JP2013218047A - 天吊り装置 - Google Patents

天吊り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013218047A
JP2013218047A JP2012087133A JP2012087133A JP2013218047A JP 2013218047 A JP2013218047 A JP 2013218047A JP 2012087133 A JP2012087133 A JP 2012087133A JP 2012087133 A JP2012087133 A JP 2012087133A JP 2013218047 A JP2013218047 A JP 2013218047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
projector
opening
ceiling suspension
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012087133A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Unno
輝彦 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012087133A priority Critical patent/JP2013218047A/ja
Priority to US13/851,436 priority patent/US9134592B2/en
Priority to CN201310112083.9A priority patent/CN103363268B/zh
Publication of JP2013218047A publication Critical patent/JP2013218047A/ja
Priority to US14/669,839 priority patent/US9575395B2/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】プロジェクターの位置(姿勢)の微調整が容易に行え、ケーブル配線の見栄えが向上できると共に、薄型化が可能な天吊り装置を提供する。
【解決手段】天吊り装置1は、天井面Sに固定される第1プレート10と、第1プレート10に係着され、第1回動軸A1を中心に水平方向の調整を行う第2プレート20と、第2プレート20に係着され、第2回動軸A2を中心に左右方向の調整を行う第3プレート30と、プロジェクター7を固定し、第3プレート30に係着され、第3回動軸A3を中心に上下方向の調整を行う第4プレート40と、を備える。第1プレート10は円筒部102を備え、第2プレート20は円筒部102を挿通する第1開口部202を備える。第3プレート30は第2開口部302を備える。プロジェクター7に接続されるケーブルCは、円筒部102、第1開口部202、および第2開口部302に挿通される。
【選択図】図7

Description

本発明は、プロジェクター用の天吊り装置に関する。
従来、プロジェクター用の天吊り装置は、天井等に設置されて、プロジェクターを固定する。そして、固定されたプロジェクターには、映像機器、パソコン、またはネットワーク等に接続するための各種ケーブルが接続される。これにより、プロジェクターは、壁面に設置されるスクリーンや、起立式のスクリーン等に画像を投写させる。
なお、天吊り装置は、市場の要望等から、ケーブルを含めた天吊り装置を目立たせないように構成されている。そのため、天吊り装置は、プロジェクターを天井面に極力近づける構造とし、また、ケーブルも極力隠す配線として見栄えを向上させている。
特許文献1では、ビデオプロジェクターの固定装置として、ビデオプロジェクターを固定支持する支持体に対して取り付け可能な固定側部材と、ビデオプロジェクター本体を取り付ける本体側部材を備え、固定側部材と本体側部材の間に介装される姿勢変更機構により、固定側部材に対して本体側部材の取り付け姿勢を変更して固定できるビデオプロジェクター固定装置で、姿勢変更機構が、固定側部材と本体側部材のいずれか一方の部材に連結固定されたボールと他方の部材に連結固定された被押圧部材、および、ボールを被押圧部材に押し付けて固定する押圧部材を備え、かつ押圧部材を押し付け操作するための操作レバーが設けられていることが開示されている。
特許文献2では、天吊り装置として、一対の案内部と案内部の端部に形成される一対の第1保持部とを有する第1基板と、案内部に対して両端近傍を掛着して摺動し、第1保持部に回動自在に保持される第1保持部材を有してプロジェクターを保持する第2基板と、を備えることが開示されている。
特許文献3では、プロジェクター天吊り装置として、天井側に取り付けられる天井側固定部材と、プロジェクター側に取り付けられるプロジェクター側固定部材と、天井側固定部材およびプロジェクター側固定部材を連結する連結部材と、プロジェクターの向きおよび姿勢を調整するための向き/姿勢調整装置とを備えることが開示されている。
特開2005−172935号公報 特開2011−13267号公報 特開2009−204902号公報
特許文献1の固定装置や、特許文献2の天吊り装置は、ケーブルの収納経路は開示されていないため、天井(天井面)とプロジェクターとの間は、ケーブルが全て露出した状態となる可能性がある。その場合、家庭やオフィス等で、固定装置または天吊り装置を設置した場合、見栄えが悪くなるという課題がある。また、特許文献3の天吊り装置は、連結部材の管状部の内部が空洞状となっている。そして、この管状部の内部がケーブルの配線経路となっている。しかし、天吊り装置の薄型化等を考慮した場合、管状部の内径が小さくなり、複数のケーブルを挿通させることは難しくなるという課題がある。
従って、プロジェクターの位置(姿勢)の微調整が容易に行え、ケーブル配線の見栄えが向上できると共に、薄型化が可能な天吊り装置が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る天吊り装置は、プロジェクター用の天吊り装置であって、(a)天井面に固定される第1プレートと、(b)第1プレートと共に天井面に設置され、第1プレートに係着されて上下方向に回動軸を有する第1回動軸を形成し、第1回動軸を中心に水平方向の調整を行う第2プレートと、(c)第2プレートに係着されて前後方向に回動軸を有する第2回動軸を形成し、第2回動軸を中心に左右方向の調整を行う第3プレートと、(d)プロジェクターを固定し、第3プレートに係着されて左右方向に回動軸を有する第3回動軸を形成し、第3回動軸を中心に上下方向の調整を行う第4プレートと、を備え、(e)第1プレートおよび第2プレートは、第1回動軸を形成する、円筒部と円筒部を挿通する第1開口部との異なる一方を互いに備え、(f)第3プレートは、第1開口部に相対する領域に第2開口部を備え、(g)プロジェクターに接続されるケーブルは、円筒部、第1開口部、および第2開口部に挿通されることを特徴とする。
このような天吊り装置によれば、第1プレートから第4プレートまでの4つのプレートによりプロジェクターを天井面に設置する。また、第1プレートと第2プレートは、天井面に設置される。そして、第2プレートは、第1プレートに係着されて上下方向に回動軸を有して形成される第1回動軸を中心に水平方向の調整を行う。また、第3プレートは、第2プレートに係着されて前後方向に回動軸を有して形成される第2回動軸を中心に左右方向の調整を行う。第4プレートは、プロジェクターを固定し、第3プレートに係着されて左右方向に回動軸を有して形成される第3回動軸を中心に上下方向の調整を行う。
このように、第1プレートから第4プレートまでの4つのプレートがそれぞれ係着して天吊り装置が構成されることにより、天吊り装置の薄型化を実現することができる。また、第1プレートと第2プレートとの係着で水平方向の調整を行い、第2プレートと第3プレートとの係着で左右方向の調整を行い、第3プレートと第4プレートとの係着で上下方向の調整を行う。従って、プロジェクターの位置(姿勢)に対し、水平方向、左右方向、上下方向の微調整を容易で確実に行うことができる。
また、ケーブルは、円筒部、第1開口部、および第2開口部に挿通されて、プロジェクターに接続される。これにより、天吊り装置の薄型化を図った場合でも、天吊り装置は、ケーブルが天吊り装置の内部を挿通してプロジェクターに接続されるため、ケーブルを極力目立たせずにプロジェクターと接続させることができ、ケーブル配線の見栄えを向上させることができる。また、天吊り装置の薄型化を図る場合にも、円筒部、第1開口部、第2開口部の径を大きくすることができ、複数のケーブルを挿通させることができる。
[適用例2]上記適用例に係る天吊り装置において、第4プレートは、ケーブルが延出される側に、第2開口部周辺との高さ方向の隙間を確保する隙間確保部を備えていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第2開口部周辺との高さ方向の隙間を確保する隙間確保部を備えて、隙間確保部からケーブルを延出させる。これにより、プロジェクターのケーブル接続側に複数のケーブルを誘導することができ、最短の経路で最低限の露出により、ケーブルをプロジェクターに接続できる。これにより、ケーブル配線の見栄えを向上させることができる。
[適用例3]上記適用例に係る天吊り装置において、第2開口部は、ケーブルが延出される側に偏って形成されていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、ケーブルが延出される側に偏って第2開口部が形成されているため、プロジェクターのケーブル接続側に複数のケーブルを誘導する際の、作業性を向上させることができる。
実施形態に係る天吊り装置を用いてプロジェクターを天井面に固定した状態を示す図。 天吊り装置を示す図。 カバー部材を設置する前の天吊り装置を示す図。 天吊り装置の分解図。 天吊り装置の分解図。 第1プレートと第2プレートとを天井面に設置した斜視図。 第3プレートを第2プレートに設置する場合の設置方法を示す斜視図。 プロジェクターを固定した第4プレートを第3プレートに設置する場合の設置方法を示す斜視図。 プロジェクターの設置位置に対する上下方向の調整方法を示す図。 プロジェクターの設置位置に対する水平方向の調整方法を示す図。 プロジェクターの設置位置に対する左右方向の調整方法を示す図。 カバー部材を第2プレートに設置する方法を示す斜視図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る天吊り装置1を用いてプロジェクター7を天井面Sに固定した状態を示す図であり、図1(a)は、天吊り装置1を前方向から見た正面図であり、図1(b)は、天吊り装置1を左方向から見た側面図である。図1を参照して、本実施形態の天吊り装置1を説明する。
本実施形態の天吊り装置1は、図1に示すように、プロジェクター7を天井面Sに吊り下げる装置である。また、天吊り装置1は、吊り下げたプロジェクター7の取り付け位置(姿勢)を調整し、スクリーン(図示省略)の所定の位置に、投写される画像の位置を合わせる装置である。
本実施形態のプロジェクター7は、光源(図示省略)から射出された光束を、画像信号に基づき、光変調素子(図示省略)で変調して光学像を形成し、形成した光学像を、投写レンズ702を介して画像光としてスクリーン等に投写する装置である。
なお、本実施形態を説明する図面(図1および以降で説明する図)において、天井面Sの法線方向をZ方向(上下方向)として、重力方向を−Z方向(下方向)、重力方向とは逆方向を+Z方向(上方向)とする。また、Z方向に直交し、プロジェクター7の投写レンズ702が画像光を投写する方向をX方向(前後方向)として、スクリーンが設置される方向を+X方向(前方向)、逆方向を−X方向(後方向)とする。また、Z方向(上下方向)とX方向(前後方向)とに直交する方向をY方向(左右方向)として、図1(a)に示す正面から見たプロジェクター7に向き合い、左手方向を−Y方向(左方向)、右手方向を+Y方向(右方向)とする。なお、方向を表すX(左右),Y(前後),Z(上下)は、以降の説明において適宜使用する。
プロジェクター7は、略直方体形状の外装筺体701で覆われている。外装筺体701内部には、上述した光変調素子等を収容する光学ユニット(図示省略)や、プロジェクター7の動作制御を行う制御部を含む回路構成部(図示省略)等を備えている。
プロジェクター7は、机上面に設置して使用される場合の姿勢に対して、天井面Sに設置(天吊り)して使用される場合には、上面7aと下面7bとが逆転した姿勢で天吊り装置1に設置される。詳細には、プロジェクター7の下面7bが上側(上面7aが下側)となり、下面7bに設置されている天吊り用の脚部707が天吊り装置1の第4プレート40とネジ固定されることで、天吊り装置1に固定される。また、天吊り装置1は、プロジェクター7の下面7bの略中央を保持し固定する。
なお、プロジェクター7の上面7aには、操作入力を行うスイッチ部(図示省略)等が設置されている。プロジェクター7の前面7cには、中央に投写レンズ702が設置されている。投写レンズ702から射出される画像光は、前方向に設置されたスクリーンに向かって投写される。
また、プロジェクター7が天吊りされた状態において、投写レンズ702の右側には、吸気口703が設置され、左側には、排気口704が設置されている。また、前面7cおよび後面7dには、リモートコントローラー(リモコン)からの操作信号を受信する信号受信部(図示省略)が設置されている。プロジェクター7の後面7dには、インターフェイス部705が備えられ、各種ケーブルCが接続されている。
なお、本実施形態では、天吊り装置1を設置する前の状態において、インターフェイス部705に接続する各種ケーブルCは、天井内部を経由して、天井面Sに開口された開口部(図示省略)から延出し、下方向(−Z方向)に垂れ下がった状態としている。この状態で、天吊り装置1は、天井面Sの開口部に合わせて設置される。また、開口部から垂れ下がっている各種ケーブルCは、天吊り装置1内部を挿通させた後、インターフェイス部705に接続される。なお、天吊り装置1内部でのケーブルCの引き回しに関しての詳細は後述する。
図2は、天吊り装置1を示す図であり、図2(a)は、天吊り装置1を天井面S側(+Z方向)から見た斜視図であり、図2(b)は、天吊り装置1を前方向(+X方向)から見た正面図であり、図2(c)は、天吊り装置1を左方向(−Y方向)から見た側面図である。図3は、カバー部材60を設置する前の天吊り装置1を示す図であり、図3(a)は、天吊り装置1を天井面S側(+Z方向)から見た斜視図であり、図3(b)は、天吊り装置1を前方向(+X方向)から見た正面図であり、図3(c)は、天吊り装置1を左方向(−Y方向)から見た側面図である。図2、図3を参照して、本実施形態の天吊り装置1の外観的構成を説明する。
図2に示すように、天吊り装置1は、第1プレート10、第2プレート20、第3プレート30、および第4プレート40の4つのプレートと、カバー部材60等により構成されている。また、4つのプレートは、略矩形状をなし、それぞれ金属板金の曲げ加工等により形成されている。
天吊り装置1は、第1プレート10、第2プレート20、第3プレート30が天井面S側に設置され、プロジェクター7を固定した第4プレート40を第3プレート30に引掛ける(係着する)構成となっている。なお、詳細は後述するが、第1プレート10と第2プレート20は、天井面Sに設置される。そして、第2プレート20は第1プレート10と係着する。また、第3プレート30は第2プレート20と係着する。そして、第4プレート40が第3プレート30に係着する。
そして、天吊り装置1は、詳細は後述するが、第1プレート10に対して後述する第1回動軸A1(図4、図6参照)を中心に第2プレート20を回動することで水平方向(XY平面方向)の調整を行う。また、第2プレート20に対して後述する第2回動軸A2(図4、図7(b)参照)を中心に第3プレート30を回動することで左右方向(YZ平面方向)の調整を行う。また、第3プレート30に対して後述する第3回動軸A3(図4参照)を中心に第4プレート40を回動することで上下方向(XZ平面方向)の調整を行う。
天吊り装置1は、第1プレート10から、プロジェクター7を固定した第4プレート40までをそれぞれ組み立てた後、プロジェクター7の位置調整を行う構成となっている。そして、天吊り装置1は、位置調整完了後、図2に示すように、第1プレート10から第3プレート30までの4方向の側面を覆うように、カバー部材60を設置する構成となっている。なお、カバー部材60に関しての詳細は後述する。
図4、図5は、天吊り装置1の分解図である。詳細には、図4は、第1プレート10から第3プレート30、およびカバー部材60を示す分解図である。図5は、第4プレート40と、プロジェクター7との分解図である。図5では、天吊り装置1(第4プレート40)に固定されるプロジェクター7も図示している。
図6は、第1プレート10と第2プレート20とを天井面Sに設置した斜視図である。なお、図6は、円筒部102と第1開口部202との係合(係着)関係を示す断面と、当接部109の周辺を示す断面とを併せて、拡大図Gとして図示している。図7は、第3プレート30を第2プレート20に設置(係着)する場合の設置方法を示す斜視図であり、図7(a)は、第3プレート30を第2プレート20に設置(係着)する途中の状態を示す斜視図であり、図7(b)は、第3プレート30を第2プレート20に設置(係着)した状態を示す斜視図である。
図4〜図7を参照して、天吊り装置1の構成と設置方法を説明する。
図4、図5に示すように、天吊り装置1は、4つのプレート(第1プレート10、第2プレート20、第3プレート30、第4プレート40)で構成されている。また、前述したように、第1プレート10、第2プレート20、第3プレート30が天井面S側に設置され、プロジェクター7を固定した第4プレート40を第3プレート30に引掛ける(係着する)構成となっている。
図4に示すように、第1プレート10は、天井面Sに設置され、天吊り装置1のベースとなる部材である。第1プレート10は、板金の曲げ加工等で略矩形状に構成されている。第1プレート10は、矩形状の第1プレート本体101の中央部に、下方向(−Z方向)に円筒状に突出する円筒部102が形成されている。なお、本実施形態の円筒部102は、バーリング加工により形成されている。また、第1プレート本体101には、円筒部102を中心としてその周囲に、円筒部102の中心を同心円の中心として同心円状に形成される長孔状の各種の貫通孔103が、所定のピッチで複数形成されている。
また、図4に示すように、第1プレート本体101の4つのコーナー部近傍には、プレス加工によって下方向(−Z方向)に一段下がって形成される当接部109がそれぞれ1つ形成されている。そして、4つの当接部109、詳細には、当接部109の端面109b(図6の拡大図G参照)は、第1プレート10が第2プレート20と係合する際に、第2プレート20の上面201aに当接する。
また、図4に示すように、第1プレート10は、第1プレート本体101の4つのコーナー部で、前後方向(X軸方向)には、下方向(−Z方向)に曲折された4つの片部104(前方向の片部104a、後方向の片部104b)が形成されている。この片部104のうち、前方向(+X方向)となる2つの片部104aには、ネジ孔105が1つずつ形成されている。ネジ孔105は、後述する第1回動軸A1(図6参照)に略垂直となる向きに形成されている。
図4に示すように、第2プレート20は、第1プレート10に重ねられて、天井面Sに固定される部材である。また、第2プレート20は、第1プレート10と共に、プロジェクター7の姿勢における水平方向の微調整を行う部材である。
図4に示すように、第2プレート20は、板金の曲げ加工等で略矩形状に構成されている。第2プレート20は、矩形状の第2プレート本体201の中央部に、円形状に開口する第1開口部202が形成されている。第1開口部202は、第1プレート10の円筒部102に相対して形成されている。
第2プレート本体201には、第1開口部202を中心としてその周囲に、第1開口部202の中心を同心円の中心として同心円状に形成される長孔状の各種の貫通孔203が、所定のピッチで複数形成されている。貫通孔203は、第1プレート10の貫通孔103に相対して形成されている。
また、第2プレート20は、第2プレート本体201の前後方向(X軸方向)の端部に、下方向(−Z方向)に曲折された2つの片部204が形成されている。この2つの片部204(前方向の片部204a、後方向の片部204b)には、第1開口部202の中心を通りXZ平面上に略一致する中央部に孔部205が形成されている。また、孔部205に対応する2つの片部204の内面側には、図6、図7(a)に示すように、ネジ切りされたナット206がそれぞれ溶接されている。
また、2つの片部204には、孔部205を中心として左右方向に略対称に、ネジ孔207がそれぞれ形成されている。図4、図6に示すように、前方向の片部204aには、ネジ孔207aが形成され、後方向の片部204bには、ネジ孔207bが形成される。なお、図7(a)に示すように、後方向の片部204bのネジ孔207bには、円柱状のネジ頭を有するネジ部材SC1が後方向から螺合された状態となっている。
なお、前方向の片部204aのネジ孔207aは、螺合部を構成している。そして、ネジ孔207aには、左右方向の調整を行う際に使用される後述するネジ部材SC3(図7(b)参照)が螺合される。なお、ネジ部材SC3と、螺合部としてのネジ孔207aは、後述する第2回動軸A2(図7(b)参照)に略平行に設置される。
カバー4
また、図4に示すように、第2プレート本体201の左右方向(Y軸方向)の端部で、前後方向(X軸方向)には、第2プレート本体201から面方向に延出した後、下方向(−Z方向)に曲折された2つの片部208がそれぞれ形成されている。この片部208には、それぞれネジ孔209が1つずつ形成されている。この片部208とネジ孔209は、後述するカバー部材60を固定する固定部を構成している。
次に、図6を参照して、第1プレート10と第2プレート20との天井面Sへの設置方法に関して説明する。
図6は、天吊り装置1を下方向から見上げる状態の斜視図であり、天井面Sの図示は省いている。図6に示すように、第1プレート10は、第1プレート本体101の上面101aを天井面Sに接触させて設置される。なお、第1プレート10を設置する前の天井面Sには開口部(図示省略)が形成されており、天井内部を経由してきた各種のケーブルCが、この開口部から下方向に垂れ下がった状態となっている。
第1プレート10を天井面Sに設置する場合、最初に、図6に示すように、第2プレート20を第1プレート10の内側に重ね合わせる。その際、第2プレート20の第1開口部202は、第1プレート10の円筒部102を挿通させることにより、円筒部102の外周を摺動可能とする。なお、円筒部102と第1開口部202とが摺動可能に係合(係着)することで、上下方向(Z軸方向)に回動軸を有する第1回動軸A1が形成される。
次に、開口部から垂れ下がったケーブルCを、図6に示すように、円筒部102と第1開口部202とに挿通する。そして、第1プレート本体101の前方向端部に形成される切り欠き部108を前方向(+X方向)に向ける。そして、第1プレート10の円筒部102を天井面Sの開口部に合わせるようにして、第1プレート本体101の上面101aを天井面Sに接触させて設置する。
設置(固定)は、本実施形態では、開口部の周りの天井面Sに埋め込まれて天井面Sから延出しているアンカーボルトB1を用いて設置する。詳細には、最初に、アンカーボルトB1の位置に対応する第1プレート10の貫通孔103と、貫通孔103に対応する第2プレート20の貫通孔203とに、アンカーボルトB1を挿通する。次に、第2プレート本体201の下面201b側からナットN1をアンカーボルトB1に螺合させて締め付け、第1プレート10と第2プレート20とを天井面SにナットN1で挟み込むことで固定する。
次に、第1プレート10の2つの片部104aに形成されるそれぞれのネジ孔105に、第1ネジ部材106をそれぞれ螺合させ、第1ネジ部材106のネジ先端部を対向する第2プレート20の前方向の片部204aに突き当てた状態とさせる。この、第1ネジ部材106は、水平方向の調整を行う際に使用される。また、第1ネジ部材106は、ネジ孔105に螺合させた場合、第1回動軸A1に略垂直となる向きに螺合する。なお、第1ネジ部材106は、本実施形態では、六角穴付きボルトを使用している。
第1プレート10と第2プレート20とが天井面Sに設置された場合、図6の拡大図Gに示すように、4つの当接部109の端面109bは、それぞれ第2プレート20の上面201aに当接する。そして、円筒部102の先端面102aは、第2プレート20の下面201bと略同一の高さとなる。なお、水平方向の調整を行う際には、円筒部102の外周を第1開口部202が摺動し、また、第2プレート20の上面201aが当接部109の端面109bを摺動する。このような構成により、第1プレート10と第2プレート20とを重ねた場合にも、極力薄型化を図ると共に、係合および水平方向の調整を可能としている。
第3プレート30は、第2プレート20に係着され、また、第4プレート40を係着する部材である。第3プレート30は、図4に示すように、板金の曲げ加工等で略矩形状に構成されている。第3プレート30は、矩形状の第3プレート本体301の中央部に、第2プレート20の第1開口部202に相対する領域に、矩形状に開口する開口部302aが形成されている。また、第3プレート本体301には、この開口部302aに接続して、後方向に形成される半円形状の開口部302bが形成されている。
なお、開口部302aと開口部302bは、第2開口部302を構成している。従って、第2開口部302は、第1開口部202に相対する領域に開口部302aが形成され、また、後方向に偏って開口部302bが形成されている。なお、偏って形成された第2開口部302の後方向は、ケーブルCが延出される側となる。
第3プレート30は、開口部302aの左右方向(Y軸方向)の端部に、上方向(+Z方向)に曲折された片部304がそれぞれ形成されている。この2つの片部304の上端部には、後述する第4プレート40の支軸404を保持する円弧形状の切り欠きを有する保持部305と、支軸404を保持部305に案内する案内部306がそれぞれ形成されている。なお、案内部306は、保持部305の後方向から保持部305に接続して形成されている。また、案内部306は、保持部305に向って下方向に下がるように傾斜して形成されている。
第3プレート30は、第3プレート本体301の前後方向(X軸方向)の端部に、上方向(+Z方向)に曲折された2つの片部307が形成されている。この2つの片部307(前方向の片部307a、後方向の片部307b)には、第2プレート20の孔部205に相対する位置に、孔部308が形成されている。
2つの片部307には、孔部308を中心として左右方向に略対称に、また、孔部308を同心円の中心として同心円状に形成される長孔状の長孔部309がそれぞれ形成されている。詳細には、図4、図6に示すように、前方向の片部307aには、長孔部309aが形成され、後方向の片部307bには、長孔部309bが形成される。
長孔部309は、後述する第2回動軸A2を中心に同心円状に形成されている。また、孔部308と長孔部309とは、第2プレート20の孔部205とネジ孔207とに対応して形成されている。前方向の片部307aに形成される長孔部309aは、左右方向の調整を行う際に使用され、後述するネジ部材SC3を案内する。
第3プレート30は、第3プレート本体301の左右方向(Y軸方向)の端部に、上方向(+Z方向)に曲折された2つの片部310が形成されている。この2つの片部310には、片部304に有する円弧形状を有する保持部305の中心軸が片部310に交わる位置に丸形状の孔部311がそれぞれ形成されている。この孔部311は、保持部305に保持される後述する支軸404の位置を確認するための開口部として形成されている。また、2つの片部310には、孔部311を中心(保持部305の中心軸が片部310に交わる位置を中心)として、前後方向に対称にネジ孔312がそれぞれ形成されている。
片部310のネジ孔312は、螺合部を構成している。そして、ネジ孔312には、上下方向の調整を行う際に使用される後述するネジ部材SC4が螺合される。なお、ネジ部材SC4と、螺合部としてのネジ孔312は、後述する第3回動軸A3に略平行に設置される。
第3プレート30は、第3プレート本体301の前方向(+X方向)の左右方向(Y軸方向)のコーナー部に、ネジ孔313(図7(b)参照)がそれぞれ形成されている。このネジ孔313には、第2ネジ部材315がそれぞれ螺合される。
第2ネジ部材315は、左右方向の調整を行う際に使用される部材である。第2ネジ部材315は、本実施形態では、ネジ加工されたネジ部316と、ネジ部316の一方の端部316a側に設置されてネジ部316を回動させるダイヤル部317とで構成されている。なお、ネジ部316の一方の端部316aは、端面が曲面形状に形成されている。また、ダイヤル部317は、詳細には、ネジ部316の径より大きい径の円板状で、外周面が凹凸状に形成されている。
第2ネジ部材315は、第3プレート本体301の上方向(+Z方向)からネジ部316をネジ孔313に螺合させる。従って、ダイヤル部317は、第3プレート本体301の上方向(+Z方向)に位置する。そして、左右方向の調整を行う際には、このダイヤル部317を指先で回動させる。なお、第2ネジ部材315は、後述する第2回動軸A2を中心とする左右方向で、第2回動軸A2に略垂直となるように設置される。
第3プレート30は、第3プレート本体301の前方向(+X方向)で、片部307aの内側の一部に、プレス加工を行い、上方向(+Z方向に)に隆起させた隆起部320が形成されている。この隆起部320の上部にネジ孔321が形成されている。このネジ孔321には、第3ネジ部材325が螺合される。
なお、第3ネジ部材325は、上下方向の調整を行う際に使用される部材である。第3ネジ部材325は、第2ネジ部材315と略同様に構成されている。詳細には、ネジ加工されたネジ部326と、ネジ部326の一方の端部326a側に設置されてネジ部326を回動させるダイヤル部327とで構成されている。なお、ネジ部326の一方の端部326aは、端面が曲面形状に形成されている。
第3ネジ部材325は、第3プレート本体301の下方向(−Z方向)からネジ部326をネジ孔321に螺合させる。従って、ダイヤル部327は、第3プレート本体301の下方向(−Z方向)に位置する。そして、上下方向の調整を行う際には、このダイヤル部327を指先で回動させる。なお、第3ネジ部材325は、後述する第3回動軸A3に略垂直となるように設置される。
次に、図7(a),(c)を参照して、第3プレート30を第2プレート20に設置する設置方法に関して説明する。
第3プレート30を第2プレート20に設置する場合、最初に、図7(a)に示すように、第1プレート10と第2プレート20の円筒部102と第1開口部202を挿通させたケーブルCを、第3プレート30の第2開口部302に挿通させる。次に、第3プレート30の第2ネジ部材315が設置される側を前方向(+X方向)に向ける。そして、第2プレート20の後方向の片部204bのネジ孔207bに螺合させた2つのネジ部材SC1のネジ頭に、図7(a)に矢印で示すように、第3プレート30の後方向の片部307bに形成した2つの長孔部309bを引掛ける。
次に、第3プレート30の孔部308を、第2プレート20の孔部205に一致させ、孔部308および孔部205にネジ部材SC2を挿通させ、ネジ部材SC2を孔部205の内側に設置されるナット206にそれぞれ螺合させて固定する。孔部308および孔部205は貫通孔であり、第3プレート30は、第2プレート20に螺合して固定され、ネジ部材SC2を基準として回動可能となる。これにより、第3プレート30は、第2プレート20とのネジ部材SC2の係合(係着)により、前後方向(X方向)に回動軸を有する第2回動軸A2が形成される。
次に、図7(b)に示すように、第3プレート30の長孔部309aにそれぞれネジ部材SC3を挿通し、第2プレート20のネジ孔207a(図6参照)に螺合させる。以上により、図7(b)に示すように、第3プレート30を第2プレート20に設置することができる。
第4プレート40は、プロジェクター7を固定し、第3プレート30に係着する部材である。第4プレート40は、図5に示すように、板金の曲げ加工等で略矩形状に構成されている。第4プレート40は、矩形状の第4プレート本体401の中央部に、矩形状に開口する開口部402が形成されている。
第4プレート40は、開口部402の左右方向(Y軸方向)の端部に、上方向(+Z方向)に曲折された片部403がそれぞれ形成されている。この片部403の先端部には、左右方向(Y軸方向)に軸を有し、円柱状に形成され、それぞれの片部403の外側に突出する支軸404が、それぞれ固着されている。この支軸404が、図4に示す、第3プレート30の保持部305に回動可能に保持される。
また、開口部402の前後方向(X軸方向)の端部に、上方向(+Z方向)に曲折された片部405がそれぞれ形成されている。この片部405は、第4プレート40の剛性を向上させる目的で形成されており、第4プレート本体401からの突出量は少なく形成されている。
第4プレート本体401には、開口部402の左右方向(Y軸方向)で、切り起こし加工により、上方向(+Z方向)に曲折された片部406がそれぞれ形成されている。それぞれの片部406の中央部には、上端から下方に切り欠かれた切り欠き部407が形成されている。切り欠き部407は、左右方向でそれぞれの内側に位置する支軸404が左右方向から見た場合、視認できる大きさで形成されている。
2つの片部406には、支軸404を中心として前後方向に略対称に、また、支軸404を同心円の中心として同心円状に形成される長孔状の長孔部408が一対それぞれ形成されている。なお、長孔部408は、第3回動軸A3を中心に同心円状に形成されている。また、第4プレート40の長孔部408は、第3プレート30のネジ孔312に対応している。また、長孔部408は、上下方向の調整を行う際に使用され、後述するネジ部材SC4を案内する。
第4プレート本体401には、4つのコーナー部に、複数の孔部410が、それぞれ形成されている。図5に示すように、プロジェクター7の下面7bに備える天吊り用の4つの脚部707に対応する孔部410に、上方向(+Z方向)からネジ部材SC5を挿通して、脚部707と螺合させて締め付けることにより、第4プレート40にプロジェクター7を固定することができる。
第4プレート本体401には、前後方向(X軸方向)で、内側に入った部分に、上方向(+Z方向)に曲折された片部411がそれぞれ2ずつ形成されている。この片部411は、片部405と同様に、第4プレート40の剛性を向上させる目的で形成されており、第4プレート本体401からの突出量は少なく形成されている。なお、この片部411は、後述する隙間確保部を構成している。
図8は、プロジェクター7を固定した第4プレート40を第3プレート30に設置(係着)する場合の設置方法を示す斜視図であり、図8(a)は、第4プレート40を第3プレート30の開口部302aに挿入する状態の斜視図であり、図8(b)は、支軸404を案内部306に案内させる状態の斜視図であり、図8(c)は、支軸404を保持部305に保持させた状態の斜視図である。図8を参照して、第4プレート40を第3プレート30に設置する設置方法に関して説明する。
第4プレート40を第3プレート30に設置する場合、第4プレート40に固定されたプロジェクター7を持ち上げて移動させることにより、第3プレート30に設置する設置方法となる。最初に、図8(a)に示すように、第3プレート30の第2開口部302から延出しているケーブルCが、第4プレート40の後方向(−X方向)となる状態で、第4プレート40に固定したプロジェクター7を持ち上げていく。これにより、ケーブルCは、第2開口部302の後側となる開口部302bと、第4プレート40の後側の片部411との隙間から後方向(プロジェクター7の後面7d側)に延出した状態となる。
プロジェクター7を持ち上げて、図8(a)に矢印で示すように、第4プレート40の2つの片部403を、第3プレート30の片部304の後方向となる開口部302bの領域に挿入する。次に、図8(b)に示すように、第3プレート30の開口部302aに下方向から挿入した片部403に設置する支軸404を、前方向(+X方向)に移動させ、第3プレート30(片部304)の案内部306にそれぞれ載せる。次に、図8(b)に矢印で示すように、支軸404を案内部306に沿って前方向に滑らせる。
支軸404を案内部306に沿って前方向に滑らせることにより、図8(c)に示すように、支軸404が、保持部305にそれぞれ保持された状態となる。このように、保持部305に、支軸404を保持(係着)させることにより、左右方向(Y軸と平行方向)に回動軸を有する第3回動軸A3が形成される。
次に、図8(c)、図3(c)に示すように、第4プレート40のそれぞれの長孔部408を、第3プレート30のそれぞれ対応するネジ孔312(図7参照)に合わせ、長孔部408にそれぞれネジ部材SC4を挿通させて、ネジ部材SC4をネジ孔312に螺合して固定する。これにより、図8(c)、図3(c)に示すように、プロジェクター7を固定した第4プレート40を第3プレート30に設置することができる。
上述した第1プレート10から第4プレート40までの設置方法により、天吊り装置1を介して、プロジェクター7を天井面Sに固定することができる。
なお、支軸404を保持部305に保持させるまでの動作は、目隠し状態で行われる。このため、本実施形態では、支軸404が保持部305の適正な位置(支軸404の中心軸と保持部305の中心軸とが略一致する位置)に保持されているか否かを目視で確認できるように構成されている。
具体的には、天吊り装置1を構成する4つのプレートは金属製で、外面の色は黒色に加工されている。そして、2つの支軸404の外側の端面には、支軸404の中心軸に同心円で形成される白色の部材(図示省略)がそれぞれ貼着(または塗布)されている。そして、この白色の部材が、保持部305の中心軸の左右方向に形成される開口部としての孔部311(図4、図3(c))を介して目視できるか否かを確認することで行われる。孔部311を介して白色の部材が確認できた場合には、支軸404は、保持部305の適正な位置に保持されていることになる。なお、孔部311の径は、白色の部材の径よりも小さく形成されている。
この状態で、ケーブルCは、第3プレート30と第4プレート40との後方向(−X方向)で、上下方向(Z方向)の隙間から延出した状態となっている。詳細には、図8(a)、図3(c)に示すように、第3プレート30の第2開口部302の周辺となる第3プレート本体301と、第4プレート40の片部411との隙間D(図3(c)参照)から後方向(−X方向)に延出した状態となっている。なお、この隙間Dの領域が、隙間確保部となる。
この状態のケーブルCを、図1(b)に示すように、後方向(−X方向)となるプロジェクター7の後面7dのインターフェイス部705に設置されるコネクト部706(図8(a)参照)に接続する。なお、ケーブルCは、電源ケーブルの他、アナログRGBケーブル、ビデオケーブル、DVIケーブル、HDMIケーブル、ネットワークケーブル等、各種ケーブルが用いられ、映像機器、パソコン、またはネットワーク等に接続されている。
次に、天吊り装置1に設置されたプロジェクター7の位置(姿勢)を調整する調整方法に関して説明する。
本実施形態の天吊り装置1は、水平方向(XY平面方向)と、左右方向(YZ平面方向)と、上下方向(XZ平面方向)の調整を行うことができる。なお、調整を行う際は、プロジェクター7から映像を投写させて行う。そして、調整は、プロジェクター7から投写された投写映像の位置が、スクリーンに設定される投写位置と合致するように、プロジェクター7の位置(姿勢)を移動させて行う。
図9は、プロジェクター7の設置位置(姿勢)に対する上下方向の調整方法を示す図であり、図9(a)は、天吊り装置1を左方向(−Y方向)から見た側面図であり、図9(b)は、天吊り装置1を前方向(+X方向)から見た正面図であり、図9(c)は、天吊り装置1を斜め前方向(+X方向)から見た斜視図である。図9を参照して、上下方向の調整方法を説明する。
最初に、図9(a)に示すように、第4プレート40の左側面の2つのネジ部材SC4を回動して緩める。併せて、逆側(右側面)の2つのネジ部材SC4も緩める。次に、プロジェクター7を保持して上下方向(矢印Aで示す)に移動させて、おおよその位置を合わせる。なお、後述する第3ネジ部材325で下方向に微調整を行うため、やや上側に合わせる。おおよその位置を合わせた後、4つのネジ部材SC4を締めて仮固定する。
次に、図9(c)に示すように、第3ネジ部材325のダイヤル部327を矢印で示すように回動させて、ネジ部326の一方の端部326a端面を、第4プレート本体401の上面401aに突き当てる。そして、更に同方向に回動することにより、プロジェクター7を下方向(−Z方向)に移動させる。
なお、詳細には、第3ネジ部材325を回動して、第4プレート本体401の上面401aに突き当てた後、更に同方向に回動することにより、第4プレート40(プロジェクター7)を、第3回動軸A3(図9(b)に示す)を中心として、図9(a),(c)に矢印Bで示すように、下方向(−Z方向)に回転させて調整を行う。このように、上下方向の調整は、第3ネジ部材325の回動量により調整するため、微調整を行うことができる。本実施形態の第3ネジ部材325による上下方向の調整範囲は、約0°〜−8°としている。
第3ネジ部材325を回動して、下方向の微調整を行うことで、上下方向の位置を合わせた後、4つのネジ部材SC4を締め付けて本固定する。なお、調整終了後のネジ部材SC4による締め付けは、第4プレート40に第3ネジ部材325を突き当てていることにより、調整後の位置ズレを防止するため、位置ズレを気にせずに容易に行うことができる。以上の方法により、上下方向の調整が完了する。
図10は、プロジェクター7の設置位置(姿勢)に対する水平方向の調整方法を示す図であり、図10(a)は、天吊り装置1を前方向(+X方向)から見た正面図であり、図10(b)は、天吊り装置1を斜め前方向(+X方向)から見た斜視図である。図10を参照して、水平方向の調整方法を説明する。
最初に、図10に示すように、第1プレート10の2つの前方向の片部104a(ネジ孔105)に螺合する第1ネジ部材106を回動して緩める。次に、プロジェクター7を保持して水平方向(図10(b)に矢印Eで示す)に回転させて、おおよその位置を合わせる。なお、この回転は、第1回動軸A1を中心とした水平方向の回転となる。
おおよその位置を合わせた後、2つの第1ネジ部材106を締めて、対向する第2プレート20の前方向の片部204aにネジ先端部を突き当てる。次に、第1ネジ部材106を更に同方向に回動することにより、第2プレート20(結果的に、プロジェクター7)を、第1回動軸A1を中心として、水平方向(図10(b)に矢印Cで示す)に回転させて調整を行う。このように、水平方向の調整は、第1ネジ部材106の回動量により調整するため、微調整を行うことができる。
なお、本実施形態の天吊り装置1は、左方向の第1ネジ部材106を回動する(締める)ことで、プロジェクター7を水平に左方向に回転させ、右方向の第1ネジ部材106を回動する(締める)ことで、プロジェクター7を水平に右方向に回転させる。なお、本実施形態の第1ネジ部材106による水平方向の調整範囲は、約−3°〜+3°としている。
なお、調整終了後は、第2プレート20に第1ネジ部材106を突き当てていることにより、調整後の位置ズレを防止して固定することができる。以上の方法により、水平方向の調整が完了する。
図11は、プロジェクター7の設置位置(姿勢)に対する左右方向の調整方法を示す図であり、図11(a)は、天吊り装置1を左方向(−Y方向)から見た側面図であり、図11(b)は、天吊り装置1を前方向(+X方向)から見た正面図であり、図11(c)は、天吊り装置1を斜め前方向(+X方向)から見た斜視図である。図11を参照して、左右方向の傾きの調整方法を説明する。
最初に、図11(b)に示すように、第3プレート30の前方向の片部307aの2つのネジ部材SC3を回動して緩める。次に、図11(a)に示すように、第2ネジ部材315のダイヤル部317を、図11(c)に矢印で示すように回動させて、ネジ部316の一方の端部316a端面を、第2プレート本体201の下面201bに突き当てる。そして、更に同方向に回動することにより、第3プレート30(結果的に、プロジェクター7)を、第2回動軸A2(図11(a)参照)を中心として、左右方向(図11(b),(c)に矢印Fで示す)に回転させて調整を行う。このように、左右方向の傾きの調整は、第2ネジ部材315の回動量により調整するため、微調整を行うことができる。
なお、本実施形態の天吊り装置1は、プロジェクター7を正面方向(+X方向)から見た場合、左方向の第2ネジ部材315を回動する(締める)ことで、プロジェクター7を時計回転方向とは逆方向に回転させ、右方向の第1ネジ部材106を回動する(締める)ことで、プロジェクター7を時計回転方向に回転させる。なお、本実施形態の第2ネジ部材315による左右方向の傾きの調整範囲は、約−2.5°〜+2.5°としている。
第2ネジ部材315を回動して、左右方向の傾きの微調整を行うことで、左右方向の位置を合わせた後、2つのネジ部材SC3を締め付けて固定する。なお、調整終了後のネジ部材SC3による締め付けは、第2プレート20に第2ネジ部材315を突き当てていることにより、調整後の位置ズレを防止するため、位置ズレを気にせずに容易に行うことができる。以上の方法により、左右方向の傾きの調整が完了する。
図12は、カバー部材60を第2プレート20に設置する方法を示す斜視図である。詳細には、図12(a)は、第2カバー62を第2プレート20に設置する状態を示す斜視図であり、図12(b)は、第2カバー62を第2プレート20に設置した状態を示す斜視図であり、図12(c)は、第1カバー61を第2プレート20に設置する状態を示す斜視図であり、図12(d)は、第1カバー61を第2プレート20に設置した状態を示す斜視図である。図1〜図4、図12を参照して、カバー部材60の構成と、カバー部材60を天吊り装置1に設置する設置方法に関して説明する。
カバー部材60は、天吊り装置1の化粧用および第1プレート10から第4プレート40の機構の保護を目的に設置される部材である。カバー部材60は、第1プレート10から、プロジェクター7を固定した第4プレート40までが天井面Sに設置され、プロジェクター7の設置位置の微調整が完了した後に取り付けられる。カバー部材60は、本実施形態では、第1プレート10から第3プレート30までの外周部となる側面を、天井面Sからプロジェクター7までの範囲で覆う。
図1、図2に示すように、カバー部材60は、天吊り装置1の第1プレート10から第4プレート40までの調整による可動範囲を避ける大きさで構成されている。また、カバー部材60は、天吊り装置1の調整を行う際に操作する部材を覆う大きさで構成されている。なお、調整する際に操作を行う部材とは、図4、図5に示すように、水平方向の調整を行う第1ネジ部材106と、左右方向の傾きの調整を行う第2ネジ部材315およびネジ部材SC3と、上下方向の調整を行う第3ネジ部材325およびネジ部材SC4である。
図4に示すように、カバー部材60は、本実施形態では、天吊り装置1(第1プレート10〜第3プレート30)の前方向の側面と左右方向の前側略半分の側面とを覆う第1カバー61と、後方向の側面と左右方向の後側略半分の側面とを覆う第2カバー62とで構成されている。第1カバー61と第2カバー62とは、本実施形態では、合成樹脂材料で形成される。第1カバー61と第2カバー62とは、どちらも平面視でU字形状に形成され、また、略対称に形成されている。
第1カバー61は、図4に示すように、U字形状に曲折された略板状の第1カバー本体611を有している。この第1カバー本体611の下端部には、内側に湾曲しながら下方向(−Z方向)に延出するスカート部612が形成されている。また、第1カバー本体611の後方向(−X方向)の両端部近傍には、第1カバー61を固定部に固定する際に、ネジ部材SC6を挿通する孔部613が1つずつ形成されている。
第2カバー62は、第1カバー61に対してYZ面に略対称となるように構成されている。第2カバー62は、図4に示すように、U字形状に曲折された略板状の第2カバー本体621を有している。この第2カバー本体621の下端部には、内側に湾曲しながら下方向(−Z方向)に延出するスカート部622が形成されている。また、第2カバー本体621の前方向(+X方向)に延びる左右方向の側面には、第2カバー62を固定部に固定する際に、ネジ部材SC6を挿通する孔部623が1つずつ形成されている。
なお、第2カバー本体621およびスカート部622の前方向(+X方向)の両端部には、それぞれの外面から内側に入った凹部624が形成されている。凹部624は、第1カバー61を第2カバー62に合わせて設置した場合、第1カバー61の内面側に重なる部分となり、第1カバー61と第2カバー62との合わせ目の隙間を隠している。
次に、カバー部材60の設置方法に関して説明する。
カバー部材60は、プロジェクター7の位置調整完了後に設置される。そして、カバー部材60を設置する際は、プロジェクター7からの画像光の投写を終了させた後に行う。
カバー部材60は、本実施形態では、第2プレート20に構成される固定部に固定される。固定部は、図4に示すように、第2プレート20の左右方向(Y軸方向)端部に2つずつ形成される片部208と、片部208に形成されるネジ孔209とで構成されている。また、カバー部材60の設置は、最初に第2カバー62を設置して、次に第1カバー61を設置する。
図12(a)に示すように、第2カバー62の設置は、天吊り装置1(第1プレート10〜第3プレート30)に対して、後方向(第2プレート20の片部307b方向)から、第2カバー62を、両端部を前方向(+X方向)に向けて、矢印で示すように移動させる。前方向に向けて移動させた場合、第2カバー62は、孔部623が、第2プレート20の後側の片部208のネジ孔209に相対する位置で止まる。
次に、図12(b)に示すように、ネジ部材SC6を孔部623に挿通して、内面側に相対する2つの片部208のネジ孔209に螺合させて締め付ける。これにより、第2カバー62が、左右方向で第2プレート20に固定(設置)される。なお、第2カバー62を設置することにより、天吊り装置1(第1プレート10〜第3プレート30)の後方向の側面と左右方向の後側略半分の側面が覆われる。
第1カバー61の設置は、図12(c)に示すように、天吊り装置1(第1プレート10〜第3プレート30)に対して、前方向(第2プレート20の片部307a方向)から、第1カバー61を、両端部を後方向(−X方向)に向けて、矢印で示すように移動させる。後方向に向けて移動させた場合、第1カバー61は、孔部613が、第2プレート20の前側の片部208のネジ孔209に相対する位置で止まる。このとき、第1カバー61の両端部は、第2カバー62の凹部624の外面側に重なる。
次に、図12(d)に示すように、ネジ部材SC6を孔部613に挿通して、内面側に相対する2つの片部208のネジ孔209に螺合させて締め付ける。これにより、第1カバー61が、左右方向で第2プレート20に固定(設置)される。なお、第1カバー61を設置することにより、天吊り装置1(第1プレート10〜第3プレート30)の前方向の側面と左右方向の前側略半分の側面が覆われる。
以上により、図12(d)、図1、図2に示すように、天吊り装置1(第2プレート20)へのカバー部材60の設置(固定)が完了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の天吊り装置1は、第1プレート10から第4プレート40までの4つのプレートにより構成されており、プロジェクター7を天井面Sに設置する。また、第1プレート10と第2プレート20は、天井面Sに設置される。そして、第2プレート20は、第1プレート10に係着されて上下方向に回動軸を有して形成される第1回動軸A1を中心に水平方向の調整を行う。また、第3プレート30は、第2プレート20に係着されて前後方向に回動軸を有して形成される第2回動軸A2を中心に左右方向の調整を行う。第4プレート40は、プロジェクター7を固定し、第3プレート30に係着されて左右方向に回動軸を有して形成される第3回動軸A3を中心に上下方向の調整を行う。このように、第1プレート10から第4プレート40までの4つのプレートがそれぞれ係着して天吊り装置1が構成されることにより、天吊り装置1の薄型化を実現することができる。また、第1プレート10と第2プレート20との係着で水平方向の調整を行い、第2プレート20と第3プレート30との係着で左右方向の調整を行い、第3プレート30と第4プレート40との係着で上下方向の調整を行う。従って、プロジェクター7の位置(姿勢)に対し、水平方向、左右方向(左右方向の傾き)、上下方向の微調整を容易で確実に行うことができる。
また、ケーブルCは、円筒部102、第1開口部202、および第2開口部302に挿通されて、プロジェクター7に接続される。これにより、天吊り装置1の薄型化を図った場合でも、天吊り装置1は、ケーブルCが天吊り装置1の内部を挿通してプロジェクター7に接続されるため、ケーブルCを極力目立たせずにプロジェクター7と接続させることができ、ケーブルCの配線の見栄えを向上させることができる。また、天吊り装置1の薄型化を図る場合にも、円筒部102、第1開口部202、第2開口部302の径を大きくすることができ、複数のケーブルCを挿通させることができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第4プレート40は、第2開口部302周辺との高さ方向の隙間Dを確保する隙間確保部を備えて、隙間確保部からケーブルCを延出させる。これにより、プロジェクター7のインターフェイス部705側に複数のケーブルCを誘導することができ、最短の経路で最低限の露出により、ケーブルCをインターフェイス部705のコネクト部706に接続できる。これにより、ケーブルCの配線の見栄えを向上させることができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、ケーブルCが延出される側に偏って第2開口部302(開口部302b)が形成されている。これにより、プロジェクター7のインターフェイス部705側に複数のケーブルCを誘導する際の、作業性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良などを加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記実施形態の天吊り装置1は、第1プレート10に円筒部102を備え、第2プレート20に第1開口部202を備えて、円筒部102と第1開口部202との係合により、第1回動軸A1を形成している。しかし、第1プレート10に開口部(第1開口部)を備え、第2プレート20に円筒部を備える構成として第1回動軸を形成してもよい。
前記実施形態の天吊り装置1において、隙間確保部は、ケーブルCが延出される側(プロジェクター7のインターフェイス部705が設置される側)となる後方向(−X方向)に備えている。しかし、後方向には限られず、隙間確保部は、プロジェクター7のインターフェイス部705が設置される側に併せて備えることでもよい。
前記実施形態の天吊り装置1において、第2開口部302は、ケーブルCが延出される側(プロジェクター7のインターフェイス部705が設置される側)となる後方向(−X方向)に偏って形成されている。しかし、後方向には限られず、第2開口部302は、プロジェクター7のインターフェイス部705が設置される側に合わせて偏って形成されることでもよい。
1…天吊り装置、7…プロジェクター、10…第1プレート、20…第2プレート、30…第3プレート、40…第4プレート、102…円筒部、106…第1ネジ部材、202…第1開口部、207a…ネジ孔、302…第2開口部、302b…開口部、305…保持部、306…案内部、309a…長孔部、311…孔部、312…ネジ孔、315…第2ネジ部材、316…ネジ部、317…ダイヤル部、325…第3ねじ部材、326…ネジ部、327…ダイヤル部、404…支軸、408…長孔部、A1…第1回動軸、A2…第2回動軸、A3…第3回動軸、C…ケーブル、D…隙間、S…天井面、SC2,SC3,SC4…ネジ部材。

Claims (3)

  1. プロジェクター用の天吊り装置であって、
    天井面に固定される第1プレートと、
    前記第1プレートと共に前記天井面に設置され、前記第1プレートに係着されて上下方向に回動軸を有する第1回動軸を形成し、当該第1回動軸を中心に水平方向の調整を行う第2プレートと、
    前記第2プレートに係着されて前後方向に回動軸を有する第2回動軸を形成し、当該第2回動軸を中心に左右方向の調整を行う第3プレートと、
    前記プロジェクターを固定し、前記第3プレートに係着されて左右方向に回動軸を有する第3回動軸を形成し、当該第3回動軸を中心に上下方向の調整を行う第4プレートと、を備え、
    前記第1プレートおよび第2プレートは、前記第1回動軸を形成する、円筒部と当該円筒部を挿通する第1開口部との異なる一方を互いに備え、
    前記第3プレートは、前記第1開口部に相対する領域に第2開口部を備え、
    前記プロジェクターに接続されるケーブルは、前記円筒部、前記第1開口部、および前記第2開口部に挿通されることを特徴とする天吊り装置。
  2. 請求項1に記載の天吊り装置であって、
    前記第4プレートは、前記ケーブルが延出される側に、前記第2開口部周辺との高さ方向の隙間を確保する隙間確保部を備えていることを特徴とする天吊り装置。
  3. 請求項2に記載の天吊り装置であって、
    前記第2開口部は、前記ケーブルが延出される側に偏って形成されていることを特徴とする天吊り装置。
JP2012087133A 2012-04-06 2012-04-06 天吊り装置 Withdrawn JP2013218047A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012087133A JP2013218047A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 天吊り装置
US13/851,436 US9134592B2 (en) 2012-04-06 2013-03-27 Ceiling hanger
CN201310112083.9A CN103363268B (zh) 2012-04-06 2013-04-02 天棚吊挂装置
US14/669,839 US9575395B2 (en) 2012-04-06 2015-03-26 Ceiling hanger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012087133A JP2013218047A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 天吊り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013218047A true JP2013218047A (ja) 2013-10-24

Family

ID=49590221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012087133A Withdrawn JP2013218047A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 天吊り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013218047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125284A1 (ja) * 2015-02-05 2016-08-11 日立マクセル株式会社 プロジェクタ装置
US10739668B2 (en) 2018-03-28 2020-08-11 Seiko Epson Corporation Projector having enclosure hung via support member
WO2023109304A1 (zh) * 2021-12-16 2023-06-22 成都极米科技股份有限公司 一种吸顶安装结构及采用其的投影仪

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5490655A (en) * 1993-09-16 1996-02-13 Monger Mounts, Inc. Video/data projector and monitor ceiling/wall mount
KR20060058357A (ko) * 2004-11-25 2006-05-30 이장균 프로젝터 천장 고정용 브라켓 구조 및 이를 이용한프로젝터 천장 고정 방법
JP2008003572A (ja) * 2006-05-05 2008-01-10 Csav Inc クイック・リリース式デバイス・インタフェースを有する調整可能なプロジェクタ・マウント
JP2010079155A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Seiko Epson Corp プロジェクタ天吊り装置
JP2012032466A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd プロジェクタ支持装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5490655A (en) * 1993-09-16 1996-02-13 Monger Mounts, Inc. Video/data projector and monitor ceiling/wall mount
KR20060058357A (ko) * 2004-11-25 2006-05-30 이장균 프로젝터 천장 고정용 브라켓 구조 및 이를 이용한프로젝터 천장 고정 방법
JP2008003572A (ja) * 2006-05-05 2008-01-10 Csav Inc クイック・リリース式デバイス・インタフェースを有する調整可能なプロジェクタ・マウント
JP2010079155A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Seiko Epson Corp プロジェクタ天吊り装置
JP2012032466A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd プロジェクタ支持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125284A1 (ja) * 2015-02-05 2016-08-11 日立マクセル株式会社 プロジェクタ装置
US10739668B2 (en) 2018-03-28 2020-08-11 Seiko Epson Corporation Projector having enclosure hung via support member
WO2023109304A1 (zh) * 2021-12-16 2023-06-22 成都极米科技股份有限公司 一种吸顶安装结构及采用其的投影仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9575395B2 (en) Ceiling hanger
US10394109B2 (en) Projector suspension device
JP3982549B2 (ja) 光学装置の製造方法
KR20190074014A (ko) 감시 카메라 어셈블리 및 감시 카메라 어셈블리 설치 방법
WO2019167590A1 (ja) 画像表示装置
US9081270B2 (en) Table installing device
JP2015215416A (ja) プロジェクタ装置
JP2009204902A (ja) プロジェクタ天吊り装置
JP2013218047A (ja) 天吊り装置
JP6031805B2 (ja) 天吊り装置
US6903827B2 (en) Position adjusting method and position adjusting system of color combining optical system, position adjusting method and position adjusting system of optical modulator, color combining optical system and projector
JP2013218048A (ja) 天吊り装置
JP2013044853A (ja) プロジェクター支持装置
TW201841013A (zh) 投影機裝置
JP5582014B2 (ja) プロジェクター用支持具
JP4921212B2 (ja) 背面投射型表示装置
JP2007272241A (ja) 光学部品用筐体、およびプロジェクタ
JP2008218093A (ja) 照明装置の取付装置および照明システム
KR20160007680A (ko) 카메라 모듈의 렌즈 위치 결정 장치
JP2022089480A (ja) 投影装置及び投影装置の拡張ユニット
KR20150124606A (ko) 카메라 모듈의 렌즈 위치 결정 장치
KR102399644B1 (ko) 광학계의 미러 조정장치
KR20220096791A (ko) 카메라 방향 조절용 광학 포인팅 장치
JP2009128561A (ja) 偏向板固定具及び偏向板の角度制御装置
JP2007304146A (ja) プロジェクタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20160310