JP2012011970A - 鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路 - Google Patents

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    • H05B45/52Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits in a parallel array of LEDs

Abstract

【課題】リーク電流の発生による誤点灯の防止を図るとともに、誤点灯防止のために接続された抵抗における発熱を低減できる発光ダイオード点灯回路を得る。
【解決手段】車両に設けられた発光ダイオードからなる灯火器を点灯させる制御手段を備えた鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記制御手段102は、前記操作スイッチ104のオン・オフにより電源から電源電圧が入力される入力ポート121と、前記入力ポート121の入力電圧により操作スイッチ104のリーク状態を判別する入力回路部123と、入力回路部123の判別結果により灯火器101の点灯を制御する制御部124と、操作スイッチ104と前記入力回路部123間に一端が接続され、他端が接地された誤点灯防止用抵抗122を備えるとともに、操作スイッチ104と電源との間に、制御部124により周期的にオン・オフ作動される間欠電源用スイッチ手段126を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両の発光ダイオード点灯回路に関し、特に、発光ダイオードの点灯指示用スイッチのリーク等により発光ダイオードの誤点灯を防止するための回路に関する。
発光ダイオードの誤点灯を防止するための発光ダイオード点灯回路としては、例えば本出願人が提案した構成が特許文献1に開示されている。この発光ダイオード点灯回路は、その図1に示されるように、トランジスタ12と、その前段に配置された差動増幅器13とを備え、差動増幅器13の正入力側にはスイッチ14を介してバッテリ11が接続されるとともに基準抵抗Rrefが接続され、負入力側にはバッテリ11の電圧を抵抗R1,R2で分圧して供給するようにし、正負入力の電圧差によってトランジスタ12のオン・オフを制御し、トランジスタ12のオンによりLED9−1〜9−nが点灯する構成である。
発光ダイオード点灯回路において使用されるLEDは、微小電流により点灯するので、LED点灯用のスイッチのオフ時にリーク電流が流れた場合でもLEDが点灯する場合が生じる。
上述の発光ダイオード点灯回路の構成によれば、スイッチ14のリーク抵抗Rsに対して、Rs>(R1/R2)×Rrefが成立するように各抵抗の値を設定することで、スイッチ14にリークが発生しても差動増幅器13がオン状態とならない。そのため、トランジスタ12もオン状態とならず、LED9−1〜9−nを点灯させないようにすることができる。
特許第4039623号公報
しかしながら、上述の回路では、リーク電流による誤点灯を防止するための基準抵抗Rrefが必要となり、リーク時やスイッチ14のオン操作時において流れる電流により基準抵抗Rrefに発熱が生じるという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、リーク電流の発生による誤点灯の防止を図るとともに、誤点灯防止のために接続された抵抗における発熱を低減できる発光ダイオード点灯回路を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、運転者の操作に基づいてオン・オフする操作スイッチ(104)により、車両に設けられた発光ダイオードからなる灯火器(101)を点灯させる制御手段(102)を備えた鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記制御手段(102)は、前記操作スイッチ(104)のオン・オフにより電源から電源電圧が入力される入力ポート(121)と、前記入力ポート(121)の入力電圧により、前記操作スイッチ(104)のリーク状態を判別する入力回路部(123)と、当該入力回路部(123)の判別結果により灯火器(101)の点灯を制御する制御部(124)と、前記操作スイッチ(104)と前記入力回路部(123)間に一端が接続され、他端が接地された誤点灯防止用抵抗(122)とを備えるとともに、前記操作スイッチ(104)と電源との間に、前記制御部(124)により周期的にオン・オフ作動される間欠電源用スイッチ手段(126)を設けたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記操作スイッチ(104)と間欠電源用スイッチ手段(126)との間にイグニッションスイッチ(103)を備え、前記間欠電源用スイッチ手段(126)は、前記イグニッションスイッチ(103)のオン操作に基づいて、前記制御部(124)によって駆動されることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記入力回路部(123)は、前記周期的に入力される入力電圧の大きさを所定の電圧値と比較し、当該入力電圧の大きさが前記所定の電圧値より小さい時には、リーク状態であると判断して前記制御部(124)への点灯許可信号の出力を禁止することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記制御手段(102)は、前記制御部(124)からの駆動信号により灯火器(101)を点灯駆動する駆動手段(125)を備えることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記灯火器(101)が方向指示器の点灯回路であり、前記操作スイッチ(104)をハンドルバー(39)に設けたことを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記操作スイッチ(104)に並列にハザードスイッチ(105)を設けるとともに、当該ハザードスイッチ(105)の一端を前記誤点灯防止用抵抗(122)に接続することを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項6の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)をオン状態にしたままイグニッションスイッチ(103)をオンからオフ状態に変化させた時には、前記制御部(124)による前記間欠電源用スイッチ手段(126)への電圧供給を保持する電源保持手段(129)を設けたことを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項7の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)をオンからオフ状態に変化させた時に、前記制御部(124)による電源保持を解除することを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項1の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、前記入力回路部(123)が前記操作スイッチ(104)をリーク状態と判別した場合、入力回路部(123)による次のリーク判断時において、前記制御部(124)は、周期的にオン・オフ作動される間欠電源用スイッチ手段(126)のオン時間を長く設定することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、誤点灯防止用抵抗(122)を設けることに加え、この誤点灯防止用抵抗(122)にかかる電圧を周期的にオン・オフする間欠電源用スイッチ手段(126)によって間欠電源として印加するようにしたので、誤点灯防止用抵抗(122)の発熱を低減しながら、リークによる発光ダイオードの誤点灯を防止することができる。
更に、誤点灯防止用抵抗の発熱を低減させることで、入力回路部(正常/リークの判定を行う回路)(123)へ入力される電圧の最大出力も大きく取れるので、ノイズ等の影響に対して強くなりリークの検出精度も向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、間欠電源用スイッチ手段(126)が制御部(124)によって駆動されるので、間欠電源用スイッチ手段(126)による入力電圧のハイとローの切り換えタイミングに対して、適切なタイミングで入力回路部(123)において信号を検出することができ、検出精度を向上させることができる。
また、間欠電源用スイッチ手段(126)の駆動はイグニッションスイッチ(103)のオン操作に基づくので、不要な駆動を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、入力回路部(123)においてリーク状態を判断して制御部(124)への点灯許可信号を出力するので、リーク時に誤った電気信号を直接制御部(124)へ出力するのを防ぐことができ、誤点灯を防止することができる上に、制御仕様を簡素化できる。
請求項4に記載の発明によれば、灯火器(101)を点灯駆動する駆動手段(125)を設けることで、操作スイッチ(104)の操作に基づき、灯火器(101)を制御手段(102)によって間接的に点灯させることができ、灯火器(101)の誤点灯を防止することができる上、操作スイッチ(104)に非防水のものを採用することができる。
請求項5に記載の発明によれば、操作スイッチ(104)がハンドルバー(39)に設けられることが特に多い鞍乗型車両においては、操作スイッチ(104)が雨水等の付着によりリーク状態となる可能性が高くなるが、操作スイッチ(104)を制御手段(102)の前段に設けることができ、誤点灯を防ぐことができる。
更に、非防水型の操作スイッチ(104)を採用することもできるので、スイッチの小型化も図ることができ、ハンドルの取り廻しも良好なものとすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、ハザードスイッチ(105)用に新たに誤点灯防止用抵抗を設けることなく、ハザードスイッチ(105)用の誤点灯防止構造とすることができる。すなわち、例えば、操作スイッチ(104)となるウィンカスイッチ及びハザードスイッチ(105)の誤点灯防止用抵抗(122)を兼用するといったことが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)をオンにしたままイグニッションスイッチ(103)をオフにした場合、発光ダイオードを点灯させたままの状態で保持しておくことができ、被視認性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)のオフ操作によって電源保持が解除されるので、それ以降、第三者によって操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)が操作されても発光ダイオードは点灯せず、いたずら等による灯火器(101)の誤点灯を防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、出力時間を長く設定することで、リークが生じているかどうかを判断する時間を長く設定でき、リークかどうかの見分け精度を高めることができるので、誤判定防止を図ることができる。
本発明の発光ダイオード点灯回路が搭載された自動二輪車の左側面図である。 本発明の発光ダイオード点灯回路が搭載された自動二輪車の上面図である。 本発明の発光ダイオード点灯回路の実施形態の一例を示すブロック図である。 間欠電源用スイッチ手段の駆動によりウィンカスイッチへ印加する間欠電源の電圧波形図である。 発光ダイオード点灯回路における駆動手段の構成説明図である。 本発明の発光ダイオード点灯回路の点灯動作の手順を示すフローチャート図である。 本発明の発光ダイオード点灯回路の実施形態の他例を示すブロック図である。 本発明の発光ダイオード点灯回路における電源供給保持動作の手順を示すフローチャート図である。
以下、本発明の鞍乗り型車両の発光ダイオード点灯回路の実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
本発明の発光ダイオード点灯回路は、例えば自動二輪車等の鞍乗り型車両に搭載されるウィンカランプに適用される。図1は、本発明の発光ダイオード点灯回路により点灯するウィンカランプが装着された自動二輪車1の左側面図、図2は自動二輪車1の上面図である。
自動二輪車1は、ツインプラグ方式の単気筒4サイクルエンジン2を搭載する。自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ30、第1メインフレーム31、第2メインフレーム32、ダウンフレーム33、リヤフレーム34、並びにこれらフレームに接合されるガセット、ブラケット、ステー等の部材からなる。
エンジン2は、シリンダ20、シリンダヘッド21、およびシリンダヘッドカバー22を備え、下部にクランクケース4を備える。エンジン2は、エンジン2と一体に結合されているクランクケース4を車体フレーム3に複数個所で連結することにより車体フレーム3に保持される。クランクケース4の車体左側には、ACジェネレータ5が設けられる。ACジェネレータ5は、エンジン2のクランク軸6に連結されて駆動される。
第1メインフレーム31上には、燃料ポンプ7を内蔵した燃料タンク8およびタンデムシート9が保持される。燃料タンク8とエンジン2との間にはバッテリを収容するバッテリケース10が設けられる。バッテリケース10は樹脂製であるのが望ましい。エンジン2のシリンダヘッド21の左壁には第1の点火プラグ11が設けられ、後壁には第2の点火プラグ12が設けられる。
シリンダヘッドカバー22の前方(つまりシリンダヘッド21の上前方)にあって、車幅方向中央に点火コイル13が配置される。第1の点火プラグ11および第2の点火プラグ12は、点火コイル13に対して第1のハイテンションコード14および第2のハイテンションコード15によってそれぞれ接続される。第1のハイテンションコード14は、シリンダヘッドカバー22の左側方を通って前方に配索される。第2のハイテンションコード15はシリンダヘッドカバー22の上方を通って前方に配索される。
第2メインフレーム32の下端部には、スイングアーム16を上下揺動自在に支持するピボットボス17が設けられる。第2メインフレーム32は、リヤクッション18を介してスイングアーム16を懸架する。スイングアーム16の後部には、後輪WRが回転自在に軸支される。クランクケース4から車体左側に突出する減速機の出力軸19と後輪WRとの間には駆動チェーン23が架け渡される。
エンジン2のシリンダヘッド22の前部から引き出される排気管24は、クランクケース4の下を回って車体右後方に延長される。排気管24の後端部にはマフラ25が連結される。シリンダヘッド22の後部には、スロットルボディ26を含む吸気管27が接続され、吸気管27の後端部にはエアクリーナ28が連結される。
ヘッドパイプ30は、ステアリング軸29を回動自在に保持し、ステアリング軸29の上下にはトップブリッジ35およびボトムブリッジ36がそれぞれ結合される。トップブリッジ35およびボトムブリッジ36によって左右一対のフロントフォーク37が保持され、フロントフォーク37の下端には前輪WFが回転自在に軸支される。フロントフォーク37には、前輪WFのカバー(フロントフェンダ)38が取り付けられる。
車体フレーム3の左右には運転者用のステップ64が設けられる。また、車体フレーム3の下部には、サイドスタンド(図示せず)が使用位置と格納位置との間で移動可能に連結される。
ダウンフレーム33に対して車体前方側には、オイルクーラ58が取り付けられる。オイルクーラ58とクランクケース4とは図示しないパイプでオイルが循環されるように接続される。
トップブリッジ35には、ステアリングとなるハンドルバー39が固定され、ハンドルバー39の左右にはグリップ40およびミラー41が設けられる。トップブリッジ35およびボトムブリッジ36から前方に延びるステー42にはヘッドライト43、フロントウィンカ44およびメータ45が取り付けられる。
ハンドルバー39の前方位置には、イグニッションスイッチ103が設けられている。また、ハンドルバー39の左側グリップ40の内側部にはウィンカスイッチ104が、右側グリップ40の内側部にはハザードスイッチ105がそれぞれ装着されている。
第1メインフレーム31の後部にはリヤフェンダ46に取り付けられたテールライト47およびリヤウィンカ48が設けられる。
ACジェネレータ5からハーネス49が上方に延びてメインハーネス50に合流される。メインハーネス50は、車体前後方向に延び、バッテリケース10内のバッテリや、ヘッドライト43、フロントウィンカ44、テールライト47、リヤウィンカ48等の灯火器やリレー等の電装部品に配線される。フロントウィンカ44及びリヤウィンカ48のウィンカランプは、それぞれ複数の発光ダイオード(LED)で構成されている。
本発明の発光ダイオード点灯回路の構成について、図3を参照しながら説明する。
発光ダイオード点灯回路は、自動二輪車等の鞍乗り型車両に搭載されるものであり、ハンドルバー39に設けられたウィンカスイッチ(操作スイッチ)104を運転者がオン・オフ操作することで、図1及び図2のフロントウィンカ44及びリヤウィンカ48等に対応するウィンカ灯火器101を点灯させる制御手段102を備えて構成されている。
ウィンカ灯火器101は、左折時に点灯させるフロント左側LED(FL)、リヤ左側LED(RL)、インジケータLED(INDL)と、右折時に点灯させるフロント右側LED(FR)、リヤ右側LED(RR)、インジケータLED(INDR)とから構成されている。すなわち、フロント左側LED(FL)及びフロント右側LED(FR)でそれぞれフロントウィンカ44を構成し、リヤ左側LED(RL)及びリヤ右側LED(RR)でそれぞれリヤウィンカ48を構成している。また、インジケータLED(INDL)及びインジケータLED(INDR)は自動二輪車1に搭載されたメータ45内に設けられ、点灯確認用のインジケータとして機能するものである。
制御手段102には、イグニッションスイッチ103を介してバッテリ100が接続されることで、イグニッションスイッチ103がオン状態の時にバッテリ100から例えば8〜16Vの電源電圧が供給される。また、制御手段102には、ウィンカ灯火器101の左側LED(FL、RL、INDL)点灯、右側LED(FR、RR、INDR)点灯、非点灯のいずれかに切り換えるためのウィンカスイッチ(操作スイッチ)104が接続されている。
制御手段102は、バッテリ100に対して直列に接続されたウィンカスイッチ(操作スイッチ)104に接続されるとともに、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104のオン・オフにより電源電圧が入力される入力ポート121L及び入力ポート121Rと、各入力ポート121L,入力ポート121Rと接地間に直列に接続された誤点灯防止用抵抗122L,122Rと、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104のリーク状態を判別する入力回路部123と、入力回路部の判別結果によりウィンカ灯火器101の点灯を制御する制御部124と、制御部124からの信号を受けてウィンカ灯火器101の左側LED(FL、RL、INDL)を点灯させるための駆動手段125L及び右側LED(FR、RR、INDR)を点灯させるための駆動手段125Rと、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104側に周期的に電源電圧を供給する間欠電源用スイッチ手段126と、制御部124に駆動用の電源を供給する5V電源127を備えて構成されている。
バッテリ100は、イグニッションスイッチ103及び整流用のダイオード128を介して5V電源127及び間欠電源用スイッチ手段126に接続され、イグニッションスイッチ103がオン状態の時に8〜16Vの電源電圧が供給される。5V電源127は降圧手段で構成され、バッテリ100から供給される8〜16Vを5Vに降圧して制御部124に対して電源線130から駆動用電源として供給する。
間欠電源用スイッチ手段126は、スイッチのオン・オフ作動を行うことで、図4に示すように、出力電圧が周期的に0VとV0(8〜16V)に交互に変化するようになっている。周期的な変化は、例えば10msの周期で2msの期間にV0を出力する。変化のタイミングは、制御部124から制御線131を介して間欠電源用スイッチ手段126に制御タイミング信号が与えられることで行われる。尚、V0の出力時間は、誤点灯判断に最低限必要な時間だけ持続すれば良く、予め制御部側で当該V0の出力時間を設定しても良いし、間欠電源側で設定できるようにしてもよい。
したがって、イグニッションスイッチ103のオン時に、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104を左側LED点灯側にオンさせると、間欠電源用スイッチ手段126を介して入力ポート121Lにバッテリ100からの間欠電源が入力され、誤点灯防止用抵抗122L(抵抗値Rref)の両端に電圧V0が間欠的に印加される。抵抗値Rrefは、例えば100Ω程度に設定する。
同様に、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104を右側LED点灯側にオンさせると、入力ポート121Rにバッテリ100からの間欠電源が入力され、誤点灯防止用抵抗122R(抵抗値Rref)の両端に電圧V0が間欠的に印加される。
一方、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104がオフの場合においても、水分が付着する等の原因でリークが発生しているような時には(リーク抵抗Rmは例えば1kΩ程度である)、バッテリ100からの電源電圧V0が間欠電源用スイッチ手段126を介してウィンカスイッチ(操作スイッチ)104及び誤点灯防止用抵抗122に作用し、誤点灯防止用抵抗122L又は誤点灯防止用抵抗122Rの両端に端子電圧V1(=Rref・V0/(Rm+Rref))が発生する。この場合、抵抗値Rrefが100Ωであれば、端子電圧V1は、(100/1100)V0=0.09V0となる。
入力回路部123には、誤点灯防止用抵抗122L及び誤点灯防止用抵抗122Rに生じる端子電圧が信号線132L及び信号線132Rから入力され、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104のリーク状態を判別する。例えば、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104がオン時(正常時)であれば入力される電圧はV0となり、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104がオフ時(正常時)であれば入力される電圧は0となり、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104がオフ時でリーク状態(リーク時)であれば入力される電圧はRref・V0/(Rm+Rref)となる。
入力回路部123では、入力される電圧値に基づき、正常状態のオン時か、それ以外の場合(正常状態のオフ時またはリーク状態)であるかを判断し、入力電圧の大きさが所定値より大きい時(オン時)であれば点灯許可信号として制御部124に出力する。なお、入力回路部123に入力される電圧値が5Vより大きい場合は、5Vに降圧されて点灯許可信号として制御部124に出力される。
制御部124では、この点灯許可信号を受けて、制御線133L又は制御線133Rを介して駆動手段125L又は駆動手段125Rに駆動信号を出力する。また、入力電圧の大きさが所定値より小さい時(正常状態のオフ時またはリーク状態)には、オフ時又はリーク状態であると判断して制御部124への点灯許可信号の出力が禁止される。
尚、リーク状態であると判断された場合は、入力回路部123による次のリーク判断時において、制御部124の制御タイミング信号による間欠電源となるV0の出力時間を少し長く設定するようにしてもよい。このようにすることで、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104にリークが生じているかどうかを判断する時間を長く設定でき、リークかどうかの見分け精度を高めることができる。
各駆動手段125は、制御線133からの駆動信号により電流を検出する電流検出部125aと、駆動信号による電流を検出した場合にバッテリ100の電源電圧を灯火器101に供給するドライバ部125bから構成されている。
すなわち、各駆動手段125の電流検出部125aは、図5に示すように、入力回路部123から制御線133を介して入力された駆動信号による電流を検出し、ドライバ部125bを構成するスイッチング素子としてのトランジスタのゲートにオン信号を出力する。ドライバ部125bでは、入力保護抵抗を介してトランジスタのゲートに入力された信号によりトランジスタがオン状態となり、バッテリ100の電源電圧から各LEDに電流が流れることで灯火器101が点灯する。
次に、制御部124により灯火器101を点灯駆動する場合の手順について、図6のフローチャート図を参照しながら説明する。
制御部124は、制御線131に駆動信号を出力することで間欠電源用スイッチ126を間欠的にオンさせるが、このタイミングに同期する読み込みタイミング(図4の間欠電源が「ハイ」のタイミング)であるかを判断する(ステップ61)。
読み込みタイミングであれば、先ず、ウィンカスイッチ104の左ウィンカに対応する入力電圧(誤点灯防止用抵抗22Lの端子電圧)を読み込む(ステップ62)。
ウィンカスイッチ104の入力電圧が予め設定された所定値以上であるか否かを判断し(ステップ63)、入力電圧が所定値以上であれば左ウィンカ点灯のための駆動信号を駆動手段125Lに出力する(ステップ64)。所定値は、電源電圧V0(8〜16V)より小さい値で、Rref・V0/(Rm+Rref)より大きい値を予め設定している。
灯火器101の発光ダイオードFL,INDL,RLでは、駆動手段125Lからの駆動信号を受けて点滅する。また、入力電圧が所定値未満であれば、駆動信号が出力されずに左ウィンカは消灯状態となる(ステップ65)。
続いて、ウィンカスイッチ104の右ウィンカに対応する入力電圧(誤点灯防止用抵抗122Rの端子電圧)を読み込む(ステップ66)。
ウィンカスイッチ104の入力電圧が予め設定された所定値以上であるか否かを判断し(ステップ67)、入力電圧が所定値以上であれば右ウィンカ点灯のための駆動信号を駆動手段125Rに出力する(ステップ68)。
灯火器1の発光ダイオードFR,INDR,RRでは、駆動手段125Rからの駆動信号を受けて点滅する。また、入力電圧が所定値未満であれば、駆動信号が出力されずに右ウィンカは消灯状態となる(ステップ69)。
上述した発光ダイオード点灯回路によれば、ウィンカスイッチ104のオン・オフの判断については、間欠電源用スイッチ手段126により電源電圧が供給されている時(図4の電圧が「ハイ」である時)に入力回路部23で誤点灯防止用抵抗122の端子電圧を検出することで行われる。すなわち、誤点灯防止用抵抗122L(抵抗値Rref)の両端の電圧が上述した設定値以上である場合には、ウィンカスイッチ104がL側にオンであり、誤点灯防止用抵抗122R(抵抗値Rref)の両端の電圧が設定値以上であればウィンカスイッチ104がR側にオンであると判断する。そして、それ以外の場合(設定値より小さい値である場合で、0Vである場合も含む)、ウィンカスイッチ104がオフであると判断する。
したがって、ウィンカスイッチ104にリーク電流が発生していた場合は、入力回路部23に入力される電圧が設定値より小さくなるため、ウィンカスイッチ104がオフであると判断し、駆動手段125による発光ダイオードの点灯を行わないので、リーク時の灯火器101の誤点灯の発生を防止できる。
そして、これらの場合、誤点灯防止用抵抗122には、間欠的に電源電圧が印加されるので、間欠電源のオフのタイミングで放熱を図ることができ、常時印加している場合に比較して抵抗による発熱量の低減を図ることができる。
また、間欠的に電源電圧が印加するようにしたので、許容される発熱量が同じである場合に、入力回路部123に入力する電圧の最大出力を大きく取れるので、ノイズ等の影響に対して強くなりリークの検出精度も向上させることができる。
したがって、デザインの自由度向上を図るため、灯火器のウィンカバルブをLEDに変更するような時に、コストダウンや小型化を図るために従来の非防水のウィンカスイッチを流用した場合でも、雨水等の付着時のリーク電流による誤点灯の発生を防止することができるとともに、発熱量も少なくなるので放熱用の機構を取り付ける必要がない。防水のウィンカスイッチを作成した場合においても、容易に置き換えることができる。
また、誤点灯防止用抵抗122には、省電力用の抵抗を使用することで小型化を図ることができる。
図7は発光ダイオード点灯回路の実施形態の他の例を示すもので、図3と同様の構成を採る部分については同一符号を付している。
この発光ダイオード点灯回路では、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104に対して並列にハザードスイッチ105を接続している。ハザードスイッチ105の一端側が誤点灯防止抵抗122に接続されることで、ハザードスイッチ105のオン時に各誤点灯防止用抵抗122L,122Rに間欠電源が印加し、オフ時に間欠電源の印加が遮断されるように結線されている。
また、バッテリ100と間欠電源用スイッチ手段126との間に、電源保持手段となる電源供給回路129を直列に接続している。電源供給回路129は、間欠電源用スイッチ手段126に対してバッテリ100からの電源電圧を印加するとともに、ウィンカスイッチ(操作スイッチ)104、又はハザードスイッチ105をオン状態にしたままイグニッションスイッチ103をオンからオフ状態に変化させた時に、バッテリ100から駆動手段125のドライバ部125bに電源電圧の供給が保持されるように接続されている。
入力回路部123には、イグニッションスイッチ103から電圧供給線134が接続され、イグニッションスイッチ103のオン・オフ判定が可能なようになっている。電源供給回路129へは、電源供給回路129からの出力供給を制御する制御部124からの制御線135が接続されている。
制御線135は、イグニッションスイッチ103のオン・オフ状態について制御線134を介して入力回路部123が検出し、制御部124よりバッテリ100からの電源供給を保持する保持信号を供給するとともに、ウィンカスイッチ104、又はハザードスイッチ105をオンからオフ状態に変化させた時に、その変化を制御部124が受信し、電源保持を解除する解除信号を供給する。
次に、制御部124により電源供給回路129の電源保持が行われる場合の手順について、図8のフローチャート図を参照しながら説明する。
制御部124は、電圧供給線134によりイグニッションスイッチ103が一旦オン状態となった以降のオン・オフ状態を検出する。イグニッションスイッチ103のオン状態が継続する状況であれば(ステップ81)、電源供給回路129は駆動手段125への電源供給を行うことなく、電源保持フラグを「1」にセットする(ステップ86)。
イグニッションスイッチ103がオン状態からオフ状態となった場合、ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態であるかを検出する(ステップ82)。この検出は、バッテリ100から電源供給回路129及び間欠電源用スイッチ手段126を介して間欠電源の印加による誤点灯防止用抵抗122の端子電圧の値を入力回路部123で判断することで行われる。すなわち、図3の発光ダイオード点灯回路で説明したように、予め設定した設定値との比較を行い、設定値より大きい値であればウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態であると判断する。
ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態である場合に、電源保持フラグが「1」であるかを確認する(ステップ87)。電源保持フラグが「1」である場合、入力回路部123は制御部124へ点灯許可信号を出力し、点灯許可信号を受けた制御部124では、電源供給保持信号を制御線135から電源供給回路129に出力し、電源供給回路129がバッテリ100からの電源電圧を駆動手段125へ供給する(ステップ83)。
この時点でウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオフ状態である場合は、電源供給回路129は駆動手段125への電源電圧の供給は行わない。
次に、ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態であるかどうかを再度判断する(ステップ84)。ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態であるかどうかの判断(ステップ84)は、一定時間毎に行われ、オン状態が継続する限り電源供給回路129により駆動手段125への電源電圧の保持が行われる(ステップ83及びステップ84)。
ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態からオフ状態に変化した場合(ステップ84)、制御部124は電源保持を解除する解除信号を制御線135から電源供給回路129に出力し、解除信号を受けた電源供給回路129はバッテリ100から駆動手段125への電源電圧の供給を解除し(ステップ85)、電源保持フラグを「0」にセットする(ステップ88)。
すなわち、イグニッションスイッチ103がオフ状態、且つ、駆動手段125への電源保持が一旦解除された後は、フラグが「0」になっているので、停止中の車両に第三者がいたずらでウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105をオン状態にしても、電源保持回路129による電源保持は機能しないのでLEDは点灯しない。
電源保持回路129による駆動手段125への電源保持が機能する場合は、ウィンカスイッチ104またはハザードスイッチ105がオン状態で、イグニッションスイッチ103がオン状態からオフ状態にした時だけである。これによりエンジンを停止させても、LEDの点灯を継続させることができる。
上述した発光ダイオード点灯回路によれば、図3の発光ダイオード点灯回路による効果に加えて、リーク電流による誤点灯の防止を図りながら、ハザード点灯機能を追加することができる。防水のハザードスイッチを作成した場合においても、容易に置き換えることができる。
また、図3の発光ダイオード点灯回路におけるウィンカスイッチと同様に、コストダウンのために従来から存在する非防水のハザードスイッチを流用した場合でも、雨水等の付着時のリーク電流による誤点灯の発生を防止することができるとともに、誤点灯防止用抵抗による発熱量も少ないので放熱用の機構を取り付ける必要がない。
1…自動二輪車、 39…ハンドルバー、 44…フロントウィンカ、 45…メータ、 48…リヤウィンカ、 100…バッテリ、 101…灯火器、 102…制御手段、 103…イグニッションスイッチ、 104…ウィンカスイッチ(操作スイッチ)、 105…ハザードスイッチ、 121…入力ポート、 122…誤点灯防止用抵抗、 123…入力回路部、 124…制御部、 125…駆動手段、 125a…電流検出部、 125b…ドライバ部、 126…間欠電源用スイッチ手段、 127…5V電源、 129…電源供給回路、 130…電源線、 131…制御線、 132…信号線、 133…制御線、 134…電圧供給線、 135…制御線。

Claims (9)

  1. 運転者の操作に基づいてオン・オフする操作スイッチ(104)により、車両に設けられた発光ダイオードからなる灯火器(101)を点灯させる制御手段(102)を備えた鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路において、
    前記制御手段(102)は、
    前記操作スイッチ(104)のオン・オフにより電源からの電源電圧が入力される入力ポート(121)と、
    前記入力ポート(121)の入力電圧により、前記操作スイッチ(104)のリーク状態を判別する入力回路部(123)と、
    前記入力回路部(123)の判別結果により灯火器(101)の点灯を制御する制御部(124)と、
    前記操作スイッチ(104)と前記入力回路部(123)間に一端が接続され、他端が接地された誤点灯防止用抵抗(122)とを備えるとともに、
    前記操作スイッチ(104)と電源との間に、前記制御部(124)により周期的にオン・オフ作動される間欠電源用スイッチ手段(126)を設けた
    ことを特徴とする鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  2. 前記間欠電源用スイッチ手段(126)と電源との間に接続されたイグニッションスイッチ(103)を備え、
    前記間欠電源用スイッチ手段(126)は、前記イグニッションスイッチ(103)のオン操作に基づいて、前記制御部(124)によって駆動される請求項1に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  3. 前記入力回路部(123)は、前記周期的に入力される入力電圧の大きさを所定の電圧値と比較し、当該入力電圧の大きさが前記所定の電圧値より小さい時には、リーク状態であると判断して前記制御部(124)への点灯許可信号の出力を禁止する請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  4. 前記制御手段(102)は、前記制御部(124)からの駆動信号により灯火器(101)を点灯駆動する駆動手段(125)を備える請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  5. 前記灯火回路(101)が方向指示器の点灯回路であり、前記操作スイッチ(104)をハンドルバー(39)に設けた請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  6. 前記操作スイッチ(104)に並列にハザードスイッチ(105)を設けるとともに、当該ハザードスイッチ(105)の一端を前記誤点灯防止用抵抗(121)に接続する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  7. 前記操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)をオン状態にしたままイグニッションスイッチ(103)をオンからオフ状態に変化させた時には、前記制御部(124)による前記間欠電源用スイッチ手段(126)への電圧供給を保持する電源保持手段(129)を設けた請求項6に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  8. 前記操作スイッチ(104)、又はハザードスイッチ(105)をオンからオフ状態に変化させた時に、前記制御部(124)による電源保持を解除する請求項7に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
  9. 前記入力回路部(123)が前記操作スイッチ(104)をリーク状態と判別した場合、入力回路部(123)による次のリーク判断時において、前記制御部(124)は、周期的にオン・オフ作動される間欠電源用スイッチ手段(126)のオン時間を長く設定する請求項1に記載の鞍乗型車両の発光ダイオード点灯回路。
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