JP4886321B2 - 遊技機における球戻り防止具の着脱構造 - Google Patents

遊技機における球戻り防止具の着脱構造 Download PDF

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Description

本発明は、遊技機における球戻り防止具の着脱構造に関し、より詳細には、遊技盤に設けられた合成樹脂製の内レールに対する金属製の球戻り防止具の着脱構造に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、外郭をなす外枠に対して遊技盤を保持した中枠を開閉可能に組み付けると共に、該中枠に対して遊技盤を透視保護するガラス板を設けた前枠や、パチンコ球を貯留する球皿部材を組み付けて構成される。前記遊技盤には、略円形状の案内レールにより遊技領域が画成されており、中枠における遊技盤の下方位置に配設した打球発射装置により打ち出される前記球皿部材のパチンコ球を、この案内レールを介して遊技領域内の上部へ発射させることにより、所要の遊技を行なうようになっている。
ここで、前記案内レールは、遊技盤の外周近傍に設けられる外レールと、該外レールから所要間隔だけ内側に離間する位置に設けられる内レールとから構成されて、前記打球発射装置により打ち出されたパチンコ球は、外レールおよび内レールの間を通過して遊技領域の上部に案内される。また、前記案内レールには、遊技領域内で釘等との接触により弾かれたパチンコ球がレール内に戻るのを防止する球戻り防止具が前記内レールの発射口側の端部に取り付けられ、パチンコ球のスムーズな発射をなし得るよう構成される。
このような案内レールにあっては、パチンコ球との接触が少ない内レールを合成樹脂材で形成して、コスト削減等を図る傾向が強くなっている。ここで、合成樹脂製の内レールに対して金属製の球戻り防止具を確実に取り付ける技術として、例えば、特許文献1には、内レールの発射口側の端部にベース体を一体的に設け、該ベース体から遊技盤側に立設したインサートピンに球止め部材(すなわち球戻り防止具)を揺動可能に支持する技術が開示されている。なお、球止め部材は、遊技盤と、該遊技盤にネジ止めされるベース体とにより所定位置に取り付けられる。また、特許文献2には、取付ホルダに設けたボスに対して弾性薄片(すなわち球戻り防止具)の巻き部を巻き掛けた状態で、内レールの発射口側の端部に取付ホルダをネジ止めする技術が開示されている。このとき、弾性薄片におけるボスに対する巻き部は取付ホルダ内の装着空間に収容され、該装着空間を遊技盤で閉成するから、該弾性薄片が所定位置に取り付けられる。
特開平8−155092号公報 特開平11−235423号公報
しかしながら、前述したように、球戻り防止具をピンで揺動可能に枢支する構成や、別途設けた取付ホルダに巻き掛ける構成では、部品点数の増大を招来し、取付作業の煩雑化やコストが高騰する問題ある。また、近年は、リサイクルを効率的に図ることが求められ、廃棄物に関しては素材毎に分別することが強く要請される。しかし、前述した特許文献1および2に開示された前記球戻り防止具をピンで固定する場合や、取付ホルダを介して球戻り防止具を固定する構成では、該内レールに対する球戻り防止具の着脱については何ら考慮されていない。すなわち、球戻り防止具を着脱するに際しては、内レール自体または取付ホルダを固定するネジを取り外したもとで作業を行なう必要があり、作業が煩雑になって作業時間やコストの増大を招来し、場合によっては分別が確実に行なわれない事態も生じる問題を内在している。
そこで、本発明は、合成樹脂製の内レールに対して、金属製の球戻り防止具を容易に着脱可能な遊技機における球戻り防止具の着脱構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するために、本願の請求項1に係る遊技機における球戻り防止具の着脱構造は、
外レール(20)と合成樹脂製の内レール(22)とからなる案内レール(12)を遊技盤(10)の前面に配設して、該案内レール(12)を通過した遊技球(B)を遊技領域(16)へ発射すると共に、前記内レール(22)における発射口(26)側の端部に設けた保持部(34)に金属製の球戻り防止具(50)を配設して、遊技領域(16)へ発射された遊技球(B)が案内レール(12)へ戻るのを防止するよう構成した遊技機において、
前記保持部(34)は、前記外レール(20)に沿うよう前記内レール(22)に連接して延在する本体(36)と、前記本体(36)に連設されて前記外レール(20)から離間する方向へ延在し、前記遊技盤(10)の前面に当接する第1の壁部(38)と、前記第1の壁部(38)における本体(36)から離間する端部に形成されて前方へ突出する第2の壁部(40)と、前記本体(36)の内面側に設けられる係合孔(48)とから、前方および遊技球の発射方向へ開口するよう構成されると共に、前記本体(36)の前端面に前方および前記第2の壁部(40)側に開放する凹部(36a)が形成され、
前記球戻り防止具(50)は、前記本体(36)および第2の壁部(40)の間に収容され、該本体(36)に当接する基部(54)と、前記基部(54)に連設されて前記保持部(34)の発射方向の開口から前記遊技領域(16)に延在し、弾性変形することで前記案内レール(12)から遊技領域(16)への遊技球(B)の発射を許容する一方、該遊技領域(16)から案内レール(12)への遊技球(B)の進入を阻止する阻止片部(60)と、前記基部(54)の後端部に連設されて前記第1の壁部(38)に当接する第1支持面(56a)および該第1支持面(56a)における基部(54)から離間する端部に連接して前記第2の壁部(40)に当接する第2支持面(56b)からなり、前記本体(36)および第2の壁部(40)の間に収容される当接片部(56)と、後端部が連接するよう前記基部(54)に切れ込み形成した切片を、前端に向かうにつれて前記第2支持面(56b)から離間する方向へ突出するよう折り曲げて形成され、前記係合孔(48)に対して係脱可能に係合する係合突部(55)と、前記係合突部(55)を形成した基部(54)の前端設けられて、第2支持面(56b)から離間する方向へ延出して前記保持部(34)の凹部(36a)に臨む操作部(58)とから構成されるよう1枚の金属板を折曲加工して形成されると共に、前記操作部(58)を当接片部(56)に近接するよう操作した際に、前記基部(54)が当接片部(56)側へ弾性変形するよう構成され、
前記本体(36)と第2の壁部(40)との間に前記基部(54)および当接片部(56)を差込むことで、前記係合孔(48)と係合突部(55)とが係合して前記球戻り防止具(50)が前記保持部(34)に保持されると共に、該球戻り防止具(50)を保持部に(34)取り付けた状態で、前記凹部(36a)に臨んだ操作部(58)が凹部(36a)の周縁に係合すると共に、操作部(58)の前面が前記本体(36)の前面と略同一面上に位置するよう構成され、
前記操作部(58)を当接片部(56)に近接するよう操作して前記基部(54)を当接片部(56)側へ弾性変形させることで、前記係合孔(48)と係合突部(55)との係合が解除されて、前記保持部(34)から球戻り防止具(50)を取外し得るよう構成されたことを要旨とする。
このように、合成樹脂製の内レールに前方に開口する保持部を形成し、遊技盤の前側から球戻り防止具を保持部に臨ませて、係合孔係合突部とを係合させることにより球戻り防止具を所定位置に保持し得ると共に、この状態において操作部を前側から操作して係合状態を解除することにより球戻り防止具を保持部から取外し得る。すなわち、工具を用いることなく球戻り防止具を保持部に対して着脱できるから、該球戻り防止具の着脱作業を容易に行なうことができ、廃棄時等に球戻り防止具を分別する作業効率の向上に寄与し得る。また、操作部を操作するだけで、保持部の係合孔と球戻り防止具の係合突部の係合状態を容易に解除できるから、球戻り防止具の取外し作業の容易化を図り得る。
請求項に係る遊技機における球戻り防止具の着脱構造は、前記第2の壁部(40)における発射方向側の端部には、前記本体(36)側へ延出する位置規制片(46)が形成されて、前記保持部(34)に球戻り防止具(50)を配設した際に、前記当接片部(56)における発射方向側の端部が位置規制片(46)に当接するようになっていることを要旨とする。
このように、前記保持部に球戻り防止具を配設した際に、球戻り防止具の当接片部における発射方向側の端部が、保持部に形成した位置規制片に当接することで、該球戻り防止具が発射方向へ移動して保持部から脱落するのを確実に防止し得る。
本発明に係る遊技機における球戻り防止具の着脱構造によれば、合成樹脂製の内レールに対して、金属製の球戻り防止具を容易に着脱できる。
次に、本発明に係る遊技機における球戻り防止具の着脱構造につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、実施例では、一般的なパチンコ機の遊技盤に設けた案内レールに球戻り防止具を配設する構成を例にして説明する。なお、以下の説明において、「前・後」、「左・右」とは、特に断りのない限り、図1に示すように遊技盤を正面側から見た状態を基準にして指称するものとする。
図1に示すように、実施例に係るパチンコ機の遊技盤10は、略矩形状に形成された板部材であって、図示しないパチンコ機本体に対して着脱可能に組み付けられる。前記遊技盤10の盤面(前面)の左方位置には、左方に膨出する円弧状に形成した案内レール12が配設されると共に、該盤面の右方位置には、左端縁を右方に凹む円弧状に形成した装飾飾り部材14が配設されて、該案内レール12および装飾飾り部材14により略円形の遊技領域16を画成するようになっている。そして、前記遊技盤10における遊技領域16内に多数の遊技釘(図示せず)を植設して、パチンコ球(遊技球)Bの接触により複雑な動きを付与するよう構成される。なお、前記遊技盤10の遊技領域16内には、パチンコ球Bが入賞可能な各種入賞装置や、図柄を変動表示可能な図柄表示装置等の遊技部品(何れも図示せず)が配設されて、該遊技領域16を流下するパチンコ球Bの入賞装置への入賞により所要の遊技が行なわれるようになっている。
図1に示すように、前記案内レール12は、遊技盤10の盤面における外周近傍に設けられ、帯状の金属薄板を円弧状に湾曲させた外レール20と、該外レール20の右方に離間して設けられる合成樹脂製の内レール22とから構成される。ここで、前記外レール20および内レール22は、1個のパチンコ球Bが通過し得るよう離間して遊技盤10に設けられて、該内外のレール20,22によりパチンコ球Bが通過する発射通路24を画成するようになっている。なお、図1に示すように、前記外レール20は、前記遊技盤10の左下部から前記装飾飾り部材14の上端部に接続する長尺に形成される一方、前記内レール22は装飾飾り部材14の下端部から遊技盤10の左上部まで延在する寸法に設定される。
すなわち、前記案内レール12は、図1に示すように、前記発射通路24が遊技盤10の下端部における左寄り位置で下方に開口すると共に、遊技盤10の左上部位置で遊技領域16内に開口するよう構成されて、パチンコ機本体36に配設した打球発射装置(図示せず)が打ち出したパチンコ球Bを、案内レール12の下方開口を介して発射通路24に受入れて、上方開口を介して遊技領域16内に発射するよう構成されている。なお、以下の説明において、前記発射通路24の上方開口を発射口26と指称する。また、該発射口26から遊技領域16に発射されるパチンコ球Bの方向を発射方向として、遊技領域16側を発射方向前側と指称し、発射通路24側を発射方向後側と指称するものとする。
前記内レール22は、図1または図2に示すように、前記外レール20に倣う円弧状に形成されたレール部28と、該レール部28の上端部(内レール22における発射口26側の端部)に一体形成されて金属製の球戻り防止具50(後述)を着脱可能な保持部34と、レール部28の下端部に一体形成されて遊技領域16の外側に位置する固定部30と、レール部28の下側後端部に一体形成されて遊技領域16の内側に位置し、球排出口32aを開設した平板部32とから基本的に構成されている。ここで、前記内レール22(レール部28)の後端部には、後方へ突出する位置決め突部28aが複数箇所(実施例では3箇所。但し図2には1つの位置決め突部のみ図示してある)に突設されると共に、前記保持部34および固定部30には前後に貫通する通孔30a,38aが夫々穿設されて、遊技盤10に形成した位置決め孔10aに各位置決め突部28aを挿入した状態で、各通孔30a,38aに挿通した固定ビス(図示せず)を遊技盤10に螺挿することにより、内レール22を遊技盤10の所定位置に固定している。
なお、前記遊技盤10における前記内レール22の球排出口32aと対応する位置には、前後に貫通する開口部10bが形成されており、前記各種入賞装置に入賞することなく遊技領域16の下流部に到来したパチンコ球Bを、球排出口32aを介して遊技盤10の裏側へ排出させ得るようになっている。また、前記固定部30は、上下方向・前後方向および左右方向に所要の幅寸法で形成されており、前記遊技領域16の下流部に集合するパチンコ球Bの重量および衝撃力による内レール22の損傷を防止している。また、前記レール部28の後端部には、図3〜図6に示すように、前記外レール20側に延出するフランジ28bが発射通路24を通過するパチンコ球Bに接触しない寸法で形成されて、内レール22の剛性を向上している。これにより、前記遊技領域16を流下するパチンコ球Bが、前記内レール22(レール部28)に接触した場合に、該内レール22(レール部28)に変形や損傷等の不具合が生ずるのを防止している。
図3または図4に示すように、前記保持部34は、前記外レール20に沿うよう前記レール部28の上端部に連接して延在する本体36と、該本体36に連設されて外レール20から離間する方向(すなわち遊技領域16の内側)へ延在し、遊技盤10の前面に当接する第1の壁部38と、該第1の壁部38における本体36から離間する端部に連設されて前方へ突出する第2の壁部40と、該第2の壁部40における発射方向後側の端部および本体36に夫々連設する第3の壁部42とから基本的に構成される。すなわち、前記本体36および第1〜第3の壁部38,40,42により、前方およびパチンコ球Bの発射方向前側へ開口する収容空間44を画成して、該収容空間44内に前記球戻り防止具50を取り付けるようになっている。また、前記第2の壁部40における発射方向前側の端部には、前記本体36側へ延出して、前記球戻り防止具50を位置決めする位置規制片46を形成してある。なお、前記第2の壁部40から前記位置規制片46が突出する寸法は、収容空間44の発射方向前側の開口を閉成しない範囲に設定される。
また、前記本体36における前記第2の壁部40に対向する面側(本体36の内面側)には、該第2の壁部40側に開口する係合孔(第1係合部)48が形成されると共に、該本体36の前端面には、前方および前記第2の壁部40側に開放する凹部36aが形成されている。なお、前記凹部36aの前後方向の段差寸法は、前記球戻り防止具50における操作部58(後述)の厚さ寸法に略合致するよう設定される(図5参照)。また、前記第1の壁部38には、前記固定ビスを挿通する通孔38aを穿設してある。
図3または図4に示すように、前記球戻り防止具50は、前記保持部34の収容空間44に差込まれて、該保持部34に着脱可能に取り付けられる取付部52と、該取付部52に連接して、保持部34(収容空間44)の発射方向前側の開口を介して遊技領域16内に延出する阻止片部60とから構成される。なお、前記球戻り防止具50は、1枚の薄肉金属板(例えばJIS規格の材質SUS301−CSPHの肉厚0.1mmの金属板)を打抜き折曲加工して形成されて、該球戻り防止具50の各部52,60を必要に応じて弾性変形させ得るようになっている。
前記取付部52は、図3または図4に示すように、前記保持部34の収容空間44に着脱可能に収容され、該保持部34の本体36に当接する基部54と、該基部54に連設されて保持部34の収容空間44に着脱可能に収容され、保持部34の第2の壁部40に当接する当接片部56と、基部54に形成され、前記係合孔48に対して係脱可能に係合する係合突部55と、該基部54の前端に設けられ、係合孔48と係合突部55との係合を解除させる操作部58とから基本的に構成される。ここで、前記当接片部56は、前記基部54の後端部に連設して前記保持部34の第1の壁部38に当接する第1支持面56aと、該第1支持面56aにおける基部54から離間する端部に連接して前記第2の壁部40に当接する第2支持面56bとからなる断面略L字状に形成してある。すなわち、前記取付部52は、前記基部54の前端を当接片部56(第2支持面56b)側へ近接・離間する方向へ弾性変形し得るよう構成される。そして、図5に示すように、前記球戻り防止具50(取付部52)を保持部34に取り付けた際に、前記操作部58が該保持部34の本体36に形成した前記凹部36aに臨んで、該本体36および操作部58の前面が同一面上に位置するようになっている。
また、前記当接片部56の発射方向の幅寸法は、保持部34の位置規制片46および第3の壁部42の離間寸法に略整合するよう設定される。また、前記基部54と当接片部56における第2支持面56bとの離間寸法は、前記保持部34の本体36と第2の壁部40との離間寸法と略整合するように設定されている。すなわち、前記球戻り防止具50は、前記基部54および当接片部56を前記保持部34の収容空間44に対して前方開口を介して差込みおよび抜出し可能で、該基部54および当接片部56を保持部34に差込んだ状態において、球戻り防止具50がパチンコ球Bの発射方向へ移動するのを位置規制片46で防止している。なお、基部54および当接片部56の前後方向の幅寸法は、前記保持部34の対応する本体36および第2の壁部40における前後方向の幅寸法に略整合するよう設定されて、球戻り防止具50を保持部34に配設した際に、基部54および当接片部56が保持部34の前方へ突出しないよう構成してある。
前記係合突部55は、図3に示すように、前記基部54にU字状の切れ込みを形成した部位を前記第2支持面56bから離間する方向へ折り曲げることで形成されて、前記球戻り防止具50(取付部52)を保持部34の収容空間44に取り付けた際に、該係合突部55が保持部34の係合孔48に臨んで係合するよう設定される(図5参照)。なお、前記係合突部55は、その後端部で基部54に連接するよう形成され、係合突部55と係合孔48とを係合させた状態で球戻り防止具50(取付部52)を前方へ移動する力が作用した場合であっても係合が解除されないようになっている。また、前記基部54からの係合突部55の突出寸法は、前記操作部58を当接片部56側に近接させるよう操作して基部54を弾性変形させた際に、前記係合孔48から抜け出る寸法に設定される(図6参照)。
また、前記阻止片部60は、図3に示すように、前記基部54からパチンコ球Bの発射方向前側へ向けて延出する直線部分60aの先端に、前記外レール20へ向けて湾曲する円弧部分60bを設けた帯状に形成される。そして、前記取付部52を保持部34の収容空間44に差込んだ際に、前記保持部34の発射方向前側の開口を介して阻止片部60が遊技領域16内へ延出して、該阻止片部60の円弧部分60bが前記案内レール12の発射口26を閉成するようになっている(図5〜図8参照)。すなわち、前記阻止片部60は、前記発射口26を通過したパチンコ球Bが阻止片部60に当接した場合には、その荷重や衝撃力(当接力)に対して直線部分60aや円弧部分60bが弾性変形して当接片部56と外レール20との間の隙間が拡がり、パチンコ球Bの遊技領域16内への発射が許容される(図7参照)。一方、遊技領域16内で遊技釘等に弾かれたパチンコ球Bが阻止片部60に当接した場合には、該当接片部56(円弧部分60b)は外レール20に近接する方向へ弾性変形するため、パチンコ球Bが案内レール12(発射通路26)内へ進入するのは阻止される(図8参照)。
次に、実施例の遊技機における球戻り防止具の着脱構造の作用につき説明する。
前記保持部34に球戻り防止具50を取り付けるに際しては、保持部34(収容空間44)の前方開口に球戻り防止具50の取付部52を整列させた状態で、該取付部52を保持部34(収容空間44)に差込む。このとき、取付部52の基部54に形成した係合突部55が保持部34の本体36に当接すると、該係合突部55および基部54が当接片部56に近接する方向へ弾性変形し、更に取付部52を保持部34(収容空間44)に完全に差込むと、係合突部55が本体36の係合孔48に臨んで弾性復帰し、係合突部55と係合孔48とが係合して、球戻り防止具50が保持部34に取り付けられる。
ここで、前記保持部34に球戻り防止具50を取り付けた状態では、前記係合突部55と係合孔48とが係合するから、該球戻り防止具50が前方へ移動して保持部34から抜け落ちることはない。また、前記球戻り防止具50における当接片部56の発射方向前側の端部が、保持部34の位置規制片46に当接すると共に、当接片部56の発射方向後側の端部が、保持部34の第3の壁部42に当接するから、球戻り防止具50が発射方向の前後へ移動するのは防止される。従って、パチンコ球Bの発射時に、球戻り防止具50の阻止片部60にパチンコ球Bが接触して球戻り防止具50を発射方向前側へ引っ張る力が作用した場合や、遊技領域16内のパチンコ球Bが阻止片部60に接触して球戻り防止具50を発射方向後側へ押下げる力が作用した場合であっても、球戻り防止具50を確実に所定位置に保持することができる。すなわち、前記球戻り防止具50を所定位置に保持することで、該球戻り防止具50に所定の機能を発揮させることができ、遊技領域16から案内レール12へパチンコ球Bが進入するのを阻止することが可能である。
一方、前記球戻り防止具50を保持部34から取り外すに際しては、球戻り防止具50の操作部58を当接片部56に近接させて基部54を弾性変形させ、前記係合突部55と係合孔48との係合を解除したもとで、操作部58を指先で摘んで前方へ抜出すことで球戻り防止具50が保持部34(収容空間44)から取り外される。このように、球戻り防止具50を保持部34に対して工具を用いることなく着脱できるから、該球戻り防止具50の着脱作業を容易に行なうことができ、廃棄時等に球戻り防止具50を分別する作業効率の向上に寄与し得る。
また、前記保持部34に球戻り防止具50を取り付けた状態では、該球戻り防止具50に設けた操作部58が保持部34(本体36)に設けた凹部36aに臨む。ここで、前記凹部36aの前後方向の段差寸法と、球戻り防止具50の厚さ寸法とを同程度に設定してあるから、前記保持部34(本体36)と操作部58の前面が略同一面上に位置する。従って、球戻り防止具50を保持部34に保持した状態で内レール22を取り扱った場合に、前記操作部58が他部材等に引っ掛かる等の不具合が生ずるのを防止できる。また、球戻り防止具50を取り外すに際しては、作業者が保持部34(本体36)の前面を指でなぞるだけで操作部58に手指を掛けることができるから、該操作部58を操作する際に不都合が生ずることはなく、球戻り防止具50の取外しを容易に行なうことができる。なお、前記保持部34に球戻り防止具50を取り付けた状態において、前記操作部58が保持部34(本体36)の凹部36aに臨むことで、球戻り防止具50を発射方向前側あるいは後側へ移動させる力が作用した場合であっても、該操作部58が凹部36aの周縁に係合することで、該球戻り防止具50の移動をより確実に阻止し得る。
なお、実施例では、前記保持部34を内レール22に一体形成してあるから、該保持部34を別途作製して内レール22に取り付ける構成に較べて、組み付け作業や部品点数を削減してコストの低減を図り得る。更に、前記内レール22には、固定部30および球排出口32aを開設した平板部32の夫々を一体形成してあるから、組み付け作業や部品点数を削減してコストの低減を図り得る。
〔変更例〕
なお、遊技機における球戻り防止具の着脱構造としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である
実施例では、前記保持部に、位置規制片および第3の壁部の夫々を形成して、球戻り防止具の発射方向の前後への移動を防止するよう構成したが、保持部の構成としては、外レールに沿うよう内レールに連接して延在する本体と、本体に連設されて外レールから離間する方向へ延在し、遊技盤の前面に当接する第1の壁部と、第1の壁部における本体から離間する端部に形成されて前方へ突出する第2の壁部と、本体または第2の壁部の内面側に設けられる第1係合部とを少なくとも備えるようにすればよい。すなわち、前記第1および第2係合部の係合状態によって、球戻り防止具の発射方向の前後への移動を防止できる場合には、前記位置規制片および第3の壁部の何れか一方または両方を省略することも可能である。
また実施例では、保持部の本体に形成した凹部の前後方向の段差寸法を、球戻り防止具の操作部の厚み寸法に略合致するよう構成したが、これに限られるものではない。すなわち、凹部の前後方向の段差寸法を球戻り防止具の操作部の厚み寸法より大きく設定すれば、操作部が本体から突出するのを防止でき、また凹部の前後方向の段差寸法を球戻り防止具の操作部の厚み寸法より小さく設定すれば、操作部が本体から突出して作業者の手指をより容易に操作部に掛け得る利点がある。
実施例では、パチンコ機の遊技盤に配設した内レールに形成した保持部に球戻り防止具を着脱する構成を例示したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機等であってもよく、外レールと合成樹脂製の内レールとからなる案内レールを遊技盤の前面に配設して、該案内レールを通過した遊技球を遊技領域へ発射すると共に、前記内レールにおける発射口側の端部に設けた保持部に金属製の球戻り防止具を配設して、遊技領域へ発射された遊技球が案内レールへ戻るのを防止するよう構成した遊技機に対して好適に採用し得る。
また、本発明に係る遊技機における球戻り防止具の着脱構造の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
請求項1〜3の何れかに記載の遊技機における球戻り防止具の着脱構造に関し、前記第2の壁部(40)における発射方向後側の端部には、前記本体(36)に連設する第3の壁部(42)が設けられ、前記保持部(34)に球戻り防止具(50)を配設した際に、前記当接片部(56)における発射方向後側の端部が第3の壁部(42)に当接するよう構成する。
このように、前記保持部に球戻り防止具を配設した際に、保持部に形成した第3の壁部に、球戻り防止具の当接片部における発射方向後側の端部が当接することで、該球戻り防止具を所定位置に確実に保持することができる。
本発明の実施例に係る遊技盤を、内レールに球戻り防止具を取り付けた状態で示す正面図である。 実施例に係る遊技盤を、外レールを省略すると共に内レールを取り外した状態で示す分解斜視図である。 実施例に係る内レールにおける保持部から球戻り防止具を取り外した状態を示す分解斜視図である。 実施例に係る内レールにおける保持部に球戻り防止具を取り付けた状態を拡大して示す正面図である。 実施例に係る保持部に球戻り防止具を取り付けた状態を示す図8のA−A線断面図である。 実施例に係る保持部の係合孔と球戻り防止具の係合突部との係合を解除した状態を示す図8のA−A線断面図である。 実施例に係る球戻り防止具と、発射されたパチンコ球との関係を示す概略説明図であって、(a)はパチンコ球が球戻り防止具の阻止片部に接触した状態を示し、(b)は阻止片部の弾性変形によりパチンコ球が遊技領域に発射された状態を示す。 実施例に係る球戻り防止具により遊技領域から発射通路へパチンコ球が進入するのを阻止する状態を示す概略説明図であって、(a)は遊技領域内のパチンコ球が球戻り防止具の阻止片部に接触した状態を示し、(b)は発射通路に進入することなくパチンコ球が落下する状態を示す。
符号の説明
10 遊技盤
12 案内レール
16 遊技領域
20 外レール
22 内レール
26 発射口
34 保持部
36 本体
36a 凹部
38 第1の壁部
40 第2の壁部
42 第3の壁部
46 位置規制片
48 係合孔
50 球戻り防止具
54 基部
55 係合突部
56 当接片部
56a 第1支持面
56b 第2支持面
58 操作部
60 阻止片部
B パチンコ球(遊技球)

Claims (2)

  1. 外レールと合成樹脂製の内レールとからなる案内レールを遊技盤の前面に配設して、該案内レールを通過した遊技球を遊技領域へ発射すると共に、前記内レールにおける発射口側の端部に設けた保持部に金属製の球戻り防止具を配設して、遊技領域へ発射された遊技球が案内レールへ戻るのを防止するよう構成した遊技機において、
    前記保持部は、前記外レールに沿うよう前記内レールに連接して延在する本体と、前記本体に連設されて前記外レールから離間する方向へ延在し、前記遊技盤の前面に当接する第1の壁部と、前記第1の壁部における本体から離間する端部に形成されて前方へ突出する第2の壁部と、前記本体の内面側に設けられる係合孔とから、前方および遊技球の発射方向へ開口するよう構成されると共に、前記本体の前端面に前方および前記第2の壁部側に開放する凹部が形成され、
    前記球戻り防止具は、前記本体および第2の壁部の間に収容され、該本体に当接する基部と、前記基部に連設されて前記保持部の発射方向の開口から前記遊技領域に延在し、弾性変形することで前記案内レールから遊技領域への遊技球の発射を許容する一方、該遊技領域から案内レールへの遊技球の進入を阻止する阻止片部と、前記基部の後端部に連設されて前記第1の壁部に当接する第1支持面および該第1支持面における基部から離間する端部に連接して前記第2の壁部に当接する第2支持面からなり、前記本体および第2の壁部の間に収容される当接片部と、後端部が連接するよう前記基部に切れ込み形成した切片を、前端に向かうにつれて前記第2支持面から離間する方向へ突出するよう折り曲げて形成され、前記係合孔に対して係脱可能に係合する係合突部と、前記係合突部を形成した基部の前端に設けられて、第2支持面から離間する方向へ延出して前記保持部の凹部に臨む操作部とから構成されるよう1枚の金属板を折曲加工して形成されると共に、前記操作部を当接片部に近接するよう操作した際に、前記基部が当接片部側へ弾性変形するよう構成され、
    前記本体と第2の壁部との間に前記基部および当接片部を差込むことで、前記係合孔と係合突部とが係合して前記球戻り防止具が前記保持部に保持されると共に、該球戻り防止具を保持部に取り付けた状態で、前記凹部に臨んだ操作部が凹部の周縁に係合すると共に、操作部の前面が前記本体の前面と略同一面上に位置するよう構成され、
    前記操作部を当接片部に近接するよう操作して前記基部を当接片部側へ弾性変形させることで、前記係合孔と係合突部との係合が解除されて、前記保持部から球戻り防止具を取外し得るよう構成された
    ことを特徴とする遊技機における球戻り防止具の着脱構造。
  2. 前記第2の壁部における発射方向側の端部には、前記本体側へ延出する位置規制片が形成されて、前記保持部に球戻り防止具を配設した際に、前記当接片部における発射方向側の端部が位置規制片に当接するようになっている請求項1記載の遊技機における球戻り防止具の着脱構造。
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