JP2011516410A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 対象の線維症または線維増殖性疾患を治療、予防、または診断するために使用するmiR-21またはその前駆体と相補的な核酸塩基配列を有する12〜30連結ヌクレオシドからなる修飾オリゴヌクレオチドを含む化合物。
2. 線維症が、肝線維症、心線維症、腎線維症、肺線維症、皮膚線維症、加齢関連線維症、または脾線維症である請求項1記載の化合物。
3. 該対象が、心疾患または病状、肝疾患または病状、肺疾患または病状、および腎疾患または病状からなる少なくとも1の疾患または病状を有する請求項1または2記載の化合物。
4. 該対象に投与するための1またはそれ以上のさらなる医薬品と組み合わせた請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
5. 該対象に対する該化合物の投与が、
   a)心重量増加、左心室拡大、または短縮率障害を改善し、
   b)心重量増加、左心室拡大、または短縮率障害を防ぎ、および/または
   c)心機能を改善する
   請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
6. 該対象に対する該化合物の投与が、
   a)線維症を改善し、
   b)線維症のさらなる進行を遅くし、
   c)線維症のさらなる進行を停止させ、
   d)線維症を減少させ、および/または
   e)コラーゲン含有量を減少させる
   請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
7. 繊維芽細胞と接触させることにより、
   a)繊維芽細胞の増殖を阻害し、
   b)繊維芽細胞のアポトーシスを促進し、および/または
   c)Sprouty 1タンパク質の発現を増加させるために用いる
   修飾オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がmiR-21またはその前駆体と相補的である12〜30連結ヌクレオシドからなる修飾オリゴヌクレオチドを含む化合物。
8. 該修飾オリゴヌクレオチドが、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または24結合ヌクレオシドからなり、該修飾オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列が配列番号12の核酸塩基配列の少なくとも15、少なくとも16、少なくとも17、少なくとも18、少なくとも19、少なくとも20、少なくとも21、または少なくとも22の連続核酸塩基を含む請求項1〜7のいずれかに記載の化合物。
9. 該化合物がリガンドと結合した修飾オリゴヌクレオチドを含み、該リガンドが所望によりコレステロールである請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
10. 該少なくとも1のヌクレオシド間結合が修飾ヌクレオシド間結合であり、各ヌクレオシド間結合が修飾ヌクレオシド間結合であり、該修飾ヌクレオシド間結合が所望によりホスホロチオエート結合である請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
11. 複数のヌクレオシドのそれぞれが修飾糖を含むか、または各ヌクレオシドが修飾糖を含み、所望により各修飾糖が独立して2'-O-メトキシエチル糖、2'-フルオロ糖、2'-O-メチル糖、または二環式糖部分から選ばれる請求項1〜10のいずれかに記載の化合物。
12. 少なくとも1のヌクレオシドが修飾核酸塩基を含み、修飾核酸塩基が所望により5-メチルシトシンである請求項1〜11のいずれかに記載の化合物。
13. 該修飾オリゴヌクレオチドを含む化合物が医薬組成物として製造される請求項1〜12のいずれかに記載の化合物。