JP2012022450A - 定電圧回路およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の低消費電流化に伴う、比較的ゆっくりした電源電圧の立ち上がりにおいて発生するオーバーシュートを効率的に抑制することができない。
【解決手段】入力された電源電圧を安定した出力電圧に変換する定電圧回路であって、出力電圧Voに比例した帰還電圧Vfと基準電圧Vrefとを比較する差動増幅回路EA11と、差動増幅回路EA11の比較結果である出力信号により出力制御されるドライバトランジスタM11と、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて、差動増幅回路EA11のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路(スイッチ回路SW1,トランジスタM21)とを有し、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて要求されるゲインで差動増幅回路EA11を動作させることにより、オーバーシュートを小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ装置や携帯電話等の電子機器に用いられ、電源電圧を安定した出力電圧に変換する定電圧回路に係り、特に、電子機器の低消費電流化に伴い、ゆっくりとした電源電圧の立ち上がりでも発生してしまう出力電圧のオーバーシュートを効率的に抑制し、低消費電流ICに適用するのに好適な定電圧回路に関するものである。
コンピュータ装置や携帯電話等の電子機器には定電圧回路が設けられ、電源電圧を安定化させている。
図12において、従来の定電圧回路の構成を示す。この定電圧回路においては、基準電圧Vrefと、出力電圧Voを抵抗R11,R12で分割した電圧(帰還電圧)Vfが、差動増幅回路EA11に入力され、差動増幅回路EA11の出力信号により、出力電圧Voと分割電圧Vfが等しくなるようにドライバトランジスタM11が制御され、出力電圧Voが定電圧化される。
差動増幅回路EA11は、図13に示すように、複数のトランジスタM12〜M16から構成され、低消費電流であることが求められるため、差動増幅回路EA11の制御電流I11は、500nA〜5uAと、小さな値とする必要がある。
このため、出力電圧立ち上がり時に、出力電圧Voを抵抗R11,R12で分割した電圧Vfが基準電圧Vrefと一致してから、ドライバトランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsをそのしきい値程度に制御するまでの時間が長くなる。その結果、図14に示すように、その制御の間に、出力電圧Voがオーバーシュートしてしまう。
定電圧回路は、その出力を、コンピュータ装置や携帯電話等の電子機器に設けられたマイコンなどに供給している。マイコンの動作電源電圧は、一般的に3.3V±10%程度である。この場合、定電圧回路の出力電圧は、基準電圧と抵抗R11,R12によって、3.3Vに設定されている。
しかし、前述したように、電源立ち上がり時に定電圧回路の出力電圧が、オーバーシュートをして、3.3V+10%を超えると、マイコンが暴走したり、破壊したりする恐れがある。
近年の電子機器における低消費電流化に伴って、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流、および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きいという比較的ゆっくりとした電源電圧立ち上がりでも、出力電圧のオーバーシュートが生じるようになってきている。
従来、このような問題に対処するために、電源電圧の立ち上がりが数usec/V以下である場合に、下に挙げるような、特許文献1〜6に記載の技術が提案されている。
特許文献1においては、図15に示す構成のレギュレータ回路に関しての技術が記載されており、この技術では、基準電圧とフィードバック電圧を比較する差動増幅回路を設け、出力電圧がオーバーシュートした場合に、出力端子とグラウンド間のスイッチをオンするようにしている。
しかし、この技術においては、基準電圧とフィードバック電圧を比較するコンパレータ(40)には、オフセットが必要であると記載されており、それでは、一定量のオーバーシュートした後に働くこととなり、効果が小さい。
また、この技術では、コンパレータ(40)の消費電流が大きく応答性がよいほど効果が大きく、消費電流が小さく応答性が悪い場合には、オーバーシュート防止には効果が小さい。このため、低消費電流ICには適用することが困難である。
特許文献2に記載の技術(オーバーシュート回復回路及び電圧レギュレータ)では、過渡的な出力電圧変動を捉えている。しかし、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きな値で立ち上がる場合には、出力電圧も電源電圧とほぼ同じ時定数で立ち上がるため、ICに内蔵することが困難な大きさの抵抗値、コンデンサ容量が必要なため、実現が困難であり、また、実現できたとしてもコストが大幅に上昇する。
特許文献3においては、図16に示す構成のオーバーシュート回復回路及び電圧レギュレータに関しての技術が記載されており、この技術では、電源投入時の基準電圧立ち上がりの時定数を、抵抗とコンデンサで決めるソフトスタート回路を内蔵した定電圧回路が記載されている。しかし、この技術でも、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流、および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きな値で立ち上がる場合には、ICに内蔵することが困難な大きさの抵抗値、コンデンサ容量が必要なため、実現が困難であり、また、実現できたとしてもコストが大幅に上昇する。
特許文献4においては、図17に示す構成の電源回路に関しての技術が記載されており、この技術では、出力電圧が立ち上がる際にドライバのドレイン電流を制限することでオーバーシュートを抑制している。しかし、この技術でも、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流、および出力端子に接続されたコンデンサ(特許文献4の図2におけるC12に相当する)で決まる時定数よりも大きな値で立ち上がる場合には、ドライバトランジスタのドレイン電流は小さいので有効には働かない。
特許文献5に記載の技術(レギュレータ回路)では、ローパスフィルタまたはハイパスフィルタで電源電圧の変動を捉え、電源電圧変動があった場合に、差動増幅回路の消費電流を一時的に大きくすることで、オーバーシュートを抑制している。
また、特許文献6においては、図18に示す構成のレギュレータ回路に関しての技術が記載されており、この技術では、ローパスフィルタまたはハイパスフィルタで電源電圧の変動を捉え、電源電圧変動があった場合に、電源投入時にドライバトランジスタの立ち上がりを遅くすることで、オーバーシュートを抑制している。
しかし、特許文献5および特許文献6のいずれに記載の技術においても、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流、および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きな値で立ち上がる場合には、ICに内蔵することが困難な大きさの抵抗値、コンデンサ容量が必要なため、実現が困難であり、また、実現できたとしてもコストが大幅に上昇する。
解決しようとする問題点は、従来の技術では、電子機器の低消費電流化に伴う、比較的ゆっくりした電源電圧の立ち上がりにおいても発生するオーバーシュートを効率的に抑制することができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、電子機器の低消費電流化に好適な定電圧回路を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の定電圧回路は、(1)入力された電源電圧を安定した出力電圧に変換する定電圧回路であって、出力電圧に比例した帰還電圧と基準電圧とを比較する差動増幅回路と、この差動増幅回路の比較結果である出力信号により出力制御されるドライバトランジスタと、電源電圧と出力電圧との差に応じて、差動増幅回路のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路とを有し、電源電圧と出力電圧の差に応じて要求されるゲインで差動増幅回路を動作させることにより、オーバーシュートを小さくすることを特徴とする。(2)例えば、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧との差が予め定められた第1の値よりも小さい場合の差動増幅回路のゲインを、第1の値よりも大きい場合の差動増幅回路のゲインよりも小さくし、電源電圧と出力電圧の差に応じて2値のゲインを切り替えることでオーバーシュートを小さくする。(3)また、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧の差が第1の値よりも小さい場合のドライバドランジスタのゲート・ソース間電圧の最大値を、第1の値よりも大きい場合のドライバドランジスタのゲート・ソース間電圧の最大値よりも小さく制限し、このように、2値のゲインを得る制御を行うことで、容易に2値のゲインを得ることを特徴とする。(4)また、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧の差に応じて、ダイオード接続したトランジスタを、差動増幅回路の出力端に付加する構成することにより、消費電流を増加させること無く、2値のゲインを容易に実現することを特徴とする。(5)また、ドライバドランジスタとダイオード接続したトランジスタはPチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧の差に応じて、ダイオード接続したトランジスタを差動増幅回路の出力に接続する場合、当該トランジスタのソースを、電源電圧に接続する構成として、2値のゲインを得ることを特徴とする。(6)また、ドライバドランジスタとダイオード接続したトランジスタはPチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧の差に応じて、ダイオード接続したトランジスタを差動増幅回路の出力に接続する場合、当該トランジスタのソースを、出力電圧に接続する構成として、2値のゲインを得ることを特徴とする。(7)また、ドライバドランジスタとダイオード接続したトランジスタはNチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧と出力電圧の差に応じて、ダイオード接続したトランジスタを差動増幅回路の出力に接続する場合、当該トランジスタのソースをグラウンド電位に接続する構成として、2値のゲインを得ることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の低消費電流化に伴い、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きな値でゆっくり立ち上がる場合においても発生するオーバーシュートを効率的に抑制することができ、電子機器の低消費電流化を図ることが可能である。
本発明に係る定電圧回路の第1の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第2の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の出力特性例を示す説明図である。 本発明に係る定電圧回路の第3の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第4の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第5の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第6の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第7の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第8の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第9の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る定電圧回路の第10の構成例を示すブロック図である。 従来の定電圧回路の第1の構成例を示すブロック図である。 従来の定電圧回路の第2の構成例を示すブロック図である。 従来の定電圧回路の出力電圧特性例を示す説明図である。 従来のレギュレータ回路の第1の構成例を示すブロック図である。 従来のボルテージレギュレータ回路の構成例を示すブロック図である。 従来の電源回路の構成例を示すブロック図である。 従来のレギュレータ回路の第2の構成例を示すブロック図である。
以下、図を用いて本発明を実施するための形態例を説明する。図1に示す本発明に係る定電圧回路はコンピュータ装置や携帯電話等の電子機器に用いられ、電源電圧端子11とグラウンド電位端子12間に入力された電源電圧Viを安定した出力電圧Voに変換する定電圧回路であって、抵抗R11とR12により生成される出力電圧Voに比例した帰還電圧Vfと基準電圧Vrefとを比較する差動増幅回路EA11と、この差動増幅回路EA11からゲートに入力される比較結果信号により出力制御されるドライバトランジスタM11とを有すると共に、さらに、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて、差動増幅回路EA11のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路を構成するダイオード接続されたPチャネルMOSからなるトランジスタM21とスイッチ回路SW1を有する。
このように、ダイオード接続したPchトランジスタM21を、差動増幅回路EA11の出力ノードに接続することで、差動増幅回路EA11のゲインを変化させる構成としている。
スイッチ回路SW1は、図2に示すPchトランジスタM22と差動増幅回路EA21からなり、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて制御される。図2において、EA21は差動増幅回路であり、差動増幅回路EA21は、電源電圧Viと出力電圧Voを比較し、その結果に応じた信号を、PchトランジスタM22のゲートに出力する。
差動増幅回路EA21はオフセットをもつ差動増幅回路であり、オフセットは、「Vi=Vo+a」で出力が反転するように設定されている。「a」の目安は「−1〜+2V」であり、「a=0V」でオフセットがなく、それ以外ではオフセットがあるということである。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が「Vd>a」であれば、差動増幅回路EA21はHI(ハイ)信号を出力し、「Vd」が「Vd<a」であれば、差動増幅回路EA21はLO(ロー)信号を出力する。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より大であり、差動増幅回路EA21がHI(ハイ)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22はオフしているので、PchトランジスタM21が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御されている。
一方、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より小で、差動増幅回路EA21がLO(ロー)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22がオンするので、電源電圧ViからPchトランジスタM22とM21を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。
このように、トランジスタM21とスイッチ回路SW1からなるゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が予め定められた第1の値(a)よりも小さい場合の差動増幅回路EA11のゲインを、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が第1の値(a)よりも大きい場合の差動増幅回路EA11のゲインよりも小さくし、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて2値のゲインを切り替えることでオーバーシュートを小さくする。
また、トランジスタM21とスイッチ回路SW1からなるゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が第1の値(a)よりも小さい場合のドライバドランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsの最大値を、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が第1の値(a)よりも大きい場合のドライバドランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsの最大値よりも小さく制限して、2値のゲインを得る制御を行うことで、容易に2値のゲインを得る。
図3(a)においては、電源電圧の波形を、図3(b)においては、従来の定電圧回路の出力電圧の波形を、図3(c)においては、本発明に係る定電圧回路の出力電圧の波形を示しており、この図3(a)のように電源電圧が立ち上がる際に、定電圧回路の出力設定電圧以下の領域では、ドライバトランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsは、可能な限り大きくなるように制御され、電源電圧Viと出力電圧Voは同程度の値であるので、差動増幅回路EA21の出力はLO(ロー)でPchトランジスタM22はオンし、差動増幅回路EA11のゲインは低下している。
この状態で電源電圧Viが上昇し続け、出力電圧Voが出力設定電圧に達すると、ドライバトランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsは、ドライバトランジスタM11のしきい値程度に制御される。
ドライバトランジスタM11のゲート・ソース間電圧Vgsが、大きい状態からしきい値程度に制御されるまでの時間は、ドライバトランジスタM11のゲート電圧を制御している差動増幅回路EA11のゲインを低下させた方が短くなるのでオーバーシュート量も小さくなる。
図4に示す第3の構成例においては、差動増幅回路EA11をトランジスタレベルで示しており、差動増幅回路EA11は、アクティブロード(能動負荷)を構成するPchトランジスタM14,15と、NchトランジスタM12,M13,M16を具備している。
この図4に示す第3の構成例のように、ダイオード接続したPchトランジスタM24とM25の各ドレインを、それぞれ差動増幅回路EA11においてアクティブロードを構成するPchトランジスタM14,15のドレインに接続することによって、スイッチ回路SW1(図2におけるPchトランジスタM22)がオンした際に、差動増幅回路EA11のゲインを低下させることもできる。特に、図4に示す第3の構成例とすることにより、差動増幅回路EA11の対象性の劣化を回避できる。
その詳細を、図5に示す。この図5では、差動増幅回路EA11と共にスイッチ回路SW1の内部構成を、トランジスタレベルで示している。
図2での説明と同様に、電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が「Vd>a」であれば、差動増幅回路EA21はHI(ハイ)信号を出力し、「Vd」が「Vd<a」であれば、差動増幅回路EA21はLO(ロー)信号を出力する。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より大であり、差動増幅回路EA21がHI(ハイ)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22はオフしているので、PchトランジスタM24,M25が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御されている。
これに対して、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より小で、差動増幅回路EA21がLO(ロー)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22がオンするので、電源電圧ViからPchトランジスタM22とM25を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。このように、図5に示す接続でも、PchトランジスタM22がオンした際には差動増幅回路EA11のゲインは低下する。
次に、図6〜図8を用いて他の構成例を説明する。この図6〜図8に示す定電圧回路では、ドライバトランジスタM11のゲートへ流す電流を出力電圧Voから取得する構成であり、ダイオード接続したPchトランジスタM21を、スイッチ回路SW1を介して差動増幅回路EA11の出力ノードに接続することで、差動増幅回路のゲインを変化させるものである。
図6に示す本発明に係る定電圧回路は、電源電圧端子11とグラウンド電位端子12間に入力された電源電圧Viを安定した出力電圧Voに変換する定電圧回路であって、抵抗R11とR12により生成される出力電圧Voに比例した帰還電圧Vfと基準電圧Vrefとを比較する差動増幅回路EA11と、この差動増幅回路EA11からゲートに入力される比較結果信号により出力制御されるドライバトランジスタM11とを有すると共に、さらに、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて、差動増幅回路EA11のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路を構成するダイオード接続されたPチャネルMOSからなるトランジスタM21とスイッチ回路SW1を有する。
スイッチ回路SW1を介して、出力電圧Voを、ダイオード接続したPchトランジスタM21のソースに接続し、PchトランジスタM21のドレインを差動増幅回路EA11の出力ノードに接続することで、差動増幅回路EA11のゲインを変化させる構成としている。
スイッチ回路SW1は、図7に示すPchトランジスタM22と差動増幅回路EA21からなり、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて制御される。図7において、差動増幅回路EA21は、電源電圧Viと出力電圧Voを比較し、その結果に応じた信号を、PchトランジスタM22のゲートに出力する。
差動増幅回路EA21はオフセットをもつ差動増幅回路であり、オフセットは、「Vi=Vo+a」で出力が反転するように設定されている。「a」の目安は「−1〜+2V」であり、「a=0V」でオフセットがなく、それ以外ではオフセットがあるということである。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が「Vd>a」であれば、差動増幅回路EA21はHI(ハイ)信号を出力し、「Vd」が「Vd<a」であれば、差動増幅回路EA21はLO(ロー)信号を出力する。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より大であり、差動増幅回路EA21がHI(ハイ)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22はオフしているので、PchトランジスタM21が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御されている。
一方、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より小で、差動増幅回路EA21がLO(ロー)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22がオンするので、出力電圧VoからPchトランジスタM22とM21を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。
このような処理動作に伴う電源電圧と出力電圧の波形は、上述の図3(a),(b),(c)において示したものと同様である。
図8に示す第7の構成例においては、差動増幅回路EA11とスイッチ回路SW1の内部構成を、トランジスタレベルで示しており、差動増幅回路EA11は、アクティブロード(能動負荷)を構成するPchトランジスタM14,15と、NchトランジスタM12,M13,M16を具備している。
この図8に示す第7の構成例のように、ダイオード接続したPchトランジスタM24とM25の各ドレインを、それぞれ差動増幅回路EA11においてアクティブロードを構成するPchトランジスタM14,15のドレインに接続することによって、スイッチ回路SW1におけるPchトランジスタM22がオンした際に、差動増幅回路EA11のゲインを低下させる。この図8に示す第7の構成例とすることにより、図4における第3の構成例と同様に、差動増幅回路EA11の対象性の劣化を回避できる。
すなわち、図5での説明と同様に、電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が「Vd>a」であれば、差動増幅回路EA21はHI(ハイ)信号を出力し、「Vd」が「Vd<a」であれば、差動増幅回路EA21はLO(ロー)信号を出力する。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より大であり、差動増幅回路EA21がHI(ハイ)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22はオフしているので、PchトランジスタM24,M25が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御されている。
これに対して、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より小で、差動増幅回路EA21がLO(ロー)信号を出力している状態では、PchトランジスタM22がオンするので、出力電圧VoからPchトランジスタM22とM24,M25を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。このように、図8に示す接続でも、PchトランジスタM22がオンした際には差動増幅回路EA11のゲインは低下する。
以上の図1,2,4〜8の例においては、ドライバトランジスタM11にPチャネルMOSを用いた構成を示したが、ドライバトランジスタM11にNチャネルMOSを用いた本発明に係る定電圧回路の構成例を、図9を用いて説明する。
図9に示す定電圧回路においては、ドライバトランジスタM11aおよびゲイン制御回路を構成するダイオード接続したトランジスタM21aとスイッチ回路を構成するトランジスタM22aはNチャネル型のMOSからなり、ダイオード接続したトランジスタM21aのソースをグラウンド電位(グラウンド端子12)に接続する構成とする。
図9において、スイッチ回路を構成する差動増幅回路EA21は、電源電圧Viと出力電圧Voを比較し、その結果に応じた信号を、同じくスイッチ回路を構成するNchトランジスタM22aのゲートに出力する。
差動増幅回路EA21はオフセットをもつ差動増幅回路であり、オフセットは、「Vi=Vo+a」で出力が反転するように設定されている。「a」の目安は「−1〜+2V」であり、「a=0V」でオフセットがなく、それ以外ではオフセットがあるということである。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が「Vd>a」であれば、差動増幅回路EA21はHI(ハイ)信号を出力し、「Vd」が「Vd<a」であれば、差動増幅回路EA21はLO(ロー)信号を出力する。
電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より大であり、差動増幅回路EA21がHI(ハイ)信号を出力している状態では、NchトランジスタM22aはオフしているので、NchトランジスタM21aが差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11aは差動増幅回路EA11で制御されている。
一方、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が「a」より小で、差動増幅回路EA21がLO(ロー)信号を出力している状態では、NchトランジスタM22aがオンするので、ドライバトランジスタM11のゲート電流が、NchトランジスタM21aとM22aを経てグラウンド電位へ流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。
このような処理動作に伴う電源電圧と出力電圧の波形は、上述の図3(a),(b),(c)において示したものと同様である。
このように、ドライバトランジスタがNchトランジスタの場合には、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じてダイオード接続したNchトランジスタM21aをドライバトランジスタのゲートに接続することで、差動増幅回路EA11のゲインを可変とする。
以上の図1,2,4〜9の例においては、差動増幅回路EA21を用いた構成を示したが、次の図10,図11において、差動増幅回路EA21を用いない構成の定電圧回路について説明する。
図10に示す構成では、図7における差動増幅回路EA21で電源電圧Viと出力電圧Voを比較する働きと、PchトランジスタM22のスイッチの働きとを、1つのデプレッション型のPchトランジスタM23で置き換えている。
すなわち、図10に示す定電圧回路では、PchトランジスタM23を介して、出力電圧Voを、ダイオード接続したPchトランジスタM21のソースに接続し、PchトランジスタM21のドレインを差動増幅回路EA11の出力ノードに接続することで、差動増幅回路EA11のゲインを変化させる構成としている。
PchトランジスタM23は、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて制御され、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて、出力電圧VoからPchトランジスタM21に流れる電流を制御する。
例えば、電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が予め定められた閾値より大であれば、PchトランジスタM23はオフとなり、PchトランジスタM21が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となり、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御される。
一方、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が閾値より小さければ、PchトランジスタM23はオンとなり、出力電圧VoからPchトランジスタM23とM21を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインが低下する。
このような処理動作に伴う電源電圧と出力電圧の波形は、上述の図3(a),(b),(c)において示したものと同様である。
図11に示す第10の構成例においては、図10における差動増幅回路EA11の内部構成を、図8と同様にトランジスタレベルで示しており、差動増幅回路EA11は、アクティブロード(能動負荷)を構成するPchトランジスタM14,15と、NchトランジスタM12,M13,M16を具備している。
そして、この図11に示す第10の構成例の定電圧回路においては、ダイオード接続したPchトランジスタM24とM25の各ドレインを、それぞれ差動増幅回路EA11においてアクティブロードを構成するPchトランジスタM14,15のドレインに接続することによって、デプレッション型のPchトランジスタM23がオンした際に、差動増幅回路EA11のゲインを低下させる。
すなわち、図8での説明と同様に、電源電圧Viと出力電圧Voとの差「Vd(=Vi−Vo)」が予め定められた閾値より大きければ、PchトランジスタM23がオフして、PchトランジスタM24,M25が差動増幅回路EA11の出力に電気的に作用しない状態となっており、ドライバトランジスタM11は差動増幅回路EA11で制御される。
これに対して、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が閾値以下では、PchトランジスタM23がオンし、出力電圧VoからPchトランジスタM23とPchトランジスタM25を経てドライバトランジスタM11のゲートへ電流が流れる。これによって差動増幅回路EA11のゲインは低下する。このように、図11に示す接続でも、PchトランジスタM23がオンした際には差動増幅回路EA11のゲインは低下する。尚、この図11に示す第10の構成例とすることにより、図4および図8における第3,第7の構成例と同様に、差動増幅回路EA11の対象性の劣化を回避できる。
以上、図1〜図11を用いて説明したように、本例の定電圧回路は、入力された電源電圧を安定した出力電圧に変換する定電圧回路であって、出力電圧Voに比例した帰還電圧Vfと基準電圧Vrefとを比較する差動増幅回路EA11と、この差動増幅回路EA11の比較結果である出力信号により出力制御されるドライバトランジスタM11と、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて、差動増幅回路EA11のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路(スイッチ回路SW1,トランジスタM21)とを有し、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて要求されるゲインで差動増幅回路EA11を動作させることにより、オーバーシュートを小さくする。
例えば、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が予め定められた第1の値よりも小さい場合の差動増幅回路EA11のゲインを、第1の値よりも大きい場合の差動増幅回路EA11のゲインよりも小さくし、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて2値のゲインを切り替えることでオーバーシュートを小さくする。
また、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voとの差が第1の値よりも小さい場合のドライバドランジスタM11のゲート・ソース間電圧(Vgs)の最大値を、第1の値よりも大きい場合のドライバドランジスタM11のゲート・ソース間電圧(Vgs)の最大値よりも小さく制限し、このように、2値のゲインを得る制御を行うことで、容易に2値のゲインを得る。
また、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voとの差に応じて、ダイオード接続したトランジスタM21を、差動増幅回路EA11の出力端に付加する構成することにより、消費電流を増加させること無く、2値のゲインを容易に実現する。
また、ドライバドランジスタM11とダイオード接続したトランジスタM21はPチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて、ダイオード接続したトランジスタM21を差動増幅回路EA11の出力に接続する場合、当該トランジスタM21のソースを、電源電圧Viに接続する構成として、2値のゲインを得る。
あるいは、ドライバドランジスタM11とダイオード接続したトランジスタM21はPチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて、ダイオード接続したトランジスタM21を差動増幅回路EA11の出力に接続する場合、当該トランジスタM21のソースを、出力電圧Voに接続する構成として、2値のゲインを得る。
また、図9に示すように、ドライバドランジスタM11aとダイオード接続したトランジスタM21aはNチャネル型のMOSからなり、ゲイン制御回路は、電源電圧Viと出力電圧Voの差に応じて、ダイオード接続したトランジスタM21aを差動増幅回路EA11の出力に接続する場合、当該トランジスタM21aのソースをグラウンド電位(グラウンド端子12)に接続する構成として、2値のゲインを得る。
このように、本例の定電圧回路によれば、電子機器の低消費電流化に伴い、電源電圧が、ドライバトランジスタのオン抵抗と負荷電流および出力端子に接続されたコンデンサで決まる時定数よりも大きな値でゆっくり立ち上がる場合においても発生するオーバーシュートを効率的に抑制することができ、電子機器の低消費電流化を図ることが可能である。
尚、本発明は、図1〜図11を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例の定電圧回路に設けた本発明に係る技術を、特許文献1〜6に記載の各回路に設けた構成とすることでも良い。
11:電源電圧端子、12:グラウンド電圧端子、13:出力電圧端子、EA11,EA21:差動増幅回路、M11:ドライバトランジスタ(Pch)、M11a:ドライバトランジスタ(Nch)、M12,M13,M16,M21a,M22a:トランジスタ(Nch)、M14,M15,M21,M22,M24,M25:トランジスタ(Pch)、M23:トランジスタ(デプレッション型Pch)、R11,R12:抵抗、SW1:スイッチ回路、Vf:帰還電圧、Vi:電源電圧、Vo:出力電圧、Vref:基準電圧。
特開2008-310616号公報 特開2005-165604号公報 特開2005-327027号公報 特開2003-208232号公報 特許第4181695号公報 特開2004-252891号公報

Claims (8)

  1. 入力された電源電圧を安定した出力電圧に変換する定電圧回路であって、
    上記出力電圧に比例した帰還電圧と基準電圧とを比較する差動増幅回路と、
    該差動増幅回路からゲートに入力される比較結果信号により出力制御されるドライバトランジスタと、
    上記電源電圧と上記出力電圧との差に応じて、上記差動増幅回路のゲインを段階的に変化させるゲイン制御回路と
    を有することを特徴とする定電圧回路。
  2. 請求項1に記載の定電圧回路であって、
    上記ゲイン制御回路は、
    上記電源電圧と上記出力電圧との差が予め定められた第1の値よりも小さい場合の上記差動増幅回路のゲインを、上記電源電圧と上記出力電圧との差が上記第1の値よりも大きい場合の上記差動増幅回路のゲインよりも小さくすることを特徴とする定電圧回路。
  3. 請求項2に記載の定電圧回路であって、
    上記ゲイン制御回路は、
    上記電源電圧と上記出力電圧の差が上記第1の値よりも小さい場合の上記ドライバドランジスタのゲート・ソース間電圧の最大値を、上記電源電圧と上記出力電圧の差が上記第1の値よりも大きい場合のドライバドランジスタのゲート・ソース間電圧の最大値よりも小さく制限することを特徴とする定電圧回路。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の定電圧回路であって、
    上記ゲイン制御回路は、
    ダイオード接続したトランジスタと、
    上記電源電圧と上記出力電圧の差に応じて、上記ダイオード接続したトランジスタを、上記差動増幅回路の出力端に付加するスイッチ回路と
    を有することを特徴とする定電圧回路。
  5. 請求項4に記載の定電圧回路であって、
    上記ドライバトランジスタおよび上記ダイオード接続したトランジスタはPチャネル型のMOSからなり、
    上記ゲイン制御回路は、上記スイッチ回路により、上記ダイオード接続したトランジスタのソースを上記電源電圧に接続することを特徴とする定電圧回路。
  6. 請求項4に記載の定電圧回路であって、
    上記ドライバトランジスタおよび上記ダイオード接続したトランジスタはPチャネル型のMOSからなり、
    上記ゲイン制御回路は、上記スイッチ回路により、上記ダイオード接続したトランジスタのソースを上記出力電圧に接続することを特徴とする定電圧回路。
  7. 請求項4に記載の定電圧回路であって、
    上記ドライバトランジスタおよび上記ダイオード接続したトランジスタはNチャネル型のMOSからなり、
    上記ゲイン制御回路は、上記スイッチ回路により、上記ダイオード接続したトランジスタのソースをグラウンド電位に接続することを特徴とする定電圧回路。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の定電圧回路を具備したことを特徴とする電子機器。
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