JP2011527014A - 自動試験装置システム用追跡回路及び方法 - Google Patents

自動試験装置システム用追跡回路及び方法 Download PDF

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Abstract

受信ディジタルデータ信号同期化用のディジタルデータ信号捕獲回路は受信ディジタルデータ信号の状態遷移を検出する遷移検出器を含む。遷移検出器は受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルし、第1時刻と第2時刻の間で状態遷移が発生したかどうか及び第1時刻と第3時刻の間で状態遷移が発生したかどうかを決定し、遷移の位置を示すインクリメント/デクリメント信号を発生する。プローブ調整回路がインクリメント/デクリメント信号に基づいてストローブ信号を発生する。捕獲回路がストローブ信号を用いて受信ディジタルデータ信号を捕獲する。

Description

集積回路デバイス又はICを試験するために自動試験装置システムが使用されている。この試験には時間依存データを含む機能試験が含まれる。自動試験装置システム(ATEテスタとも言う)は、典型的には制御コンピュータに接続された試験回路を含む。接続コンピュータは、試験回路を活性化して被試験デバイス又はDUT(device−under−test)に刺激信号を供給するために、機能試験パターン及びタイミングデータ(テストベクトルという)を受け取り、格納するユーザインタフェースを提供する。ユーザインタフェースはDUT出力信号を受信し評価も行う。DUT出力信号はDUTのパラメトリック及び動作特性を決定するために評価される。格納されたパターン機能試験はデバイスのパラメトリック及び動作特性を決定するために集積回路デバイスの製造における臨界的な工程を与える。
本発明者は、このような試験の実行はテスタ及びDUTの正確な同期に依存することを確かめた。これは、クロック速度がギガヘルツ以上に増大すると、試験の実行が正確なクロック同期により強く依存するためである。高い周波数では、許容誤差が被試験デバイスの動作速度の増大につれて小さくなるため、クロック及びデータ同期の不正確により誤った試験結果が容易に生じる。以下で論ずるように、これは、データ遷移時間又は「ジッタ帯域」がデータ信号の大きな割合になり、誤った試験結果の大きな発生源になるために起こり得る。
必要とされるのは応答データ信号を正しく検出する装置及び/又は方法である。従って、本発明者は、必要とされるのはジッタ帯域から離れた位置で応答データ信号を検出できるようにテスタクロック信号を入来応答信号と同期させる手段であることを見出した。
一実施例においては、受信ディジタルデータ信号を同期化するディジタルデータ信号捕獲回路は遷移検出器を含む。遷移検出器はディジタル信号サンプラ及びアーリー/レイト遷移検出器を有する。ディジタル信号サンプラは受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドする。アーリー/レイト遷移検出器はディジタルデータ信号サンプラと通信して受信ディジタルデータ信号の第1時刻、第2時刻及び第3時刻におけるサンプルを受信し、受信したサンプルから、第1時刻と第2時刻の間で状態遷移が生じたかどうか及び第1時刻と第3時刻の間で状態遷移が生じたかどうかを決定し、状態遷移の時間位置から遷移の位置を示すインクリメント/デクリメント信号を発生する。ストローブ調整回路が遷移検出器と通信してインクリメント/デクリメント信号を受信する。インクリメント/デクリメント信号から、ストローブ調整回路は遷移の位置の指示に基づいてストローブ信号を発生する。ディジタルデータ信号捕獲回路は、受信ディジタルデータ信号を受信するように結合され且つストローブ信号を受信するようにストローブ調整回路に結合され、受信ディジタルデータ信号をストローブ信号のタイミングで捕獲する捕獲フリップフロップ回路含む。
ディジタルデータ信号サンプラは、第1追跡フリップフロップ、第2追跡フリップフロップ及び第3追跡フリップフロップを含む。第1追跡フリップフロップは受信ディジタルデータ信号を第1時刻及び第3時刻で捕獲し維持する。第2追跡フリップフロップは受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し維持する。第3追跡フリップフロップは第1追跡フリップフロップと通信して第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持する。
ディジタルデータ信号捕獲回路は第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するクロック発生器を有する。第1タイミング信号は第2タイミング信号から約90°の位相差を有する。クロック発生器は、第1タイミング信号を第1時刻及び第2時刻に第1追跡フリップフロップに供給して受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するように接続される。クロック発生器は、第1タイミング信号を第3フリップフロップに供給して第1時刻に捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信して第3時刻まで保持するように接続される。クロック発生器は、第2タイミング信号を第2フリップフロップに第2の時刻に供給して受信ディジタルデータ信号を第2時刻に捕獲し保持するように接続される。
アーリー/レイト遷移検出器は、第1及び第3フリップフロップと通信して第1時刻及び第3時刻の間で遷移が発生したことを示す遷移発生信号を発生する第1比較回路を有する。アーリー/レイト遷移検出器は、更に、第2及び第3フリップフロップと通信して第1時刻及び第2時刻の間で遷移が発生したことを示す第2比較回路を有する。
ストローブ調整回路は、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ、ディジタル−アナログ変換器及び可変遅延素子を備える。パーシステンスアップ/ダウンカウンタはORツリー回路を経て遷移検出器と通信してインクリメント/デクリメント信号を受信し、パーシステンスアップ/ダウンカウンタをインクリメントしてストローブディジタル値信号を調整するように構成される。ディジタル−アナログ変換器はパーシステンスアップ/ダウンカウンタと通信する。パーシステンスアップ/ダウンカウンタは受信ディジタルデータ信号の繰り返しレートを限定するように調整されるプログラマブルマルチビットカウンタとすることができる。可変遅延素子はディジタル−アナログ変換器と通信してマスタ発振器ストローブ信号を調整し、ディジタル−アナログ変換器の出力に基づくストローブ信号を発生する。可変遅延素子はストローブ信号を受信ディジタルデータ信号を捕獲する捕獲回路に供給する。
ディジタルデータ信号捕獲回路は遷移検出回路と通信するORツリー回路を更に含む。ORツリー回路は、ディジタルデータ信号捕獲回路が不安定にならないように、また発振しないようにするために、受信ディジタルデータ信号の1サイクルにつき設定数のクロックサイクル中インクリメント/デクリメント信号を受信する。
種々の実施例では、ディジタルデータ信号捕獲回路はトラッカコントローラも備える。トラッカコントローラはパターン発生器と通信してトラッカ制御信号を受信し、遷移検出器およびストローブ調整回路と通信してストローブ信号をトラッカ制御信号の関数として位置させる。
種々の実施例では、受信ディジタルデータ信号を同期化するためにディジタルデータ信号捕獲方法を実行する。この方法は受信ディジタルデータ信号の遷移を検出するステップを含む。遷移検出ステップは、受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドするステップを含む。次に、第1時刻と第2時刻の間で状態遷移が発生したかどうか及び第1時刻と第3時刻の間で状態遷移が発生したかどうか決定される。第1時刻と第2時刻の間又は第2時刻と第3時刻の間の状態遷移の位置を表すインクリメント信号又はデクリメント信号の一つが発生される。ストローブ信号がインクリメント信号及びデクリメント信号に基づいて調整される。受信ディジタルデータ信号のディジタルデータ信号状態値がストローブ信号を用いて捕獲される。
受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプリングするステップは、第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するステップを含むことができる。第1タイミング信号は第2タイミング信号と約90°の位相差を有する。第1タイミング信号は受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するために第1時刻及び第3時刻に供給される。第1タイミング信号は、第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持するために供給される。第2タイミング信号は受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し保持するために第2時刻に供給される。ストローブ信号を発生するステップは、ディジタルデータ信号状態値が受信ディジタルデータ信号のジッタ帯域間の中間で検出されるようにストローブを受信ディジタルデータ信号と同期させるステップを含む。
自動試験装置システムの簡略ブロック図である。 被試験デバイスに至る自動試験装置システムチャネルの簡略ブロック図である。 種々の実施例のDUTディジタル出力信号を捕獲し同期化するために使用されるDUTディジタル出力信号及び自動試験装置タイミングクロックの一例のプロットである。 ディジタルデータ信号捕獲用遷移検出回路のいくつかの実施例のブロック図である。 DUTディジタル出力捕獲用データ捕獲回路の一実施例の簡略ブロック図である。 ORツリー回路及びパーシステンスアップ/ダウンカウンタの一実施例の論理回路である。 DUTディジタル出力捕獲用データ捕獲回路の別の実施例の簡略ブロック図である。 ディジタルデータ信号のジッタ帯域の一例を示す。
2つの集積回路間で伝送される高速データの通信に対する主な制限因子は、受信フリップフロップ又はラッチのデータセットアップ及びホールド時間に対するクロックである。2つの集積回路間の境界を横切るデータの捕獲を処理するためにいくつかの異なる方法が使用されている。一つの同期化方法はデータと同時にクロックを2つの別々の伝送路で送る方法である。この方法は一般にソース同期化と呼ばれている。
別の方法は、データからクロックの抽出を可能とするプロトコルに従ってデータをクロックで符号化することによってクロックをデータに埋め込む方法である。更に別の方法は、双方向通信プロトコル用いて「ハンドシェーク」帰還ディジタルデータ信号を供給し、送信集積回路と受信集積回路との間の同期ずれを補償するためにデータ遷移を相対的に早くする又は遅くする必要があることを送信機に知らせる方法である。
上記の技術は、被試験デバイスと自動試験装置システムとの間のデータ転送を可能にするために単独で又は組み合わせて使用することができる。
図1は自動試験装置システム5の一例の簡略ブロックである。自動試験装置システム5は、典型的にはテスタのメインフレーム10内に制御コンピュータ(図示せず)を含み、その制御コンピュータは試験ヘッド15と通信する。試験ヘッド15はデバイスインタフェースボード又はDIB20に接続される。DIB20は被試験デバイスを試験するためにDUT25と電気的に接触する。被試験デバイス25はパッケージ化されたシリコンダイ又はプローブ試験用の多数のチップを含む半導体ウェハとすることができる。
自動試験装置システム5は、刺激信号を発生し、DUT25からの応答信号を評価する試験回路(図示せず)を含む。この回路(図示せず)は、電力発生器、信号パターン発生器、フォーマット発生器及びタイミング発生器;ピンエレクトロニクス;入力/出力ドライバを含むことができ、実施例に応じて、それらのいくつかは試験ヘッド15内に、他のいくつかはメインフレーム10内に設置することができる。更に、この回路(図示せず)は信号捕獲及び評価回路を含むことができる。
図2は、被試験デバイスに至る自動試験装置システムチャネルの可能な一実施例の簡略ブロック図である。自動試験装置100は、被試験デバイス130のパラメトリック及び動作試験のための全機能制御を提供するテスタ制御ユニット105を有する。パラメトリック及び動作試験の定義はテストベクトル107に記述され、これらのテストベクトル107は個々のチャネルに送出され、個々のチャネルは被試験デバイス130に刺激入力試験信号を供給し、その応答出力信号をモニタする。テストベクトル107は試験パターン発生器110に転送される。試験パターン発生器110はテストベクトル107を復号して、各チャネルに対する、従って被試験デバイス130の各入力又は出力ピンに対する特定のパターンの刺激試験信号を決定する。試験パターン発生器110の出力は刺激試験信号フォーマッタ115への入力である。刺激試験信号フォーマッタ115は発生された試験刺激信号を受信し、それらの信号を順序付けされたテストベクトルに対して正しい電圧振幅及び順序につきフォーマット化する。刺激試験信号フォーマッタ115の出力は試験刺激信号タイミング発生器120への入力である。試験刺激信号タイミング発生器120は刺激試験信号のタイミングをそれらが被試験デバイス130のタイミング仕様を満たすように正しく位置するように調整される。試験刺激タイミング発生器120の出力は試験刺激信号ドライバ125への入力である。試験刺激信号ドライバ125は被試験デバイス130の入力要件を満たす適切なソースインピーダンス及び駆動電流及び電圧を提供する。試験刺激信号ドライバ125からの試験刺激信号127は被試験デバイス130に供給される。
試験刺激信号ドライバ125の入力に応答して試験応答信号132が被試験デバイス130により発生され、試験応答比較器/負荷回路135に入力される。試験応答比較器/負荷回路135は、試験応答信号132を搬送する伝送ライン(プリント回路ランド、コネクタ及びケーブル)に対して適切な終端負荷装置を提供する。試験応答比較器/負荷回路135は更に試験応答信号132の電圧状態を決定する比較器回路を有する。試験応答信号132がディジタルデータ信号である場合には、これは論理1又は論理0もしくは論理状態である。また、試験応答信号132がアナログ信号である場合には、比較器は実際には更に評価するためにアナログ試験応答信号132をサンプリングするアナログ−ディジタル変換器にすることができる。
再生された試験応答信号132は試験比較器/負荷回路135から応答ディジタルデータ信号捕獲回路140へ転送される。応答ディジタルデータ信号捕獲回路140は、再生された試験応答信号132が自動試験装置システム100のタイミングに対して正しく受信されるように試験応答信号132のタイミングを設定する。試験応答信号132は次に試験応答信号フォーマット再生回路145に転送される。試験応答信号フォーマット再生回路145は、試験応答信号132のフォーマットが正しく解釈されるように、試験応答信号132のフォーマットを解釈する。試験応答信号132は次に試験応答信号誤差比較及び記録回路150に送られる。試験応答信号誤差比較及び記録回路150は、再生され、タイミング調整及びフォーマット化された試験応答信号147との比較のために、試験パターン発生器110から予測応答信号112を受信する。比較の出力はコンパイルされて試験結果報告152になり、更なる処理及び評価のためにテスタ制御ユニット105に送られる。テスタ制御ユニット105は、機能ブロック110,115,120,125,135,140,145及び150に制御信号を供給して試験刺激信号127のタイミングを変更し、試験応答信号132を捕獲するためにシュムープロット(shmoo plot)発生器などの制御機能回路(図示せず)を含むことができる。
自動試験装置システム100において、試験応答信号132は、前述したように、ソース同期化ディジタルデータ、即ち埋め込みクロックを有するディジタルデータもしくは「ハンドシェーク」帰還データを提供する双方向通信プロトコルによるディジタルデータを有するように構成することができる。更に、新たに設計されたデータ転送プロトコルも認められつつあり、いずれも試験応答信号132の受信に同期化を要求する。各アプリケーションに対するデータスキュー管理のためのクロックの各フォームに対して特定の解決方法を実行するよりも、被試験デバイス130からのディジタルデータ信号(即ちデータ及び/又はクロック)の任意の転送を自動試験装置100の集積回路と同期化させることができる一般的な解決方法を実現する必要がある。更に、入来するディジタルデータ信号の遷移を追跡し、使用するデータプロトコルのタイプ及びクロック方式が何であろうと、その遷移追跡に基づいて、ストローブをディジタルデータ信号アイの中心に調整する回路を提供する必要がある。ディジタルデータ信号アイは連続するディジタルデータ信号のジッタ帯域間の境界である。
図8はディジタルデータ信号におけるジッタ帯域の一例を示す。ジッタ帯域801a及び801bは、ディジタルデータ信号800の公称サイクル時間に対するディジタルデータ信号800の連続する遷移の遷移位置の変動である。ディジタル信号アイ803内又はジッタ帯域間において信頼できるデータを得ることは、高い周波数、即ち約1GHz(1Gbps)以上の周波数においてはジッタ帯域がディジタルデータ信号800の大きな割合を占めるために、大きな問題になり得る。
種々の実施例において、ディジタルデータ信号捕獲回路はディジタルデータ信号の遷移の発生を決定する。ディジタルデータ信号という語はディジタルデータ信号捕獲回路のすべての実施例により捕獲され同期化される任意のデータ又はクロック信号をいう。ディジタルデータ信号捕獲回路は、遷移が受信回路のクロックに対して予測よりも早いか遅いかを検出する。次いでクロックのストローブ信号タイミング位置を同じ方向に移動させる。
図3は種々の実施例においてDUTディジタル出力信号を捕獲し同期化するために使用される被試験デバイスの応答ディジタルデータ信号出力及び自動試験装置のタイミングクロックのプロットである。DUTディジタル応答信号出力205は図2の刺激試験信号127に対するDUTからの応答である。図2のテスタ制御ユニット105は、約90°移送がずれた追跡クロック、アーリー追跡クロック(Track_Clk_early)210及びレイト追跡クロック(Track_Clk_late)212を発生する。Track_Clk_early210の立下り縁はTrack_Clk_late212より約クォータ(1/4)サイクル早く到来する。追跡クロックTrack_Clk_early210及びTrack_Clk_late212の各々はディジタル応答信号出力205をサンプリングするために使用される。ディジタル応答信号出力205は時刻A215でTrack_Clk_late212の立下り縁によりサンプリングされる。ディジタル応答信号出力205は時刻B220でTrack_Clk_early210の立上り縁によりサンプリングされる。ディジタル応答信号出力205は時刻C225でTrack_Clk_late212の立上り縁によりサンプリングされる。
時刻A215及び時刻C225におけるサンプリングの間の期間内に遷移が起こるかどうかを決定するために時刻A215及び時刻C225におけるディジタル論理状態が論理的に比較される。時刻A215及び時刻B220におけるサンプリングの間の期間内に遷移が起こるかどうかを決定するために時刻A215及び時刻B220におけるディジタル論理状態が論理的に比較される。時刻A215及び時刻C225におけるディジタル論理状態が異なる場合(遷移が生じた場合)であって、時刻A215及び時刻B220におけるディジタル論理状態が同じ場合(遷移が遅かった場合)、ストローブクロック遷移位置はもっと遅い時刻に位置させなければならない。また、時刻A215及び時刻C225におけるディジタル論理状態が異なる場合(遷移が生じた場合)であって、時刻A215及び時刻B220におけるディジタル論理状態が異なる場合(遷移が早かった場合)、ストローブクロック遷移位置はもっと早い時刻に位置させなければならない。ストローブクロック遷移位置の移動は、ストローブクロックとディジタル応答信号出力205を、ディジタル応答信号出力205のディジタルデータ信号状態値がディジタル応答信号出力205のジッタ帯域の間の中間で検出されるように同期化する。
図4はディジタルデータ信号遷移検出回路200の論理回路である。本例では、遷移検出器200が受信ディジタルデータ信号の状態遷移を検出する。ディジタル応答信号出力205は図2の試験応答比較器/負荷回路135の出力からディジタルデータ信号サンプラ230により受信される。ディジタルデータ信号サンプラ回路230はディジタル応答信号出力205をサンプルホールドし、ダブルデータレート(DDR)フリップフロップ250,255及び260を含む。ダブルデータレート(DDR)フリップフロップ250及び255はディジタル応答信号出力205を受信する。DDRフリップフロップ250はTrack_Clk_early210によりクロックされ、DDRフリップフロップ255はTrack_Clk_late212によりクロックされる。Track_Clk_early210の立上り縁がDDRフリップフロップ250をトリガしてディジタル応答信号出力205を時刻B220でサンプルホールドする。Track_Clk_late212の立下り縁がDDRフリップフロップ255をトリガしてディジタル応答信号出力205を時刻A215でサンプルホールドする。
DDRフリップフロップ255の出力がDDRフリップフロップ260のデータ入力に接続される。Track_Clk_late212がDDRフリップフロップ260のクロック端子に入力される。
Track_Clk_late212の立上り縁がDDRフリップフロップ260をトリガしてDDRフリップフロップ255の出力のディジタル応答信号出力を時刻C225でサンプルホールドする。同時にTrack_Clk_late212の立上り縁がDDRフリップフロップ255をトリガしてディジタル応答信号出力205を時刻C225でサンプルホールドする。
アーリー/レイト遷移検出器280が受信ディジタルデータ信号のサンプル(出力A,B及びC)を受信するためにディジタルデータ信号サンプラ230に接続される。アーリー/レイト遷移検出器280は排他的OR回路265及び270とANDゲート275を含む。排他的OR回路265は、DDRフリップフロップ250の出力のサンプルホールドディジタル応答信号BをDDRフリップフロップ260の出力のサンプルホールド応答信号Aと論理的に比較して、遷移が時刻A215と時刻B220との間で生じたかどうかを決定する。排他的OR回路270は、DDRフリップフロップ255の出力のサンプルホールドディジタル応答信号CをDDRフリップフロップ260の出力のサンプルホールド応答信号Aと論理的に比較して、遷移が時刻A215と時刻C225との間で生じたかどうかを決定する。ANDゲート275は、時刻A215におけるディジタル応答信号出力205の論理状態が時刻B220におけるディジタル応答信号出力205の論理状態に等しいこと(A=B)を示す信号267と、時刻A215と時刻C225との間に遷移が生じたこと(A≠C)を示す信号272とを論理的に結合して、ディジタル応答信号出力205の捕獲のためにストローブをもっと遅い時刻に移動させるべきであることを示すインクリメント信号277を出力する。時刻A215のディジタル応答信号出力205の論理状態が時刻B220のディジタル応答論理信号出力205の論理状態に等しくないこと(A≠B)を示す排他的OR回路265の逆相出力は、ディジタル応答信号出力205を捕獲するためにストローブをもっと遅い時刻に移動させるべきであることを示すデクリメント信号282を供給する。
図5は、応答ディジタルデータ信号捕獲回路140の一実施例のブロック図である。試験応答信号132が図2に示すような比較器/負荷回路135に供給される。比較器/負荷回路135は試験応答信号132の論理レベルを決定するレベルを示す比較レベル信号134を受信する。比較器回路133は試験応答信号132の論理状態を決定し、ディジタル応答信号出力205を発生し、この出力が応答ディジタルデータ信号捕獲回路140に入力する。
応答ディジタルデータ信号捕獲回路140は、図5ではMOSCとして示されているマスタ発振器305を有し、この発振器はディジタル応答信号205を捕獲するために使用するマスタストローブクロック307を発生する。マスタストローブクロック307はストローブ調整回路350に入力する。ストローブ調整回路350は、ストローブクロック307を進める又は遅らせる遅延素子を含み、調整されたストローブクロック337を発生する。調整されたストローブクロック337はフリップフロップ340のようなデータ捕獲回路に入力する。これはチャネル単位で行うこと、即ちテスタの各チャネルのストローブクロック337は独立に調整することができ、またテスタのすべてのチャネルにより使用されるストローブクロック337を単一のチャネルを用いて調整することもできる。
調整されたストローブクロック337はTrack_Clk_early210及びTrack_Clk_late212を発生する位相発生器310に供給される。Track_Clk_early210及びTrack_Clk_late212は遷移検出器315へのタイミング入力である。遷移検出器315は図4につき述べたように構成され動作する。図4につき述べたように、ディジタル応答信号205がTrack_Clk_early210及びTrack_Clk_late212と一緒に遷移検出器315に供給される。遷移検出器315は、信号応答信号出力205の遷移が早すぎるか遅すぎるかを示し、ひいては、ディジタルデータ信号205を捕獲してディジタル応答信号345を発生させるためにストローブクロック307を進める必要があるのか遅らせる必要があるのかを示す。ディジタル応答信号345は試験応答信号フォーマット再生回路145を経て図2の試験応答信号誤差比較及び記録回路150に転送される。
ストローブ調整回路350はパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325及びディジタル−アナログ変換器330を更に含む。遅延素子335の調整電圧はディジタル−アナログ変換器330のアナログ出力電圧である。アナログ−ディジタル変換器330の入力に供給されるインクリメントコマンドINC_DAC326及びデクリメントコマンドDEC_DAC328はパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の出力である。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の出力のインクリメントコマンドINC_DAC326及びデクリメントコマンドDEC_DAC328は遷移検出器315により決定されたディジタル応答信号205の遷移のタイミングに基づいている。ストローブ位置はディジタル−アナログ変換器330で設定され、より大きな値は遅延素子335により大きな遅延を与えてストローブをより大きく遅らせ、より小さい値は遅延素子335により小さな遅延を与えてストローブをより早くする。
まさに遷移検出器315の使用からいくつかの問題が生じる。第1に、現在及び将来のアプリケーションにおいては、ストローブは8GHz以上の極めて高い周波数でランする。この高い動作周波数のランダムインクリメント及びデクリメント信号で動作し得るパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325を実現することは極めて困難である。第2に、回路がストローブの位置の変化に応答するのにループ時間が存在する。ディジタルデータ信号の捕獲は補正時に不安定になり、発振する可能性がある。この問題に対処するために、インクリメント出力277及びデクリメント出力282はORツリー回路320に供給される。極めて高いクロック周波数と潜在的な不安定性及び/又は発振性の問題はORツリー回路320により対処される。ORツリー回路320のインクリメント出力322及びデクリメント出力324はディジタル−アナログ変換器330を駆動するパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325を制御する。
第3に、多くの場合、ディジタルデータ信号捕獲回路は、交互に入力及び出力になるI/Oバウンダリ、例えばデータの送信も受信もするメモリのデータピンで使用される。ディジタルデータ信号捕獲回路140は、自動試験装置100が被試験デバイスに刺激信号を供給するとき、ディセーブルされなければならない。ディジタルデータ信号捕獲回路140を適切にイネーブル又はディセーブルするためにDCイネーブル機能がドライブI/O信号で実行される。
図6は、一実施例のORツリー回路320及びパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の論理回路である。ORツリー回路320はDDRフリップフロップ400a,400b,400c及び400dとDDRフリップフロップ405a,405b,405c及び405dの2つのストリングからなる。DDRフリップフロップ400a及び400bの出力はORゲート410に接続され、DDRフリップフロップ400c及び400dの出力及びORゲート410の出力はORゲート411に接続される。DDRフリップフロップ405a及び405bの出力はORゲート412に接続され、DDRフリップフロップ405c及び405dの出力及びORゲート412の出力はORゲート413に接続される。クロックClock_hs415がDDRフリップフロップ400a,400b,400c及び400d、及び405a,405b,405c及び405dの各々のクロック入力に供給される。図5の遷移検出器315からのインクリメント信号277がDDRフリップフロップ400aのデータ入力に供給され、DDRフリップフロップ400a,400b,400cの各々の出力がDDRフリップフロップ400b,400c,400dのデータ入力にそれぞれ供給される。図5の遷移検出器315からのDEC282がDDRフリップフロップ405aのデータ入力に供給され、DDRフリップフロップ405a,405b,405cの各々の出力がDDRフリップフロップ405b,405c,405dのデータ入力にそれぞれ供給される。
DDRフリップフロップ400aの出力及びORゲート410及び411の出力はマルチプレクサ420の入力に供給される。DDRフリップフロップ405aの出力及びORゲート412及び413の出力はマルチプレクサ425の入力に供給される。
クロックClock_hs415がデータフリップフロップ430及び434に供給される。データフリップフロップ430の逆相出力はそのデータ入力に接続される。更に、データフリップフロップ430の逆相出力は排他的OR回路432の入力に接続される。データフリップフロップ434の逆相出力は排他的OR回路432の第2入力に接続され、排他的OR回路432の出力はデータフリップフロップ434のデータ入力に接続される。この構成はクロックClock_hs415を2分の1及び4分の1に分周する回路を提供する。クロックClock_hs415、データフリップフロップ430の同相出力及びデータフリップフロップ434の同相出力はマルチプレクサ435の入力に接続される。マルチプレクサ420,425及び435の選択ゲートラインは、DUTクロックサイクルの各々に対して供給されるサンプリングサイクル数を選択するために供給されるマスタ発振器サイクル/ベクトルの選択信号MPV440を有する。この実施例では、各DUTクロックサイクルにつき4より大、4、2又は1サンプリングサイクルの何れかとすることができる。
マルチプレクサ420の出力はデータフリップフロップ445へのデータ入力であり、マルチプレクサ425の出力はデータフリップフロップ450へのデータ入力である。従って、ORツリー回路320のインクリメントブランチのORゲート410及び411の出力はマルチプレクサ420を介してDDRフリップフロップ445に結合され、ORツリー回路320のデクリメントブランチのORゲート412及び413の出力はマルチプレクサ425を介してDDRフリップフロップ450に結合される。データフリップフロップ445及び450のクロック入力はマルチプレクサ435の出力からの分周されたクロック437でクロックされる。DDRフリップフロップ445及び450の出力はANDゲート455及び460への入力である。DDRフリップフロップ445及び450の非反転出力はそれぞれANDゲート455及び460への入力であり、DDRフリップフロップ445及び450の反転出力はそれぞれANDゲート460及び455への入力である。データフリップフロップ445及び450の出力の論理結合はANDゲート455及び460の出力にインクリメント信号322及びデクリメント信号324を発生する。インクリメント信号322及びデクリメント信号324はパーシステンスカウンタ325のカウントのインクリメント又はデクリメントを活性化するコマンド信号である。
最速繰り返しレート(div4)では、インクリメント信号277の4サイクルがORゲート410及び411及びORゲート412及び413と論理的に結合され、4分の1に分周されたクロックClock_hs415により中心でそれぞれデータフリップフロップ445及び450にクロックされる。4サイクルの各グループにおいてインクリメントコマンド及びデクリメントコマンドの両方がある場合には、それらは互いに打ち消し合い、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325において何の作用も生じない。これは、情報が失われる、即ち3つのインクリメント信号277が1つのデクリメント信号により相殺される可能性があり、理想的でないこと勿論である。しかし、この状態をシミュレーションしたところ、ディジタルデータ信号捕獲は正確であることが確かめられた。インクリメント信号322を発生するためにインクリメント信号277がORツリー回路320を通過し、処理された後では、繰り返しレートは更に低速になる(いくつかの実施例では最大で毎秒約2GHz(2Gbps)になる)。更なる繰り返しレート低減のために更に低速のインクリメント及びデクリメント信号322及び324がパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の入力信号として使用される。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の出力は、Inc_DAC326及びDEC_DAC328信号を生成するために、分周回路327及び329により更に分周される。本実施例では、これにより図5のディジタルデータ信号ストローブクロック337によってDUTからのディジタルデータ信号を約500Mbpsのレート又はチップ間のディジタルデータ信号転送よりも低いレートで捕獲することが可能になる。
図5に戻り説明すると、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の実例はプログラマブル3又は4ビットアップ/ダウンカウンタである。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325はインクリメント信号322及びデクリメント信号324の相対数を維持する。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325が最大カウントに到達し、更にインクリメント信号322が到来する場合、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325は中間値にリセットされ、インクリメントコマンドINC_DAC326をストローブディジタル−アナログ変換器330に発行する。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325が1にデクリメントし、更にデクリメントコマンド324が到来する場合、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325は中間値にリセットされ、デクリメントコマンドDEC_DAC328を発行する。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325を3ビットカウンタにプログラムすると、このカウンタは最大繰り返しレートを8で分周する。これによりチップの最大繰り返しレートを250Mbpsに制限することができる。将来の実施においては12GHzのクロックレートでディジタルデータ信号を捕獲することが必要とされ得る。この場合には、4ビットカウンタで375Mbpsの最大繰り返しレートがもたらされる。外部繰り返しレートの低減に加えて、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325はループ帯域制御の一部分として働く。パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の大きいカウント値はスルーレートを半分に低減する。通常はディジタルデータ信号レートをレンジ内に維持する最小カウント値が使用されるが、安定性の問題がある場合には、パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325の大きいカウント値を使用することができる。
テスタI/Oチャネルで使用されるいくつかの実施例においては、テスタがDUTへの信号を駆動又は送信している間、ストローブ信号を追跡又は調整することは望ましくない。このような場合には、I/Oチャネルドライバがオンされるとき、捕獲イネーブル信号323を用いてパーシステンスカウンタ325をディセーブルすることができる。
図5の応答ディジタルデータ信号捕獲回路140の実施例はディジタルデータ信号を捕獲する単一パスである。しかし、自動試験装置の実施例においては、ディジタルデータ信号捕獲回路140は、DUTに接続された自動試験装置システムの複数の入力チャネルにおいてディジタルデータ信号を捕獲するために、位相発生器310、遷移検出回路315及びORツリー回路320を使用することができる。単一チャネルのインクリメント信号出力INC322及びデクリメント信号出力DEC324は他のディジタルデータ信号捕獲回路140上の複数のディジタル−アナログ変換機330に転送することができる。
図7は別の実施例の応答ディジタルデータ信号捕獲回路140のブロック図であり、本例ではインクリメント信号出力INC522及びデクリメント信号出力DEC524を自動試験装置システムの複数のディジタルデータ信号捕獲回路140nを供給するために、ディジタルデータ信号捕獲回路140の位相発生器310、遷移検出回路315及びORツリー回路320を使用する。ディジタルデータ信号捕獲回路140の位相発生器310、遷移検出回路315及びORツリー回路320は、説明の便宜上まとめてトラッカ論理回路500という。位相発生器310、遷移検出回路315及びORツリー回路320は図5について述べたように動作する。
トラッカ500のORツリー回路320のインクリメント出力522及びデクリメント出力524は、自動試験装置の他のチャネルの他の応答ディジタルデータ信号捕獲回路540n(図示せず)への転送のために、応答ディジタルデータ信号捕獲回路540の境界に供給することができる。インクリメント出力522はマルチプレクサ505の一つの入力に供給され、デクリメント出力524はマルチプレクサ510の一つの入力に供給される。インクリメント入力512及びデクリメント入力514は自動試験装置の他の入力チャネルの他の応答ディジタルデータ信号捕獲回路540nから応答ディジタルデータ信号捕獲回路540に供給される。インクリメント入力512はマルチプレクサ505の第2入力に供給され、デクリメント入力514はマルチプレクサ510の第2入力に供給される。
マルチプレクサ505の出力及びマルチプレクサ510の出力はパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325のインクリメント入力及びデクリメント入力に接続される。マルチプレクサ505及び510は、マスタストローブクロック307の進み又は遅れが自動試験装置システム内の他のチャネルから応答ディジタルデータ信号捕獲回路540に供給される外部インクリメント入力512及びデクリメント入力514によって決定されるか、図示のチャネルのトラッカ500からのインクリメント出力522及びデクリメント出力524によって決定されるかを選択する。
パーシステンスアップ/ダウンカウンタ325、ストローブディジタル−アナログ変換器330、遅延素子335及び捕獲フリップフロップ340は、外部インクリメント入力512及びデクリメント入力514がDUT応答出力ディジタルデータ信号205の捕獲のために選択される場合には、マスタストローブクロック307を自動試験装置の他のチャネルのDUTディジタル応答出力信号205nの遷移に従って変化させることができる点を除いて、図5について記載したとおりに機能する。
いくつかの実施例では、外部インクリメント入力512及びデクリメント入力514は図2のテスタ制御ユニット105内の前述のシュムー(shmooing)発生器から得ることができる。シュムー発生器は、DUTディジタル応答信号出力205の正しい捕獲のためのタイミング境界を検出するためにストローブ信号を移動させるインクリメント入力信号512及びデクリメント入力信号514を供給する。
選択信号515はトラッカ制御回路520により発生される。図7にTracker CTRLとして示されるトラッカ制御信号525は図2のパターン発生器110から供給される。トラッカ制御信号525は、イネーブル、リセット、他チャネル選択及びトレインモード選択の機能を制御するために4ビットを有するものとし得る。イネーブル信号は、DUTの全ての出力信号のDUTディジタル応答出力信号205を追跡するために、全てのチャネル上の全ての遷移検出トラッカ論理回路500をイネーブルしてインクリメント出力522へのインクリメントコマンド及びデクリメント出力524へのデクリメントコマンドの発行を開始させる。リセットコマンドは、全てのチャネルの全てのパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325をリセット値に復帰させる。リセット値は各カウンタのDCプログラマブル値である。他チャネル選択コマンドは、全てのイネーブルされたインクリメントマルチプレクサ505及びデクリメントマルチプレクサ510に、ローカルインクリメント出力信号522及びローカルデクリメント出力信号524から外部インクリメント入力信号512及びデクリメント入力信号514への切り替えを行わせる。他チャネル選択機能は主として応答データバスをDUTから伝送される別の基準クロックで追跡するために使用される。この別のクロックが受信される入力チャネルのみがローカル信号を使用し続け、他のチャネルの他の全てのパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325はインクリメント及びデクリメントコマンドをこの別のクロックを受信するチャネルからインクリメント入力512及びデクリメント入力514として受信する。自動試験装置に対するこれらの制御機能は、任意の受信応答チャネルをインクリメント入力512及びデクリメント入力514としてのインクリメント及びデクリメントコマンドのソースとすることを可能にする論理回路を含み、自動試験装置の全ての他の関連するチャネルが追従する。
トレインモードは、インクリメント出力522がデクリメント出力524によりパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325をマスタ発振器305の周波数の四分の一の周波数を有するクロック(M4)の周期だけスリップさせることを可能にするものである。トラッカ制御信号525の一つとしてのトレインモードコマンドはトラッカ制御回路によりトレイン信号530を活性化させる。トレイン信号530はANDゲート535の一つの入力である。ANDゲート535の第2入力はインクリメント入力512である。トレイン信号530とインクリメント信号512の論理結合はパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325をスリップさせるために必要なデクリメント出力信号524を発生させる。
トレインモードは、初期デバイスアライメント時にマスタストローブクロック307をマスタストローブクロック307の遅延範囲の中心に位置させるために使用される。トレイン信号530とインクリメント入力512の論理結合はディジタル−アナログ変換器330を中心に戻すリセットも発行する。トレインモードは、図6のマスタ発振器サイクル/ベクトルの選択信号MPV440が2,4又は8の係数に設定される場合にのみ適用される。1の係数に設定されたマスタ発振器サイクル/ベクトル選択信号MPV440は以下で述べるように常に中心に位置する。
ストローブ位置の変化に対するテスタの応答のシュムープロットはトレインモードの変化として実行することができる。シュムーは、比較器が失敗から合格へ移行するまでストローブを移動させることによってエッジを見つけ出すのに使用される。図2のテスタ制御ユニット105内にあるシュムー発生器は、ストローブ位置が所望の量だけ移動するように連続的なインクリメント又はデクリメントコマンドを発行する。シュムーコマンドはトラッカ制御回路520により実行される。トラッカ制御信号525のイネーブル及びトレインモードビットは、シュムー時には使用されないため、それらのビットはシュムーのためのインクリメント及びデクリメントビットとして使用することができる。代案として、インクリメント及びデクリメントシュムーコマンドをマルチプレクサ505及び510に送ることもできる。
種々の実施例では、ディジタル−アナログ変換器330を制御するパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325は1,2,4又は8の最小有効ビットのプログラマブルインクリメント及びデクリメント値を有する必要がある。現在のところ、500psの遅延範囲を有する9ビットカウンタが設計されている。このカウンタはループ安定性に影響を及ぼすループ利得を制御するのに使用されている。
自動試験装置システムの全てのチャネルにおけるディジタル−アナログ変換器330の各々に対する利得調整は示されていない。利得調整は、遅延素子335の遅延範囲が自動試験装置システムの全ての入力チャネルに亘って5%に又はそれより良好に適合するように、ディジタル−アナログ変換器330の出力信号を変更する。これは、例えば別の基準クロックがDUTから伝送され、いくつかの入力チャネルが別の基準クロック基準チャネルに追従しなければならない場合に望ましい。追跡ポイントを別の基準クロックを受信する基準チャネルと同じ量(5%以内)だけ移動させるためにはインクリメント入力512及びデクリメント入力514を別の基準クロックの遷移に追従するスレーブチャネルに送る必要がある。
捕獲されたディジタル応答信号345の帯域幅要件を低減するために、インクリメント出力信号522及びデクリメント出力信号524は、そのレベルでなくその遷移の位置が作用を示すように符号化される。これにより帯域幅要件は半分に削減される。更に、応答ディジタルデータ信号捕獲回路540はインクリメント出力522とデクリメント出力524を同時に発生しない。本発明の技術のいくつかの実施例では、最も近いインクリメント出力522及びデクリメント出力524はパーシステンスアップ/ダウンカウンタ325のサイズに依存して2−4nsとすることができる。
本発明をいくつかの実施例について特に図に示し説明したが、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から離れることなく形式及び細部において種々の変更を加えることができることに留意されたい。

Claims (35)

  1. 受信される高周波数のディジタルデータ信号を同期化するためのディジタルデータ信号捕獲回路であって、該ディジタルデータ信号捕獲回路は、
    a)(1)受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドし得るディジタルデータ信号サンプラ、及び
    (2)前記ディジタルデータ信号サンプラと通信して受信ディジタルデータ信号の第1時刻、第2時刻及び第3時刻におけるサンプルを受信し、受信したサンプルから、第1時刻と第2時刻の間で状態遷移が発生したかどうか及び第1時刻と第3時刻の間で状態遷移が発生したかどうかを決定し、状態遷移の発生に基づいてインクリメント及びデクリメント遷移信号を発生するように構成されたアーリー/レイト遷移検出器、
    を備える遷移検出器と、
    b)前記ディジタルデータ信号捕獲回路内に結合され、前記前記アーリー/レイト遷移検出器からのインクリメント及びデクリメント遷移信号に基づいてストローブ信号を発生するように構成されたストローブ調整回路と、
    c)前記ストローブ信号を用いて受信ディジタルデータ信号を捕獲するように構成された捕獲回路と、
    を備えるディジタルデータ信号捕獲回路。
  2. 前記ディジタルデータ信号サンプラは、
    a)受信ディジタルデータ信号を第1時刻及び第3時刻で捕獲し維持する第1追跡フリップフロップ、
    b)受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し維持する第2追跡フリップフロップ、及び
    c)前記第1追跡フリップフロップと通信して第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持する第3追跡フリップフロップ、
    を備える、請求項1記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  3. 前記ディジタルデータ信号サンプラは、第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するクロック発生器を更に備え、第1タイミング信号は第2タイミング信号と約90°の位相差を有し、前記クロック発生器は、第1タイミング信号を第1時刻及び第3時刻に前記第1フリップフロップに供給して受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するように接続され、且つ第1タイミング信号を前記第3フリップフロップに供給して第1時刻に捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持するように接続され、且つ第2タイミング信号を前記第2フリップフロップに第2の時刻に供給して受信ディジタルデータ信号を第2時刻に捕獲し保持するように接続されている、請求項2記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  4. 前記アーリー/レイト遷移検出器は、前記第2及び第3フリップフロップと通信して第1時刻と第2時刻の間で遷移が発生したことを示す遷移発生信号を発生して前記デクリメント遷移信号を発生する第1比較回路を備える、請求項2記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  5. 前記アーリー/レイト遷移検出器は、更に、
    a)前記第2及び第3フリップフロップと通信して第1時刻と第3時刻の間で遷移が発生したことを示す第2比較回路、及び
    b)前記第1及び第2比較器と通信して前記インクリメント遷移信号を発生する論理回路、
    を備える請求項4記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  6. 前記アーリー/レイト遷移比較器と前記ストローブ調整回路との間に結合されたORツリー回路を更に備え、前記ストローブ調整回路は前記ORツリー回路からのインクリメント及びデクリメントストローブ信号に基づいてストローブ信号を発生するように構成されている、請求項1記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  7. 前記捕獲回路は可変遅延素子と通信して前記ストローブ信号を前記可変遅延素子から受信する、請求項6記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  8. 前記ストローブ調整回路は、
    a)前記インクリメント及びデクリメントストローブ信号を受信するように結合されたパーシステンスアップ/ダウンカウンタ、
    b)前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタと通信するディジタル−アナログ変換器、及び
    c)前記ディジタル−アナログ変換器と通信してマスタ発振器ストローブ信号を調整し、前記ディジタル−アナログ変換器の出力に基づくストローブ信号を発生する可変遅延素子、
    を備える、請求項6記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  9. 前記ORツリー回路は、前記遷移検出器と前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタとの間に結合され、当該ディジタルデータ信号捕獲回路内での発振を禁止するために、受信ディジタルデータ信号の1サイクルにつき設定数のクロックサイクルの間前記アーリー/レイト遷移検出器からインクリメント及びデクリメント遷移信号を受信する、請求項8記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  10. 前記ORツリー回路は、
    a)前記アーリー/レイト遷移検出器からのインクリメント遷移信号を受信するように接続されたインクリメントブランチを備え、該インクリメントブランチは、
    (1)インクリメントOR回路と通信する出力を有する複数の直列接続フリップフロップ、及び
    (2)前記インクリメントOR回路の出力と通信する入力、分周されたクロック信号と通信するクロック入力及び前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタのインクリメント入力と通信する出力を有するインクリメントフリップフロップを備え、更に
    b)前記アーリー/レイト遷移検出器からのデクリメント遷移信号を受信するように接続されたデクリメントブランチを備え、該デクリメントブランチは、
    (1)デクリメントOR回路と通信する出力を有する複数の直列接続フリップフロップ、及び
    (2)前記デクリメントOR回路の出力と通信する入力、分周されたクロック信号と通信するクロック入力及び前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタのデクリメント入力と通信する出力を有するデクリメントフリップフロップ
    を備える、請求項6記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  11. 前記インクリメントフリップフロップの非反転出力及び前記デクリメントフリップフロップの反転出力がインクリメントブランチANDゲートに接続され、前記デクリメントフリップフロップの非反転出力及び前記インクリメントフリップフロップの反転出力がデクリメントブランチANDゲートに接続され、前記インクリメントブランチANDゲート及びデクリメントブランチANDゲートが前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタに結合されている、請求項10記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  12. 前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタは受信ディジタルデータ信号の繰り返しレートを限定するように調整されるプログラマブルマルチビットカウンタである、請求項6記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  13. パターン発生器と通信してトラッカ制御信号を受信し、前記遷移検出器及び前記ストローブ調整回路と通信してストローブ信号をトラッカ制御信号の関数として位置させるトラッカコントローラを更に備える、請求項1記載のディジタルデータ信号捕獲回路。
  14. a)被試験デバイスと通信して複数のチャネルからの受信ディジタルデータ信号を同期させるための複数のディジタルデータ信号捕獲回路を備え、前記ディジタルデータ信号捕獲回路の各々は、
    (1)(i)受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドし得るディジタルデータ信号サンプラ、及び
    (ii)前記ディジタルデータ信号サンプラと通信して受信ディジタルデータ信号の第1時刻、第2時刻及び第3時刻におけるサンプルを受信し、受信したサンプルから、第1時刻と第2時刻の間で状態遷移が発生したかどうか及び第1時刻と第3時刻の間で状態遷移が発生したかどうかを決定し、状態遷移の発生に基づいてインクリメント及びデクリメント遷移信号を発生するように構成されたアーリー/レイト遷移検出器と、
    を備える遷移検出器と、
    (2)前記アーリー/レイト遷移検出器に結合されたORツリー回路と、
    (3)前記ORツリー回路に結合され、前記ORツリー回路からのインクリメント及びデクリメントストローブ信号に基づいてストローブ信号を発生するように構成されたストローブ調整回路と、
    (4)前記ストローブ信号を用いて受信ディジタルデータ信号を捕獲するように構成された捕獲回路と、
    を備える、自動試験装置システム。
  15. 前記ディジタルデータ信号サンプラは、
    a)受信ディジタルデータ信号を第1時刻及び第3時刻で捕獲し維持する第1追跡フリップフロップ、
    b)受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し維持する第2追跡フリップフロップ、及び
    c)前記第1追跡フリップフロップと通信して第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持する第3追跡フリップフロップ、
    を備える、請求項14記載の自動試験装置システム。
  16. 前記ディジタルデータ信号サンプラは、第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するクロック発生器を更に備え、第1タイミング信号は第2タイミング信号と約90°の位相差を有し、前記クロック発生器は、第1タイミング信号を第1時刻及び第3時刻に前記第1フリップフロップに供給して受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するように接続され、且つ第1タイミング信号を前記第3フリップフロップに供給して第1時刻に捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持するように接続され、且つ第2タイミング信号を前記第2フリップフロップに第2の時刻に供給して受信ディジタルデータ信号を第2時刻に捕獲し保持するように接続されている、請求項15記載の自動試験装置システム。
  17. 前記アーリー/レイト遷移検出器は、前記第2及び第3フリップフロップと通信して第1時刻と第2時刻の間で遷移が発生したことを示す遷移発生信号を発生して前記デクリメント遷移信号を発生する第1比較回路を備える、請求項16記載の自動試験装置システム。
  18. 前記アーリー/レイト遷移検出器は、更に、
    a)前記第2及び第3フリップフロップと通信して第1時刻と第3時刻の間で遷移が発生したことを示す第2比較回路、及び
    b)前記第1及び第2比較器と通信して前記インクリメント遷移信号を発生する論理回路、
    を備える請求項17記載の自動試験装置システム。
  19. 前記ストローブ調整回路は、
    a)前記インクリメント及びデクリメントストローブ信号を受信するように結合されたパーシステンスアップ/ダウンカウンタ、
    b)前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタと通信するディジタル−アナログ変換器、及び
    c)前記ディジタル−アナログ変換器と通信してマスタ発振器ストローブ信号を調整し、前記ディジタル−アナログ変換器の出力に基づくストローブ信号を発生する可変遅延素子、
    を備える、請求項18記載の自動試験装置システム。
  20. 前記捕獲回路は前記可変遅延素子と通信して前記可変遅延素子から前記ストローブ信号を受信する、請求項19記載の自動試験装置システム。
  21. 前記ORツリー回路は前記遷移検出器と前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタとの間に結合され、当該ディジタルデータ信号捕獲回路内での発振を禁止するために、受信ディジタルデータ信号の1サイクルにつき設定数のクロックサイクル中前記アーリー/レイト遷移検出器からインクリメント及びデクリメント遷移信号を受信する、請求項19記載の自動試験装置システム。
  22. 前記パーシステンスアップ/ダウンカウンタは受信ディジタルデータ信号の繰り返しレートを限定するように調整されるプログラマブルマルチビットカウンタである、請求項19記載の自動試験装置システム。
  23. 前記ディジタルデータ信号捕獲回路は、パターン発生器と通信してトラッカ制御信号を受信し、前記遷移検出器及び前記ストローブ調整回路と通信してストローブ信号をトラッカ制御信号の関数として位置させるトラッカコントローラを更に備える、請求項14記載の自動試験装置システム。
  24. 前記ディジタルデータ信号捕獲回路は、前記複数のディジタルデータ信号捕獲回路の全てと通信して前記パーシステンスカウンタをインクリメント又はデクリメントするインクリメント/デクリメントの一つを選択信号の状態に基づいて選択するインクリメント/デクリメント選択回路を更に備える、請求項14記載の自動試験装置システム。
  25. 前記インクリメント/デクリメント選択回路はインクリメント又はデクリメントのためのテスタ制御ユニット内のシュムー発生器と通信して前記ストローブ信号を調整する、請求項24記載の自動試験装置システム。
  26. 受信ディジタルデータ信号同期化用のディジタルデータ信号捕獲方法であって、該方法は、
    a)受信ディジタルデータ信号の遷移を検出するために、
    (1)受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドするステップ、
    (2)状態遷移が第1時刻と第2時刻の間及び第1時刻と第3時刻の間で発生したかどうか決定するステップ、及び
    (3)第1時刻と第2時刻の間又は第2時刻と第3時刻の間の状態遷移の位置を表すインクリメント信号又はデクリメント信号の一つを発生するステップを含む、
    遷移検出ステップと、
    b)ストローブ信号をインクリメント信号及びデクリメント信号に基づいて調整するステップと、
    c)受信ディジタルデータ信号のディジタルデータ信号状態値をストローブ信号を用いて捕獲するステップと、
    を備えるディジタルデータ信号捕獲方法。
  27. 受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプリングする前記ステップは、
    a)互いに約90°の位相差を有する第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するステップ、
    b)受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するために第1タイミング信号を第1時刻及び第3時刻に供給し、且つ第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持するために第1タイミング信号を供給するステップ、及び
    c)受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し保持するために第2タイミング信号を第2時刻に供給するステップ、
    を備える、請求項26記載の方法。
  28. 前記インクリメント遷移信号又はデクリメント遷移信号の一つをORツリー回路に供給し、ストローブ信号を前記ORツリー回路からのインクリメント又はデクリメントストローブ信号に基づいて調整するステップを更に備える、請求項26記載の方法。
  29. ストローブ信号を前記ORツリー回路からのインクリメント及びデクリメントストローブ信号に基づいて調整する前記ステップは、前記ORツリー回路のインクリメント又はデクリメントストローブ信号をパーシステンスカウンタに供給し、パーシステンスカウンタの出力を遅延回路に供給して前記ストローブ信号を調整する、請求項28記載の方法。
  30. 前記ORツリー回路は、当該ディジタルデータ信号捕獲回路内での発振を禁止するために、前記アーリー/レイト遷移検出器から受信ディジタルデータ信号の1サイクルにつき設定数のクロックサイクル中インクリメント及びデクリメント遷移信号を受信する、請求項29記載の方法。
  31. 前記ストローブ信号を発生するステップは、ディジタルデータ信号状態値が受信ディジタルデータ信号のジッタ帯域間の中間で検出されるようにストローブを受信ディジタルデータ信号と同期させるステップを含む、請求項26記載の方法。
  32. 電子回路を自動的に試験する方法であって、該方法は、
    a)被試験デバイスと通信して複数のチャネルからの受信ディジタルデータ信号を捕獲し同期させるステップを備え、該ステップは、
    (1)受信ディジタルデータ信号の遷移を検出するために、
    (i)受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプルホールドするステップ、
    (ii)状態遷移が第1時刻と第2時刻の間及び第1時刻と第3時刻の間で発生したかどうかを決定するステップ、及び
    (iii)第1時刻と第2時刻の間又は第2時刻と第3時刻の間の状態遷移の位置を表すインクリメント信号又はデクリメント信号の一つを発生するステップを含む、
    遷移検出ステップと、
    (2)前記インクリメント遷移信号又はデクリメント遷移信号の一つをORツリー回路に供給するステップ、
    (3)ストローブ信号を前記ORツリー回路からのインクリメント又はデクリメントストローブ信号に基づいて調整するステップ、及び
    (4)前記ストローブ信号を用いて受信ディジタルデータ信号のディジタルデータ信号状態値を捕獲するステップ、
    を含む、電子回路の自動試験方法。
  33. 受信ディジタルデータ信号を第1時刻、第2時刻及び第3時刻でサンプリングする前記ステップは、
    a)互いに約90°の位相差を有する第1タイミング信号及び第2タイミング信号を発生するステップ、
    b)受信ディジタルデータ信号を捕獲し保持するために第1タイミング信号を第1時刻及び第3時刻に供給し、且つ第1時刻で捕獲された受信ディジタルデータ信号を受信し第3時刻まで保持するために第1タイミング信号を供給するステップ、及び
    c)受信ディジタルデータ信号を第2時刻で捕獲し保持するために第2タイミング信号を第2時刻に供給するステップ、
    を備える、請求項32記載の方法。
  34. a)ストローブ信号を所定の量だけ調整することによりストローブ信号をシュムーし、受信ディジタルデータ信号のパターン感度を決定するステップ、及び
    b)選択信号に基づいて受信ディジタルデータ信号の遷移の検出とストローブ信号のシュムーとの間の選択を行うステップ、
    を更に備える請求項32記載の方法。
  35. ストローブ信号を前記ORツリー回路からのインクリメント及びデクリメントストローブ信号に基づいて調整する前記ステップは、前記ORツリー回路のインクリメント又はデクリメントストローブ信号をパーシステンスカウンタに供給し、パーシステンスカウンタの出力を遅延回路に供給して前記ストローブ信号を調整する、請求項32記載の方法。
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