JP2012045629A - 樹脂成形品のパートライン研磨装置及びその研磨方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】樹脂成形品Wのパートライン52のばり又は段差を研磨する、略垂直方向に回転するように配置した無端ベルト状の研磨ベルト1と、研磨ベルト1の一部を裏面から押圧して、研磨ベルト1の傾斜面の傾斜角度を可変可能に形成するために、研磨ベルト1を裏面に設けた可動自在になるベルト押圧用プーリ21と、仕上研磨をするための、研磨ベルト1よりヤスリ目が細かく、かつその硬さも柔らかい、板状の研磨板2と、樹脂成形品Wを、パートライン52が略水平方向になるように着脱自在に担持するワーク保持具3と、から成る。
【選択図】図1
Description
有していた。
、前記研磨ベルト(1)に隣接すると共に、前記樹脂成形品(W)のパートライン(52)に、該研磨ベルト(1)の研磨により発生した、樹脂めっきしたときに、クラックの起点の原因になるエッジ部分に、丸みを付けるために仕上研磨をする、該研磨ベルト(1)よりヤスリ目が細かく、かつその硬さも柔らかい、板状の研磨板(2)と、前記樹脂成形品(W)を、該パートライン(52)が略水平方向になるように着脱自在に担持するワーク保持具(3)と、前記ワーク保持具(3)を樹脂成形品(W)と共に、略水平の所定方向に移動させるワーク保持具可動機構(4)と、から成り、前記研磨ベルト(1)による研磨に引き続いて前記研磨板(2)による仕上研磨するために樹脂成形品(W)を迅速に移動させるように、該研磨ベルト(1)の研磨する面と、該研磨板(2)の研磨面とにより形成される角度(α)が90度から180度の範囲内になるように、研磨ベルト(1)と研磨板(2)とを配置した、ことを特徴とする。
あるいは、前記ベルト押圧用プーリ(21)は、前記研磨ベルト(1)裏面に向けて進退自在になる2個の押圧用プーリ(22)を連結部材(31)の両端にそれぞれ取り付け、該連結部材(31)の中間位置(32)でシーソー状に回動させることにより、該研磨ベルト(1)の傾斜面の傾斜角度を可変できるように構成したのである。
前記研磨板(2)を、振動装置に取り付けることができる。
前記研磨板(2)を取り付ける回転板(10)の中心位置に、前記回転軸(9)の中心軸位置から偏心させる偏心部材(9a)を介して該回転軸(9)を連結することができる。
前記研磨板(2)を保持する回転板(10)に、前記回転軸(9)の軸方向に複数の噴射孔(41)を開け、該回転板(10)に研磨板(2)を取り付けた状態で、この噴射孔(41)から圧縮空気を噴射させ、該研磨板(2)に付着した研磨滓を除去するように構成することが好ましい。
前記クリーニング機構(11)は、超音波で洗浄し、水中で洗浄し、振動モータを利用し又は除電エアを噴射させることにより、研磨ベルト(1)に付着した研磨滓を除去する機構である。
前記ワーク保持具(3)には、樹脂成形品(W)に向けて噴射させる除電エアの噴射口を設けることが好ましい。
前記ワーク保持具可動機構(4)は、略水平方向と上下方向の所定方向に移動させるものである。
樹脂成形品(W)の周囲のパートライン(52)を連続して研磨することにより、該パートライン(52)が平滑になるように研磨し、更に、前記研磨ベルト(1)を裏面からベルト押圧用プーリ(21)で押圧して、該研磨ベルト(1)の一部に傾斜面を形成し、樹脂成形品(W)の上側角部、下側角部に形成されたパートライン(52)が平滑になるように研磨し、引き続いて、前記樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)の凹形状部、角部や曲面形状部について、該パートライン(52)が板状の研磨板2面を擦るように、該樹脂成形品(W)を移動させながら、該樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)を研磨することにより、前記研磨ベルト(1)の研磨により発生したエッジ部分に丸みを付けるように仕上研磨する、ことを特徴とする。
前記樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)の凹形状部、角部や曲面形状部について、該パートライン(52)が板状の研磨板2面を擦るように、該樹脂成形品(W)を移動させ、かつ該板状の研磨板(2)を偏心させて回転させながら、該樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)を研磨することにより、前記研磨ベルト(1)の研磨により発生したエッジ部分に丸みを付けるように仕上研磨することが好ましい。
例えば上方から押圧すると、樹脂成形品(W)の上方が突出し、下方が引き込んだ状態の傾斜角度を形成し、この傾斜した研磨ベルト(1)では、樹脂成形品(W)の上側に形成されたパートライン(52)を研磨するときに適する。逆に、ベルト押圧用プーリ(21)を、前記研磨ベルト(1)の研磨位置を基準にこの位置より下方から押圧すると、樹脂成形品(W)の下方が突出し、上方が引き込んだ状態の傾斜角度を形成し、この傾斜した研磨ベルト(1)では、樹脂成形品(W)の下側に形成されたパートライン(52)を研磨するときに適する。
しかも、研磨ベルト(1)による研磨と、回転板状の研磨板(2)による仕上研磨とを組み合わせることで、樹脂成形品(W)を迅速に研磨することができる。
板状の研磨板2を偏心させて回転させながら、樹脂成形品(W)の周囲のパートライン(52)を仕上研磨することで、研磨面に回転方向の傷を付けないようにすることができる。同様に、板状の研磨板2を振動の振幅を可変させながら、樹脂成形品(W)の周囲の
パートライン(52)を仕上研磨することで、研磨面に傷を付けないようにすることができる。
図1は実施例1の樹脂成形品のパートライン研磨装置を示す概略斜視図である。図2は実施例1の樹脂成形品のパートライン研磨装置を示す概略平面図である。図3は実施例1の樹脂成形品のパートライン研磨装置を示す概略側面図である。
実施例1の本発明のパートライン研磨装置は、樹脂成形品Wのパートライン52を研磨する、略垂直方向に走行する無端ベルト状の研磨ベルト1と、この研磨ベルト1に隣接し、樹脂成形品Wのパートライン52を仕上研磨する研磨板2とを配置したものである。樹脂成形品Wは、ワーク保持具3を用いてそのパートライン52が略水平方向になるように担持するようになっている。このワーク保持具3は、ワーク保持具可動機構4により樹脂成形品Wと共に略水平の所定方向に移動させながら、凹凸部、角部や曲面部を有する樹脂成形品Wに形成されたパートライン52を研磨するようになっている。
イン52を研磨した研磨滓が飛散しないように、これらの装置を筐体内に収容する。筐体の一面には、樹脂成形品Wを出し入れする部分だけにドアを設ける。この筐体の一面は内部が見られるように透明板で製造することが好ましい。研磨ベルト1又は研磨板2による摩擦帯電によって静電気が生じる。その結果、電荷を帯びた研磨滓が樹脂成形品W、研磨ベルト1、研磨板2、ワーク保持具3又は筐体内壁に付着しやすくなる。そこで、静電気を除去するために除電エアを噴射させる(図示していない)。
通常は、図4に示すように、各押圧用プーリ(22)の突出距離を同一にして研磨ベルト(1)の研磨面を略垂直状態にして使用する。
あるいは、ワーク保持具3自体は、昇降し得るように構成することも可能である。
この樹脂成形品Wの凹形状部のパートライン52に、研磨ベルト1に押し当てながら研磨した後、例えばベルト押圧用プーリ(21)の各押圧用プーリ(22)の進退量を調節して、この研磨ベルト1を後退させる。このような研磨ベルト1の位置を変化させることにより、凹部を有する樹脂成形品であっても自動研磨することができる。この凹形状部のパートライン52が湾曲しているときは、その曲面をなぞるように研磨する。更にパッドを用いて研磨ベルト1の位置調節を図ることも可能である。
パートライン52が樹脂成形品Wの上側角部又は下側角部に形成されたものでは、図12(a)、(b)で説明したように、研磨位置における研磨ベルト1が垂直状態であると、パートライン52以外の部位を研磨するおそれがある。なぜならワーク保持具3に取り付けられた、樹脂成形品W(パートライン52)は原則として、水平に移動させる構成になっているからである。そこで、本発明では、樹脂成形品Wを微妙に傾斜させるのではなく、研磨ベルト1の一部を傾斜させて樹脂成形品W(パートライン52)を研磨する構成にした。
実施例2のベルト押圧用プーリ(21)は、前述した2個の押圧用プーリ(22)を進退する構成に代えて、シーソー方式によるものである。このベルト押圧用プーリ(21)は、研磨ベルト(1)裏面に向けて進退自在になる2個の押圧用プーリ(22)を両端にそれぞれ取り付け、連結部材(31)の中間位置(32)を調節ハンドル(33)でシーソー状に回動させることにより、研磨ベルト(1)の傾斜面の傾斜角度を可変できるように構成した。
ンの調整が容易又は不要になるという特徴がある。
研磨ベルト1の一部に傾斜面を形成する構造は、ベルト押圧用プーリ(21)は、実施例1又は実施例2の構成に限定されない。
実施例3では、研磨板(2)に付着した研磨滓を除去する噴射孔(41)を回転板(10)に開けた。研磨板(2)を長時間使用すると、その樹脂成形品Wの研磨面の目詰まりによる研磨能力が低下する。そこで、研磨板(2)を保持する回転板(10)に、回転軸(9)の軸方向に複数の噴射孔(41)を開けた。この噴射孔(41)から圧縮空気を噴射させることで、回転板(10)に研磨板(2)を取り付けた状態で、研磨板(2)に付着した研磨滓を除去することができる。図示例では、噴射孔(41)への空気の供給を回転軸(9)を中空にし、そこに空気を送り込む構成を示しているが、この構成に限定されない。
実施例3では、研磨板(2)を取り付ける回転板(10)の中心位置に、回転軸(9)の中心軸位置(CS)から偏心させる偏心部材(9a)を介して回転軸(9)を連結した
。この板状の研磨板3を偏心させて回転させながら、樹脂成形品W周囲のパートライン52を仕上研磨する。このように板状の研磨板2を偏心させて回転させると研磨面に回転方向の傷を付けないようにすることができる。
2 研磨板
3 ワーク保持具
4 ワーク保持具可動機構
9 回転軸
9a 偏心部材
10 回転板
11 クリーニング機構
21 ベルト押圧用プーリ
22 押圧用プーリ
31 連結部材
32 中間位置
52 パートライン
W 樹脂成形品
α 研磨ベルト面と研磨板研磨面とにより形成される角度
Claims (16)
- 樹脂めっきに供され、かつ凹凸部、角部や曲面部を有する樹脂成形品(W)について、その周囲の接合部に、金型成形の際に形成されたパートライン(52)を研磨するパートライン研磨装置であって、
前記樹脂成形品(W)を樹脂めっきしたときに、クラックの起点の原因になるパートライン(52)のばり又は段差を研磨する無端ベルト状の研磨ベルト(1)と、
前記研磨ベルト(1)を裏面から押圧して、該研磨ベルト(1)の一部に傾斜面を形成するために、該研磨ベルト(1)を裏面に設けた可動自在になるベルト押圧用プーリ(21)と、
前記研磨ベルト(1)に隣接すると共に、前記樹脂成形品(W)のパートライン(52)に、該研磨ベルト(1)の研磨により発生した、樹脂めっきしたときに、クラックの起点の原因になるエッジ部分に、丸みを付けるための仕上研磨をする、該研磨ベルト(1)よりヤスリ目が細かく、かつその硬さも柔らかい、板状の研磨板(2)と、
前記樹脂成形品(W)を担持するワーク保持具(3)と、
前記ワーク保持具(3)を樹脂成形品(W)と共に、所定方向に移動させるワーク保持具可動機構(4)と、から成り、
前記研磨ベルト(1)による研磨に引き続いて前記研磨板(2)による仕上研磨するために樹脂成形品(W)を迅速に移動させるように、該研磨ベルト(1)の研磨する面と、該研磨板(2)の研磨面とにより形成される角度(α)が90度から180度の範囲内になるように、研磨ベルト(1)と研磨板(2)とを配置した、ことを特徴とする樹脂成形品のパートライン研磨装置。 - 樹脂めっきに供され、かつ凹凸部、角部や曲面部を有する樹脂成形品(W)について、その周囲の接合部に、金型成形の際に形成されたパートライン(52)を研磨するパートライン研磨装置であって、
前記樹脂成形品(W)を樹脂めっきしたときに、クラックの起点の原因になるパートライン(52)のばり又は段差を研磨する、略垂直方向に回転するように配置した無端ベルト状の研磨ベルト(1)と、
前記研磨ベルト(1)の一部を裏面から押圧して、該研磨ベルト(1)の傾斜面の傾斜角度を可変可能に形成するために、該研磨ベルト(1)を裏面に設けた可動自在になるベルト押圧用プーリ(21)と、
前記研磨ベルト(1)に隣接すると共に、前記樹脂成形品(W)のパートライン(52)に、該研磨ベルト(1)の研磨により発生した、樹脂めっきしたときに、クラックの起点の原因になるエッジ部分に、丸みを付けるために仕上研磨をする、該研磨ベルト(1)よりヤスリ目が細かく、かつその硬さも柔らかい、板状の研磨板(2)と、
前記樹脂成形品(W)を、該パートライン(52)が略水平方向になるように着脱自在に担持するワーク保持具(3)と、
前記ワーク保持具(3)を樹脂成形品(W)と共に、略水平の所定方向に移動させるワーク保持具可動機構(4)と、から成り、
前記研磨ベルト(1)による研磨に引き続いて前記研磨板(2)による仕上研磨するために樹脂成形品(W)を迅速に移動させるように、該研磨ベルト(1)の研磨する面と、該研磨板(2)の研磨面とにより形成される角度(α)が90度から180度の範囲内になるように、研磨ベルト(1)と研磨板(2)とを配置した、ことを特徴とする樹脂成形品のパートライン研磨装置。 - 前記ベルト押圧用プーリ(21)は、前記研磨ベルト(1)裏面に向けて進退自在になる2個の押圧用プーリ(22)を設け、各押圧用プーリ(22)の突出距離を異なるように個別に進退させることにより、該研磨ベルト(1)の傾斜面の傾斜角度を可変できるように構成した、ことを特徴とする1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記ベルト押圧用プーリ(21)は、前記研磨ベルト(1)裏面に向けて進退自在になる2個の押圧用プーリ(22)を連結部材(31)の両端にそれぞれ取り付け、該連結部材(31)の中間位置(32)でシーソー状に回動させることにより、該研磨ベルト(1)の傾斜面の傾斜角度を可変できるように構成した、ことを特徴とする1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記研磨板(2)を、回転軸(9)に連結した回転板(10)に取り付け、かつ該研磨板(2)の研磨面が垂直方向に対して傾斜自在になるように、該回転軸(9)を首振り自在に構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記研磨板(2)を、振動装置に取り付けた、ことを特徴とする請求項1、2又は5の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記研磨板(2)を取り付ける回転板(10)の中心位置に、前記回転軸(9)の中心軸位置から偏心させる偏心部材(9a)を介して該回転軸(9)を連結した、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記研磨ベルト(1)を回転させる装置の一部に、該研磨ベルト(1)に付着した研磨滓を除去するクリーニング機構(11)を設けた、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記研磨板(2)を保持する回転板(10)に、前記回転軸(9)の軸方向に複数の噴射孔(41)を開け、該回転板(10)に研磨板(2)を取り付けた状態で、この噴射孔(41)から圧縮空気を噴射させ、該研磨板(2)に付着した研磨滓を除去するように構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記クリーニング機構(11)は、超音波で洗浄し、水中で洗浄し、振動モータを利用し又は除電エアを噴射させることにより、研磨ベルト(1)に付着した研磨滓を除去する機構である、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記ワーク保持具(3)には、樹脂成形品(W)に向けて噴射させる除電エアの噴射口を設けた、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 前記ワーク保持具可動機構(4)は、略水平方向と上下方向の所定方向に移動させるものである、ことを特徴とする請求項1又は2の樹脂成形品のパートライン研磨装置。
- 凹凸部、角部や曲面部を有する樹脂成形品(W)周囲の接合部に、金型成形の際に形成されたパートライン(52)を研磨する樹脂成形品のパートライン研磨方法であって、
前記樹脂成形品(W)に形成されたパートライン(52)の凹形状部については、該パートライン(52)を研磨ベルト(1)の研磨面を近づけ、押し当てながら研磨し、
前記樹脂成形品(W)に形成されたパートライン(52)の角部や曲面形状部については、該パートライン(52)が前記研磨ベルト(1)の研磨面を擦るように、該樹脂成形品(W)を前記研磨ベルト(1)面に対して略直角方向に移動させながら、該樹脂成形品(W)の周囲のパートライン(52)を連続して研磨することにより、該パートライン(52)が平滑になるように研磨し、
更に、前記研磨ベルト(1)を裏面からベルト押圧用プーリ(21)で押圧して、該研磨ベルト(1)の一部に傾斜面を形成し、樹脂成形品(W)の上側角部、下側角部に形成されたパートライン(52)が平滑になるように研磨し、
引き続いて、前記樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)の凹形状部、角部や曲
面形状部について、該パートライン(52)が板状の研磨板2面を擦るように、該樹脂成形品(W)を移動させながら、該樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)を研磨することにより、前記研磨ベルト(1)の研磨により発生したエッジ部分に丸みを付けるように仕上研磨する、ことを特徴とする樹脂成形品のパートライン研磨方法。 - 凹凸部、角部や曲面部を有する樹脂成形品(W)の周囲の接合部に、金型成形の際に形成されたパートライン(52)を研磨する樹脂成形品のパートライン研磨方法であって、
前記樹脂成形品(W)の形成されたパートライン(52)の凹形状部については、該パートライン(52)を研磨ベルト(1)の研磨面を近づけ、押し当てながら研磨し、
前記樹脂成形品(W)に形成されたパートライン(52)の角部や曲面形状部については、該パートライン(52)が前記研磨ベルト(1)の研磨面を擦るように、該樹脂成形品(W)を略水平方向に移動させながら、該樹脂成形品(W)の周囲のパートライン(52)を連続して研磨することにより、該パートライン(52)を平滑になるように研磨し、
更に、前記研磨ベルト(1)を裏面からベルト押圧用プーリ(21)で押圧して、該研磨ベルト(1)の一部に傾斜面を形成し、樹脂成形品(W)の上側角部、下側角部に形成されたパートライン(52)が平滑になるように研磨し、
引き続いて、前記樹脂成形品(W)の周囲のパートライン(52)の凹形状部、角部や曲面形状部について、該パートライン(52)が板状の研磨板2面を擦るように、該樹脂成形品(W)を略水平方向に移動させながら、該樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)を連続して研磨することにより、前記研磨ベルト(1)の研磨により発生したエッジ部分に丸みを付けるように仕上研磨する、ことを特徴とする樹脂成形品のパートライン研磨方法。 - 前記樹脂成形品(W)の上側角部又は下側角部に形成されたパートライン(52)の凹形状部、角部や曲面形状部については、傾斜させた前記板状の研磨板(2)面を擦るように仕上研磨する、ことを特徴とする請求項13又は14の樹脂成形品のパートライン研磨方法。
- 前記樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)の凹形状部、角部や曲面形状部について、該パートライン(52)が板状の研磨板2面を擦るように、該樹脂成形品(W)を移動させ、かつ該板状の研磨板(2)を偏心させて回転させながら、該樹脂成形品(W)周囲のパートライン(52)を研磨することにより、前記研磨ベルト(1)の研磨により発生したエッジ部分に丸みを付けるように仕上研磨する、ことを特徴とする請求項13又は14の樹脂成形品のパートライン研磨方法。
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