JP2012011565A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り屑を散乱させることなく回収し、回収された切り屑は散乱しない記録装置を提供する。
【解決手段】本発明の記録装置は、記録媒体20に記録を行う記録部と、移動可能なカッター可動刃30を有し記録媒体20を切断するカッターユニット38と、カッターユニット38で切断された記録媒体20である記録物を受け入れる収納部2とを有する。さらに、カッターユニット38で切断された記録媒体20である切り屑を回収する切り屑回収部33と、カッターユニット38の切断動作に連動して開閉する切り屑回収部蓋35とを有する。また、カッターユニット38で切断された記録媒体20が、切り屑回収部蓋35が開状態の場合に、切り屑回収部33に回収され、切り屑回収部蓋35が閉状態の場合に、収納部2に移動可能となる。さらに、切り屑回収部蓋35は、カッターユニット38による所定の複数回の切断動作に対して、1回の開閉動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記録を行う記録装置に関し、特に記録媒体を切断する機能を有する記録装置に関する。
プリンタ、複写機、およびファクシミリ等の記録装置の1つとして、サーマルプリンタがあり、デジタルカメラ等で取得した画像データを記録媒体に記録する記録装置として、一般家庭で使用されている。サーマルプリンタは、記録済みの記録媒体を排出する位置が様々であり、プリンタ前面に排出するものや、上方に排出するもの、または背面に排出するものもある。最近、省スペースでも設置可能な、設置面積の小さいプリンタへの要望が高まっており、その点で優位な上方排紙方式が注目されている。
このサーマルプリンタには、記録媒体としてロール紙のような連続紙を用い、連続紙への記録が完了した部分をプリンタに内蔵するカッターで切り離し、その切り離されたカット紙状の記録物の周囲には余白を有さない、いわゆるフチなし記録が可能なものがある。
フチなし記録を行う方法の1つとして、排紙用のローラで記録済みの記録媒体の切断位置を調整し、プリンタ内部に設けたカッターを用いて、記録済みの記録媒体を指定のサイズに切断する方法がある。しかし、記録媒体の記録部分と未記録の部分を切断する際、切断位置のズレをなくすことは難しい。そのため、記録部分と未記録部分との境目の位置で切断するのではなく、記録媒体の記録部分と未記録部分との境目の位置がカッターの位置に到達する手前にある状態で記録媒体を切断する方法が行われている。この方法では、記録媒体を切断してカット紙状の記録物を切り出した後の、これから記録を行う記録媒体の側(未記録部分側)に記録部分が少し残っている。そのため、再び記録媒体を搬送し、切断位置のズレを考慮して、カッターの位置よりも下流側に記録部分と未記録の部分との境目が位置するようにする。それにより、カッターの位置よりも下流側に記録部分の残りと未記録の部分を少し含んだ状態で、記録媒体を切断する。このようにすることで、切断したカット紙状の記録物内に未記録部分が含まれることを防げ、しかも切断後に残されたロール紙内に記録部分が含まれることも防げる。このとき切断された、記録部分の残りと未記録の部分を少し含んだ部分(便宜上、本明細書中では「マージン部分」と称する。)は、切り屑となるため、回収する必要がある。
従来技術の一例として、カッターの切断位置の下流側に可動式のガイド部材を設け、カッターの位置の下流側の側部の鉛直方向下側に切り屑回収部を設ける方法がある(例えば特許文献1)。特許文献1には、下方排紙と水平方向排紙の場合が開示されている。初めに記録媒体の記録部分を切断するときにはガイド部材が記録媒体の搬送経路の一部を構成し、次に記録媒体の記録部分の残りと未記録の部分(マージン部分)を切断するときにはガイド部材が移動し、記録媒体の搬送経路が途切れるようにする。このようにすることで、切断されたマージン部分、つまり切り屑は記録媒体の搬送経路から外れ、自由落下し、カッターの位置の下流側の側部の鉛直方向に設けられた切り屑回収部に収容される。
特開2004−160855号公報
しかしながら、上述の従来技術では切り屑回収部が密閉されていないため、ユーザーが持ち運ぶ際などに記録装置が傾いたときに記録装置内部で切り屑が散乱して、記録不良や排紙不良などの原因となる場合がある。また、デザイン性の向上や設置面積の省スペース化のために上方排紙が望まれる場合がある。水平方向排紙や下方排紙に適用されていた上述の従来技術を、上方排紙に適用しようとすると、切り屑が自由落下する際にカッター位置よりも下流側ではなく、上流側の搬送経路内に戻ってきてしまうため、記録装置内部に切り屑が散乱してしまう。このような切り屑の散乱が、以降の記録や搬送の妨げとなる可能性がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、上方排紙の記録装置において切り屑を散乱させることなく回収し、一度回収された切り屑は散乱しないようにする、記録装置を提供することにある。
本発明の記録装置は、記録媒体に記録を行う記録部と、移動可能なカッター可動刃を有し記録媒体を切断するカッターユニットと、カッターユニットにより切断された記録媒体である記録物を受け入れる収納部とを有する。さらに、カッターユニットにより切断された記録媒体である切り屑を回収する切り屑回収部と、開閉可能な蓋であって、カッターユニットの切断動作に連動して開閉する切り屑回収部蓋とを有する。また、カッターユニットで切断された記録媒体が、切り屑回収部蓋が開状態の場合に、切り屑回収部に回収され、切り屑回収部蓋が閉状態の場合に、切り屑回収部蓋により切り屑回収部への進入が規制されることにより収納部に移動可能となるように構成されている。切り屑回収部蓋は、カッターユニットによる所定の複数回の切断動作に対して、1回の開閉動作を行う。
本発明によれば、上方排紙をすることができ、かつ一度回収した切り屑の散乱を防止することができる。
本発明に係る記録装置の一実施形態の断面の概略図である。 カッター可動刃が待機位置にある状態のカッターユニット周辺部の拡大概略図である。 切り屑回収部蓋の概略斜視図である。 レバー部材の移動による切り屑回収部蓋の開閉動作を説明するための図である。 記録済みロール紙を切断する直前の状態の概略図である。 記録済みロール紙が切断された直後の状態の概略図である。 切り屑回収部蓋が開いた状態の概略図である。 マージン部分を切断する直前の状態の概略図である。 切り屑が切り屑回収スペースへ収容される様子を示す概略図である。 カッター可動刃の移動動作と切り屑回収部蓋の開閉動作のタイミングチャートである。 切り屑回収部蓋とレバー部材の概略斜視図である。 カッター可動刃の概略図である。 本発明に係る記録装置の他の実施形態の断面の概略図である。 他の実施形態におけるロール紙の切断方法と、切り屑回収部蓋の動作を説明する概略図である。
以下に、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の機能を有する構成には添付図面中、同一の番号を付与し、その説明を省略することがある。
図1に、本発明に係る記録装置の一実施形態の断面の概略図を示す。
本発明の記録装置は前面カバー11と背面カバー12とにより、記録装置内部構造が覆われて保護されている。この記録装置は、用紙カセット21から引き出されたロール紙20に対しサーマルヘッド13によって記録を行った後に、このロール紙20を切断して、所望の大きさのカット紙状の記録物を得る構成である。こうして得られた記録物は、上部に位置する収納部2内に収納される。
具体的には、記録媒体である連続した帯状のロール紙20は、ボビン22に巻かれ、用紙カセット21の内部に保持されている。用紙カセット21には、用紙カセット21内からロール紙20を排出できるように、外周面の一部にスリット21aが設けられている。給紙時においては、ボビン22が回転し、ロール紙20の先端がスリット21aを介して用紙カセット21の外部に送り出される。
本実施形態では、記録媒体が用紙カセット21の内部から後述する記録部を通り、後述するカッターユニットにより記録媒体の記録部分が切断され、切断されて分離した記録物が収納部2に至るまでの経路を、「記録媒体の搬送経路」と称する。
ロール紙20の搬送方向に見て、用紙カセット21の下流には、キャプスタンローラ23と、ロール紙20の搬送経路を挟んでキャプスタンローラ23と対向する位置にあるピンチローラ24とのローラ対R1が設けられている。用紙カセット21から送り出されたロール紙20は、ローラ対R1に挟持され、キャプスタンローラ23が図中時計回りに回転駆動することで搬送される。
ローラ対R1の下流側には、記録部が設けられている。記録部にはサーマルヘッド13と、ロール紙20の搬送経路を挟んでサーマルヘッド13と対向する位置にあるプラテンローラ14とが設けられている。サーマルヘッド13は、回動中心15bを備えるヘッドアーム15及び弾性部材で構成されるコイルスプリング15aと略一体的に構成されている。サーマルヘッド13は、図示しないカムギア等の制御によってヘッドアーム15と一体的にプラテンローラ14に向かって移動可能であり、回転中心15bを中心に反時計回りに回動することで、プラテンローラ14側に付勢される。
また、インクシート16を収納しておく供給側インクシートボビン17と、使用したインクシート16を巻き取っていく巻取り側インクシートボビン18が設けられており、インクシート16はサーマルヘッド13とプラテンローラ14との間を通っている。各インクシートボビン17、18は、インクシート16を保護するインクシートケース19に囲まれている。
サーマルヘッド13は複数の発熱素子を有する加熱部を備えており、不図示の制御基板の信号により発熱素子を選択的に加熱し、インクシート16上に一様に塗布されたインクをロール紙20に熱転写する。具体的には、サーマルヘッド13をプラテンローラ14に向かって押圧し、供給側インクシートボビン17から巻き解かれ供給されるインクシート16とロール紙20とを適当な圧力及び温度で圧着させることで、ロール紙20へのインクの熱転写を可能としている。
フルカラーで記録を行う場合、イエロー、マゼンタ、シアンの3色が順番にインクシート16に塗布されており、各色を繰り返し重ねて熱転写することでフルカラーの画像が形成される。1色目の熱転写が終わると、キャプスタンローラ23を逆回転させロール紙20の先端をサーマルヘッド13の記録開始位置まで一旦戻し、キャプスタンローラ23を正回転させて、2色目以降の熱転写を開始する。同様な手順で3色の熱転写が完了すると、最後に保護フィルムが同様の熱転写により記録部分をオーバーコートし、記録が完了する。
サーマルヘッド13とプラテンローラ14の下流側には、ロール紙20の搬送のためのガイド部材25と、排紙ローラ26とロール紙20の搬送経路を挟んで排紙ローラ26と対向する位置にある従動ローラ27とのローラ対R2が設けられている。サーマルヘッド13によって熱転写され、記録が完了したロール紙20は、ガイド部材25を通過し、排紙ローラ26と従動ローラ27とのローラ対R2によって挟持され、排紙ローラ26の回転駆動により、さらに下流側に搬送される。
ローラ対R2の下流側には、略水平方向に移動可能なカッター可動刃30と、ロール紙20の搬送経路を挟んでカッター可動刃30と対向する位置にあるカッター固定刃31とを有するカッターユニット38が設けられている。また、カッターユニット38の下流側には、カッター可動刃30に連結されており、切断された記録済み部分(カット紙状の記録物)20aを後述する収納部2へ押し出すための押し出し補助部材32が設けられている。カッター可動刃30とカッター固定刃31が、はさみ状に2つの刃がすりあわされることにより、ロール紙20を切断する。本実施形態では、ロール紙20が下方から上方へ実質的に垂直方向に移動し、カッター可動刃30の刃先が、このロール紙20に対して直交する方向から当接することにより良好な切断が可能になる。そのため、カッター可動刃30およびカッター固定刃31は実質的に水平に位置して実質的に水平方向に移動する構成になっている。
そして、最も下流側には、カット紙状の記録物20aを受け入れる収納部2が設けられている。なお図1では収納部2には切断されたカット紙状の記録物20aの束3が収納されている。
前面カバー11の収納部2側の端部には、先端が記録装置の内部に位置し、収納部2側に湾曲している、押し出し部11aが設けられており、これにより、カット紙状の記録物20aは収納部2へ押し出される。
カッターユニット38と、収納部2との間には、切り屑を収納しておくための空間である切り屑回収スペース34を有する切り屑回収部33が設けられ、切り屑回収部33の開口部37がロール紙20の搬送経路上に位置している。また、収納部2には、回転中心35aを有する切り屑回収部蓋35が取り付けられており、切り屑回収部33の開口部37は、切り屑回収部蓋35により開閉可能となっている。なお、図1では開口部37が閉じられた状態となっている。
次に図2〜図4を用いて、カッターユニット38と、切り屑回収部蓋35について説明する。
図2は、カッター可動刃30が待機位置にある状態のカッターユニット38周辺部の拡大概略図であり、(a)は上方から見た概略図、(b)は下方から見た概略図である。
カッター固定刃31と待機位置でのカッター可動刃30との隙間40は、ロール紙20の搬送経路に位置している。ロール紙20が隙間40に位置し、カッター可動刃30が矢印Bの方向に移動することで、ロール紙20はカッターユニット38により切断される。
また、ウォームギア41aが接続された駆動モータ41が設けられており、駆動モータ41は配線材41bを介して不図示のメイン制御基板に接続されている。メイン制御基板から配線材41bを伝って電気信号を受け、駆動モータ41が駆動される。
ウォームギア41aは、カッター可動刃駆動ギア42に噛み合っており、カッター可動刃駆動ギア42には、後述する支持部材43側の面であり、回転中心から離れた位置にカッター可動刃駆動ギアピン42aが設けられている。このカッター可動刃駆動ギアピン42aは、カッター可動刃30に設けられた長穴30aに挿入されている。モータ41の駆動により回転したウォームギア41aがカッター可動刃駆動ギア42を回転させ、カッター可動刃駆動ギア42と同期して回転するカッター可動刃駆動ギアピン42aがカッター可動刃30を矢印Bおよびその反対方向へ往復運動させる。
支持部材43の一方の面にカッターユニット38が取り付けられ支持されており、他方の面には、カッター可動刃駆動ギア42が設けられている。また、支持部材43の側部には、立て壁43aが設けられ、カッター可動刃30が矢印Bおよびその反対方向へ移動するように規制している。
カッター可動刃駆動ギア42のカッター可動刃30とは反対側の面には、回転中心がカッター可動刃駆動ギア42と同じ内周ギア42bが設けられている。内周ギア42bはレバー部材駆動ギア44に噛み合っている。また、レバー部材駆動ギア44の支持部材43とは反対側の面からレバー部材45と当接可能なレバー部材駆動ギアピン44aが突出している。レバー部材駆動ギア44が回転したときのレバー部材駆動ギアピン44aの軌跡44a1が2点鎖点で示されている。切り屑回収部蓋35に連結したレバー部材45は、矢印Dの方向に移動することにより、切り屑回収部蓋35が開いて開口部37が開放される仕組みとなっている。切り屑回収部蓋35は閉じる方向にバネ46によって付勢されているため、レバー部材45は矢印Dと反対の方向に付勢されている。この仕組みの詳細については図3、図4を用いて後述する。レバー部材45のレバー部材駆動ギアピン44aが当接する面は、ロール紙20の幅方向(図中水平方向)に伸びる直線部分45a、45cと、レバー部材駆動ギアピン44aの軌跡44a’と同じ曲率を有する曲線部分45bとを有する。つまりレバー部材45のレバー部材駆動ギアピン44aが当接する部分45a、45b、45cでカム形状をしているカム部が構成されている。
図3は、切り屑回収部蓋35の概略斜視図である。切り屑回収部蓋35は、回転中心35a、つまり回転軸となる回転支持部材35dが切り屑回収部蓋35の端部に設けられており、収納部2に軸支されている(図4参照)。矢印Cの方向に回転することで、切り屑回収部蓋35は開き、開口部37が開放される。また、回転支持部材35dより外側に腕部35gが設けられており、腕部35gにはフック35eとピン35fとが設けられている。さらに、切り屑回収部蓋35の回転中心となる端部とは反対の端部には切り屑回収部蓋35が開くときに回転する方向と同方向に突出する突起35cが設けられている。
図4は、レバー部材45の移動による切り屑回収部蓋35の開閉動作を説明するための図である。
収納部2の外側側面からフック2aが突出している。切り屑回収部蓋35は、回転支持部材35dの位置で収納部2の側面を介して腕部35gが収納部の外部に突出している。矢印Eの方向に引っ張る張力が働き、切り屑回収部蓋35の閉じる動作を促すバネ46がフック2aと切り屑回収部蓋35の腕部35gに設けられたフック35eとに係止されている。レバー部材45には長穴45eが設けられており、長穴45eには、切り屑回収部蓋35の腕部35gから突出したピン35fが挿入されている。
図2〜図4を用いて切り屑回収部蓋の開閉動作について説明する。図2(b)に示す位置からレバー部材駆動ギア44が時計回りに回転することによって、レバー部材駆動ギアピン44aはまず直線部分45aと当接する。さらにレバー部材駆動ギア44が回転することで、レバー部材45を矢印Dの方向に移動させつつレバー部材駆動ギアピン44aは直線部分45aから曲線部分45bの方向に移動する。また、レバー部材45が矢印Dの方向に移動することで、図4に示すピン35fが長穴45eの内面に押され、切り屑回収部蓋35は35aを中心に矢印Cの方向に回転し、切り屑回収部蓋35が開く。レバー部材45に長穴45dが設けられ、ガイド部材25の側面から突出したピン25a1、25a2が長穴45dに挿入されていることで、レバー部材45の移動方向を規制している。
レバー部材駆動ギアピン44aが曲線部分45bの位置に来ると、曲線部分45bの曲率はレバー部材駆動ギアピン44aの軌跡44a1と同じなので、レバー部材駆動ギアピン44aは曲線部分45bに沿って直線部分45cに移動する。そのため、レバー部材45の動きは停止する。つまり、切り屑回収部蓋は開いたままの状態である。
レバー部材駆動ギアピン44aが直線部分45cの位置に来ると、レバー部材45は矢印Dと反対の方向に付勢されているため、レバー部材45は矢印Dとは反対方向に動き出す。そして、切り屑回収部蓋35は、35aを中心に矢印Cの方向とは逆向きに回転し、切り屑回収部蓋が閉まる。レバー部材駆動ギア44をカムギアにして、カム機構を形成してもよく、また、カムの形状を変えることで、カッター可動刃30と切り屑回収部蓋35の動作のタイミングを調整することが可能となる。
レバー部材駆動ギア44の歯数を内周ギア42bの歯数の2倍にすることで、レバー部材駆動ギア44の回転数は、カッター可動刃駆動ギア42の回転数の2分の1になる。つまり、カッター可動刃30の切断動作が2回行なわれるにつき、レバー部材45に連結されている切り屑回収部蓋35の開閉は1回行われることとなる。
ただし、カッター可動刃30の切断動作と切り屑回収部蓋35の開閉動作の回数の比は、カッター可動刃駆動ギア42とレバー部材駆動ギア44の歯数、すなわち回転比を変えることで自由に設定できる。つまり、カッター可動刃30の任意の複数回の駆動に対して、切り屑回収部蓋35を1回開閉させることができる。切り屑回収部蓋35をカット紙状の記録物20aの切断から、未記録のロール紙20に次の記録が行われるまでに駆動させるカッター可動刃30の回数に基づいてギア42、44の歯数(回転比)を決定する。そして、切り屑20bが生成するタイミングに合わせて切り屑回収部蓋35が開くようにカムの形状を決定することにより、本実施形態と記録手順が異なっている記録装置でも本発明を適応することができる。
カッター可動刃30と切り屑回収部蓋35を連動させる機構は、本実施形態の構成に限定されるものではない。カッター可動刃30の移動に対しての所定のタイミングで(例えば2回に1回の割合で)切り屑回収部蓋35が開くことができれば、いかなる連動機構を用いても構わない。
次に図5〜9を用いて、本発明におけるロール紙20の切断方法と、切り屑回収部蓋35の動作について説明する。
図5は、ロール紙20の記録済み部分を切断する直前の状態の概略図である。ロール紙20の記録済み部分を切断する前では、切り屑回収部蓋35は、切り屑回収部33の開口部37を閉じた状態(閉状態)となっている。ロール紙20の記録済み部分をカッターユニット38による切断位置から突出させ、かつロール紙20の記録済み部分の後端部がカッターユニット38による切断位置より上流側に位置するようにする。そしてこの状態からカッター可動刃30を固定刃31へ移動させることで、ロール紙20が切断され、カット紙状の記録物20a(図6参照)が得られる。
図6は、ロール紙20の記録済み部分が切断されてカット紙状の記録物20aが切り出された直後の状態の概略図である。この状態でも切り屑回収部蓋35で切り屑回収部33の開口部37を閉じておくことで、記録物20aの切り屑回収部33内への進入を規制できる。カッター可動刃30が切り屑回収部蓋35から離れた待機位置から移動し、固定刃31と重なり合い、さらにカッター可動刃30の先端30aが切り屑回収部蓋35の一部とオーバーラップする位置まで移動する。このようにすることで、カット紙状の記録物20が押し出し補助部材32により、収納部2に向かう方向へ切り屑回収部蓋35の上面まで押し出される。
図7は、切り屑回収部蓋35が開いた状態の概略図である。カッター可動刃30が移動前の待機位置に戻り始めてから、後述するようにすこし時間を置いて切り屑回収部蓋35は回転中心35aを中心に図中時計回りに回転し、切り屑回収部33の開口部37が開かれた状態(開状態)となる。なお、カッター可動刃30が待機位置に戻るタイミングと、切り屑回収部蓋35が開くタイミングについては、カッター可動刃30と切り屑回収部蓋35の連動を示した図10のタイミングチャートを用いて後述する。
切り屑回収部蓋35が開く際に、カット紙状の記録物20aの後端部20a1が切り屑回収部蓋35に蹴り出され、収納部2側に押し出される。
切り屑回収部蓋35の開き角度(回転角度)が同じ場合、切り屑回収部蓋35の回転中心35aからの距離が短いとき、回転中心35aからの距離が長い場合に比べ、切り屑回収部蓋35の移動量が小さい。そのため、切り屑回収部蓋35の回転中心35a側の端部35hを他の部分より下向きに傾斜させることで、移動量の小さな回転中心35a付近にカット紙状の記録物20aが引っかかって落下しないという不具合を防止することができる。また、小さい開き角度でもカット紙状の記録物20aを送り出すことができるので、省スペース化に貢献できる。
上述したように、切り屑回収部蓋35の先端部には切り屑回収部蓋35の上面から突出する突起35cが設けられている。この突起35がカット紙状の記録物20aの後端部20a1を引っ掛けることで、カット紙状の記録物20aを収納部2側へより確実に送り出すことができる。
図8は、ロール紙20の記録部分の残りと未記録の部分を少し含んだ部分をマージン部分20b1として切断する直前の状態の概略図である。排紙ローラ26の回転駆動によりロール紙20が送り出され、マージン部分20b1の長さだけカッターユニット38の切断位置より突出している。つまり、切断後に残っているロール紙20の記録済み部分の後端部がカッターユニット38の切断位置より下流側に位置する。また、切り屑回収部蓋35を開けたままにしておき、切り屑回収部33の開口部37を開放しておく。この状態からカッター可動刃30を移動させ、カッター可動刃30とカッター固定刃31によりマージン部分20b1を切り落とす。そして、ロール紙20から分離したマージン部分20b1が切り屑20b(図9参照)となる。
図9は、切り屑20bが切り屑回収スペース34へ収容される様子を示す概略図である。切り屑回収部33には取手33aが設けられており、矢印Aの方向へ引き出すことで、切り屑回収部33に堆積される切り屑を捨てることが可能となっている。
カット紙状の記録物20aの場合と同様に、切り屑20bはカッター可動刃30に連結している押し出し補助部材32により収納部2側に押し出される。しかし、カット紙状の記録物20aの場合と異なり、切り屑回収部蓋35が開いており、切り屑回収部33の開口部37が開放された状態である。そのため、切り屑20bは、収容ケース2へ送られず、開口部37を介して落下し、切り屑回収部33の切り屑回収スペース34に収容される。
カッター可動刃30が待機位置に戻り始めると、後述するように少し時間を置いて切り屑回収部蓋35が閉じ始め、ロール紙20に記録を行う前の待機状態(図1参照)となる。万が一、切り屑20bが開口部37付近で引っ掛っていたとしても、切り屑回収部蓋35が閉まることで、切り屑回収スペース34に切り屑20bを押し出すことができる。
次に前記したカッター可動刃30の移動動作と、それに連動する切り屑回収部蓋35の開閉動作のタイミングについてより詳細に述べる。
図10はカッター可動刃30の移動動作と切り屑回収部蓋35の開閉動作のタイミングチャートである。2つの曲線とも横軸は時間を示し、曲線48はカッター可動刃30の位置を縦軸で示し、曲線49は切り屑回収部蓋35の開き角度を縦軸で示している。カッター可動刃位置1とはロール紙20の搬送時の待機状態の位置(図5参照)である。カッター可動刃位置2とはカッター可動刃30が最大量移動した位置であり、つまりカッター可動刃30の先端が切り屑回収部蓋35とオーバーラップする位置である(図6参照)。時間T0は、ロール紙20の記録済み部分を切断するためにカッター可動刃30が動き出すときを示し、時間T1はマージン部分20b1を切断してカッター可動刃30が待機状態まで戻ったときを示す。T1後、再び記録が行われ、記録済ロール紙を切断するときは、T0の状態に戻る。
以下に1サイクルの動作を簡単に記述する。
カッター可動刃30が待機位置(図5の状態)から移動し、ロール紙20の記録済み部分が切断され(カット紙状の記録物20aとなる)、カッター可動刃30が最も移動した位置であるカッター可動刃位置2に到達する(図6の状態)。次にカッター可動刃30が待機位置に戻り始め、最も移動した位置(カッター可動刃位置2)と待機位置(カッター可動刃位置1)とのほぼ中間地点に至ると、切り屑回収部蓋35が開き始め、図7に示すように、切り屑回収部蓋35が全開になる。このとき、切断されたカット紙状の記録物20aは、切り屑回収部蓋35および押し出し補助部材32によって収納ケース2に押し込まれている。そして、図8に示すように、切り屑として廃棄する分だけロール紙20のマージン部分20b1が搬送される。カッター可動刃30が再び動き始め、マージン部分20b1が切断され、カッター可動刃30がカッター可動刃位置2に到達する(図9の状態)。このときに、切断されたマージン部分20bは、カッター可動刃30および押し出し補助部材32に押し出されて、開口部37から切り屑回収スペース34内に落下させられる。次にカッター可動刃30が待機位置に戻り始め、カッター可動刃30が最も移動した位置(カッター可動刃位置2)と待機位置(カッター可動刃位置1)とのほぼ中間位置に来た時点で切り屑回収部蓋35が閉じ始める。そして図1に示すように、切り屑回収部蓋35が完全に閉じ、カッター可動刃30が待機位置であるカッター可動刃位置1に到達する。このようにして1つのサイクルが行われる。つまり、1枚の記録物20aを形成する記録動作に対し切り屑回収部蓋35は1回開閉動作を行なうことになる。
次に、図11を用いて、切り屑回収部蓋35を閉じる方向に付勢するバネ46を用いなくても、切り屑回収部蓋35を開閉させることが可能となる構造について説明する。
図11は切り屑回収部蓋35’とレバー部材45’の概略斜視図である。レバー部材45’にカム溝50aが設けられており、カム溝50aには、レバー部材駆動ギア44(図2(b)参照)のレバー部材駆動ギアピン44a(図2(b)参照)が挿入される。カム溝50aの円弧部分の中心50cは、レバー部材駆動ギア44の回転中心と一致した位置にある。レバー部材駆動ギア44が回転すると、レバー部材駆動ギアピン44aが二点鎖線で示す軌跡44a1に沿ってカム溝50a内を移動する。このとき、レバー部材駆動ギアピン44aが直線部50bを移動する時には、レバー部材駆動ギアピン44aが直線部50bを矢印D方向に押すため、切り屑回収部蓋35’は開く動作を行う。レバー部材駆動ギアピン44aが直線部50bを通過後、曲線部50dを移動するときには、レバー部材駆動ギアピン44aが曲線部50dを矢印Dとは逆方向に押すため、切り屑回収部蓋35’は閉じる動作を行う。
このようにすることで、切り屑回収部蓋35’を閉じる方向に付勢するバネがなくても、切り屑回収部蓋35’を閉じる動作を、カム溝50aによって行うことができる。
次に、図12を用いて、押し出し補助部材32を用いなくても、ほぼ同様な効果が得られるカッター可動刃30の形状について説明する。
図12はカッター可動刃30の概略図である。カッター可動刃30は、矢印Bの方向に移動することで、ロール紙20をカットする。カッター可動刃30の刃面を平坦にせず、刃先面30aと刃先面30aより急な角度の面30bとで構成する。このようにすることで、ロール紙20からカット紙状の記録物20aや切り屑20bとなる部分を切断したときに、カッター可動刃30の刃面に沿ってカット紙状の記録物20aや切り屑20bが乗り上げてしまうことを防止する。
これにより、押し出し補助部材32によるカット紙状の記録物20aや切り屑20bのカッター可動刃30の刃面への乗り上げ防止の効果とほぼ同様の効果が得られ、押し出し補助部材32が不要となり、部品点数削減に貢献できる。
ロール紙20のカット紙状の記録物20aやマージン部分20b1となる部分を切断するときに、カッター可動刃30の1度の動作で切断できず、再度カッター可動刃30を移動させる場合がある。この場合は、切り屑回収部蓋35の開閉のタイミングとロール紙20の搬送のタイミングがずれてしまう。つまり、切り屑回収部蓋35が閉じたまま切り屑20bを生じさせてしまう。このような場合、カット紙状の記録物20aとなる部分や、ロール紙20の切断後、切り屑回収部蓋35を移動させずに1度カッター可動刃30のみを駆動させて、タイミングのずれを直せばよい。例えば、切り屑回収蓋の近傍にセンサを配置して切り屑回収蓋の位置(開閉状態)を検出し、あるべき位置にない場合はタイミングがずれたと判断して、カッター可動刃を1度駆動させるとよい。
前記のように切り屑回収部蓋35の開閉のタイミングとロール紙20の搬送のタイミングがずれたまま電源がOFFされた場合は、電源投入後や記録開始前に、切り屑回収部蓋35の開閉のタイミングとロール紙20の搬送のタイミングが一致しているか検出する。ずれていた場合は正しいタイミングになるように、切り屑回収部蓋35を移動させずにカッター可動刃30のみを1度駆動させる。タイミングが正しいか否かの検出は、例えばレバー部材駆動ギア44の回転位置の検出や切り屑回収部蓋35の位置の検出により行えばよい。
以上のように本発明の記録装置では、上方排紙を行いつつ、切り屑20bを回収する切り屑回収部33を下部に設置することができ、かつ、切り屑回収部33の開口部37は切り屑回収部蓋35を用いて開閉が可能である。そのため、回収された切り屑20bが散乱することを防止することができる。また、カッター可動刃30と切り屑回収部蓋35とがカムなどで互いに連動して作動することで、カッター可動刃30と切り屑回収部蓋35の作動のタイミングを簡単に調節することができる。
次に、本発明に係る記録装置の他の実施形態について説明する。
図13〜図14を用いて、水平方向に排紙をする記録装置について説明する。本実施形態の記録装置は上述の実施形態の記録装置を、排紙が水平方向になるように倒した形態となっており、基本構成は上述の実施形態の記録装置と同じである。そのため、上述の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。また、ロール紙20の切断工程についてのみ説明する。切断工程以外の工程については上述の実施形態と同様である。
図13は本発明に係る記録装置の他の実施形態の断面の概略図であり、ロール紙20のカット紙状の記録物20aとなる部分を切断する直前の様子を表している。
本実施形態においては、ロール紙20は水平方向に搬送される。カッター可動刃30とカッター固定刃31は、ロール紙20をロール紙20に対して垂直方向から切断するため、カッターユニット38は、ロール紙20に対して垂直方向に設けられている。また、搬送経路のカッターユニット38と収容ケース2との間、つまり、カッターユニット38の下方であり、収容ケース2と接するように切り屑回収スペース34を有する切り屑回収部33が設けられている。この切り屑回収部33は、カッターユニット38と収容ケース2の間に、開口部37を有している。そして、収納部2に取り付けられ回転中心35aを有する切り屑回収部蓋35により、開口部37が覆われている。上述の実施形態と同様に、切り屑回収部33の開口部37は、切り屑回収蓋35により開閉する。なお、本実施形態では、切断されたカット紙状の記録物20aや切り屑20b(図14(c)参照)は、カッターユニット38で切断されると自由落下するため、上述の実施形態のような押し出し補助部材32を設けなくてよい。
次に図14を用いて、本実施形態におけるロール紙20の切断方法と、切り屑回収部蓋35の動作について説明する。
図14(a)はカット紙状の記録物20aとなる部分を切断した直後の様子を示す概略図である。切り屑回収部蓋35を閉じた状態でロール紙20の記録済み部分を切断すると、カッターユニット38の切断位置から切断されたカット紙状の記録物20aが自由落下し、カット紙状の記録物20aの後端部が切り屑回収部蓋35に乗った状態になる。
図14(b)はロール紙20のマージン部分20b1を切断する直前の様子を示す概略図である。図14(a)で示すカット紙状の記録物20aとなる部分を切断した状態から、カッター可動刃30が待機位置に戻る。そして、切り屑回収部蓋35が回転中心35aを中心に図中時計回りに回転して開くことで、切り屑回収部蓋35の突起部35cによって、カット紙状の記録物20aが収容ケース2の方向へと蹴り出される。続いて排紙ローラ26の回転駆動によりロール紙20が送り出され、マージン部分20b1がカッターユニット38による切断位置より突出させられる。
図14(c)は切り屑20bが切り屑回収スペース34へ収容される様子を示す概略図である。切り屑回収部蓋35が開いた状態のままなので、切り屑回収部33の開口部37が開放されている。そのため、切り落とされたマージン部分20b1である切り屑20bは自由落下することで開口部37を介して切り屑回収部33の切り屑回収スペース34内に回収される。そして、切り屑回収部蓋35が閉じると、次の記録が開始される。このようにして1サイクルが行われる。
カッター可動刃30の移動動作と切り屑回収部蓋35の開閉動作のタイミングについては上述の実施形態と同じなので、説明は省略する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2 収納部
20ロール紙(記録媒体)
20aカット紙状の記録物
20b切り屑
30カッター可動刃
33切り屑回収部
35、35’切り屑回収部蓋
37開口部
38カッターユニット

Claims (12)

  1. 記録媒体に記録を行う記録部と、
    移動可能なカッター可動刃を有し前記記録媒体を切断するカッターユニットと、
    前記カッターユニットにより切断された記録媒体である記録物を受け入れる収納部と、
    前記カッターユニットにより切断された記録媒体である切り屑を回収する切り屑回収部と、
    開閉可能な蓋であって、前記カッターユニットの切断動作に連動して開閉する切り屑回収部蓋と、を備えており、
    前記カッターユニットにより切断された記録媒体が、前記切り屑回収部蓋が開状態の場合に、前記切り屑回収部に回収され、前記切り屑回収部蓋が閉状態の場合に、前記切り屑回収部蓋により前記切り屑回収部への進入が規制されることにより前記収納部に移動可能となるように構成され、
    前記切り屑回収部蓋は、前記カッターユニットによる所定の複数回の切断動作に対して、1回の開閉動作を行うことを特徴とする、記録装置。
  2. 前記記録媒体の記録済み部分の後端部が、前記記録媒体の搬送方向に見て前記カッターユニットの上流側に位置した状態で前記カッターユニットが前記記録媒体を切断してカット紙状の記録物を切り出すときには、前記切り屑回収部蓋が閉じており、前記記録媒体の記録済み部分の後端部が前記カッターユニットの下流側に位置した状態で前記カッターユニットが前記記録媒体を切断して、マージン部分を切り屑として切り落とすときには、前記切り屑回収部蓋が開いているように、前記切り屑回収部蓋は前記カッター可動刃と連動するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録装置は、1枚の記録物の記録動作に対して、前記カッターユニットによる切断動作を2回行って、記録物と切り屑を生成し、
    前記切り屑回収部蓋は、前記カッターユニットによる2回の切断動作に対して、1回の開閉動作を行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記カッターユニットは、移動可能なカッター可動刃を有し、前記カッター可動刃を移動させることにより記録媒体の切断動作を行なう、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記カッター可動刃には、前記記録物や前記切り屑を前記切り屑回収部に向かって押し出すための押し出し補助部材が設けられている、請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記切り屑回収部蓋に連結されているレバー部材と、前記カッター可動刃を駆動するためのカッター可動刃駆動ギアと、前記レバー部材を駆動するためのレバー部材駆動ギアと、を有し、
    前記カッター可動刃駆動ギアと前記レバー部材駆動ギアとは、所定の回転比で同期して回転するように構成されており、前記カッター可動刃の移動と前記切り屑回収部蓋の開閉とのタイミングが、前記カッター可動刃駆動ギアと前記レバー部材駆動ギアとの前記所定の回転比によって決められている、請求項4または5に記載の記録装置。
  7. 前記カッターユニットを支持する支持部材と、前記切り屑回収部蓋に連結されているレバー部材と、を有し、
    前記支持部材の一方の面には前記カッターユニットが設けられ、前記支持部材の他方の面には、カッター可動刃駆動ギアが設けられており、
    前記カッター可動刃駆動ギアの前記支持部材に向いた面に設けられたカッター可動刃駆動ギアピンが前記カッター可動刃に設けられた長穴に挿入されており、
    前記カッター可動刃駆動ギアの前記支持部材とは反対側の面には、回転中心が前記カッター可動刃駆動ギアと同じ内周ギアが設けられ、
    また、前記内周ギアと噛み合うレバー部材駆動ギアが設けられており、
    前記レバー部材駆動ギアの前記支持部材とは反対側の面にはレバー部材駆動ギアピンが設けられており、前記レバー部材駆動ギアピンは前記レバー部材と当接することができる、請求項4または5に記載の記録装置。
  8. 前記レバー部材の、前記レバー部材駆動ギアのレバー部材駆動ギアピンと当接する部分がカム形状をしている、請求項6または7に記載の記録装置。
  9. 前記切り屑回収部蓋は、一方の端部に位置する回転支持部材を介して前記切り屑回収部に取り付けられ、前記切り屑回収部の前記回転支持部材には、前記切り屑回収部の側面を介して外部に突出している腕部が設けられ、該腕部にはフックとピンが設けられており、前記腕部の前記フックと、前記切り屑回収部の外側側面に設けられたフックには引っ張る張力が働くようなバネが係止され、前記腕部の前記ピンは、前記レバー部材に設けられた長穴に挿入されている、請求項6から8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記回転支持部材は回転軸を構成しており、前記切り屑回収部蓋は前記回転軸を中心に回動する、請求項9に記載の記録装置。
  11. 前記切り屑回収部蓋の、前記回転軸とは反対側の端部には、前記切り屑回収部蓋が開く方向に突出する突起が設けられている、請求項10に記載の記録装置。
  12. 記録媒体に記録を行う記録部と、移動可能なカッター可動刃を有し前記記録媒体を切断するカッターユニットと、前記カッターユニットにより切断された記録媒体である記録物を受け入れる収納部と、前記カッターユニットより切断された記録媒体である切り屑を回収する切り屑回収部と、開閉可能な蓋であって、前記カッターユニットの切断動作に連動して開閉する切り屑回収部蓋と、を有する記録装置における記録媒体の切り屑の散乱を防止する方法であり、
    前記切り屑回収部蓋で前記切り屑回収部の開口部を閉じたまま、前記記録媒体の記録済み部分の後端部が、前記記録媒体の搬送方向に見て前記カッターユニットによる切断位置の上流側に位置した状態で、前記カッター可動刃を移動させて、前記記録媒体を切断してカット紙状の記録物を切り出し、
    前記カッター可動刃を待機位置に移動させるとともに前記切り屑回収部蓋を移動させて前記開口部を開けて、前記記録媒体の前記記録済み部分の後端部が前記カッターユニットによる切断位置より下流側に位置するまで前記記録媒体を搬送し、
    前記カッター可動刃を再び移動させて前記記録媒体を切断してマージン部分を切り屑として切り落とし、該切り屑を、前記開口部を介して前記切り屑回収部に収容し、
    前記カッター可動刃を待機位置に移動するとともに前記切り屑回収部蓋を移動させて前記開口部を閉じる、記録媒体の切り屑の散乱を防止する方法。
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