JP2011500611A - ジケトピロロピロール混晶 - Google Patents

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Abstract

本発明は、コハク酸ジエステルの1モルと、ニトリルA−CNとニトリルB−CNの混合物の2モルとを反応させることによって得られる次式(I)、(II)および(III)の化合物から成る混晶に関する。

ここで、上記ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとは互いに90:10〜30:70のモル比にあり、そしてその際、A−CNが2−クロロベンゾニトリルを意味し、かつ、B−CNが4−X−ベンゾニトリル(式中、Xは、塩素、メチル又はニトリルである。)を意味する。

Description

本発明は、新規なジケトピロロピロール混晶に関する。
ジケトピロロピロール系顔料は、ペイント及びプラスチックにおける非常に高い堅牢度によって特徴付けられる。ルビーレッド色のジケトピロロピロール系顔料で唯一入手可能なものは、製造するのに非常に高価なC.I.ピグメントレッド264である。
従って、課題は、ピグメントレッド264に比較して割安な、高い堅牢度、高い色相純度及び鮮明度を有するルビーレッド色のジケトピロロピロール系顔料を見出すことにあった。
純粋なビス(2−クロロフェニル)−ジケトピロロピロール(III)は、オレンジ色のカラー(Coloristik)、そして、純粋なビス(4−クロロフェニル)−ジケトピロロピロール(X=Clである(I))は、黄色味がかった赤色のカラーを有する。
欧州特許出願公開第0094911号明細書(特許文献1)、国際公開第2002/085987号パンフレット(特許文献2)及び欧州特許出願公開第0181290号明細書(特許文献3)からは、2つの異なるニトリルAとニトリルB及びコハク酸ジエステルからの混合合成によって製造されるDPP顔料組成物が知られている。2−クロロベンゾニトリルと4−クロロベンゾニトリルの混合合成は記載されていない。
欧州特許出願公開第0962499号明細書(特許文献4)からは、結晶成長抑制剤の存在下での2つの異なるニトリルAとニトリルB及びコハク酸ジエステルからの混合合成によって製造されるジケトピロロピロール(DPP)からなる顔料組成物が知られている。2−クロロベンゾニトリルと4−クロロベンゾニトリルの混合合成は記載されていない。
欧州特許出願公開第0094911号明細書 国際公開第2002/085987号パンフレット 欧州特許出願公開第0181290号明細書 欧州特許出願公開第0962499号明細書 欧州特許出願公開第0640603号明細書 欧州特許出願公開第1257602号明細書
驚くべきことに、所定の量比のビス(4−X−フェニル)−ジケトピロロピロール(I)、(2−クロロフェニル)−(4−X−フェニル)−ジケトピロロピロール(II)、及びビス(2−クロロフェニル)−ジケトピロロピロール(III)を含む混晶が、ルビーレッド色のカラー、並びに高い色相純度及び鮮明度を有することが見出された。
本発明は、コハク酸ジエステルの1モルと、ニトリルA−CNとニトリルB−CNとの混合物の2モルとを反応させることによって得られる、次式(I)、(II)及び(III)で表される化合物の混晶であり、
ここで、上記ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとは互いに90:10〜30:70、好ましくは80:20〜40:60、就中75:25〜50:50のモル比にあり、そしてその際、A−CNが2−クロロベンゾニトリルを意味し、かつ、B−CNが4−X−ベンゾニトリル(式中、Xは塩素、メチル又はニトリル)である、上記混晶に関する。
好ましくは、Xは塩素を意味する。
さらに、本発明の混晶は、驚くべきことに、これまで知られていなかった結晶変態であることが分かった。
混晶とは、本発明においては「固溶体」あるいは「ソリッドソリューション(solid solution)」を意味する。混晶の特性は、個々の成分の特性とも、個々の成分の物理的混合物の特性とも異なる。特に、混晶の粉末X線回折図は、相当する物理的混合物の粉末X線回折図とも、個々の化合物の粉末X線回折図の総和とも異なる。
本発明の結晶変態は、下記の粉末X線回折図(Cu−Kα線、2θ値(°(度))、測定精度:±0.2°)における主反射(強度:s=強、m=中)によって特徴付けられる。
本発明の対象は、有機溶剤中で、強塩基の存在下で、高められた温度で顔料アルカリ塩の形成のもとで、コハク酸ジエステル及び、前述の量比のニトリル2−クロロベンゾニトリルと4−X−ベンゾニトリルを反応させて、引き続き該顔料アルカリ塩を、水及び/又はアルコール中で加水分解し、場合によって引き続き溶剤仕上げを行うことによって、本発明の混晶を製造する方法でもある。
有機溶剤中のニトリルの全濃度は、合目的的に0.5〜5モル/lである。
コハク酸ジエステルと強塩基のモル比は、合目的的にコハク酸ジエステル1モルに対して塩基0.1〜10モルである。顔料アルカリ塩形成のための反応温度は、合目的的に60〜140℃、好ましくは80〜120℃である。
コハク酸ジエステルとして使用できるのは、ジアルキル−、ジアリール−又はモノアルキルモノアリールエステルであり、その際、コハク酸ジアルキルエステル及びコハク酸ジアリールエステルは、左右非対称であることができる。好ましくは、左右対称のコハク酸ジエステル、就中、左右対称のコハク酸ジアルキルエステルが使用される。コハク酸ジアリールエステル又は−モノアリールモノアルキルエステルにおけるアリールは、特に置換されていないフェニル、又は基ハロゲン、例えば塩素、C〜Cアルキル、例えば、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチルもしくはtert−アミル、あるいはC〜Cアルコキシ、例えば、メトキシもしくはエトキシからの1個、2個又は3個の置換基で置換されたフェニルを意味する。該アリールは、好ましくは、置換されていないフェニルを意味する。コハク酸ジアルキルエステル又は−モノアルキルモノアリールエステルの場合、そのアルキルは分枝されていない、分枝されているか又は環状であることができ、好ましくは分枝されており、そしてとりわけ1〜18個、特に1〜12個、とくに1〜8個、就中1〜5個のC原子を含む。該アルキルは、好ましくはsec−もしくはtert−アルキルであり、例えば、イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、tert−アミル、シクロヘキシル、ヘプチル、2,2−ジメチルヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、テトラデシル又はオクタデシルである。
コハク酸ジエステルの例は、コハク酸−ジメチルエステル、−ジエチルエステル、−ジプロピルエステル、−ジブチルエステル、−ジペンチルエステル、−ジヘキシルエステル、−ジヘプチルエステル、−ジオクチルエステル、−ジイソプロピルエステル、−ジ−sec−ブチルエステル、−ジ−tert−ブチルエステル、−ジ−tert−アミルエステル、−ジ[1,1−ジメチルブチル]エステル、−ジ[1,1,3,3−テトラメチルブチル]エステル、−ジ[1,1−ジメチルペンチル]エステル、−ジ[1−メチル−1−エチルブチル]エステル、−ジ[1,1−ジエチルプロピル]エステル、−ジフェニルエステル、−ジ[4−メチルフェニル]エステル、−ジ[2−メチルフェニル]エステル、−ジ[4−クロロフェニル]エステル、−ジ[2,4−ジクロロフェニル]エステル、−モノエチルモノフェニルエステル、−ジシクロヘキシルエステルである。
とりわけ、アルキルが分枝状で、3〜5個のC原子を含む左右対称のコハク酸ジアルキルエステルが使用される。
コハク酸ジエステルとニトリルとの反応は有機溶剤中で行われる。溶剤としては、例えば1〜10個のC原子を有する第一、第二又は第三アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、ペンタノール類、例えばn−ペンタノールもしくは2−メチル−2−ブタノール、ヘキサノール、例えば2−メチル−2−ペンタノールもしくは3−メチル−3−ペンタノール、2−メチル−2−ヘキサノール、3−エチル−3−ペンタノール、オクタノール、例えば2,4,4−トリメチル−2−ペンタノール、シクロヘキサノール、あるいはグリコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、あるいはグリセリン、あるいはポリグリコール類、例えばポリエチレングリコールもしくはポリプロピレングリコール、エーテル類、例えばメチルイソブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン又はジオキサン、グリコールエーテル類、例えばエチレングリコールもしくはプロピレングリコールのモノメチルエーテルもしくはモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルもしくはジエチレングリコールモノエチルエーテル、ブチルグリコールもしくはメトキシブタノール、双極性非プロトン性溶媒、例えば、酸アミド類、例えばジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、尿素誘導体、例えばテトラメチル尿素、脂肪族又は芳香族炭化水素、例えばシクロヘキサンもしくはベンゼン、又はアルキル、アルコキシ、ニトロもしくはハロゲンで置換されたベンゼン、例えばトルエン、キシレン、エチルベンゼン、アニソール、ニトロベンゼン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン又は1,2,4−トリクロロベンゼン、芳香族N−複素環化合物、例えばピリジン、ピコリンもしくはキノリン、並びにヘキサメチルリン酸トリアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド又はスルホランである。
顔料アルカリ塩の製造は、強塩基の存在下で行われる。適した強塩基とは、とりわけアルカリ金属そのもの、例えばリチウム、ナトリウムもしくはカリウム、あるいはアルカリアミド、例えばリチウムアミド、ナトリウムアミドもしくはカリウムアミド、あるいは水素化アルカリ、たとえば水素化リチウム、水素化ナトリウムもしくは水素化カリウム、あるいは、特に1〜10個のC原子を有する第一、第二または第三の脂肪族アルコールから誘導されたアルカリ土類アルコラートまたはアルカリアルコラート、例えばリチウム−、ナトリウム−もしくはカリウム−メチラート、−エチラート、−n−プロピラート、−イソプロピラート、−n−ブチラート、−sec−ブチラート、−tert−ブチラート、−2−メチル−2−ブチラート、−2−メチル−2−ペンチラート、−3−メチル−3−ペンチラート、−3−エチル−3−ペンチラートである。上記塩基の混合物もまた使用できる。
アルカリがとりわけナトリウムもしくはカリウムを意味する場合のアルカリアルコラートが好ましく、該アルコラートは、好ましくは第二アルコール又は第三アルコールから誘導されたものである。それ故、特に好ましい強塩基は、例えばナトリウム−もしくはカリウム−イソプロピラート、−sec−ブチラート、−tert−ブチラート及び−tert−アミラートである。その場合、上記のアルカリアルコラートは、対応するアルコールとアルカリ金属、アルカリ水素化物又はアルカリアミドと反応させることによりその場で製造することができる。
顔料アルカリ塩の加水分解には、加水分解剤として水、あるいはプロトン性有機溶媒の一種又はより多くを使用することができる。プロトン性溶媒としては、例えばアルコール、好ましくは1〜4個のC原子を有する、例えばメタノールやエタノールが挙げられる。また、水とアルコールの任意の組み合わせを使用することもできる。加水分解は、非プロトン性有機溶媒の存在下で行うこともできる。加水分解は、加水分解剤を反応懸濁物に添加することによって直接起こり、また反応懸濁物を加水分解剤に添加することによって間接的に起こることができる。加水分解剤である水並びにプロトン性有機溶媒は、任意の順序で、そして混合物としても添加及び/又は提供することができる。個々の成分を同時に提供することもまた可能である。
加水分解中に、例えばホスフェート−、アセテート−、クエン酸−又はトリエタノールアミン−緩衝剤などの緩衝剤を使用するのが有利となり得る。
加水分解の温度は−20℃〜200℃、好ましくは−5〜180℃、特に0〜160℃であることができ、場合によって、加水分解は加圧下で行われる。その場合、反応懸濁液と加水分解剤とは異なる温度を有することもできる。例えば、加水分解は水蒸気を使用して行うこともできる。
加水分解剤の全量は、塩基を基準にして、合目的的に少なくとも化学量論量である。例えば、水及び/又はプロトン性有機溶媒を、生成される顔料1部に対して0.5〜50重量部投入することができる。
本発明の混晶は、結晶変態を変化させることなく、引き続き仕上げ加工することもできる。仕上げ加工の条件に依存して、微細粒子を再成長させることができ、それ故、所望の使用分野に応じて仕上げ加工条件を順応させることができる。粒子をより不透明にする仕上げ加工条件は、当業者には知られており、例えば国際公開第2002/085987号パンフレット(特許文献2)に記載されている。
達成される微細性が広範囲にわたって得られる仕上げ加工条件については、例えば欧州特許出願公開第0640603A号明細書(特許文献5)に記載されている。
好ましくは、顔料アルカリ塩を加水分解して得られた顔料懸濁物は、0.1〜8時間、特に0.5〜6時間の間、50〜150℃、特に80〜130℃の温度で、場合によって加圧下で加熱される。結晶成長を抑制する表面活性剤の存在もまた有利である。
混晶形成の容易化、混晶の安定化、結晶成長の抑制、色特性の向上及び/又は所定の彩色効果の達成のために、本発明による長所が損なわれない限り、方法の任意の時点で顔料分散剤、表面活性剤、消泡剤、エキステンダー又はその他の混合物を添加することができる。これら添加物質の混合物を使用することもできる。添加物質の添加は一度に、または数回に分けて行うこともできる。添加物質は、合成または様々な後処理のどの時点ででも、また後処理後でも添加することができる。最適の時点は、研究実験(orientierende Versuche)によって予め確認するべきである。
本発明の顔料組成物を製造するために挙げられた方法ステップの1ステップまたは数ステップは、例えば欧州特許出願公開第1257602号明細書(特許文献6)に記載されているようにマイクロリアクター中で実施することもできる。
本発明の混晶は、原則的に、天然由来又は合成由来のすべての高分子量有機材料、例えばプラスチック、樹脂、ペイント、とりわけメタリックペイント、塗料、印刷インキ、電子写真用トナー及び現像剤、エレクトレット材、カラーフィルター並びにインキ、特にインクジェット用インキの顔料着色に使用することができる。
本発明の混晶で顔料着色できる高分子量有機材料は、例えば、セルロース化合物、例えばセルロースエーテル及びセルロースエステル、例えばエチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース又はセルロースブチラート、天然のバインダー類、例えば脂肪酸、脂肪油、樹脂及びそれらの転換生成物、あるいは合成樹脂類、例えば重縮合物、重付加物、重合体及び共重合体、例えばアミノプラスト類、とりわけ尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノールプラスト、及びフェノール樹脂類、例えばノボラック又はレゾール、尿素樹脂、ポリビニル類、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリ酢酸ビニルまたはポリビニルエーテル、ポリカーボネート、ポリオレフィン類、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンまたはポリプロピレン、ポリ(メタ)アクリレート及びそれらの共重合体、例えばポリアクリル酸エステルもしくはポリアクリルニトリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、クマロン−インデン樹脂及び炭化水素樹脂、エポキシ樹脂、様々な硬化機構を有する不飽和合成樹脂(ポリエステル、アクリレート)、ワックス、アルデヒド樹脂及びケトン樹脂、ゴム、弾性ゴム及びそれらの誘導体、及びラテックス類、カゼイン、シリコーン及びシリコーン樹脂のそれぞれ又は混合物である。
この際、上述の高分子量有機化合物が、可塑性材料、溶融物として、あるいは紡糸液、分散物、塗料(Lack)、ペイント(Anstrichstoff)又は印刷インキの形態で存在するかどうかはここでは重要ではない。使用目的に応じて、本発明の顔料調合物をブレンドとして、あるいは調剤や分散物の形態で利用するのが有利であることが判明した。
本顔料着色する高分子量有機材料に基づいて、本発明による混晶は、多くの場合に0.01〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%の量で使用される。カラーフィルターにおける使用のためには、以下に述べるように、より多くの量を使用することもできる。
本発明による混晶はまた、電子写真用トナーと現像液、例えば、一成分または二成分粉体トナー(一成分または二成分現像剤とも称される)、磁気トナー、液体トナー、重合トナーおよび特殊トナーにおける着色剤としても適している。
その上、本発明による混晶は、水系や非水系のインクジェットインキ、並びにホットメルト法に従って作用するようなインキの着色剤としても適している。
とりわけ、本発明の顔料調合物は、カラーフィルター用の加法発色および減法発色のための着色剤として、例えば、電子光学システム、例えばテレビ画像スクリーン、LCD(液晶ディスプレイ)、電荷結合素子、プラズマディスプレイまたはエレクトロルミネッセンスディスプレイ(これらは、アクティブ(ねじれネマチック)またはパッシブ(超ねじれネマチック)であることができる)の強誘電性ディスプレイや発光ダイオードであることができるもの、における着色剤として、並びに電子インキ(“electronic inks”または“eインキ”)や電子ペーパー(“eペーパー”)の着色剤としても適している。
反射型カラーフィルターと透過型カラーフィルターの両方のカラーフィルターを製造する際、顔料を適当なバインダー(アクリレート、アクリルエステル、ポリイミド、ポリビニルアルコール、エポキシド、ポリエステル、メラミン、ゼラチン、カゼイン)中のペーストの形態で、または顔料着色されたフォトレジストとして、個々のLCD構成部品(例えば、TFT−LCD=薄膜トランジスタ液晶ディスプレイや、例えば、((S)TN−LCD)=(超)ねじれネマチックLCD)上に塗布する。高い熱安定性以外に、安定なペーストまたは着色されたフォトレジストのためには、高い顔料純度も前提条件である。更には、顔料着色されたカラーフィルターは、インクジェット印刷法またはその他の適当な印刷法によっても設けることができる。
本発明による顔料調合物の赤い色相は、カラーフィルターのカラーセットである赤−緑−青(R,G,B)に非常に好ましく適している。これら3つのカラーは、相並んで個別のカラー画素として存在し、そして背面からの光透過によりフルカラー画像を生じさせる。
青のカラー画素についての典型的な着色剤は、フタロシアニン系着色剤又はベンズイミダゾロンジオキサジン系顔料、例えばC.I.ピグメントブルー15:6及びC.I.ピグメントブルー80である。緑のカラー画素については、典型的にはフタロシアニン系着色剤が使用され、例えば、C.I.ピグメントグリーン36およびC.I.ピグメントグリーン7である。
必要な場合には、調色(Nuancieren)するために、個々のカラー画素を更に別の着色剤と混ぜることもできる。赤い色相と緑の色相については、好ましくは、黄色と、例えばC.I.ピグメントイエロー138、139、150、151、180および213と混合される。青い色相については、好ましくは、紫色と、例えばC.I.ピグメントバイオレット19又は23と混合される。
本発明の顔料組成物の塗布されるカラーフィルターフィルムにおける使用濃度は、カラーフィルターフィルムの全重量に基づいて5〜95重量%、好ましくは20〜80重量%、就中好ましくは40〜60重量%とすることができる。本発明の対象は、本発明の顔料組成物を彩色上有効な量で含むカラーフィルターでもある。
最後に、本発明の混晶顔料は、有機又は無機のマッス、顆粒、繊維物質、粉末及びその他の顔料と乾燥混合することにより、材料混合物に加工することもできる。
以下の例において、別途明示しない限り、百分率表示は重量%を意味し、そして部は重量部を意味する。モル%は、全ニトリル成分に基づく。粉末X線回折図はCu−Kα線で測定し、2θ値は°(度)、測定誤差は±0.2°ある。強度は次を意味する:vs=非常に強い、s=強い、m=中、w=弱い。
比較例1(100%4−クロロベンゾニトリル)
4−クロロベンゾニトリル31部を、30%濃度のナトリウムアミレート(ナトリウム9.3部とアミルアルコール143部から製造)中に投入し、100℃に加熱する。コハク酸ジイソプロピルエステル30部を2時間内で添加する。100℃でさらに4時間後、顔料アルカリ塩懸濁物を80℃に冷却し、そこへ60℃の熱水を加える。この顔料懸濁物を、調整(Konditionierung)のために、引き続き5時間で95℃まで加熱し、濾過し、メタノール及び水で洗浄し、そして乾燥棚で75℃において乾燥する。それにより、粉末X線回折図で次の特徴線を有する黄色味がかった赤色の顔料が得られる。
比較例2(100%2−クロロベンゾニトリル)
顔料は、比較例1で説明した方法と同様に製造するが、4−クロロベンゾニトリルの代わりに2−クロロベンゾニトリルを使用する。
粉末X線回折図で次の特徴線を有するオレンジ色の顔料が得られる。
例1(75モル%2−クロロベンゾニトリル及び25モル%4−クロロベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル23.25部及び4−クロロベンゾニトリル7.75部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。
例2(80モル%2−クロロベンゾニトリル及び20モル%4−クロロベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル24.8部と4−クロロベンゾニトリル6.2部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。
例3(70モル%2−クロロベンゾニトリル及び30モル%4−クロロベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル21.7部と4−クロロベンゾニトリル9.3部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。
例4(50モル%2−クロロベンゾニトリル及び50モル%4−クロロベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル15.5部と4−クロロベンゾニトリル15.5部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。
例5(70モル%2−クロロベンゾニトリル及び30モル%4−メチルベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル21.7部との4−メチルベンゾニトリル7.9部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。
例6(70モル%2−クロロベンゾニトリル及び30モル%4−シアノベンゾニトリルからなる混晶)
顔料は、比較例1と同様に製造するが、その際2−クロロベンゾニトリル21.7部と4−シアノベンゾニトリル8.6部を反応させる。
単離、及びメタノール及び水での洗浄後、ルビー色の顔料が得られる。粉末X線回折図では次の特徴線が示される。

Claims (9)

  1. コハク酸ジエステルの1モルと、ニトリルA−CNとニトリルB−CNとの混合物の2モルとを反応させることによって得られる、次式(I)、(II)及び(III)で表される化合物の混晶であり、
    ここで、上記ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとは互いに90:10〜30:70のモル比にあり、そしてその際、A−CNが2−クロロベンゾニトリルを意味し、かつ、B−CNが4−X−ベンゾニトリル(式中、Xは、塩素、メチル又はニトリルである。)を意味する、上記混晶。
  2. コハク酸ジエステルの1モルと、前記ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとが互いに80:20〜40:60のモル比にある、ニトリルA−CNとニトリルB−CNとの混合物の2モルとを反応させることによって得られる、請求項1に記載の混晶。
  3. コハク酸ジエステルの1モルと、前記ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとが互いに75:25〜50:50のモル比にある、ニトリルA−CNとニトリルB−CNとの混合物の2モルとを反応させることによって得られる、請求項1または2に記載の混晶。
  4. 前記Xが同様に塩素を意味することを特徴とする、請求項1〜3の一項又はより多くに記載の混晶。
  5. 粉末X線回折図(Cu−Kα線、2θ値(°(度))、測定誤差:±0.2°、強度:s=強、m=中)における次の主反射を特徴とする、請求項1〜4の一項又はより多くに記載の混晶。
  6. 有機溶剤中で、強塩基の存在下で、高められた温度で顔料アルカリ塩の形成のもとで、コハク酸ジエステルの1モルと、ニトリルA−CNとニトリルB−CNとの混合物であって、該ニトリル混合物中のA−CNとB−CNとが互いに90:10〜30:70のモル比にある、上記ニトリル混合物の2モルとを反応させて、引き続き上記顔料アルカリ塩を、水及び/又はアルコール中で加水分解し、場合によって引き続き溶剤仕上げを行うことによって、請求項1〜5の一項又はより多くに記載の混晶を製造する方法。
  7. 天然由来又は合成由来の高分子有機材料の顔料着色のための、請求項1〜5の一項又はより多くに記載の混晶の使用。
  8. プラスチック、樹脂、塗料、ペイント、印刷インキ、電子写真用トナー及び現像剤、カラーフィルター並びにインキの顔料着色のための、請求項7に記載の使用。
  9. カラーフィルター、メタリック塗料及びインクジェットインキの顔料着色のための、請求項7又は8に記載の使用。
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