JP2011227213A - プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置のアライメント方法、及び表示用パネル基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像取得装置の焦点をマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わせて、マスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置を精度良く検出する。
【解決手段】画像処理装置50は、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出する。主制御装置70は、予め、焦点位置移動機構により各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、画像処理装置50により検出された画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、プロキシミティ方式を用いて基板の露光を行うプロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置のアライメント方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に係り、特に、CCDカメラ等の画像取得装置により、マスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークの画像を取得し、画像認識により両者の位置を検出して、マスクと基板との位置合わせを行うプロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置のアライメント方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置としては、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基板上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ方式とがある。プロキシミティ方式は、プロジェクション方式に比べてパターン解像性能は劣るが、照射光学系の構成が簡単で、かつ処理能力が高く量産用に適している。
例えば、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造において、基板上に形成されたブラックマトリクスの上に着色パターンを露光する際の様に、基板に形成された下地パターンの上に新たなパターンを露光する場合、新たに露光するパターンが下地パターンからずれない様に、マスクと基板との位置合わせを精度良く行う必要がある。従来、主に大型の基板の露光に用いられるプロキシミティ露光装置では、マスク及び基板の下地パターンに複数のアライメントマークをそれぞれ設け、CCDカメラ等の画像取得装置によりマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークの画像を取得し、画像認識により両者の位置を検出して、マスクと基板との位置合わせを行っていた。なお、この様なプロキシミティ露光装置として、特許文献1に記載のものがある。
特開2007−256581号公報
プロキシミティ露光装置において、マスクと基板とのギャップ合わせを行った後、マスクと基板との位置合わせを行う際には、アライメントマークが設けられたマスクの下面と、下地パターンのアライメントマークが形成された基板の表面とが、プロキシミティギャップの分だけ数百μm程離れている。これに対し、アライメントマークの画像を取得するCCDカメラ等の画像取得装置の焦点深度は数μm程度であり、マスクのアライメントマークの画像と、基板の下地パターンのアライメントマークの画像を、同時に取得することはできない。そのため、ボールねじ及びモータ等の移動機構により、画像取得装置を上下に移動して、画像取得装置の焦点を、マスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに順番に合わせる必要がある。この画像取得装置の焦点調節は、基板の露光処理を開始する前、または1枚目の基板を露光する際に、予め、マスクの下面の高さ及び基板の表面の高さに合わせて、画像取得装置の焦点位置を決定して登録し、以後、画像取得装置の焦点位置を登録した位置へ移動して行われる。
画像取得装置の焦点位置を登録する際、従来は、操作者が、操作パネルに設けられたジョグにより移動機構を遠隔操作しながら、モニタに表示されるアライメントマークの画像とその画像認識率とを判断材料として、最適と思われる焦点位置を決定していた。しかしながら、この作業では、操作者によって個人差が発生し、画像取得装置の焦点をマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わせることができなかった。そのため、各アライメントマークの位置の検出結果に誤差が生じ、マスクと基板との位置合わせを精度良く行うことができなかった。
本発明の課題は、画像取得装置の焦点をマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わせて、マスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置を精度良く検出することである。また、本発明の課題は、高品質な表示用パネル基板を製造することである。
本発明のプロキシミティ露光装置は、マスクを保持するマスクホルダと、下地パターンが形成された基板を支持するチャックと、マスクホルダとチャックとを相対的に移動するステージとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置において、マスク及び基板の下地パターンに設けられた複数のアライメントマークの画像を取得して、画像信号を出力する複数の画像取得装置と、各画像取得装置が出力した画像信号を処理して、アライメントマークの位置を検出する画像処理装置と、各画像取得装置の焦点位置を移動する焦点位置移動機構と、焦点位置移動機構を制御して各画像取得装置の焦点位置を移動させ、画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、ステージによりマスクホルダとチャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行う制御手段とを備え、画像処理装置が、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、制御手段が、予め、焦点位置移動機構により各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、画像処理装置により検出された画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定するものである。
また、本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法は、マスクを保持するマスクホルダと、下地パターンが形成された基板を支持するチャックと、マスクホルダとチャックとを相対的に移動するステージとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置のアライメント方法であって、マスク及び基板の下地パターンに設けられた複数のアライメントマークの画像を取得して、画像信号を出力する複数の画像取得装置と、各画像取得装置が出力した画像信号を処理して、アライメントマークの位置を検出する画像処理装置と、各画像取得装置の焦点位置を移動する焦点位置移動機構とを設け、予め、焦点位置移動機構により各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、画像処理装置により、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、検出した画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定し、焦点位置移動機構により、各画像取得装置の焦点位置を予め決定した焦点位置へ移動して、マスクのアライメントマークの画像及び基板の下地パターンのアライメントマークの画像を取得し、画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、ステージによりマスクホルダとチャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行うものである。
画像処理装置は、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出する。焦点位置移動機構により画像取得装置の焦点位置を移動しながら、画像処理装置によりこれらの検出を行うと、画像認識率は、画像取得装置の焦点がアライメントマークに近づくと急激に増加し、画像取得装置の焦点がアライメントマークに合う前後でほぼ平坦な値となり、画像取得装置の焦点がアライメントマークから離れると急激に減少する。シャープネス値は、画像取得装置の焦点がアライメントマークに合う位置で局所的なピークを示し、画像取得装置の焦点がアライメントマークから離れるほど大きくなる。コントラスト値は、画像取得装置の焦点がアライメントマークに合う位置でピークを示し、画像取得装置の焦点がアライメントマークから離れると小さくなる。
この様な画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定するので、画像取得装置の焦点がマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わされ、マスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置が精度良く検出される。そして、画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、ステージによりマスクホルダとチャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行うので、マスクと基板との位置合わせが精度良く行われ、新たなパターンが下地パターンに合わせて精度良く露光される。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置は、制御手段が、各画像取得装置により取得されたマスクのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とするものである。また、本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法は、各画像取得装置が取得したマスクのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とするものである。
あるいは、本発明のプロキシミティ露光装置は、制御手段が、各画像取得装置により取得された基板の下地パターンのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とするものである。また、本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法は、各画像取得装置が取得した基板の下地パターンのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とするものである。
上述の通り、画像認識率は、画像取得装置の焦点がアライメントマークに合う前後でほぼ平坦な値となるので、画像認識率からだけでは、アライメントマークの位置を検出する際の画像取得装置の焦点位置を決定することができない。そこで、画像認識率が所定値以上となったことを第1の条件とし、その中でシャープネス値又はコントラスト値がピークになったことを第2の条件として、アライメントマークの位置を検出する際の画像取得装置の焦点位置を決定する。このとき、マスクのアライメントマークは、凹凸が深くエッジ(縁)がはっきりしているので、シャープネス値が大きく検出されるが、基板の下地パターンのアライメントマークは、マスクのアライメントマークに比べて、凹凸が浅くエッジ(縁)がはっきりしていないので、シャープネス値が大きく検出されない。そこで、画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とし、画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とすると、マスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークの特徴に応じて、画像取得装置の焦点が各アライメントマークに精度良く合わされ、各アライメントマークの位置が精度良く検出される。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置は、制御手段が、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値又はコントラスト値の平均値を比較して、シャープネス値又はコントラスト値がピークになった位置を求めるものである。また、本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法は、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値又はコントラスト値の平均値を比較して、シャープネス値又はコントラスト値がピークになった位置を求めるものである。信号の雑音等の原因により、シャープネス値又はコントラスト値に突発的な変動が起こっても、それらの影響を受けずに、画像取得装置の焦点が各アライメントマークに精度良く合わされる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法は、上記のいずれかのプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行い、あるいは、上記のいずれかのプロキシミティ露光装置のアライメント方法を用いてマスクと基板との位置合わせを行って、基板の露光を行うものである。マスクと基板との位置合わせが精度良く行われ、新たなパターンが下地パターンに合わせて精度良く露光されるので、高品質な表示用パネル基板が製造される。
本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のアライメント方法によれば、予め、焦点位置移動機構により各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、画像処理装置により、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、検出した画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定することにより、画像取得装置の焦点をマスクのアライメントマーク及び基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わせて、マスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置を精度良く検出することができる。そして、画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、ステージによりマスクホルダとチャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行うことにより、マスクと基板との位置合わせを精度良く行って、新たなパターンを下地パターンに合わせて精度良く露光することができる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のアライメント方法によれば、各画像取得装置が取得したマスクのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とすることにより、マスクのアライメントマークの特徴に応じて、画像取得装置の焦点をマスクのアライメントマークに精度良く合わせて、マスクのアライメントマークの位置を精度良く検出することができる。
あるいは、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のアライメント方法によれば、各画像取得装置が取得した基板の下地パターンのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とすることにより、基板の下地パターンのアライメントマークの特徴に応じて、画像取得装置の焦点を基板の下地パターンのアライメントマークに精度良く合わせて、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を精度良く検出することができる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置のアライメント方法によれば、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値又はコントラスト値の平均値を比較して、シャープネス値又はコントラスト値がピークになった位置を求めることにより、信号の雑音等の原因により、シャープネス値又はコントラスト値に突発的な変動が起こっても、それらの影響を受けずに、画像取得装置の焦点を各アライメントマークに精度良く合わせることができる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法によれば、マスクと基板との位置合わせを精度良く行って、新たなパターンを下地パターンに合わせて精度良く露光することができるので、高品質な表示用パネル基板を製造することができる。
本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の上面図である。 チャックを露光位置へ移動した状態を示す側面図である。 マスクのアライメントマークを示す図である。 基板の下地パターンのアライメントマークを示す図である。 図6(a)はカメラユニット移動機構及び焦点位置移動機構の上面図、図6(b)は同側面図である。 図7(a)はカメラユニットの焦点をマスクのアライメントマ−クに合わせた状態を示す図、図7(b)はカメラユニットの焦点を基板の下地パターンのアライメントマ−クに合わせた状態を示す図である。 画像処理装置のブロック図である。 画像認識率及びシャープネス値の変化の一例を示す図である。 画像認識率及びコントラスト値の変化の一例を示す図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。また、図2は、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の上面図である。プロキシミティ露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック支持台9、チャック10、マスクホルダ20、画像処理装置50、カメラユニット51、カメラユニット移動機構、焦点位置移動機構、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70を含んで構成されている。なお、図1では、カメラユニット移動機構、及び焦点位置移動機構が省略されている。また、図2では、画像処理装置50、カメラユニット移動機構、焦点位置移動機構、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70が省略されている。プロキシミティ露光装置は、これらの他に、基板1をチャック10へ搬入し、また基板1をチャック10から搬出する基板搬送ロボット、露光光を照射する照射光学系、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1及び図2において、チャック10は、基板1のロード及びアンロードを行うロード/アンロード位置にある。ロード/アンロード位置において、図示しない基板搬送ロボットにより、基板1がチャック10へ搬入され、また基板1がチャック10から搬出される。チャック10への基板1のロード及びチャック10からの基板1のアンロードは、チャック10に設けた複数の突き上げピンを用いて行われる。突き上げピンは、チャック10の内部に収納されており、チャック10の内部から上昇して、基板1をチャック10にロードする際、基板搬送ロボットから基板1を受け取り、基板1をチャック10からアンロードする際、基板搬送ロボットへ基板1を受け渡す。チャック10は、基板1の裏面を真空吸着して支持する。基板1の表面には下地パターンが形成され、下地パターンの上にはフォトレジストが塗布されている。
図3は、チャックを露光位置へ移動した状態を示す側面図である。なお、図3では、画像処理装置50、カメラユニット移動機構、焦点位置移動機構、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70が省略されている。露光位置の上空には、マスク2を保持するマスクホルダ20が設置されている。図2において、マスクホルダ20には、露光光が通過する開口20aが設けられており、マスクホルダ20は、開口20aの周囲に設けられた図示しない吸着溝により、マスク2の周辺部を真空吸着して保持する。マスクホルダ20に保持されたマスク2の上空には、図示しない照射光学系が配置されている。露光時、照射光学系からの露光光がマスク2を透過して基板1へ照射されることにより、マスク2のパターンが基板1の表面に転写され、基板1上にパターンが形成される。
図1及び図3において、チャック10は、チャック支持台9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図1及び図3の図面横方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図1及び図3の図面奥行き方向)へ移動する。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。チャック支持台9は、θステージ8に搭載され、チャック10の裏面を複数個所で支持する。Xステージ5、Yステージ7、及びθステージ8には、ボールねじ及びモータや、リニアモータ等の図示しない駆動機構が設けられており、各駆動機構は、図1のステージ駆動回路60により駆動される。
Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10は、ロード/アンロード位置と露光位置との間を移動される。ロード/アンロード位置において、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基板1のプリアライメントが行われる。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10に搭載された基板1のXY方向へのステップ移動が行われる。また、図示しないZ−チルト機構によりマスクホルダ20をZ方向(図3の図面上下方向)へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、マスク2と基板1との位置合わせが行われる。図1において、主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向へ回転を行う。
なお、本実施の形態では、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行っているが、チャック支持台9にZ−チルト機構を設けて、チャック10をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行ってもよい。また、本実施の形態では、Xステージ5及びYステージ7によりチャック10をXY方向へ移動することにより、マスク2と基板1との位置合わせを行っているが、マスクホルダ20をXY方向へ移動するステージを設けて、マスクホルダ20をXY方向へ移動することにより、マスク2と基板1との位置合わせを行ってもよい。
図4は、マスクのアライメントマークを示す図である。マスク2の基板1と向かい合う面(下面)には、アライメントマーク2aが4箇所に設けられている。図5は、基板の下地パターンのアライメントマークを示す図である。図5は、基板1の一面を破線で区分けした4つの露光領域に分けて露光する例を示している。基板1の表面の各露光領域には、下地パターンが形成されている。下地パターンには、マスク2のアライメントマーク2aの位置に対応する位置に、アライメントマーク1aがそれぞれ設けられている。アライメントマーク1a,2aの位置は、基板1の露光領域の大きさによって異なる。
図2において、マスク2の上空には、4つのカメラユニット51が設置されている。各カメラユニット51は、アライメントマーク1a,2aの位置に応じて、図示しないカメラユニット移動機構により、アライメントマーク1a,2aの真上の所定の位置へそれぞれ移動される。基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置は、下地パターンを形成したときの露光条件によりばらつきが発生するので、各カメラユニット51の位置は、マスク2のアライメントマーク2aの位置を基準に決定される。
図6(a)はカメラユニット移動機構及び焦点位置移動機構の上面図、図6(b)は同側面図である。カメラユニット移動機構は、Yガイド54、Yステージ55、Xガイド56、Xステージ57、リブ58,59、モータ81,86、軸継手82,87、軸受83,88、ボールねじ84a,89a、ナット84b,89b、及びZベース90を含んで構成されている。また、焦点位置移動機構は、Zガイド91、Zステージ92、リブ93、取り付けベース94、モータ台95、モータ96、軸継手97、軸受98、ボールねじ99a、及びナット99bを含んで構成されている。
露光位置の上空には、カメラユニット移動機構が設置されるトップフレーム53が設けられており、トップフレーム53には、開口53aが形成されている。トップフレーム53の上面には、Yガイド54が設けられており、Yガイド54には、Yステージ55が搭載されている。また、トップフレーム53の上面には、モータ81が設置されており、モータ81は、図1の主制御装置70により駆動される。モータ81の回転軸は、軸継手82によりボールねじ84aに接続されており、ボールねじ84aは、軸受83により回転可能に支持されている。Yステージ55の下面には、ボールねじ84aにより移動されるナット84bが取り付けられており、Yステージ55は、モータ81の回転により、Yガイド54に沿ってY方向へ移動される。
Yステージ55の上面には、Xガイド56が設けられており、Xガイド56には、Xステージ57が搭載されている。また、Yステージ55の上面には、モータ86が設置されており、モータ86は、図1の主制御装置70により駆動される。モータ86の回転軸は、軸継手87によりボールねじ89aに接続されており、ボールねじ89aは、軸受88により回転可能に支持されている。Xステージ57の下面には、ボールねじ89aにより移動されるナット89bが取り付けられており、Xステージ57は、モータ86の回転により、Xガイド56に沿ってX方向へ移動される。Xステージ57の側面には、リブ58,59により、Zベース90が取り付けられており、Zベース90は、トップフレーム53の開口53a内に挿入されている。
Zベース90には、Zガイド91が設けられており、Zガイド91には、Zステージ92が搭載されている。また、Zベース90に取り付けたモータ台95には、モータ96が設置されており、モータ96は、図1の主制御装置70により駆動される。モータ96の回転軸は、軸継手97によりボールねじ99aに接続されており、ボールねじ99aは軸受98により回転可能に支持されている。Zステージ92には、ボールねじ99aにより移動されるナット99bが取り付けられており、Zステージ92は、モータ96の回転により、Zガイド91に沿ってZ方向へ移動される。また、Zステージ92には、リブ93により、取り付けベース94が取り付けられており、取り付けベース94には、カメラユニット51が取り付けられている。カメラユニット51は、CCDカメラ51aと、レンズ51bとを含んで構成されている。
Xステージ57のX方向への移動及びYステージ55のY方向への移動により、カメラユニット51はXY方向へ移動される。図1の主制御装置70は、マスク2のアライメントマーク2aの位置に応じ、モータ81,86を制御して、各カメラユニット51を所定の位置へそれぞれ移動する。また、Zステージ92のZ方向への移動により、カメラユニット51はZ方向へ移動される。主制御装置70は、モータ96を制御して、各カメラユニット51の焦点がマスク2のアライメントマーク2a及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに合う様に、各カメラユニット51をZ方向へそれぞれ移動する。図7(a)はカメラユニット51の焦点をマスク2のアライメントマ−ク2aに合わせた状態を示す図、図7(b)はカメラユニット51の焦点を基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aに合わせた状態を示す図である。
図8は、画像処理装置のブロック図である。画像処理装置50は、制御部50a、演算処理部50b、画像メモリ50c、及び演算メモリ50dを含んで構成されている。演算メモリ50dには、画像認識の際の基準となるアライメントマーク1a,2aの画像が予め登録されている。画像メモリ50cは、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが出力した画像信号を記憶する。演算処理部50bは、画像メモリ50cに記憶された画像信号を処理し、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像と、演算メモリ50dに登録されたアライメントマーク1a,2aの画像とを比較して画像認識を行い、マスク2のアライメントマーク2aの位置及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を検出する。制御部50aは、演算処理部50bが画像認識を行う際の判定条件を設定する。
以下、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置のアライメント方法について説明する。図8において、主制御装置70は、カメラユニット移動機構及び焦点位置移動機構を制御するカメラユニット制御部70aと、ステージ駆動回路60を制御するステージ制御部70bと、メモリ70cとを含んで構成されている。カメラユニット制御部70aは、露光処理を開始する前、または1枚目の基板を露光する際に、予め、マスク2の下面の高さ及び基板1の表面の高さに合わせて、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置、及び基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定する。なお、基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置の決定は、基板の厚さのばらつきを考慮して、基板の製造ロット毎又は所定枚数の基板毎に行ってもよい。
マスク2のアライメントマーク2aについて、各カメラユニット51の焦点位置を決定する際、カメラユニット制御部70aは、焦点位置移動機構のモータ96を制御し、各カメラユニット51をZ方向に移動して、各カメラユニット51の焦点位置をマスク2の下面付近で上下させる。また、基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aについて、各カメラユニット51の焦点位置を決定する際、カメラユニット制御部70aは、焦点位置移動機構のモータ96を制御し、各カメラユニット51をZ方向に移動して、各カメラユニット51の焦点位置を基板1の表面付近で上下させる。
画像処理装置50の演算処理部50bは、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像と、演算メモリ50dに登録されたアライメントマーク1a,2aの画像とを比較して画像認識を行い、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像の画像認識率(スコア)、シャープネス値(鮮鋭度)、及びコントラスト値を検出する。
ここで、画像認識率は、CCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像に含まれる幾何学的形状と、演算メモリ50dに登録されたアライメントマーク1a,2aの画像に含まれる幾何学的形状との、パターンマッチングによる一致率を示している。また、シャープネス値は、CCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像に含まれる幾何学的形状のエッジ(縁)部分と、それに隣接する幾何学的形状を含まない部分との輝度差の度合いを示している。また、コントラスト値は、CCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像に含まれる幾何学的形状に沿って計算した、明るい部分と暗い部分との輝度差の平均値を示している。
各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1a,2aの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値は、各カメラユニット51のZ方向の位置、即ち各カメラユニット51の焦点位置によって、大きく変化する。カメラユニット制御部70aは、画像処理装置50の制御部50aから、演算処理部50bが検出した画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値のデータを入力して、それらをメモリ70cに記憶する。
図9は、画像認識率及びシャープネス値の変化の一例を示す図である。また、図10は、画像認識率及びコントラスト値の変化の一例を示す図である。図9及び図10の例に示す様に、画像認識率は、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面に近づくと急激に増加し、その後ほほ平坦になり、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面から離れると急激に減少する。従って、この平坦な部分のどこかで、カメラユニット51の焦点位置が、マスク2の下面の高さ又は基板1の表面の高さに来るものと考えられる。
また、図9の例に示す様に、シャープネス値は、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面に近づくと局所的なピークを示し、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面から離れるほど大きくなる。従って、この局所的なピークの位置で、カメラユニット51の焦点位置が、マスク2の下面の高さ又は基板1の表面の高さに来るものと考えられる。
また、図10の例に示す様に、コントラスト値は、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面に近づくとピークとなり、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面又は基板1の表面から離れると小さくなる。従って、このピークの位置で、カメラユニット51の焦点位置が、マスク2の下面の高さ又は基板1の表面の高さに来るものと考えられる。
そこで、本実施の形態では、この様な画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置、及び基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定する。画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスク2のアライメントマーク2aの位置又は基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定するので、カメラユニット51の焦点がマスク2のアライメントマーク2a及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに精度良く合わされ、マスク2のアライメントマーク2aの位置及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置が精度良く検出される。
上述の通り、画像認識率は、カメラユニット51の焦点位置がマスク2の下面の高さ又は基板1の表面の高さに来る前後でほぼ平坦な値となるので、画像認識率からだけでは、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置、及び基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定することができない。そこで、画像認識率が所定値以上となったことを第1の条件とし、その中でシャープネス値又はコントラスト値がピークになったことを第2の条件として、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置、及び基板1の下地パターンのアライメントマ−ク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定する。このとき、マスク2のアライメントマーク2aは、凹凸が深くエッジ(縁)がはっきりしているので、シャープネス値が大きく検出されるが、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aは、マスク2のアライメントマーク2aに比べて、凹凸が浅くエッジ(縁)がはっきりしていないので、シャープネス値が大きく検出されない。
そこで、図8において、カメラユニット制御部70aは、メモリ70cに記憶された画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値のデータに基づき、各カメラユニット51の焦点位置をマスク2の下面付近で上下させたときに、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたマスク2のアライメントマーク2aの画像の画像認識率が所定値(例えば、図9に破線で示すしきい値)以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置(図9のZsの位置)を、マスク2のアライメントマーク2aについての各カメラユニット51の焦点位置とする。マスク2のアライメントマーク2aの特徴に応じて、各カメラユニット51の焦点がマスク2のアライメントマーク2aに精度良く合わされ、マスク2のアライメントマーク2aの位置が精度良く検出される。
このとき、カメラユニット制御部70aは、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値、例えば、各焦点位置についてその焦点位置を含む前後三点のシャープネス値の平均値を計算し、各平均値を比較して、シャープネス値がピークになった位置を求める。信号の雑音等の原因により、シャープネス値に突発的な変動が起こっても、その影響を受けずに、各カメラユニット51の焦点がマスク2のアライメントマーク2aに精度良く合わされる。
また、カメラユニット制御部70aは、メモリ70cに記憶された画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値のデータに基づき、各カメラユニット51の焦点位置を基板1の表面付近で上下させたときに、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得された基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの画像の画像認識率が所定値(例えば、図10に破線で示すしきい値)以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置(図10のZcの位置)を、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aについての各カメラユニット51の焦点位置とする。基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの特徴に応じて、各カメラユニット51の焦点が基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに精度良く合わされ、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置が精度良く検出される。
このとき、カメラユニット制御部70aは、所定幅の焦点位置の複数のコントラスト値、例えば、各焦点位置についてその焦点位置を含む前後三点のコントラスト値の平均値を計算し、各平均値を比較して、コントラスト値がピークになった位置を求める。信号の雑音等の原因により、コントラスト値に突発的な変動が起こっても、それらの影響を受けずに、各カメラユニット51の焦点が基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに精度良く合わされる。
図8において、カメラユニット制御部70aは、決定したマスク2のアライメントマーク2aについての各カメラユニット51の焦点位置、及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aについての各カメラユニット51の焦点位置を、メモリ70cに登録する。
基板1の露光処理において、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行った後、マスク2と基板1との位置合わせを行う際、カメラユニット制御部70aは、まず、カメラユニット移動機構のモータ81,86を制御して、各カメラユニット51を、マスク2のアライメントマーク2aの位置に応じた所定の位置へそれぞれ移動する。
次に、カメラユニット制御部70aは、焦点位置移動機構のモータ96を制御して、各カメラユニット51の焦点位置を、メモリ70cに登録されたマスク2のアライメントマーク2aについての登録位置へそれぞれ移動する。各カメラユニット51のCCDカメラ51aは、マスク2のアライメントマーク2aの画像を取得し、画像信号を画像メモリ50cへ出力する。画像メモリ50cは、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが出力した画像信号を記憶する。演算処理部50bは、画像メモリ50cに記憶された画像信号を処理し、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク2aの画像と、演算メモリ50dに登録されたアライメントマーク2aの画像とを比較して画像認識を行い、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する。
続いて、カメラユニット制御部70aは、焦点位置移動機構のモータ96を制御して、各カメラユニット51の焦点位置を、メモリ70cに登録された基板1の下地パターンのアライメントマーク1aについての登録位置へそれぞれ移動する。各カメラユニット51のCCDカメラ51aは、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの画像を取得し、画像信号を画像メモリ50cへ出力する。画像メモリ50cは、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが出力した画像信号を記憶する。演算処理部50bは、画像メモリ50cに記憶された画像信号を処理し、各カメラユニット51のCCDカメラ51aにより取得されたアライメントマーク1aの画像と、演算メモリ50dに登録されたアライメントマーク1aの画像とを比較して画像認識を行い、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を検出する。
主制御装置70のステージ制御部70bは、画像処理装置50が検出したマスク2のアライメントマーク2aの位置及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置に基づき、ステージ駆動回路60を制御し、Xステージ5及びYステージ7によりチャック10を移動して、マスク2と基板1との位置合わせを行う。
以上説明した実施の形態によれば、予め、焦点位置移動機構により各カメラユニット51の焦点位置を移動しながら、画像処理装置50により、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが取得したアライメントマーク1a,2aの画像と予め用意したアライメントマーク1a,2aの画像とを比較して画像認識を行い、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが取得したアライメントマーク1a,2aの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、検出した画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスク2のアライメントマーク2aの位置又は基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置を決定することにより、カメラユニット51の焦点をマスク2のアライメントマーク2a及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに精度良く合わせて、マスク2のアライメントマーク2aの位置及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を精度良く検出することができる。そして、画像処理装置50が検出したマスク2のアライメントマーク2aの位置及び基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置に基づき、Xステージ5及びYステージ7よりチャック10を移動して、マスク2と基板1との位置合わせを行うことにより、マスク2と基板1との位置合わせを精度良く行って、新たなパターンを下地パターンに合わせて精度良く露光することができる。
さらに、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが取得したマスク2のアライメントマーク2aの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスク2のアライメントマーク2aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置とすることにより、マスク2のアライメントマーク2aの特徴に応じて、カメラユニット51の焦点をマスク2のアライメントマーク2aに精度良く合わせて、マスク2のアライメントマーク2aの位置を精度良く検出することができる。
あるいは、各カメラユニット51のCCDカメラ51aが取得した基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を検出する際の各カメラユニット51の焦点位置とすることにより、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの特徴に応じて、カメラユニット51の焦点を基板1の下地パターンのアライメントマーク1aに精度良く合わせて、基板1の下地パターンのアライメントマーク1aの位置を精度良く検出することができる。
さらに、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値又はコントラスト値の平均値を比較して、シャープネス値又はコントラスト値がピークになった位置を求めることにより、信号の雑音等の原因により、シャープネス値又はコントラスト値に突発的な変動が起こっても、それらの影響を受けずに、カメラユニット51の焦点を各アライメントマーク1a,2aに精度良く合わせることができる。
本発明のプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行い、あるいは、本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法を用いてマスクと基板との位置合わせを行って、基板の露光を行うことにより、マスクと基板との位置合わせを精度良く行って、新たなパターンを下地パターンに合わせて精度良く露光することができるので、高品質な表示用パネル基板を製造することができる。
例えば、図11は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVD)法等により、基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等により感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、プロキシミティ露光装置や投影露光装置等を用いて、マスクのパターンをフォトレジスト膜に転写する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、基板上にTFTアレイが形成される。
また、図12は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、染色法、顔料分散法、印刷法、電着法等により、基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。
図11に示したTFT基板の製造工程では、露光工程(ステップ103)において、図12に示したカラーフィルタ基板の製造工程では、着色パターン形成工程(ステップ202)の露光処理において、本発明のプロキシミティ露光装置又は本発明のプロキシミティ露光装置のアライメント方法を適用することができる。
1 基板
1a,2a アライメントマーク
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 チャック支持台
10 チャック
20 マスクホルダ
20a 開口
50 画像処理装置
50a 制御部
50b 演算処理部
50c 画像メモリ
50d 演算メモリ
51 カメラユニット
51a CCDカメラ
51b レンズ
53 トップフレーム
54 Yガイド
55 Yステージ
56 Xガイド
57 Xステージ
58,59 リブ
60 ステージ駆動回路
70 主制御装置
70a カメラユニット制御部
70b ステージ制御部
70c メモリ
81,86,96 モータ
82,87,97 軸継手
83,88,98 軸受
84a,89a,99a ボールねじ
84b,89b,99b ナット
90 Zベース
91 Zガイド
92 Zステージ
93 リブ
94 取り付けベース
95 モータ台

Claims (12)

  1. マスクを保持するマスクホルダと、下地パターンが形成された基板を支持するチャックと、前記マスクホルダと前記チャックとを相対的に移動するステージとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置において、
    マスク及び基板の下地パターンに設けられた複数のアライメントマークの画像を取得して、画像信号を出力する複数の画像取得装置と、
    前記各画像取得装置が出力した画像信号を処理して、アライメントマークの位置を検出する画像処理装置と、
    前記各画像取得装置の焦点位置を移動する焦点位置移動機構と、
    前記焦点位置移動機構を制御して前記各画像取得装置の焦点位置を移動させ、前記画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、前記ステージにより前記マスクホルダと前記チャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行う制御手段とを備え、
    前記画像処理装置は、前記各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、前記各画像取得装置により取得されたアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、
    前記制御手段は、予め、前記焦点位置移動機構により前記各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、前記画像処理装置により検出された画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の前記各画像取得装置の焦点位置を決定することを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  2. 前記制御手段は、前記各画像取得装置により取得されたマスクのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の前記各画像取得装置の焦点位置とすることを特徴とする請求項1に記載のプロキシミティ露光装置。
  3. 前記制御手段は、所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値の平均値を比較して、シャープネス値がピークになった位置を求めることを特徴とする請求項2に記載のプロキシミティ露光装置。
  4. 前記制御手段は、前記各画像取得装置により取得された基板の下地パターンのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の前記各画像取得装置の焦点位置とすることを特徴とする請求項1に記載のプロキシミティ露光装置。
  5. 前記制御手段は、所定幅の焦点位置の複数のコントラスト値の平均値を比較して、コントラスト値がピークになった位置を求めることを特徴とする請求項4に記載のプロキシミティ露光装置。
  6. マスクを保持するマスクホルダと、下地パターンが形成された基板を支持するチャックと、マスクホルダとチャックとを相対的に移動するステージとを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置のアライメント方法であって、
    マスク及び基板の下地パターンに設けられた複数のアライメントマークの画像を取得して、画像信号を出力する複数の画像取得装置と、各画像取得装置が出力した画像信号を処理して、アライメントマークの位置を検出する画像処理装置と、各画像取得装置の焦点位置を移動する焦点位置移動機構とを設け、
    予め、焦点位置移動機構により各画像取得装置の焦点位置を移動しながら、
    画像処理装置により、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像と予め用意したアライメントマークの画像とを比較して画像認識を行い、各画像取得装置が取得したアライメントマークの画像の画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値を検出し、
    検出した画像認識率、シャープネス値、及びコントラスト値の変化に基づいて、マスクのアライメントマークの位置又は基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置を決定し、
    焦点位置移動機構により、各画像取得装置の焦点位置を予め決定した焦点位置へ移動して、マスクのアライメントマークの画像及び基板の下地パターンのアライメントマークの画像を取得し、
    画像処理装置が検出したマスクのアライメントマークの位置及び基板の下地パターンのアライメントマークの位置に基づき、ステージによりマスクホルダとチャックとを相対的に移動して、マスクと基板との位置合わせを行うことを特徴とするプロキシミティ露光装置のアライメント方法。
  7. 各画像取得装置が取得したマスクのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でシャープネス値がピークになった位置を、マスクのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とすることを特徴とする請求項6に記載のプロキシミティ露光装置のアライメント方法。
  8. 所定幅の焦点位置の複数のシャープネス値の平均値を比較して、シャープネス値がピークになった位置を求めることを特徴とする請求項7に記載のプロキシミティ露光装置のアライメント方法。
  9. 各画像取得装置が取得した基板の下地パターンのアライメントマークの画像の画像認識率が所定値以上となり、かつその中でコントラスト値がピークになった位置を、基板の下地パターンのアライメントマークの位置を検出する際の各画像取得装置の焦点位置とすることを特徴とする請求項6に記載のプロキシミティ露光装置のアライメント方法。
  10. 所定幅の焦点位置の複数のコントラスト値の平均値を比較して、コントラスト値がピークになった位置を求めることを特徴とする請求項9に記載のプロキシミティ露光装置のアライメント方法。
  11. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
  12. 請求項6乃至請求項10のいずれか一項に記載のプロキシミティ露光装置のアライメント方法を用いてマスクと基板との位置合わせを行って、基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
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