JP2005018311A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】過度応答を向上させ、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑えることができる電源回路を提供する。
【解決手段】入力側が帰還ラインL2に接続されると共に出力側が差動増幅器1の出力端子とFET3のゲートとの接続点に接続され、ゲート電圧を所定値まで持ち上げるクランプ回路6を設けたので、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、その前段階の無負荷時あるいは軽負荷時に持ち上がられたゲート電圧により、FET3が素早く応答でき、特に、高周波急負荷変動にも素早く応答でき、負荷変動による出力電圧の変動が極力抑えられ、過度応答の特性が向上する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に所定の電圧を供給する電源回路に関し、特に、負荷変動による出力電圧の変動を抑える機能を有する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。このnチャンネルFETドライバにおいて、差動増幅器1の非反転入力端子(+端子)にはラインL3を介して基準電圧源2の正極側が接続され、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)には帰還ラインL2が接続されている。基準電圧源2の負極側は接地されている。また、差動増幅器1の出力端子にはラインL4を介して出力用のnチャンネルFET3(以下単にFET3という)のゲートが接続されている。
【0003】
FET3のドレインはラインL6を介して第1の電源E1に接続され、FET3のソースは出力ラインL1に接続されている。また、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)に接続された帰還ラインL2は、出力ラインL1と接続され、この出力ラインL1には、コンデンサ4の一端および負荷5の一端が接続されている。また、コンデンサ4の他端および負荷5の他端は接地されている。
【0004】
差動増幅器1は、基準電圧源2から非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vref と、反転入力端子(−端子)に供給される帰還ラインL2からの帰還電圧Vbとの差分を相互コンダクタンス(またはゲイン)Gmで定まる電圧/電流変換効率で電流に変換し、この電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給するものである。この差動増幅器1は、電源供給ラインL7を介して第2の電源E2に接続され、接地ラインL8を介して接地されている。
【0005】
次に上記のように構成されたnチャンネルFETドライバの動作について説明する。
【0006】
差動増幅器1は、基準電圧源2からラインL3を介して非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vref と、帰還ラインL2を介して反転入力端子(−端子)に供給される帰還電圧Vbとの差分電圧を相互コンダクタンスGmに応じた変換効率で電圧/電流変換を行い、出力電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給する。これにより、FET3はゲート電流に応じたソース電流を出力ラインL1に流し、このソース電流による電圧が負荷5に供給されると共に帰還電圧Vbとして帰還ラインL2に生じる。
【0007】
ここで、例えば負荷5が重負荷から無負荷へ移行したとすると、図5(a)に示すように、無負荷の期間T1では出力電流(負荷電流)Io は零になり、期間T1の経過後に再び負荷5が重負荷に戻ると、出力電流Io は重負荷時のレベルになる。このような出力電流Io の変化に応じて出力電圧(負荷電圧)Vo は、図5(b)に示すように変化し、FET3へのゲート電圧Vg は、図5(c)に示すように変化する。
【0008】
出力ラインL1の出力電流Io(負荷5の電流Io)が図5(a)に示すように変化し、これに応じて、 出力電圧Vo が例えば、図5(b)に示すように変化し、ゲート電圧Vg が図5(c)に示すように変化するのは、次のような動作によるものである。
【0009】
負荷5が重負荷から無負荷になり、出力電流Io が時点t1で零となった後、出力電圧Vo は過度現象により図5(b)に示すように、ある時点まで上昇していき、これに応答して差動増幅器1からFET3のゲートに与えられるゲート電圧Vg は、図5(c)に示すように時点t1から急激に降下し、時点t2から時点t3までLレベルに張り付き、FET3はオフになっている。
【0010】
次に時点t3で、負荷5が無負荷から重負荷になったとすると、負荷5に出力電流Io が流れ、出力電圧Vo は、所定電圧に戻る前に、時点t3から更に降下していき、時点t4で電圧がV2下がるが、時点t3から上昇していき所定電圧になったゲート電圧Vg によりFET3がオン動作することにより、出力電圧Vo が上昇していき、所定電圧に戻ろうとする。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−190437号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来の電源回路においては、無負荷あるいは軽負荷から重負荷へ移行すれば、FET3のゲート電圧は低い電圧からの反応になってしまうため、特に、高周波急負荷変動に対して無負荷時は、FET3のゲート電圧はLレベルに振り切れてしまうため、次の負荷変動に対する応答時間が長くなり、過度応答が低下してしまうことになる。このように過度応答が低下した結果、このような構成の従来の電源回路では、負荷変動周波数が低い場合には問題ないが、負荷変動周波数が高い場合にはFET3の動作が追従できないので、出力電圧を速く安定させることができない。
【0013】
なお、特許文献1に記載の半導体装置および電源電圧発生回路では、出力電流制御素子としてはpチャンネルFETが用いられており、pチャンネルFETへの入力電圧を高い目に設定しなければならないので、出力効率が劣り、また比較回路の出力信号の振幅を抑制するための2つの抵抗素子により、無駄な消費電力が生じるという欠点がある。
【0014】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、過度応答を向上させて、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑えることができ、また、無駄な消費電力の削減も図れる電源回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインとを備えた電源回路であって、入力側が前記帰還ラインに接続されると共に出力側が前記差動増幅器の出力端子と前記出力電流制御素子の制御端子との接続点に接続され前記制御電圧を所定値まで持ち上げるクランプ回路を設けたことを特徴とする電源回路を提供する。
【0016】
この構成の電源回路においては、前記クランプ回路により、前記出力電流制御素子の制御電圧が所定値まで持ち上げられ、これにより、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時に前記出力電流制御素子が素早く応答できるようにしている。この結果、負荷変動による出力電圧の変動が極力抑えられ、過度応答の特性が向上する。
【0017】
また、本発明では、前記クランプ回路は、前記制御電圧が前記出力ラインの出力電圧より下がろうとした時のみクランプ動作を行うので、重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行する際、過度現象により前記出力電圧が持ち上がり、相対的に前記制御電圧が前記出力電圧よりも下がり、この時、前記クランプ動作が行われ、前記制御電圧が所定値に持ち上げられる。したがって、次の負荷変動である無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、前記出力電流制御素子が素早く応答することができるようになる。
【0018】
また、本発明では、前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、出力電圧を効率良く負荷に供給することができ、消費電力の削減を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。このnチャンネルFETドライバにおいて、差動増幅器1の非反転入力端子(+端子)にはラインL3を介して基準電圧源2の正極側が接続され、差動増幅器1の反転入力端子(−端子)には帰還ラインL2が接続されている。基準電圧源2の負極側は接地されている。また、差動増幅器1の出力端子にはラインL4を介して出力用のnチャンネルFET3(以下単にFET3という)のゲートが接続されている。
【0020】
FET3のドレインは、ラインL6を介して第1の電源E1に接続され、FET3のソースは、出力ラインL1に接続されている。差動増幅器1の反転入力端子(−端子)に接続された帰還ラインL2には、クランプ回路6の入力側が接続され、クランプ回路6の出力側はラインL4に接続されている。帰還ラインL2は出力ラインL1と接続され、この出力ラインL1には、コンデンサ4の一端および負荷5の一端が接続されている。コンデンサ4の他端および負荷5の他端は接地されている。
【0021】
差動増幅器1は、電源供給ラインL7を介して第2の電源E2に接続され、接地ラインL8を介して接地されている。差動増幅器1は、基準電圧源2から非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧源2からの基準電圧Vref と、反転入力端子(−端子)に供給される帰還ラインL2からの帰還電圧Vbとの差分を相互コンダクタンス(またはゲイン)Gmで定まる電圧/電流変換効率で電流に変換し、この電流を、ラインL4を介してFET3のゲートに供給するものである。
【0022】
次に上記のように構成されたnチャンネルFETドライバの動作について説明する。
【0023】
差動増幅器1は、基準電圧源2からラインL3を介して非反転入力端子(+端子)に供給される基準電圧Vref と、帰還ラインL2を介して反転入力端子(−端子)に供給される帰還電圧Vbとの差分電圧を相互コンダクタンスGmに応じた変換効率で電圧/電流変換を行い、出力電流をラインL4を介してFET3のゲートに供給する。これにより、FET3はゲート電流に応じたソース電流を出力ラインL1に流し、このソース電流による電圧が負荷5に供給されると共に帰還電圧Vbとして帰還ラインL2に生じる。
【0024】
ここで、例えば負荷5が重負荷から無負荷へ移行したとすると、図2(a)に示すように、無負荷の期間T1では出力電流(負荷電流)Io は零になり、期間T1の経過後に再び負荷5が重負荷に戻ると、出力電流Io は重負荷時のレベルになる。このような出力電流Io の変化に応じて出力電圧(負荷電圧)Vo は、図2(b)に示すように変化し、FET3へのゲート電圧Vg は、図2(c)に示すように変化する。
【0025】
出力ラインL1の出力電流Io(負荷5の電流Io)が図2(a)に示すように変化し、これに応じて 出力電圧Voが例えば図2(b)に示すように変化し、ゲート電圧Vg が図2(c)に示すように変化するのは、次のような動作によるものである。
【0026】
負荷5が時点t1で重負荷から無負荷になり、出力電流Io が零となった後、出力電圧Voが過度現象により持ち上がり、FET3のゲート電圧Vgが相対的に出力電圧Vo よりも下がった時、クランプ回路6のクランプ動作が行われ、ゲート電圧Vg が時点4から時点t3までの期間において所定値に持ち上げられる。したがって、次の負荷変動である無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、FET3が素早く応答することができるようになる。
【0027】
即ち、時点t3で負荷5が重負荷から無負荷に移行すると、負荷5に出力電流Io が流れ、出力電圧Vo は、過度現象により、時点t3から降下していき、時点t5で電圧がV1下がり、この後、上昇していき所定の電圧に戻る。その電圧V1は従来に比べ小さく、また、時点t3から時点t5までの期間は従来に比べ短くなっており、出力電圧Vo の過度応答が改善されたものになっている。
【0028】
時点t3で、負荷5が無負荷から重負荷になったとすると、その前の段階(無負荷時)において、FET3のゲート電圧Vg をクランプ回路6のクランプ動作によってある程度持ち上げ、このゲート電圧Vg をある程度持ち上げた状態から急に負荷5が重負荷になった時に、差動増幅器1を応答させてゲート電圧Vg をHレベルにする時に、時点t3から時点t6までの移動距離が従来に比べ短くなり、したがって、高周波負荷変動に対してもFET3は素早く動作でき、過度応答が良くなる。
【0029】
図3は本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおいてクランプ回路によるクランプ動作が有る場合と無い場合との違いを説明するための出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【0030】
図3において、図2に示す構成要素に対応するものには同一の符号を付している。図3(b)において、時点t3以降にあって変動電圧がV1である出力電圧Vo は、クランプ動作が有る場合の電圧波形を示す。同じく時点t3以降にあって変動電圧がV2である出力電圧Vo は、クランプ動作が無い場合の電圧波形を示す。これらの電圧波形で示すように、V1<V2であり、クランプ動作がある場合は、重負荷から軽負荷に変化した時の過度応答が改善されていることが分かる。
【0031】
図3(c)において、m1はクランプ動作が有る場合の時点t3からのゲート電圧Vg の立ち上がりを示すラインであり、m2はクランプ動作が無い場合の時点t3からのゲート電圧Vg の立ち上がりを示すラインである。即ち、クランプ動作が有る場合には、ゲート電圧Vg が時点t4以降持ち上がり、時点t3からラインm1で示すように立ち上がり、時点t6でゲート電圧Vg が所定値に達する。一方、クランプ動作が無い場合には、ゲート電圧Vg は時点t2から時点t3までの間はLレベルのままで、時点t3からラインm2で示すように立ち上がり、時点t7でゲート電圧Vg が所定値に達する。
【0032】
この図3(c)から分かるように、クランプ動作が有る場合はゲート電圧Vg が所定値に達するまでの時間は、クランプ動作が無い場合に比べ、早く達することができ、これにより、FET3の応答が速くなり、出力電圧Vo を速く所定の電圧に戻すことができる。
【0033】
以上説明した実施形態によれば、負荷5が無負荷から重負荷に移行した時は、その前の無負荷時において、クランプ回路6のクランプ動作によって出力用nチャンネルFET3のゲート電圧がある程度持ち上げられているので、そのFET3は素早く応答することができ、特に、高周波急負荷変動に対しても素早く応答することができ、これにより、負荷変動による出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図ることができる。
【0034】
以上説明したように、上記実施形態では、FET3のゲート電圧を所定値まで持ち上げるクランプ回路6を備えているので、負荷5が無負荷から重負荷に移行した時に発生する出力電圧の変動を極力抑え、過度応答の特性の向上を図ることができる。また、出力電流制御素子はFET3のようにnチャンネルFETを用いているので、消費電力の削減を図ることができる。
【0035】
なお、上記実施形態では、負荷5が無負荷から重負荷、重負荷から無負荷に移行した場合について説明したが、負荷5が軽負荷から重負荷、重負荷から軽負荷に移行した場合も、差動増幅器1およびFET3のリニア動作により、同様な動作を行い、同様な効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインとを備えた電源回路であって、入力側が前記帰還ラインに接続されると共に出力側が前記差動増幅器の出力端子と前記出力電流制御素子の制御端子との接続点に接続され前記制御電圧を所定値まで持ち上げるクランプ回路を設けたので、負荷が無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時に前記出力電流制御素子が素早く応答でき、特に、パーソナルコンピュータ分野等においてアプリケーションの動作周波数が高くなることによる高周波急負荷変動にも素早く応答でき、これにより、負荷変動による出力電圧の変動が極力抑えられ、過度応答の特性が向上する。
【0037】
また、本発明によれば、前記クランプ回路は、前記制御電圧が前記出力ラインの出力電圧より下がろうとした時のみクランプ動作を行うので、重負荷から無負荷あるいは軽負荷に移行する際、過度現象により前記出力電圧が持ち上がり、相対的に前記制御電圧が前記出力電圧よりも下がり、この時、前記クランプ動作が行われ、前記制御電圧が所定値に持ち上げられる。したがって、次の負荷変動である無負荷あるいは軽負荷から重負荷に移行した時、前記出力電流制御素子が素早く応答することができるようになる。また、前記制御電圧が前記出力ラインの出力電圧より下がろうとした時のみ、前記クランプ回路がクランプ動作を行うので、低消費電流で動作でき、消費電力を削減できる。
【0038】
また、本発明では、前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いるので、入力電圧が低い場合でも前記FETは動作可能であり、出力電圧を効率良く負荷に供給することができ、消費電力の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおける出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおいてクランプ動作が有る場合と無い場合との違いを説明するための出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【図4】従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバの回路図である。
【図5】前記従来の電源回路に含まれるnチャンネルFETドライバにおける出力電流と出力電圧とゲート電圧との関係を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1 差動増幅器
3 出力用nチャンネルFET(出力電流制御素子)
5 負荷
6 クランプ回路
L1 出力ライン
L2 帰還ライン

Claims (3)

  1. 帰還電圧と基準電圧との差分に応じた電圧を出力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧を制御電圧として入力し前記制御電圧に応じた電流を出力する出力電流制御素子と、この出力電流制御素子からの出力電流を負荷に供給するための出力ラインと、この出力ラインに接続され前記出力ラインの電圧を前記帰還電圧として前記差動増幅器に帰還させる帰還ラインとを備えた電源回路であって、入力側が前記帰還ラインに接続されると共に出力側が前記差動増幅器の出力端子と前記出力電流制御素子の制御端子との接続点に接続され前記制御電圧を所定値まで持ち上げるクランプ回路を設けたことを特徴とする電源回路。
  2. 前記クランプ回路は、前記制御電圧が前記出力ラインの出力電圧より下がろうとした時のみクランプ動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記出力電流制御素子としてはnチャンネルFETを用いることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
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