JP2003251818A - ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置

Info

Publication number
JP2003251818A
JP2003251818A JP2002058584A JP2002058584A JP2003251818A JP 2003251818 A JP2003251818 A JP 2003251818A JP 2002058584 A JP2002058584 A JP 2002058584A JP 2002058584 A JP2002058584 A JP 2002058584A JP 2003251818 A JP2003251818 A JP 2003251818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
head
pressurizing
head unit
liquid chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002058584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahira
博幸 高平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SII Printek Inc
Original Assignee
SII Printek Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SII Printek Inc filed Critical SII Printek Inc
Priority to JP2002058584A priority Critical patent/JP2003251818A/ja
Publication of JP2003251818A publication Critical patent/JP2003251818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ると共にノズル開口のメニスカス
の破壊を防止して確実なインクの充填及びクリーニング
動作を行うことができるヘッドユニット及びインクジェ
ット式記録装置を提供する。 【解決手段】 圧電セラミックプレートに形成された溝
の側壁に設けられた電極に駆動電圧を印加することによ
り当該溝内の容積を変化させてその内部に充填されたイ
ンクをノズル開口から吐出するインクジェットヘッド4
0と、該インクジェットヘッド40を搭載すると共にイ
ンクを収容したインクカートリッジ20が一体又は着脱
自在に保持されたヘッドホルダ30とを具備するヘッド
ユニット10において、前記インクカートリッジ20内
のインクを加圧して前記インクジェットヘッド40の前
記ノズル開口からインクを吐出させる加圧手段60を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プリン
タ、ファックスなどに適用されるインクジェットヘッド
を具備するヘッドユニット及びインクジェット式記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のノズルからインクを吐
出するインクジェットヘッドを用いて被記録媒体に文字
や画像を記録するインクジェット式記録装置が知られて
いる。かかるインクジェット式記録装置では、被記録媒
体に対向するインクジェットヘッドはインクを保持する
インクカートリッジと共にヘッドホルダに搭載されてヘ
ッドユニットを構成し、ヘッドユニットはキャリッジに
搭載されて被記録媒体の搬送方向とは直交する方向に走
査される。
【0003】このような、ヘッドユニットを構成するイ
ンクジェットヘッドのヘッドチップの一例の分解斜視図
を図10に、また、要部断面を図11に示す。図10及
び図11に示すように、圧電セラミックプレート101
には、複数の溝102が並設され、各溝102は、側壁
103で分離されている。各溝102の長手方向一端部
は圧電セラミックプレート101の一端面まで延設され
ており、他端部は、他端面までは延びておらず、深さが
徐々に浅くなっている。また、各溝102内の両側壁1
03の開口側表面には、長手方向に亘って、駆動電界印
加用の電極105が形成されている。
【0004】圧電セラミックプレート101の溝102
の開口側には、カバープレート107が接着剤109を
介して接合されている。カバープレート107には、各
溝102の浅くなった他端部と連通する凹部となるイン
ク室111と、このインク室111の底部から溝102
とは反対方向に貫通するインク供給口112とを有す
る。
【0005】また、圧電セラミックプレート101とカ
バープレート107との接合体の溝102が開口してい
る端面には、ノズルプレート115が接合されており、
ノズルプレート115の各溝102に対向する位置には
ノズル開口117が形成されている。
【0006】なお、圧電セラミックプレート101のノ
ズルプレート115とは反対側でカバープレート107
とは反対側の面には、配線基板120が固着されてい
る。配線基板120には、各電極105とボンディング
ワイヤ121等で接続された配線122が形成され、こ
の配線122を介して電極105に駆動電圧を印加でき
るようになっている。
【0007】このように構成されるヘッドチップでは、
インク供給口112から各溝102内にインクを充填
し、所定の溝102の両側の側壁103に電極105を
介して所定の駆動電界を作用させると、側壁103が変
形して所定の溝102内の容積が変化し、これにより、
溝102内のインクがノズル開口117から吐出する。
【0008】例えば、図12に示すように、溝102a
に対応するノズル開口117からインクを吐出する場合
には、その溝102a内の電極105a,105bに正
の駆動電圧を印加すると共にそれぞれに対向する電極1
05c,105dを接地するようにする。これにより、
側壁103a,103bには溝102aに向かう方向の
駆動電界が作用し、これが圧電セラミックプレート10
1の分極方向と直交すれば、圧電厚みすべり効果により
側壁103a,103bが溝102a方向に変形し、溝
102a内の容積が減少して圧力が増加し、ノズル開口
117からインクが吐出する。
【0009】このようなヘッドチップは、図示しないベ
ースプレート、ヘッドカバー及び集積回路などの駆動回
路が接合されてインクジェットヘッドを構成し、インク
ジェットヘッドは、インクを保持したインクカートリッ
ジと共にヘッドホルダに搭載されてヘッドユニットを構
成している。このヘッドユニットがインクジェット式記
録装置のキャリッジに搭載され使用される。この使用態
様の一例の概略を図13に示す。
【0010】図13に示すように、キャリッジ161
は、一対のガイドレール162a及び162b上に軸方
向に移動自在に搭載されており、ガイドレール162の
一端側に設けられてキャリッジ駆動モータ163に連結
されたプーリ164aと、他端側に設けられたプーリ1
64bとに掛け渡されたタイミングベルト165を介し
て搬送される。キャリッジ161の搬送方向と直交する
方向の両側には、ガイドレール162a及び162bに
沿ってそれぞれ一対の搬送ローラ166及び167が設
けられている。これらの搬送ローラ166及び167
は、キャリッジ161の下方に当該キャリッジ161の
搬送方向とは直交する方向に被記録媒体Sを搬送するも
のである。なお、このキャリッジ161上には、ヘッド
ユニット140が搭載される。
【0011】このようなインクジェット式記録装置によ
ると、被記録媒体Sを送りつつキャリッジ161をその
送り方向とは直交方向に走査することにより、インクジ
ェットヘッドによって被記録媒体S上に文字及び画像を
記録することができる。
【0012】また、このようなヘッドユニット140
は、起動時、印刷開始前、または所定の時間をおいて定
期的に、ヘッドチップ内にインクを充填したり、ノズル
開口117等の目づまりを防止するために、吸引作業等
を行わなければならならない。従って、キャリッジ16
1のホームポジションとなる待機位置には、ヘッドユニ
ット140のヘッドチップの先端を封止するキャップ部
材171とポンプなどの吸引装置172とを具備する吸
引手段170が設けられている。
【0013】かかる吸引手段170は、キャリッジ16
1と共に待機位置に移動したヘッドユニット140のヘ
ッドチップ先端をキャップ171で封止して所定のタイ
ミングで、吸引装置172によりノズル開口117から
インクを吸引し、吸引した廃インクは、廃インクパイプ
173を介して、インクジェット式記録装置の筐体内に
設けられた廃インク吸収シート180に吸収させて廃棄
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】しかしながら、上述した
吸引手段を用いてインクジェットヘッドのノズル開口か
らインクを吸引すると、吸引後にキャップを外した際に
大気開放され、ノズル開口内に大気が入り込みノズル開
口に形成されたインクのメニスカスが破壊されて吐出不
良等が発生するという問題がある。
【0015】また、近年、印刷品質の向上に伴い、ノズ
ル開口数が増加しているが、ノズル開口数の増加によっ
てキャップサイズも大きくしなくてはならず、キャップ
内で機密性を確保するのが困難であるという問題があ
る。
【0016】さらに、粘度の高いインクを用いた場合、
吸引装置には大きな吸引力が必要となるが、微少径のノ
ズル開口から大きな吸引力で吸引するのは困難であり、
インクジェットヘッドへの確実なインクの充填及びクリ
ーニング動作を行わせることができないという問題があ
る。
【0017】また、キャップサイズの大型化や吸引力を
増加させるために吸引装置の大型化などによって、吸引
手段が大型化してしまい、インクジェット式記録装置が
大型化してしまうという問題がある。
【0018】本発明は、このような事情に鑑み、小型化
を図ると共にノズル開口のメニスカスの破壊を防止して
確実なインクの充填及びクリーニング動作を行うことが
できるヘッドユニット及びインクジェット式記録装置を
提供することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、圧電セラミックプレートに形成され
た溝の側壁に設けられた電極に駆動電圧を印加すること
により当該溝内の容積を変化させてその内部に充填され
たインクをノズル開口から吐出するインクジェットヘッ
ドと、該インクジェットヘッドを搭載すると共にインク
を収容したインクカートリッジが一体又は着脱自在に保
持されたヘッドホルダとを具備するヘッドユニットにお
いて、前記インクカートリッジ内のインクを加圧して前
記インクジェットヘッドの前記ノズル開口からインクを
吐出させる加圧手段が設けられていることを特徴とする
ヘッドユニットにある。
【0020】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記インクカートリッジには、インクを貯留する液
室と、該液室に連通して前記溝内のインクに負圧を発生
させるインク吸収体を保持すると共に外部に連通して大
気を開放する大気開放孔が設けられた負圧発生室とを具
備することを特徴とするヘッドユニットにある。
【0021】本発明の第3の態様は、第2の態様におい
て、前記液室が密封されており、前記加圧手段が前記大
気開放孔から加圧することを特徴とするヘッドユニット
にある。
【0022】本発明の第4の態様は、第2の態様におい
て、前記加圧手段が前記液室を加圧すると共に前記液室
には前記加圧手段の加圧時のみ開口し、非加圧時には当
該液室を密封する加圧弁が設けられており、前記加圧手
段は前記液室の加圧時にのみ前記大気開放孔を密封する
密封栓を具備することを特徴とするヘッドユニットにあ
る。
【0023】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様のヘッドユニットを具備することを特徴とするイ
ンクジェット式記録装置にある。
【0024】かかる本発明では、ヘッドユニットのイン
クを保持したインクカートリッジ内のインクを加圧手段
によって、インクジェットヘッド内に高圧力で充填する
ことができ、ノズル開口のメニスカスの破壊を防止する
と共に確実なインクの充填及びクリーニング動作を行わ
せることができる。また、加圧手段によって加圧するた
め、インクの吸引に必要なキャップ部材や吸引装置など
の吸引手段を設ける必要が無く小型化を図ることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0026】(実施形態1)図1は、ヘッドユニットの
斜視図であり、図2は、ヘッドホルダの斜視図及びヘッ
ドユニットの分解斜視図であり、図3は、インクカート
リッジの斜視図であり、図4は、インクカートリッジの
断面図である。
【0027】図1に示すように、本実施形態のヘッドユ
ニット10は、複数色のインクを収容したインクカート
リッジ20と、このインクカートリッジ20を着脱自在
に保持するヘッドホルダ30と、このヘッドホルダ30
の側面に固定されてインクを吐出するインクジェットヘ
ッド40と、インクカートリッジ20内のインクを加圧
する加圧手段60とを有する。
【0028】ヘッドホルダ30は、一方面が開口した略
箱形形状をなし、インクカートリッジ20が着脱自在に
保持可能なものである。また、底壁上面には、インクカ
ートリッジ20の底部に形成された開口部であるインク
供給口と連結する連結部31が設けられている。連結部
31は、例えば、ブラック(B)、イエロー(Y)、マ
ゼンダ(M)、シアン(C)の各色のインク毎に設けら
れている。連結部31内には図示しないインク流路が形
成され、その開口となる連結部31の先端には、フィル
タ32が設けられている。また、連結部31内に形成さ
れたインク流路は底壁の裏面側まで連通して形成され、
各インク流路は、ヘッドホルダ30の裏面側に設けられ
た流路基板33内の図示しないインク流路を介して流路
基板33の側壁に開口するヘッド連結口34に連通す
る。このヘッド連結口34はヘッドホルダ30の側面側
に開口し、当該側壁の底部には、インクジェットヘッド
40を保持するインクジェットヘッド保持部35が設け
られている。
【0029】このようなヘッドホルダ30に着脱自在に
保持される本実施形態のインクカートリッジ20は、図
3及び図4に示すように、上部が開口されたタンク本体
21と、タンク本体21の上部開口を塞ぐ蓋部材22と
を具備する。
【0030】タンク本体21には、ブラック(B)、イ
エロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の
インクに対応したグループに分かれており、各色のイン
ク毎にインクを吸収するインク吸収体23を内蔵してイ
ンクジェットヘッド40にインクを供給する負圧発生室
24と、所定量のインクを貯留する液室25とが隔壁2
6により区画されてそれぞれ並設されている。この負圧
発生室24と液室25とは、隔壁26に形成された貫通
孔である連通孔27を介して相互に連通している。
【0031】負圧発生室24の底面には、ヘッドホルダ
30の底面に設けられた連結部31に連結されてインク
ジェットヘッド40にインクを供給するインク供給口2
8が設けられており、負圧発生室24内のインクは、イ
ンク供給口28及び連結部31を介してインクジェット
ヘッド40に充填される。
【0032】また、負圧発生室24に内蔵されるインク
吸収体23は、例えば、発泡ポリウレタン等の多孔質吸
収体が挙げられる。なお、インク吸収体23は、吸収率
の異なる部材を複数積層するようにしたものとしてもよ
い。
【0033】このようなインク吸収体23には、液室2
5に保持されたインクが常に所定量吸収保持されるよう
に、液室25から連通孔27を介して負圧発生室24に
供給されるようになっている。
【0034】一方、蓋部材22は、タンク本体21の負
圧発生室24及び液室25の上部開口を塞いでこれらを
密封するものであり、本実施形態では、各負圧発生室2
4に対向する領域には、それぞれ負圧発生室24と外部
とを連通して大気を開放する大気開放孔29が設けられ
ている。
【0035】また、加圧手段60は、ヘッドユニット1
0の起動時、印刷開始前、または所定の時間をおいて定
期的に、インクジェットヘッド40内にインクを充填し
たり、ノズル開口等の目づまりを防止するために、イン
クカートリッジ20内のインクを加圧してインクジェッ
トヘッド40のノズル開口からインクを吐出させるもの
であり、空気ポンプ等からなる加圧装置61と、大気開
放孔29に接続された加圧部62と、一端が加圧装置6
1に接続されると共に他端が加圧部62に接続された加
圧パイプ63とを具備する。
【0036】加圧部62は、並接された大気開放孔29
を覆うように蓋部材22に当接することで大気開放孔2
9に接続されている。
【0037】この加圧手段60は、加圧装置61によっ
て加圧パイプ63を介して加圧部62の接続された大気
開放孔29から負圧発生室24内に保持されたインクを
加圧して、インクジェットヘッド40のノズル開口から
インクを吐出させる。
【0038】このような加圧手段60による負圧発生室
24内のインクの加圧は、上述のように起動時、印刷開
始前、または所定の時間をおいて定期的に行われ、印刷
時には大気開放孔29から大気を開放させてインクジェ
ットヘッド40内に負圧を発生させるようになってい
る。
【0039】このため、加圧手段60は、インクジェッ
トヘッド40がインクジェット式記録装置に搭載された
際に、ホームポジションでのみ、大気開放孔29に加圧
部62が接続されるようにしてもよく、常時、大気開放
孔29に加圧部62を接続させて、加圧動作と大気開放
動作とを所定のタイミングで交互に行うようにしてもよ
い。
【0040】このように、インクカートリッジ20側か
ら加圧手段60によって加圧することによって、インク
ジェットヘッド40内のインクを高圧力で加圧すること
ができ、インクを確実にノズル開口から吐出させて、イ
ンクジェットヘッド40へのインクの充填及びクリーニ
ング動作を確実に行うことができる。
【0041】また、加圧手段60によってインクカート
リッジ20内のインクを加圧するため、ノズル開口数に
拘わらず高圧力でインクジェットヘッド40内を加圧す
ることができ、大型化したインクジェットヘッド40で
あっても確実にインクの充填及びクリーニング動作を行
うことができる。
【0042】さらに、加圧手段60によってインクジェ
ットヘッド40内に高圧力を印加することができるた
め、インクジェットヘッド40のノズル開口に当接する
キャップや吸引装置などの吸引手段を設ける必要がな
く、小型化を図ることができると共に吸引による充填の
場合のキャップ解放時によるノズル開口のメニスカスの
破壊を確実に防止することができる。
【0043】以下に、本実施形態のヘッドホルダ30に
保持されるインクジェットヘッド40について詳細に説
明する。なお、図5は、インクジェットヘッドの分解斜
視図であり、図6は、ヘッドチップの分解斜視図であ
り、図7は、インクジェットヘッドの組み立て工程を示
す概略斜視図である。
【0044】インクジェットヘッド40は、図5に示す
ように、ヘッドチップ41と、このヘッドチップ41の
一方面側に設けられるベースプレート42と、ヘッドチ
ップ41の他方面側に設けられるヘッドカバー43とを
有する。
【0045】ここで、ヘッドチップ41について詳しく
説明する。図6に示すように、ヘッドチップ41を構成
する圧電セラミックプレート44には、複数の溝45が
並設され、各溝45は、側壁46で分離されている。各
溝45の長手方向一端部は圧電セラミックプレート44
の一端面まで延設されており、他端部は、他端面までは
延びておらず、深さが徐々に浅くなっている。また、各
溝45内の両側壁46の開口側表面には、長手方向に亘
って、駆動電界印加用の電極47が形成されている。
【0046】ここで、圧電セラミックプレート44に形
成される各溝45は、例えば、円盤状のダイスカッター
により形成され、深さが徐々に浅くなった部分は、ダイ
スカッターの形状を利用して形成される。また、各溝4
5内に形成される電極47は、例えば、公知の斜め方向
からの蒸着により形成される。
【0047】圧電セラミックプレート44の溝45の開
口側には、インク室プレート48が接合されている。イ
ンク室プレート48には、各溝45の浅くなった他端部
と連通する凹部となるインク室49と、このインク室4
9の底部から溝45とは反対方向に貫通するインク供給
口50とを有する。
【0048】ここで、本実施形態では、各溝45は、イ
ンクカートリッジ20に保持されたブラック(B)、イ
エロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の
インクに対応したグループに分かれており、インク室4
9及びインク供給口50は、それぞれ4つずつ設けられ
ている。
【0049】なお、インク室プレート48は、セラミッ
クプレート、金属プレートなどで形成することができる
が、圧電セラミックプレート44との接合後の変形等を
考えると、熱膨張率の近似したセラミックプレートを用
いるのが好ましい。
【0050】また、圧電セラミックプレート44とイン
ク室プレート48との接合体の溝45が開口している端
面には、ノズルプレート51が接合されており、ノズル
プレート51の各溝45に対向する位置にはノズル開口
52が形成されている。
【0051】本実施形態では、ノズルプレート51は、
圧電セラミックプレート44とインク室プレート48と
の接合体の溝45が開口している端面の面積よりも大き
くなっている。このノズルプレート51は、ポリイミド
フィルムなどに、例えば、エキシマレーザ装置を用いて
ノズル開口52を形成したものである。また、図示しな
いが、ノズルプレート51の被印刷物に対向する面に
は、インクの付着等を防止するために撥水性を有する撥
水膜が設けられている。
【0052】なお、本実施形態では、圧電セラミックプ
レート44とインク室プレート48との接合体の溝45
が開口している端部の周囲には、ノズル支持プレート5
3が配置されている。このノズル支持プレート53は、
ノズルプレート51の接合体端面の外側と接合されて、
ノズルプレート51を安定して保持するためのものであ
る。勿論、このノズル支持プレート53は設けなくても
よい。
【0053】このような構成のヘッドチップ41は、ま
ず、圧電セラミックプレート44とインク室プレート4
8とを接合し、その接合体の端面にノズルプレート51
を接合する。次いで、ノズルプレート51の外側面、及
び圧電セラミックプレート44とインク室プレート48
との接合体にノズル支持プレート53を嵌合接着するこ
とにより形成される。
【0054】また、図5及び図7に示すように、本実施
形態のインクジェットヘッド40は、ヘッドチップ41
を構成する圧電セラミックプレート44のノズル開口5
2側とは反対側の端部には電極47に接続される図示し
ない配線パターンが形成されており、この配線パターン
には異方性導電膜59を介してフレキシブルケーブル5
5が接合される。また、圧電セラミックプレート44と
インク室プレート48との接合体のノズル支持プレート
53の後端側には、圧電セラミックプレート44側のア
ルミニウム製のベースプレート42と、インク室プレー
ト48側のヘッドカバー43とが組み付けられる。ベー
スプレート42とヘッドカバー43とは、ベースプレー
ト42の係止孔42aにヘッドカバー43の係止シャフ
ト43aを係合することにより固定され、両者で圧電セ
ラミックプレート44とインク室プレート48との接合
体を挟持する。ヘッドカバー43には、インク室プレー
ト48のインク供給口50のそれぞれに連通するインク
導入路56が設けられている。
【0055】また、図7(a)に示すように、圧電セラ
ミックプレート44の後端側に突出したベースプレート
42上には配線基板57が固着される。ここで、配線基
板57上にはヘッドチップ41を駆動するための集積回
路などの駆動回路58が搭載され、駆動回路58とフレ
キシブルケーブル55とが異方性導電膜59を介して接
続される。これにより、図7(b)のインクジェットヘ
ッド40が完成する。
【0056】このようなインクジェットヘッド40で
は、インク導入路56を介してインク供給口50から各
溝45内にインクを充填し、駆動回路58によって所定
の溝45の両側の側壁46に電極47を介して所定の駆
動電界を作用させることにより、側壁46が変形して所
定の溝45の内の容積が変化し、溝45内のインクがノ
ズル開口52から吐出する。
【0057】このような、インクジェットヘッド40
は、ヘッドホルダ30に固定されてヘッドユニット10
が形成されている。
【0058】詳しくは、図2に示すように、インクジェ
ットヘッド保持部35は、インクジェットヘッド40の
配線基板57上に設けられた駆動回路58を包囲する略
コ字状に立設された包囲壁36と、包囲壁36内にあっ
てインクジェットヘッド40のベースプレート42及び
配線基板57に設けられた係止孔40aと係合する係合
シャフト37が立設されている。
【0059】従って、このインクジェットヘッド保持部
35にインクジェットヘッド40を搭載してヘッドユニ
ット10が完成する。このとき、ヘッドカバー43に形
成されたインク導入路56が流路基板33のヘッド連結
口34に連結される。これにより、ヘッドホルダ30の
連結部31を介してインクカートリッジ20から導入さ
れたインクは、流路基板33内のインク流路を通ってイ
ンクジェットヘッド40のインク導入路56に導入さ
れ、インク室49及び溝45内に充填される。
【0060】また、このようなヘッドユニット10は、
インクジェット式記録装置に搭載される。
【0061】ここで、インクジェット式記録装置につい
て説明する。なお、図8は、インクジェット式記録装置
の概略斜視図である。
【0062】図8に示すように、本実施形態のインクジ
ェット式記録装置70は、インクを吐出させるヘッドユ
ニット10がキャリッジ71上に固定されており、キャ
リッジ71は一対のガイドレール72a、72b上に軸
方向に移動自在に搭載されている。
【0063】また、ガイドレール72a、72bの一端
側には駆動モータ73が設けられており、この駆動モー
タ73による駆動力が、当該駆動モータ73に連結され
たプーリ74aと、ガイドレール72a、72bの他端
側に設けられたプーリ74bとの間に掛け渡されたタイ
ミングベルト75に沿って移動されるようになってい
る。
【0064】さらに、キャリッジ71の搬送方向と直交
する方向の両端部側には、ガイドレール72a、72b
に沿ってそれぞれ一対の搬送ローラ76、77が設けら
れている。これらの搬送ローラ76、77は、キャリッ
ジ71の下方に当該キャリッジ71の搬送方向とは直交
する方向に被記録媒体Sを搬送するものである。
【0065】そして、これら搬送ローラ76、77によ
って被記録媒体Sを送りつつキャリッジ71をその送り
方向とは直交方向に走査することにより、ヘッドユニッ
ト10によって被記録媒体S上に文字及び画像等が記録
される。
【0066】また、インクジェット式記録装置70に
は、加圧手段60が固定されており、この加圧手段60
の加圧部62は、キャリッジ71がホームポジション等
に移動した際にインクカートリッジ20の大気開放孔2
9に接続されるようになっている。
【0067】これにより、ヘッドユニット10がホーム
ポジションに移動した際に、加圧手段60によってヘッ
ドユニット10のインクジェットヘッド40内のインク
を高圧力で加圧することができる。
【0068】(実施形態2)図9は、インクカートリッ
ジの断面図である。
【0069】図9に示すように、実施形態2のインクカ
ートリッジ20Aは、負圧発生室24と液室25とを具
備し、加圧手段60Aは液室25内に保持されたインク
を加圧する以外、上述した実施形態1と同様である。
【0070】詳しくは、インクカートリッジ20Aは、
負圧発生室24及び液室25が隔壁26によって区画さ
れたタンク本体21と、負圧発生室24及び液室25の
上面に設けられた蓋部材22Aとを具備し、蓋部材22
Aの負圧発生室24に対向する領域には大気開放孔29
が設けられている。
【0071】また、蓋部材22Aの液室25に対向する
領域には加圧手段60Aによって加圧する際のみに開口
する加圧弁80が設けられている。
【0072】加圧弁80は、蓋部材22Aの各液室25
に対向する領域に貫通して形成された加圧用開口81
と、加圧用開口81を開閉する弁部82と、弁部82を
加圧用開口81に向かって付勢保持する保持部83とを
具備する。
【0073】弁部82は、円柱形状を有し、その先端部
側の外径が大径となるように形成されることで外径差に
よって段差部84が形成されており、大径で形成された
先端部の側面は、外径が先端側に向かって漸小するテー
パ面85で形成されている。
【0074】このテーパ面85を加圧用開口81の開口
縁部に所定の圧力で押圧することで、加圧用開口81を
塞いで密封することができる。
【0075】また、保持部83は、弁部82の基端部側
を挿入可能な挿入孔86を有し、挿入孔86に挿入され
た弁部82は軸方向に移動自在に保持されている。
【0076】さらに、弁部82の外周には、圧縮バネ等
の付勢ばね87が設けられており、付勢ばね87の一端
が弁部82の外周に設けられた段差部84に当接し、他
端が保持部83の挿入孔86の開口面に当接することで
弁部82は、加圧用開口81に向かって所定の圧力で付
勢されている。
【0077】一方、加圧手段60Aは、空気ポンプ等の
加圧装置61と、一端が加圧装置61に接続され、他端
が加圧用開口81に接続される加圧部62と、加圧装置
61及び加圧部62を接続する加圧パイプ63と、加圧
手段60Aによって液室25内のインクを加圧する際
に、大気開放孔29を塞いで負圧発生室24を密封する
密封栓64とを有する。
【0078】加圧部62は、上述した実施形態1と同様
に、液室25内のインクを加圧する際のみに加圧用開口
81に接続されるようにしてもよく、加圧用開口81に
常に接続されて、加圧動作及び大気開放動作を行わせる
ようにしてもよい。
【0079】また、密封栓64は、加圧装置61による
加圧時にのみ大気開放孔29を塞いで負圧発生室24を
密封するようになっており、これにより、液室25内の
インクを加圧した際に、圧力が大気開放孔29から漏れ
るのを防止している。
【0080】このような加圧手段60Aによって液室2
5内のインクを加圧すると、加圧手段60Aによる加圧
によって弁部82が付勢ばね87の付勢力に抗して移動
し、弁部82のテーパ面85が加圧用開口81から離れ
ることで、加圧用開口81を開口し、液室25内のイン
クを加圧することができる。このとき、密封栓64は大
気開放孔29を密封することで、圧力が大気開放孔29
から漏れるのを防止して、インクジェットヘッド40内
に高圧力を印加することができる。
【0081】また、加圧手段60Aによる加圧が終わる
と、弁部82は、付勢ばね87の付勢力により、テーパ
面85を加圧用開口81の開口縁部に当接させて液室2
5を密封するようになっている。このとき、同時に密封
栓64が大気開放孔29の密封を解除して大気を開放す
ることで、インクジェットヘッド40内に負圧を発生さ
せることができる。
【0082】このような構成としても、上述した実施形
態1と同様に、インクカートリッジ20A内のインクを
加圧手段60Aによって加圧することで、インクジェッ
トヘッド40内のインクを高圧力で加圧することがで
き、インクを確実にノズル開口から吐出させて、インク
ジェットヘッド40へのインク充填及びクリーニング動
作を確実に行うことができる。
【0083】(他の実施形態)以上、本発明の実施形態
1及び2を説明したが、インクジェットヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0084】例えば、上述した実施形態1及び2では、
インクカートリッジ20、20Aに負圧発生室24と液
室25とを設け、何れか一方の保持したインクを加圧す
るようにしたが、これに限定されず、例えば、インクカ
ートリッジに負圧発生室のみを設け、この負圧発生室を
加圧手段によって加圧するようにしてもよい。
【0085】また、上述した実施形態1では、インクカ
ートリッジ20の蓋部材22の各負圧発生室24に対向
する領域に、それぞれ大気開放孔29を設け、加圧手段
60が4つの大気開放孔29から各負圧発生室24内の
インクを加圧するようにしたが、これに限定されず、例
えば、インクカートリッジの各負圧発生室を蓋部材側で
連通させて、蓋部材に大気開放孔を一つ設け、この一つ
の大気開放孔から各負圧発生室内のインクを加圧するよ
うにしてもよい。
【0086】同様に、上述した実施形態2でも、加圧用
開口を一つだけ設け、各色の液室の蓋部材側で連通する
ようにしてもよい。
【0087】さらに、上述した実施形態1及び2では、
インクジェットヘッド40のノズル開口52からインク
を吸引する吸引手段を設けずに加圧手段60のみを設け
るようにしたが、ノズル開口52近傍のインクの乾燥を
防ぐため、キャップを設けるのが好ましい。
【0088】また、上述した実施形態1及び2では、加
圧手段60の加圧部62は、並設された大気開放孔29
を覆うように接続されるようにしたが、これに限定され
ず、インクの各色を独立して加圧できるように、複数の
加圧手段を各大気開放孔に接続するようにしてもよい。
【0089】何れにしても、インクカートリッジ20内
のインクを加圧することによって高圧力でインクジェッ
トヘッド40内を加圧することができ、インクジェット
ヘッド40のインクの充填及びクリーニング動作を確実
に行うことができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、加圧
手段によってインクカートリッジ内のインクを加圧して
ノズル開口からインクを吐出させることで、ノズル開口
数に拘わらずインクジェットヘッド内を高圧力で加圧す
ることができ、インクジェットヘッドへのインクの充填
及びクリーニング動作を確実に行うことができる。ま
た、加圧手段によってインクジェットヘッド内に高圧力
を印加することができるため、インクジェットヘッドの
ノズル開口に当接させるキャップや吸引装置などの吸引
手段を設ける必要がなく、小型化を図ることができると
共に加圧後にインクカートリッジから圧力を開放するた
めノズル開口に形成されたメニスカスの破壊を確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るヘッドユニットの斜
視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るヘッドホルダの斜視
図及びヘッドユニットの分解斜視図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクカートリッジ
の斜視図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るインクカートリッジ
の断面図である。
【図5】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態1に係るヘッドチップの分解
斜視図である。
【図7】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッ
ドの組み立て工程を示す概略斜視図である。
【図8】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録装置の概略斜視図である。
【図9】本発明の実施形態2に係るインクカートリッジ
の断面図である。
【図10】従来技術に係る分解斜視図である。
【図11】従来技術に係る要部断面図である。
【図12】従来技術に係る動作状態を示す要部断面図で
ある。
【図13】従来技術に係るインクジェット式記録装置の
概略斜視図である。
【符号の説明】
10 ヘッドユニット 20、20A インクカートリッジ 21 タンク本体 22、22A 蓋部材 23 インク吸収体 24 負力発生室 25 液室 26 隔壁 27 連通孔 28 インク供給口 29 大気開放孔 30 ヘッドホルダ 40 インクジェットヘッド 41 ヘッドチップ 60、60A 加圧手段 61 加圧装置 62 加圧部 63 加圧パイプ 64 密封栓 80 加圧弁 81 加圧用開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電セラミックプレートに形成された溝
    の側壁に設けられた電極に駆動電圧を印加することによ
    り当該溝内の容積を変化させてその内部に充填されたイ
    ンクをノズル開口から吐出するインクジェットヘッド
    と、該インクジェットヘッドを搭載すると共にインクを
    収容したインクカートリッジが一体又は着脱自在に保持
    されたヘッドホルダとを具備するヘッドユニットにおい
    て、 前記インクカートリッジ内のインクを加圧して前記イン
    クジェットヘッドの前記ノズル開口からインクを吐出さ
    せる加圧手段が設けられていることを特徴とするヘッド
    ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記インクカートリ
    ッジには、インクを貯留する液室と、該液室に連通して
    前記溝内のインクに負圧を発生させるインク吸収体を保
    持すると共に外部に連通して大気を開放する大気開放孔
    が設けられた負圧発生室とを具備することを特徴とする
    ヘッドユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記液室が密封され
    ており、前記加圧手段が前記大気開放孔から加圧するこ
    とを特徴とするヘッドユニット。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記加圧手段が前記
    液室を加圧すると共に前記液室には前記加圧手段の加圧
    時のみ開口し、非加圧時には当該液室を密封する加圧弁
    が設けられており、前記加圧手段は前記液室の加圧時に
    のみ前記大気開放孔を密封する密封栓を具備することを
    特徴とするヘッドユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかのヘッドユニット
    を具備することを特徴とするインクジェット式記録装
    置。
JP2002058584A 2002-03-05 2002-03-05 ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置 Pending JP2003251818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058584A JP2003251818A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058584A JP2003251818A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003251818A true JP2003251818A (ja) 2003-09-09

Family

ID=28668516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002058584A Pending JP2003251818A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003251818A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150963A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Oce Technologies Bv インクジェットプリンタのインク容器内の圧力を制御する装置及び方法
US7396114B2 (en) 2004-01-30 2008-07-08 Seiko Epson Corporation Liquid container
CN102407676A (zh) * 2010-09-03 2012-04-11 精工爱普生株式会社 可装卸液体容纳容器的保持器及液体容纳容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7396114B2 (en) 2004-01-30 2008-07-08 Seiko Epson Corporation Liquid container
JP2006150963A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Oce Technologies Bv インクジェットプリンタのインク容器内の圧力を制御する装置及び方法
CN102407676A (zh) * 2010-09-03 2012-04-11 精工爱普生株式会社 可装卸液体容纳容器的保持器及液体容纳容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8439494B2 (en) Liquid ejecting head, method for making the same, and liquid ejecting apparatus
JP3995996B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2003053996A (ja) インク供給機構および該インク供給機構を備えたインクジェット記録装置
KR101009859B1 (ko) 잉크젯 기록 헤드 및 잉크젯 기록 장치
JP2009292061A (ja) ヘッドチップ、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP3674668B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP5123881B2 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置及び液体噴射ヘッドの液体充填方法
JP3713960B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4593063B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2008201023A (ja) ヘッドチップ、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JPH1148475A (ja) インクジェット式記録ヘッド
KR20060006083A (ko) 액체 분사 장치
WO2010079654A1 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの液体充填方法
JP2009051076A (ja) 液体吐出装置
WO2010041519A1 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドの液体充填方法、液体噴射記録装置及びその使用方法
JP2003251818A (ja) ヘッドユニット及びインクジェット式記録装置
JPH0820114A (ja) インクジェット記録装置
JP2008207349A (ja) ヘッドチップユニット
JP2007168220A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002205393A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置並びにヘッドのゴミ除去方法
JP2004074735A (ja) ヘッドチップ及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP4161553B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2003305864A (ja) インクジェット式記録装置及びそのインク充填方法
JP2006110798A (ja) インクジェット記録装置
JP4442979B2 (ja) ヘッドチップ及びヘッドユニット

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040309