JP2011259551A - コネクタ及び電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、相手側コネクタを強固に係止するコネクタ及び電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱10は、回路基板11を内部に収容するケース12を備え、ケース12は、回路基板11に接続された端子金具19Bが配設された合成樹脂部24を備えたコネクタ21を有し、合成樹脂部24は、相手側コネクタ26が嵌合されるフード部22と、フード部22の外周に設けられてフード部22との間に空洞部25が形成された囲壁23と、フード部22の内壁に設けられて相手側コネクタ26に対して相手側コネクタ26の嵌合方向後方から係止することにより相手側コネクタ26がフード部22内から嵌合方向後方に離脱することを規制する係止部27と、フード部22のうち係止部27に対応する領域に設けられてフード部22と囲壁23とを連結する補強リブ38と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタ及び電気接続箱に関する。
従来、コネクタを備えた電気接続箱として、特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱は、ケース内に回路基板を収容してなる。ケースには開口が設けられており、この開口内には、相手側コネクタと嵌合可能なフード部を有するコネクタが配されている。フード部の内壁には、相手側コネクタと係止する係止部が形成されている。
ケースには開口を構成する囲壁が設けられており、この囲壁と、フード部との間には空洞部が形成されている。上記の囲壁は、フード部の外周を包囲するようになっている。
フード部が囲壁によって包囲されることにより、ケースの外面に付着した水は、ケースの外面を流下し、囲壁に付着する。囲壁とフード部との間には空洞部が形成されているので、囲壁に付着した水が、フード部の外側に直接に付着することを抑制することができる。これにより、水が、フード部の外側からフード部の内側に移動することを抑制できる。
特開2009−291043号公報
しかしながら、上記の構成によると、フード部と囲壁との間には空洞部が形成されている。このため、相手側コネクタがフード部内に嵌合した状態において、フード部のうち係止部が形成された領域が囲壁側に撓み変形することが懸念される。これは、係止部が、相手側コネクタから離間する方向に変位することになるので、係止部と相手側コネクタとの係止が解除されやすくなることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、相手側コネクタを強固に係止するコネクタ及び電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、端子金具と、前記端子金具が配設された合成樹脂部と、を備えたコネクタであって、前記合成樹脂部は、相手側コネクタが嵌合されるフード部と、前記フード部の外周に設けられて前記フード部との間に空洞部が形成された囲壁と、前記フード部の内壁に設けられて前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタの嵌合方向後方から係止することにより前記相手側コネクタが前記フード部内から前記嵌合方向後方に離脱することを規制する係止部と、前記フード部のうち前記係止部に対応する領域に設けられて前記フード部と前記囲壁とを連結する補強リブと、を有する。
また、本発明は、回路基板と、前記回路基板を内部に収容するケースと、を備えた電気接続箱であって、前記ケースは、前記回路基板に接続された端子金具と、前記端子金具が配設された合成樹脂部と、を備えたコネクタを有し、前記合成樹脂部は、相手側コネクタが嵌合されるフード部と、前記フード部の外周に設けられて前記フード部との間に空洞部が形成された囲壁と、前記フード部の内壁に設けられて前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタの嵌合方向後方から係止することにより前記相手側コネクタが前記フード部内から前記嵌合方向後方に離脱することを規制する係止部と、前記フード部のうち前記係止部に対応する領域に設けられて前記フード部と前記囲壁とを連結する補強リブと、を有する。
本発明によれば、フード部内に相手側コネクタが嵌合した状態で、フード部のうち係止部に対応する領域が囲壁側に撓み変形することを抑制することができる。これにより、係止部と相手側コネクタとを強固に係止することができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記相手側コネクタには前記フード部内に前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止部と係止する係止突部が形成されており、前記フード部の内壁には前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止突部が収容される凹部が陥没して形成されており、前記係止部は前記凹部を形成する壁部のうち前記嵌合方向後方に位置する壁部に形成されている。
上記の態様によれば、フード部の厚さは、凹部が形成された領域においてのみ比較的に薄くなっている。換言すれば、凹部と異なる領域においては、フード部の厚さは凹部が形成された領域よりも厚く形成されている。この結果、フード部の剛性を低下させることなく係止部を形成できるので、フード部が囲壁側に撓み変形することを更に抑制できる。
前記合成樹脂部は、第1合成樹脂材からなる一次成形部と、前記一次成形部を第2合成樹脂材で更に成形してなる二次成形部と、を備え、前記一次成形部は、前記端子金具が貫通する基壁と、前記基壁の縁部寄りの位置から前記端子金具の延びる方向に延出される板状をなす延出片と、前記延出片の端部に形成された前記係止部と、を有し、前記二次成形部は、前記延出片及び前記基壁に固着して形成されることで前記フード部を形成すると共に、前記囲壁、及び前記補強リブを有し、前記補強リブは、前記延出片のうち前記係止部に対応する領域と前記囲壁とを連結する。
上記の態様によれば、フード部は、一次成形部の延出片と、延出片に固着された二次成形部と、を有する。延出片には相手側コネクタと係止する係止部が形成されている。相手側コネクタがフード部内に嵌合すると、相手側コネクタは係止部と係止する。このとき、係止部が形成された延出片に対して、相手側コネクタから、延出片を囲壁側に撓み変形させる方向の力が加わる場合がある。すると、一次成形部と二次成形部との固着部分に力が加わり、この固着部分が破断することが懸念される。
そこで、本態様は、補強リブを、延出片のうち係止部に対応する領域と囲壁とを連結する構成とした。これにより、延出片を有する一次成形部と、囲壁を有する二次成形部とを補強リブで連結することができるので、一次成形部と二次成形部との固着部分が破断することを抑制できる。
前記延出片のうち前記囲壁側の壁面には、前記補強リブが前記延出片の先端縁から後退した位置に形成されることにより、前記二次成形部を形成する際に用いられる金型と、前記延出片とが当接する金型当接面が形成されている。
上記の態様によれば、二次成形部を形成する際に、一次成形部である延出片と、二次成形するための金型とを、金型当接面において当接させることができる。これにより、二次成形時に、延出片と、二次成形するための金型との隙間から第2合成樹脂材が漏れることを抑制できる。
前記ケースは、前記二次成形部として前記コネクタと一体に形成される。
上記の態様によれば、コネクタとケースとは二次成形部として一体に形成されるので、コネクタとケースとの間から水がケース内に浸入することを抑制できる。
本発明によれば、コネクタと、相手側コネクタとを強固に係止することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図 電気接続箱を示す正面図 図5におけるIII−III線断面図 フード部内に相手側コネクタが嵌合した状態を示す要部拡大断面図 電気接続箱を示す底面図 補強リブを示す要部拡大斜視図 第1工程における一次成形部を示す断面図 一次成形部を示す斜視図 一次成形部を示す側面図 第2工程における二次成形部を示す要部拡大断面図 第2ケースを示す断面図
本発明を車両用の電気接続箱10に適用した一実施形態について、図1ないし図11を参照しつつ説明する。本実施形態に係る電気接続箱10は、回路基板11と、この回路基板11を内部に収容するケース12と、を備える。以下の説明においては、図2における左方を左方とし、右方を右方として説明する。また、図2における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図3における上側を表側とし、下側を裏側として説明する。
(ケース12)
図2に示すように、ケース12は合成樹脂製であって、表裏方向(図2における紙面を貫通する方向)から見て、概ね五角形状をなしている。図1に示すように、ケース12は、表側(図1における上側)に開口する浅い皿状をなす第1ケース12Aと、第1ケース12Aに対して表側から取り付けられて、第1ケース12Aの開口を塞ぐ第2ケース12Bと、を備える。
第1ケース12Aの開口縁部には、表側に突出すると共に閉じたループ状をなす溶着リブ13が形成されている。第1ケース12Aに対して第2ケース12Bが組み付けられると、溶着リブ13の突出端縁は、第2ケース12Bの開口縁部に裏側から当接する。この状態で、第1ケース12A及び第2ケース12Bに対して振動を与えることで、第1ケース12Aの溶着リブ13は第2ケース12Bに振動溶着されている。上述したように溶着リブ13は閉じたループ状をなしているので、第1ケース12Aと第2ケース12Bとの当接面は、全周に亘って切れ目なく密着した状態になっている。これにより、第1ケース12Aと第2ケース12Bとは液密に固着されている。
(回路基板11)
ケース12内には、略長方形状をなす回路基板11が収容されている。回路基板11の表面及び裏面の一方又は双方にはプリント配線技術により図示しない導電路が形成されている。この導電路には電子部品14が、半田付け等の公知の技術により接続されている。
回路基板11には、ボルト15が挿通されるボルト挿通孔16が形成されている(図1参照)。また、図3に示すように、第2ケース12Bの裏面にはねじ孔(図示せず)を有するボス17が突出して形成されている。回路基板11は、ボルト挿通孔16内にボルト15が裏側(図3における下側)から挿通されると共にボス17のねじ孔に螺合されることで、第2ケース12Bに固定されている。
(コネクタフード部22)
図2に示すように、第2ケース12Bの概ね上半分の領域であって、且つ概ね右半分の領域には、下方に開口する複数(本実施形態では3つ)のコネクタフード部22が形成されている。コネクタフード部22は略角筒状をなしている。図3に示すように、これらのコネクタフード部22内には、タブ状をなす端子金具19Aが配されている。これらの端子金具19Aは、コネクタフード部22を貫通してケース12内に突出したのち、回路基板11側に曲げ形成されている。回路基板11側に曲げ形成された端子金具19Aの端部は、回路基板11に形成されたスルーホール20に挿通されて、半田付け等の公知の手法により導電路に接続されている。
また、第2ケース12Bの概ね上半分の領域であって、且つ左端部寄りの位置にも、下方に開口する1つのコネクタフード部22が形成されている。上記と同様に、このコネクタフード部22内に配された端子金具19Aも、回路基板11に接続されている。
(コネクタ21)
図2に示すように、第2ケース12Bの概ね上半分の領域であって、且つ概ね左半分の領域には、下方に開口すると共に、内部に、後述するフード部22を収容する囲壁23が形成されている。囲壁23は略門形状をなしており、その内部にコネクタ21を収容可能になっている。本実施形態においては、囲壁23の内部には、2つのフード部22が、左右方向(図5における左右方向)に並んで配設されている。
コネクタ21は、タブ状をなす端子金具19Bと、この端子金具19Bが配設された合成樹脂製の合成樹脂部24と、を備える。第2ケース12Bと、コネクタ21の合成樹脂部24とは、一体に形成されている。換言すれば、コネクタ21の合成樹脂部24は、第2ケース12Bの囲壁23と一体に形成されている。
図3〜図5に示すように、合成樹脂部24は、相手側コネクタ26が嵌合されるフード部22を備える。フード部22は略角筒状をなしている。上述したように、フード部22の外周には、このフード部22を囲む囲壁23が設けられている。フード部22と囲壁23とは所定の間隔を空けて形成されており、フード部22と囲壁23との間には空洞部25が形成されている。空洞部25は、フード部22の左右方向(図5における左右方向)について囲壁23との間に形成されると共に、フード部22の表裏方向(図5における上下方向)について囲壁23との間に形成されている。
フード部22の内壁(端子金具19Bと対向する壁面)には、相手側コネクタ26と係止する係止部27が形成されている。図4に示すように、係止部27は、相手側コネクタ26から突出して形成された係止突部28に対して、相手側コネクタ26の嵌合方向後方(図4における右方)から係止することにより、相手側コネクタ26が嵌合方向後方(図4における右方)に離脱することを規制するようになっている。
相手側コネクタ26の係止突部28は、相手側コネクタ26がフード部22内に正規嵌合した状態において、フード部22の内壁に陥没して形成された凹部29内に収容されるようになっている。上記の係止部27は、凹部29を形成する壁部のうち、相手側コネクタ26の嵌合方向後方に位置する壁部に形成されている。
相手側コネクタ26には、電線30の端末に接続された雌端子金具31が収容されている。この雌端子金具31と、フード部22内に配設された端子金具19Bとが接続されることで、端子金具19Bと電線30とが電気的に接続されるようになっている。
コネクタ21の合成樹脂部24は、第1合成樹脂材32からなる一次成形部33と、この一次成形部33を第2合成樹脂材34で更に成形してなる二次成形部35と、を備える。本実施形態においては、第1合成樹脂材32と第2合成樹脂材34とは同じ合成樹脂が用いられている。このため、一次成形部33と、二次成形部35とは一体に固着されており、一次成形部33と二次成形部35との境界部分は明瞭には区別できないようになっている。また、第1合成樹脂材32と、第2合成樹脂材34とは、異なる合成樹脂材を用いてもよい。
図8及び図9に示すように、一次成形部33は、複数の端子金具19Bが貫通する基壁36と、この基壁36の端部寄りの位置から、基壁36と直交する方向であって基壁36を貫通する端子金具19Bの延びる方向に延出された板状をなす延出片37と、を備える。延出片37の端部には、上記した凹部29及び係止部27が形成されている。
図3に示すように、基壁36を貫通した端子金具19Bの端部は、回路基板11側に直角に曲げ形成されており、回路基板11に形成されたスルーホール20内に挿通されて、回路基板11の導電路と半田付け等の公知の手法により接続されている。
二次成形部35が、一次成形部33の基壁36、及び延出片37と固着して形成されることで、上記したフード部22、囲壁23、及び第2ケース12Bが形成されている。換言すれば、囲壁23、及び第2ケース12Bは、二次成形部35としてコネクタ21と一体に形成されている。
(補強リブ38)
図5及び図6に示すように、フード部22のうち係止部27に対応する領域には、フード部22と囲壁23とを連結する補強リブ38が、上下方向(図5における紙面を貫通する方向)に延びて形成されている。補強リブ38は、上記した二次成形部35に形成されている。本実施形態においては、1つの係止部27に対して、2つの補強リブ38が左右方向(図5における左右方向)に間隔を空けて並んで形成されている。本実施形態においては、補強リブ38は、係止部27の左右方向についての幅寸法よりも狭い領域に並んで形成されている。
図4に示すように、補強リブ38は、延出片37(フード部22)の先端縁から後退した位置に形成されている。詳細には、補強リブ38の先端縁は、図4における左方にやや引っ込んだ位置に形成されている。これにより、フード部22のうち延出片37に対応する領域であって、囲壁23側の壁面には、二次成形部35を形成する際に使用される第2金型39が当接する金型当接面40が形成されている。
(製造工程)
続いて、本実施形態に係る電気接続箱10の製造工程の一例を説明する。まず、第2ケース12Bを製造する工程について説明する。第2ケース12Bは、第1合成樹脂材32によって一次成形部33を形成する第1工程と、一次成形部33を第2合成樹脂材34で更に成形することにより二次成形部35を形成する第2工程と、を実行することによって形成される。
(第1工程)
まず、一対の第1金型41A,41Bを型開きする。端子金具19Bを、一対の第1金型41A,41Bのうち、一方の第1金型41Aの所定位置に載置する。次いで、他方の第1金型41Bを型締めし、液体状の第1合成樹脂材32を、第1金型41の内部に形成されたキャビティ内に注入する(図7参照)。
上記の第1金型41A,41Bは、図7における左右方向(延出片37の延びる方向)に沿って型開きするようになっている。第1金型41A,41Bを型締めした状態では、キャビティのうち凹部29が形成される領域に、延出片37の板面に平行な方向であって且つ延出片37の延びる方向に直交する方向にスライドするスライドコア42が配されている。このスライドコア42と、第1金型41A,41Bとの間に位置するキャビティに第1合成樹脂材32が注入されることによって、延出片37及び係止部27が形成される。
キャビティ内に注入された第1合成樹脂材32が固化して延出片37が形成された後に、スライドコア42をスライドさせ、一次成形部33からスライドコア42を離脱させる。次いで、第1金型41A,41Bを型開きして、一次成形部33を第1金型41A,41Bから離脱させる。
(第2工程)
続いて、第2金型39を型開きし、一次成形部33を所定の位置に載置する。その後、第2金型39を型締めする。次いで、一次成形部33と、第2金型39との間に形成されたキャビティ内に、第2合成樹脂材34を注入することにより、二次成形部35を形成する。
第2工程において、第2金型39は、一次成形部33と部分的に当接するようになっている。これにより、第2金型39と一次成形部33とによって囲まれた領域内に、第2合成樹脂材34が流れ込まないようになっている。例えば、図10に示すように、第2金型39には、係止部27に第2合成樹脂材34が付着することを規制するための規制壁43が形成されている。この規制壁43の端縁が基壁36と当接すると共に、第2金型39が金型当接面40と当接することにより、第2金型39と、一次成形部33とに囲まれた空間内に、第2合成樹脂材34が浸入することが規制され、第2工程において、係止部27に第2合成樹脂材34が付着することが規制されるようになっている。
上記の工程において、図10に示すように、第2金型39は、延出片37のうち、金型当接面40と当接するようになっている。これにより、延出片37と、第2金型39との間に隙間が形成されることを抑制できる。この結果、補強リブ38を形成する際に、補強リブ38を形成するための第2合成樹脂材34が、延出片37と第2金型39との隙間から漏れ出して、バリが発生することを抑制することができる。
第2合成樹脂材34が固化したのち、第2金型39を型開きし、第2ケース12Bを第2金型39から離脱させる。これにより、図11に示すように、第2ケース12Bが形成される。
次いで、電子部品14が実装された回路基板11を第2ケース12Bの裏面にボルト15によりネジ止めする。このとき、回路基板11のスルーホール20内に端子金具19A,19Bが挿通されるようにする。次いで、端子金具19A,19Bとスルーホール20とを、例えばフロー半田付け等の公知の手法により接続する。
その後、第1ケース12Aの溶着リブ13と、第2ケース12Bの開口縁とを当接させた状態で、第1ケース12A及び第2ケース12Bに振動を加えることにより、第1ケース12Aと第2ケース12Bとを振動溶着する。これにより、電気接続箱10が完成する。
(作用、効果)
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態においては、フード部22と囲壁23との間に空洞部25が形成されているので、ケース12の外面に付着した水が囲壁23にまで流下した場合でも、この水がフード部22に直接に付着することが抑制される。この結果、水がフード部22の内部にまで浸入して端子金具19Bに付着することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、フード部22のうち係止部27に対応する領域には、フード部22と囲壁23とを連結する補強リブ38が形成されている。この補強リブ38により、相手側コネクタ26がフード部22内に嵌合した状態で、少なくともフード部22のうち係止部27に対応する領域が、囲壁23側に撓み変形することが抑制される。これにより、フード部22の係止部27と、相手側コネクタ26の係止突部28との係止構造が解除される方向にフード部22が撓み変形することを抑制できるので、係止部27と、相手側コネクタ26とを強固に係止することができる。
また、本実施形態においては、フード部22の内壁には相手側コネクタ26が嵌合した状態で。相手側コネクタ26に形成された係止突部28が収容される凹部29が陥没して形成されている。そして、係止部27は凹部29を形成する壁部のうち、相手側コネクタ26の嵌合方向後方に位置する壁部に形成されている。これにより、フード部22の厚さは、凹部29が形成された領域においてのみ比較的に薄くなっている。換言すれば、凹部29と異なる領域においては、フード部22の厚さは凹部29が形成された領域よりも厚く形成されている。この結果、フード部22の剛性を低下させることなく係止部27を形成できるので、フード部22が囲壁23側に撓み変形することを更に抑制できる。
また、本実施形態においては、フード部22は、一次成形部33の延出片37と、延出片37に固着された二次成形部35と、を有する。延出片37には相手側コネクタ26と係止する係止部27が形成されている。相手側コネクタ26がフード部22内に嵌合すると、相手側コネクタ26は係止部27と係止する。このとき、係止部27が形成された延出片37に対して、相手側コネクタ26から、延出片37を囲壁23側に撓み変形させる方向の力が加わる場合がある。すると、一次成形部33と二次成形部35との固着部分に力が加わり、この固着部分が破断することが懸念される。
そこで、本実施形態においては、補強リブ38を、延出片37のうち係止部27に対応する領域と囲壁23とを連結する構成とした。これにより、延出片37を有する一次成形部33と、囲壁23を有する二次成形部35とを補強リブ38で連結することができるので、一次成形部33と二次成形部35との固着部分が破断することを抑制できる。
また、本実施形態においては、延出片37のうち囲壁23側の壁面には、補強リブ38が延出片37の先端縁から後退した位置に形成されることにより、二次成形部35を形成する際に用いられる第2金型39と、延出片37とが当接する金型当接面40が形成されている。これにより、二次成形部35を形成する際に、一次成形部33である延出片37と、二次成形するための第2金型39とを、金型当接面40において当接させることができる。これにより、二次成形時に、延出片37と、第2金型39との隙間から第2合成樹脂材34が漏れることを抑制できる。
また、本実施形態においては、第2ケース12Bは、二次成形部35としてコネクタ21と一体に形成されている。これにより、コネクタ21とケース12とは二次成形部35として一体に形成されるので、コネクタ21とケース12との間から水がケース12内に浸入することを抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、係止部27は、延出片37に凹部29を形成することにより形成する構成としたが、これに限られず、係止部27は、フード部22の内壁から内方に突出して形成される構成としてもよい。
(2)本実施形態においては、第2ケース12Bとコネクタ21とは二次成形部35として一体に形成される構成としたが、これに限られず、第2ケース12Bとコネクタ21とは、別体であってもよい。
(3)本実施形態においては、合成樹脂部24は、一次成形部33と、二次成形部35とを含む構成としたが、これに限られず、合成樹脂部24は、一回の成形工程を実行することにより形成される構成としてもよい。また、3回以上の成形工程を実行することにより形成される構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、補強リブ38は、延出片37の先端縁から奥まった位置に形成される構成としたが、これに限られず、補強リブ38は、延出片37の先端縁と面一に形成される構成としてもよい。これにより、フード部22のうち係止部27が形成された領域を強固に補強することができる。
(5)本実施形態においては、1つの係止部27に対して2つの補強リブ38が形成される構成としたが、これに限られず、1つの係止部27に対して1つの補強リブ38が形成される構成としてもよく、また、1つの係止部27に対して3つ以上の複数の補強リブ38が形成される構成としてもよい。
10…電気接続箱
11…回路基板
12…ケース
12A…第1ケース
12B…第2ケース
19…端子金具
21…コネクタ
22…フード部
23…囲壁
24…合成樹脂部
25…空洞部
26…相手側コネクタ
27…係止部
28…係止突部
29…凹部
33…一次成形部
35…二次成形部
36…基壁
37…延出片
38…補強リブ
39…第2金型
40…金型当接面
41…第1金型

Claims (9)

  1. 端子金具と、前記端子金具が配設された合成樹脂部と、を備えたコネクタであって、
    前記合成樹脂部は、相手側コネクタが嵌合されるフード部と、前記フード部の外周に設けられて前記フード部との間に空洞部が形成された囲壁と、前記フード部の内壁に設けられて前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタの嵌合方向後方から係止することにより前記相手側コネクタが前記フード部内から前記嵌合方向後方に離脱することを規制する係止部と、前記フード部のうち前記係止部に対応する領域に設けられて前記フード部と前記囲壁とを連結する補強リブと、を有するコネクタ。
  2. 前記相手側コネクタには前記フード部内に前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止部と係止する係止突部が形成されており、前記フード部の内壁には前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止突部が収容される凹部が陥没して形成されており、前記係止部は前記凹部を形成する壁部のうち前記嵌合方向後方に位置する壁部に形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記合成樹脂部は、第1合成樹脂材からなる一次成形部と、前記一次成形部を第2合成樹脂材で更に成形してなる二次成形部と、を備え、
    前記一次成形部は、前記端子金具が貫通する基壁と、前記基壁の縁部寄りの位置から前記端子金具の延びる方向に延出される板状をなす延出片と、前記延出片の端部に形成された前記係止部と、を有し、
    前記二次成形部は、前記延出片及び前記基壁に固着して形成されることで前記フード部を形成すると共に、前記囲壁、及び前記補強リブを有し、
    前記補強リブは、前記延出片のうち前記係止部に対応する領域と前記囲壁とを連結する請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記延出片のうち前記囲壁側の壁面には、前記補強リブが前記延出片の先端縁から後退した位置に形成されることにより、前記二次成形部を形成する際に用いられる金型と、前記延出片とが当接する金型当接面が形成されている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 回路基板と、前記回路基板を内部に収容するケースと、を備えた電気接続箱であって、
    前記ケースは、前記回路基板に接続された端子金具と、前記端子金具が配設された合成樹脂部と、を備えたコネクタを有し、
    前記合成樹脂部は、相手側コネクタが嵌合されるフード部と、前記フード部の外周に設けられて前記フード部との間に空洞部が形成された囲壁と、前記フード部の内壁に設けられて前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタの嵌合方向後方から係止することにより前記相手側コネクタが前記フード部内から前記嵌合方向後方に離脱することを規制する係止部と、前記フード部のうち前記係止部に対応する領域に設けられて前記フード部と前記囲壁とを連結する補強リブと、を有する電気接続箱。
  6. 前記相手側コネクタには前記フード部内に前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止部と係止する係止突部が形成されており、前記フード部の内壁には前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記係止突部が収容される凹部が陥没して形成されており、前記係止部は前記凹部を形成する壁部のうち前記嵌合方向後方に位置する壁部に形成されている請求項5に記載の電気接続箱。
  7. 前記合成樹脂部は、第1合成樹脂材からなる一次成形部と、前記一次成形部を第2合成樹脂材で更に成形してなる二次成形部と、を備え、
    前記一次成形部は、前記端子金具が貫通する基壁と、前記基壁の縁部寄りの位置から前記端子金具の延びる方向に延出される板状をなす延出片と、前記延出片の端部に形成された前記係止部と、を有し、
    前記二次成形部は、前記延出片及び前記基壁に固着して形成されることで前記フード部を形成すると共に、前記囲壁、及び前記補強リブを有し、
    前記補強リブは、前記延出片のうち前記係止部に対応する領域と前記囲壁とを連結する請求項5または請求項6に記載の電気接続箱。
  8. 前記ケースは、前記二次成形部として前記コネクタと一体に形成される請求項7に記載の電気接続箱。
  9. 前記延出片のうち前記囲壁側の壁面には、前記補強リブが前記延出片の先端縁から後退した位置に形成されることにより、前記二次成形部を形成する際に用いられる金型と、前記延出片とが当接する金型当接面が形成されている請求項7または請求項8に記載の電気接続箱。
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