JP2012032466A - プロジェクタ支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置自体をコンパクトにすることが可能であり、且つプロジェクタの姿勢(位置および傾き角度)を高精度に微調整が可能なプロジェクタ支持装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタ支持装置100は、構造体に固定される構造体側固定部材10と、一端部が構造体側固定部材10に固定される支持アーム20と、プロジェクタ1を支持アーム20の中途部または他端部に連結するプロジェクタ連結装置30を具備し、プロジェクタ連結装置30は、プロジェクタ1の左右方向を調整する第1位置調整機構と、プロジェクタ1の前後方向を調整する第2位置調整機構と、プロジェクタ1の左右方向の軸回りの回動角度を調整する第1回動角調整機構と、プロジェクタ1の前後方向の軸回りの回動角度を調整する第2回動角調整機構と、プロジェクタ1の上下方向の軸回りの回動角度を調整する第3回動角調整機構とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、投写型プロジェクタを天井、壁、柱、梁等の構造体に支持する支持装置に係り、小型化に好適なプロジェクタ支持装置の構造技術に関する。
投写型プロジェクタは、机上等に設置されてスクリーンや壁に映像を投写されることが多い。このような場合には、例えば、特許文献1に開示されている機構により、位置調整がおこなわれている。より詳細には、特許文献1に記載のプロジェクタの支持機構は、プロジェクタの裏面に手回し可能な調整具を螺合させ、細長の突起を突出させ、当該調整具および突起が机上に接することでプロジェクタを支持するものである。
上記のようなプロジェクタでは、設置場所のレイアウトを変更した場合(例えば、設置場所内の机を移動させた場合)、あるいは使用後のプロジェクタを別の場所で保管する場合には、使用するたびに調整が必要となる。そこで、天井、壁、柱、梁等の構造体にプロジェクタを固定支持するプロジェクタ支持装置が開発されている(例えば、特許文献2および特許文献3)。
特開平11−54946号公報 特開2006−348979号公報 特開2006−330135号公報
上記特許文献2や3に記載のプロジェクタ支持装置では、プロジェクタ装置の傾き調整ができない問題や、傾き調整が可能であっても調整可能な方向および範囲が限定されているため、傾き角度の微調整が困難であるという問題点があった。
さらに、特許文献3のプロジェクタ支持装置は、傾き角度の調整を行う各構成を単に上下方向に連結したものとなっており、装置自体が上下方向に大型化するという問題点があった。
本発明の目的は、上記の問題を解決するものであり、支持装置をコンパクトにすることが可能であり、且つプロジェクタの姿勢(位置および傾き角度)の微調整が可能なプロジェクタ支持装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の構造体等に固定される構造体側固定部材と、一端部が前記構造体側固定部材に固定される支持アームと、プロジェクタを前記支持アームの中途部または他端部に支持可能に連結するプロジェクタ連結装置とを有するプロジェクタ支持装置は、前記プロジェクタ連結装置をつぎの構造にした。
前記プロジェクタ連結装置は、前記構造体等に対する前記プロジェクタの第1の方向の位置を調整する第1位置調整機構と、前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向に対して垂直な第2の方向の位置を調整する第2位置調整機構と、前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向および前記第2の方向に対して垂直な第3の方向の軸回りの回動角度を調整する第3回動角調整機構と、前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向の軸回りの回動角度を調整する第1回動角調整機構と、前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第2の方向の軸回りの回動角度を調整する第2回動角調整機構とを、前記第3の方向に順に設置し、前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構と前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構と前記第3回動角調整機構のそれぞれの調整ネジ部は、当該プロジェクタ支持装置の支持アームの前方と前記支持アームに直角な方向の2つの方向に設置されるようにした。
さらに、前記プロジェクタ連結装置は、前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構は、前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構に内包されて設置されるようにした。
また、前記プロジェクタ連結装置の前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構は、それぞれ、連結部材の辺部に摺動部を持ち、前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構は、ひとつの連結部材の対向する2辺にそれぞれの摺動面を持つようにした。
本発明によれば、装置自体をコンパクトにすることが可能であり、且つプロジェクタの姿勢(位置および傾き角度)を高精度に微調整をおこなうことができる。
実施例のプロジェクタ支持装置100の斜視図である。 構造体側固定部材10近傍の斜視図である。 プロジェクタ連結装置30近傍の斜視図である。 プロジェクタ連結装置30の全体図である。 プロジェクタ連結装置30の全体分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第1位置調整機構40の組図である。 プロジェクタ連結装置30の第1位置調整機構40の分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第2位置調整機構50の組図である。 プロジェクタ連結装置30の第2位置調整機構50の分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第3回動角調整機構60の組図である。 プロジェクタ連結装置30の第3回動角調整機構60の分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第2回動角調整機構70の組図である。 プロジェクタ連結装置30の第2回動角調整機構70の分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第1回動角調整機構80の組図である。 プロジェクタ連結装置30の第1回動角調整機構80の分解図である。 プロジェクタ連結装置30の第1回動角調整機構80とプロジェクタ固定部材90の取付図である。
以下、本発明に係るプロジェクタ支持装置の構成を図面を用いて詳細に説明する。図1から図3は、本発明の実施例に係るプロジェクタ支持装置の取り付け全体概観を示す図である。図4は、実施例のプロジェクタ支持装置自体の組図であり、図5は、それの分解図である。図6から図15は、詳細を後述する複数の位置調整機構と回転調整機構のそれぞれの組図と分解図を示している。
以下の実施例の説明においては、実施例のプロジェクタ支持装置の重力方向を「プロジェクタ支持装置100の上下方向」とし、プロジェクタ支持装置100の上下方向に対して垂直な方向を「プロジェクタ支持装置100の前後方向」とし、プロジェクタ支持装置100の上下方向およびプロジェクタ支持装置100の前後方向に対して垂直な方向を「プロジェクタ支持装置100の左右方向」と表記する。また、前記「プロジェクタ支持装置100の上下方向」・「プロジェクタ支持装置100の前後方向」・「プロジェクタ支持装置100の左右方向」を、それぞれ、第1の方向・第2の方向・第3の方向とも称する。
図1は、実施例のプロジェクタ支持装置100とプロジェクタ1を壁面に設置した状態を示す図である。プロジェクタ支持装置100は、一端部が壁面等の構造体2に固定され、他端部においてプロジェクタ固定部材90を介してプロジェクタ1を懸架する。そして、プロジェクタ支持装置100は、主に、構造体側固定部材10と、支持アーム20と、プロジェクタ連結装置30と、アームスライダ22から構成されている。
図2は、実施例のプロジェクタ支持装置100の壁面側の構造を示した図である。構造体側固定部材10は、内部空間を有する箱状の部材であり、一端面が構造体2に固定されている。
図3は、実施例のプロジェクタ支持装置100の壁面の反対側を示す図である。プロジェクタ連結装置30が、プロジェクタ1を支持アーム20の中途部または他端部(前端部)に支持可能に連結する装置であり、詳細を後述する。
プロジェクタ固定部材90は、平面視長方形状の板状の部材である。プロジェクタ固定部材90の上面にはプロジェクタ連結装置30の下端部が固定されるとともに、プロジェクタ固定部材90の下面にはプロジェクタ1の上部が固定される。尚、本実施形態において、プロジェクタ1はプロジェクタ固定部材90に固定されるが、プロジェクタ1の形状等によってはプロジェクタ1を直接プロジェクタ連結装置30に固定する構成(プロジェクタ固定部材90を省略した構成)としても良い。
また、プロジェクタ連結装置30はアームスライダ22の下端部に固定されることにより、支持アーム20に支持される。また、プロジェクタ連結装置30とアームスライダ22とを合わせたものは、図2のアーム本体21の側板21bに形成されたスライド溝21eに係合しつつ、スライド溝21eの長手方向、すなわち前後方向に摺動することが可能である。
このように、プロジェクタ連結装置30が、アーム本体21に対してスライドすることにより、プロジェクタ連結装置30の前後方向における大まかな位置を調整することが可能である。
次に、図4から図16を用いてプロジェクタ連結装置30の詳細な構成について説明する。まず、図4にてプロジェクタ連結装置30の全体像を示し、図5にてその分解図を示す。
プロジェクタ連結装置30は、詳細を後述する第1位置調整機構40と、第2位置調整機構50と、第3回動角調整機構60と、第2回動角調整機構70と、第1回動角調整機構80とから構成され、それぞれの機構は、前記の順に積み重ねられた状態で配置される。
詳細を後述するが、実施例のプロジェクタ連結装置30は、位置と回動角について5軸の調整機構を有しており、それぞれの調整機構を調整ネジである、第1移動ネジ43と第2移動ネジ53と第3軸回動ネジ63と第2軸回動ネジ73と第1軸回動ネジ83は、プロジェクタ連結装置30の2つの面に配置されており、調整を容易におこなうことができる。
まず、第1位置調整機構40について、図6と図7により説明する。
第1位置調整機構40は、構造体2に対するプロジェクタ1の前後方向の位置を調整する機構である。図6に示すように、第1位置調整機構40は、第1支持部材41と、第1摺動・支持部材42と、第1移動ネジ43と、第1移動ばね44とから構成されている。そして、第1支持部材41はプロジェクタ連結装置30の上端部を成す部材である。
以下、図7に示す分解図により、第1位置調整機構40の詳細構造を説明する。
第1支持部材41は金属板を適宜折り曲げることにより成形され、基部41aおよび第1折曲部41b・第2折曲部41c・第3折曲部41dを有する。基部41aは平面視長方形状の板状の部材であり、基部41aの一対の板面は上下方向に対して垂直である。基部41aは支持アーム20のアームスライダ22の下端部に固定される。
第1折曲部41bは、基部41aの左端辺から延設され、基部41aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部41bの前半部および後半部にはそれぞれ長孔41e・41eが形成される。
第2折曲部41cは、基部41aの右端辺から延設され、基部41aの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第2折曲部41cの前半部および後半部にはそれぞれ長孔41f・41fが形成される。41e・41fは、前後方向に沿って細長く開口される孔であり、ネジ部材45・45が摺動可能に挿通される。
第3折曲部41dは、基部41aの左端略中央部から延設され、第1折曲部41bと垂直に下方に折り曲げられた部分である。第3折曲部41cの中央部には貫通孔41gが形成されている。
第1摺動・支持部材42は、本発明に係る「第1摺動部材」の実施の一形態であり、第1支持部材41に摺動可能に支持される部材である。
第1摺動・支持部材42は金属板を適宜折り曲げることにより成形され、基部42aおよび第1折曲部42b・第2折曲部42c・第3折曲部42d・第4折曲部42e・第5折曲部42fを有する。
基部42aは平面視長方形状の板状の部材であり、基部42aの一対の板面は上下方向に対して垂直である(前後方向および左右方向に対して平行である)。
第1折曲部42bは、基部42aの左端辺から延設され、基部42aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。図4に示すように、第1折曲部42bの前半部および後半部にはそれぞれ第1挿通孔42g・第2挿通孔42hが形成される。第1折曲部42b前下端には第2挿通孔42oが形成される。
第2折曲部42cは、基部42aの右端辺から延設され、基部42fの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。図6に示すように、第2折曲部42cの前半部および後半部には第1挿通孔42j・第2挿通孔42kが形成される。
第3折曲部42dは、基部42aの前端辺から延設され、基部42aの前端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第3折曲部42dの左端部には、貫通孔42mが形成されている。また第3折曲部42dの下端部の左半部および右半部にはそれぞれ長孔41n・41nが形成される。
第4折曲部42eは、基部42aの後端辺から延設され、基部42aの後端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第4折曲部42eの下端部には左半部および右半部にはそれぞれ長孔42p・42pが形成される。
挿通孔42g・42h・42j・42kの内周面には雌ネジが形成され、ネジ部材45・45・46・46がそれぞれ螺着されている。また、第1摺動・支持部材42の基部42aには、第5折曲部42fが突設されている。
第5折曲部42fは、基部42aの左後端近傍から垂直に下方に延設され前後方向に対して垂直である。第5折曲部42fの中央部には挿通孔42qが形成されている。挿通孔42qの内周面には雌ネジが形成され第1移動ネジ43が螺着される。
第1移動ネジ43は、前端部(頭部)が太く後端が細い段差を持つ棒状の部材であり、後端部の外周面にはネジが形成される。第1移動ネジ43は、第1摺動・支持部材42の貫通孔42mに挿通され、かつ挿通孔42qに螺着されることにより、第1摺動・支持部材42に回転可能に軸支されるとともに第1支持部材41の貫通孔41gに挿通される。このとき、第1移動ネジ43の長手方向は前後方向に対して平行である。
第1移動ネジ43の前端部(頭部)は第1摺動・支持部材42の第3折曲部42dの外側(前方)に突出しており、第3折曲部42dの外部に露出している。第1移動バネ44は第1移動ネジ43の後端部に挿入され第1支持部材41の第3折曲部41dと第1摺動・支持部材42の第5折曲部42qの間に装着される。
以上の構成により少ない部品で構成可能であり安価で小さいプロジェクタ連結装置が可能となる。特に本実施形態では第1支持部材41も第1摺動・支持部材42もともに下方向に折り曲げを行うことでプロジェクタ連結装置30の上下方向サイズを小さくすることが可能である。
以下では、第1位置調整機構40の動作について説明する。
第1移動ネジ43の前端部(頭部)にはダイヤルつまみが嵌合されている。作業者が当ダイヤルつまみを手で回転させることにより、第1移動ネジ43には回転力が付与され、第1移動ネジ43は回転する。ここで第一ネジ43の段差部分は第1支持部材41の第3折曲部41dの前側の板面に面接触している。第一支持部材41の第3折曲部41dは位置が固定されているため第1移動ネジ43を時計方向に回転すると、第1摺動・支持部材42は第5折曲部42qのネジ部を介して前方向に移動する。第1移動ネジ43を反時計方向に回転すると第1摺動・支持部材42は第1移動バネ44の反力により後方向に移動する。
この一連の動作の中で第一支持部材41と第1摺動・支持部材42は常に第1移動バネ44の反力を受けているため各構成要素間の隙間がなくなるため滑らかに動くため、高精度の調整が可能となる。なお、第1摺動・支持部材42は、ネジ部材45・45・46・46を介して第1支持部材41に支持されているため、第1支持部材41に対する第1摺動・支持部材42の上下方向および左右方向の移動は規制される。
また、ダイヤルつまみは着脱可能とし、調整後はとりはずしておくことで不用意に調整済みの設定を変えられないようにしてもよい。
つぎに、第2位置調整機構50について、図8と図9により説明する。第2位置調整機構50は、構造体2に対するプロジェクタ1の左右方向の位置を調整する機構である。
図8に示すように、第2位置調整機構50は、第1摺動・支持部材42と、第2摺動・支持部材52と、第2移動ネジ53と第2移動バネ54から構成されている。第1摺動・支持部材42は、第1位置調整機構40を構成する部材の一つであるとともに、第2位置調整機構50を構成する部材の一つである。つまり、第1摺動・支持部材42は、本発明に係る「第1摺動部材」の実施の一形態であるとともに、本発明に係る「第2支持部材」の実施の一形態でもある。
第2摺動・支持部材52は、本発明に係る「第2摺動部材」の実施の一形態であり、第1摺動・支持部材42に摺動可能に支持される部材である。第2摺動・支持部材52は金属板を適宜折り曲げることにより成形される。第2摺動・支持部材52は基部52aおよび第1折曲部52b・第2折曲部52c・第3折曲部52d・第4折曲部52e・第5折曲部52fを有する。
基部52aは平面視長方形状の板状の部材であり、基部52aの一対の板面は上下方向に対して垂直である(前後方向および左右方向に対して平行である)。
第1折曲部52bは、基部52aの左端辺前端部から延設され、基部52aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部52bには挿通孔52gが形成される。挿通孔52gの内周面には雌ネジが形成され第2移動ネジ53が螺着される。
第2折曲部52cは、基部52aの左端辺後端部から延設され、基部52aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第2折曲部52cには挿通孔52hが形成される。
第3折曲部52dは、基部52aの前端辺から延設され、基部52aの前端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第3折曲部52dの左半部および右半部にはそれぞれ挿通孔52j・52kが形成される。
第4折曲部52eは、基部52aの後端辺から延設され、基部52aの後端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第4折曲部52eの左半部および右半部にはそれぞれ挿通孔52m・52nが形成される。挿通孔52j・52k・52m・52nの内周面には雌ネジが形成され、ネジ部材55・55・56・56がそれぞれ螺着される。
第5折曲部52fは、基部52aの右端辺後端部から延設され、基部52aの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第5折曲部52fにはそれぞれ挿通孔52oが形成される。挿通孔52oの内周面には雌ネジが形成される。基部52aには上下方向の軸中心に対して同心円上に配置される4個の円弧状の長孔52pが形成される。
第2移動ネジ53は、前端部(頭部)が太く後端が細い段差を持つ棒状の部材であり、後端部の外周面にはネジが形成される。第2移動ネジ53は、第1摺動・支持部材42の貫通孔42oに挿通され、かつ第2摺動・支持部材52の挿通孔52gに螺着されることにより回転可能に軸支される。第2移動ネジ53の長手方向は左右方向に対して平行である。第2移動ネジ53前端部(頭部)は第1摺動・支持部材42の第1折曲部41bの外側(左方)に突出しており、第1折曲部41bの外部に露出している。
第2移動バネ54は第2移動ネジ53の後端部に挿入され第2摺動・支持部材42の第1折曲部51bと第2摺動・支持部材52の第1折曲部52bの間に装着される。以上の構成により少ない部品で構成可能であり安価で小さいプロジェクタ連結装置が可能となる
特に、本実施形態では、第1摺動・支持部材42が第1位置調整機構40を構成する部材の一つおよび第2位置調整機構50を構成する部材の一つを兼ねるので、プロジェクタ連結装置30の上下方向のサイズを更に小さくすることが可能である。
以下では、第2位置調整機構50の動作について説明する。
第2移動ネジ53の前端部(頭部)にはダイヤルつまみが嵌合されている。作業者が当ダイヤルつまみを手で回転させることにより、第2移動ネジ53には回転力が付与され、第2移動ネジ53は回転する。ここで第2移動ネジ53の段差部分は第1摺動・支持部材42の第1折曲部42bの左側の板面に面接触している。第2移動ネジ53を時計方向に回転すると、第1摺動・支持部材42の位置を基準とした場合、第2摺動・支持部材52は第1折曲部52bの挿通孔52gのネジ部を介して左方向に移動する。第2移動ネジ53を反時計方向に回転すると第2摺動・支持部材52は第2移動バネ54の反力により右方向に移動する。
この一連の動作の中で第1摺動・支持部材42と第2摺動・支持部材52は常に第2移動ネジ53の反力を受けているため各構成要素間の隙間がなくなるため滑らかに動くため、高精度の調整が可能となる。なお、第2摺動・支持部材52は、ネジ部材55・55・56・56を介して第1摺動・支持部材42に支持されているため、第1摺動・支持部材42に対する第2摺動・支持部材52の上下方向および前後方向の移動は規制される。
第3回動角調整機構60について、図10と図11により説明する。
第3回動角調整機構60は、構造体2に対するプロジェクタ1の上下方向の軸回りの回動角度を調整する機構である。
図10に示すように、第3回動角調整機構60は、第2摺動・支持部材52と、第3軸回動・支持部材61と、第3軸回動ネジ63と第3軸回動バネ54から構成されている。ここで、第2摺動・支持部材52は、第2位置調整機構50を構成する部材の一つであるとともに、第3回動角調整機構60を構成する部材の一つである。つまり、第2摺動・支持部材52は、本発明に係る第2位置調整機構の「第2摺動部材」の実施の一形態であるとともに、本発明に係る第3回動角調整機構の「第3軸支持部材」の実施の一形態でもある。
第3軸回動・支持部材61は、本発明に係る「第3軸回動部材」の実施の一形態であり、金属板を適宜折り曲げることにより成形される。第3軸回動・支持部材61は基部61aおよび第2折曲部61b・第2折曲部61c・第3折曲部61d・第4折曲部61eを有する。
基部61aは平面視板状の部材であり、基部62aの一対の板面は上下方向に対して垂直である(前後方向および左右方向に対して平行である)。
第1折曲部61bは、基部61aの左端辺から延設され、基部61aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部61bには挿通孔61hが形成される。挿通孔61hの内周面には雌ネジが形成される。
第2折曲部61cは、基部61aの右端辺から延設され、基部61aの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第2折曲部61cには貫通孔61jが形成される。
第3折曲部61dは、基部61aの後端辺から延設され、基部61aの後端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。
第4折曲部61eは、基部61dの左端辺から延設され、基部61dの左端辺を折目として後方に折り曲げられた部分である。第4折曲部61eは左右方向に対して垂直である。第4折曲部61eには水平方向が長手方向となる長孔61kが形成される。
第5折曲部61fは、基部61aの前端辺から延設され、基部61aの前端辺を折目として上方に折り曲げられた部分である。第5折曲部61fには貫通孔61mが形成される。
第6折曲部61gは、基部61aの後端辺から延設され、基部61aの後端辺を折目として上方に折り曲げられた部分である。第6折曲部61gには挿通孔61nが形成される。挿通孔61nの内周面には雌ネジが形成される。
基部61aには上下方向の軸中心に対して同心円上に配置される4個の挿通孔61oが形成される。挿通孔61oの内周面には雌ネジが形成され、ネジ部材65が螺着される。
第3軸回動ネジ63は、第2摺動・支持部材52の貫通孔52hに挿通され、かつ第2摺動・支持部材52の第4折曲部52fの挿通孔52oに螺着されることにより回転可能に軸支され、かつ第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eの長孔61kに挿通される。第3軸回動ネジ63の長手方向は左右方向に対して平行である。第3軸回動ネジ63前端部(頭部)は第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eの外側(左方)に突出しており、第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eの外部に露出している。
第3軸回動バネ54は第3軸回動ネジ63の後端部に挿入され第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eと第2摺動・支持部材52の第4折曲部52fの間に装着される。以上の構成により少ない部品で構成可能であり安価で小さいプロジェクタ連結装置が可能となる
特に、本実施形態では、第2摺動・支持部材52が第3回動角調整機構60を構成する部材の一つを兼ねるので、プロジェクタ連結装置30の上下方向のサイズを更に小さくすることが可能である。また、上下方向の軸周りの回転は4個のネジ部材65と貫通孔52pにより制御されており、中心軸上に回転中心となる部材を必要としないため、上下方向のサイズをさらに小さくすることが可能である。
以下では、第3回動角調整機構60の動作について説明する。
第3軸回動ネジ63の前端部(頭部)にはダイヤルつまみが嵌合されている。作業者が当ダイヤルつまみを手で回転させることにより、第3軸回動ネジ63には回転力が付与され、第3軸回動ネジ63は回転する。ここで第3軸回動ネジ63の段差部分は第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eに面接触している。
第3回動軸ネジ63を時計方向に回転すると、第3回動軸ネジ63の段差が第3軸回動・支持部材61の第4折曲部61eを押し、これにより第3軸回動・支持部材61は基部61aの同心円上に配置された挿通孔52j・52k・52m・52nの共通の中心軸を中心に平面視反時計方向に回転する。このとき、第3軸回動ネジ63の段差部分は左右方向の直線運動をするが、第4折曲部61eの長孔61kは水平方向に長孔であるため第3軸回動ネジ63の段差部分の左右方向の移動を阻害することはない。第3軸回動ネジ63を反時計方向に回転すると第3軸回動・支持部材61は第2移動バネ54の反力により平面視時計方向に回転する。
この一連の動作の中で第2摺動・支持部材52と第3軸回動・支持部材61は常に第3軸回動バネ64の反力を受けているため各構成要素間の隙間がなくなるため滑らかに動くため、高精度の調整が可能となる。なお、第3軸回動・支持部材61は、貫通孔52pを挿通してネジ部材65を介して第2摺動・支持部材52に支持されているため、第2摺動・支持部材52に対する第3軸回動・支持部材61の上下方向の軸周り以外の移動は規制される。
第2回動角調整機構70について、図12と図13により説明する。
第2回動角調整機構70は、構造体2に対するプロジェクタ1の左右方向の軸回りの回動角度を調整する機構である。
図12に示すように、第2回動角調整機構70は、第3軸回動・支持部材61と、第2軸回動・支持部材71と、第2軸回動・支持部材72と、第2軸回動ネジ73と第2軸回動バネ74とネジ部材75とから構成されている。ここで、第3軸回動・支持部材61は、第3回動角調整機構60を構成する部材の一つであるとともに、第2回動角調整機構70を構成する部材の一つである。つまり、第3軸回動・支持部材61は、本発明に係る第3回動角調整機構の「第3軸回動部材」の実施の一形態であるとともに、本発明に係る第2回動角調整機構の「第2軸支持部材」の実施の一形態でもある。
第2軸回動部材71は第3軸回動・支持部材61に回動自在に軸支される部材である。第2軸回動・支持部材71は金属板を適宜折り曲げることにより成形される。第2軸回動・支持部材71は基部71aおよび第1折曲部71b・第2折曲部71c・第3折曲部71d・第4折曲部71e・第5折曲部71f・第6折曲部71gを有する。
基部71aには貫通孔71hが形成される。
第1折曲部71bは、基部71aの前端辺から延設され、基部71aの前端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部71bの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第1折曲部71bの上端部には貫通孔71jが形成され、当該貫通孔よりも下方となる位置には挿入孔71kが形成される。挿通孔71kの内周面には雌ネジが形成される。
第2折曲部71cは、第1折曲部71bの左端辺から延設され、第1折曲部71bの左端辺を折目として後方に折り曲げられた部分である。第2折曲部71cの一対の板面は左右方向に対して垂直である。第2折曲部71cの下端部には貫通孔71mが形成され、上端には挿入孔7nが形成される。挿通孔71nの内周面には雌ネジが形成される。
第3折曲部71dは、第1折曲部71bの右端辺から延設され、第1折曲部71bの右端辺を折目として後方に折り曲げられた部分である。第3折曲部71dの一対の板面は左右方向に対して垂直である。第3折曲部71dの下端部には貫通孔71oが形成され、上端には挿入孔7pが形成される。挿通孔71pの内周面には雌ネジが形成される。
第4折曲部71eは基部71aの後端辺から延設され、基部71aの後端辺を折目として上方に折り曲げられた部分である。第4折曲部71eの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第4折曲部71e端部には上下方向が長手方向となる貫通孔71qが形成される。
第5折曲部71fは第2折曲部71cの下端辺から延設され、第1折曲部71bの下端辺を折目として右方に折り曲げられた部分である。第5折曲部71eの一対の板面は上下方向に対して垂直である。第5折曲部71fには貫通孔71rが形成される。
第6折曲部71gは第5折曲部71fの右端辺から延設され、第5折曲部71fの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第6折曲部71gの一対の板面は左右方向に対して垂直である。第6折曲部71gには上下方向が長手方向となる貫通孔71sが形成される。
第2軸回動・支持部材72は金属板を適宜折り曲げることにより成形される。第2軸回動・支持部材72は基部72aおよび第1折曲部72b・第2折曲部72cを有する。
基部72aには挿入孔72dが形成される。挿通孔72dの内周面には雌ネジが形成される。
第1折曲部72bは、基部72aの後端辺から延設され、基部72aの後端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部72bの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第1折曲部72bの上端部には挿入孔72eが形成され、その下方に挿入孔72fが成形される。挿通孔72e・72fの内周面には雌ネジが形成される。
第2折曲部72cは、第1折曲部72bの下端辺から延設され、第1折曲部72bの下端辺を折目として前方に折り曲げられた部分である。第2折曲部72cの一対の板面は上下方向に対して垂直である。
第2折曲部72cには挿入孔72gが形成される。挿通孔72gの内周面には雌ネジが形成される。第2軸回動・支持部材72は第2軸回動・支持部材71に対して挿通孔72d・72gを介してネジ部材78、79により固定される。
ネジ部材75は第3軸回動・支持部材61に対する第2軸回動部材71の左右方向の軸回りの回動の中心(回動軸)となる部材である。ネジ部材75は第3軸回動・支持部材61の第2折曲部61cの下端部に形成された貫通孔61jに回動可能に挿通されるとともに第1折曲部61bの下端部に形成された挿通孔61hに螺着される。
前後回動ネジ73は本発明に係る「第2軸回動ネジ」の実施の一形態である。前後回動ネジ73は前端部(頭部)が太く後端が細い段差を持つ棒状の部材であり、後端部の外周面にはネジが形成される。
前後軸回動ネジ73は第3軸回動・支持部材61の第5折曲部61fに形成された挿通孔61mに回転可能に挿通され、第6折曲部61gに形成された挿通孔61nに螺着される。さらに第2軸回動・支持部材部材71の第4折曲部eの挿通孔71qに挿通される。前後軸回動ネジ73の長手方向は前後方向に対して平行である。前後軸回動ネジ73の前端部(頭部)は第3軸回動・支持部材61の第5折曲部61fの右方に突出しており、第3軸回動・支持部材61の外部に露出している。
特に、本実施形態では、第3回動・支持部材61が第2回動角調整機構70を構成する部材の一つを兼ねるので、プロジェクタ連結装置30の上下方向のサイズを更に小さくすることが可能である。
以下では、第2回動角調整機構70の動作について説明する。
第2軸回動ネジ73の前端部(頭部)にはダイヤルつまみが嵌合されている。作業者が当ダイヤルつまみを手で回転させることにより、第2軸回動ネジ73には回転力が付与され、第2軸回動ネジ73は回転する。ここで第2軸回動ネジ73の段差部分は第2軸回動・支持部材71の第4折曲部71eに面接触している。
第2軸回動ネジ73を時計方向に回転すると、第2軸回動ネジ73の段差が第2軸回動・支持部材71の第4折曲部71eを押し、これにより第2軸回動・支持部材71はネジ部材75を中心に回転する。このとき、第2軸回動ネジ73の段差部分は前後方向の直線運動をするが、第4折曲部71eの長孔71qは上下方向に長孔であるため第2軸回動ネジ73の段差部分の前後方向の移動を阻害することはない。第2軸回動ネジ73を反時計方向に回転すると第2軸回動・支持部材71は第2軸回動バネ74の反力により上記と反対方向に回転する。
この一連の動作の中で第3軸回動・支持部材61と第2軸回動・支持部材71は常に第2軸回動バネ74の反力を受けているため各構成要素間の隙間がなくなるため滑らかに動くため、高精度の調整が可能となる。なお、第2軸回動・支持部材71はネジ部材75により第3軸回動・支持部材61に回転支持されているため、左右方向の軸周りの回転以外の動きは規制される。
第1回動角調整機構80について、図14と図15により説明する。
第1回動角調整機構80は、構造体2に対するプロジェクタ1の前後方向の軸回りの回動角度を調整する機構である。
図14に示すように、第2軸回動・支持部材71と、第2回動・支持部材72と第1軸回動・支持部材81と、第1軸回動ネジ83と第1軸回動バネ84とネジ部材86とから構成されている。本実施形態では、第2軸回動・支持部材71は、第2回動角調整機構70を構成する部材の一つであるとともに、第1回動角調整機構80を構成する部材の一つである。つまり、第2軸回動・支持部材71は、本発明に係る第2回動角調整機構の「第2軸回動部材」の実施の一形態であるとともに、本発明に係る第1回動角調整機構の「第1軸支持部材」の実施の一形態でもある。
第1軸回動・支持部材81は第2軸回動・支持部材71に回動自在に軸支される部材である。第1軸回動・支持部材81は金属板を適宜折り曲げることにより成形される。第1軸回動・支持部材81は基部81aおよび第1折曲部81b・第2折曲部81c・第3折曲部81d・第4折曲部81e・第5折曲部81f・第6折曲部81gを有する。
第1折曲部81bは、基部81aの左端辺から延設され、基部81aの左端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第1折曲部81bの一対の板面は左右方向に対して垂直である。
第1折曲部81bには貫通孔81hが形成される。
第2折曲部81cは、基部81aの右端辺から延設され、基部81aの右端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第2折曲部81cの一対の板面は左右方向に対して垂直である。第2折曲部81cには挿通孔81jが形成される。挿通孔81jの内周面には雌ネジが形成される。
第3折曲部81dは、基部81aの前端辺から延設され、基部81aの前端辺を折目として上方に折り曲げられた部分である。第3折曲部81dの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第3折曲部81dの上端には貫通孔81k、その下方に貫通孔81mが形成される。
第4折曲部81eは、基部81aの後端辺から延設され、基部81aの後端辺を折目として上方に折り曲げられた部分である。第4折曲部81eの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第4折曲部81eの上端には貫通孔81n、その下方に貫通孔81oが形成される。
第5折曲部81fは、基部81aの前端辺から延設され、基部81aの前端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第5折曲部81fの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第5折曲部81fの左右端にはそれぞれ挿通孔81pが形成される。
第6折曲部81gは、基部81aの後端辺から延設され、基部81aの後端辺を折目として下方に折り曲げられた部分である。第6折曲部81gの一対の板面は前後方向に対して垂直である。第6折曲部81gの左右端にはそれぞれ挿通孔81qが形成される。
ネジ部材86は第2軸回動・支持部材71に対する第1軸回動部材81の前後方向の軸回りの回動の中心(回動軸)となる部材である。ネジ部材86は第1軸回動・支持部材81の貫通孔81jと第2軸回動・支持部材71の第1折曲部71bの上端部に形成された貫通孔71と第2軸回動・支持部材72の第1折曲部72bの上端部に形成された挿通孔72eに挿通され、さらに第1軸回動・支持部材81の挿通孔81nに螺着される。
第1軸回動ネジ83は本発明に係る「第2軸回動ネジ」の実施の一形態である。第1軸回動ネジ83前端部(頭部)が太く後端が細い段差を持つ棒状の部材であり、後端部の外周面にはネジが形成される。
第1軸回動ネジ83は第1軸回動・支持部材81の第1折曲部81bに形成された挿通孔81hに回転可能に挿通され、第2折曲部81cに形成された挿通孔81jに螺着される。さらに第2軸回動・支持部材部材71の第5折曲部71fの挿通孔71sに挿通される。第1軸回動ネジ83の長手方向は左右方向に対して平行である。第1軸回動ネジ83の前端部(頭部)は第1軸回動・支持部材81の第1折曲部81bの左方に突出しており、第1軸回動・支持部材81の外部に露出している。
以下では、第1回動角調整機構80の動作について説明する。
第1軸回動ネジ83の前端部(頭部)にはダイヤルつまみが嵌合されている。作業者が当ダイヤルつまみを手で回転させることにより、第1軸回動ネジ83には回転力が付与され、第1軸回動ネジ83は回転する。ここで第1軸回動ネジ83の段差部分は第2軸回動・支持部材部材71の第5折曲部71fに面接触している。
第1軸回動ネジ83を時計方向に回転すると、第2軸回動ネジ73の段差が第2軸回動・支持部材部材71の第5折曲部71fを押し、これにより第2軸回動・支持部材71はネジ部材86を中心に正面視時計方向に回転する。このとき、第1軸回動ネジ83の段差部分は左右方向の直線運動をするが、第2軸回動・支持部材部材71の第5折曲部71fは上下方向に長孔であるため第1軸回動ネジ83の段差部分の左右方向の移動を阻害することはない。第1軸回動ネジ83を反時計方向に回転すると、第2軸回動・支持部材71は第1軸回動バネ74の反力により上記と反対方向に回転する。
この一連の動作の中で第2軸回動・支持部材71と第1軸回動・支持部材81は常に第1軸回動バネ74の反力を受けているため各構成要素間の隙間がなくなるため滑らかに動くため、高精度の調整が可能となる。なお、第1軸回動・支持部材81はネジ部材86により第2軸回動・支持部材71に回転支持されているため、前後方向の軸周り以外の移動は規制される。
図16は第1軸回動・支持部材81とプロジェクタ固定部材90の固定方法を示す図である。
上記実施例によれば、5軸を1箇所に集約しており、さらに5軸を2つの面に集約しており調整作業が容易になり短時間で高精度で調整きる。
また、各構成要素の実装密度が高く機構の容積を小さくできる。
また、機構が簡素かされ部品点数が少なく安価にできる。
また、部品のガタによるバックラッシュがないため滑らかな調整ができ短時間で高精度で調整きる。
1…プロジェクタ、10…構造体側固定部材、20…支持アーム、
30…プロジェクタ連結装置、40…第1位置調整機構、50…第2位置調整機構、
60…第3回動角調整機構、70…第2回動角調整機構、80…第1回動角調整機構、
90…プロジェクタ固定部材、100…プロジェクタ支持装置

Claims (8)

  1. 構造体等に固定される構造体側固定部材と、一端部が前記構造体側固定部材に固定される支持アームと、プロジェクタを前記支持アームの中途部または他端部に支持可能に連結するプロジェクタ連結装置とを有するプロジェクタ支持装置において、
    前記プロジェクタ連結装置は、
    前記構造体等に対する前記プロジェクタの第1の方向の位置を調整する第1位置調整機構と、
    前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向に対して垂直な第2の方向の位置を調整する第2位置調整機構と、
    前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向および前記第2の方向に対して垂直な第3の方向の軸回りの回動角度を調整する第3回動角調整機構と、
    前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第1の方向の軸回りの回動角度を調整する第1回動角調整機構と、
    前記構造体等に対する前記プロジェクタの前記第2の方向の軸回りの回動角度を調整する第2回動角調整機構とを、前記第3の方向に順に備え、
    前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構と前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構と前記第3回動角調整機構のそれぞれの調整ネジ部は、当該プロジェクタ支持装置の支持アームの前方と前記支持アームに直角な方向の2つの方向に設置される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構は、前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構に内包されて設置される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第1位置調整機構と前記第2位置調整機構は、それぞれ、連結部材の辺部に摺動部を持ち、
    前記第1回動角調整機構と前記第2回動角調整機構は、
    ひとつの連結部材の対向する2辺にそれぞれの摺動面を持つ、
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第1位置調整機構は、
    前記第1の方向に摺動する第1摺動部材と、前記第1摺動部材を摺動可能に支持する第1支持部材と、長手方向が前記第1の方向に平行となる姿勢で前記第1支持部材に回転可能に軸支され、外周面に前記第1摺動部材に螺合するネジが形成され、一端部または両端部が外部に露出する位置に配置され、当該一端部または両端部に回転力を付与することにより回転する第1移動ネジと、から構成される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第2位置調整機構は、
    前記第2の方向に摺動する第2摺動部材と、前記第2摺動部材を摺動可能に支持する第2支持部材と、長手方向が前記第2の方向に平行となる姿勢で前記第2支持部材に回転可能に軸支され、外周面に前記第2摺動部材に螺合するネジが形成され、一端部または両端部が外部に露出する位置に配置され、当該一端部または両端部に回転力を付与することにより回転する第2移動ネジと、から構成される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第1回動角調整機構は、前記第1の方向の軸回りに回動する第1軸回動部材と、前記第1軸回動部材を回動可能に支持する第1軸支持部材と、長手方向が前記第2の方向に平行となる姿勢で前記第1軸支持部材に回転可能に軸支され、外周面にネジが形成され、一端部または両端部が外部に露出する位置に配置され、当該一端部または両端部に回転力を付与することにより回転する第1軸回動ネジと、第1回動ネジが挿入され第1支持部材と第1摺動部材との間に装着される第1回動ばねとから構成される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  7. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第2回動角調整機構は、前記第2の方向の軸回りに回動する第2軸回動部材と、前記第2軸回動部材を回動可能に支持する第2軸支持部材と、長手方向が前記第1の方向に平行となる姿勢で前記第2軸支持部材に回転可能に軸支され、外周面にネジが形成され、一端部または両端部が外部に露出する位置に配置され、当該一端部または両端部に回転力を付与することにより回転する第2軸回動ネジと、第2回動ネジが挿入され第2支持部材と第2摺動部材との間に装着される第2回動ばねとから構成される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
  8. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクタ支持装置において、
    前記第3回動角調整機構は、前記第3の方向の軸回りに回動する第3軸回動部材と、前記第3軸回動部材を回動可能に支持する第3軸支持部材と、長手方向が前記第3の方向に垂直となる姿勢で前記第3軸支持部材に回転可能に軸支され、外周面にネジが形成され、一端部または両端部が外部に露出する位置に配置され、当該一端部または両端部に回転力を付与することにより回転する第3軸回動ネジと、第3回動ネジが挿入され第3支持部材と第3摺動部材との間に装着される第3回動ばねとから構成される
    ことを特徴とするプロジェクタ支持装置。
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