JP2011222490A - 電池パック - Google Patents
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Abstract
【課題】各電池セルの厚み寸法のばらつきに対応可能であり、複数の電池セルを一体化する十分な拘束力が得られる電池パックを提供する。
【解決手段】電池パック1は、積層された複数の角形状の電池セル11が積層方向Xに直交する側面を電池ホルダ装置20によって押されて一体となって形成されている。電池ホルダ装置20は、積層方向Xに直交する電池セル側面を押すように各電池セル11間に介在される面圧部材22と、積層方向Xに隣り合う面圧部材22間を連結する連結部材23と、を有する。連結部材23は面圧部材22よりも低い剛性を有する。
【選択図】図2
【解決手段】電池パック1は、積層された複数の角形状の電池セル11が積層方向Xに直交する側面を電池ホルダ装置20によって押されて一体となって形成されている。電池ホルダ装置20は、積層方向Xに直交する電池セル側面を押すように各電池セル11間に介在される面圧部材22と、積層方向Xに隣り合う面圧部材22間を連結する連結部材23と、を有する。連結部材23は面圧部材22よりも低い剛性を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の積層した電池セルの集合体である電池パックに関する。
特許文献1に記載の従来の電池パックは、複数個の扁平状の電池セルを電気的に直列接続したものを積層し、積層された各電池セル間に層間部材が挟みこまれて形成されている。電池セル間に配される複数の層間部材は、熱伝導性の良い熱伝達部材によって連結されている。例えばアルミダイキャストなどで一体に形成された熱伝達部材と複数の層間部材は、電池パックの外殻部材としてのケーシングを構成する。当該ケーシングは、層間部材で間仕切りされた層間部材間の空間に電池セルを収納するための電池セル室を形成する。各電池セルは各電池セル室に圧入されることにより、ケーシングと一体化されて電池パックを構成する。
しかしながら、上記従来技術においては、各電池セルは各電池セル室に圧入されてケーシングと一体化される構造のため、各電池セル室の積層方向寸法が各電池セルの厚み寸法と同等寸法または若干小さい寸法となる必要がある。しかしながら、実際には電池セルの寸法は製造においてばらつく可能性があり、厳密な両者の寸法関係を管理することは困難である。また、電池セルの寸法がばらつけば、拘束時に各電池セルの側面に与えられる面圧がばらつくことになり、すべての電池セルを一体化するための十分な拘束力が得られないという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、各電池セルの厚み寸法のばらつきに対応可能であり、複数の電池セルを一体化する十分な拘束力が得られる電池パックを提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1は、積層された複数の角形状の電池セル(11)が、積層方向(X)に直交する側面を積層方向(X)に作用する荷重によって電池ホルダ装置(20)で押さえられて一体に形成される電池パック(1)に係る発明であって、
電池ホルダ装置(20,20A)は、積層方向(X)に直交する電池セル側面を押すように各電池セル間に介在される面圧部材(22)と、積層方向(X)に隣り合う面圧部材間を連結する連結部材(23,23A)と、が一体に形成され、連結部材の積層方向(X)の荷重に対する剛性は、面圧部材の積層方向(X)の荷重に対する剛性よりも低いことを特徴とする。
電池ホルダ装置(20,20A)は、積層方向(X)に直交する電池セル側面を押すように各電池セル間に介在される面圧部材(22)と、積層方向(X)に隣り合う面圧部材間を連結する連結部材(23,23A)と、が一体に形成され、連結部材の積層方向(X)の荷重に対する剛性は、面圧部材の積層方向(X)の荷重に対する剛性よりも低いことを特徴とする。
この発明によれば、連結部材は積層方向(X)の荷重に対する剛性が面圧部材よりも低いことにより、電池パックを拘束するために、積層方向(X)に直交する面圧部材の側面に外力が作用して、電池パックを積層方向(X)の両側から圧縮する拘束力が働いた場合には、低剛性である連結部材が撓み易くなる。これにより、各電池セルと面圧部材との高い密着性が得られ、積層されたすべての電池セルを確実に拘束することができる。したがって、各電池セルの厚み寸法のばらつきに対応可能であり、さらに複数の電池セルを一体化する十分な拘束力が得られる電池パックを提供できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電池パックにおいて、連結部材(23,23A,23C)が積層方向(X)に作用する荷重によって変形することにより、隣り合う面圧部材間の間隔を狭めることを特徴とする。
この発明によれば、積層方向の荷重によって連結部材が変形して面圧部材間の間隔が狭まる特徴により、電池パックに対して拘束力が働いた場合には、連結部材の変形に伴い面圧部材間が狭まるように圧縮されるため、各電池セルの側面に対して面圧部材からの圧力が確実に作用し、すべての電池セルを確実に拘束することができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電池パックにおいて、連結部材(23,23A,23C)の積層方向(X)の長さは、積層方向(X)に作用する荷重によって隣り合う面圧部材間の間隔が変化したときの変化量よりも大きいことを特徴とする。
この発明によれば、電池パックに対して拘束力が働いた場合に、積層方向に作用する荷重によって面圧部材間の間隔が変化する量よりも、連結部材の積層方向長さが大きいため、連結部材に働く応力を緩和することができる。したがって、連結部材の破損防止が図れる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、電池ホルダ装置(20C)は樹脂成形品であり、連結部材(23C)の積層方向(X)の長さは、隣り合う面圧部材間の距離よりも小さいことを特徴とする。
変形し易い構造の連結部材は積層方向長さが長いと、成形時に樹脂材料が金型内に十分に流れ込み難く、所望の品質を確保できる製品を製造できないことがある。そこで、この発明によれば、連結部材の積層方向長さが隣り合う面圧部材間の距離よりも小さいため、材料の良好な回りこみが図れ、所望の強度、撓み量を確保できる連結部材が得られるのである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、連結部材(23A,23C)は、断面形状が湾曲状であることを特徴とする。この発明によれば、連結部材が断面湾曲状であることにより、より小さい拘束力であっても、連結部材が湾曲状の部分を起点として撓み易くなる。したがって、各電池セルの厚み寸法のばらつきが大きい場合でも、すべての電池セルに対して所望の拘束力を提供できる。
請求項6の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、連結部材(23)は、断面形状がコの字状であることを特徴とする。この発明によれば、連結部材が断面コの字状であることにより、より小さい拘束力であっても、連結部材がコの字状の部分を起点として撓み易くなる。したがって、各電池セルの厚み寸法のばらつきが大きい場合でも、すべての電池セルに対して所望の拘束力を提供できる。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、連結部材(23,23A,23C)は面圧部材(22)の厚み寸法よりも小さい寸法の肉薄部を備えることを特徴とする。この発明によれば、連結部材に当該肉薄部が形成されていることにより、連結部材が肉薄部を起点として一層撓み易くなるため、電池パックを拘束する際に、面圧部材を圧縮する拘束力を面圧部材が電池セルを押さえる力としてそのまま利用することができる。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、連結部材(23)は、その一部に他の部分よりも肉厚が小さい肉薄部(231)を備えることを特徴とする。この発明によれば、連結部材に他の部分よりも肉厚が小さい肉薄部が形成されていることにより、面圧部材に対して積層方向の圧縮力がかかった場合に、連結部材が変形する際に当該肉薄部において確実に撓むため、面圧部材への圧縮力を電池セルを押さえる力として確実に与えることができる。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電池パックにおいて、連結部材(23A,23C)は、隣り合う面圧部材間に収容されるように設けられることを特徴とする。この発明によれば、電池パックの拘束時に撓む連結部材が面圧部材の外方に突出しないため、電池パックが占有する体積を小さくでき、装置の搭載性の向上が図れる。
上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。
(第1実施形態)
本発明に係る電池パックは、例えば内燃機関と電池に充電された電力によって駆動されるモータとを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、モータを走行駆動源とする電気自動車等に用いられる。電池パックを構成する電池は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池、有機ラジカル電池であり、筐体内に収納された状態で自動車の座席下、後部座席とトランクルームとの間の空間、運転席と助手席の間の空間などに配置される。
本発明に係る電池パックは、例えば内燃機関と電池に充電された電力によって駆動されるモータとを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、モータを走行駆動源とする電気自動車等に用いられる。電池パックを構成する電池は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池、有機ラジカル電池であり、筐体内に収納された状態で自動車の座席下、後部座席とトランクルームとの間の空間、運転席と助手席の間の空間などに配置される。
本発明の一実施形態である第1実施形態について図1〜図8を用いて説明する。図1は第1実施形態における電池パック1の斜視図である。図2は電池パック1の平面図である。図3は電池パック1を長手方向Yに見たときの側面図である。図4は電池パック1を電池セル11の積層方向に見たときの側面図である。各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
複数個の電池セル11の集合体である電池パック1は、複数個の電池セル11の充電および放電または温度調節に用いられる電子部品(図示せず)によって制御され、図示しない送風部材による送風を受けて各電池セル11が冷却される。電池パック1は、電気的に直列接続された複数個の電池セル11をその長手方向Yの側面を対向させるように並べて積層され、これらを一体化して構成されたものであり、図示しない筐体内に収納されている。上記の電子部品は、DC/DCコンバータ、送風部材を駆動するモータ、インバータによって制御される電子部品、各種の電子式制御装置等であり、例えばスイッチング電源装置であるパワー素子によって調整される電力で作動される部品である。
当該筐体は、メンテナンスのために少なくとも一面を取り外し可能に構成された直方体状のケースであり、樹脂または鋼板で形成されている。筐体には、車両側に筐体をボルト締め等により固定するための取付部、および機器収納ボックス(図示せず)が設けられている。
当該機器ボックスには、電池状態(例えば電圧、温度等)を監視する各種センサからの検出結果が入力される電池監視ユニット(図示せず)と、電池監視ユニットと通信可能に構成されDC/DCコンバータの電力授受を制御するとともに、送風部材のモータの駆動を制御する制御装置と、各機器を接続するワイヤハーネス等と、が収納されている。電池監視ユニットは、各電池セル11の状態を監視する電池ECU(電池の電子式制御ユニット)であり、電池パック1と多数の配線にて接続されている。
図1〜図4に示すように、電池パック1は、積層方向Xに直交する側面(長手方向Y及び高さ方向Zに平行な側面)が電池ホルダ装置20によって押圧されることにより、積層された複数の角形状の電池セル11が一体に形成される電池セル集合体である。電池ホルダ装置20によって保持される複数の電池セル11は、電池ホルダ装置20の積層方向Xの両端部がブラケット2によって連結されることにより、当該両端部から内側に向かう外力による圧縮力を受けて、拘束されることになる。4本のブラケット2は、ベルト状の拘束装置であり、電池ホルダ装置20の両端部に位置するプレート状の面圧部材21の上部及び下部の2箇所ずつにねじ3等の固定手段によって固定されている。ブラケット2は、積層された複数の電池セル11を安定した力で押圧して一体化できるように、金属、硬質の樹脂等の強度に優れた材料で形成されている。
次に、電池パック1を構成する各電池セル11について説明する。各電池セル11は、電気絶縁性樹脂の外装ケースによってその外周面を被覆された扁平状直方体である。各電池セル11には、正極端子および負極端子からなる二つの端子部12が長手方向Yに離れて配置されており、この端子部12は外装ケースから高さ方向Zに突出するよう露出している。
このように筐体内全体に配されたすべての電池セル11は、電池パック1の積層方向Xの一方端部側に位置する電池セル11における負極端子から始まって、各電池セル11の端子部12間を接続する各バスバーによって、電池パック1内を長手方向Yに往復しながら電池パック1の積層方向Xの他方端部側に位置する電池セル11の正極端子に至るまで通電可能に直列接続されている。このようにして積層方向Xに隣接する電池セル11間は電気的に接続されることになる。換言すれば、電池パック1を構成するすべての電池セル11は、積層方向Xの一方側端部に位置する電池セル11の端子部12から積層方向Xの他方側端部に位置する電池セル11の端子部12に至るまで、電流がジグザク状または蛇行状に流れるようにバスバーを介して電気的に直列接続される。
図5は電池ホルダ装置20の斜視図であり、図6は電池ホルダ装置20の平面図であり、図7は電池ホルダ装置20を長手方向Yに見たときの側面図であり、図8は電池ホルダ装置20を積層方向Xに見たときの側面図である。以下、図5〜図8を参照して電池ホルダ装置20の構成を説明する。
電池ホルダ装置20は、積層方向Xに直交する電池セル側面(長手方向Yと高さ方向Zの両方に平行な面)を押すように各電池セル11間に介在される面圧部材22と、積層方向Xに隣り合う面圧部材22間を連結する連結部材23と、を有し、これらが一体に形成される装置である。電池ホルダ装置20は、絶縁性を有するあらゆる樹脂で形成され、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、塩化ビニル、フッ素系樹脂、PBT、ポリアミド(ナイロン)、ポリアミドイミド(PAI樹脂)、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの共重合合成樹脂)、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンスルファイド、フェノール、エポキシ、アクリル等で形成される。
面圧部材22は、プレート状の部材であり、所定間隔をあけて積層方向Xに複数個配置されている。積層方向Xの最も外側に位置する面圧部材22のさらに外側には、当該所定間隔をあけて面圧部材21が配置されている。面圧部材21は、積層配置される複数の電池セル11における両端面を押圧するエンドプレート部材の機能を果たしている。
当該所定間隔は、電池セル11の積層方向Xの厚み寸法に対して同等、またはわずかに大きい寸法に設定されている。当該所定間隔は、隣り合う面圧部材22の間に形成される電池セル配置空間26における積層方向Xの長さに相当する。すなわち、面圧部材22と交互に積層方向に並ぶ電池セル配置空間26のそれぞれには1個の電池セル11の外装ケース全体が収容されることになり、当該外装ケースの積層方向Xの端部の側面は、面圧部材22,21に密着して面全体に押圧力を受けるようになる。
面圧部材22の片面または両面における長手方向Yの中央部には、高さ方向Zに延びる溝部22aが長手方向Yに複数個並ぶように形成されている。電池ホルダ装置20の両端部に位置する面圧部材21にも、溝部22aと同様な形状の溝部21aが形成されている。これら溝部21a,22aのそれぞれは、各電池セル配置空間26に設置された電池セル11が面圧部材21,22から押圧力を受けた場合に、電池セル11の側面との隙間を形成する。このように、溝部21a,22aは、電池パック1に対して送風が行われた際に、電池セル側面を冷却する風が通る導通路としての機能を果たすものである。
それぞれの面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端部には、板状の第1の支持部24が上下に1箇所ずつ一体に形成されている。各第1の支持部24は、面圧部材22の長手方向Yの両端部において、積層方向Xの両側に突出する板状部である。各第1の支持部24は、各電池セル配置空間26に電池セル11を上方から挿入設置したときに、各電池セル11の外装ケースにおける長手方向Yの端面をガイドして、電池セル11の長手方向Yの移動を規制するように電池セル11を支える。そして、1個の第1の支持部24は、面圧部材22を挟むように設置される2個の電池セル11を支持し得る。
さらに、面圧部材22及び面圧部材21の高さ方向Zの下端部には、板状の第2の支持部25が一体に形成されている。各第2の支持部25は、面圧部材22の高さ方向Zの下端部において、積層方向Xの両側に突出する板状部である。各第2の支持部25は、各電池セル配置空間26に電池セル11を上方から挿入設置したときに、各電池セル11の外装ケースの底面と当接して、下方への移動を規制するように支える。そして、1個の第2の支持部25は、面圧部材22を挟むように設置される2個の電池セル11を支持し得る。
連結部材23は、隣り合う面圧部材22同士を連結する面圧部材22に一体に形成される部材であり、また積層方向Xの最も外側に位置する面圧部材22とエンドプレート部材として機能する面圧部材21とを連結する面圧部材22及び面圧部材21に一体に形成される部材である。連結部材23は、それぞれの面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端部であって、第1の支持部24よりも高さ方向Zの外側の上部及び下部で、面圧部材22、面圧部材21に一体に形成されている。また、図8に示すように、各連結部材23は、面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端面よりもさらに外側に突出するように形成されている。
各連結部材23は、面圧部材22よりも厚み寸法が小さい肉薄部を構成しており、断面形状がコの字状を呈している。当該コの字状を呈する断面は、図示するように積層方向Xと長手方向Yとに平行な断面であってもよいし、積層方向Xと高さ方向Zとに平行な断面であってもよい。
コの字状の各連結部材23は、角部231が他の部分よりも厚み寸法が小さい肉薄であるように形成されている。このように角部231が肉薄であることにより、電池セル11が電池セル配置空間26に設置された状態で拘束手段の一例であるブラケット2によって積層方向Xに圧縮力が作用すると、面圧部材22間が狭まるとともに、角部231を起点として連結部材23が撓みやすくなる。すなわち、このような角部231の形態により、連結部材23の撓みが促進されるのである。
以下、本実施形態の電池パック1がもたらす作用効果について述べる。電池パック1は、積層された複数の角形状の電池セル11が積層方向Xに直交する側面を積層方向Xに作用する荷重によって電池ホルダ装置20で押圧されることにより一体になって形成されている。電池ホルダ装置20は、積層方向Xに直交する電池セルの側面を押すように電池セル11間のそれぞれに介在される面圧部材22と、積層方向Xに隣り合う面圧部材22間を連結する連結部材23と、を一体に有して形成される。連結部材23の積層方向Xの荷重に対する剛性は、面圧部材22の積層方向Xの荷重に対する剛性よりも低いことを特徴とする。
この構成によれば、連結部材23は積層方向Xの荷重に対する剛性が面圧部材22よりも低いことにより、電池パック1を拘束するために、積層方向Xに直交する面圧部材22の側面に外力が作用して、電池パック1を積層方向Xの両側から圧縮する拘束力が働いた場合には、低剛性の連結部材23が撓み易くなる。これにより、連結部材23の剛性によって阻害されることなく面圧部材22が電池セルの側面に密着するように圧縮されるため、各電池セル11と面圧部材22との高い密着性が得られ、積層されたすべての電池セル11を確実に拘束することができる。したがって、各電池セル11の厚み寸法のばらつきに対応可能であり、さらに複数の電池セル11を一体化する十分な拘束力が得られる。
また、電池パック1においては、連結部材23が積層方向Xに作用する荷重によって変形することにより、隣り合う面圧部材22間の間隔を狭める。この構成によれば、積層方向Xの荷重によって連結部材23が変形して面圧部材22間の間隔が狭まるため、電池パック1に対して拘束力が働いた場合には、連結部材23の変形に伴い面圧部材22間が狭まって圧縮される。したがって、各電池セル11の側面に対して面圧部材22からの圧力が確実に作用し、電池パック1を構成するすべての電池セル11を確実に拘束することができる。
また、角形状の電池セルを積層する場合、耐振動の観点からセル群をケースによって外側から押圧力をかけて締結する必要があるが、本実施形態の電池パック1によれば、上記特徴を有する電池ホルダ装置20を用いて締結できるため、当該ケースによる締結を不要にすることができる。
連結部材23の積層方向Xの長さは、積層方向Xに作用する荷重によって隣り合う面圧部材22間の間隔が変化したときの変化量よりも大きいという特徴がある。この構成によれば、電池パック1に対して拘束力が働いた場合に、積層方向Xに作用する荷重によって面圧部材22間の間隔が変化する変位量よりも、連結部材23の積層方向長さが大きいため、連結部材23に働く応力を緩和することができる。したがって、当該特徴は、連結部材23の破損防止に大きな効果を奏する。
また、電池パック1において、連結部材23は面圧部材22の厚み寸法よりも小さい寸法の肉薄部を備える。この構成によれば、連結部材23に当該肉薄部が形成されていることにより、連結部材23が肉薄部を起点として一層撓み易くなるため、電池パック1を拘束する際に、面圧部材22を圧縮する拘束力を面圧部材22が電池セルを押さえる力としてそのまま利用し易くなる。したがって、拘束時の連結部材23による撓み許容度合いを大きくすることができる。また、連結部材23は、その全体を当該肉薄部とする形態でもよいし、その一部を当該肉薄部として形成する形態でもよいし、その一部に他の部分よりも厚み寸法が小さい肉薄部を形成する形態でもよい。
また、電池パック1において、連結部材23は、断面形状がコの字状に形成されている。この構成によれば、より小さい拘束力であっても、連結部材23がコの字状の肉薄部を起点として撓み易くなる。したがって、各電池セル11の厚み寸法のばらつきが大きい場合でも、すべての電池セル11に対して所望の拘束力を与えることができる。
連結部材23は、その一部に他の部分よりも肉厚が小さい角部231を備える。この構成によれば、連結部材23に他の部分よりも肉厚が小さい肉薄部としての角部231が形成されていることにより、面圧部材22に対して積層方向Xの圧縮力がかかった場合に、連結部材23が変形する際に角部231において確実に撓むため、面圧部材22に作用する圧縮力を電池セル11を押さえる力として確実に働かせることができる。したがって、拘束装置等により電池パック1に作用する圧縮力を、各電池セル11に対する拘束力として効率的に転化できる電池パックが得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Aを用いる電池パック1Aについて図9〜図12を参照して説明する。図9は第2実施形態における電池パック1Aの斜視図である。図10は電池ホルダ装置20Aの斜視図であり、図11は電池ホルダ装置20Aの平面図であり、図12は電池ホルダ装置20Aを長手方向Yに見たときの側面図である。各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
第2実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Aを用いる電池パック1Aについて図9〜図12を参照して説明する。図9は第2実施形態における電池パック1Aの斜視図である。図10は電池ホルダ装置20Aの斜視図であり、図11は電池ホルダ装置20Aの平面図であり、図12は電池ホルダ装置20Aを長手方向Yに見たときの側面図である。各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
電池ホルダ装置20Aは、第1実施形態の電池ホルダ装置20に対して、他の形態の連結部材23Aを備える点で相違している。本実施形態は第1実施形態と同様の構成をとり得る点については同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
連結部材23Aは、隣り合う面圧部材22同士を連結する面圧部材22に一体に形成される部材であり、積層方向Xの最も外側に位置する面圧部材22とエンドプレート部材として機能する面圧部材21とを連結する面圧部材22及び面圧部材21に一体に形成される部材である。連結部材23Aは、それぞれの面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端部であって、第1の支持部24よりも高さ方向Zの外側の上部及び下部で、面圧部材22、面圧部材21に一体に形成されている。さらに図11に示すように、各連結部材23Aは、面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端面と一致し、第1の支持部24と長手方向Yにおいて一致するように形成され、各電池セル配置空間26に臨む位置にもある。したがって、各連結部材23Aはその全体が隣り合う面圧部材22間に収容されるように設けられ、第1実施形態の連結部材23のように外方に突出するものではない。
各連結部材23Aは、面圧部材22よりも厚み寸法が小さい肉薄部を構成しており、断面形状が湾曲状を呈している。当該湾曲状を呈する断面は、図示するように積層方向Xと高さ方向Zとに平行な断面であってもよいし、積層方向Xと長手方向Yとに平行な断面であってもよい。
湾曲状の各連結部材23Aは、例えば、湾曲状部分が他の部分よりも厚み寸法が小さい肉薄であるように形成されてもよい。このように湾曲状部分が肉薄であることにより、電池セル11が電池セル配置空間26に設置された状態で拘束手段の一例であるブラケット2によって積層方向Xに圧縮力が作用すると、面圧部材22間が狭まるとともに、当該湾曲状部分を起点として連結部材23が撓みやすくなる。すなわち、このような湾曲状部分を有することにより、連結部材23Aの撓みが促進されるのである。
以下、本実施形態の電池パック1Aがもたらす作用効果について述べる。電池パック1Aが備える電池ホルダ装置20Aは、連結部材23Aの断面形状が湾曲状に形成されている。この構成によれば、電池パック1に作用する拘束力が小さい場合であっても、連結部材23Aが湾曲状の肉薄部を起点として撓み易くなる。したがって、各電池セル11の厚み寸法のばらつきが大きい場合でも、すべての電池セル11に対して所望の拘束力を与えることができる。
また、電池パック1Aにおいて、連結部材23Aは、隣り合う面圧部材22間に収容されるように設けられている。この構成によれば、電池パック1Aの拘束時に撓む連結部材23Aが面圧部材22の外方に突出しないため、電池パック1Aが占有する体積が小さく、装置の小型化により搭載性の向上が図れる。
また、連結部材23Aの積層方向Xの長さは、積層方向Xに作用する荷重によって隣り合う面圧部材22間の間隔が変化したときの変化量よりも大きい。この構成によれば、電池パック1Aに対して拘束力が働いた場合に、積層方向Xに作用する荷重によって面圧部材22間の間隔が変化する量よりも、連結部材23Aの積層方向長さが大きいため、連結部材23Aの積層方向長さに対する撓み量の比率を抑制することができる。したがって、連結部材23Aに働く応力を緩和することができるため、連結部材23Aの破損を抑制できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Bを用いる電池パック1Bについて図13及び図14を参照して説明する。図13は、電池パック1Bについて、バスバー274を電池セル11の端子部12に装着する前の状態を示す斜視図であり、図14はバスバー274を装着した状態を示す斜視図である。各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
第3実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Bを用いる電池パック1Bについて図13及び図14を参照して説明する。図13は、電池パック1Bについて、バスバー274を電池セル11の端子部12に装着する前の状態を示す斜視図であり、図14はバスバー274を装着した状態を示す斜視図である。各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
電池ホルダ装置20Bは、第1実施形態の電池ホルダ装置20に対して、バスバー装着用部材27を備える点で相違している。本実施形態は、上記の各実施形態と同様の構成をとり得る点については同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
バスバー装着用部材27は、バスバー274を設置可能とする収容部272と、収容部272と面圧部材22とを繋げる連携部271と、を一体にして備えている。バスバー装着用部材27は、面圧部材22に一体に形成され、上述した電池ホルダ装置20と同様の絶縁性を有する樹脂で形成される。収容部272は、バスバー274を収容できる大きさ及び形状であり、バスバー274を設置するための凹部や位置決め部が形成されている。また収容部272は、バスバー274を予めインサート成形等により収容可能に形成してもよい。バスバー274には、電池セル11の端子部12が挿入可能な貫通孔が形成されているため、収容部272にはバスバー274の貫通孔に対応する穴部273が形成されている。
連携部271は、棒状であり、図14に示すように、所定以上の外力(例えば、人の手作業による外力)により曲げることが可能で容易に弾性変形し得る剛性を備えている。連携部271は、当該剛性を備えるように、その材質や軸径が適切に設定される。すなわち、各端子部12にバスバー274を装着するときに、容易にバスバー274と端子部12との位置調整ができるように、連携部271は屈曲自在な剛性を備えている。
以下、本実施形態の電池パック1Bがもたらす作用効果について述べる。電池パック1Bが備える電池ホルダ装置20Bによれば、バスバー装着用部材27が電池ホルダ装置20Bに一体に形成されているため、端子部12へのバスバーの装着工数を低減することが可能である。
また、電池ホルダ装置20Bに一体のバスバー装着用部材27を絶縁性に優れた材質で形成した場合には、バスバーを絶縁するための別部品のカバーを必要とせず、絶縁性の確保と部品点数及び管理工数の低減とを図れる電池パック1Bを提供できる。
また、バスバー274を電池ホルダ装置20Bのバスバー装着用部材27に一体に成形した場合には、別部品のバスバーを管理する工数を削減でき、バスバーを端子部12に組み付けるために必要な工数を低減することができる。したがって、電池パックの生産性の向上が図れる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Cを用いる電池パック1Cについて図15〜図19を参照して説明する。図15は、第4実施形態に係る電池パック1Cの斜視図である。図16は、電池パック1Cに用いられる電池ホルダ装置20Cの斜視図である。図17は電池ホルダ装置20Cの平面図である。図18は電池ホルダ装置20Cを長手方向Yに見たときの側面図である。図19は電池ホルダ装置20Cを積層方向Xに見たときの側面図である。なお、図15は、電池パック1Cに拘束力を作用させる前の状態を示している。また、各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
第4実施形態では、第1実施形態に対して他の形態である電池ホルダ装置20Cを用いる電池パック1Cについて図15〜図19を参照して説明する。図15は、第4実施形態に係る電池パック1Cの斜視図である。図16は、電池パック1Cに用いられる電池ホルダ装置20Cの斜視図である。図17は電池ホルダ装置20Cの平面図である。図18は電池ホルダ装置20Cを長手方向Yに見たときの側面図である。図19は電池ホルダ装置20Cを積層方向Xに見たときの側面図である。なお、図15は、電池パック1Cに拘束力を作用させる前の状態を示している。また、各図において、電池セル11が複数個積層して並ぶ方向を積層方向Xとし、直方体状の各電池セル11が細長く延びる方向を長手方向Yとし、積層方向Xと長手方向Yの両方に垂直な方向を高さ方向Z(上下方向Zともいう)とする。
電池ホルダ装置20Cは、第1実施形態の電池ホルダ装置20に対して、他の形態の連結部材23Cを備えること等が相違している。本実施形態は、上記の各実施形態と同様の構成をとり得る点については同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
各図に示すように、連結部材23Cは、積層方向Xに隣り合う面圧部材22C同士を連結する面圧部材22Cに一体に形成される部材である。さらに、連結部材23Cは、積層方向Xの最も外側に位置する面圧部材22Cとエンドプレート部材として機能する面圧部材21Cとを連結する面圧部材22C及び面圧部材21Cに一体に形成される部材である。連結部材23Cは、それぞれの面圧部材22C及び面圧部材21Cにおける長手方向Yの両端部であって、第1の支持部24Cよりも高さ方向Zの外側の上部及び下部で、面圧部材22C、面圧部材21Cに一体に形成されている。
第1の支持部24Cは、面圧部材22Cの長手方向Yの両端部において、積層方向Xの両側に突出する板状部である。各第1の支持部24Cは、高さ方向Zについて上部に位置する連結部材23Cと下部に位置する連結部材23Cとを連結する壁部でもある。積層方向Xに隣合う第1の支持部24Cは、上部及び下部の連結部材23Cによって連結されている。
各第1の支持部24Cは、各電池セル配置空間26に電池セル11を上方から挿入設置したときに、各電池セル11の外装ケースにおける長手方向Yの端面をガイドして、長手方向Yへの移動を規制するように支える。
各第1の支持部24Cは、各電池セル配置空間26に電池セル11を上方から挿入設置したときに、各電池セル11の外装ケースにおける長手方向Yの端面をガイドして、長手方向Yへの移動を規制するように支える。
さらに、図17に図示するように、長手方向Yの一方側に位置する第1の支持部24Cの内壁面には、内方に突出するリブ24C1が形成されている。このリブ24C1は、電池セル配置空間26に電池セル11を設置したときに、電池セル11を、その長手方向Yの端面に当接してガイドし、長手方向Yの他方側に位置する第1の支持部24Cとともに、電池セル11の長手方向Yの移動を規制するように支える。
さらに、面圧部材22及び面圧部材21の高さ方向Zの下端部には、板状の第2の支持部25C1が一体に形成されている。各第2の支持部25C1は、面圧部材22C及び面圧部材21Cの高さ方向Zの下端部において、積層方向Xに突出する板状部である。さらに、第2の支持部25C1が形成されている面圧部材22及び面圧部材21と向かい合う面圧部材22及び面圧部材21の高さ方向Zの下端部には、2個の第3の支持部25C2が一体に形成されている。2個の第3の支持部25C2は、図17に図示するように、溝部22a,21aの両側に長手方向Yに間隔をあけて配置されている。1個の第2の支持部25C1及び2個の第3の支持部25C2は、電池セル配置空間26に電池セル11を上方から挿入設置したときに、電池セル11の外装ケースの底面と当接して、下方への移動を規制するように3点で支える。
さらに図17に示すように、各連結部材23Cは、面圧部材22C及び面圧部材21Cにおける長手方向Yの両端面と一致し、第1の支持部24Cと長手方向Yにおいて一致するように形成され、各電池セル配置空間26に臨む位置にある。したがって、各連結部材23Cはその全体が隣り合う面圧部材22C間に収容されるように設けられ、第1実施形態の連結部材23のように外方に突出する形態ではない。
図18に図示するように、寸法C2で示す連結部材23Cの積層方向Xの長さは、寸法C1で示す、積層方向Xに作用する荷重によって隣り合う面圧部材22C間の間隔が変化したときの変化量よりも大きくなっている。さらに、当該連結部材23Cの積層方向Xの長さは、寸法C3で示す、隣り合う面圧部材22C間の距離よりも小さくなっている。
各連結部材23Cは、面圧部材22Cよりも厚み寸法が小さい肉薄部を構成しており、断面形状が湾曲状を呈している。当該湾曲状を呈する断面は、図示するように積層方向Xと高さ方向Zとに平行な断面である。連結部材23Cの断面形状は、積層方向Xについて対称な形状ではなく、当該湾曲状部分が一方側に偏った位置にある形態をなしている。また、連結部材23Cは、図示するように、その全体を当該肉薄部とする形態でもよいし、あるいはその一部を当該肉薄部として形成する形態でもよい。また、連結部材23Cは、その一部に連結部材23Cの他の部分よりも厚み寸法が小さい肉薄部を形成する形態でもよい。
さらに、各連結部材23Cは、例えば、湾曲状部分が湾曲状部分以外の他の部分よりも厚み寸法が小さい肉薄部として形成されてもよい。このように湾曲状部分が肉薄であることにより、電池セル11が電池セル配置空間26に設置された状態で拘束装置によって積層方向Xに圧縮力が作用すると、面圧部材22C間が狭まるとともに、当該湾曲状部分を起点として連結部材23Cが撓みやすくなる。すなわち、このような湾曲状部分を有することにより、連結部材23Cの撓みが一層促進されるのである。
各第1の支持部24Cにおける積層方向Xの一端面には、積層方向Xに突出する係合凸部24C1が形成されている。各第1の支持部24Cにおける積層方向Xの他端面には、隣り合う係合凸部24C1が嵌合可能な大きさの係合凹部24C2が形成されている。また、面圧部材21Cにおける積層方向Xの他端面には、隣り合う係合凸部24C1が嵌合可能な大きさの係合凹部21C1が形成されている。
電池パック1Cに拘束装置等によって拘束力が働いたときには、面圧部材21C及び面圧部材22Cに圧縮力が作用し、連結部材23Cが撓むことによって面圧部材間の距離が狭くなる。そして、面圧部材22Cの積層方向Xの変位量が図18に図示する寸法C1程度になる場合には、各第1の支持部24Cの係合凸部24C1が対応する隣の係合凹部24C2または係合凸部24C1に嵌まることになる。このような両者の係合状態により、面圧部材22Cの位置が規制されて、当該拘束力に対して安定した姿勢を提供することができる。
以下、本実施形態の電池パック1Cがもたらす作用効果について述べる。電池ホルダ装置20Cは樹脂成形品である。連結部材23Cの積層方向Xの長さ(図18に図示する寸法C2)は、隣り合う面圧部材22C間の距離(図18に図示する寸法C3)よりも小さい。
変形し易い構造を有する連結部材23Cは、積層方向長さが長い場合、射出成形等による成形時に樹脂材料が金型内に十分に流れ込みにくく、強度的、寸法的に所望の品質を確保できる製品を製造できないことがある。そこで、この構成によれば、連結部材23Cの積層方向長さが隣り合う面圧部材22C間の距離よりも小さいため、成形時において金型内部での材料の良好な回りこみが得られる。したがって、所望の強度、撓み量を確保でき、前述の効果を奏する連結部材23Cを提供できる。
また、連結部材23Cの積層方向Xの長さ(図18の寸法C2)は、積層方向Xに作用する荷重によって隣り合う面圧部材22C間の間隔が変化したときの変化量(図18の寸法C1)よりも大きい。この構成によれば、電池パック1Cに対して拘束力が働いた場合に、積層方向Xに作用する荷重によって面圧部材22C間の間隔が変化する量よりも、連結部材23Cの積層方向長さが大きいため、連結部材23Cの積層方向長さに対する撓み量の比率を抑制することができる。したがって、連結部材23Cに働く応力を緩和することができるため、連結部材23Cの破損を抑制できる。
連結部材23Cは、隣り合う面圧部材22C間に収容されるように設けられている。この構成によれば、電池パック1Cの拘束時に撓む連結部材23Cが面圧部材22Cの外方に突出しないため、電池パック1Cが占有する体積が小さく、装置の小型化によって搭載性の向上が図れる。
(他の実施形態)
上述の各実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上述の各実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態における溝部21a及び22bは、面圧部材の片面または両面における長手方向Yの中央部だけでなく、他の部位にも形成するようにしてもよい。また、面圧部材を熱伝導性の高い材質で形成し、電池ホルダ装置20,20A,20Cに送風を当てることにより、電池ホルダ装置自体からの放熱によって、電池パック1,1A,1B,1Cを冷却するようにしてもよい。また、面圧部材に溝部を設けないようにしてもよい。
上記実施形態において、連結部材23,23Aは、それぞれの面圧部材22及び面圧部材21における長手方向Yの両端部であって、第1の支持部24よりも高さ方向Zの中央部寄りに位置して面圧部材22、面圧部材21に一体に形成されている形態であってもよい。
上記第2実施形態において、連結部材23Aは、高さ方向Zの外側(上方または下方)に向かって凸となる湾曲状部分を備えているが、このような凸の方向に限定するものはない。例えば、当該湾曲状部分は、高さ方向Zの内側に向かって凸となる形状であってもよいし、長手方向Yの内側または外側に向かって凸となる形状であってもよい。
また、上記第4実施形態において、連結部材23Cは、高さ方向Zの外側(上方または下方)に向かって凸となる湾曲状部分を備えているが、このような凸の方向に限定するものはない。例えば、当該湾曲状部分は、高さ方向Zの内側に向かって凸となる形状であってもよいし、長手方向Yの内側または外側に向かって凸となる形状であってもよい。
1…電池パック
11…電池セル
20,20A,20B,20C…電池ホルダ装置
22…面圧部材
23,23A,23C…連結部材
231…角部(肉薄部)
X…積層方向
11…電池セル
20,20A,20B,20C…電池ホルダ装置
22…面圧部材
23,23A,23C…連結部材
231…角部(肉薄部)
X…積層方向
Claims (9)
- 積層された複数の角形状の電池セル(11)が、積層方向(X)に直交する側面を前記積層方向(X)に作用する荷重によって電池ホルダ装置(20)で押さえられて一体に形成される電池パック(1)であって、
前記電池ホルダ装置(20,20A,20B,20C)は、前記積層方向(X)に直交する前記電池セル側面を押すように各電池セル間に介在される面圧部材(22)と、前記積層方向(X)に隣り合う前記面圧部材間を連結する連結部材(23,23A,23C)と、を一体に備え、
前記連結部材の前記積層方向(X)の荷重に対する剛性は、前記面圧部材の前記積層方向(X)の荷重に対する剛性よりも低いことを特徴とする電池パック。 - 前記連結部材(23,23A,23C)が前記積層方向(X)に作用する荷重によって変形することにより、前記隣り合う面圧部材間の間隔を狭めることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
- 前記連結部材(23,23A,23C)の前記積層方向(X)の長さは、前記積層方向(X)に作用する荷重によって前記隣り合う面圧部材間の間隔が変化したときの変化量よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池パック。
- 前記電池ホルダ装置(20C)は樹脂成形品であり、
前記連結部材(23C)の前記積層方向(X)の長さは、前記隣り合う面圧部材間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池パック。 - 前記連結部材(23A,23C)は、断面形状が湾曲状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池パック。
- 前記連結部材(23)は、断面形状がコの字状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池パック。
- 前記連結部材(23,23A,23C)は前記面圧部材(22)の厚み寸法よりも小さい寸法の肉薄部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電池パック。
- 前記連結部材(23)は、その一部に他の部分よりも肉厚が小さい肉薄部(231)を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電池パック。
- 前記連結部材(23A,23C)は、隣り合う前記面圧部材間に収容されるように設けられることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電池パック。
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