JP2008145361A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリアライザおよびデシリアライザを有した高速シリアル転送入出力部を備える半導体装置において、高性能なジッタ測定器を用いることなく、高速クロックのジッタ特性を高精度に測定することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】TXポートTPに内蔵されたパターン生成ロジック7において、データ信号を生成してシリアライザ3に与え、シリアライザ3の出力を、RXポートRPのデシリアライザ5およびCDR回路6にループバックするパスを設けることで、高速シリアル転送入出力部100内部でのジッタ測定を可能とするBIST構成を採用している。
【選択図】図4

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、ジッタ測定回路を内蔵した高速シリアル転送入出力部を有する半導体装置に関する。
近年、PCI Express、SATA−2、GIGA bit Ethernet(登録商標)など様々な規格の、高速シリアル転送入出力部を搭載した半導体チップが増加している。これは、システムのチップ間転送の高速化に伴い、従来のパラレルバス転送方式では、システムボード上のスキューが相対的に大きくなり、高速化が図れなくなってきたためである。
高速シリアル転送を実現するには、高速シリアル転送入出力部に、パラレルデータをシリアルデータに変換するシリアライザと、シリアルデータをパラレルデータに変換するデシリアライザとが必要になる。
このような、シリアライザおよびデシリアライザを有した構成の一例として、特許文献1の図3に示される構成が挙げられる。
特開2006−250824号公報
以上説明したように、シリアライザおよびデシリアライザを有した高速シリアル転送入出力部を有する半導体チップでは、数Gbpsの高速動作を行う。高速シリアル転送入出力部におけるI/O特性は、シリアルデータの出力タイミングを決定するために、シリアライザに与えられる高速クロックのジッタと、入力されたシリアルデータのデータ列から信号エッジを検出し、検出エッジのタイミングに基づいて生成される高速クロックのジッタとに依存する。従って、これらの高速クロックを生成する構成のジッタ特性を規格内に保つことが、正常なシステム動作を保証するために重要となる。
しかし、上述した高速クロックを生成する構成においては、製造上のばらつきに起因して、ジッタ特性が規格を満たさないものも発生する可能性があり、これらを有する半導体チップについては出荷前に確実に検出して出荷しないようにする必要がある。
規格で定められているジッタ特性はpsecオーダーであり、精度の良い検出方法が求めらる一方で、高速シリアル転送入出力部は、民生機器向けの半導体チップにも搭載されるため、製造コスト、テストコストを抑える必要がある。
なお、特許文献1では、シリアライザおよびデシリアライザを有した送信ブロックと、シリアライザおよびデシリアライザを有した受信ブロックとが示され、受信ブロックにデータ解析部を備えることでエラーデータを検出する構成が開示されているが、上述した高速クロックのジッタについては考慮されていない。
従来は、外部に設けた高性能なジッタ測定器を用いて、高速シリアル転送入出力部の出力信号を直接に測定することでジッタを測定するが、ウェハ状態でのテスト(ウェハテスト)においては、通常はウェハにプロービングして測定を行うこととなり、接触点やプローブにおけるノイズが大きく、ジッタ特性を高精度に測定することは困難であった。このため、ウェハテストで不良品を検出できず、アセンブリ後のテストで検出された場合には、アセンブリコストの分だけ、コストが増大するという問題がある。
またアセンブリ後のテストにおいても、現在、量産テストで流通している性能のテスタでは、高精度のジッタ測定ができない。そのため、別途高性能ジッタ測定装置が必要となり、テストコストの増加に繋がる。
また、高速シリアル転送入出力部の出力信号を直接に測定する場合は、出力信号をプローブにより測定することが必要であるが、例えば、システムボード上に実装された状態ではプロービングが困難であり、測定不可能であった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、シリアライザおよびデシリアライザを有した高速シリアル転送入出力部を備える半導体装置において、高性能なジッタ測定器を用いることなく、高速クロックのジッタ特性を高精度に測定することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る1の実施の形態においては、以下の半導体装置が開示されている。すなわち、ジッタ測定テスト時には、TXポートに内蔵されたパターン生成ロジックにおいて、データ信号を生成してシリアライザに与え、シリアライザの出力を、RXポートのデシリアライザおよびCDR回路にループバックするパスを設けることで、高速シリアル転送入出力部内部でのジッタ測定を可能とするBIST構成を採用している。
上記実施の形態によれば、ウェハテストにおいてウェハにプロービングして測定を行う必要がなく、ジッタ特性を高精度に測定することが可能となり、ウェハテストにおいて確実に不良品を検出することが可能となる。このため、不良品にパッケージングを施す事態を防止して、アセンブリコストを削減することができる。
また、BIST構成を採用することで、半導体チップ内部での閉じたテストが可能となる。
<前提技術>
発明の実施の形態の説明に先立って、前提技術として、シリアライザおよびデシリアライザを有した高速シリアル転送入出力部の基本的な構成および動作について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、一般的な高速シリアル転送入出力部90の基本的な構成を示すブロック図である。図1に示すように、高速シリアル転送入出力部90は、全2重通信(Full Duplex)の構成を採り、出力側をTXポートTP、入力側をRXポートRPと呼ぶ。
TXポートTPは、高速クロックCLK1(第1のクロック)を生成するPLL(Phase Locked Loop)回路4(第1のクロック生成部)と、PLL回路4から出力される高速クロックCLK1を受けて、当該高速クロックCLK1の立ち上がりのタイミングで、パラレルデータであるNビットの入力データIDをシリアルデータに変換して出力するシリアライザ3と、シリアライザ3から出力されるデータを受ける出力バッファ1(出力部)とを備えている。
なお、出力バッファ1は差動バッファとなっており、非反転出力および反転出力が、それぞれパッドPD1およびPD2(第1の端子部)に接続されている。
RXポートRPは、入力バッファ2(入力部)と、入力バッファ2から出力されるデータD1を受けて、高速クロックCLK1を高速クロックCLK2(第2のクロック)として再生して出力するCDR(Clock Data Recovery)回路6(第2のクロック生成部)と、データD1を受けて、CDR回路6で生成された高速クロックCLK2に基づいて、シリアルデータであるデータD1をパラレルデータに変換してNビットの出力データODとして出力するデシリアライザ5とを備えている。
なお、出力バッファ2は差動バッファとなっており、非反転入力および反転入力が、それぞれパッドPD3およびPD4に接続されている。
なお、図1においては、PLL回路4から出力される高速クロックCLK1およびCDR回路6から出力される高速クロックCLK2がジッタを有することを模式的に示している。
PLL回路4から出力される高速クロックCLK1のジッタは、シリアライザ3内部のフリップフロップを経由して、シリアライザ3から出力されるシリアルデータのジッタとして重畳される。
図2は、CDR回路6におけるクロック再生動作を模式的に示す図であり、CDR回路6は、データD1のデータ列からエッジを検出し、検出エッジのタイミングを基準として位相を90度シフトした高速クロックCLK2を生成する。
図3は、デシリアライザ5の入力部の構成を示すブロック図である。図3に示すように、デシリアライザ5の入力部においては、例えば、フリップフロップFF1およびFF2を有したシフトレジスタを備え、高速クロックCLK2を用いてシフトレジスタによって入力データをキャプチャすることで、データD1を最もタイミングマージンのあるポイントでキャプチャすることができる。従って、正常にキャプチャできるかどうかは、CDR回路6が出力する高速クロックCLK2のジッタ特性に依存する。
従って、高速クロックCLK1およびCLK2を生成するPLL回路4およびCDR回路6のジッタ特性が規格外である場合には、正常なシステム動作を保証することができないので、当該PLL回路4およびCDR回路6を有するチップは不良品として扱うことになる。
以下、本発明に係る実施の形態1および2において、PLL回路4およびCDR回路6のジッタ特性を検出可能な高速シリアル転送入出力部について説明する。
<A.実施の形態1>
図4は、本発明に係る実施の形態1の高速シリアル転送入出力部100の主要部の構成を示すブロック図である。なお、図1に示した高速シリアル転送入出力部90と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<A−1.装置構成および動作の概略>
まず、図4を用いて高速シリアル転送入出力部100の構成および概略動作について説明する。
高速シリアル転送入出力部100においては、ジッタ測定テスト機能を有しており、当該ジッタ測定テスト機能は、所定のテストスタート信号TSおよびテストモード選択信号TMを受けて起動する。
すなわち、ジッタ測定テスト時には、TXポートTPに内蔵されたパターン生成ロジック7において、データ信号を生成してシリアライザ3に与え、シリアライザ3の出力を、RXポートRPのデシリアライザ5およびCDR回路6にループバックするパスを設けることで、高速シリアル転送入出力部100内部でのジッタ測定を可能とするBIST(Built In Self Test)構成を採用している。
より具体的には、ジッタ測定テスト時に、TXポートTPおよびRXポートRPにそれぞれ内蔵されたパターン生成ロジック7(パターン生成部)およびパターン比較ロジック8(パターン比較部)にテストスタート信号TSが与えられると、パターン生成ロジック7ではNビットのテストパターンP0(第1のパターン)を生成して出力する。当該テストパターンP0はセレクタSL1を介してシリアライザ3に与えられる。
セレクタSL1は、通常動作時には半導体チップ側から通常動作用入力を介して入力されるNビットの入力データIDをシリアライザ3に与え、ジッタ測定テスト時にはNビットのテストパターンP0をシリアライザ3に与えるようにテストモード選択信号TMによって切り替え制御される。なお、以後の説明においては通常動作の説明は省略し、ジッタ測定テスト時の動作についてのみ説明する。
シリアライザ3に与えられたテストパターンP0は、シリアルデータに変換されてテストパターンP1(第2のパターン)として出力バッファ2およびセレクタSL2に与えられる。セレクタSL2に与えられたテストパターンP1は、セレクタSL2を介して可変遅延素子VDL1(第1の可変遅延素子)およびCDR回路6に与えられ、さらに可変遅延素子VDL2(第2の可変遅延素子)を介してデシリアライザ5に与えられる。
セレクタSL2は、通常動作時にはパッドPD3およびPD4を介して半導体チップ外部から高速シリアル転送入出力部100に入力されるデータD1を、デシリアライザ5に与え、ジッタ測定テスト時には、シリアルデータに変換されたテストパターンP1をデシリアライザ5に与えるようにテストモード選択信号TMによって切り替え制御される。
CDR回路6はテストパターンP1を受けて、高速クロックCLK2を生成するが、当該高速クロックCLK2は、可変遅延素子VDL1を介してデシリアライザ5に与えられることになる。
可変遅延素子VDL1およびVDL2は、遅延制御信号DLCによって遅延時間を変更可能な遅延素子であり、片方ずつ動作させて、テストパターンP1あるいは高速クロックCLK2の位相を変更することで、テストパターンP1と高速クロックCLK2との相対的な位相関係を任意に変更する位相変更手段を構成する。
デシリアライザ5では、位相が変更されたテストパターンあるいは位相が変更された高速クロックCLK2を受けて、テストパターンP1をパラレルデータに変換し、Nビットの出力データODとして出力する。
出力データODは、通常動作用出力を介して半導体チップ側に与えられるとともに、パターン比較ロジック8に与えられる。
パターン比較ロジック8は、テストスタート信号TSを受けて起動し、予め定めた比較用パターンと出力データODとのパターン比較を行う。ここで、比較用パターンは、パターン生成ロジック7で生成したテストパターンP0に等しく、比較用パターンとの差異が大きな出力データODについてはエラーデータと判断し、エラー計測ロジック9(エラー計測部)に比較結果情報を与える。
エラー計測ロジック9では、比較結果情報が所定量蓄積されるまで保持した後、エラー計測結果ERとして出力する。
<A−2.ジッタ測定テスト>
次に、図5〜図11を用いて、高速シリアル転送入出力部100におけるジッタ測定テストについて説明する。なお、図5に示す高速シリアル転送入出力部100では、遅延制御信号DLC、テストスタート信号TSおよびテストモード選択信号TMがテスト制御/観測用レジスタ群10において生成される例を示しており、テスト制御/観測用レジスタ群10は、エラー計測結果ERも受ける構成となっている。また、テスト制御/観測用レジスタ群10は、TAP(Test Access Port)コントローラ11との間で信号の授受を行うように構成され、TAPコントローラ11はTAP12を介して、半導体チップ外部との間で信号の授受を行う構成となっている。
ここで、TAPは、米国電気電子学会(IEEE)のIEEE規格1149.1「Standard Test Access Port and Boundary-Scan Architecture」として標準化したJTAG規格に則したポートであり、半導体チップであれば標準的に備えるポートである。また、TAPコントローラは、TAPから供給される制御シーケンスに応答してクロックや制御信号を生成する装置であり、これも標準的に装備されている。
図6に、可変遅延素子VDL1およびVDL2を接続したデシリアライザ5の入力部の構成を示す。図6に示すように、フリップフロップFF1のデータ入力に、可変遅延素子VDL1を介してデータD1(あるいはテストパターンP1)が与えられ、フリップフロップFF1のクロック入力に、可変遅延素子VDL2を介して高速クロックCLK2が与えられる構成となっている。
図7には、可変遅延素子VDL1の構成をブロック図で示す。
図7に示すように、可変遅延素子VDL1は、既知の遅延値を有するバッファ等の遅延素子DLが直列に接続されるとともに、各遅延素子DLの出力は、それぞれデータセレクタDSLの入力ポートにも接続される構成となっている。この、直列に接続された複数の遅延素子DLの入力端にデータD1(あるいはテストパターンP1)が与えられると、それぞれの遅延素子DLから、遅延素子DLの接続個数に応じて遅延された遅延データがデータセレクタDSLに与えられることになる。
データセレクタDSLは、遅延制御信号DLCによって、何れかの遅延素子DLの出力を選択し、選択された遅延素子DLの出力が、可変遅延素子VDL1の出力データとして出力される。
ここで、遅延制御信号DLCは、例えば4ビットのデータで構成された場合は、"0000"〜"1111"までの16階調の信号を構成することが可能であり、VDLコードと呼称する場合もある。
そして、例えば、遅延制御信号DLCが"0001"の場合は、遅延素子DLの1個分だけの遅延を有する遅延データを選択するものとし、遅延制御信号DLCが"0010"の場合は、遅延素子DLの2個分だけの遅延を有する遅延データを選択するものと設定すれば、遅延制御信号DLCが1階調上がるごとに、遅延素子DLの1個分ずつの遅延を増やすことができる。
なお、遅延制御信号DLCが"0000"の場合は、データD1(あるいはテストパターンP1)が、遅延素子DLを介さずに直接に接続された入力ポートを選択するように設定すれば、通常動作時にはデータD1を遅延させることなくデシリアライザ5に与えることができ、また、ジッタ測定テスト時において、高速クロックCLK2を遅延させる場合には、テストパターンP1を遅延させることなくデシリアライザ5に与えることができる。
なお、可変遅延素子VDL2も構造は同じであり、入力データが高速クロックCLK2に代わるだけである。
以上の構成を踏まえて、ジッタ測定テストについて説明する。
図2を用いて説明したように、通常動作時には、CDR回路6が、データD1のデータ列からエッジを検出し、検出エッジのタイミングを基準として位相を90度シフトした高速クロックCLK2を生成し、デシリアライザ5では高速クロックCLK2を用いてデータD1をキャプチャするので、データD1を最もタイミングマージンのある中央部でキャプチャすることになる。
しかし、ジッタ測定テストにおいては、例えば、位相を90度シフトさせた高速クロックCLK2を、可変遅延素子VDL2によって位相を遅延させる方向にさらにシフトさせ、遅延させた高速クロックCLK2を用いて、デシリアライザ5でテストパターンP1をキャプチャさせる。
図8は、遅延させた高速クロックCLK2を用いて、デシリアライザ5でテストパターンP1をキャプチャさせる動作を模式的に示すタイミングチャートである。
図8においては、遅延させた高速クロックCLK2が、テストパターンP1のジッタ領域から外れた中央部ではなく、テストパターンP1のジッタ領域に近い部分をキャプチャする状態を示しており、高速クロックCLK2のジッタを有するエッジで、テストパターンP1のジッタ領域に近い部分をキャプチャすることから、キャプチャに不具合が生じ、デシリアライザ5におけるパラレル変換にも影響を及ぼすことが想定される。このため、Nビットの出力データODは、パターン生成ロジック7で生成されたテストパターンP0とは異なったパターン、すなわちエラーパターンとなる。
また、ジッタ測定テストにおいては、テストパターンP1を、可変遅延素子VDL1によって位相を遅延させる方向にシフトさせ、高速クロックCLK2を用いて、デシリアライザ5でテストパターンP1をキャプチャさせることも可能である。
図9は、高速クロックCLK2を用いて、遅延させたテストパターンP1をキャプチャさせる動作を模式的に示すタイミングチャートである。
図9においては、高速クロックCLK2が、遅延させたテストパターンP1のジッタ領域から外れた中央部ではなく、テストパターンP1のジッタ領域に近い部分をキャプチャする状態を示しており、高速クロックCLK2のジッタを有するエッジで、テストパターンP1のジッタ領域に近い部分をキャプチャすることから、キャプチャに不具合が生じ、デシリアライザ5におけるパラレル変換にも影響を及ぼすことが想定される。このため、Nビットの出力データODは、パターン生成ロジック7で生成されたテストパターンP0とは異なったパターン、すなわちエラーパターンとなる。
図8および図9では、それぞれ高速クロックCLK2を大幅に遅延させた場合、およびテストパターンP1を大幅に遅延させた場合を示しているが、それぞれの遅延状態によっては、出力データODがエラーパターンとはならない場合がある。
このエラーパターンが発生しない遅延状態は、ある一定の期間は引き続いて起こり、当該期間は高速クロックCLK2およびテストパターンP1の遅延時間をそれぞれ変化させることで規定することができる。ここで、上記一定の期間をパス領域と呼称する。
発明者は、パス領域が、高速クロックCLK1およびCLK2のジッタによって変動することに着目し、パス領域を検出することで、PLL回路3およびCDR回路6のジッタ特性を検出するという技術思想に到達した。
図10は、ジッタ測定テストの動作を示すフローチャートであり、図11は、当該フローに基づいて得られたジッタ測定結果を示す図である。
以下、図5を参照しつつ、図10および図11を用いてジッタ測定テストの具体的な動作について説明する。
図10に示すように、テスト制御/観測用レジスタ群10からのテストモード選択信号TMによってテストモードが選択されると(ステップS1)、遅延制御信号DLC(VDLコード)を何れかの値に設定する(ステップS2)。この場合、まず、高速クロックCLK2およびテストパターンP1のどちらを遅延させるのかについても設定を行う。
ここでは、高速クロックCLK2を遅延させる場合で、VDLコードを"0000"に設定する。
そして、ステップS3においてテストスタート信号TSをオンすると、パターン生成ロジック7からNビットのテストパターンP0が出力され、セレクタSL1を介してシリアライザ3に与えられてシリアル変換され、テストパターンP1として出力される。
テストパターンP1は、セレクタSL2を介してデシリアライザ5およびCDR回路6に与えられ、デシリアライザ5でパラレル変換される。このとき、CDR回路6に与えられたテストパターンP1に基づいて、テストパターンP1に対して位相が90度シフトした高速クロックCLK2が生成される。
当該高速クロックCLK2は、可変遅延素子VDL2に与えられるが、VDLコードが"0000"の場合は位相が遅延することなくデシリアライザ5に与えられる。
従って、高速クロックCLK2の位相は、テストパターンP1に対して90度位相シフトしたポイントに調整され、キャプチャマージンの最も良いポイントとなり、パラレル変換されたNビットの出力データODは、テストパターンP0にほぼ一致するデータとなる。
出力データODは、パターン比較ロジック8に与えられて比較用パターンと比較されるが、比較用パターンは、パターン生成ロジック7で生成したテストパターンP0に等しいので、両者は一致することになり、パスデータであると判断される。
なお、テストスタート信号TSをオンしている期間は、パターン生成ロジック7からテストパターンP0が出力され、パターン比較ロジック8ではNビットの出力データODの波形のそれぞれについて比較動作を繰り返した後、テストスタート信号TSをオフする(ステップS5)。
そして、パターン比較ロジック8での比較結果は、全てエラー計測ロジック9に与えられる。VDLコードが"0000"の場合は、エラーデータを検出する回数は0回であると考えられ、エラー計測ロジック9では、VDLコードが"0000"でのエラー検出回数は「0回」であるという比較結果情報を保持する(ステップS6)。なお、比較動作の繰り返し回数は任意に設定することができ、例えば1000〜2000回に設定される。
次に、ステップS7においてVDLコードの変更回数が、予め定めた所定回数に達したか否か、すなわち可変遅延素子VDL1またはVDL2における変更可能な遅延時間を全て適用したか否かについて判定を行い、所定回数に達していない場合は、VDLコードを1階調変更して設定し(ステップS2)、ステップS3以下の動作を繰り返す。
なお、VDLコードは、1階調ずつ順に変更すれば良いが、"0000"から始める必要はなく、"1111"から始めて"0000"で終わっても良いし、また、可変遅延素子VDL1またはVDL2における変更可能な遅延時間を全て適用せずとも良く、例えば、途中から初めて途中で終わるなど、適用方法は限定されない。
一方、ステップS7においてVDLコードの変更回数が所定回数に達したと判定された場合は、エラー計測ロジック9に保持された比較結果情報は、テスト制御/観測用レジスタ群10に与えられ、TAPコントローラ11からTAP12を介して半導体チップ外部に出力され、外部のテスタ等(図示せず)を用いて、比較結果情報の解析が行われる。
なお、上記においては、VDLコードが"0000"の場合について説明したので、エラー検出回数は「0回」となったが、高速クロックCLK2が遅延して、キャプチャマージンの悪いポイント、すなわちテストパターンP1のジッタ領域に近いポイントでキャプチャすることになった場合には、出力データODと比較用パターンとの比較結果が一致せず、パターン比較ロジック8において、エラーデータであると判断される回数が増える。
高速クロックCLK2を遅延させるテストが終了した後は、テストパターンP1を遅延させるテストを実行するが、テストフローは図10を用いて説明したフローと同様である。
図11は、高速クロックCLK2およびテストパターンP1を遅延させてそれぞれ得られた比較結果情報を解析して、両者をVDLコードの変化に対するエラー検出回数のグラフとしてまとめて示した図である。
図11においては、エラー検出回数が「0」を示すVDLコードで規定される領域をパス領域とし、エラー検出回数が「0」以外を示すVDLコードで規定される領域をジッタ領域として示している。
なお、図11においては、エラー検出回数が「0」以外の場合にはジッタ領域として示したが、ジッタ領域とパス領域との判定閾値は任意に決めることができ、予め設定しても良いし、テストを行いながら変更しても良く、その場合は、テスト制御/観測用レジスタ群10から判定閾値THとして、エラー計測ロジック9に与えるようにすれば良い。
また、エラー計測ロジック9を備えず、パターン比較ロジック8での比較結果情報を直接にテスト制御/観測用レジスタ群10に与え、TAP12を介して外部に読み出し、エラー計測ロジック9によって実行していた処理を、外部のテスタによって実行させても良い。
図7のように、可変遅延素子VDL1およびVDL2は、既知の遅延時間を有する遅延素子DLを複数用いて構成されており、例えば、遅延制御信号(VDLコード)DLCが1階調上がるごとに、遅延素子DLの1個分ずつの遅延を増やすように構成した場合は、VDLコードの変更回数と遅延素子DLの1個分の遅延時間との積によってパス領域、すなわちデータを正常にキャプチャできるキャプチャ領域の絶対値を求めることができる。
遅延素子DLの1個分の遅延時間が50psecである場合、VDLコードの変更回数が4回の場合、キャプチャ領域は200psecとなる。
このキャプチャ領域が、予め設定した時間より短い場合には、PLL回路4およびCDR回路6はジッタ特性に問題があると判定することができ、当該PLL回路4およびCDR回路6を有する半導体チップは、出荷対象から外す措置を採ることが可能になる。
<A−3.効果>
以上説明したように、実施の形態1の高速シリアル転送入出力部100においては、ジッタ測定テスト時には、TXポートTPに内蔵されたパターン生成ロジック7において、データ信号を生成してシリアライザ3に与え、シリアライザ3の出力を、RXポートRPのデシリアライザ5およびCDR回路6にループバックするパスを設けることで、高速シリアル転送入出力部100内部でのジッタ測定を可能とするBIST構成を採用している。
このため、ウェハテストにおいてウェハにプロービングして測定を行う必要がなく、ジッタ特性を高精度に測定することが可能となり、ウェハテストにおいて確実に不良品を検出することが可能となる。このため、不良品にパッケージングを施す事態を防止して、アセンブリコストを削減することができる。
また、BIST構成を採用することで、半導体チップ内部での閉じたテストが可能となり、測定系に依存せずに済む。
すなわち、高速シリアル転送入出力部100に、パターン比較ロジック8およびエラー計測ロジック9を内蔵することで、エラーデータの検出および判定を行うので、外部に設けるテスタでは、比較結果情報を適宜読み出すだけであり、高性能なテスタ必要とせずにジッタ特性を測定することができ、テストコストの増加を防止することができる。
また、パッケージングを施した後に、ボード上に取り付けた状態でジッタ特性を測定することも可能となる。
また、テスト制御/観測用レジスタ群10の制御およびデータの読み出しは、JTAG規格に則したTAP12から、TAPコントローラ11を介して行うので、ジッタ測定テストを行うために新たな入出力ピンを設ける必要がない。
なお、TAP12で対応可能な周波数は10MHz程度で動作は遅いが、TAP12を介して比較結果情報を読み出すには十分であり、高速シリアル転送入出力部100に内蔵されたBIST構成において、GHzオーダーの周波数を有する信号に対してテストを行い、その結果を読み出すので、高速信号に対応したテスタが不要となる。
また、高速クロックCLK2およびテストパターンP1との相対的な位相関係を任意に変更する位相変更手段を、可変遅延素子VDL1およびVDL2で構成するので、位相変更手段の実現が容易である。
<A−4.変形例1>
高速シリアル転送入出力部100においては、出力バッファ1および入力バッファ2よりも内側、すなわちパッドPD1〜PD4が設けられた側とは反対側にセレクタSL2を設け、セレクタSL2に与えられたテストパターンP1を、セレクタSL2を介して可変遅延素子VDL1およびCDR回路6に与える構成、すなわち、ループバックパスを、出力バッファ1および入力バッファ2よりも内側に設ける構成を示した。
このように、ループバックパスを比較的余裕のある高速シリアル転送入出力部の内部に設けるようにすることで、ループバックパスの配設を容易に行うことができる。
しかし、この構成に限定されるものではなく、ループバックパスをフロントエンドI/O、すなわち出力バッファ1および入力バッファ2よりも外側に設ける構成を採用しても良い。
図12には、ループバックパスを出力バッファ1および入力バッファ2とパッドPD3およびPD4との間に設けた高速シリアル転送入出力部100Aの構成を示す。なお、図4に示した高速シリアル転送入出力部100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示すように、高速シリアル転送入出力部100Aにおいては、シリアライザ3から出力されたテストパターンP1は、出力バッファ1に与えられ、差動出力として出力される。出力バッファ1の非反転出力端子から出力されるテストパターンP11は、パッドPD1に入力されるとともに、セレクタSL11に入力され、出力バッファ1の反転出力端子から出力されるテストパターンP12は、パッドPD2に入力されるとともに、セレクタSL12に入力される。
ここで、セレクタSL11およびSL12は、セレクタSL1とともに、テストモード選択信号TMによって切り替え制御される。すなわち、セレクタSL11は、通常動作時にはパッドPD3を介して半導体チップ外部から高速シリアル転送入出力部100に入力されるデータを入力バッファ2の非反転入力端子に与え、ジッタ測定テスト時には、テストパターンP11を入力バッファ2の非反転入力端子に与えるように切り替え制御される。
また、セレクタSL12は、通常動作時にはパッドPD4を介して半導体チップ外部から高速シリアル転送入出力部100に入力されるデータを入力バッファ2の反転入力端子に与え、ジッタ測定テスト時には、テストパターンP12を入力バッファ2の反転入力端子に与えるように切り替え制御される。
なお、テストパターンP11をセレクタSL11に与えるループパスPS1には、高速信号接続のための容量性結合用のキャパシタC1が介挿され、テストパターンP12をセレクタSL12に与えるループパスPS2には、高速信号接続のための容量性結合用のキャパシタC2が介挿されている。
入力バッファ2に与えられた、テストパターンP11およびP12は、テストパターンP1として可変遅延素子VDL1およびCDR回路6に与えられ、さらに可変遅延素子VDL1を介してデシリアライザ5に与えられる。
このような構成を採ることで、フロントエンドI/Oを構成する出力バッファ1および入力バッファ2のジッタ特性も含めた測定が可能となり、より実使用状態に近い状態でのテストが可能となる。
<A−5.変形例2>
ループバックパスをフロントエンドI/O、すなわち出力バッファ1および入力バッファ2よりも外側に設ける構成としては、図13に示す高速シリアル転送入出力部100Bのように、ループバックパスをパッドPD1〜PD4の配設ラインよりも外側、すなわちウェハダイシングラインDLよりも外側に設けても良い。なお、図4に示した高速シリアル転送入出力部100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図13に示すように、高速シリアル転送入出力部100Bにおいては、シリアライザ3から出力されたテストパターンP1は、出力バッファ1に与えられ、差動出力として出力される。出力バッファ1の非反転出力端子から出力されるテストパターンP11は、パッドPD1に入力され、出力バッファ1の反転出力端子から出力されるテストパターンP12は、パッドPD2に入力される。そして、パッドPD1は、ウェハダイシングラインDLよりも外側に設けられたループパスPS1を介してパッドPD3に接続され、パッドPD2は、ウェハダイシングラインDLよりも外側に設けられたループパスPS2を介してパッドPD4に接続される構成となっている。
なお、ループパスPS1には、高速信号接続のための容量性結合用のキャパシタC1が介挿され、ループパスPS2には、高速信号接続のための容量性結合用のキャパシタC2が介挿されている。
また、パッドPD3およびPD4は、それぞれ入力バッファ2の非反転入力端子および反転入力端子に接続され、入力バッファ2に与えられた、テストパターンP11およびP12は、テストパターンP1として可変遅延素子VDL1およびCDR回路6に与えられ、さらに可変遅延素子VDL1を介してデシリアライザ5に与えられる。
このような構成を採ることで、ウェハテスト時には、このループパスPS1およびPS2を用いてジッタ特性を測定することが可能となる。
また、ループバックパスを構成するためのセレクタは、セレクタSL1のみで済むので、複数のセレクタを設けることによるコスト削減と、通常動作時のパスにセレクタが存在することによる影響を排除することができる。
なお、ウェハテスト後には、ウェハから半導体チップを個別に切り離すダイシングにより、ダイシングラインDL上でループパスPS1およびPS2が切り離されることになる。
<B.実施の形態2>
図14は、本発明に係る実施の形態2の高速シリアル転送入出力部200の構成を示すブロック図である。なお、図4に示した高速シリアル転送入出力部100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<B−1.装置構成および動作>
図14に示す高速シリアル転送入出力部200においては、セレクタSL2に与えられたテストパターンP1は、セレクタSL2を介してデシリアライザ5およびCDR回路6Aに与えられる構成となっている。
CDR回路6AはテストパターンP1および遅延制御信号DLCを受けて、高速クロックCLK2を生成し、当該高速クロックCLK2は、デシリアライザ5に与えられるが、CDR回路6Aには、高速クロックCLK2の位相を、テストパターンP1に対して90度位相シフトさせるとともに、高速クロックCLK2の位相に遅延を与える機能も有している。
図15に、CDR回路6Aの構成をブロック図で示す。
図15に示すように、CDR回路6Aは、位相比較器PCと、チャージポンプCPと、電圧制御発振器VCOとを備え、電圧制御発振器VCOが出力する高速クロックCLK2を、位相比較器PCにフィードバックする構成となっている。なお、チャージポンプCPの出力と、電圧制御発振器VCOの入力とを接続するパスと接地電位との間には、直列に接続された抵抗R1およびキャパシタC1が介挿されて、ループフィルタLPを構成している。
位相比較器PCは、テストパターンP1(通常動作時にはデータD1)および遅延制御信号DLCを受けて、高速クロックCLK2とテストパターンP1との位相比較を行い、その結果に基づいて、位相差を広げるアップ信号UPおよび位相差を縮めるダウン信号DNを調整してチャージポンプCPに与える。
位相比較器PC内には、シフトレジスタを構成するフリップフロップFF3およびFF4を備え、高速クロックCLK2は、フリップフロップFF3のクロック入力に与えられるとともに、フリップフロップFF4の反転クロック入力に与えられる。
そして、テストパターンP1は、フリップフロップFF3のD入力に与えられ、フリップフロップFF3のQ出力は、フリップフロップFF4のD入力に接続されている。
また、フリップフロップFF3のD入力には、可変遅延素子VDL11(第1の可変遅延素子)の入力が接続され、フリップフロップFF3のQ出力には、可変遅延素子VDL21(第2の可変遅延素子)の入力が接続され、フリップフロップFF4のQ出力は、可変遅延素子VDL22(第3の可変遅延素子)の入力に接続されている。
可変遅延素子VDL11、VDL21およびVDL22は、遅延制御信号DLC1によって遅延時間が調整され、可変遅延素子VDL21およびVDL22は、共通の遅延制御信号DLC2によって制御される構成となっている。
可変遅延素子VDL11、VDL21およびVDL22は、テストパターンP1と高速クロックCLK2との相対的な位相関係を任意に変更する位相変更手段を構成する。
そして、可変遅延素子VDL11の出力信号Aは、2入力のイクスクルーシブORゲートG1の一方の入力に与えられ、可変遅延素子VDL21の出力信号Bは、イクスクルーシブORゲートG1の他方の入力に与えられる構成となっている。
また、可変遅延素子VDL21の出力信号Bは、2入力のイクスクルーシブORゲートG2の一方の入力にも与えられ、可変遅延素子VDL22の出力信号Cは、イクスクルーシブORゲートG2の他方の入力に与えられる構成となっている。
イクスクルーシブORゲートG1の出力はアップ信号UPとしてチャージポンプCPに与えられ、イクスクルーシブORゲートG2の出力はダウン信号DNとしてチャージポンプCPに与えられる。
ここで、図16〜図18を用いて位相比較器PCの動作について説明する。
図16は、位相比較器PCにおいて、テストパターンP1に対して90度位相シフトさせただけの高速クロックCLK2を発生させる動作を説明するタイミングチャートである。
この場合、可変遅延素子VDL11に与えられる遅延制御信号DLC1および可変遅延素子VDL21、VDL22に与えられる遅延制御信号DLC2は0("0000")であり、可変遅延素子VDL11、VDL21およびVDL22は遅延を与えない状態である。この状態での可変遅延素子VDL21およびVDL22の、それぞれの出力信号BおよびCは、可変遅延素子VDL21の出力信号Aに対して、90度ずつ位相シフトした波形を有し、出力信号AおよびBのイクスクルーシブORによりアップ信号UPを生成し、出力信号BおよびCのイクスクルーシブORによりダウン信号DNを生成する。
すなわち、高速クロックCLK2とテストパターンP1との位相差が90度以上であれば、アップ信号UPのHigh状態の区間が延びる。
この結果を受けて、チャージポンプCPでは、アップ信号UPのHigh状態の区間の長さに応じて、電圧制御発振器VCOに入力する電圧を調整する。電圧制御発振器VCOでは、チャージポンプCPからの入力電圧に応じて、高速クロックCLK2の周波数を一旦、高くする。これにより、フィードバックされる高速クロックCLK2の位相は早くなり、テストパターンP1との位相差が90度に近づく。
逆に、高速クロックCLK2とテストパターンP1との位相差が90度より小さければ、ダウン信号DNのHigh状態の区間が延びる。
この結果を受けて、チャージポンプCPでは、ダウン信号DNのHigh状態の区間の長さに応じて、電圧制御発振器VCOに入力する電圧を調整する。電圧制御発振器VCOでは、チャージポンプCPからの入力電圧に応じて、高速クロックCLK2の周波数を一旦、低くする。これにより、フィードバックされる高速クロックCLK2の位相は遅くなり、テストパターンP1との位相差が90度に近づく。
最終的に、高速クロックCLK2とテストパターンP1との位相差が90度となった時点で、アップ信号UPのHigh状態の区間とダウン信号DNのHigh状態の区間とが、同じ長さとなり、その時点の電圧制御発振器VCOの出力する高速クロックCLK2の位相と周波数で安定する。
図17は、位相比較器PCにおいて、テストパターンP1に対して90度位相シフトさせた高速クロックCLK2の位相を、さらに遅らせる動作を説明するタイミングチャートである。
この場合、可変遅延素子VDL11に与えられる遅延制御信号DLC1(VDLコード)をインクリメントして、出力信号Aに所望の遅延を与えてオフセットする。
このオフセットによりダウン信号DNのHigh状態の区間が延び、チャージポンプCPからの入力電圧が変更されて、電圧制御発振器VCOから出力される高速クロックCLK2の周波数が変更されるが、最終的にはオフセット分を補償するために、高速クロックCLK2の位相は、テストパターンP1からの90度位相シフト分+オフセット遅延分となるポイントで安定となる。図17は、安定した状態でのタイミングチャートであり、アップ信号UPおよびダウン信号DNも対称的な信号として安定している。
図18は、位相比較器PCにおいて、テストパターンP1に対して90度位相シフトさせた高速クロックCLK2の位相を早める動作を説明するタイミングチャートである。
この場合、可変遅延素子VDL21およびVDL22に与えられる遅延制御信号DLC2(VDLコード)をインクリメントして、出力信号BおよびCに所望の遅延を与えてオフセットする。
このオフセットによりアップ信号UPのHigh状態の区間が延び、チャージポンプCPからの入力電圧が変更されて、電圧制御発振器VCOから出力される高速クロックCLK2の周波数が変更されるが、最終的にはオフセット分を補償するために、高速クロックCLK2の位相は、テストパターンP1からの90度位相シフト分−オフセット遅延分となるポイントで安定となる。図18は、安定した状態でのタイミングチャートであり、アップ信号UPおよびダウン信号DNも対称的な信号として安定している。
このように、CDR回路6Aにおいては、位相比較器PC内に可変遅延素子VDL11、VDL21およびVDL22を内蔵し、これらに与える遅延制御信号DLCを調整することで、高速クロックCLK2の位相を早めたり、遅延させることが可能であり、実施の形態1において説明した高速シリアル転送入出力部100と同様に、図11を用いて説明したジッタ測定結果を得ることができる。
<B−2.効果>
実施の形態2の高速シリアル転送入出力部200においては、実施の形態1において説明した高速シリアル転送入出力部100と同様に、ジッタ測定を可能とするBIST構成を採用しているので、高速シリアル転送入出力部100と同様の効果を奏することは言うまでもないが、CDR回路6Aにおいて、可変遅延素子VDL11、VDL21およびVDL22を内蔵して、高速クロックCLK2の位相のみを可変とする構成を採用している。
このため、通常動作時においてデータD1が可変遅延素子を含んだパスを通ることがなく、データD1が可変遅延素子を通ることにより、何らかの影響を受けるということが防止される。
また、データD1は、通常動作時もジッタ測定テスト時も同じパスを通るので、ジッタ測定テスト時において、通常動作時と同じ条件でのテストが可能となり、より実動作に近い測定が可能となるため、測定精度の向上が期待できる。
<B−3.変形例>
なお、本実施の形態の高速シリアル転送入出力部200においても、図12を用いて説明した高速シリアル転送入出力部100Aと同様に、ループバックパスをフロントエンドI/O、すなわち出力バッファ1および入力バッファ2よりも外側に設ける構成を採用しても良い。
また、図13を用いて説明した高速シリアル転送入出力部100Bと同様に、ループバックパスをパッドPD1〜PD4の配設ラインよりも外側、すなわちウェハダイシングラインDLよりも外側に設けても良い。
本発明の前提技術となる高速シリアル転送入出力部の構成を説明するブロック図である。 CDR回路におけるクロック再生動作を模式的に示すタイミングチャートである。 デシリアライザの入力部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の高速シリアル転送入出力部の主要部の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の高速シリアル転送入出力部の全体構成を説明するブロック図である。 デシリアライザの入力部の構成を示すブロック図である。 可変遅延素子の構成を示すブロック図である。 デシリアライザでテストパターンをキャプチャさせる動作を模式的に示すタイミングチャートである。 デシリアライザでテストパターンをキャプチャさせる動作を模式的に示すタイミングチャートである。 ジッタ測定テストの動作を示すフローチャートである。 ジッタ測定結果を示す図である。 本発明に係る実施の形態1の変形例1の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の変形例2の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る実施の形態2の高速シリアル転送入出力部の主要部の構成を説明するブロック図である。 CDR回路の構成を示すブロック図である。 CDR回路において、テストパターンに対して90度位相シフトさせた高速クロックを発生させる動作を説明するタイミングチャートである。 CDR回路において、テストパターンに対して90度位相シフトさせた高速クロックの位相を遅延させる動作を説明するタイミングチャートである。 CDR回路において、テストパターンに対して90度位相シフトさせた高速クロックの位相を早める動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1 出力バッファ、2 入力バッファ、4 PLL回路、6 CDR回路、VDL1,VDL2,VDL11,VDL21,VDL22 可変遅延素子。

Claims (7)

  1. 第1のクロックを生成する第1のクロック生成部と、
    前記第1のクロックのタイミングに基づいて、パラレルデータをシリアル変換するシリアライザと、
    第2のクロックを生成する第2のクロック生成部と、
    前記第2のクロックのタイミングに基づいて、シリアルデータをパラレル変換するデシリアライザと、
    前記パラレルデータとして、第1のパターンを生成するパターン生成部と、
    前記第1のパターンを受けた前記シリアライザが出力する第2のパターンを前記デシリアライザに与えるループバックパスと、
    前記第2のパターンを受けた前記デシリアライザが出力する出力データと、比較用パターンとのパターン比較を行うパターン比較部と、
    前記第2のパターンと前記第2のクロックとの相対的な位相関係を任意に変更する位相変更手段と、を有したシリアル転送入出力部を備え、
    前記位相変更手段によって、前記相対的な位相関係を変更するごとに、前記パターン比較部において前記出力データと前記比較用パターンとのパターン比較を行い、両者が不一致の場合をエラーデータとして判定する、半導体装置。
  2. 前記シリアル転送入出力部は、
    前記パターン比較部から出力される前記エラーデータを受け、前記相対的な位相関係ごとの前記エラーデータの検出回数を計測するエラー計測部をさらに有し、
    前記エラー計測部は、
    前記相対的な位相関係ごとの前記エラーデータの検出回数の情報を外部に出力する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記位相変更手段は、
    前記第2のパターンを前記デシリアライザに与える経路上に介挿された第1の可変遅延素子と、
    前記第2のクロックを前記デシリアライザに与える経路上に介挿された第2の可変遅延素子と、を含み、
    前記第1の可変遅延素子によって、前記第2のパターンの位相を前記前記第2のクロックに対して遅延させる方向に変更し、
    前記第2の可変遅延素子によって、前記第2のクロックの位相を前記第2のパターンに対して遅延させる方向に変更することで、前記相対的な位相関係を変更する、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記第2のクロック生成部は、前記第2のパターンを受けて、前記第1のクロックを前記第2のクロックとして再生して出力し、
    前記位相変更手段は、前記第2のクロック生成部に内蔵され、前記第2のクロックの位相を前記第2のパターンに対して、遅延させる方向および早める方向に変更することで、前記相対的な位相関係を変更する、請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第2のクロック生成部は、
    前記第2のパターンを受けて、位相を90度遅延させるようにシフトさせた第1の信号を出力する第1のフリップフロップと、
    前記第1の信号を受けて、位相を90度遅延させるようにシフトさせた第2の信号を出力する第2のフリップフロップと、
    前記第2のパターンおよび前記第1の信号を受けて論理演算を行う第1の論理ゲートと、
    前記第1および第2の信号を受けて論理演算を行う第2の論理ゲートと、
    前記第1および第2の論理ゲートの出力信号に基づいて、周波数を調整して前記第2のクロックを出力する発振器と、を有し、
    前記前記第2のクロックは、前記第1および第2のフリップフロップのクロック入力にフィードバックされ、
    前記位相変更手段は、
    前記第2のパターンを前記第1の論理ゲートに与える経路に介挿され、前記第2のパターンを遅延させて、第1の遅延信号として出力する第1の可変遅延素子と、
    前記第1の信号を前記第1および第2の論理ゲートに与える経路に介挿され、前記第1の信号を遅延させて、第2の遅延信号として出力する第2の可変遅延素子と、
    前記第2の信号を前記第2の論理ゲートに与える経路に介挿され、前記第2の信号を遅延させて、第3の遅延信号として出力する第3の可変遅延素子と、を含み、
    前記第1の可変遅延素子によって、前記第1の遅延信号の位相を前記第2のクロックに対して遅延させる方向に変更することで、前記第2のクロックの位相を前記第2のパターンに対して遅延させる方向に変更し、
    前記第2および第3の可変遅延素子によって、前記第1および第2の遅延信号の位相を前記第2のクロックに対して遅延させる方向に変更することで、前記第2のクロックの位相を前記第2のパターンに対して進める方向に変更する、請求項3記載の半導体装置。
  6. 前記シリアル転送入出力部は、
    前記シリアライザの出力を外部に出力する出力部と、
    外部からのデータを入力する入力部と、を有し、
    前記ループバックパスは、前記出力部および前記入力部よりも内側に設けられる、請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記シリアル転送入出力部は、
    前記シリアライザの出力を外部に出力する出力部と、
    外部からのデータを入力する入力部と、
    前記出力部の出力を受ける第1の端子部と、
    前記入力部に入力される前記データを受ける第2の端子部と、を有し、
    前記ループバックパスは、前記出力部および前記入力部と、第1および第2の端子部の配列との間に設けられる、請求項1記載の半導体装置。
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