JP2012025289A - チャイルドシート - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両等の座席に適切な状態に取付けられるようにしたチャイルドシートを提供する。
【解決手段】 拘束手段を介して乳幼児をシートクッション内で拘束するシェル3の背面および下部を保持するアーム11とベース12と中間部13とが一体となった補剛部材に、両端が支持された脚部22を有するベーススタンド20を取り付ける。チャイルドシート1の乗員座席上での取付態様に応じてベーススタンド20を回動させ、その脚部22を補剛部材の外縁に沿って移動させ、乗員座席上に前向きに取り付ける態様と、後ろ向きに取り付ける態様のそれぞれの態様に適合させて、チャイルドシート1の底面を、ベーススタンド20の脚部22と、補剛部材の縁部の一部12a,13a,とで構成して、チャイルドシート1を座席に固定する際の安定を図る。
【選択図】 図3

Description

本発明はチャイルドシートに係り、車両内で乳幼児の身体を安全に拘束するために、車両等の座席に適切な状態に取付けられるようにしたチャイルドシートに関する。
従来、車両に乗車した乳幼児の身体を安全に拘束するためにチャイルドシートが使用されている。チャイルドシートは、対象乳幼児の体重やおおよその年齢に応じて座席への取り付け方法が基準によって定められている。
現状の基準(たとえばEC基準)では、対象の乳幼児の体重13kg未満(およそ新生児から9ヶ月位)までは、チャイルドシートは車両座席に後向きに取り付け、その後、4歳頃(体重13〜18kg位)までの間は、前向きに取り付けて使用することが規定されている。このため、新生児から4歳程度まで使用することを想定したチャイルドシートでは、それぞれの取り付け態様において、チャイルドシートを車両の座席に安定して取り付けられるように種々の工夫がされている。
たとえば高級仕様のチャイルドシートでは、座面に密着した比較的大型のベース上にチャイルドシート本体がリクライニング機構を介して保持されている。この種のチャイルドシートでは、車両の座席上に向きを変えて載置されたベース上でリクライニング機構を用いて、前向き、後ろ向き等の取付態様に応じて、それぞれ適正なクライニング角度を設定してチャイルドシート本体が固定でき、適正な乳幼児の拘束姿勢を確保できる。
上述のチャイルドシートでは、リクライニング機構を構成する部品点数が多く、製造コストがかかる。また、取り付け向きに影響されない安定した大型のベースを備えるため、チャイルドシートの重量も重い。これに対して、普及品としてのチャイルドシートを車両の座席に安定して取り付けるための種々の提案がされている。
普及品のチャイルドシートの開発ポイントは、それぞれの取り付け位置で、チャイルドシートの底面を広く確保する点にある。この点に着目したチャイルドシートとして、取り外し自在なブロック状の脚部を、取り付け向きに応じて枢着軸回りに回転させてその位置を変えるようにした提案がされている(特許文献1)。
また、前向き時に生じた正面衝突により、チャイルドシートが固定点前端を中心に前方に回転するのを効果的に防止するとともに、後ろ向きに設置した場合にもチャイルドシートの底面を大きく確保できるようにしたチャイルドシートも提案されている(特許文献2)。
実公平6−7972号公報 特開2006−151299公報
特許文献1に開示された、2個のブロック状の脚部の向きを変更してチャイルドシートの取り付け位置の変更に対応させる補助シートでは、リブ43の端面は、脚部51の対向面53,傾斜面55と当接させるために、平坦部45,46を有するとともに、内部が補剛された構造としなければならない。また脚部51がそれぞれのリブ43の所定位置に独立して設けられているため、脚部の係合突起56が嵌る2カ所の切欠47の周囲も十分補強する必要がある。このように、特許文献1に開示されたチャイルドシートでは、リブ43に十分な剛性を確保する必要がある。このため、リブ43の内部構造が複雑になり、成形作業も難しくなるという問題がある。
一方、特許文献2に開示されたチャイルドシートでは、支持脚6はチャイルドシートの底部前面の安定性を高めるため、十分な剛性を有しているが、上面が製品の一部として露出するため、支持脚の上面は他の部位と連続するような滑らかな形状に仕上げられ、また中央のリクライニング機構を操作するためのくり抜き部等が形成されている。ところが、チャイルドシートを後ろ向きに設置するためには、図2,図4に示されたように、この上面が反転し底面となって、第2の当接部4bとともにチャイルドシートの底面を構成する。したがって、この部材を反転させた状態では、図2に示されたように、座席上での接触面は確保できるが、チャイルドシートの底面の平面性は確保できない。このため、チャイルドシートの固定時の安定性に欠ける。また、ベースの上に反転した部材が重なるので、チャイルドシートの座面が高くなって、乳幼児の乗せ下ろしが大変になるという使用時の問題もある。そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、従来のチャイルドシートに形成されるアーム状のリブの構成をほぼ利用でき、取り付けの向きによらず、安定した設置状態を確保できるようにしたチャイルドシートを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は乳幼児が着座する側がシートクッションで覆われ、拘束手段を介して乳幼児を前記シートクッション内で拘束するシェルと、該シェルの背面および下部を保持する補剛部材とを備え、乗員座席にシートベルトを介して固定されるチャイルドシートにおいて、前記補剛部材は、前記シェルを背面側から保持する2本のアームと、該アーム下端に中間部を介して連続するベースとで構成され、前記2本のアーム間に、本体の両側部に一体形成された脚部を有するベーススタンドが回動可能に軸支され、前記乗員座席上での取付態様に応じて前記ベーススタンドを回動させて前記脚部を前記補剛部材の外縁に沿って移動させ、それぞれの取付態様に適合したチャイルドシートの底面を、前記脚部と、前記補剛部材の縁部の一部とで構成するようにしたことを特徴とする。
前記取付態様は、乗員座席上に前向きに取り付ける態様と、後ろ向きに取り付ける態様からなり、前向きに取り付ける態様では、前記ベースの後端に前記脚部を位置させてチャイルドシートの底面を構成し、後ろ向きに取り付ける態様では、前記アーム下端側に前記ベーススタンドを回動し、移動後の前記脚部と前記中間部の縁部の一部とで、チャイルドシートの底面を構成することが好ましい。
前記脚部は、内部に前記補剛部材の縁部と当接する支持リブが形成され、前記各取付態様に応じて前記ベーススタンドを回動させて、前記脚部の支持リブが前記補剛部材の縁部を保持し、チャイルドシートに作用する荷重の一部を負担することが好ましい。
前記脚部の支持リブが、前記補剛部材のアーム内面板の縁部の一部を保持することが好ましい。
前記ベーススタンドは、前記本体の外面に回動ピンが形成され、前記アーム内面板に回動可能に軸支されることが好ましい。
本発明によれば、チャイルドシートのシェルを補剛する部材の一部に、コンパクトなスタンドを取り付けることにより、そのスタンドの脚部でチャイルドシートの底面の一部を確保するようにしたので、簡易な手段により、チャイルドシートを容易に前向き、後ろ向きの態様で乗員座席に固定することができるという効果を奏する。
本発明のチャイルドシートを示した側面図、背面図。 本発明のチャイルドシートに組み込まれたスタンドを示した正面、側面、背面図 図1に示したチャイルドシートの車両座席への取付状態(前向き、後ろ向き)を示した説明図。 図1に示したチャイルドシートを構成するシェルとアームと、アームに取り付けられたベーススタンドによる保持状態を示した説明図。 図4に示したベーススタンドのアームへの保持状態を拡大して示した部分拡大図。
以下、本発明のチャイルドシートの実施するための形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1各図は、本発明のチャイルドシート1を平らな面に載置した状態を示した、背面図、側面図を示している。この状態は、通常、車両の座席にチャイルドシートを前向きに取り付けた状態に相当する。図1は、合成樹脂製シェル3の乳幼児(図示せず)が座る側が、シートクッション2で覆われた状態を示している。
シェル3の背面側には、同図(a)に示したように、補剛部材10がシェル3をサポートするように取り付けられている。補剛部材10は、乳幼児を収容可能な空間が形成されたシェル3を背面側から支持する2本のアーム11と、各アーム11の下部において、曲面形状のシェル3を安定して座面上に設置するベース12とからなり、これらが中間部13を介して一体となり、シェル3を支持する役割を果たす。なお、図1(b)では、シートベルトを正規の位置に保持させるベルトガイド等のシェル3とアーム11とに設けられている各部材の図示は、図の簡単化のために省略している。
補剛部材は、図1(b)に示したように、シェル3背面に縦方向に配置されたアーム11と、シェル3の底部を支持するベース12と、両者をつなぐ中間部13とが一体成形され、側面視して全体が略J字形状をなしたシェル3と同一素材の樹脂製品で、たとえばポリプロピレン等の成形品からなる。
各アーム11は図1(a)に示したように、2枚の外面板11aと内面板11bと、これらを連結する複数枚のリブ11cとから構成されている。リブ11cは、アーム11の長手方向に沿って所定間隔で配置され、外面板11aと内面板11bとを一体化させる役割を果たし、各アーム11は十分な剛性と強度を有する。
ベース12の底面12aは、図1(b)に示したように、ほぼ平面状をなし、チャイルドシート1が車両の座席の座面に安定して載置できるようになっている。また、中間部13位置のアーム11の内面板11bには、ベーススタンド20が回動ピン23を介して軸支されている。ベーススタンド20は、その脚部(構成は後述する。)の一面が、図1各図に示したように、アーム11下端のベース12の底面12aとほぼ同一平面を形成し、チャイルドシート1の底面の一部として機能する。
ここで、ベーススタンド20の構成について、図2各図を参照して説明する。図2は、ベーススタンド20を各方向から説明するための正面図、側面図、背面図、一部断面図とからなる。ベーススタンド20は、スタンド本体21と、スタンド本体21の両側面に一体成形された脚部22とからなる。スタンド本体21と脚部22とは、ともに外装板21a,22aと、その内部に形成された格子状の補剛リブ21b,22bとを一体成形した合成樹脂成形部品からなる。樹脂としてはポリプロピレン等が好適であるが、ベーススタンドとしての強度、耐久性等を満たし、成形作業性、コスト面で適正な素材であれば、各種樹脂素材を使用できる。
スタンド本体21は、図2(a),(b)に示したように、側面視した外形が略台形状をなす扁平な箱状体からなり、その幅は、図1(a)に示したように、2本のアーム11の内面板11b間にほぼ等しい。スタンド本体21の上部の両側外面には、所定直径の円柱突起状をなし、回動軸を仮想的に形成する回動ピン23と、回動ピン23より小径のロックピン24とが形成されている。このとき、スタンド本体21の幅は2本のアーム11の内面板11b間に嵌る程度にほぼ等しい幅を有している。このため、このスタンド本体21の両側面に形成された回動ピン23は、アーム11の内面板11b間に形成された軸受孔(図示せず)に嵌合された状態で、仮想の回動軸として機能し、スタンド本体21は2本のアーム11で回動ピン23回りに回動可能に支持される。
脚部22は、図2(a)に示したように、側面視した外形が略台形状をなす箱状体からなり、その幅は、スタンド本体21の側面下部に一体的に成形された部材で脚部22はアーム11の外面板11aと内面板11bとの間の幅にほぼ等しい。また、脚部22の内部空間のスタンド本体21側には、図2(c)、(d)に示したように、格子状の補剛リブ22bと異なる形状の支持リブ25が形成されている。この支持リブ25は、後述する(図5参照)ように、ベーススタンド20の支持状態において、所定の支持面にアーム11の内面板11bの下端が当接し、アーム11から加わる荷重を支持する役割を果たす。このため、支持リブ25の形状は、チャイルドシート1を座席に前向きに取り付ける場合と後ろ向きに取り付ける態様とにおいて、それぞれ支持リブ25の一部がアーム11下端と当接するように設定されている。本実施例では、図2(d)に示したように、支持リブ25の形状は、2箇所の支持面25a,25bを有する、側面視して略S字形をなしている。なお、その形状は、機能的に2カ所の支持位置(面)が確保されれば、加工性、強度を考慮して適宜決定することができる。
ロックピン24は、スタンド本体21の側面の回動ピン23と脚部22の取り付け位置との間に設けられた回動ピン23より小径小型の円柱突起である。ロックピン24は、ベーススタンド20を回動ピン23回りに回動させて、上述の2カ所の支持位置まで回動させた際に、アーム11に形成された保持孔(図示せず)に嵌合し、ベーススタンド20を各支持位置に固定する役割を果たす。なお、本実施例では、ロックピン24は、ベーススタンド20の回動時にはロックピン24の先端がアーム11内面に当接してアーム11下端をわずかに撓わませながら移動し、支持位置で保持孔に嵌合し、ロック状態となる。
以下、ベーススタンド20を利用してチャイルドシート1の乗員座席に取り付ける向きを、前向き、後ろ向きとした取り付け態様について、図3(a),(b)を参照して説明する。図3各図では、図1(b)と同じく、アーム11およびベース12の外面板11aが示されている。チャイルドシート1は各座席に対応して装備されたシートベルトを用いて座席に固定するが、本図では、図の簡単化のために図示は省略している。
たとえば、チャイルドシート1を前向きに取り付ける場合には、ベーススタンド20は図1(b)と同じく、ベーススタンド20の脚部22の底面22cがベース12の底面12aと略面一となる支持位置に位置させる。この状態で、アーム11背面を座席50のバックレスト51に当接させて、図示しないシートベルトを用いてチャイルドシート1を座席50上に固定する。
一方、後ろ向きに取り付ける場合には、ベーススタンド20を図1(b)の位置から回動ピン23回りに回動させて、ベーススタンド20の脚部22の前面22dが新たな底面となるようにする。このとき、アーム外面板11aの下端とベース12との間の中間部13の外縁13aと略面一となり、新たな底面が構成される。この状態で、チャイルドシート1の足側を座席50のバックレスト51に当接させて、図3(b)に示したように、図示しないシートベルトを用いてチャイルドシート1を座席50上に固定する。
次に、ベーススタンド20の脚部22がアーム11内面板11bの一部を支持する態様について、図4(a),(b)および図5を参照して説明する。図4両図は、チャイルドシート1のシートクッションを取り除き、シェル3をアーム11とベース12とで支持した状態を、図1(a)の断面線に沿って示している。図5は、チャイルドシート1の各取り付け状態(前向き、後ろ向き)における、アーム11内面板11bとベーススタンド20の脚部22内の支持リブ25との位置関係を拡大して示している。
アーム11内面板11bの下端とベース12との中間部13の外形形状は、ベーススタンド20のスタンド本体21(図4、図5では仮想線で表示されている)回動ピン23を支持する軸受孔を中心とした略半円形状の縁部14とそれの両側に連続する略V字形縁部15,16とから構成されている(図4(a),(b))。前向きに取り付けた状態(図4(a))では、脚部22の支持リブ25が縁部14の下側の略V字形縁部15の下端に当接し、チャイルドシート1の荷重の一部が脚部22で支持される。一方、後ろ向きに取り付けるための状態(図4(b))では、脚部22の支持リブ25が上側の略V字形縁部16の上側に当接する。この位置で後ろ向きに座席50に取り付けた場合(図3(b))、チャイルドシート1の荷重の一部はアーム11内面板11bの略V字形縁部16を介して脚部22に伝達される。
図5は、図4(a),(b)で示したベーススタンド20の保持状態を、説明のために同時に拡大して図示した説明図である。上述したように、前向きに取り付ける状態では、アーム11内面板11bの略V字形縁部15がベーススタンド20の脚部22の支持リブ25aに乗るように当接し、ベーススタンド20の脚部22に荷重が伝達される。一方、後ろ向きに取り付ける場合には、ベーススタンド20を図中、上方に向けて回動させて、ロックピン24により図4(b)に示した位置に保持させる。この状態では、アーム11の略V字形縁部16がベーススタンド20の脚部22の支持リブ25bに当接する。この状態で図3(b),あるいは図4(b)の仮想線Lに沿った向きを底面としてチャイルドシート1を設置すると、チャイルドシート1のアーム11からの荷重は、ベーススタンド20の脚部22に伝達され、脚部22の支持リブ25bで支持されるとともに、座面に支持リブ25の他の部位が当接し、チャイルドシート1からの荷重はアーム外面板11aの下端の中間部13の縁部13aと脚部22とで負担される。
上述したベーススタンド20の脚部22内の支持リブ25の配置形状、厚さ等は、アーム11側の当接部と荷重がスムースに伝達できる形状であれば、図5に示した実施例以外にも、耐荷重、成形の容易性を考慮して適宜設定できることは言うまでもない。
また、本実施例のベーススタンド20の形状は、図2各図に示した通りであるが、たとえば樹脂一体成形された回動ピン23に代えて、対向したアーム11の内面板11b間を貫通する鋼棒を使用して両端をアーム内面板11b位置でナット止めしても良い。また孔に嵌合するロックピン機構に代えて、切欠部に係止手段を係止させるようにしたロック機構等も採用できる。さらに、脚部22の形状も、上述した機能を有する支持リブ25に相当する部材を有し、座席上に十分な接触面積が確保できるような形状、寸法のものであれば、各種形状のものとすることができる。
このように、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、各請求項に示した範囲内での種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲内で適宜変更した技術的手段を組み合わせた実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 チャイルドシート
2 シートクッション
3 シェル
10 補剛部材
11 アーム
11a アーム外面板
11b アーム内面板
12 ベース
13 中間部
20 ベーススタンド
21 スタンド本体
22 脚部
23 回動ピン
24 ロックピン
25 支持リブ

Claims (5)

  1. 乳幼児が着座する側がシートクッションで覆われ、拘束手段を介して乳幼児を前記シートクッション内で拘束するシェルと、該シェルの背面および下部を保持する補剛部材とを備え、乗員座席にシートベルトを介して固定されるチャイルドシートにおいて、
    前記補剛部材は、前記シェルを背面側から保持する2本のアームと、該アーム下端に中間部を介して連続するベースとで構成され、前記2本のアーム間に、本体の両側部に一体形成された脚部を有するベーススタンドが回動可能に軸支され、
    前記乗員座席上での取付態様に応じて前記ベーススタンドを回動させて前記脚部を前記補剛部材の外縁に沿って移動させ、それぞれの取付態様に適合したチャイルドシートの底面を、前記脚部と、前記補剛部材の縁部の一部とで構成するようにしたことを特徴とするチャイルドシート。
  2. 前記取付態様は、乗員座席上に前向きに取り付ける態様と、後ろ向きに取り付ける態様からなり、前向きに取り付ける態様では、前記ベースの後端に前記脚部を位置させてチャイルドシートの底面を構成し、後ろ向きに取り付ける態様では、前記アーム下端側に前記ベーススタンドを回動し、移動後の前記脚部と前記中間部の縁部の一部とで、チャイルドシートの底面を構成するようにした請求項1に記載のチャイルドシート。
  3. 前記脚部は、内部に前記補剛部材の縁部と当接する支持リブが形成され、前記各取付態様に応じて前記ベーススタンドを回動させて、前記脚部の支持リブが前記補剛部材の縁部を保持し、チャイルドシートに作用する荷重の一部を負担するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャイルドシート。
  4. 前記脚部はの支持リブが、前記補剛部材のアーム内面板の縁部の一部を保持するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のチャイルドシート。
  5. 前記ベーススタンドは、前記本体の外面に回動ピンが形成され、前記アーム内面板に回動可能に軸支されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のチャイルドシート。
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