JP2008030526A - ウエザストリップ - Google Patents

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Norimasa Iwasa
則正 岩佐
Sukenori Aritake
祐則 有竹
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智 土岐
Kurato Okajima
庫人 岡島
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Abstract

【課題】軽量化を図りつつ、強度、緊縛力の低下を抑制することのできる、U字形断面のインサートを備えたウエザストリップを提供する。
【解決手段】ウエザストリップ4は、トリム部5及びシール部6を備える。トリム部5は、車内側側壁11、車外側側壁12及び連結部13を備え、その内部には金属製のインサート14が埋設されている。インサート14は交互に配設された複数の第一骨片部31及び第二骨片部32と、各第一骨片部31及び各第二骨片部32を連結するセンターボンド部33等とを備える。インサート14における各第二骨片部32の先端部が間引かれた形状となることで、インサート14全体ひいてはウエザストリップ4全体としての軽量化が図られる。一方で、先端部は所定間隔おきに間引かれた形状となるため、所定の強度、剛性を確保でき、当初の形状を保持しやすい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トリム部内にインサートが埋設されてなるウエザストリップに関するものである。
一般に、自動車等の車両のドア開口周縁のフランジにはトリム部を有するウエザストリップが設けられる。ウエザストリップは、ドア開口周縁のフランジに対し嵌め込まれることによって保持される、保持リップ部を備えたトリム部と、前記トリム部から突出して設けられた中空状のシール部とを備えている。トリム部は、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備え、断面略U字形をなす。
また、トリム部の内部には、金属製のインサートが埋設されている。インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記各骨片部同士を連結するボンド部(例えば、前記連結部内に位置するセンターボンド部)とを備える。
ウエザストリップの取付に際しては、トリム部がフランジに嵌め込まれ、基本的には前記保持リップ部による弾性力、或いは前記インサートの緊縛力等に基づいて取付状態が維持されるようになっている。そして、ドア閉時には、ドアの縁部が前記シール部と当接し、前記シール部が潰れ変形することによって、ドアとボディとの間がシールされる。
近年、車両の軽量化のニーズに伴い、ウエザストリップに関しても軽量化の要請が高まってきている。とりわけ、ウエザストリップに対し金属製のインサートの占める割合が高いことから、インサートの重量を低減させることで、ウエザストリップに関して効果的な軽量化が図られることとなる。インサートに関して軽量化を図る技術としては、インサートの一部を薄肉にするものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特開平11−48879号公報
しかしながら、所望する強度(形状保持性能)を確保し、緊縛力を十分なものとする必要があるため、上記技術のような薄肉化による軽量化には限度がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、軽量化を図りつつ、強度、緊縛力の低下を抑制することのできるウエザストリップを提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部を有し、
前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
前記骨片部の両端部のうち、少なくとも一方が、所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とするウエザストリップ。
手段1によれば、トリム部に埋設された金属製のインサートによって所定の緊縛力が付与され、もってウエザストリップの取付状態が維持される。さて、手段1では、インサートに、短冊状をした複数の骨片部が略平行に配設されるものが用いられている。さらに、該各骨片部同士をそれぞれ連結するボンド部が設けられる。ここで、該骨片部の両端部の一方或いは両方が、所定間隔毎に間引かれた形状となっている。従って、インサート全体の軽量化ひいてはウエザストリップ全体の軽量化を図ることができる。一方で、全ての骨片部が、連続して間引かれる訳ではなく、所定間隔毎に間引かれているため、強度、剛性への影響をさほど与えないで済む。
手段2.車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部と、
前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドアの周縁が押付けられる中空状のシール部とを有し、
前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記連結部内に位置し、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
前記骨片部の両端部のうち、少なくとも一方が、所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とするウエザストリップ。
手段2によれば、基本的には手段1と同様の作用効果が奏される。また、手段2では、ボンド部が連結部内に位置している。このため、各骨片部が両端付近の2箇所のボンド部によって連結され、該ボンド部が両側壁部にそれぞれ埋設されるサイドボンドタイプのインサートと比較すると、ボンド部から骨片部の先端までの距離がより長いものとなる。従って、骨片部の端部の間引き量をより多くすることが可能となる。結果として、上記手段1の作用効果に加え、インサート全体のより一層の軽量化ひいてはウエザストリップ全体のより一層の軽量化を図ることができる。
手段3.前記両側壁は略平板状をなすとともに、
前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とから構成され断面略U字状をなし、
間引きの対象となった骨片部についても、その先端が前記側壁に及ぶよう構成したことを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
骨片部が間引かれた形状となった結果、骨片部の車内側側壁対応部、車外側側壁対応部の一方或いは両方が欠けてしまうと、トリム部が曲げ加工される際等に、該骨片部の先端部がトリム部より破出してしまう「インサート露出」が発生してしまうことが懸念される。
この点、手段3によれば、間引き対象となった骨片部の先端についても、略平板状をなす側壁にまで及ぶため、形状が維持されやすい。従って、「インサート露出」を防止することができ、ひいては、ウエザストリップの外観品質の低下を防止することができる。さらに、骨片部の先端が側壁に及んでいない場合と比較して、強度及び、緊縛力の低下を抑制でき、取付状態の安定化を図ることができる。
手段4.前記両側壁は略平板状をなすとともに、
前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とから構成され断面略U字状をなし、
間引きの対象となった骨片部についても、その先端が前記側壁に少なくとも1.0mm入り込んだ位置に及ぶよう構成したことを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
手段4によれば、間引き対象となった骨片部の先端についても、側壁内に少なくとも1.0mm入り込んだ位置まで及んでいる。従って、上記「インサート露出」をより効果的に防止することができる。また、強度及び、緊縛力の低下を一層抑制し、取付状態の安定化を図ることができる。
手段5.前記骨片部のうち、車外側側壁側の端部が所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載のウエザストリップ。
手段5によれば、骨片部のうち、車外側側壁側の端部のみが間引かれた形状となっているため、より一層の取付状態の安定化を図ることができる。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図2に示すように、自動車1の側方のドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁には、ウエザストリップ4が設けられる。本実施形態のウエザストリップ4は、ドア開口3のうち、下部を除く周縁にわたって取付けられ、全て押出成形法によって成形されている。
図4(a),(b)に示すように、ウエザストリップ4は、トリム部5及びシール部6を備えている。トリム部5は、略平板状をなす車内側側壁11と車外側側壁12及び両側壁11,12を連結する断面湾曲形状をなす連結部13を備えており、全体として断面略U字形をなしている。トリム部5は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ソリッドゴムによって構成されており、その内部には、金属製[本実施形態では、冷間圧延鋼板(例えば、SPCC−4D)製]のインサート14が埋設されている。
車外側側壁12の内面には、トリム部5の内側(車両幅方向車内側)に向かって延びる複数の保持リップ部15が一体形成されている。また、車内側側壁11の内面には、トリム部5の内側(車両幅方向車外側)に向かって延びる保持リップ部16が一体形成されている。さらに、前記連結部13には図示しないガーニッシュ等の内装品の端部を覆うためのカバーリップ17が一体形成されている。
さらに、前記シール部6は、車外側側壁12に対し車外側に突出して設けられており、中空状をなしている。該シール部6は、EPDMスポンジゴムによって構成されている。尚、シール部6は、EPDMスポンジゴムを主体として構成され、その表層側にEPDMソリッドゴムの被膜が形成されるようにして構成されていてもよい。そして、ドア2閉時には、シール部6が潰れ変形することで、ドア2と自動車1のボディとの間がシールされるようになっている。
上記ウエザストリップ4は、トリム部5がボディ側のドア開口3周縁(図2参照)に嵌め込まれることによって取付けられる。より詳しく説明すると、ボディはインナパネル21及びアウタパネル22を備えており、基本的にはこれら両パネル21,22の周縁部分が接合されることにより、フランジ23が形成されている(勿論、強度を高めるべく板状のリーンフォースが両パネル21,22間に設けられていてもよい)。そして、前記トリム部5がフランジ23に嵌め込まれ、基本的には前記保持リップ部15,16による弾性力、或いは、前記インサート14の緊縛力等に基づいて取付状態が維持されるようになっている。
本実施形態におけるインサート14としては、図1,3に示すようなセンターボンドタイプが用いられる(図3は、曲げ加工前の状態を示す)。すなわち、インサート14は、複数の短冊状の第一骨片部31及び第二骨片部32と、前記各第一骨片部31及び前記各第二骨片部32をそれぞれ連結するセンターボンド部33とを備える。各第一骨片部31と各第二骨片部32とは、交互に並び、かつ略平行に配設される。
そして、当該インサート14のうち、第一骨片部31及び第二骨片部32は、トリム部5の長手方向に沿って所定間隔毎に交互に埋設され、押出成形後の曲げ加工においてトリム部5ともども略U字状に曲げられる。すなわち、第一骨片部31は、前記車内側側壁11に対応する車内側側壁対応部41と、前記車外側側壁12に対応する車外側側壁対応部42と、前記連結部13に対応する連結部対応部43とから構成され、断面略U字状をなす。また、第二骨片部32は、前記車内側側壁11に対応する車内側側壁対応部44と、前記車外側側壁12に対応する車外側側壁対応部45と、前記連結部13に対応する連結部対応部46とから構成され、断面略U字状をなす。一方、センターボンド部33は、トリム部5の長手方向に沿って連続して前記連結部13内のほぼ中央に位置するようにして埋設されている。尚、本実施形態では前記センターボンド部33が「ボンド部」に相当する。
さて、本実施形態では、各第二骨片部32の車外側の延び量は、第一骨片部31の延び量よりも短く形成されている。つまり各第二骨片部32の車外側は、間引き部32aとなっており、これにより、インサート14の骨片部は車外側において所定間隔毎に間引かれた形状となっている。
さらに、図4(a)に示すように、各第一骨片部31の車内側側壁対応部41の先端及び車外側側壁対応部42の先端は、それぞれ車内側側壁部11及び車外側側壁部12の先端近傍に及ぶように構成されている。一方、図4(b)に示すように、各第二骨片部32の車内側側壁対応部44の先端は車内側側壁部11の先端近傍に及んでいるのに対し、間引き対象となった車外側側壁対応部45の先端32sは車外側側壁部12に少なくとも1.0mm(本実施形態では15mm)入り込んだ位置に及ぶように構成されている。
次に上記のように構成されてなるウエザストリップ4の作用効果について説明する。
インサート14は、車外側に位置する各第二骨片部32の先端部が間引かれた形状となっている。従って、従前のセンターボンドタイプのインサートと比較して、インサート14全体の軽量化を達成でき、ひいてはウエザストリップ4全体の軽量化を図ることができる。
一方で、各第一骨片部31の先端部は間引き対象とされず、各第二骨片部32の先端部のみが間引き対象とされている。つまり、第一骨片部31及び第二骨片部32の先端部が連続で間引き対象とはされないため、強度、剛性にさほど影響が及ばなくて済む。結果として、緊縛力が不十分となってしまうといった事態を抑制でき、取付状態の安定化を図ることができる。
加えて、インサート14はセンターボンドタイプのインサートであるため、サイドボンドタイプのインサートと比較して、間引き部32aをより大きく得ることができる。従って、ウエザストリップ4のより一層の軽量化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、図4(b)に示すように、各第二骨片部32の先端32sが、車外側側壁部12に15mm入り込んだ位置まで及ぶよう構成されている。従って、トリム部5の形状が維持されやすいため、トリム部5が曲げ加工される際等に、第二骨片部32の先端部がトリム部5より破出してしまう「インサート露出」を防止することができる。ひいては、ウエザストリップ4の外観品質の低下を防止することができる。また、強度、剛性の維持に寄与することができるため、取付状態の安定化を図ることができる。さらに、第二骨片部32の先端32sが車外側側壁部12に及んでいない場合と比較して、強度及び、緊縛力の低下を抑制でき、取付状態の安定化を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態においては、車外側に位置する第二骨片部32の端部が間引かれた形状となっていたが、車内側に位置する各第二骨片部32の端部が間引かれた形状となっていてもよい。さらに、例えば、図5(a)で示すインサート50のように、各第一骨片部51の一端側の端部及び各第二骨片部52の他端側の端部が、インサート50の長手方向に沿って交互に間引かれた形状となっていてもよい。また、図5(b)で示すインサート60のように、各第二骨片部62の両端部が、間引かれた形状となっていてもよい。これらのインサート50,60を採用した場合、上記実施形態と比較して、インサート及びウエザストリップの更なる軽量化が可能となる。また、上記実施形態では、骨片部の先端部がインサートの長手方向に1個おきに間引かれた形状となっていたが、複数個隔てる毎に間引かれた形状となっていてもよい。例えば、図5(c)で示すインサート70のように、2個おきに骨片部の先端部が間引かれた形状となっていてもよい。
(b)上記実施形態では、インサート14としてボンド部16が連結部13の略中央に位置するセンターボンドタイプのインサートを用いたが、他のタイプのインサートでもよい。例えば、図5(d)に示すように、略平行に交互に配設された第一骨片部81及び第二骨片部82が、2箇所のサイドボンド部83,84によって連結されているサイドボンドタイプのインサート80についても、上記作用効果を奏することができる。
(c)間引き対象となった各第二骨片部32の先端32sが、車外側側壁部12に15mm入り込んだ位置まで及ぶよう構成されているとしたが、もちろん上記位置に限定されるものではない。例えば、先端32sが、車外側側壁部12に0.5mm入り込んだ位置まで及ぶよう構成されているとしてもよい。また、先端32sが車外側側壁部12に及ばないよう構成されていてもよい。ただし、「インサート露出」を防止するため、間引き対象となった骨片部の先端についても、側壁部に1.0mm以上入り込んだ位置まで及ぶよう構成されていることが好ましい。
(d)間引き部32aは抜き打ち加工によって当初から設けられるとしてもよいし、骨片部を切除することによって後に設けられるとしてもよい。
(e)上記インサート14は、図示しない圧延ローラ群を経ることで得ることとしてもよいし、打ち抜き加工によって得ることとしてもよい。
(f)上記実施形態では、(サイドフロント)ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁に設けられるウエザストリップ4について具体化しているが、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア(トランクリッド)、ルーフドア(スライディングルーフパネル)等の他のドアの開口周縁に設けられるウエザストリップについて適用することも可能である。
(g)上記実施形態では、トリム部5をソリッドゴムにより構成し、シール部6をスポンジゴムにより構成することとしているが、両者を同一材料により構成することとしてもよい。また、トリム部5を微発泡ゴム等により構成してもよい。さらに、ゴム材料としてEPDMを例示しているが、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。さらにまた、高分子材料としては、ゴム材料の他に、オレフィン系等の熱可塑性エラストマーや軟質PVC等の樹脂材料を用いることができる。
(h)上記実施形態では、ウエザストリップ4が、ドア開口3の周縁の下部を除くほぼ全周にわたって取付けられることとしているが、完全に全周にわたって取付けられることとしてもよい。また、必ずしも全周或いはほぼ全周でなくてもよく、例えば部分的に取付けられるウエザストリップであってもよい。
曲げ加工後のインサートを示す部分斜視図である。 自動車を示す斜視図である。 曲げ加工前のインサートを示す平面図である。 (a),(b)は一実施形態におけるウエザストリップを示す断面図である。 (a)〜(d)は別の実施形態における曲げ加工前のインサートを示す平面図である。
符号の説明
1…自動車、2…ドア、3…ドア開口、4…ウエザストリップ、5…トリム部、6…シール部、11…車内側側壁部、12…車外側側壁部、13…連結部、14…インサート、23…フランジ、31…第一骨片部、32…第二骨片部、33…センターボンド部、41,44…車内側側壁対応部、42,45…車外側側壁対応部、43,46…連結部対応部

Claims (5)

  1. 車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部を有し、
    前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
    前記骨片部の両端部のうち、少なくとも一方が、所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とするウエザストリップ。
  2. 車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部と、
    前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドアの周縁が押付けられる中空状のシール部とを有し、
    前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記連結部内に位置し、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
    前記骨片部の両端部のうち、少なくとも一方が、所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とするウエザストリップ。
  3. 前記両側壁は略平板状をなすとともに、
    前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とから構成され断面略U字状をなし、
    間引きの対象となった骨片部についても、その先端が前記側壁に及ぶよう構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
  4. 前記両側壁は略平板状をなすとともに、
    前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とから構成され断面略U字状をなし、
    間引きの対象となった骨片部についても、その先端が前記側壁に少なくとも1.0mm入り込んだ位置に及ぶよう構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
  5. 前記骨片部のうち、前記車外側側壁側の端部が所定間隔毎に間引かれた形状となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のウエザストリップ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012011978A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザストリップ用の芯金

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