JP2011505995A - 自己膨張調節可能な支持体を組み込んだシートシステム - Google Patents

自己膨張調節可能な支持体を組み込んだシートシステム Download PDF

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Abstract

シートバック(11)とシートボトム(10)とを有する椅子またはシートは、内部に組み込まれた1つ以上の自己膨張装置(12)を備える。各膨張装置は制御弁(13)と、任意選択でブリード弁(27)に接続された柔軟なオープンセル発泡材を充填した袋体とを備える。制御弁とブリード弁は、シートバックもしくはシートボトムのいずれの内部に組み込むことができ、または自己膨張装置の膨張度合いを操作するためのリモートパネル(30)内に設けることもできる。制御弁とブリード弁は手動弁であってもよく、またはソレノイドを組み込んだ電気作動弁であってもよい。電気作動弁を車両の電気式およびセントラルロッキングシステムと組み合わせて用いて、自動再膨張および個人の設定値の保存を可能にすることもできる。

Description

本発明は、個人用の姿勢支持体を提供し、各個人の体形と必要性を満たすよう容易に調節可能なシートシステムに関する。シートシステムは自己膨張装置と、各個人の体形にぴったり合う自己膨張装置への空気の出入りを可能にする弁とを組み込んでいる。
任意の先行技術文献を含む先行技術に関する引用は、先行技術がオーストラリア国で共通の一般的な知識であるという認識や示唆と取られるべきではない。
多くの人は、腰痛に苦しみ、持続する不快感を和らげるのを助けるため、何らかの形の姿勢支持体を必要としている。誤って設計されたシートシステムは、健康な人をシート内で滑り降ろし、骨盤を後方へ回転させ、それが下部脊椎に圧力をかける原因となる。問題は座ることの多いライフスタイルによって悪化し、体幹制御に劣るかまたは疲れやすい人は、より容易に重力および悪い姿勢に屈してしまうことである。
種々のバックレストの外形を備える先行技術によるシートが存在する。これらの大部分は、腰下部を支持するために、S字形の脊椎形状を提供することを目的としている。しかし、これらのシートは、骨盤領域には何ら支持体を提供せず、したがって、脊椎に対して骨盤を正しく位置決めできず、このようなシートが正しい良好な姿勢を提供する効果を無効にしている。
骨盤を支持することを試みるシート設計が存在することが知られているが、これは、骨盤を正しく位置決めするために、骨盤の上部を押し付けるバックレストの下部から延びる突条部など大雑把な方法によってなされている。この方法は、使用者の背中をバックレストから遠ざけることによって、腰下部が支持されなくなるため、極度な不快感をもたらす可能性がある。別の方法では、骨盤の正しい位置決めを得るために、前方に傾斜した平らなシートボトムを有する。しかし、これは、快適な座り心地を可能とはせず、使用者の背中をバックレストから離れさせる。
従来技術には、骨盤を支持すると同時に腰の支持も可能にする、従来技術によるシート(「パウエルシート」)が含まれる。この従来技術によるシートでは、シートボトムと、シートボトムに対してほぼ垂直に延びることのできるシートバックレストとを備えたシートが提供される。シートボトムは、使用者の臀部を受けるためのくぼんだ殿部と、そのくぼんだ殿部に使用者を保持しやすくするための隆起した前部分とを有し、シートバックレストは、使用者が着座している間に腸骨後上棘と接触するようにシートボトムに対して位置決めされた第1の下部部分と、上および中臀部を支持するように第1の下部部分とシートバックレストのうち実質的に凹状の下部部分の一部との下に位置決めされた第2の下部部分という2つの下部部分を有し、シートバックレストの第1の下部部分とくぼんだ殿部の最下点とは、使用の際に、腸骨後上棘と大人の坐骨結節との間の平均寸法に対応する特定のZ線寸法を有するように相互に間隔が空けられ、シートバックレストの凹状の下部部分とシートボトムのくぼんだ殿部とは相対的に位置決めされ、それによって、バックレストの2つの下部部分と、くぼんだ殿部の最下点周りにあるシートボトムの下部部分とが、骨盤の立位に実質的に対応する正常な脊髄結合にとって生理的にな正しい着座位置に、使用者の骨盤を同時に支持することができる。
パウエルシートによって、使用者は、仙腸関節と臀部および腰の筋肉とが効果的に支持されて、長期間にわたって快適さとリラックスできる機能とを可能にする着席位置を採用できる。これは、使用者が骨盤を正しい位置にして座れるようになるために、背後の支持体に、確実に腰椎のみを支持する機構またはシートシステムを提供し、傾斜したシートボトムまたはバックレストからの突条部による背後の支持体なしに骨盤を位置決めするように試みた他のシートシステム設計とは異なる。
パウエルシートによって、各個人は、最も快適で安定し、省エネの姿勢位置である位置を取ることができる。パルエルシートは、骨盤から腰椎、胸部および頸部を通して棘筋を弛緩させる。坐骨から臀部にわたる支持体と背後の支持体との角度と外形によって、腸骨稜の坐骨と背中の沈みが前方に滑るのを防止する。
しかし、パウエルシートに関しては問題がある。具体的には、パウエルシートは、Z線寸法が変化するとシートを倒すことができず、その結果、骨盤および姿勢の支持ができなくなる。
シートの寸法および形状は、適切な姿勢および支持を促進するのに重要であり、したがって、本発明の目的は、以下の目的のうちの少なくともいくつかを達成するシートシステムを形成することである:
バックレストがリクラインされているとき、パウエルシートのZ寸法を維持できるシートを提供すること。
常に正しい位置に骨盤を安定させ、重力によって引き起こされる前かがみを防止すること。
シート内での固定した姿勢変化に適応すること。
姿勢変化の機会を減らすこと。
エネルギー管理を支援すること。
身体の最大表面積に対して支持体を提供することによって圧力分布範囲を最大にすること。
坐骨結節に適応し、大腿部を支持すること。
最大の安定性を提供すること。
対称的でバランスのよい位置を促進すること。
摩擦およびせん断力を低減すること。
快適さを向上させること。
本発明の一態様によれば、シートバックと、シートボトムに少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んだシートボトムとを備えた椅子が提供され、自己膨張装置は、
密閉空間を画定するエンベロープと、
エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、
空気をエンベロープ内に導入することにより、圧縮された材料が拡張して自己膨張装置を膨張させることができ、空気をエンベロープから排出することにより、材料が圧縮されることができ自己膨張装置のサイズを減少させるように適合された弁手段とを備え、
シートボトムは体の形にぴったりと合い、これにより臀部を所定の位置に保持し、骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようになる。
本発明の別の態様によれば、シートボトムとシートバックレストとを備えたリクライニングシートが提供され、シートボトムとシートバックレストはそれぞれ少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んでおり、自己膨張装置は、
密閉空間を画定するエンベロープと、
エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、
空気をエンベロープ内に導入することにより、圧縮された材料が拡張して自己膨張装置を膨張させることができ、空気をエンベロープから排出することにより、材料が圧縮されることができ自己膨張装置のサイズを減少させるように適合された弁手段とを備え、
リクライニングシートの乗員は、シートバックレストのリクライニングと、シートボトムおよびシートバックレストの自己膨張装置の圧縮度合いを調節して、
臀部を所定の位置に保持し、
個々の骨盤を支持し、
骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようにすることができる。
好ましい実施形態では、弁手段は少なくとも1つの自己膨張装置の圧縮度合いを制御するための制御弁であり、この弁手段はさらに、弁体内に形成され、制御弁が閉じるとその間に封止部を形成するように適合された弁軸および弁座と、作動している間は弁軸と弁座を分離させて、弁体内に形成された空気流路に空気流を出入りさせることにより自己膨張装置内の空気容積を制御するアクチュエータと、自己膨張装置を空気で満たすかまたは空気を排出して空にすることが望ましい場合に、制御弁を全開状態に維持する固定手段とを備える。
制御弁は、単一の制御部によって制御されてもよい。
好ましくは、制御弁の封止部は、ボタンが部分的に押し下げられると部分的に開き、ボタンが完全に押し下げられると開位置に固定され、封止部が開位置に固定され、ボタンが完全に押し下げられると、封止部を固定し、それにより制御弁を閉位置に固定する。
単一制御部はレバーであってもよい。
好ましくは、制御弁の封止部は、レバーが部分的に押上げられると部分的に開き、レバーが完全に押上げられると開位置に固定され、封止部が開位置に固定され、レバーが完全に押上げられると封止部を閉位置に固定する。
本発明の好ましい形態においては、自己膨張装置の膨張と収縮を制御するために、それ自体の単一制御部を備える少なくとも2つの自己膨張装置のそれぞれを有するシートは、少なくとも2つの自己膨張装置に対するアクセスと制御を容易にするために少なくとも2つの単一制御部が、近接して配置されている。好ましくは、少なくとも2つの単一制御部は制御パネル上に配置されている。
バルブ手段はエンベロープ内に空気を吹き込み、これにより少なくとも1つの膨張装置を組み込んだシートが使用されていないときは、エンベロープが完全な膨張状態に戻るようにするブリード弁を含んでもよい。バブル手段は、自己膨張装置それぞれに対して、別個のブリード弁と制御弁を含んでもよい。
好ましくは、少なくとも2つの別個のブリード弁と少なくとも2つの別個の制御弁とは、自己膨張装置から離れた制御パネル上に配置される。
制御弁は、単一制御部によって手動で操作される機械式制御弁、またはソレノイド弁とスイッチ手段とを備えた電気式制御弁であってもよい。
ブリード弁は、単一制御部によって手動操作されるか、またはシートが未使用になった結果から生じる圧力差によって自動的に制御される機械式ブリード弁であってもよい。
ブリード弁はソレノイド弁と、使用者操作スイッチおよびソレノイド弁を所定の期間自動的に開くように作動するリレー部を含むスイッチ手段とを備える電気式ブリード弁であってもよい。
本発明の別の態様によれば、シートボトムとシートバックレストとを備えた、車両内で使用するように適合されたシートが提供され、シートは、車両シートのシートボトムおよび/またはシートバックレストのどちらかに装着された少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んでおり、自己膨張装置は、密閉空間を画定するエンベロープと、エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、空気をエンベロープ内に導入することにより、圧縮された材料が拡張して自己膨張装置を膨張させることができ、空気をエンベロープから排出することにより、材料が圧縮されることができ自己膨張装置のサイズを減少させるように適合された電気作動式弁手段とを備え、シートの乗員はシートボトム内の少なくとも1つの自己膨張装置の圧縮度合いを調節して、シートが体の形にぴったり合い、臀部を所定の位置に保持し、骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようにすることができる。
本発明の別の態様によれば、シートボトムとリクライニングなシートバックレストとを備えた、車両内で使用するように適合されたリクライニングシートが提供され、シートは、リクライニングシートのシートボトムとシートバックレストのそれぞれ内に装着される少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んでおり、少なくとも1つの自己膨張装置はそれぞれ、密閉空間を画定するエンベロープと、エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、空気をエンベロープ内に導入することにより、圧縮された材料が拡張して自己膨張装置を膨張させることができ、空気をエンベロープから排出することにより、材料が圧縮されることができ自己膨張装置のサイズを減少させるように適合された電気作動式弁手段とを備え、シートの乗員はシートのリクライニングと、シートボトムとシートバックレストの少なくとも1つの自己膨張装置の圧縮度合いとを調節して、シートが体の形にぴったり合い、個々の骨盤を支持し、臀部を所定の位置に保持し、骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようにすることができる。
シートは自動車シート、航空機シート、列車シート、トラックシート、ワゴン車シート、トラクタシート、ブルドーザシート、クレーンシート、または掘削機のシートであってもよい。
好ましくは、車両は、電気式セントラルロッキングシステムおよび/または点火システムスイッチを有する車両である。
電気作動式弁手段は、少なくとも1つの自己膨張装置の圧縮度合いを制御するように適合された少なくとも1つの電気式制御弁と、車両がセントラルロッキングされているか、または点火システムのスイッチがオフのとき、少なくとも1つの自己膨張装置内に空気を吹き込み、この膨張装置を完全に再膨張させることができる少なくとも1つの電気式ブリード弁とを備えてもよい。
電気式制御弁と電気式ブリード弁は、個々に制御される個別の電気ソレノイド弁を備えてもよい。
好ましくは、電気式制御弁は、圧力制御スイッチが瞬間的に閉じると一時的に開き、圧力制御スイッチが閉状態に維持されると完全に開き、圧力制御スイッチが開状態にあるとき完全に閉じている。
電気式ブリード弁は、車両のセントラルロッキングシステムおよび/または点火システムと、遅延リレー部と、オーバーライドスイッチとの動作によって制御されてもよく、オーバーライドスイッチが閉状態にあり、かつ車両がセントラルロッキングされているとき(および/または点火システムのスイッチがオフのとき)、電流が電気式ブリード弁に供給されてこのブリード弁を完全に開き、また電流がリレー部に供給されて回路を維持し、電気式ブリード弁に流れる電流を所定の期間維持し、この期間が終了すると回路が開き、電気式ブリード弁へ電流が供給されなくなって弁が閉じ、この結果、車両がセントラルロッキングされているか、および/または点火システムのスイッチがオフのとき、シート内の少なくとも1つの自己膨張装置が完全に拡張した状態に再膨張され、車両がセントラルロッキングされているとき、オーバーライドスイッチが開くと、電流が電気式ブリード弁に流れるのを防止し、それにより電気式ブリード弁を閉状態を維持し、したがって、車両がセントラルロッキングされているか、および/または点火システムのスイッチがオフのとき、シート内の少なくとも1つの自己膨張装置は圧縮された形状を維持する。
弁手段は、少なくとも1つの自己膨張装置の圧縮度合いを制御し、少なくとも1つの自己膨張装置内に空気を吹き込むことができる組み合わせ型の電気式弁を含んでもよい。
組み合わせ型の電気ソレノイド弁は圧力制御スイッチの動作によって制御されてもよく、組み合わせ型の電気ソレノイド弁は、圧力制御スイッチが瞬間的に閉じると一時的に開き、圧力制御スイッチが閉状態に維持されると完全に開き、圧力制御スイッチが開状態にあるとき完全に閉じる。
組み合わせ型の電気ソレノイド弁は、車両のセントラルロッキングシステム(または点火システム)と、遅延リレー部と、オーバーライドスイッチとの動作によって制御されてもよく、オーバーライドスイッチが閉状態にあり、かつ車両がセントラルロッキングされているとき(または点火システムのスイッチがオフのとき)、電流が組み合わせ型の電気ソレノイド弁に供給されてこのソレノイド弁を完全に開き、また電流がリレー部に供給されて回路を維持し、組み合わせ型の電気ソレノイド弁に流れる電流を所定の期間維持し、この期間が終了すると回路が開き、組み合わせ型の電気ソレノイド弁へ電流が供給されなくなって弁が閉じ、この結果、車両がセントラルロッキングされているか、または点火システムのスイッチがオフのとき、シートボトム内の少なくとも1つの自己膨張装置が完全に拡張した状態に再膨張され、オーバーライドスイッチが作動して組み合わせ型の電気ソレノイド弁への回路を開く場合、車両がセントラルロッキングされているか、または点火システムのスイッチがオフのとき、組み合わせ型の電気ソレノイド弁が閉状態を維持し、シートボトム内の少なくとも1つの自己膨張装置は圧縮された形状を維持する。
本発明のさらなる態様によれば、発泡材充填袋体と制御弁とをさらに備える、少なくとも1つ自己膨張装置を組み込んだシートボトムを形成する方法が提供され、この方法は、
シートボトム内に装着される少なくとも1つ自己膨張装置の発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
適切な材料の成形型インサートを、先のステップで決定された発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成するステップと、
成形型インサートを、シートの発泡材クッションのために、射出成形発泡材用の成形型の蓋の内側に嵌め込むステップと、
基板と共にシートの発泡材クッションを射出成型して、シートクッションの下側からアクセス可能な空洞部を有し、かつ発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成された成形発泡材のシートクッションを製造するステップと、
発泡材充填袋体のポート部が射出成形された発泡材シートクッションの側面の穴部に一致する位置になるように、発泡材充填袋体を空洞部内に嵌め込むステップと、
制御弁を穴部を通して発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
シートボトムにカバーを取り付けるステップとを備える。
本発明のさらなる態様によれば、発泡材充填袋体と制御弁とをさらに備える、少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んだシートボトムを形成するさらなる方法が提供され、この方法は、
シートボトム内に装着される、自己膨張装置の発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
発泡材充填袋体をシートボトム基部の張り合わせ部分に取り付けるステップと、
位置を決定して、制御弁を発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
発泡材充填袋体の周辺部を適切なサイズに切断された発泡材で覆うステップと、
発泡材充填袋体の上面と周辺部の発泡材とを、約10mmの厚みの別の層で覆うステップと、
シートボトムにカバーを取り付けるステップとを備える。
本発明のさらなる態様によれば、発泡材充填袋体と制御弁とをさらに備える、自己膨張装置を組み込んだシートバックレストを形成する方法が提供され、この方法は、
シートバックレスト内に装着される、自己膨張装置の発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
適切な材料の成形型インサートを、先のステップで決定された発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成するステップと、
成形型インサートを、シートバックレストの発泡材クッションのために、射出成形発泡材用の成形型の蓋の内側に嵌め込むステップと、
基板と共にシートバックレストを射出成型して、シートバックレストのクッションの後部からアクセス可能な空洞部を有し、かつ発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成された成形発泡材シートバックレストクッションを形成するステップと、
発泡材充填袋体のポート部が成形発泡材シートバックレストクッションの側面の穴部に一致する位置になるように、発泡材充填袋体を空洞部内に嵌め込むステップと、
制御弁を穴部を通して発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
シートのバックレストにカバーを取り付けるステップとを備える。
本発明のさらなる態様によれば、発泡材充填袋体と制御弁とをさらに備える、自己膨張装置を組み込んだシートバックレストを形成するさらなる方法が提供され、この方法は、
シートバックレスト内に装着される、自己膨張装置の発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
発泡材充填袋体をシートバックレストの張り合わせ部分に取り付けるステップと、
位置を決定して、制御弁を発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
発泡材充填袋体の周辺部を適切なサイズに切断された発泡材で覆うステップと、
発泡材充填袋体の上面(前面)と周辺部の発泡材とを、約10mmの厚みの別の層で覆うステップと、
シートバックレストにカバーを取り付けるステップとを備える。
本発明のさらなる態様によれば、機械式制御弁が提供され、この機械的制御弁は、
使用者による弁の操作運動を伝達するためのボタンおよび中空のボタンシャフトであって、ボタンシャフトは、軸の外側に沿って垂直に延び、かつ下端にギザギザ(鋸状部)を有する3つの短い等間隔のキーを備え、ボタンおよび中空のボタンシャフトは2つの留め金と溝とによって一体に結合されている、ボタンおよび中空のボタンシャフトと、
上部弁シリンダの上の所定の位置に嵌め込まれ、上部弁シリンダに近接するファブリックを把持する、スナップリングと、
ボタンをスナップリングの頂部と同一高さに保持するボタンバネと、
上部弁シリンダであって、この弁シリンダは、その内側面に3つの浅いキー溝(キー浅溝)により隔てられた3つの深い等間隔のキー溝(キー深溝)を備え、キー溝の下端には、キー溝間に形成された構成材料が傾斜して、ボタンシャフトの下端のギザギザ部分および弁軸上のキーと協働して作動するカムラチェットを形成する、上部弁シリンダと、
上部弁シリンダの下面に接して位置し、かつ弁軸と上部弁シリンダと弁シリンダ底部との間を封止する、Oリングと、
3つの等間隔のキーを備える中心軸を有する弁軸であって、キーの頂端は45°で傾斜しており、弁軸は、キーがボタンシャフトのギザギザの端部に当接するまでボタンシャフト内を摺動し、弁軸のキーは3つの深いキー溝に沿って摺動し、ボタンシャフトのキーは上部弁シリンダにある3つの浅いキー溝に沿って摺動し、弁軸は、その下端が円錐形であって空気の流れを可能にするスペーサを有し、下端の弁バネを保持するための凹部を有する、弁軸と、
弁軸を上方に押し上げ、これにより弁が閉じると弁軸がOリングに当接し、弁が開くと弁軸が上部弁シリンダにある3つの浅いキー溝の端部を押し付けるようにする、弁バネと、
大きい直径の開放シリンダに接続された弁バネに比べて小さい直径の短い開放シリンダを備える底部弁シリンダであって、大きい直径の端部が上部弁シリンダの下端に接続されるように適合された、底部弁シリンダとを備える制御弁であって、
ボタンがわずかに押されると、ボタンバネが圧縮し、ボタンシャフトが浅いキー溝に沿って下方に突き出て、弁軸を押して弁バネに押し付け、Oリングから離れるようにし、
ボタンが完全に押されると、弁軸上のキーが押されて上部弁シリンダにある深いキー溝を通過し、この結果ボタンシャフトの下端のギザギザが弁軸上のキーの傾斜端を押し付け、傾斜端をギザギザの底部内に押し込むことにより、弁軸を部分的に回転させ、ボタンが完全に押された状態から解放されると、弁バネが弁軸を押し付け、この弁軸は、キーの傾斜端が上部弁シリンダの円筒形表面の内側のカムラチェットに係合するとさらに回転し、この場合、弁軸が弁軸上のキーが上部弁シリンダにある浅いキー溝と整列する位置まで回転し、その結果機械的制御弁は完全に開いた位置に保持され、
次に、ボタンが完全に押されると、ボタンシャフトの下端のギザギザが弁軸上のキーの傾斜端を押し付け、傾斜端をギザギザの底部内に押し込むことにより、弁軸を部分的に回転させ、ボタンが解放されると、弁バネが弁軸を押し付け、この弁軸は、キーの傾斜端が上部弁シリンダの表面の内側のカムラチェットに係合するとさらに回転し、この場合、弁軸は弁軸上のキーが上部弁シリンダにあるキー深溝と整列する位置まで回転し、次に弁軸のキーはキー深溝に嵌り込み、弁軸Oリングに押し付けられ、その結果、機械的制御弁は閉じた位置に保持される。
本発明のさらなる態様によれば、自己膨張装置に組み込むための機械式自動ブリード弁が提供され、機械式自動ブリード弁は、
自己膨張装置の発泡材充填袋体に溶接されるように適合されたフランジと、
フランジに取り付けられるように適合された外側弁ケースであって、外側弁ケースの内側面に4つの等間隔のキー溝をさらに備え、フランジから垂直に突き出し、少なくとも1つの空気ポート部をさらに備える、外側弁ケースと、
内側弁の外側面上に位置し、かつ外側弁ケースのキー溝に一致する4つの等間隔のキーを備え、さらに封止部に取り付けられるように適合された、内側弁ケースと、
フランジと内側弁ケースとの間に位置する弁バネとを備え、
自己膨張装置に外部圧力が加えられていないとき、弁バネは内側弁ケースを軽く上方に押上げ、キーがキー溝に沿って移動し、それにより封止部をわずかに開いて、空気が外側弁ケースの空気口を通して自己膨張装置内に入るようにし、
自己膨張装置に外部圧力が加わると、圧力が内側弁ケース上を伝搬することにより、内側弁ケースが弁バネを圧縮して封止部を閉じ、その結果、自己膨張装置への空気の出入りを防止する。
従来技術による椅子の正面図である。 図1の断面A−Aに沿って取られた椅子の上面を示している。 本発明の第1の実施形態によるシートボトムの部分切り取り斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるシートボトムの部分切り取り斜視図である。 本発明の第3の実施形態によるシートボトムの部分切り取り斜視図である。 本発明の第4の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第5の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第6の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第7の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第7の実施形態のシートボトムの部分切り取り斜視図である。 本発明の第8の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第9の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第10の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第11の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明の第12の実施形態による椅子の斜視図である。 本発明のさらなる態様による機械式制御弁の分解図である。 図19のH−H軸に沿って取られた、ボタンが押し下げられた開状態で示される機械式制御弁の上面断面図である。 ボタンが押し下げられた開状態で示される、機械式制御弁の側面図である。 ボタンが押し下げられた開状態で示される、図18のA−A軸に沿って取られた機械式制御弁の側面断面図である。 図19のE−E軸に沿って取られた、ボタンが押し下げられた開状態で示される機械式制御弁の側面断面図である。 図23の軸H−Hに沿って取られた、閉状態で示される示される機械式制御弁の上面断面図である。 閉状態で示される機械式制御弁の側面図である。 図22のA−A軸に沿って取られた、閉状態で示される機械式制御弁の側面断面図である。 図23のE−E軸に沿って取られた、閉状態で示される機械式制御弁の側面断面図である。 機械式自動ブリード弁を組み込んだシートボトムのクッションの側面断面図である。 自己膨張装置を組み込んだシートにおける、全体的な車両圧力制御システムの電気的膨張制御形態の構成要素および回路を示す概略図である。 自己膨張装置を組み込んだシートにおける、全体的な車両圧力制御システムの電気式吹出形態の構成要素および回路を示す概略図である。
シートボトムとシートのバックレストの関係と、シートのバックレストの形状とは、人体に対する正しい支持を決定するのに重要であり、シートの製造に用いられる材料の特性によって決定される。極めて重要であると決定されていることは、シートボトムの支持とリヤシートのバックレスト部材による仙腸骨の支持と、上部骨盤の仙腸骨領域の後外側の支持との間の関係である。
バックレスト2とシートボトム3を備えた従来技術による椅子1が、図1に示されている。図2には、図1の軸A−A4に沿って取られた、椅子1の表面の輪郭5が示されている。良好な骨盤支持および腰椎支持を可能にし、脊椎のゆるやかなS字形湾曲を得るために、椅子の形状は、図1に示される形状と同様の形状を有するべきであることが示されている。さらに、シートボトムの最下点7と、シートのバックレストの凹凸部分の接合部8との間の距離である、椅子のZ寸法6が、平均的なサイズの大人の解剖学的構造に適応するために約230mmであるべきであることが示されている。
本発明は、シートのバックレストとシートボトム内の自己膨張装置を使用することによって、表面の輪郭5の大まかな形状と比較的一定のZ寸法6とを維持する、リクライニングチェアを提供する。自己膨張装置は、装置へ空気を出入りさせるための弁操作(手動および/または電気式)によって正確に制御される。利用される弁は制御弁またはブリード弁であってもよい。
制御弁は、自己膨張装置に含まれる空気量を制御するように設計される。制御弁は、機械的に操作または電気的に(ソレノイド)操作されてもよい。制御弁は、完全に閉じられるか、完全に開かれるか、または部分的に開かれ得る。制御弁を部分的に開くことによって自己膨張装置を部分的に圧縮して、シートボトムまたはシートのバックレストを体形にぴったり合うようにしてもよい。シートに人が座っている場合は、制御弁を完全に開くことによって自己膨張装置を完全に圧縮してもよい。シートに人が座っていない場合は、制御弁を完全に開くことによって自己膨張装置を完全に圧縮解放して、シートボトムまたはシートのバックレストが元の形状に復帰できるようにしてもよい。
リクライニングシートのバックレストとシートボトムに装着された自己膨張装置に制御弁を組み込むことによって、シートの使用者は、シートに組み込まれた自己膨張装置の圧縮度合いを調節する前に、最初にリクライン角度を調節することができる。それによって、使用者は健康状態を良好に保つのに必要な、所望の骨盤の向きと脊椎のS字形の湾曲を得ることができる。
機械式制御弁は、(a)自己膨張装置の発泡材充填袋体に原位置において装着されてもよく、または(b)自己膨張装置の発泡材充填袋体から離れているが、シートと一体化され、剛性もしくは可撓性のチューブを介して自己膨張装置の発泡材充填袋体に接続された位置において装着されてもよく、または(c)シートから離れ、可撓性のチューブを介して自己膨張装置の発泡材充填袋体に接続された位置において装着されてもよい。
自己膨張装置の発泡材充填袋体に原位置において装着された機械式制御弁は、(a)ボタンを手動で押し、指で弁を制御するか、または、直接もしくはアクチュエータロッドによって弁をレバーで操作および制御することによって操作されてもよい。
自己膨張装置の発泡材充填袋体から離れているが、シートと一体化された位置に置かれた機械式制御弁は、(a)ボタンを手動で押し、指で弁を制御するか、または(b)弁に取り付けられたレバーでボタンを操作し、弁を制御することによって操作されてもよい。
シートから離れた位置に置かれた機械式制御弁は、ボタンを手動で押し、指で弁を制御することによって操作されてもよい。
電気式制御弁は、自己膨張装置の発泡材充填袋体に原位置において装着されるか、または可撓性のチューブによって自己膨張装置の発泡材充填袋体に接続され、離れたトグルスイッチもしくはプッシュボタンスイッチによって操作されてもよい。
シートシステムは例えば、業務用シートまたはワゴン車運転手用のシートなど、個人用であることが多いので、これらのシートが、通常の使用者に合わせた形状と設定を保持することが望ましい場合がある。乗員のシートシステムを含む他のタイプのシートシステムでは、自動的に再膨張する機能が要求されることが多い。
再膨張は、シートが空いた後に制御弁を完全に開き、シートボトムを元の形状に復帰させることによって達成され得る。あるいは、再膨張は、ブリード弁を用いて、空気を自己膨張装置の発泡材充填袋体内に流し込み、シートボトムを元の形状に復帰させることによって達成されてもよい。ブリード弁は、機械的に操作されるか、または電気的に(ソレノイドで)操作されてもよい(これ以降、それぞれ機械式ブリード弁および電気ブリード弁と称する)。
機械式ブリード弁は、(a)自己膨張装置(エンベロープ/袋体)に原位置において装着されるか、または(b)自己膨張装置から離れているが、シートと一体化され、剛性もしくは可撓性のチューブを介して自己膨張装置に接続された位置において装着されるか、または(c)シートから離れ、可撓性のチューブを介して自己膨張装置に接続された位置において装着されてもよい。
自己膨張装置に原位置において装着された機械式ブリード弁は、通常は、シートが空いた後に自動的に操作されてもよい。
自己膨張装置の発泡材充填袋体から離れているが、シートと一体化された位置に置かれた機械式ブリード弁は、シートが空いた後に弁を手動で開けることによって操作されてもよい。
シートから離れた位置に置かれた機械式ブリード弁は、シートが空いた後に弁を手動で開けることによって操作されてもよい。
機械式自動ブリード弁は、自己膨張装置の発泡材充填袋体に組み込まれ、機械式自動ブリード弁は、シートが未使用となった結果として、発泡材充填袋体の内圧が設定圧力よりも低くなると開く。
電気式ブリード弁は、自己膨張装置の発泡材充填袋体に原位置において装着されてもよいが、可撓性のチューブによって、自己膨張装置の発泡材充填袋体に接続され、離れたスイッチ装置によって操作されることが多い。
図3〜図15は、上記の制御機構のうちのいくつかを組み込んだ本発明の種々の実施形態をより詳細に示している。これらの図は、リクラインを可能にする椅子の形態を示していないが、当業者であれば、本発明の椅子に組み込むための最も一般的なタイプのリクライニング機構を熟知している。
図3に示されたシートボトム10は、オープンセル型の自己膨張発泡材料(図示せず)を収容するエンベロープ12を含む、射出成形されるか、または切断された発泡材11でできたシェルからなっている。自己膨張発泡材12に出入りする空気流が、軸14を有する制御弁13によって制御される。この例では、軸14は、シートボトム10の全体平面と同じ平面に延びている。
図4に示された本発明の第2の実施形態は、弁軸14は、シートボトム10の下側15から下向きに突き出ていることを除いては、図3で示された実施形態と実質的に同様である。
図5に示された本発明の第3の実施形態は、制御弁13はレバー16で操作されることを除いては、図4の実施形態と実質的に同様である。
図6に示された本発明の第4の実施形態は、椅子を構成するために、ブラケット20に取り付けられたシートのバックレスト11とシートボトム10とを組み込んでいる。
図7に示された本発明の第5の実施形態は、第2の膨張装置がシートバック11に組み込まれ、および制御弁13が装置の膨張を制御するためのレバー16を備えるという点で、図6に示された実施形態の機能を強化している。
本発明の第6の実施形態は、離れた制御弁21を有する。離れた制御弁21は、伸張された軸またはチューブ14によって袋体12に接続される。
図9および図10に示された本発明の第7の実施形態では、シートボトム10とシートのバックレスト11の両方に対する制御弁が、シートボトム10の下のレバー16によって操作される。
図11に示された本発明の第8の実施形態では、椅子はシートのバックレスト11とシートボトム10とを備え、膨張装置は、シートバック11とシートボトム10の側面から外に延びる2つの手動の制御弁によって制御される。
図12に示された本発明の第9の実施形態は、シートボトム10とシートバックレスト11はそれぞれ、組み込まれた膨張装置12と制御弁13とさらにブリード弁27とに関連付けられていることを除いては、先の図面で示された実施形態と実質的に同様である。
図13に示された本発明の第10の実施形態では、制御パネル30が、シートボトム10とバックレスト11に対する制御弁13とブリード弁27とを組み込んでいる。伸張された軸14は、制御パネル30をシートボトム10とバックレスト11とに接続する。
図14に示された本発明の第11の実施形態では、電気式制御弁40が、膨張装置12への空気の出入りを制御し、制御パネル30上の制御スイッチ32によって電気的に操作される。
図15に示された本発明の第12の実施形態は、それぞれ制御スイッチ32、43によって操作される電気式制御弁40と電気式ブリード弁41とを組み込んでいる。
図16に示された分解された機械式制御弁100は、3つの外側に向く短いキー114と鋸状下端部116とを有するボタンシャフト112に接続されたボタン110を含む。ボタンは、スナップリングを上部弁シリンダ128に取り付けるためのクリップ120を有するスナップリング118内を動く。ボタン110の下側と、上部弁シリンダ128の内側部分の頂部との間に位置決めされたボタンバネ126によって、ボタンが上方に押し上げられる。
機械式制御弁100はさらに、弁バネ140とOリング130と弁軸132とを含み、弁軸132は、頂部が45°で傾斜した3つの等間隔のキー134を有する。弁軸132の中心軸は、キー134が鋸状下端部116と当接し、キーが上部弁シリンダ128の内側面の3つの長いキー溝(図示せず)の中へ摺動するまで、ボタンシャフト112の内部で摺動する。弁軸132の下端部は、円錐形状部136であって、空気を機械式制御弁100に出入りさせる空気口138を備えている。
使用の際、ボタン110がわずかに押し下げられると、ボタンバネ126が圧縮され、ボタンシャフト112が上部弁シリンダ128の内側面上で形成された浅いキー溝(図示せず)に沿って下に突き出て、弁軸132を弁バネ140に押し付け、Oリングから離れるように動作する。この動作によって、弁100が開く効果が得られるが、弁100はどの位置にも固定されず、ボタン110から圧力が取り除かれると、閉状態に戻る。
ボタン110が完全に押し下げられると、弁軸上のキー134が押されては上部弁シリンダ128の内側面に形成されたキー深溝を通過し、この結果、ボタンシャフト112の下端部上の鋸状部116が弁軸132上のキー134の傾斜端を押し付け、傾斜端を鋸状部116の底部内に押し込むことにより、弁軸132を部分的に回転させ、ボタン110が完全に押し下げられた状態から解放されると、弁バネ140が弁軸132を押し付け、弁軸は、キー134の傾斜端が上部弁シリンダ128の円筒表面の内側のカムラチェットと係合するとさらに回転し、この場合、弁軸132は、弁軸132上のキー134が上部弁シリンダの浅いキー溝(図示せず)と整列する位置まで回転し、その結果に、機械式制御弁100が完全に開状態に保持される。
次にボタンが完全に押し下げられると、ボタンシャフト112の下端の鋸状部116が弁軸132上のキー134の傾斜端を押し付け、傾斜端を鋸状部116の底部内に押し込むことにより、弁軸を部分的に回転させ、ボタンが解放されると、弁バネ140が弁軸132を押し付け、この弁軸132は、キー134の傾斜端が上部弁シリンダの表面の内側のカムラチェットに係合するとさらに回転し、この場合、弁軸132は弁軸132のキー134が上部弁シリンダ128にあるキー深溝(図示なし)と整列する位置まで回転し、次に弁軸のキーは上部弁シリンダ128のキー深溝に嵌り込み、弁軸132がOリング130に押し付けられ、その結果、機械式制御弁100は閉じた位置に保持される。
図17〜図20は全て、ボタン110が押し下げられているときの、開状態における機械式制御弁100を示している。図17は、図19の軸H−H144に沿った機械式制御弁100の上面断面図を示し、図17では、底部弁シリンダ124、上部弁シリンダ128、ボタンシャフト112、および弁軸132が見られる。図18は機械式制御弁100の側面図を示し、図には垂直軸A−A142が示されている。図19では、機械式制御弁100が、図18で示された機械式制御弁100の軸A−A142に沿って取られた断面図で示されている。図19はまた、軸E−E147とH−H144を示している。図20は、図19で示された軸E−E144に沿った断面図で機械式制御弁100を示している。
図21〜図24は全て、ボタン110が解放された閉状態における機械式制御弁100を示している。図21は、図23の軸H−Hに沿って取られた上面断面図である。この図には、底部弁シリンダ124と弁軸132と上部弁シリンダ128とが示されている。図22は機械式制御弁100の側面図を示し、軸A−A146が示されている。図23は、図22の軸A−Aに沿った断面図で機械式制御弁100を示し、軸E−E148も示している。図24は、図23で示されるのと同様の軸E−E148に沿った機械式制御弁100を示している。
機械式制御弁100は、以下の方法に従って組み立てられる。ボタンシャフト112の鋸状端部116を下に向けた状態で、ボタンシャフト112を上部弁シリンダ128内に挿入する。ボタンシャフト112上のキー114が上部弁シリンダ128内の浅いキー溝に嵌り込むことを確認する。ボタンシャフト112を押して、浅いキー溝に完全に嵌り込むようにする。ボタンバネ126をボタンシャフト112の上端部の上に置く。ボタン110上の2つの留め金をボタンシャフト112上の凹部と位置合わせし、所定の位置に嵌め込む。弁軸132の中心軸上にOリング130を置く。弁軸132の中心軸を上部弁シリンダ128の下端部からボタンシャフト112の内側に挿入する。弁軸132の中心軸上のキー134が、上部弁シリンダ128のキー深溝内に位置することを確認する。弁軸132が、弁軸132と上部弁シリンダ128の底部端部との間でOリング130を把持していることを確認する。弁バネ140をハウジング内の弁軸132の下端部に置く。弁バネ140、弁軸132、Oリング130、および逆の上部弁シリンダ128を覆うように、底部弁シリンダ124を摺動させる。底部弁シリンダ124上の留め金122を上部弁シリンダ128上の凹部と位置合わせし、所定の位置に嵌め込む。弁100がシートに装着され、シートにカバーを取り付けるまで、スナップリング118は取り付けられない。
図25は、一体化された機械式自動ブリード弁200を備えたシートボトム150を示している。シートボトム150に圧力が加えられていないとき、弁バネ152は、内側の弁ケース154を軽く押し上げ、それによって、フランジ158と封止部156との間に形成された封止部156をわずかに開く。封止部156は、外側の弁ケース160にある空気口を通して自己膨張装置内へ空気が流入することを可能にする。あるいは、クッション150に圧力が加わっているときは、内側の弁ケース154に加わる内圧によって、クッション150は、弁バネ152を圧縮し、封止部156を閉じ、その結果、クッション150への空気の出入りが防止される。
図26および図27は、具体的には、自動車シートを含む車両シートの特定の形態に適用される本発明の実施形態を示している。多数の電気作動ソレノイド弁(例えば、SMC Pneumatics(オーストラリア国)Pty LtdがVDW21−6G−2−01として販売するソレノイド弁)が、電気スイッチと車両のセントラルロッキングシステムとに動作可能に接続されていることが本発明の特徴である。
図26は、車両の圧力制御システムの電気制御形態を示している。この図は、シートバックレストまたはシートボトムの自己膨張装置162、電気式制御弁164、および圧力制御スイッチ166を示している。回路が電源163に接続され、165で接地されている。電気式制御弁164は、大気167または自己膨張装置169に接続されたポート部を通って空気が出入りするのを制御する。使用の際には、車両のシートの乗員はスイッチ166を操作して、圧力制御スイッチ166が瞬間的に閉じられると、電気式制御弁164が部分的に開き、圧力制御スイッチ166が操作され、閉位置に保持されると完全に開き、圧力制御スイッチ166が開(弛緩)位置にあるときは、完全に閉じられるようにする。
図27は、車両の再膨張システムの電気式吹出形態を示している。この図では、シートバックレスト11またはシートボトム10に収容された自己膨張装置170、電気式ブリード弁172、オーバーライドスイッチ174、遅延リレー部175、およびセントラルロッキングシステム176が示されている。操作の際には、運転者または他の乗員が車両から出て、セントラルロッキングシステム176を用いて車両をロックすると、遅延リレー部175が所定の期間電気式ブリード弁172に電力を供給する。この期間に、電気式ブリード弁172は開位置を維持し、シートに誰も座っていないときは、クッション内の自己膨張装置は完全に拡張した状態にまで膨張する。所定の時間が終了した後は、弁が閉じ、その後、空気が、クッション170内に形成された自己膨張装置から逃げないようにするために、遅延リレー部175は電気式ブリード弁172への電力を遮断する。このようにして、運転者または他の乗員が車両に戻ったときは、クッション170を含むシートが完全に膨張しており、その後、図26の圧力制御スイッチ166を用いて空気をいくらか逃すことにより、シートボトムを乗員の臀部にぴったり合わせるように調節される。セントラルロッキングシステム176を用いて車両がロックされ、かつ運転者がシートを再膨張させることを望まない場合は、オーバーライドスイッチ174を操作して、電気ソレノイド弁172が遅延リレー部175の制御によって開くのを防止することができる。
自己膨張装置内の発泡材充填袋体は、溶接され得る膨張可能な種類のPVCまたは他の材料で覆われている、目的に適した品質のポリウレタン発泡材を備え、空気を出入りさせるためのポート部を有する。ポリウレタン発泡材の品質は、シートボトムはN31−190またはHR32−130であり、シートバックレストはN23−130である可能性が高い。自己膨張装置(シート袋体)は、使用されるよう意図された椅子に適した寸法に形成されてもよい。自己膨張装置内の発泡材充填袋体は、射出成形された発泡材のシートボトムとバックレストと切断された発泡材のシートとバックレストのクッションと共にシートシステムに組み込まれる。
自己膨張装置を組み込んだシートボトムとシートバックレストは、多くの方法で製造可能である。シートボトムについては、まず、自己膨張装置の袋体のサイズと形状を決定し、同じサイズと形状の袋体の適切な材料から作られる成形型インサートを作製することによって形成できる。次に、この成形型インサートが、シートボトム発泡材クッションとこのシートボトム発泡材クッションが形成される基板のために、射出成形された発泡材用の成形型の蓋内に挿入され、これにより、シートクッションの下側からアクセス可能な空洞部を有し、かつ発泡材充填袋体の形状とサイズに作られたシートクッションを形成する。次に、発泡材充填袋体のポート部が射出成形された発泡材のシートクッションの側面の穴部に一致する位置になるように、発泡材充填袋体を空洞部内に嵌め込む。この結果、制御弁は、穴部を通して発泡材充填袋体のポート部と接続され、この場合、次に、組み立て後の構成要素がシートボトム内に詰め込まれる。
あるいは、自己膨張装置を収容するシートボトムは、まず、シートボトムの基底部を形成する張り合わせ部分に発泡材充填袋体を取り付け、次に、発泡材充填袋体の周辺に適切なサイズに切断された発泡材を取り付け、発泡材充填袋体の上面と周りの発泡材とを、約10mmの厚みの発泡材の層で覆い、シートボトムにカバーを取り付けることによって、製造されることができる。自己膨張装置を組み込んだシートバックレストも実質的に同じ方法で形成できる。
本発明の範囲から逸脱することなく、弁およびシートの設計ならびに構成の細部について様々な修正がなされてもよい。

Claims (36)

  1. シートボトムとシートバックを備え、前記シートボトム内に少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んだ椅子であって、前記自己膨張装置は、
    閉鎖空間を画定するエンベロープと、
    前記エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、
    空気を前記エンベロープ内に導入することにより、前記圧縮性材料が拡張して前記自己膨張装置を膨張させることができ、空気を前記エンベロープから排出することにより、前記材料が圧縮されることができ前記自己膨張装置のサイズを減少させるように適合された弁手段とを備え、
    前記シートボトムが臀部を所定の位置に保持して、骨盤が前方に傾斜して脊椎がゆるやかなS字形で延びるようになることを特徴とする椅子。
  2. シートボトムとシートバックレストを備え、前記シートボトムと前記シートバックレストのそれぞれは、少なくとも1つの自己膨張装置を組み込んだリクライニングチェアであって、前記自己膨張装置はさらに、
    閉鎖空間を画定するエンベロープと、
    前記エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、
    空気を前記エンベロープ内に導入することにより、前記圧縮性材料が拡張して前記自己膨張装置を膨張させることができ、空気を前記エンベロープから排出することにより、前記材料が圧縮され、前記自己膨張装置のサイズを減少させる弁手段とを備え、
    前記リクライニングシートの乗員は、前記シートバックレストのリクライニングと、前記シートボトムおよび前記シートバックレストの前記自己膨張装置の圧縮度合いとを調節し、
    臀部を所定の位置に保持し、
    個々の骨盤を支持し、
    骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようなることを特徴とするリクライニングチェア。
  3. 前記弁手段は前記少なくとも1つの前記自己膨張装置の圧縮度合いを制御するための制御弁を備えることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
  4. 前記制御弁はさらに、弁体内に形成される弁軸および弁座であって、前記制御弁が閉じられると、前記弁軸と前記弁座との間に封止部を形成する弁軸および弁座と、
    アクチュエータであって、前記アクチュエータが作動している間は、前記弁軸と前記弁座を分離させて、空気流を前記弁体内に形成された空気流路に流入および流出させることにより、前記自己膨張装置内の空気容積を制御するアクチュエータと、
    前記自己膨張装置を空気で満たそうとする場合または空気を排出して空にしようとする場合に、前記制御弁を全開状態に保持する固定手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
  5. 前記制御弁は単一制御部によって制御されることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  6. 前記単一制御部はボタンであることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
  7. 前記単一制御部はレバーであることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
  8. 前記制御弁はスイッチとソレノイドの作動によって駆動されることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  9. 前記制御弁の前記封止部は、前記ボタンが部分的に押下げられると部分的に開き、前記ボタンが完全に押下げられると開位置に固定され、前記封止部が開位置に固定されたうえで前記ボタンが完全に押下げられると、前記封止部は固定され、それにより前記制御弁を閉位置に固定することを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  10. 前記制御弁の前記封止部は、前記レバーが部分的に押上げられると部分的に開き、前記レバーが完全に押上げられると開位置に固定され、前記封止部が開位置に固定されたうえで前記レバーが完全に押上げられると、前記封止部が閉位置に固定されることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  11. 前記自己膨張装置の膨張と収縮を制御する単一制御部をそれぞれ備える少なくとも2つの前記自己膨張装置は、少なくとも2つの前記自己膨張装置に対するアクセスと制御を容易にする少なくとも2つの単一制御部が近接して配置されていることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
  12. 少なくとも2つの前記単一制御部は遠隔制御パネル上に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の椅子。
  13. 前記弁手段はブリード弁を備え、前記ブリード弁は、前記エンベロープ内に空気を抽気して、少なくとも1つの前記自己膨張装置が組み込まれるシートが使用されないときに、前記エンベロープが完全な膨張状態に戻るように抽気することを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  14. 前記弁手段は前記自己膨張装置のそれぞれに対して個別のブリード弁と制御弁を備えることを特徴とする請求項13に記載の椅子。
  15. 少なくとも2つの個別の前記ブリード弁と少なくとも2つの個別の前記制御弁とは、前記自己膨張装置から離れた制御パネル上に配置されていることを特徴とする請求項14に記載の椅子。
  16. 前記制御弁は、単一制御部によって手動操作される機械式制御弁、またはソレノイド弁とスイッチ手段とを備える電気式制御弁であることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  17. 前記ブリード弁は単一制御部によって手動操作されるか、またはシートが未使用になったことにより生じる圧力差によって自動制御される機械式ブリード弁であることを特徴とする請求項16に記載の椅子。
  18. 本発明の前記ブリード弁は電気式ブリード弁であって、ソレノイド弁と、ユーザー操作スイッチおよび前記ソレノイド弁を所定の期間自動的に開くように作動するリレー部を含むスイッチ手段とをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の椅子。
  19. シートボトムとシートバックを備える車両用のシートであって、車両用の前記シートには、前記シートボトムおよび/またはシートバックのいずれかの内部に装着された少なくとも1つの自己膨張装置が組み込まれており、前記自己膨張装置は、
    閉鎖空間を画定するエンベロープと、
    前記エンベロープ内に収容された圧縮性材料と、
    空気を前記エンベロープ内に導入することにより、前記圧縮された材料が拡張して前記自己膨張装置を膨張させることができ、空気を前記エンベロープから排出することにより、前記材料が圧縮され、前記自己膨張装置のサイズを減少させる電気作動式弁手段とを備え、
    前記シートの乗員は、前記シートボトム内の少なくとも1つの前記自己膨張装置の圧縮度合いを調節して、体の形にぴったりと合い、臀部を所定の位置に保持し、骨盤を前方に傾斜させて脊椎がゆるやかなS字形で延びるようになることを特徴とするシート。
  20. 前記シートバックと前記シートボトムの両方の内部に自己膨張装置が組み込まれることを特徴とする請求項19に記載のシート。
  21. 前記シートは自動車シート、航空機シート、列車シート、トラックシート、ワゴン車シート、トラクタシート、ブルドーザシート、クレーンシート、および掘削機シートのうちから選択されるシートであることを特徴とする請求項20に記載のシート。
  22. 前記車両シートはトラックシート、ワゴン車シート、および自動車シートのうちから選択されるシートであることを特徴とする請求項21に記載のシート。
  23. 前記車両は、電気式セントラルロッキングシステムおよび/または点火システムスイッチを有する車両であることを特徴とする請求項21に記載のシート。
  24. 前記電気作動式弁手段は、少なくとも1つの前記自己膨張装置の圧縮度合いを制御する少なくとも1つの電気式制御弁と、前記車両がセントラルロッキングされているか、または前記点火システムのスイッチがオフにされているときに、少なくとも1つの前記自己膨張装置内に空気を抽気し、前記自己膨張装置を完全に再膨張させることができる少なくとも1つの電気式ブリード弁とを備えることを特徴とする請求項23に記載のシート。
  25. 前記電気式制御弁と電気式ブリード弁は、個々に制御される個別の電気ソレノイド弁を備えることを特徴とする請求項24に記載のシート。
  26. 前記電気式制御弁は、圧力制御スイッチが瞬間的に閉じられると一時的に開き、前記圧力制御スイッチが閉状態に維持されると完全に開き、前記圧力制御スイッチが開状態にあるとき完全に閉じることを特徴とする請求項24に記載のシート。
  27. 前記電気式ブリード弁は、車両のセントラルロッキングおよび/または点火システムと、遅延リレー部と、オーバーライドスイッチとの動作によって制御され、
    前記オーバーライドスイッチが閉状態では、前記車両がセントラルロッキングされているとき(および/または前記点火システムのスイッチがオフのとき)、電流が前記電気式ブリード弁に供給されて前記ブリード弁を完全に開き、また電流が前記リレー部に供給されて回路状態を維持し、前記電気式ブリード弁に流れる電流を所定の期間維持し、前記期間が終了すると回路が開いて、前記電気式ブリード弁へ電流が供給されなくなって弁が閉じ、この結果、前記車両がセントラルロッキングされており、および/または前記点火システムのスイッチがオフになっているときに、シート内の少なくとも1つの前記自己膨張装置が完全に拡張した状態に再膨張され、
    前記オーバーライドスイッチが開状態では、前記車両がセントラルロッキングされていると、前記電気式ブリード弁への電流が阻止され、前記ブリード弁が閉状態に維持され、この結果、前記車両がセントラルロッキングされており、および/または前記点火システムのスイッチがオフになっているときに、シート内の少なくとも1つの前記自己膨張装置は圧縮された形状を維持する、請求項24に記載のシート。
  28. 前記弁手段は、少なくとも1つの前記自己膨張装置の圧縮度合いを制御し、かつ少なくとも1つの前記自己膨張装置内に空気を抽気することができる組み合わせ型の電気作動式弁を含むことを特徴とする請求項24に記載のシート。
  29. 前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁は、圧力制御スイッチの動作によって制御され、
    前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁は、前記圧力制御スイッチが瞬間的に閉じられると一時的に開き、前記圧力制御スイッチが閉状態に維持されると完全に開き、前記圧力制御スイッチが開状態にあるとき完全に閉じることを特徴とする請求項28に記載のシート。
  30. 前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁は、車両のセントラルロッキングシステム(または点火システム)と、遅延リレー部と、オーバーライドスイッチとの動作によって制御され、
    前記オーバーライドスイッチが閉状態では、前記車両がセントラルロッキングされているとき(または前記点火システムのスイッチがオフのとき)、電流が前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁に供給されて前記ソレノイド弁を完全に開き、また電流が前記リレー部に供給されて回路状態を維持し、前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁に流れる電流を所定の期間維持し、前記期間が終了すると回路が開いて、前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁へ電流が供給されなくなって弁が閉じ、この結果、前記車両がセントラルロッキングされているか、または前記点火システムのスイッチがオフになっているときに、前記シートボトム内の少なくとも1つの前記自己膨張装置が完全に拡張した状態に再膨張され、
    前記オーバーライドスイッチが作動して前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁への回路を開く場合は、前記車両がセントラルロッキングされているか、または前記点火システムのスイッチがオフになっているとき、前記組み合わせ型の電気ソレノイド弁が閉状態を維持し、前記シートボトム内の少なくとも1つの前記自己膨張装置は圧縮された形状を維持する、請求項29に記載のシート。
  31. 発泡材充填袋体と制御弁とを備える自己膨張装置を少なくとも1つ組み込んだシートボトムを形成する方法であって、
    前記シートボトム内に装着される少なくとも1つ前記自己膨張装置の前記発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
    適切な材料の成形型インサートを、先のステップで決定された前記発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成するステップと、
    前記成形型インサートを、前記シートの発泡材クッションのために、射出成形発泡材用の成形型の蓋の内側に嵌め込むステップと、
    基板と共に前記シートの前記発泡材クッションを射出成形して、前記シートクッションの下側からアクセス可能な空洞部を有し、かつ前記発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成された成形発泡材シートクッションを製造するステップと、
    前記発泡材充填袋体のポート部が前記射出成形された前記成形発泡材シートクッションの側面の穴部に一致する位置になるように、ポート部前記発泡材充填袋体を前記空洞部内に嵌め込むステップと、
    前記制御弁を前記穴部を通して前記発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
    前記シートボトムにカバーを取り付けるステップとを備えることを特徴とするシートボトムを形成する方法。
  32. 発泡材充填袋体と制御弁とを備える自己膨張装置を少なくとも1つ組み込んだシートボトムを形成する方法であって、
    前記シートボトム内に装着される、前記自己膨張装置の前記発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
    前記発泡材充填袋体を前記シートボトム基部の張り合わせ部分に取り付けるステップと、
    位置を決定して、前記制御弁を前記発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
    前記発泡材充填袋体の周辺部を適切なサイズに切断された発泡材で覆うステップと、
    前記発泡材充填袋体の上面と周辺部の発泡材とを、約10mmの厚みの別の層で覆うステップと、
    前記シートボトムにカバーを取り付けるステップとを備えることを特徴とするシートボトムを形成する方法。
  33. 発泡材充填袋体と制御弁とを備える自己膨張装置を組み込んだシートバックレストを形成する方法であって、
    前記シートバックレスト内に装着される、前記自己膨張装置の前記発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
    適切な材料の成形型インサートを、先のステップで決定された前記発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成するステップと、
    前記成形型インサートを、前記シートバックレストの発泡材クッションのために、射出成形発泡材用の成形型の蓋の内側に嵌め込むステップと、
    基板と共に前記シートバックレストを射出成形して、前記シートバックレストのクッションの後部からアクセス可能な空洞部を有し、かつ前記発泡材充填袋体の形状およびサイズに形成された成形発泡材シートバックレストクッションを製造するステップと、
    前記発泡材充填袋体のポート部が前記成形発泡材シートバックレストクッションの側面に空けられた穴部に一致する位置になるように、前記発泡材充填袋体を前記空洞部内に嵌め込むステップと、
    前記制御弁を前記穴部を通して前記発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
    前記シートバックレストにカバーを取り付けるステップとを備えることを特徴とするシートバックレストを形成する方法。
  34. 発泡材充填袋体と制御弁とを備える自己膨張装置を組み込んだシートバックレストを形成する方法であって、
    前記シートバックレスト内に装着される、前記自己膨張装置の前記発泡材充填袋体の形状、サイズおよび厚みを決定するステップと、
    前記発泡材充填袋体を前記シートバックレストの張り合わせ部分に取り付けるステップと、
    位置を決定して、前記制御弁を前記発泡材充填袋体のポート部に接続するステップと、
    前記発泡材充填袋体の周辺部を適切なサイズに切断された発泡材で覆うステップと、
    前記発泡材充填袋体の上面(前面)と周辺部の発泡材とを、約10mmの厚みの別の層で覆うステップと、
    前記シートバックレストにカバーを取り付けるステップとを備えることを特徴とするシートバックレストを形成する方法。
  35. 使用者による弁の操作運動を伝達するためのボタンおよび中空のボタンシャフトボタンシャフトであって、前記ボタンシャフトは、前記ボタンシャフトの外側に沿って垂直に延び、かつ下端に鋸状部を有する3つの短い等間隔のキーを備え、前記ボタンおよび中空の前記ボタンシャフトは2つの留め金と溝とによって組み合わされているボタンおよび中空のボタンシャフトと、
    上部弁シリンダの上の所定の位置に嵌め込まれ、前記上部弁シリンダに近接するファブリックを把持する、スナップリングと、
    前記ボタンを前記スナップリングの頂部と同一高さに保持するボタンバネと、
    上部弁シリンダであって、この弁シリンダは、その内側面に3つの浅いキー溝により等間隔に隔てられた3つの深いキー溝を備え、前記キー溝の下端には、キー溝間に形成された構成材料が傾斜して、前記ボタンシャフトの下端の前記鋸状部および弁軸上のキーと協働して作動するカムラチェットを形成する上部弁シリンダと、
    前記上部弁シリンダの下面に接して位置し、かつ前記弁軸と前記上部弁シリンダと弁シリンダ底部との間を封止するOリングと、
    3つの等間隔のキーを備える中心軸を有する弁軸であって、前記キーの頂端は45°で傾斜しており、前記弁軸は、前記キーが前記ボタンシャフトの鋸状部に当接するまで前記ボタンシャフト内を摺動し、前記弁軸の前記キーは前記3つの深いキー溝に沿って摺動し、前記ボタンシャフトの前記キーは前記上部弁シリンダにある3つの浅いキー溝に沿って摺動し、前記弁軸は、その下端が円錐形であって空気の流れを可能にするスペーサを有し、前記下端の弁バネを保持するための凹部を有する弁軸と、
    前記弁軸を上方に押し上げ、これにより前記弁が閉じると前記弁軸がOリングに当接し、弁が開くと前記弁軸が前記上部弁シリンダにある前記3つの浅いキー溝の端部を押し付ける弁バネと、
    大きい直径の開放シリンダに接続された前記弁バネに比べて小さい直径の短い開放シリンダを備える底部弁シリンダであって、大きい直径の前記端部が前記上部弁シリンダの前記下端に接続される底部弁シリンダとを備える制御弁であって、
    前記ボタンがわずかに押し下げられると、前記ボタンバネが圧縮し、前記ボタンシャフトが前記浅いキー溝に沿って下方に突き出て、前記弁軸を前記弁バネに押し付け、前記Oリングから離れるようにし、
    前記ボタンが完全に押し下げられると、前記弁軸上の前記キーが押されて前記上部弁シリンダにある前記深いキー溝を通過し、この結果、前記ボタンシャフトの下端の鋸状部が前記弁軸上のキーの前記傾斜端を押し付け、前記傾斜端を前記鋸状部の底部内に押し込むことにより、前記弁軸を部分的に回転させ、前記ボタンが完全に押し下げられた状態から解放されると、前記弁バネが前記弁軸を押し付け、この弁軸は、前記キーの前記傾斜端が前記上部弁シリンダの円筒形表面の内側のカムラチェットに係合するとさらに回転し、この場合、前記弁軸が弁軸上の前記キーが前記上部弁シリンダにある前記浅いキー溝と整列する位置まで回転し、その結果、前記機械式制御弁は完全に開いた位置に保持され、
    次に前記ボタンが完全に押し下げられると、前記ボタンシャフトの下端の鋸状部が前記弁軸上のキーの前記傾斜端を押し付け、前記傾斜端を前記鋸状部の底部内に押し込むことにより、前記弁軸を部分的に回転させ、前記ボタンが解放されると、前記弁バネが前記弁軸を押し付け、この弁軸は、前記キーの前記傾斜端が前記上部弁シリンダの表面の内側のカムラチェットに係合するとさらに回転し、この場合、前記弁軸は弁軸上の前記キーが前記上部弁シリンダにある前記深いキー溝と整列する位置まで回転し、次に弁軸の前記キーは前記深いキー溝に嵌り込み、前記弁軸がOリングに押し付けられ、その結果前記機械式制御弁は閉じた位置に保持されることを特徴とする制御弁。
  36. 自己膨張装置内に組み込むための機械式自動ブリード弁であって、
    前記自己膨張装置の発泡材充填袋体に溶接されるフランジと、
    前記フランジに取り付けられる外側弁ケースであって、前記外側弁ケースの内側面に4つの等間隔のキー溝をさらに備え、前記フランジから垂直に突き出し、少なくとも1つの空気ポート部をさらに備える外側弁ケースと、
    内側弁の外側面上に位置し、かつ前記外側弁ケースのキー溝に一致する4つの等間隔のキーを備え、さらに封止部に取り付けられる内側弁ケースと、
    前記フランジと前記内側弁ケースとの間に位置する弁バネとを備え、
    前記自己膨張装置に外部圧力が加わらないときは、前記弁バネは前記弁ケースを軽く押し上げ、前記キーが前記キー溝に沿って移動し、それにより封止部をわずかに開いて、空気が前記外側弁ケースの空気口を通して前記自己膨張装置内に入るようにし、
    前記自己膨張装置に外部圧力が加わるときは、圧力が前記内側弁ケース上を伝搬することにより、前記内側弁ケースが前記弁バネを圧縮して封止部を閉じ、その結果、空気の前記自己膨張装置からの空気の出入りを防止することを特徴とする機械式自動ブリード弁。
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