JP2016225263A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールの製造効率を向上する。【解決手段】電池モジュール1は、複数の電池セル11を配列してなる配列体2と、配列体2の配列方向Dにおける一端に配置される弾性部材3と、配列体2及び弾性部材3を配列方向Dにおいて挟むエンドプレート41及びエンドプレート42と、エンドプレート41及びエンドプレート42を連結する拘束バンド43及び拘束バンド44と、を備え、エンドプレート41及び拘束バンド43は一体成型されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
従来、リチウムイオン二次電池等の複数の電池セルを配列してなる電池モジュールが知られている。かかる電池モジュールでは、電池セルの配列体を金属プレート等の拘束具で挟み込み、配列体に一定の荷重を加えて拘束することによって、電池セルにおいて内部抵抗等の特性が変動することを抑制している。例えば、特許文献1に記載の電池モジュールでは、電池モジュールの両端に位置するエンドプレートに、上方向から2つの拘束バンドを固定し、下方向から2つの拘束バンドを固定することによって、複数の電池を配列方向に拘束している。
特開2009−187813号公報
特許文献1に記載の電池モジュールでは、4つの拘束バンドの両端を電池モジュールの両端に位置するエンドプレートにそれぞれボルト等の締結部材を用いて取り付けている。このように、電池モジュールの拘束に要する部品の数が多いので、電池モジュールの製造に時間が掛かるおそれがある。
本発明は、製造効率を向上可能な電池モジュールを提供する。
本発明の一側面に係る電池モジュールは、複数の電池セルを配列してなる配列体と、配列体の配列方向における一端に配置される弾性部材と、配列体及び弾性部材を配列方向において挟む第1エンドプレート及び第2エンドプレートと、配列体及び弾性部材を挟むように配置され、第1エンドプレート及び第2エンドプレートを連結する第1拘束バンド及び第2拘束バンドと、を備える。第1エンドプレート及び第1拘束バンドは一体成型されている。
この電池モジュールによれば、第1エンドプレート及び第1拘束バンドが一体成型されているので、第1拘束バンドを第1エンドプレートに固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数を減らすことができ、電池モジュールの製造効率の向上が可能となる。
第1エンドプレート、第2エンドプレート及び第1拘束バンドは、一体成型されていてもよい。この場合、第1拘束バンドを第2エンドプレートに固定するための締結部材がさらに不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数をさらに減らすことができ、電池モジュールの製造効率のさらなる向上が可能となる。
第2エンドプレート及び第2拘束バンドは、一体成型されていてもよい。この場合、第2拘束バンドを第2エンドプレートに固定するための締結部材がさらに不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数をさらに減らすことができ、電池モジュールの製造効率のさらなる向上が可能となる。
第1エンドプレート、第2エンドプレート、第1拘束バンド及び第2拘束バンドは、一体成型されていてもよい。この場合、第1拘束バンドを第2エンドプレートに固定するための締結部材、及び、第2拘束バンドを第2エンドプレートに固定するための締結部材がさらに不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数をさらに減らすことができ、電池モジュールの製造効率のさらなる向上が可能となる。
第1エンドプレートと第1拘束バンドとの間に折り代が設けられていてもよい。この場合、第1エンドプレートと第1拘束バンドとの曲げ加工を折り代に沿って行うことによって、曲げ加工を容易化することができる。このため、電池モジュールの製造効率のさらなる向上が可能となる。
本発明によれば、電池モジュールの製造効率を向上できる。
第1実施形態に係る電池モジュールの斜視図である。 図1の電池モジュールのII−II線に沿った端面図である。 図1の電池モジュールが備える成型体を示す図である。 図1の電池モジュールの組み立て工程を説明するための模式図である。 図1の電池モジュールの組み立て工程を説明するための模式図である。 第2実施形態に係る電池モジュールの斜視図である。 図6の電池モジュールが備える成型体を示す図である。 図6の電池モジュールの組み立て工程を説明するための模式図である。 図6の電池モジュールの組み立て工程を説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電池モジュールの斜視図である。図2は、図1の電池モジュールのII−II線に沿った図である。図1及び図2に示されるように、電池モジュール1は、配列体2と、弾性部材3と、拘束部材4と、を備えている。
配列体2は、複数の電池セル11を配列してなり、複数の電池セル11、セルホルダ12、バスバー13、及び伝熱プレート14を含んで構成されている。電池セル11は、矩形箱状のケース内に電極組立体が収容されてなる電池である。電池セル11は、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。この例では、配列方向Dに沿って7つの電池セル11が配列されている。電池セル11は、セルホルダ12によって保持されている。バスバー13は、隣り合う電池セル11の電極端子を互いに電気的に接続している。これにより、隣り合う電池セル11が電気的に直列に接続されている。
伝熱プレート14は、電池セル11の温度調整のための部材であり、隣り合う電池セル11間の温度差を低減するために設けられている。伝熱プレート14は、矩形板状の部材であり、隣り合う電池セル11の間に設けられている。つまり、配列体2では、伝熱プレート14を介して、複数の電池セル11が配列されている。
弾性部材3は、電池セル11の配列方向Dにおいて、配列体2の一端に配置されている。弾性部材3は、拘束荷重による電池セル11の破損を防止する目的で用いられる部材であり、例えばウレタン製のゴムスポンジから構成されている。弾性部材3は、矩形の板状部材である。弾性部材3の材料としては、例えばエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム、シリコンゴムなどが挙げられる。弾性部材3は、ゴムに限られず、バネ材などであってもよい。弾性部材3は、配列方向Dにおける配列体2の両端に配置されていてもよく、互いに隣り合う電池セル11,11間に配置されていてもよい。
拘束部材4は、配列体2に対して電池セル11の配列方向Dに拘束荷重を付加する。拘束部材4は、エンドプレート41(第1エンドプレート)と、エンドプレート42(第2エンドプレート)と、一対の拘束バンド43(第1拘束バンド)と、一対の拘束バンド44(第2拘束バンド)と、締結部材45と、を備えている。
エンドプレート41及びエンドプレート42は、例えば金属製の平板状部材である。一対のエンドプレート41及びエンドプレート42は、配列体2及び弾性部材3を配列方向Dの両側から挟んでいる。エンドプレート41及びエンドプレート42は、拘束バンド43及び拘束バンド44によって連結されている。
一対の拘束バンド43及び一対の拘束バンド44は、配列体2及び弾性部材3を挟むように配置され、配列方向Dに延在する長尺の板状部材である。一対の拘束バンド43及び一対の拘束バンド44は、例えば金属で構成されている。一対の拘束バンド43は、配列体2及び弾性部材3の上側に配置されている。一対の拘束バンド44は、配列体2及び弾性部材3の下側に配置されている。
エンドプレート41、一対の拘束バンド43及びエンドプレート42は、一体成型されており、成型体40を成している。成型体40では、エンドプレート41、一対の拘束バンド43及びエンドプレート42がその順に連接されている。エンドプレート41の下部には、締結部材45が螺合される複数の貫通孔41aが設けられている。貫通孔41aの内周面には、ネジ溝が設けられている。エンドプレート42の下部には、締結部材45が螺合される複数の貫通孔42aが設けられている。貫通孔42aの内周面には、ネジ溝が設けられている。
一対の拘束バンド44は、成型体40とは別体である。一対の拘束バンド44の両方の端部44aは、上方に略直角に曲げられており、拘束バンド44の両方の端部44aには、締結部材45が挿通される挿通孔44bがそれぞれ設けられている。拘束バンド44は、エンドプレート41の一方の面において、拘束バンド44の一方の端部44aに設けられた挿通孔44bと貫通孔41aとを位置合わせして、締結部材45を挿通孔44bに挿通し、貫通孔41aに螺合することによって、エンドプレート41に固定されている。同様に、拘束バンド44は、エンドプレート42の一方の面において、拘束バンド44の他方の端部44aに設けられた挿通孔44bと貫通孔42aとを位置合わせして、締結部材45を挿通孔44bに挿通し、貫通孔42aに螺合することによって、エンドプレート42に固定されている。締結部材45としては、ボルト及びリベット等が用いられ得る。
次に、電池モジュール1の組み立て工程を説明する。図3は、電池モジュール1が備える成型体40を示す図である。図4及び図5は、電池モジュール1の組み立て工程を説明するための模式図である。
まず、図4の(a)に示されるように、セルホルダ12(図1参照)に保持されている複数の電池セル11を、伝熱プレート14を介して配列し、配列体2を準備する。そして、配列体2の一端に弾性部材3を配置する。なお、説明の便宜上、図4及び図5では、セルホルダ等を省略して示している。
続いて、図3の(a)に示される加工前の成型体40を準備する。この成型体40のエンドプレート41と拘束バンド43との境界部分、及びエンドプレート42と拘束バンド43との境界部分には、図3の(b)に示されるような折り代40aが設けられている。折り代40aは、曲げ加工を容易にするために設けられた断面三角形状の溝である。この折り代40aに沿って、エンドプレート41と拘束バンド43との成す角、及びエンドプレート42と拘束バンド43との成す角が略直角になるように折り曲げ、加工後の成型体40を得る。
そして、図4の(b)に示されるように、把持用の治具50を用いて加工後の成型体40を把持する。治具50は、例えば、磁石を用いて加工後の成型体40の形状を保持した状態で把持する。治具50は、エンドプレート41と拘束バンド43との曲げ反力、及びエンドプレート42と拘束バンド43との曲げ反力によって、加工後の成型体40の形状を保持した状態で把持してもよい。
続いて、加圧用の治具60を用いて、配列体2及び弾性部材3を配列方向Dの両端から押圧する。このとき、配列体2及び弾性部材3の配列方向Dにおける長さL1が、加工後の成型体40におけるエンドプレート41及びエンドプレート42間の距離L2よりも小さくなるように押圧する。なお、距離L2は、配列体2及び弾性部材3に所望の拘束荷重が付与されるように予め定められている。そして、治具60によって加圧した状態で、治具50によって把持されている成型体40を、配列体2及び弾性部材3の上側から覆い被せ、エンドプレート41とエンドプレート42とによって配列体2及び弾性部材3を配列方向Dにおいて挟む。
そして、図5の(a)に示されるように、治具60を下方に取り外すことによって、配列体2及び弾性部材3の加圧が解除され、配列体2及び弾性部材3が配列方向Dに膨張する。これにより、弾性部材3と反対側の端に位置する配列体2の電池セル11がエンドプレート41に当接し、弾性部材3がエンドプレート42に当接する。この状態で、配列体2及び弾性部材3には、所望の拘束荷重が加えられており、この状態を維持したままで治具50によって成型体40とともに把持される。
続いて、図5の(b)に示されるように、拘束バンド44を準備し、配列方向Dにおいて両方の端部44aでエンドプレート41及びエンドプレート42を挟むように拘束バンド44を下側から嵌め合わせる。このとき、エンドプレート41の貫通孔41aと拘束バンド44の一方の端部44aに設けられた挿通孔44bとを位置合わせし、エンドプレート42の貫通孔42aと拘束バンド44の他方の端部44aに設けられた挿通孔44bとを位置合わせする。そして、一方の端部44aに設けられた挿通孔44bに締結部材45を挿通し、貫通孔41aに螺合することによって拘束バンド44をエンドプレート41に固定する。また、他方の端部44aに設けられた挿通孔44bに締結部材45を挿通し、貫通孔42aに螺合することによって拘束バンド44をエンドプレート42に固定する。
そして、図5の(c)に示されるように、治具50を上方に取り外すことによって、電池モジュール1が組み立てられる。
以上説明した電池モジュール1によれば、エンドプレート41、一対の拘束バンド43及びエンドプレート42がその順に一体成型されているので、一対の拘束バンド43の一方の端部をエンドプレート41に固定するための締結部材、並びに、一対の拘束バンド43の他方の端部をエンドプレート42に固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュール1の拘束に要する部品の数を減らすことができ、電池モジュール1の製造効率の向上が可能となる。
また、エンドプレート41と拘束バンド43との曲げ加工、並びに、エンドプレート42と拘束バンド43との曲げ加工を、折り代40aに沿って行うことによって、曲げ加工を容易化することができる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る電池モジュールの斜視図である。図6に示されるように、第2実施形態の電池モジュール1は、第1実施形態の電池モジュール1と比較して、拘束部材4において相違している。
第2実施形態の拘束部材4は、第1実施形態の拘束部材4と比較して、成型体40が、エンドプレート41、一対の拘束バンド43、エンドプレート42及び一対の拘束バンド44が一体成型された部材である点で相違している。この成型体40では、エンドプレート41、一対の拘束バンド43、エンドプレート42及び一対の拘束バンド44がその順に連接されている。
エンドプレート41の下部には、締結部材45が螺合される複数の貫通孔41aが設けられている。貫通孔41aの内周面には、ネジ溝が設けられている。一対の拘束バンド44のエンドプレート42に連なる端部と反対側の端部44aは、上方に略直角に曲げられており、その端部44aには、締結部材45が挿通される挿通孔44bが設けられている。拘束バンド44は、エンドプレート41の一方の面において、拘束バンド44の端部44aに設けられた挿通孔44bと貫通孔41aとを位置合わせして、締結部材45を挿通孔44bに挿通し、貫通孔41aに螺合することによって、エンドプレート41に固定されている。
次に、第2実施形態に係る電池モジュール1の組み立て工程を説明する。図7は、第2実施形態に係る電池モジュール1が備える成型体40を示す図である。図8及び図9は、第2実施形態に係る電池モジュール1の組み立て工程を説明するための模式図である。
まず、図8の(a)に示されるように、セルホルダ12(図6参照)に保持されている複数の電池セル11を、伝熱プレート14を介して配列し、配列体2を準備する。そして、配列体2の一端に弾性部材3を配置する。なお、説明の便宜上、図8及び図9では、セルホルダ等を省略して示している。
続いて、図7に示される加工前の成型体40を準備する。この成型体40のエンドプレート41と拘束バンド43との境界部分、エンドプレート42と拘束バンド43との境界部分、エンドプレート42と拘束バンド44との境界部分、拘束バンド44の端部44aには、図3の(b)に示されるような折り代40aが設けられている。この折り代40aに沿って、エンドプレート41と拘束バンド43との成す角、及びエンドプレート42と拘束バンド43との成す角が略直角になるように折り曲げる。
そして、図8の(b)に示されるように、把持用の治具50を用いて加工後の成型体40を把持する。続いて、加圧用の治具60を用いて、配列体2及び弾性部材3を配列方向Dの両端から押圧する。このとき、配列体2及び弾性部材3の配列方向Dにおける長さL1が、加工後の成型体40におけるエンドプレート41及びエンドプレート42間の距離L2よりも小さくなるように押圧する。そして、治具60によって加圧した状態で、治具50によって把持されている成型体40を、配列体2及び弾性部材3の上側から覆い被せ、エンドプレート41とエンドプレート42とによって配列体2及び弾性部材3を配列方向Dにおいて挟む。
そして、図9の(a)に示されるように、治具60を下方に取り外すことによって、配列体2及び弾性部材3の加圧が解除され、配列体2及び弾性部材3が配列方向Dに膨張する。これにより、弾性部材3と反対側の端に位置する配列体2の電池セル11がエンドプレート41に当接し、弾性部材3がエンドプレート42に当接する。この状態で、配列体2及び弾性部材3には、所望の拘束荷重が加えられており、この状態を維持したままで治具50によって成型体40とともに把持される。そして、エンドプレート42と拘束バンド44との間に設けられた折り代40aに沿って、エンドプレート42と拘束バンド44との成す角が略直角になるように折り曲げる。
続いて、図9の(b)に示されるように、端部44aに設けられた折り代40aに沿って拘束バンド44の端部44aを上方に略直角になるように折り曲げる。このとき、エンドプレート41の貫通孔41aと拘束バンド44の端部44aに設けられた挿通孔44bとを位置合わせする。そして、端部44aに設けられた挿通孔44bに締結部材45を挿通し、貫通孔41aに螺合することによって拘束バンド44をエンドプレート41に固定する。
そして、図9の(c)に示されるように、治具50を上方に取り外すことによって、電池モジュール1が組み立てられる。
以上説明した第2実施形態に係る電池モジュール1においても、第1実施形態に係る電池モジュール1と同様の効果が奏される。さらに、第2実施形態に係る電池モジュール1では、エンドプレート41、一対の拘束バンド43、エンドプレート42及び一対の拘束バンド44がその順に一体成型されているので、一対の拘束バンド43の一方の端部をエンドプレート41に固定するための締結部材、一対の拘束バンド43の他方の端部をエンドプレート42に固定するための締結部材だけでなく、一対の拘束バンド44の他方の端部をエンドプレート42に固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュール1の拘束に要する部品の数をさらに減らすことができ、電池モジュール1の製造効率のさらなる向上が可能となる。
なお、本発明に係る電池モジュールは上記実施形態に限定されない。例えば、エンドプレート41と一対の拘束バンド43とが一体成型されて成型体を成し、エンドプレート42及び一対の拘束バンド44とは別体であってもよい。この場合、一対の拘束バンド43の一方の端部をエンドプレート41に固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数を減らすことができ、電池モジュールの製造効率の向上が可能となる。
また、エンドプレート42と一対の拘束バンド44とが一体成型されて成型体を成し、エンドプレート41及び一対の拘束バンド43とは別体であってもよい。この場合、一対の拘束バンド44の他方の端部をエンドプレート42に固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数を減らすことができ、電池モジュールの製造効率の向上が可能となる。
また、エンドプレート41と一対の拘束バンド43とが一体成型されて第1成型体を成すとともに、エンドプレート42と一対の拘束バンド44とが一体成型されて第2成型体を成してもよい。この場合、一対の拘束バンド43の一方の端部をエンドプレート41に固定するための締結部材、並びに、一対の拘束バンド44の他方の端部をエンドプレート42に固定するための締結部材が不要となる。このため、電池モジュールの拘束に要する部品の数を減らすことができ、電池モジュールの製造効率の向上が可能となる。
拘束バンド43及び拘束バンド44は、配列体2及び弾性部材3に対する拘束荷重が維持されるように、エンドプレート41及びエンドプレート42を拘束すればよい。拘束バンド43及び拘束バンド44は、配列体2及び弾性部材3の側面において、配列体2及び弾性部材3を挟むように配置されてもよい。拘束バンド43の数及び拘束バンド44の数はいずれも、2本に限られず、1本であってもよく、3本以上であってもよい。
また、成型体40には、折り代40aが設けられていなくてもよい。この場合、治具等を用いて成型体40が折り曲げ加工され得る。
1…電池モジュール、2…配列体、3…弾性部材、11…電池セル、40a…折り代、41…エンドプレート(第1エンドプレート)、42…エンドプレート(第2エンドプレート)、43…拘束バンド(第1拘束バンド)、44…拘束バンド(第2拘束バンド)、D…配列方向。

Claims (5)

  1. 複数の電池セルを配列してなる配列体と、
    前記配列体の配列方向における一端に配置される弾性部材と、
    前記配列体及び前記弾性部材を前記配列方向において挟む第1エンドプレート及び第2エンドプレートと、
    前記配列体及び前記弾性部材を挟むように配置され、前記第1エンドプレート及び前記第2エンドプレートを連結する第1拘束バンド及び第2拘束バンドと、
    を備え、
    前記第1エンドプレート及び前記第1拘束バンドは一体成型されている、電池モジュール。
  2. 前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート及び前記第1拘束バンドは、一体成型されている、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記第2エンドプレート及び前記第2拘束バンドは、一体成型されている、請求項1に記載の電池モジュール。
  4. 前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート、前記第1拘束バンド及び前記第2拘束バンドは、一体成型されている、請求項1に記載の電池モジュール。
  5. 前記第1エンドプレートと前記第1拘束バンドとの間に折り代が設けられている、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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