JP5760639B2 - プロジェクター支持装置およびプロジェクター - Google Patents
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Description
また、プロジェクター支持装置は、スライドする構成が1箇所なので、複数の部材が多段に亘ってスライドする構造(いわゆるロッドアンテナ状に構成された構造)に比べ、第1方向に直交する方向のガタを少なく構成できる。よって、プロジェクター支持装置のプロジェクターの自重による傾きを小さくすることが可能となる。
したがって、投写される画像のサイズの調整範囲を大きく構成しつつ、投写される画像の歪を抑制したプロジェクター支持装置の提供が可能となる。特にプロジェクターの傾きに対する画像の歪みへの影響が大きい短焦点型のプロジェクターにおいて効果が大きい。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクター支持装置において、前記第2アームおよび前記保持機構のいずれか一方は、前記第1方向に沿って他方を段階的に取り付け可能にする複数のネジ孔を有し、前記複数のネジ孔は前記第1方向に沿って等間隔で配置されることを特徴とするプロジェクター支持装置。
プロジェクター支持装置は、設置面としての壁面に設置され、プロジェクターを支持する。
図1は、本実施形態のプロジェクター支持装置2を用いてプロジェクター1を設置した状態を模式的に示す斜視図である。
プロジェクター支持装置2は、図1に示すように、スクリーンSC等の投写面が設置された壁面におけるスクリーンSCの上方に設置され、壁面から離間させてプロジェクター1を支持する。なお、以下では、説明の便宜上、壁面に対する法線方向を前後方向として壁面に向かう方向を前方向(+Y方向)、重力に逆らう方向を上方向(+Z方向)、壁面に向かって右側を右方向(+X方向)として記載する。また、前後方向(Y方向)は、第1方向に相当する。
図2、図3は、プロジェクター1を支持した状態のプロジェクター支持装置2の斜視図であり、図2は、プロジェクター1が最もスクリーンSC(図1参照)に近づく状態(以下「近接状態」という)を示す図、図3は、プロジェクター1がスクリーンSCから最も遠ざかる状態(以下「遠隔状態」という)を示す図である。図4は、プロジェクター支持装置2の分解斜視図である。
プロジェクター支持装置2は、図4に示すように、ベース部3、連結部4、ベースカバー5(図2、図3参照)、第1アーム6、第2アーム7、および保持機構8を備えている。
連結部4は、板金で形成され、図4に示すように、取付部31に対向する平面視略矩形状の前面部41を有し、前面部41の上下左右の端部は、−Y方向に屈曲されている。
前面部41には、挿通孔41Hおよび係止孔411が設けられている。挿通孔41Hは、固定ネジ20が挿通される孔であり、ベース部3のネジ孔31Nに対応する位置に形成され、係止孔411は、ベース部3の係止部32が挿通可能に形成されている。
駆動軸43は、第1アーム6を上下方向に移動させる部材である。駆動軸43は、外周にネジ溝(図示省略)が形成されており、下面部42に固定されたナットNAに螺合されている。そして、駆動軸43は、回転されることによって、下面部42からの突出量が変更される。
連結部4は、図5に示すように、係止孔411から挿通された係止部32に係止された後、挿通孔41H(図4参照)から挿通された固定ネジ20がネジ孔31N(図4参照)に螺合されてベース部3に固定される。
また、基部61には、図示は省略するが、基部本体611の下端から+Y方向に屈曲された下面部を有し、この下面部には、駆動軸43に螺合するナットが固定されている。
左右の起立部622には、前後方向に沿って延出するガイド孔62Gが形成されている(左側の起立部622に形成されたガイド孔62Gは図示省略)。
アーム支持部62は、一方の端部が基部61の開口部613に挿入され、他方の端部が−Y方向に突出するように基部61に固定されている。
第2アーム7は、第1アーム6に対して前後方向(第1方向)にスライド可能に形成され、スライドされることによって、第1アーム6に対する第1方向の突出量が変更される。また、第2アーム7は、保持機構8が第1方向に沿って段階的に取り付け可能に構成されている。
左右の起立部712には、第1アーム6のガイド孔62Gから露出し、案内ネジ11,12,13および固定ネジ22(図4参照)が螺合する2つのネジ孔(図示省略)がそれぞれ設けられている。
このように、第2アーム7は、滑らかにスライドできるように構成されているので、アーム支持部62に対するガタが少なく設定されている。
ネジ孔713a,713b,713cは、保持機構8を第1方向に沿って段階的に取り付け可能とするために設けられている。
第2アーム7は、固定ネジ22が緩められることによってスライド可能となり、前述したように、スライドされる際には、案内ネジ11,12,13の被ネジ部がガイド孔62Gの周縁部と摺動して滑らかに移動する。そして、第2アーム7は、固定ネジ22が締められると、移動された位置に維持される。
保持機構8は、図2、図3に示すように、第2アーム7に支持され、プロジェクター1を保持する。また、保持機構8は、第2アーム7に対して第1方向に沿って段階的に取り付け可能に支持されている。
保持機構8は、プロジェクター1の底面1Aに固定される固定部材81、および固定部材81と第2アーム7とを連結する調整機構9を備えている。
固定部材81は、板金で形成され、プロジェクター1の左右方向の位置を調整可能とするために、プロジェクター1に固定された状態で、調整機構9に対して左右方向にスライド可能に構成されている。
第1プレート91は、前述したように、固定部材81がX方向にスライド可能に構成されている。
第1プレート91は、図6に示すように、固定部材81の上面部813が係止される平坦部911、およびこの平坦部911の−Y側端部から下方に屈曲され、固定部材81の−Y側の起立部812の内側に位置する屈曲部912を有している。そして、この屈曲部912には、前述した固定部材81の長孔812Hから露出する2つのネジ孔(図示省略)が形成されている。
第3プレート93は、上面部713に載置される載置部931、載置部931の前後両端から上方に屈曲された上屈曲部932、および載置部931の左右両端から下方に屈曲された一対の下屈曲部933を有している。
ここで、プロジェクター支持装置の調整方法について説明する。
プロジェクター支持装置2は、前述したように、連結部4に対して第1アーム6がスライドされることによって上下方向の位置が調整され、第1プレート91に対して固定部材81がスライドされることによって左右方向の位置が調整される。そして、固定部材81に固定されているプロジェクター1は、プロジェクター支持装置2の調整方向に追従して移動し、スクリーンにSCに投写される画像も移動する。
具体的に、第1ダイヤル951が回転されると、第2プレート92に対して第1プレート91がZ軸を中心として回転する。そして、第1プレート91に固定されている固定部材81は、プロジェクター1と共にZ軸を中心として回転し、プロジェクター1の水平回転調整が行われる。
ここで、プロジェクター支持装置2の前後方向の調整方法、つまり、壁面に設置されたスクリーンSCに対するプロジェクター1の距離を変更する方法について説明する。
プロジェクター支持装置2は、第2アーム7のスライドによる第1アーム6に対する突出量の変更、および第2アーム7に取り付けられる保持機構8の位置(第1の取付位置または第2の取付位置)によって、スクリーンSCに対するプロジェクター1の距離を大きく変更する。
(1)プロジェクター支持装置2は、第2アーム7のスライド移動と、保持機構8の段階的な取付位置の変更によって、第1方向における壁面からの突出範囲が増大される。これによって、プロジェクター支持装置2は、保持機構8に保持されているプロジェクター1の壁面に対する距離の調整範囲を広げ、壁面に設置されたスクリーンSC等の投写面に投写される画像のサイズの調整範囲も大きくさせることができる。
また、プロジェクター支持装置2は、スライドする構成が1箇所なので、複数の部材が多段に亘ってスライドする構造(いわゆるロッドアンテナ状に構成された構造)に比べ、第1方向に直交する上下方向、のガタを少なく構成できる。よって、プロジェクター支持装置2のプロジェクター1の自重による下方への傾きを小さくすることが可能となる。
したがって、スクリーンSCに投写される画像のサイズの調整範囲を大きく構成しつつ、投写される画像の歪を抑制したプロジェクター支持装置2の提供が可能となる。特に本体の傾きに対する画像の歪みへの影響が大きい短焦点型のプロジェクターである本実施形態プロジェクター1においては効果が大きい。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態のプロジェクター支持装置2は、設置面として壁面に設置されるように構成されているが、床面や天井を設置面とし、この設置面にプロジェクター支持装置2を設置して床面や天井に画像を投影するように構成してもよい。
Claims (6)
- プロジェクターを支持するプロジェクター支持装置であって、
当該プロジェクター支持装置が設置される設置面に固定されるベース部と、
前記ベース部から前記設置面の面外方向となる第1方向に突出する第1アームと、
前記第1アームに支持され、前記第1方向における前記第1アームに対する突出量が変更可能な第2アームと、
前記第2アームに支持され、前記プロジェクターを保持する保持機構と、
を備え、
前記第2アームおよび前記保持機構のいずれか一方は、前記第1方向にスライド可能に支持され、他方は、前記第1方向に沿って段階的に取り付け可能に支持されていることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第2アームは、前記第1アームにスライド可能に支持され、
前記保持機構は、前記第2アームに前記第1方向に沿って段階的に取り付け可能に支持されていることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記一方のスライド可能な移動量は、前記他方の移動量以上となるように構成されていることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記保持機構は、前記プロジェクターから投写された画像の位置を調整する調整機構を備えていることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - プロジェクターであって、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクター支持装置に取付可能に構成されていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項2に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第2アームおよび前記保持機構のいずれか一方は、前記第1方向に沿って他方を段階的に取り付け可能にする複数のネジ孔を有し、
前記複数のネジ孔は前記第1方向に沿って等間隔で配置されることを特徴とするプロジェクター支持装置。
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