JP2012011978A - ウェザストリップ用の芯金 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェザストリップのトリム部にインサートされる芯金を軽量化し、フランジに挿入して取付ける際、フランジが肉厚であっても芯金の幅を広げることなく、トリム部の開口を広げ易くすることにより挿入し易くする。
【解決手段】芯金11は、センターコア3aと、該センターコア3aの両側にコア3aの長手方向に一定間隔で平行に形成される骨片3bとよりなり、センターコア両側の骨片3bは一つ置きにコア両側で互い違いになるように形成されている。ウェザストリップは芯金11をインサートして押出成形後、センターコア3aが互い違いに隣合う骨片間で破断されて骨片3bがL形状に個々に分離され、拡開し易くする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェザストリップのトリム部にインサートされる芯金に関する。
トリム部に芯金をインサートしたウェザストリップの一つに図1に示すようなオープニングウェザストリップ1がある。
このウェザストリップ1は、車内側側壁2aと、車外側側壁2bと、両側壁2a、2b端を連結する底壁2cよりなって断面略U形状をなし、EPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーのソリッド材よりなるトリム部2と、該トリム部2にインサートされる芯金3と、前記トリム部2の車外側側壁2bより突出形成され、ゴム又は熱可塑性エラストマーのスポンジ材よりなる中空シール部4と、底壁2e端より車内側に延設されるカバーリップ5と、車外側側壁2bの内面に突設される突部6と、車内側側壁2aの内面に突出形成される把持リップ7よりなり、自動車車体のドア開口縁に突設されるフランジ8にトリム部2を挿入し、前記突部6と把持リップ7でフランジ8を両側より挟持して取付けられるようになっている。
フランジ8に差込んで取付けられたオープニングウェザストリップ1は、ドア閉時、中空シール部4がドアに弾接することによりドアとの間をシールするようになっている。
カバーリップ5は、図示しない内装材に被さり、内装材端を覆うようになっている。
芯金3には、図2に示されるようなフィッシュボーンと称されるタイプのものがある。この芯金3は、センターコア3aと、該センターコア3aの両側にコア3aの長手方向に一定間隔で平行に形成される骨片3b(骨片間の間隔は通常1〜2.5mm)よりなって魚骨状をなし、そのままの平板状、又は断面へ字状或いは断面U形状に折曲げられた状態で、ウェザストリップ1のトリム部2にインサートされて押出成形され、通常、押出成形後に最終の断面形状になるように折り曲げられて形作られる。また製品によっては最終の断面形状になる前に骨片間のセンターコア3aを破断して骨片3bを個々に分断し、ウェザストリップ取付時にトリム部2が自動車車体のドア開口縁の湾曲形状に沿い易くなるようにしている。
こうした芯金の技術的課題の一つに軽量化があり、この観点から下記特許文献1には、コアの両側に形成される骨片の先端部を間欠的に切除して骨片の長さを間欠的に短くしたものが提案されている。
特開2008−30526号
本発明は、ウェザストリップのトリム部にインサートされる芯金をより軽量化したものである。
請求項1に係わる発明は、ウェザストリップのトリム部にインサートされる芯金であって、センターコアと、該センターコアの両側に平行をなして形成される骨片よりなる魚骨状をなす芯金において、前記センターコア両側の骨片のうち、少なくとも一方の側の骨片が一つ置き又は複数置きにセンターコアと接続される根元より切除された形態をなすことを特徴とし、
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、同一線上に位置するセンターコア両側の骨片は一方の側の骨片が切除された形態をなし、かつ芯金は、ウェザストリップにインサートされて押出成形後、センターコアが隣り合う骨片間で個々に分断されることを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、骨片の切除は根元から行われるため芯金が軽量化できる。またフランジは衝突対策により厚くなる傾向があり、厚い板厚のフランジに対しては、トリム部の車内側側壁と車外側側壁の側壁間の間隔を広げて対処しているが、この場合、芯金幅も拡がって重量増となり、コストアップを招いている。これに対し骨片を間引くことで、トリム部の開口が拡がり易くなり、板厚の厚いフランジに対してもトリム部開口が比較的容易に拡がることで容易に挿入できるようになる。
請求項2に係わる発明によると、同一直線上に位置するセンターコア両側の骨片は、一方が切除された形態をなして図2に示す芯金に比べ、骨片の数が半減するため、芯金の重量を半分近くまで軽減できる。またウェザストリップにインサートされて押出成形後にはセンターコアが隣り合う骨片間で個々に分断され、分離された骨片はL形をなしてトリム部の底壁から車内側側壁或いは車外側側壁にインサートされるが、個々の骨片は他の骨片の影響を受けることなく独立した挙動を呈し、厚い板厚のフランジはもとより、板の重なり等によって板厚が部分的に厚くなるフランジに対しても骨片がより拡開し易くなり、トリム部の開口が拡がり易くなってフランジへの挿入作業性がよくなる。
オープニングウェザストリップの従来例の断面図。 トリム部にインサートされる従来の芯金の折曲げ前の平面図。 本発明に係わる芯金の折曲げ前の平面図。 オープニングウェザストリップのトリム部にインサートされた芯金の図3のA−A線に相当する部分での断面図。 同B−B線に相当する部分での断面図。 芯金の別の態様の折曲げ前の平面図。 芯金の更に別の態様の折曲げ前の平面図。
以下、本発明の実施形態の芯金について図面により説明する。図中、図1に示すオープニングウェザストリップ1及び図2に示す芯金3と同一構造部分には同一符号を付した。
図3に示す芯金11は、センターコア3aと、該センターコア3aの両側にコア3aの長手方向に沿って一定間隔で平行に形成される骨片3bとよりなり、センターコア両側の骨片3bは一つ置きにコア両側で互い違いになるように形成されている。すなわちセンターコア両側の骨片3bは、一つ置きに、かつ一直線上に位置するセンターコア両側の骨片3bのうち、一方の側の図の一点鎖線で示す骨片3bが根元から切除された形態をなしている。
図4は、図3に示す芯金11をトリム部2にインサートして成形したオープニングウェザストリップ13における、図3に示す芯金11のA−A線部分がウェザストリップに埋設された状態での断面を示すものであり、図5は同B−B線部分での断面を示すもので、ウェザストリップ13は芯金11をインサートして押出成形後、好ましくは既知の方法で芯金11のセンターコア3aが該コア両側の互い違いに隣り合う骨片間で破断され、両側の骨片3bが個々に分離されてL形状をなし、トリム部2に互いに向き合った状態でインサートされるようになっている。
センターコア3aで破断される芯金11は鋼などの金属製であるが、センターコア3aで破断又は分離できれば硬質のプラスチック製であってもよい。この場合、プラスチック製芯金は予めある程度、最終形状に近い所定のU形状に成形される。
フランジ7への挿入に際し、フランジ7の板厚が大きいか、或いは板の重なりにより部分的に厚くなっている場合には、図4お呼び図5に示す骨片3bがトリム部2の車内側側壁2aと共に図の矢印方向に拡開し、容易に挿入できるようになる。
本実施形態の芯金11によると、図3の一点鎖線で示す骨片3bが切除された形態をなすことで図2に示す芯金3に比べ、骨片3bの数が半減するため芯金全体の重量が半分近くまで軽減されること、個々の骨片3bは図4及び図5に示すようにウェザストリップの最終形状では断面L形をなし、他の骨片3bの動きに影響を受けることなく独立した挙動を呈するため、厚い板厚のフランジはもとより、板の重なりによって板厚が部分的に厚くなるフランジに対しても拡開し易くなり、挿入し易くなること等の効果を有する。
図6に示す芯金15は、センターコア3aの両側の骨片3bのうち、一方の側のみの骨片3bが一つ置きに切除されて間引かれた形態をなしている。
本実施形態による場合、図2に示す従来の芯金3に比べ、骨片3bの数が1/4減少し、芯金15の重量が約3/4となる。
前記各実施形態の芯金11、15は骨片3bが一つ置きに切除されて間引かれた状態となっているが、複数、例えば二つ置きに切除された状態をなしていてもよい。
図7に示す芯金17は、センターコア3a両側の骨片3bがコア両側で二つ置きに互い違いとなるように形成されている。
前記各実施形態の芯金11、15、17はまた、オープニングウェザストリップ13のトリム部2にインサートされた例を示したが、他のウェザストリップ、例えばトランクルームの開口縁に取付けられるウェザストリップのトリム部又はシール部を有しないトリム部のみの製品にインサートすることもできる。
また、図3、図6、図7では、センターコア3aの両側から同程度の長さに骨片3bが突出しているが、どちらか一方が長いか又は短い形態の芯金であってもよい。つまり言い換えれば、センターコア3aは両側に骨片を有する芯金11、15、17の幅方向の中央にある必要はなく、どちらか一方の側の骨片に偏った位置にあってもよい。
1、13・・オープニングウェザストリップ
2・・トリム部
3、11、15、17・・芯金
4・・中空シール部
8・・フランジ

Claims (2)

  1. ウェザストリップ13のトリム部2にインサートされる芯金11、15,17であって、センターコア3aと、該センターコア3aの両側に平行をなして形成される骨片3bよりなる魚骨状をなす芯金11、15,17において、前記センターコア両側の骨片3bのうち、少なくとも一方の側の骨片3bが一つ置き又は複数置きにセンターコア3aと接続される根元より切除された形態をなすことを特徴とする芯金。
  2. 同一線上に位置するセンターコア両側の骨片3bは一方の側の骨片3bが切除された形態をなし、かつ芯金3は、ウェザストリップ13にインサートされて押出成形後、センターコア3aが隣り合う骨片間で個々に分断されることを特徴とする請求項1記載の芯金。
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