JP2009202728A - ウェザストリップ用芯材及びウェザストリップの取付構造 - Google Patents

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隆史 山下
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Abstract

【課題】一対の脚部を断面略U形状に連結した形態をなしてウェザストリップの略U形断面をなすトリム部にインサートされる芯材において、湾曲するフランジへの追従性を向上させたウェザストリップのトリム部用芯材を提供する。
【解決手段】フランジに差込んで取付けた状態で芯材37の外周側に位置する脚部には芯材37の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリット8によって突片9を密度大にして形成する一方、芯材37の内周側に位置する脚部には芯材37の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリット8によって突片9を密度小にして内周側に曲げ易くし、湾曲したフランジへの追従性を向上させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動車用ウェザストリップのトリム部に埋設される芯材及びドアサッシュに組付けられるウェザストリップのドアサッシュへの取付構造に関する。
ウェザストリップには、ドアサッシュに取付けられるドアウェザストリップ、ボデーのドア開口縁に取付けられるオープニングウェザストリップ、トランクに取付けられるウェザストリップなど各種のウェザストリップがあり、多くのウェザストリップは、芯材をインサートした略U形断面のトリム部を有し、ボデーやトランクの開口縁におけるフランジに差込んで取付けられるようになっている。
図1は、トランクの開口周縁に取付けられるウェザストリップ1の例を示すもので、略U形断面の芯材2をインサートした略U形断面をなし、トランクの開口部周縁のフランジ3に差込まれるトリム部4と、該トリム部4より突設され、トランク5を閉じたとき、トランク5に弾接してシールする中空シール部6よりなり、芯材2は金属又は硬質樹脂製で、その代表的な例である図2に示す芯材7は、左右に長手方向と直交する方向のスリット8を多数対称形に入れて突片9を形成した魚骨状をなしている。
図3は、ドアサッシュ11に取付けられるドアウェザストリップ12の例を示すもので(特許文献1)、ドアサッシュ11の外周にドアサッシュ11と一体に形成されるリテーナ13に装着される基底部14と、該基底部14に一体形成され、ドア閉時にボデーのドア開口縁15に弾接して該ドア開口縁15との間をシールする中空シール部16及びシールリップ17を有している。図中、18はドアサッシュ11の内周側に装着されるグラスランであり、19はドアガラスを示す。
特開2006−175970号
ウェザストリップのトリム部にインサートされる芯材は、トリム部のフランジへの把持力を高めるためのものであるが、芯材がインサートされていると、反面湾曲したフランジへの追従性が低下する。
本発明の第1の目的は、湾曲するフランジへの追従性を向上させたウェザストリップのトリム部用芯材を提供することにあり、
第2の目的は、図3に示すドアサッシュ11の車外側側面11aの幅cを狭くして外観の品質性を向上させようとするもので、そのためのウェザストリップの取付構造を提供しようとするものである。
請求項1に係る発明は、第1の目的を達成する、ウェザストリップのトリム部用芯材に関するもので、一対の脚を断面略U形状に連結した形態をなしてウェザストリップの略U形断面をなすトリム部にインサートされる金属又は硬質樹脂製の芯材であって、ウェザストリップのトリム部をボデー、ドア、トランク等のフランジに差込んで取付けた状態で前記芯材の外周側に位置する脚部には芯材の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリットによって突片が密度小にして形成される一方、前記芯材の内周側に位置する脚部には芯材の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリットによって突片が密度大にして形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、芯材の外周側に位置する脚部はスリットが形成されず、平坦なプレート部をなしてトリム部より露出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、第2の目的を達成する、自動車のドアサッシュに取付けられるウェザストリップの取付構造に関するもので、ドアサッシュの車外側側面には、その上端に車内側に屈折して突出するか、或いは外周側に向かって突出するフランジが一体形成される一方、ドアサッシュの外周側に取り付けられ、ドア閉時にボデーのドア開口縁に弾接してドア開口縁との間をシールするウェザストリップには、芯材をインサートした略U形断面のトリム部が一体形成され、該トリム部をドアサッシュのフランジに差込むことにより前記ウェザストリップをドアサッシュに組付けてなることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、ウェザストリップを取付けた状態で芯材は、圧縮応力が作用する内周側の脚部はスリットにより突片が密度小に形成されているため、収縮可能であり、湾曲した取付部への追従性が向上する。
請求項2に係る発明によると、外周側の脚部を平坦なプレート部とすれば、トリム部に肋骨状の凹凸形状が表われず、外観性が向上し、また芯材の露出部分をモールなど意匠面とすることができる。
請求項3に係る発明によると、ドアサッシュの車外側側面にフランジを形成して、これにウェザストリップに形成したトリム部を差込むようにしたことにより、図1に示す従来のウェザストリップの取付構造のように、車外側側面1aの内側にリテーナ7を一体に屈曲形成するのと比べ、車外側側面の露出幅を少なくして外観の商品性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。図中、図2及び図3に示す芯材2及びウェザストリップ12の取付構造と同一構造部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図4は、図5に示す自動車のA−A線における断面構造を示すもので、ウェザストリップ21の取付構造は、図3に示すウェザストリップ12の取付構造におけるドアサッシュ11のリテーナ13を省き、該リテーナ13に代えて図4に示すドアサッシュ22の車外側側面22aの上端にパネルを車内側に屈折して突出するフランジ23を一体形成する一方、ウェザストリップ21にポリプロピレン等の硬質樹脂よりなる芯材24をインサートした略U形断面のゴム、熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりなるトリム部25を横向きに一体形成して、該トリム部25を前記フランジ23に側方より差込んで取付けた構造をなすもので、車外側側面22aの幅cは図3に示す車外側側面11aに比べ、リテーナ7上方に突出する部分がない分、短くなっている。
図6に示すウェザストリップ31の取付構造は、ドアサッシュ32の車外側側面32aの上端にフランジ33を上向きに突出形成する一方、ウェザストリップ31に前述の芯材24と同様の硬質樹脂よりなる芯材34をインサートした略U形断面のゴム様弾性体よりなるトリム部35を縦向きに一体形成して、該トリム部35を前記フランジ33に上方より差込んで取付けた構造をなすもので、露出する車外側側面32aの幅cは、実質的にグラスラン4が装着される凹部を形成する部分のみとなる。
以上のように、図4及び図5に示すウェザストリップ21、31の取付構造においては、車外側側面22a及び32aの露出幅c、cは少なくなり、外観の商品性が向上する。
図7は、前述するウェザストリップ21、31のトリム部25、35或いは図1に示すウェザストリップ1のトリム部4にインサートされる芯材24、34或いは2として用いられる芯材37の展開図で、U形状に形成された芯材34の一対の脚部のうち、前述する実施形態を例をとっていえば、図4に示すウェザストリップ21をドアサッシュ22のフランジ23に取付けた状態で内周部(図の下側)に位置する脚部には、芯材34の長手方向と直交する方向に平行に入れられる幅広のスリット38によって突片9が疎、すなわち突片9の密度が小に形成され、外周部(図の上側)に位置する脚部には、幅の狭いスリット8によって突片9が密、すなわち突片9の密度が大に形成されている。
本実施形態の芯材34によると、トリム部を湾曲したフランジに差込んで装着する際、引張応力が作用する内周側の脚部は突片9が疎で、密度が小にされることにより縮まり易くなり、湾曲した取付部への追従性がよい。
図8に示す芯材43は、外周側に位置する脚部にスリット8を疎に形成して突片44を幅広に形成する一方、内周側に位置する脚部にスリット8を密に形成して幅の狭い突片9を多数形成したもので、ドア開口部周縁部に沿わせやすくなっている。
図9に示す芯材46は、内周側に位置する脚部に図2に示す芯材7と同様、スリット8を多数形成して幅の狭い突片9を多数形成する一方、外周側に位置する脚部をスリットのない平坦なプレート部47にしたものである。
本実施形態の芯材46は、例えば図6に示すウェザストリップ31のトリム部35にプレート部47が車外側に露出するようにしてインサートし、プレート部47にモールとしての機能を持たせるようにしたり、意匠面とすることもできる。
前記各実施形態の芯材は、図1、図4及び図6に示すウェザストリップ1、21、31のトリム部4、25、35に使用されるほか、例えばボデーのドア開口縁に組付けられるオープニングウェザストリップなどトリム部を有するウェザストリップに使用することができる。
自動車のトランクに取付けられるウェザストリップの断面図。 ウェザストリップのトリム部にインサートされる従来の芯材の平面図。 図5のA−A線における従来のウェザストリップの取付構造を示す断面図。 図5のA−A線における本発明に係るウェザストリップの取付構造を示す断面図。 自動車の側面図。 同じく本発明に係るウェザストリップの取付構造の別の態様を示す断面図。 ウェザストリップのトリム部にインサートされる本発明に係る芯材の平面図。 本発明に係る芯材の別の態様の平面図。 本発明に係る芯材の更に別の態様の平面図。
符号の説明
1、21、31・・ウェザストリップ
2、24、34、37、43、46・・芯材
3、23、33・・フランジ
4、25、35・・トリム部
8・・スリット
9・・突片
16・・中空シール部
17・・シールリップ
18・・グラスラン
19・・窓ガラス
22、32・・ドアサッシュ
22a、33a・・車外側側面
38・・幅広のスリット
44・・幅広の突片
47・・プレート部

Claims (3)

  1. 一対の脚部を断面略U形状に連結した形態をなしてウェザストリップ1、21、31の略U形断面をなすトリム部4、25、35にインサートされる金属又は硬質樹脂製の芯材2、37、43、46であって、ウェザストリップ1、21、31のトリム部4、25、35をボデー、ドア、トランク等に形成されるフランジ3、23、33に差込んで取付けた状態で前記芯材2、37、43、46の内周側に位置する脚部には芯材37、43、46の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリット8、38によって突片9、44が密度小にして形成される一方、前記芯材2、37、43、46の外周側に位置する脚部には芯材37、43、46の長手方向と直交する方向に平行に入れられるスリット8、38によって突片9、44が密度大にして形成されるウェザストリップのトリム部用芯材。
  2. 芯材46の外周側に位置する脚部はスリットが形成されず、平坦なプレート部47をなしてトリム部35より露出する請求項2記載のウェザストリップのトリム部用芯材。
  3. ドアサッシュ22、32の車外側側面22a、32aには、その上端に車内側に屈折して突出するか、或いは外周側に向かって突出するフランジ23、33が一体形成される一方、ドアサッシュ22、32の外周側に取り付けられ、ドア閉時にボデーのドア開口縁8に弾接して該ドア開口縁8との間をシールするウェザストリップ21、31には、芯材24、34をインサートした略U形断面のトリム部25、35が一体形成され、該トリム部25、35をドアサッシュ22、32のフランジ23、33に差込むことにより前記ウェザストリップ21、31をドアサッシュ22、32に組付けた構造をなすウェザストリップのドアサッシュへの取付構造。
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