JP6932978B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電池モジュールに関する。
従来の電池モジュールとして、例えば特許文献1に記載の電池モジュールがある。この従来の電池モジュールは、複数の電池セルと、電池セル同士の間に組み付けられたセパレータとによって形成される組電池を有する。組電池の冷却面には冷却プレートが当接されており、組電池は、突出部材によってセパレータの外側から押圧されて、冷却プレートに対して圧接されている。
特開2011−171029号公報
しかしながら、従来の技術では、セパレータを介して電池セルが押圧される。そのため、例えばセパレータと電池セルとの間にクリアランス等がある場合には、電池セル間における互いの冷却面の位置にズレが生じ、一部の電池セルの冷却面が冷却プレートに対して十分に圧接されない虞がある。この場合、電池セル同士の間で冷却にムラが生じる虞がある。
本発明の一側面は、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる電池モジュールを提供することを目的とする。
一側面の電池モジュールは、セルホルダによって保持された複数の電池セルが所定方向に配列された配列体を備える電池モジュールであって、セルホルダは、電池セルにおける配列方向の面を保持する隔壁と、隔壁の一縁部に設けられ、電池セルの一方の側面を保持する第1側壁と、隔壁の他縁部に第1側壁と対向して設けられ、電池セルの他方の側面を保持する第2側壁と、を含んで構成される保持部を有し、第1側壁は、電池セルの一方の側面の一部を露出させる露出部を有し、第2側壁の内側面には、保持部に保持される電池セルの他方の側面に当接し、当該電池セルを第1側壁に向けて押圧する突出部が形成されている。
このような電池モジュールでは、例えば、第1側壁に形成された露出部から露出する電池セルの一方の側面に放熱板等が接触することによって、電池セルの冷却が可能となっている。電池セルがセルホルダに保持された状態において、セルホルダの第2側壁に形成された突出部によって、各電池セルが第1側壁側に押圧される。これにより、セルホルダに対する電池セルの相対的な位置が、セルホルダにおける第1側壁側に偏ることになる。そのため、電池セルの一方の側面は、露出部が形成された第1側壁の内側面に当接し得る。すなわち、当該状態では、各電池セルの一方の側面が第1側壁の内側面の位置で位置決めされることにより、電池セル同士における一方の側面の位置は互いに揃うことになる。したがって、各電池セルが同様に放熱板等に当接し得るので、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる。
また、一側面においては、第1側壁及び第2側壁は、隔壁の一面側及び他面側にそれぞれ設けられてもよい。この構成によれば、一のセルホルダの隔壁の一面側と他面側とにそれぞれ電池セルが保持され得る。この状態では、保持された2つの電池セルの互いの一方の側面の位置が揃うことになる。すなわち、電池セルとセルホルダとを交互に組み付けることによって、互いに隣り合う電池セル同士の位置が揃い、結果として全ての電池セル間で互いの位置が揃った配列体が構成され得る。
また、一側面においては、突出部は、第2側壁において配列方向に延在すると共に、隔壁側に向かうにつれて第2側壁からの高さが高くなるように傾斜する傾斜部を有してもよい。この構成によれば、電池セルを隔壁に向けて押し込むことによって、電池セルが傾斜部に沿って容易に第1側壁側に移動する。
また、一側面においては、突出部は、第2側壁の先端側の縁から離間して設けられてもよい。この構成によれば、第1側壁と第2側壁との間に電池セルを容易に挿入することができる。
また、一側面においては、配列体を挟むように配置され、電池セルの配列方向に拘束荷重を付加する一対の拘束部材を更に備えてもよい。この構成によれば、電池セル同士における一方の側面の位置が互いに揃った状態で、配列体が拘束される。
一側面の電池モジュールによれば、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる。
一の実施形態に係る電池モジュールを示す断面図である。 図1の電池モジュールを構成する配列体を示す斜視図である。 セルホルダを示す斜視図である。 図3の一部拡大図である。 セルホルダの変形例を示す図である。 セルホルダの他の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る電池モジュール1を示す断面図である。図2は、電池モジュール1を構成する配列体3の斜視図である。図2では、配列体3が部分的に分解された状態で示されている。図1及び図2に示すように、電池モジュール1は、セルホルダ20によって保持された複数(図示例では7つ)の電池セル10が所定方向(配列方向D)に配列された配列体3を備えている。
電池セル10は、例えばリチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。電池セル10は、非水系の電解液が注入されたケース内に電極組立体を収容して構成されている。電極組立体は、正極、負極、及びセパレータを所定の順序で積層したものである。本実施形態では、例えば袋状のセパレータ内にシート状の正極が収容されており、正極が収容された袋状のセパレータとシート状の負極とが交互に積層されている。電池セル10は、略直方体形状をなしており、上面11aと、下面11bと、一対の側面11cと、配列方向Dの一方及び他方に面する一対の面11dとを有している。電池セル10の上面11aからは正負一対の電極端子13が突出している。隣り合う電池セル10の電極端子13は、バスバーによって互いに電気的に接続され得る。これにより、隣り合う電池セル10は電気的に直列に接続される。
配列体3は、拘束部材40によって保持されている。拘束部材40は、電池セル10の配列方向Dにおいて、配列体3を挟むように配置されており、電池セル10の配列方向Dに拘束荷重を付加する。本実施形態では、拘束部材40は、配列体3を配列方向Dから挟む一対のブラケット41と、一対のブラケット41同士を連結する複数の(この例では、4本)連結部材46と、を有している。
ブラケット41は、例えば金属材料からなる板状部材が折り曲げられて形成されている。ブラケット41には、折曲部41aを挟んで挟持部42と固定部43とが形成されている。挟持部42には、連結部材46が挿通される複数の挿通孔42aが設けられている。連結部材46は、例えば鉄等の金属により形成されたボルト46aである。各連結部材46は、一方のブラケット41の挿通孔42a、後述する各セルホルダ20の挿通孔23b,24b、及び他方のブラケット41の挿通孔42aに順次挿通され、一対のブラケット41の外側でナット46bにより締結されている。この締結によって配列体3に対して配列方向Dに拘束荷重が付加されている。固定部43は、例えば電池パックにおける筐体50の壁部50aに対してボルト44によって固定される部分である。
セルホルダ20は、セルホルダ20Aと、セルホルダ20Bとの二種類を含む。セルホルダ20Aは、配列方向Dに隣り合う電池セル10同士の間に配置されて、電池セル10を保持する。セルホルダ20Bは、配列された電池セル10のうちの両端部に配置された電池セル10とブラケット41との間に配置されて、電池セル10を保持する。図3は、セルホルダ20Aを示す斜視図である。セルホルダ20Aは、樹脂材料によって形成されており、隔壁21と、保持部22とを有している。隔壁21は、電池セル10の配列方向Dに交差(直交)する方向に延在する矩形の平板形状を有している。隔壁21は、電池セル10における配列方向Dの面11dを保持し得る。保持部22は、隔壁21の周縁に形成される矩形の枠状をなしており、上壁23、下壁24、第1側壁26、及び第2側壁27を有する。例えば、上壁23、下壁24、第1側壁26、及び第2側壁27はいずれも平板状を有しており、互いに同じ厚さで形成されていてよい。
上壁23は、電池セル10における電極端子13が形成された上面11aに対向し、当該上面11aを保持し得る。上壁23は、隔壁21の上端縁から電池セル10の配列方向Dに突出している。本実施形態では、上壁23は、配列方向Dにおいて、隔壁21の一面側21a及び他面側21bにそれぞれ設けられている。また、配列方向Dにおける上壁23の幅は、例えば電池セル10の幅の半分よりも小さくなっている。上壁23の上部には、筒状部23aが設けられている。筒状部23aには、連結部材46が挿通される挿通孔23bが形成されている。図示例では、筒状部23aは、上壁23の両端部に形成されており、上側に突出している。
下壁24は、電池セル10における下面11bに対向し、当該下面11bを保持し得る。下壁24は、隔壁21の下端縁から電池セル10の配列方向Dに突出している。本実施形態では、下壁24は、配列方向Dにおいて、隔壁21の一面側21a及び他面側21bにそれぞれ設けられている。また、配列方向Dにおける下壁24の幅は、例えば電池セル10の幅の略半分となっている。すなわち、一対のセルホルダ20の間に電池セル10が保持されている状態では、一方のセルホルダ20に形成された下壁24と、他方のセルホルダ20に形成された下壁24とによって、電池セル10の下面11bの全体が保持され得る。なお、図示例のセルホルダ20では、電池セル10の下面11bとの干渉を避ける目的で、下壁24の中央部分が、左右の両端部よりも下側に下がって形成されている。下壁24の下部には、連結部材46が挿通される挿通孔24bが形成された筒状部24aが設けられている。図示例では、筒状部24aは、下壁24の両端部に形成されており、下側に突出している。
第1側壁26は、電池セル10における一方の側面11cに対向する内側面26aを有し、当該一方の側面11cを保持し得る。第1側壁26は、隔壁21の一縁部21cに設けられている。すなわち、第1側壁26は、隔壁21の一縁部21cから配列方向Dに突出している。本実施形態では、第1側壁26は、配列方向Dにおいて、隔壁21の一面側21a及び他面側21bにそれぞれ設けられている。第1側壁26は、電池セル10における一方の側面11cの一部を露出させる露出部26bを有する。例えば、露出部26bは、第1側壁26の上下方向に延在する矩形の切欠状の部分によって形成されている。図示例では、配列方向Dにおける第1側壁26の幅は、第1側壁26の上端及び下端において下壁24の幅と略同じであり、電池セル10の幅の略半分となっている。一方、第1側壁26における露出部26bが形成されている部分では、配列方向Dにおける第1側壁26の幅が上端及び下端での幅よりも小さくなっている。図1に示すように、一対のセルホルダ20によって一の電池セル10が保持されている状態では、一方のセルホルダ20の露出部26bと他方のセルホルダ20の露出部26bとが一体となっている。一体となった露出部26bからは、一対のセルホルダ20に保持された電池セル10における一方の側面11cの一部が露出している。電池セル10の一方の側面11cのうち、露出部26bから露出していない部分は、第1側壁26の内側面26aに当接し得る。
第2側壁27は、第1側壁26に対向して設けられている。第2側壁27は、電池セル10における他方の側面11cに対向する内側面27aを有し、当該他方の側面11cを保持し得る。第2側壁27は、隔壁21の他縁部21dに設けられている。すなわち、第2側壁27は、隔壁21の他縁部21dから配列方向Dに突出している。本実施形態では、第2側壁27は、配列方向Dにおいて、隔壁21の一面側21a及び他面側21bにそれぞれ設けられている。第2側壁27における配列方向Dに沿った幅は、下壁24の幅と略同じであり、電池セル10の幅の略半分となっている。すなわち、一対のセルホルダ20の間に電池セル10が保持されている状態では、一方のセルホルダ20に形成された第2側壁27と、他方のセルホルダ20に形成された第2側壁27とによって、電池セル10の他方の側面11cの全体が保持され得る。
第2側壁27の内側面27aには、複数(図示例では5つ)の突出部30が形成されている。突出部30は、保持部22に保持される電池セル10の他方の側面11cに当接し、当該電池セル10を第1側壁26に向けて押圧する。本実施形態では、第2側壁27の内側面27aが平坦に形成されており、複数の突出部30は内側面27aから第1側壁26に向かって突出している。複数の突出部30は上下方向に一定の間隔で配置されている。
図4は、図3中のIVで示す部分の拡大図であり、複数の突出部30のうちの1つを示している。突出部30は、配列方向Dに延在すると共に、隔壁21側に向かうにつれて第2側壁27(内側面27a)からの高さが高くなるように傾斜する傾斜部Sを有する。本実施形態では、突出部30は三角錐形状を有している。突出部30において三角錐を構成する4つの頂点P1〜P4のうち、頂点P1は隔壁21に位置しており、頂点P2は第2側壁27に位置している。また、残りの2つの頂点P3,P4は隔壁21と第2側壁27との境界に位置している。なお、頂点P2〜P3は、隔壁21から離間していてもよい。図示するように、本実施形態においては、頂点P1と頂点P2とを結ぶ直線状の辺の部分によって傾斜部Sが形成されている。
また、突出部30は、第2側壁27の先端側の縁27bから離間して設けられている。すなわち、内側面27aに位置する頂点P2は、第2側壁27の縁27bよりも隔壁21側に位置している。
図1及び図2に示すように、セルホルダ20Bは、セルホルダ20Aと基本的な構成を同じくしており、隔壁21、上壁23、下壁24、第1側壁26、第2側壁27、筒状部23a,24aを有している。セルホルダ20Bは、配列方向Dの端部に配置された電池セル10とブラケット41との間に配置される。そのため、セルホルダ20Bでは、上壁23、下壁24、第1側壁26及び第2側壁27は、隔壁21の周縁から電池セル10の側に向かってのみ延在している。セルホルダ20Bにおいても、第2側壁27の内側面には突出部30が形成されている。
このような電池モジュール1では、例えば、露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cに放熱板等が接触することによって、電池セル10の冷却が可能となっている。本実施形態では、上述のように電池モジュール1が筐体50の壁部50aに固定されており、当該筐体50の壁部50aが放熱板として機能し得る。また、図1に示すように、露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cと、壁部50aとの間には、伝熱部材7としてのTIM(Thermal Interface Material)が配置されている。すなわち、露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cは、TIMを介して壁部50aに接触する。TIMは、弾性を備える長尺の弾性シートであり、一例としてシリコンゴム、アクリルゴム等から構成される。
本実施形態では、例えば、電池セル10がセルホルダ20の保持部22内に押し込まれることによって、電池セル10がセルホルダ20に保持される。電池セル10がセルホルダ20に保持された状態では、セルホルダ20の第2側壁27に形成された突出部30によって、各電池セル10が第1側壁26側に押圧される。これにより、セルホルダ20に対する電池セル10の相対的な位置は、セルホルダ20における第1側壁26側に偏ることになる。そのため、電池セル10の一方の側面11cは、露出部26bが形成された第1側壁26の内側面26aに当接し得る。すなわち、当該状態では、各電池セル10の一方の側面11cが第1側壁26の内側面26aの位置で位置決めされることにより、電池セル10同士における一方の側面11cの位置は互いに揃うことになる。したがって、各電池セル10が同様に伝熱部材7を介して放熱板としての壁部50aに当接し得るので、電池セル10同士の間での冷却のムラを抑制できる。
また、第1側壁26及び第2側壁27は、隔壁21の一面側21a及び他面側21bにそれぞれ設けられている。この構成によれば、一のセルホルダ20は、隔壁21の一面側21aと他面側21bとにそれぞれ電池セル10を保持することができる。この状態では、突出部30によって電池セル10が第1側壁26側に押圧されるので、保持された2つの電池セル10の互いの一方の側面11cの位置が揃うことになる。よって、複数の電池セル10と複数のセルホルダ20とを順番に組み付けた場合、隣り合う電池セル10同士の位置は互いに揃うことになる。したがって、全ての電池セル10間で互いの位置が揃った配列体3が構成され得る。
また、突出部30は、第2側壁27において配列方向Dに延在すると共に、隔壁21側に向かうにつれて第2側壁27からの高さが高くなるように傾斜する傾斜部Sを有している。この構成によれば、電池セル10を隔壁21に向けて押し込むことによって、電池セル10が傾斜部Sに沿って容易に第1側壁26側に移動する。なお、本実施形態のように、突出部30が三角錐形状に形成されている場合、電池セル10を隔壁21に向けて押し込む際に、傾斜部Sの一部が電池セル10によって押し潰されてもよい。
また、突出部30は、第2側壁27の先端側の縁27bから離間して設けられている。この構成によれば、枠状をなす保持部22の内側(第1側壁26と第2側壁27との間)に電池セル10を容易に挿入することができる。
また、電池モジュール1は、電池セル10の配列方向Dに拘束荷重を付加する一対の拘束部材40を備えている。この構成によれば、電池セル10同士における一方の側面11cの位置が互いに揃った状態で、配列体3が拘束される。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られない。
例えば、突出部30は、第2側壁27の内側面に対して固定された別部材によって構成されてもよい。図5に突出部30の変形例を示す。図5の(a)は、セルホルダ20を配列方向Dからみた側面11c図である。また、図5の(b)は、図5の(a)のVb−Vb線に沿った断面図である。図5に示すように、セルホルダ120は、上記実施形態におけるセルホルダ20と同様に、隔壁21、上壁23、下壁24、第1側壁26、第2側壁27を有する。また、セルホルダ120は、挿通孔23bが形成された筒状部23a、及び、挿通孔24bが形成された筒状部24aを有する。このセルホルダ120では、第2側壁27の内側面に突出部130が固定されている。突出部130は、例えばシリコンゴムのような弾性材料によって形成されており、電池セル10の一方の側面11cを押圧し得る。突出部130は、図示のように三角柱形状を有しており、隔壁21側に向かうにつれて第2側壁27からの高さが高くなるように傾斜する傾斜部130aを有する。また、突出部30は、第2側壁27の先端側の縁27bから離間して設けられている。
また、突出部30は、電池セル10を第1側壁26側に押圧できればよく、他の形状を有して構成されてもよい。図6に突出部30の他の変形例を示す。図6の(a)は、セルホルダ20を配列方向Dからみた側面11c図である。また、図6の(b)は、図6の(a)のVIb−VIb線に沿った断面図である。図6に示すように、セルホルダ220は、上記実施形態におけるセルホルダ20と同様に、隔壁21、上壁23、下壁24、第1側壁26、第2側壁27を有する。また、セルホルダ220は、挿通孔23bが形成された筒状部23a、及び、挿通孔24bが形成された筒状部24aを有する。このセルホルダ220では、第2側壁27を構成する一部が突出部230を構成している。突出部30は、第1側壁26側に突出した板状をなしており、電池セル10の一方の側面11cを押圧し得る。突出部230は、図示のように、隔壁21側に向かうにつれて第2側壁27からの高さが高くなるように傾斜する平板状の傾斜部230aを有する。また、突出部30は、第2側壁27の先端側の縁27bから離間して設けられている。
また、上記実施形態、及び各変形例では、突出部30が第2側壁27の縁27bから離間して形成されている例示したが、これに限定されない。突出部30は、第2側壁27の縁27bから隔壁21まで連続して形成されていてもよい。
また、第2側壁27が隔壁21の他縁部を基端として配列方向Dに突出している例を示したが、第2側壁27と隔壁21との間にスリットが形成されていてもよい。例えば、隔壁21の他縁部において隔壁21を配列方向Dに貫通するスリットが上下方向に延在していてもよい。スリットが形成されている場所では、隔壁21に対して第2側壁27が離れる方向に弾性変形し易くなる。この場合、第2側壁27の変形によって電池セル10及びセルホルダ20の寸法公差を吸収し易くなる。
また、例えば第1側壁26と第2側壁27とが同じ厚さである例を示したが、これに限定されない。例えば、露出部26bが形成されている第2側壁27の強度を担保するために、第2側壁27を第1側壁26よりも厚肉に形成してもよい。
1…電池モジュール、3…配列体、10…電池セル、20…セルホルダ、21…隔壁、22…保持部、26…第1側壁、26b…露出部、27…第2側壁、27a…内側面、30…突出部。

Claims (4)

  1. セルホルダによって保持された複数の電池セルが所定方向に配列された配列体を備える電池モジュールであって、
    前記セルホルダは、
    前記電池セルにおける配列方向の面を保持する隔壁と、
    前記電池セルにおける電極端子が形成された上面に対向する上壁と、前記電池セルにおける下面に対向する下壁と、前記隔壁の一縁部に設けられ、前記電池セルの一方の側面を保持する第1側壁と、前記隔壁の他縁部に前記第1側壁と対向して前記上壁から前記下壁にかけて上下方向に連続して設けられ、前記電池セルの他方の側面を保持する第2側壁と、を含んで構成される保持部を有し、
    前記第1側壁は、前記電池セルの前記一方の側面の一部を露出させる露出部を有し、
    前記第2側壁の内側面には、前記保持部に保持される前記電池セルの前記他方の側面に当接し、当該電池セルを前記第1側壁に向けて押圧する複数の突出部が形成されており、
    複数の前記突出部のそれぞれは、前記第2側壁の内側面において前記隔壁側に向かうにつれて前記第2側壁からの高さが高くなるように傾斜する傾斜部を含むとともに、前記第2側壁の内側面において前記隔壁側に向かうにつれて大きくなる底面幅を有する三角錐形状であり、
    前記傾斜部は、三角錐形状をなす前記突出部の辺によって構成されており、
    前記底面幅は、前記第2側壁の内側面の面内での前記上下方向における前記突出部の長さであり、
    前記電池モジュールは、前記電池セルの配列方向から見たときに前記複数の電池セルにおける前記一方の側面の位置が互いに揃った状態で、前記配列体を挟むように配置されて、前記電池セルの配列方向に拘束荷重を付加する一対の拘束部材を含み、
    前記拘束部材は、放熱板に対して固定されるために、前記一方の側面の延在方向に沿って延在する固定部を有する、電池モジュール。
  2. 前記第1側壁及び前記第2側壁は、前記隔壁の一面側及び他面側にそれぞれ設けられている、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記突出部は、前記第2側壁の先端側の縁から離間して設けられている、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記セルホルダは、前記第2側壁と前記隔壁との間に形成されたスリットを有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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