使用時に保持してあるノーズキャップが不用意に脱落したり、抜き取りにくくなったりしないノーズキャップ保持装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明は、空気圧により上下動して釘を打込むピストンを収納し、一端にハンドルを有するボデーと、釘を打出す射出口部と、スライドして開閉するマガジンカバーを有し、前記射出後部へ釘を供給するマガジン部と、を備え、釘が打出される射出口先端に装着されるノーズキャップを非使用時に保持する釘打機であって、前記マガジン部に、射出口先端に装着されないノーズキャップを保持するノーズキャップ保持部を設け、ノーズキャップ保持部を、前記マガジンカバーが閉じた時にはノーズキャップの着脱ができず、前記マガジンカバーが開いた時にはノーズキャップの着脱が可能となる位置に設置したことを特徴とするノーズキャップ保持装置を有する釘打機を提供する。
本発明によれば、非使用時に保持される保持穴を射出口先端に装着する装着穴とは別個に設けたので、実使用で傷ついたり、変形したりした本体への装着穴を使用していないため、保持バーから抜け落ちない。また、釘装填時に開閉するマガジンカバーにノーズキャップの脱落を防止するガードを形成したので、釘打ち時の振動や、他部位との接触等による不用意な脱落を確実に防止出来る。
図1〜図6に本発明の一実施形態を示す。釘打機は、周知の如く、空気圧により上下動して釘を打込むピストン1等を収納するボデー10と、釘19を打出す射出口部5と、釘19を収納前進させるマガジン部11から構成され、ボデー10とマガジン部11はボデー10のハンドル20後端でマガジン部11とハンドルアーム12で連結されている。マガジン部11に釘19を装填するには、マガジン部11後端のロックレバー13を外してマガジンカバー8を後方に開いてマガジン側方のA側(図3参照)から釘19を装填し、その後マガジン部11後方に位置しているマガジンカバー8を前方に戻すことによりマガジンカバー8を閉じロックレバー13により開放しないようにする。釘打機本体3の先端部には射出口部5を兼ねたプッシュレバ14ーを取付けてあり、プッシュレバー14を被打込材に当接させ、トリガスイッチ15を引くと釘19を打込み、プッシュレバー14を被打込材に当接させないでトリガスイッチ15を引くとプッシュレバー14が前方(図では下方)へ突き出るのみで釘19を打出さない。また、プッシュレバー14先端には弾性体製のノーズキャップ4を着脱自在に取付けられるよう取付け凹部16が設けられいる。なお、ノーズキャップ4は下方中心部を開口した有底の四角筒状形状となっており、プッシュレバー14先端外周と嵌合する内周すなわち装着穴7が設けられている。またプッシュレバー14先端の凹部16にノーズキャップ4内周の図示しない凸部が係合することによりノーズキャップ4がプッシュレバー14先端から簡単には脱落しない構造とされている。ノーズキャップ4にはプッシュレバー14への装着穴7と直交する方向に四角筒状の左右壁を貫通するように保持穴6が設けられている。
ハンドルアーム12にはノーズキャップ4を保持する3個の保持バー17がボデーハンドル12の下のマガジン部11に隣接させた位置に設けられてあり、その保持の向きは釘装填側すなわち釘装填時に開閉するマガジンカバー8側となっている。保持バー17の先端幅寸法Bはノーズキャップ4の保持穴6の幅Dより僅かに大きくしてあり、その長さEは保持バー17先端の幅広部18がノーズキャップ4の保持穴6の貫通長さFより長くしてある。マガジンカバー8には釘装填後マガジンカバー8を閉じた時、ノーズキャップ4の保持部を覆うような位置にガード9を一体成形で形成している。
上記構造において、化粧板のように表面の傷付きを防止する必要がある釘打ち作業では、マガジンカバー8を開き、ハンドルアーム12の保持バー17に保持してあるノーズキャップ4を抜き出して、射出口部5先端に装着して釘打ち作業を行う。また、下地材等傷等がついても問題ない釘打ち作業ではノーズキャップ4をプッシュレバー14から取り外し、マガジンカバー8を開き保持バー17に差し込んで保持し、マガジンカバー8を閉じ、一連の保持作業を終える。
保持バー17はハンドルアーム12と一体で形成しているので経済的であり、複数個設けてあるので被打込材の形状に合せたノーズキャップ4を各種保持しておくことも出来るし、予備のノーズキャップ4を保持しておくことも出来る。また、その配設位置はボデーハンドル12部の下のマガジン部11の間とし、マガジン部11に隣接した位置なので、釘打ち作業の邪魔にもならず、他の部位との接触も極めて少ないため、ノーズキャップ4の外周をいためたり、抜け落ちる方向の力も加わりにくい。また、ノーズキャップ4の保持・取出し方向は釘19の装填方向と同じマガジンカバー8側であり、操作性が良い。
ノーズキャップ4を保持バー17に保持するには、保持穴6を保持バー17の幅広部18より僅かに小さくしてあるため、保持穴6を僅かに変形させ、2ヶ所の保持穴6を貫通させる串刺し状態とする。実使用で傷ついたり、変形したりした装着穴7を使用していない上、保持穴6より大きい幅広部18を2ヶ所通過させているので、保持バー17から簡単には抜け落ちない。また2ヶ所の保持穴6を串刺し状態にしてあるので、抜き方向の荷重は保持バー17の形状方向の一方向のみであり、万一他の部位が接触しても抜け落ちない。さらに万一保持穴6が傷ついたり変形して保持バー17との寸法関係が変化したり、他の部位との接触で抜け落ち易くなっても、マガジンカバー8に形成したガード9で保持バー17の着脱側を覆っているので、抜け落ちる心配は全くない。ガード9を形成しているマガジンカバー8を開く時は釘装填時またはノーズキャップ4を着脱する時であり釘打ち作業はしないので、脱落するような強い振動は発生しない。ガード9は保持してあるノーズキャップ4全体を覆う必要はなく、ノーズキャップ4の一部を覆っていれば良い。またマガジンカバー8と一体で無くても良く、別体で形成しネジ等により取付けても良い。
本発明ノーズキャップ保持装置の一実施形態を示す正面図。 図1の背面図。 本発明釘打機での釘装填方法を示す説明用斜視図。 本発明釘打機の射出口部とノーズキャップの関係を示す斜視図。 本発明釘打機のノーズキャップ保持部とノーズキャップとの関係を示す斜視図。 図5の収納バーとノーズキャップを示す拡大斜視図。
符号の説明
1はピストン、2は射出口、3は釘打機本体、4はノーズキャップ、5は射出口部、6は保持穴、7は装着穴、8はマガジンカバー、9はガード、17は保持バー。

Claims (3)

  1. 空気圧により上下動して釘を打込むピストンを収納し、一端にハンドルを有するボデーと、
    釘を打出す射出口部と、
    スライドして開閉するマガジンカバーを有し、前記射出後部へ釘を供給するマガジン部と、を備え、
    釘が打出される射出口先端に装着されるノーズキャップを非使用時に保持する釘打機であって、
    前記マガジン部に、射出口先端に装着されないノーズキャップを保持するノーズキャップ保持部を設け、ノーズキャップ保持部を、前記マガジンカバーが閉じた時にはノーズキャップの着脱ができず、前記マガジンカバーが開いた時にはノーズキャップの着脱が可能となる位置に設置したことを特徴とするノーズキャップ保持装置を有する釘打機。
  2. 前記ノーズキャップ保持部は前記マガジン部と前記ハンドルの間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の釘打機。
  3. 前記ノーズキャップ保持部を複数設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釘打機。
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