JP2012045656A - 電気部品およびその製造方法 - Google Patents

電気部品およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012045656A
JP2012045656A JP2010188664A JP2010188664A JP2012045656A JP 2012045656 A JP2012045656 A JP 2012045656A JP 2010188664 A JP2010188664 A JP 2010188664A JP 2010188664 A JP2010188664 A JP 2010188664A JP 2012045656 A JP2012045656 A JP 2012045656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
thermal expansion
expansion coefficient
sio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010188664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5204171B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Shimooka
義明 下岡
Yoshiaki Sugizaki
吉昭 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010188664A priority Critical patent/JP5204171B2/ja
Priority to US13/215,457 priority patent/US8921997B2/en
Publication of JP2012045656A publication Critical patent/JP2012045656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5204171B2 publication Critical patent/JP5204171B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • B81C1/00261Processes for packaging MEMS devices
    • B81C1/00333Aspects relating to packaging of MEMS devices, not covered by groups B81C1/00269 - B81C1/00325
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C2203/00Forming microstructural systems
    • B81C2203/01Packaging MEMS
    • B81C2203/0136Growing or depositing of a covering layer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C2203/00Forming microstructural systems
    • B81C2203/01Packaging MEMS
    • B81C2203/0145Hermetically sealing an opening in the lid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/28Encapsulations, e.g. encapsulating layers, coatings, e.g. for protection
    • H01L23/31Encapsulations, e.g. encapsulating layers, coatings, e.g. for protection characterised by the arrangement or shape
    • H01L23/3157Partial encapsulation or coating
    • H01L23/3171Partial encapsulation or coating the coating being directly applied to the semiconductor body, e.g. passivation layer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

【課題】信頼性の高い電気部品を提供する。
【解決手段】電気部品は、基板100と、前記基板上に形成された機能素子120と、前記基板上において前記機能素子を収納するキャビティ130を形成し、複数の貫通孔109cを有する第1層109と、前記第1層上に形成され、複数の前記貫通孔を塞ぐ第2層110と、を具備し、前記第1層は、下部側に形成された第1膜109aと、前記第1膜上に形成され、前記第1膜より熱膨張係数が小さい第2膜109bと、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、電気部品およびその製造方法に関する。
MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスの特徴は、通常の半導体デバイスと異なり、機械的可動部分を有するデバイスであるという点である。したがって、MEMSデバイスを実装する際には、機械的可動部分の動作空間としてキャビティ(空洞)が必要である。すなわち、MEMSデバイスにおいて、中空構造を形成する実装技術/パッケージが用いられる。
米国特許出願公開2009/0188709号明細書
信頼性の高い電気部品およびその製造方法を提供する。
本実施形態による電気部品は、基板と、前記基板上に形成された機能素子と、前記基板上において前記機能素子を収納するキャビティを形成し、複数の貫通孔を有する第1層と、前記第1層上に形成され、複数の前記貫通孔を塞ぐ第2層と、を具備し、前記第1層は、下部側に形成された第1膜と、前記第1膜上に形成され、前記第1膜より熱膨張係数が小さい第2膜と、を含む。
第1の実施形態に係る電気部品の構造を示す断面図。 第1の実施形態に係る電気部品の製造工程を示す断面図。 図2に続く、第1の実施形態に係る電気部品の製造工程を示す断面図。 図3に続く、第1の実施形態に係る電気部品の製造工程を示す断面図。 第1の実施形態に係る薄膜ドームの原理を説明するための図。 第2の実施形態に係る電気部品の構造を示す断面図。
本実施形態を以下に図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一の参照符号を付す。
<第1の実施形態>
図1乃至図5を用いて第1の実施形態に係る電気部品について説明する。第1の実施形態は、薄膜ドームとして形成される開口を有する第1層が熱膨張係数(CTE:Coefficient of Thermal Expansion)の異なる2膜で形成される例である。
[構造]
図1は、第1の実施形態に係る電気部品の断面図を示している。
図1に示すように、本実施形態に係る電気部品は、機能素子120を有する基板100、第1層109、第2層110、および第3層111で構成されている。
基板100は、例えばシリコン基板である。この基板100上に、例えばSiO(SiO)膜(シリコン酸化膜)で構成される絶縁膜101が形成されている。この絶縁膜101上に機能素子120が形成されている。機能素子120は、例えば静電駆動型のMEMS可変容量キャパシタである。
機能素子120は、第1金属配線102と、第1金属配線102に対向する第2金属配線106と、第2金属配線106同士を接続する絶縁体接続部107とで構成されている。第1金属配線102および第2金属配線106は、例えばアルミニウムで構成されている。絶縁体接続部107は、例えばSiN膜で構成されている。機能素子120は、第1金属配線102と第2金属配線106との間に電圧を印加すると、静電引力によって第1金属配線102と第2金属配線106との間の距離が変化することにより容量が変化する。
第1金属配線102上には、例えばSiO(SiO)膜、またはSiN膜で構成されるパッシベーション膜104が形成されている。このパッシベーション膜104は、パッド部分104aおよび接続孔部分104bに開口を有している。パッド部分104aは、後述する第3層111の外側に形成され、図示せぬ外部電極と電気的に接続されている。すなわち、機能素子120は、パッド部分104aを介して外部電極と電気的に接続されている。また、接続孔部分104bにおいて、第1金属配線102と第2金属配線106とが電気的に接続されている。
機能素子120は、キャビティ130内に形成されている。このキャビティ130は、機能素子120の動作空間を確保するための領域である。キャビティ130内は、乾燥雰囲気、または真空雰囲気に保たれている。このため、有害ガス、例えば水分によって、アルミニウムで構成される第1金属配線102および第2金属配線106が劣化することが防止され、MEMS可変容量キャパシタの特性劣化が防止されている。
第1層109は、機能素子120を収納するキャビティ130を形成し、複数の貫通孔(開口)109cを有する。この第1層109は、機能素子120を外部から保護するための薄膜ドームとして機能する。
第1層109の複数の貫通孔109cは、機能素子120を形成した後、後述する犠牲層をエッチングして除去し、キャビティ130を形成するためのものである。すなわち、犠牲層は、貫通孔109cを通してエッチングされる。
この第1層109の詳細については、後述する。
第2層110は、第1層109上に形成され、複数の貫通孔109cを塞いでいる。この第2層110は、キャビティ130を封止しながら、キャビティ130内の有害ガスを透過させて排出し、キャビティ130内の雰囲気を調整する機能を有している。
第2層110は、ポリイミド等の有機材料の塗布膜で構成されていることが望ましい。これにより、貫通孔109cのサイズ(直径または開口面積)が大きくても、貫通孔109cを容易かつ確実に封止することができる。したがって、貫通孔109cのサイズや配置が制約されない。このため、サイズの大きい複数の貫通孔109cを配置することにより、後述する犠牲層のエッチングを短時間で確実に行うことが可能である。
なお、第2層110は、有機材料の塗布膜に限らず、SiO(SiO)膜、SiN膜等の絶縁膜で構成されてもよい。
第3層111は、第2層110上に形成されている。この第3層111は、大気中の水分が第2層110を透過してキャビティ130内に浸入することを防止する防湿膜として機能する。第3層111は、例えばSiN膜等の絶縁膜で構成されている。
以下に、本実施形態における第1層109について説明する。本実施形態における第1層109は、内側(下部側)の第1膜109aと、第1膜109a上に形成された外側(上部側)の第2膜109bとの積層膜で構成されている。
より具体的には、第1膜109aの熱膨張係数は、第2膜109bの熱膨張係数より大きい。すなわち、貫通孔109cを有する第1層109において、内側の熱膨張係数が外側の熱膨張係数より大きくなる。
ここで、第1膜109aは例えばSiN膜で構成され、第2膜109bは例えばSiO(SiO)膜で構成される。このように、第1層109として、熱膨張係数の異なる2層を形成し、かつ内側の第1膜109aの熱膨張係数を第2膜109bの熱膨張係数よりも大きくすることで、薄膜ドームが外側に膨らむ構造にすることができる。すなわち、キャビティ130内が大きく形成される。
なお、第1膜109aと第2膜109bの組み合わせとして、SiN膜とSiO(SiO)膜に限らない。これ以外の第1膜109aと第2膜109bの組み合わせとして、熱膨張係数が大きいSiN膜と熱膨張係数が小さいSiN膜、または熱膨張係数が大きいSiO(SiO)膜と熱膨張係数が小さいSiO(SiO)膜等が挙げられる。また、SiO(SiO)膜の熱膨張係数がSiN膜の熱膨張係数よりも大きければ、第1膜109aをSiO(SiO)膜とし、第2膜109bをSiN膜としてもよい。このような熱膨張係数は、後述する製造方法によって、適宜制御することが可能である。
また、SiN膜は、防湿性が高く、大気の水分の浸透を抑制する。このため、第1膜109aおよび第2膜109bのどちらか一方がSiN膜であることがより望ましい。
また、第2層110および第3層111の熱膨張係数は、第1層109の熱膨張係数より小さいことが望ましい。これにより、薄膜ドームが外側により膨らむ構造にすることができる。
[製造方法]
図2乃至図4は、第1の実施形態に係る電気部品の製造工程における断面図を示している。以下に、第1の実施形態に係る電気部品におけるMEMS素子の形成工程〜ウェハレベルの薄膜ドームの形成工程を説明する。
まず、図2(a)に示すように、MEMS素子の形成工程において、基板100上に、例えばSiO(SiO)膜で構成される絶縁膜101が形成される。この絶縁膜101上に、例えばアルミニウムで構成される第1金属配線102が形成され、パターニングされる。この第1金属配線102は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。第1金属配線102の成膜方法としてはスパッタリング法が用いられる。また、パターニング方法としては従来のフォトリソグラフィ法とRIE(Reactive Ion Etching)法が用いられてもよいし、フォトリソグラフィとウェットエッチング法が用いられてもよい。なお、絶縁膜101は形成されなくてもよく、その場合、第1金属配線102は、基板100上に直接形成される。
次に、全面に、例えばSiO(SiO)、またはSiN膜で構成されるパッシベーション膜104が形成される。パッシベーション膜104の成膜方法としては、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法が用いられる。このパッシベーション膜104は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。その後、パッシベーション膜104がパターニングされ、パッド部分104aおよび接続孔部分104bが開口される。すなわち、パッド部分104aおよび接続孔部分104bの第1金属配線102が露出される。パッシベーション膜104のパターニング方法としては、例えばフォトリソグラフィ法とRIE法が用いられる。
次に、図2(b)に示すように、第1金属配線102を覆うように、ポリイミド等の有機材料で構成される第1犠牲層105が塗布される。この第1犠牲層105は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。
その後、第1犠牲層105が所望の形状にパターニングされる。これにより、パッド部分104aおよび接続孔部分104bの第1金属配線102が露出される。第1犠牲層105は、感光露光および現像によりパターニングされてもよい。または、第1犠牲層105上に通常のリソグラフィ法で形成された図示せぬレジストパターンとRIE法より、第1犠牲層105がパターニングされてもよい。または、第1犠牲層105上に形成された図示せぬSiO膜等を通常のリソグラフィ法によるレジストパターンとRIE法あるいはウェットエッチング法によってハードマスクとしてパターニングし、このハードマスクを用いて第1犠牲層105がパターニングされてもよい。
次に、図2(c)に示すように、第1犠牲層105上に、例えばアルミニウムで構成される第2金属配線106が形成され、パターニングされる。この第2金属配線106は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。これにより、第2金属配線106は、露出された接続孔部分104bの第1金属配線102と接続される。第2金属配線106の成膜方法としてはスパッタリング法が用いられる。また、パターニング方法としてはフォトリソグラフィ法とRIE法が用いられてもよいし、フォトリソグラフィとウェットエッチング法が用いられてもよい。
次に、図3(a)に示すように、第2金属配線106間に、例えばSiN膜で構成される絶縁体接続部107が形成され、パターニングされる。絶縁体接続部107は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。これにより、第2金属配線106同士が接続される。絶縁体接続部107の成膜方法およびパターニング方法としては、従来の半導体技術が用いられる。このようにして、可動部となるMEMS素子120が完成する。
次に、図3(b)に示すように、ウェハレベルの薄膜ドームの形成工程において、MEMS素子120および第1犠牲層105を覆うように、ポリイミド等の有機材料で構成される第2犠牲層108が塗布される。この第2犠牲層108は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。
その後、第2犠牲層108が所望の形状にパターニングされる。第2犠牲層108は、感光露光および現像によりパターニングされてもよい。または、第2犠牲層108上に通常のリソグラフィ法で形成された図示せぬレジストパターンとRIE法により、第2犠牲層108がパターニングされてもよい。または、第2犠牲層108上に形成された図示せぬSiO膜等を通常のリソグラフィ法によるレジストパターンとRIE法あるいはウェットエッチング法によってハードマスクとしてパターニングし、このハードマスクを用いて第2犠牲層108がパターニングされてもよい。
次に、図3(c)に示すように、第2犠牲層108を覆うように、複数の貫通孔109cを有する第1層109が形成される。
より具体的には、まず、第2犠牲層108を覆うように、薄膜ドームの内側となる第1膜109aが形成される。第1膜109aは、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。また、第1膜109aは、例えばSiN膜で構成されている。第1膜109aの成膜方法としては、CVD法が用いられる。このCVD法の条件として、例えばSiHガスの流量500sccm、NHガスの流量2slm、圧力5Torr、温度400℃とする。また、RF出力を500〜2000Wとする。
次に、第1膜109a上に、薄膜ドームの外側となる第2膜109bが形成される。第2膜109bは、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。また、第2膜109bは、例えばSiO(SiO)膜で構成されている。この第2膜109bは、第1膜109aよりも熱膨張係数が小さくなるように制御される。第2膜109bの成膜方法としては、CVD法が用いられる。このCVD法の条件として、例えばSiHガスの流量200sccm、NOガスの流量4slm、圧力3Torr、温度400℃とする。また、RF出力を200〜1000Wとする。
次に、第2膜109b上に、図示せぬレジストが塗布される。その後、通常のリソグラフィ法で形成された図示せぬレジストパターンとRIE法またはウェットエッチング法により、薄膜ドームの内側膜(第1膜109a)および外側膜(第2膜109b)に第1犠牲層105および第2犠牲層108除去用の複数の貫通孔109cが開口される。
このとき、図示せぬレジストパターンと第1層109との選択比を調整することにより、貫通孔109cの形状が、外側から内側に向かって次第に径が大きくなることが望ましい。言い換えると、貫通孔109cの形状が外側から内側に向かって次第に径が小さくなるテーパー形状であることが望ましい。これは、後述する第1犠牲層105および第2犠牲層108を除去した後に、貫通孔109cの封止特性を向上させるためである。
このようにして、熱膨張係数が大きい内側の第1膜109aと、それより熱膨張係数が小さい内側の第2膜109bとで構成され、複数の貫通孔109cを有する第1層109が形成される。
なお、第1膜109aと第2膜109bの組み合わせとして、SiN膜とSiO(SiO)膜に限らない。第1膜109aと第2膜109bの組み合わせとして、熱膨張係数が大きいSiN膜と熱膨張係数が小さいSiN膜でもよい。この場合、熱膨張係数が大きいSiN膜の成膜条件(CVD条件)は、例えばSiHガスの流量500sccm、NHガスの流量2slm、圧力5Torr、温度400℃、RF出力500Wとする。一方、熱膨張係数が小さいSiN膜の成膜条件(CVD条件)は、例えばSiHガスの流量500sccm、NHガスの流量2slm、圧力5Torr、温度400℃、RF出力2000Wとする。すなわち、CVD条件におけるRF出力を制御することにより、熱膨張係数を制御することができる。
また、第1膜109aと第2膜109bの組み合わせとして、熱膨張係数が大きいSiO(SiO)と熱膨張係数が小さいSiO(SiO)でもよい。この場合、熱膨張係数が大きいSiO(SiO)の成膜条件(CVD条件)は、例えばSiHガスの流量200sccm、NOガスの流量4slm、圧力3Torr、温度400℃、RF出力200Wとする。一方、熱膨張係数が小さいSiO(SiO)の成膜条件(CVD条件)は、例えばSiHガスの流量200sccm、NOガスの流量4slm、圧力3Torr、温度400℃、RF出力1000Wとする。
一般的に、SiN膜の熱膨張係数は、SiO(SiO)膜の熱膨張係数よりも大きい。しかし、上述したように成膜方法を制御することで、SiO(SiO)膜の熱膨張係数をSiN膜の熱膨張係数よりも大きくすることも可能である。この場合、第1膜109aをSiO(SiO)膜とし、第2膜109bをSiN膜としてもよい。
次に、図4(a)に示すように、Oガス等を用いたアッシングにより、図示せぬレジストパターン、第1犠牲層105および第2犠牲層108が除去される。これにより、機能素子120がリリースされ、機能素子120の動作空間であるキャビティ130が形成される。
次に、図4(b)に示すように、第1層109上に、第2層110が形成される。これにより、複数の貫通孔109cが塞がれ、キャビティ130が封止される。第2層110は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。第2層110は、例えばポリイミド等の有機材料の塗布膜、またはSiN膜、SiO(SiO)膜で構成される。
第2層110がポリイミド等の有機材料で構成される場合、常温で塗布された後、250℃〜350℃でキュアされて硬化する。また、第2層110がSiN膜、SiO(SiO)膜で構成される場合、250℃〜350℃のCVD法で形成される。
上述したように、第2層110の形成温度(250℃〜350℃)は、第1層109(第1膜109aおよび第2膜109b)の形成温度(250℃〜400℃)以下である。このように、形成時よりもその後の工程時の温度を低くすることで、第1層109は外側に膨らんだ状態を維持できる。この原理については後述する。この状態で第1層109上に第2層110を形成することにより、第2層110が封止膜となり、第1層109が外側に膨らんだ状態で固定される。すなわち、キャビティ130が大きくなった状態で第1層109は固定される。
なお、第1層109が膨らむタイミングとしては、少なくとも犠牲層を除去した後、第2層110が形成される前までの期間である。すなわち、犠牲層を除去してから第2層が形成されるまでに、温度を低くする必要がある。
また、第1層109は、250℃〜350℃のCVD法によっても形成され得る。この場合、第2層110の形成温度を少なくとも第1層109の形成温度以下にする必要がある。また、第1膜109aおよび第2膜109bの形成温度が異なる場合もある。この場合、第2層110の形成温度を第1膜109aおよび第2膜109bのどちらか一方(高い方)の形成温度以下にすればよい。
次に、図1に示すように、第2層110上に、防湿膜としての第3層111が形成される。第3層111は、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。第3層111は、例えばSiN膜で構成されている。第3層111の成膜方法としては、CVD法が用いられる。
その後、第3層111が所望の形状にパターニングされる。第3層111は、通常のリソグラフィ法で形成された図示せぬレジストパターンとRIE法またはウェットエッチングにより、パターニングされる。このようにして、WLPの薄膜ドームが完成する。
図5は、本実施形態における第1層109の原理を示している。
図5(a)に示すように、第1層109における第1膜109aおよび第2膜109bは、高温(400℃)で形成される。このとき、第1膜109aおよび第2膜109bが同等の幅で形成された場合を考える。
その後、図5(b)に示すように、例えば第2層110の形成工程において、低温に設定される。このとき、図示するように、熱膨張係数の大きい第1膜109aは、熱膨張係数の小さい第2膜109bよりも幅の変化率が大きい。具体的には、第1膜109aのほうが、第2膜109bよりも小さくなる。
図5(c)に示すように、実際は第1膜109aと第2膜109bとは接触している。このように、特性(ここでは、熱膨張係数)の異なる2層が接触している場合、これらにストレスが生じる。このとき、幅がより小さくなる第1膜109aを第2膜109bの内側(下部側)に形成することにより、外側(上部側)に向かってストレスが生じる。このストレスにより、上部側に膨らむ第1層109が形成される。
[効果]
上記第1の実施形態によれば、複数の貫通孔109cを有し、キャビティ130を形成する第1層109が第1膜109aと第2膜109bとの積層膜で構成されている。このとき、内側の第1膜109aの熱膨張係数は、外側の第2膜109bの熱膨張係数より大きい。このように熱膨張係数を制御することで、第1層109を上部側に膨らむ構造とすることができ、キャビティ130を大きくすることができる。これにより、第1層109と機能素子120との接触、および毛細管現象による封止膜(第2層110)のキャビティ130への侵入を防ぐことができ、信頼性の向上を図ることができる。
<第2の実施形態>
図6を用いて第2の実施形態に係る電気部品について説明する。第1の実施形態では、第1層が熱膨張係数の異なる2膜で形成された。これに対し、第2の実施形態は、第1層が熱膨張係数の異なる3膜以上で形成される例である。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の点については説明を省略し、異なる点について説明する。
[構造]
図6は、第2の実施形態に係る電気部品の断面図を示している。
図6に示すように、本実施形態に係る電気部品は、機能素子120を有する基板100、第1層109、第2層110、および第3層111で構成されている。
ここで、第2の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、第1層109が、内側(下部側)の第1膜109aと、第1膜109a上に形成された中側の第2膜109bと、第2膜109b上に形成された外側(上部側)の第3膜109dとの積層膜で構成されている点である。
より具体的には、第1膜109aの熱膨張係数は、第2膜109bおよび第3膜109dの熱膨張係数より大きい。第2膜109bの熱膨張係数は、第3膜109dの熱膨張係数より大きいことが望ましいが、小さくてもよい。すなわち、貫通孔109cを有する第1層109において、内側の熱膨張係数が最も大きくなる。
ここで、第1膜109a、第2膜109bおよび第3膜109dはそれぞれ、例えばSiN膜またはSiO(SiO)膜で構成される。この際、SiN膜またはSiO(SiO)膜の成膜方法を制御することで、第1膜109aの熱膨張係数が最も大きくなるように制御される。このように、第1層109として、熱膨張係数の異なる3層を形成し、かつ内側の第1膜109aの熱膨張係数を最も大きくすることで、薄膜ドームが外側に膨らむように形成される。すなわち、キャビティ130内が大きく形成される。
また、第1層109は、3膜の積層膜に限らず、4膜以上の積層膜であってもよい。第1層109を4膜以上の積層膜とする構造の場合でも、内側の絶縁膜の熱膨張係数を最も大きくすることにより、目的を達成することができる。
さらに、第1層109は、積層膜に限らず、内側から外側に向かって熱膨張係数が小さくなるようなグラデーション膜であってもよい。このとき、グラデーション膜として、SiN膜、またはSiO(SiO)膜が形成され得るが、防湿性の観点からSiN膜が形成されることがより望ましい。
[製造方法]
第2の実施形態における電気部品の製造工程においても、第1の実施形態と同様、図3(b)の工程まで行われる。すなわち、MEMS素子120および第1犠牲層105を覆うように、ポリイミド等の有機材料で構成される第2犠牲層108が塗布される。その後、第2犠牲層108が所望の形状にパターニングされる。
次に、第2犠牲層108を覆うように、複数の貫通孔109cを有する第1層109が形成される。
より具体的には、まず、第2犠牲層108を覆うように、薄膜ドームの内側となる第1膜109aが形成される。第1膜109aは、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。第1膜109aの成膜方法としては、CVD法が用いられる。
次に、第1膜109a上に、薄膜ドームの中側となる第2膜109bが形成される。第2膜109bは、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。この第2膜109bは、第1膜109aよりも熱膨張係数が小さくなるように制御される。第2膜109bの成膜方法としては、CVD法が用いられる。
次に、第2膜109b上に、薄膜ドームの外側となる第3膜109dが形成される。第3膜109dは、膜厚が例えば数百nm〜数μmで形成される。この第3膜109dは、第1膜109aよりも熱膨張係数が小さくなるように制御される。第3膜109dの成膜方法としては、CVD法が用いられる。
次に、第3膜109d上に、図示せぬレジストが塗布される。その後、通常のリソグラフィ法で形成された図示せぬレジストパターンとRIE法またはウェットエッチング法により、薄膜ドームの内側膜(第1膜109a)、中間膜(第2膜109b)および外側膜(第3膜109d)に第1犠牲層105および第2犠牲層108除去用の複数の貫通孔109cが開口される。
このようにして、熱膨張係数が大きい内側の第1膜109aと、それより熱膨張係数が小さい中側の第2膜109bおよび外側の第3膜109dとで構成され、複数の貫通孔109cを有する第1層109が形成される。
その後の工程は、第1の実施形態と同様の工程であるため、説明は省略する。
[効果]
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、貫通孔109cを有し、キャビティ130を形成する第1層109が3層以上の積層膜で構成されている。これにより、第1層109が2層で形成される第1の実施形態と比較して、第1層109の耐久性が強くなるとともに、大気中の水分の浸透を抑制することができる。
その他、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
100…基板、109…第1層、109a…第1膜、109b…第2膜、109c…貫通孔、110…第2層、120…機能素子、130…キャビティ。

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された機能素子と、
    前記基板上において前記機能素子を収納するキャビティを形成し、複数の貫通孔を有する第1層と、
    前記第1層上に形成され、複数の前記貫通孔を塞ぐ第2層と、
    を具備し、
    前記第1層は、下部側に形成された第1膜と、前記第1膜上に形成され、前記第1膜より熱膨張係数が小さい第2膜と、を含むことを特徴とする電気部品。
  2. 前記第1膜はシリコン窒化膜であり、前記第2膜はシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1に記載の電気部品。
  3. 前記第1層は、前記第2膜上に形成され、前記第1膜より熱膨張係数が小さい第3膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電気部品。
  4. 基板上に、機能素子を形成し、
    前記機能素子を覆うように、犠牲層を形成し、
    前記犠牲層上に、下部側に形成された第1膜と、前記第1膜上に形成され、前記第1膜より熱膨張係数が小さい第2膜と、を含む第1層を第1温度で形成し、
    前記第1層に、複数の貫通孔を開口し、
    複数の前記貫通孔を通して前記犠牲層を除去して、前記基板上において前記機能素子を収納するキャビティを形成し、
    前記第1層上に、複数の前記貫通孔を塞ぐ第2層を前記第1温度以下の第2温度で形成する
    ことを特徴とする電気部品の製造方法。
  5. 前記第1膜および前記第2膜は、CVD法により形成され、
    前記第1膜および前記第2膜の熱膨張係数は、前記CVD法の条件によって制御されることを特徴とする請求項4に記載の電気部品の製造方法。
JP2010188664A 2010-08-25 2010-08-25 電気部品およびその製造方法 Expired - Fee Related JP5204171B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188664A JP5204171B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 電気部品およびその製造方法
US13/215,457 US8921997B2 (en) 2010-08-25 2011-08-23 Electrical component and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188664A JP5204171B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 電気部品およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012045656A true JP2012045656A (ja) 2012-03-08
JP5204171B2 JP5204171B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=45696058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010188664A Expired - Fee Related JP5204171B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 電気部品およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8921997B2 (ja)
JP (1) JP5204171B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155980A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Toshiba Corp 電気部品およびその製造方法
JP2014184513A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Toshiba Corp 電気部品およびその製造方法
JP2016102737A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、物理量センサー、圧力センサー、振動子、高度計、電子機器および移動体
US9997370B2 (en) 2015-07-29 2018-06-12 Seiko Epson Corporation Electronic apparatus, manufacturing method thereof, oscillator, electronic appliance, and mobile unit

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2980643A1 (fr) * 2011-09-28 2013-03-29 St Microelectronics Grenoble 2 Boitier electronique optique
US9165723B2 (en) 2012-08-23 2015-10-20 Harris Corporation Switches for use in microelectromechanical and other systems, and processes for making same
US9053873B2 (en) 2012-09-20 2015-06-09 Harris Corporation Switches for use in microelectromechanical and other systems, and processes for making same
US9053874B2 (en) * 2012-09-20 2015-06-09 Harris Corporation MEMS switches and other miniaturized devices having encapsulating enclosures, and processes for fabricating same
DE102013102213B4 (de) * 2013-03-06 2020-01-02 Snaptrack, Inc. Miniaturisiertes Bauelement mit Dünnschichtabdeckung und Verfahren zur Herstellung
JP2014200857A (ja) 2013-04-01 2014-10-27 株式会社東芝 Mems装置及びその製造方法
JP2015112703A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社東芝 Memsデバイスおよびその製造方法
JP2015174150A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社東芝 Memsデバイスおよびその製造方法
JP6331552B2 (ja) * 2014-03-25 2018-05-30 セイコーエプソン株式会社 Memsデバイス及びその製造方法
JP2015223689A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 株式会社東芝 電子部品及びその製造方法
DE102014112672B4 (de) * 2014-09-03 2018-05-09 Snaptrack, Inc. Abdeckung für ein Bauelement und Verfahren zur Herstellung einer Abdeckung für ein Bauelement
JP2016163917A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社東芝 Mems装置
JP2016172291A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 株式会社東芝 電子装置及び電子装置の製造方法
US9975757B2 (en) * 2015-06-03 2018-05-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Wafer Level Hermetic Seal Process for microelectromechanical systems (MEMS) devices
US10574202B2 (en) * 2016-04-01 2020-02-25 Skyworks Filter Solutions Japan Co., Ltd. Electronic package including cavity formed by removal of sacrificial material from within a cap
DE102017125140B4 (de) * 2017-10-26 2021-06-10 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Herstellen eines hermetisch abgedichteten Gehäuses mit einem Halbleiterbauteil
DE102019120846B3 (de) * 2019-08-01 2020-12-10 RF360 Europe GmbH Elektrische Komponente mit Hohlraum und Verfahren zum Herstellen einer elektrischen Komponente mit einem Hohlraum
US11939212B2 (en) 2019-12-23 2024-03-26 Industrial Technology Research Institute MEMS device, manufacturing method of the same, and integrated MEMS module using the same
US11365117B2 (en) 2019-12-23 2022-06-21 Industrial Technology Research Institute MEMS device and manufacturing method of the same

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099069A (ja) * 2004-09-27 2006-04-13 Idc Llc 構造的に強化された背板を使用して微小電子機械システムアレイを保護するためのシステムおよび方法
JP2008194816A (ja) * 2007-01-26 2008-08-28 Commiss Energ Atom 基板上のコンポーネントを保護するカバーの作製方法
JP2009043537A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Toshiba Corp Memsスイッチ及びその製造方法
JP2009196078A (ja) * 2008-01-25 2009-09-03 Toshiba Corp 電気部品
JP2010030020A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Seiko Epson Corp 電子装置
JP2010123679A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toshiba Corp 中空封止体及び中空封止体の製造方法
JP2010186763A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Sharp Corp 半導体モジュール
JP2011040749A (ja) * 2009-08-13 2011-02-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 回路チップ・パッケージングのための方法及びパッケージ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6156623A (en) * 1998-03-03 2000-12-05 Advanced Technology Materials, Inc. Stress control of thin films by mechanical deformation of wafer substrate
EP1108677B1 (fr) * 1999-12-15 2006-09-27 Asulab S.A. Procédé d'encapsulation hermétique in situ de microsystèmes
US7008812B1 (en) 2000-05-30 2006-03-07 Ic Mechanics, Inc. Manufacture of MEMS structures in sealed cavity using dry-release MEMS device encapsulation
FR2864340B1 (fr) * 2003-12-19 2006-03-24 Commissariat Energie Atomique Microcomposant comportant une microcavite hermetique et procede de fabrication d'un tel microcomposant
US7381583B1 (en) 2004-05-24 2008-06-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force MEMS RF switch integrated process
US7190039B2 (en) * 2005-02-18 2007-03-13 Micron Technology, Inc. Microelectronic imagers with shaped image sensors and methods for manufacturing microelectronic imagers
US8043880B2 (en) * 2005-07-28 2011-10-25 Hewlett-Packard Development, L.P. Microelectronic device
US7417307B2 (en) * 2005-07-29 2008-08-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for direct-bonding of substrates
US7923790B1 (en) * 2007-03-09 2011-04-12 Silicon Laboratories Inc. Planar microshells for vacuum encapsulated devices and damascene method of manufacture
JPWO2009014118A1 (ja) * 2007-07-24 2010-10-07 ローム株式会社 Memsセンサおよびmemsセンサの製造方法
TW200938479A (en) 2007-10-22 2009-09-16 Toshiba Kk Micromachine device and method of manufacturing the same
US7998775B2 (en) * 2009-02-09 2011-08-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Silicon undercut prevention in sacrificial oxide release process and resulting MEMS structures

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099069A (ja) * 2004-09-27 2006-04-13 Idc Llc 構造的に強化された背板を使用して微小電子機械システムアレイを保護するためのシステムおよび方法
JP2008194816A (ja) * 2007-01-26 2008-08-28 Commiss Energ Atom 基板上のコンポーネントを保護するカバーの作製方法
JP2009043537A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Toshiba Corp Memsスイッチ及びその製造方法
JP2009196078A (ja) * 2008-01-25 2009-09-03 Toshiba Corp 電気部品
JP2010030020A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Seiko Epson Corp 電子装置
JP2010123679A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toshiba Corp 中空封止体及び中空封止体の製造方法
JP2010186763A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Sharp Corp 半導体モジュール
JP2011040749A (ja) * 2009-08-13 2011-02-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 回路チップ・パッケージングのための方法及びパッケージ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155980A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Toshiba Corp 電気部品およびその製造方法
US9126824B2 (en) 2013-02-15 2015-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrical component and method of manufacturing the same
JP2014184513A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Toshiba Corp 電気部品およびその製造方法
JP2016102737A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、物理量センサー、圧力センサー、振動子、高度計、電子機器および移動体
US9997370B2 (en) 2015-07-29 2018-06-12 Seiko Epson Corporation Electronic apparatus, manufacturing method thereof, oscillator, electronic appliance, and mobile unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP5204171B2 (ja) 2013-06-05
US20120049390A1 (en) 2012-03-01
US8921997B2 (en) 2014-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5204171B2 (ja) 電気部品およびその製造方法
TWI385784B (zh) 半導體積體電路內建的電子裝置
JP5813471B2 (ja) Mems素子
TWI512800B (zh) 電子組件及其製造方法
JP5329914B2 (ja) マイクロマシン装置及びマイクロマシン装置の製造方法
US20100002895A1 (en) Condenser microphone and mems device
JP6165730B2 (ja) Memsデバイス・アンカリング
US8796845B2 (en) Electronic device covered by multiple layers and method for manufacturing electronic device
US20150284242A1 (en) Electrical component and method of manufacturing the same
JP2005123561A (ja) 微小電気機械式装置の封止構造および封止方法ならびに微小電気機械式装置
CN104627948A (zh) 微机械传感器设备以及相应的制造方法
US20150170997A1 (en) Mems device and manufacturing method of the same
CN113086939B (zh) 微机电系统装置、其制法与使用其的整合式微机电系统
US20160257560A1 (en) Mems device
JP6095308B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP4581485B2 (ja) 加速度センサおよびその製造方法
JP2016055395A (ja) Mems素子およびその製造方法
JP4857718B2 (ja) マイクロマシン混載の電子回路装置、およびマイクロマシン混載の電子回路装置の製造方法
JP2008093812A (ja) Mems・半導体複合回路及びmems素子
JP2010123679A (ja) 中空封止体及び中空封止体の製造方法
JP4774902B2 (ja) Mems素子の製造方法
CN110316692B (zh) 互补式金氧半微机电麦克风及其制作方法
JP2010207987A (ja) マイクロマシン装置の製造方法
JP2008307686A (ja) Mems・半導体複合回路及びmems素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees