JP2011220052A - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011220052A JP2011220052A JP2010092633A JP2010092633A JP2011220052A JP 2011220052 A JP2011220052 A JP 2011220052A JP 2010092633 A JP2010092633 A JP 2010092633A JP 2010092633 A JP2010092633 A JP 2010092633A JP 2011220052 A JP2011220052 A JP 2011220052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- object detection
- closing body
- detection sensor
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】 通行物が通過する開口部を開閉体10により開閉するようにした開閉装置において、通行物を感知可能な物体感知センサA,Bを、通行物の通過方向に並ぶように二以上設け、これら物体感知センサA,Bのうちの少なくとも二つが共に所定時間以上感知状態になったことを条件に所定の制御を行うようにした。
【選択図】図1
Description
このようなガレージ用シャッター装置では、車の出庫や入庫の際、運転者が車の運転に専念できるように、手動でリモコン操作することなく、自動でシャッターを閉鎖するシステムが求められる。
そして、シャッターを自動閉鎖しようとする場合、開口部を通過する物が車であるのか人であるのかを区別し、その区別に応じた制御が行われるのが好ましい。
すなわち、開口部を通過した物体が車である場合には、防犯性確保等のために速やかにシャッターを閉鎖することが適切な場合が多い。それに対し、開口部を通過した物体が人である場合には、例えば忘れ物を取りに行く人が一時的に開口部を通過した等、シャッターを直ぐに閉鎖しない方がよい場合がある。
また、通過物が開口部を通過する方向に応じて、制御方法を変更したい場合もある。例えば、ガレージ用シャッターにおいて、車が出庫する場合には、防犯性の観点から出庫後速やかにシャッターを閉鎖することが望ましい。それに対し、車が入庫する場合には、入庫後、運転者がガレージ外に退出する時間を確保してシャッターを閉鎖することが望ましい。
物体感知センサのうちの二つが共に所定時間以上感知状態になった場合、感知された通行物が二つの物体感知センサの間隔以上の長さの物体であると判断して、所定の制御を行うことができる。
よって、簡素な構造により、通行物がその通過方向に比較的長い物体であるか否かを判断し、その通行物に応じた適切な制御をすることができる。
例えば、ガレージ用シャッター装置において、通行物が人か車かを判断し、車である場合には開口部を自動閉鎖し、人である場合には開口部を自動閉鎖しない等、有用な開閉装置制御を行うことができる。
また、複数の物体感知センサは、同種類のセンサとすることが好ましいが、異なる種類のセンサとすることも可能である。
この形態によれば、二つの物体感知センサが非感知状態になる順序により、通行物が開口部を通過する方向を判断して、その通過方向に応じた異なる制御をすることができる。
この形態によれば、二つの物体感知センサが非感知状態になった後、所定の制御が行われる前に、例えば、人が開口部を通過するための時間等、所定の時間を確保することができる。
この形態によれば、比較的開閉体に近い第一の物体感知センサにより障害物等を精度よく感知することができる。
この構成によれば、第一の物体感知センサと第二の物体感知センサの感知順序により通行物の通過方向を判断し、その通過方向に応じた好適なタイミングで開閉体を閉鎖動作させることができ、更に、開閉体の閉鎖動作中には障害物等を精度よく感知して開閉体の閉鎖動作を停止することができる。
各物体感知センサA(又はB)は、投光部41から発信した光を受光部42によって受光するようにした光電管である。投光部41と受光部42は、通行物の通路を間に挟むようにして、開閉体幅方向の一端側と他端側に設けられる。
そして、第一の物体感知センサAは、比較的開閉体10の近くに配置され、第二の物体感知センサBは、第一の物体感知センサAよりも開閉体10から離れて配置される。
第一の物体感知センサAと第二の物体感知センサBの距離Wは、自動車の車長よりも充分に短く、これら二つの物体感知センサA,Bによって略同時に自動車を感知可能な程度で、かつ人を同時に感知しない程度に設定され、本実施の形態の好ましい一例によれば約500mmに設定されている。
開閉装置1は、押釦スイッチ33又は図示しない遠隔操作部の操作により、開閉体10の開放動作を開始する(図5(a)及び図6(a)参照)。そして、開閉体10の開放動作は、全開となった際にリミットスイッチ等により感知され停止する。
すなわち、二つの物体感知センサA,Bが共に前記所定時間以上遮光された場合(図5(b)及び図6(b)参照)には、これら物体感知センサA,B間を自動車が通過したものと判断され、次の処理へ進む。
例えば、通過物が人である場合には、何れか一方の物体感知センサA(又はB)が遮光されないので(すなわち物体感知センサA,Bを共に遮光している時間が生じないので)、次の処理へは進まない。
また、通過物が自転車である場合も、物体感知センサA,Bを共に遮光する時間が前記所定時間未満となるため、次の処理へは進まない。
詳細に説明すれば、ステップ2では、第二の物体感知センサB、第一の物体感知センサAの順番に非感知状態になった場合(図5(b)(c)参照)に、自動車が出庫したものと判断し、次のステップ3へ処理を進め、そうでなければステップ2aへ処理を進める。
また、閉鎖開始時間T2は、入庫後に人がガレージ2から退出するのを考慮して確保される時間であり、閉鎖開始時間T1よりも長く設定される。この閉鎖開始時間T2も、必要に応じて、その時間間隔を変更することができる。
閉鎖開始時間T1及び閉鎖開始時間T2の変更は、制御回路34を構成するタイマーの設定時間の変更により行われる。
すなわち、このステップ4では、開閉体10が全開停止していればそのまま次のステップ5へ処理を進め、開閉体10が全開停止していないのであれば全開停止するのを待って次のステップ5へ処理を進める。
なお、開閉体10の全開停止状態は、例えば、駆動部30に設けられ開閉体10の全開位置を感知するリミットスイッチの信号、および開閉機31を駆動するリレーの接点信号等に基づき判断すればよい。
開閉体10の全閉状態は、例えば、駆動部30に設けられるリミットスイッチの信号に基づき判断すればよい。
すなわち、二つの物体感知センサA,Bのうち、開閉体10に近い方の第一の物体感知センサAは、開閉体10の閉鎖時に、障害物感知用のセンサとして用いられる。
以下に示す制御例は、図4のフローチャートに示す制御例に対し、一部を変更したものであるため、その変更箇所のみを説明する。
ステップ2aでは、第一の物体感知センサAから第二の物体感知センサBの順番に非感知状態になった場合に、自動車が入庫したものと判断し、ステップ7へ処理をジャンプし、そうでなければステップ2へ処理を戻す。
すなわち、入庫の場合には、開閉体10の開放状態が維持されるため、運転者等がガレージ2内から外へ出る前に開閉体10が閉鎖してしまうようなことを防ぐことができる。
ステップ4にて開閉体10が全開停止したことが確認された後、ステップ4xでは、第二の物体感知センサBが遮光中であるか否かが判断され、遮光中である場合には、当該フローチャートによる処理を終了する。したがって、開閉体10が全開停止状態に維持されたまま制御動作が終了することになる。
10:開閉体
30:駆動部
31:開閉機
34:制御回路
40:センサ部
A:第一の物体感知センサ
B:第二の物体感知センサ
Claims (5)
- 通行物が通過する開口部を開閉体により開閉するようにした開閉装置において、
通行物を感知可能な物体感知センサを、通行物の通過方向に並ぶように二以上設け、これら物体感知センサのうちの少なくとも二つが共に所定時間以上感知状態になったことを条件に所定の制御を行うようにしたことを特徴とする開閉装置。 - 前記物体感知センサのうちの少なくとも二つが共に所定時間以上感知状態になった後、これら二つの物体感知センサが非感知状態になる順序により、異なる制御をするようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記二つの物体感知センサが両方とも非感知状態になった後、所定時間経過後に、所定の制御を行うようにしたことを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
- 前記二以上の物体感知センサには、第一の物体感知センサと該第一の物体感知センサよりも開閉体から離れて設けられた第二の物体感知センサとが含まれ、
前記第一の物体感知センサが感知状態の場合に、所定の制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。 - 前記二以上の物体感知センサには、第一の物体感知センサと該第一の物体感知センサよりも開閉体から離れて設けられた第二の物体感知センサとが含まれ、
前記開閉体の開放中、前記第一の物体感知センサと前記第二の物体感知センサが順番に非感知状態になった場合に第一の設定時間経過後に前記開閉体を閉鎖動作し、前記第一の物体感知センサと前記第二の物体感知センサが前記順番と逆の順番で非感知状態になった場合には第二の設定時間経過後に前記開閉体を閉鎖動作し、
その後、前記第一の物体感知センサが感知状態になった場合に、前記開閉体の閉鎖動作を停止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010092633A JP5583457B2 (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | シャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010092633A JP5583457B2 (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | シャッター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011220052A true JP2011220052A (ja) | 2011-11-04 |
JP5583457B2 JP5583457B2 (ja) | 2014-09-03 |
Family
ID=45037363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010092633A Active JP5583457B2 (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | シャッター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5583457B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004185A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置制御システム |
JP2015025265A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉体装置 |
KR101547113B1 (ko) | 2013-12-31 | 2015-09-04 | 블루코스텍 주식회사 | 오버헤드 도어 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05141127A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toyota Motor Corp | 二重シヤツタ付前室 |
JPH06117161A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-04-26 | Sanwa Shutter Corp | 開閉具の開閉駆動制御装置 |
JPH09256659A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-09-30 | Shinko Electric Co Ltd | 二輪車用ゲート |
JP2003221992A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置の被制御側無線装置及び無線開閉制御システム |
JP2009191573A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Nippatsu Parking Systems:Kk | 駐車装置およびプログラム |
-
2010
- 2010-04-13 JP JP2010092633A patent/JP5583457B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05141127A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toyota Motor Corp | 二重シヤツタ付前室 |
JPH06117161A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-04-26 | Sanwa Shutter Corp | 開閉具の開閉駆動制御装置 |
JPH09256659A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-09-30 | Shinko Electric Co Ltd | 二輪車用ゲート |
JP2003221992A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置の被制御側無線装置及び無線開閉制御システム |
JP2009191573A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Nippatsu Parking Systems:Kk | 駐車装置およびプログラム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004185A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置制御システム |
JP2015025265A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉体装置 |
KR101547113B1 (ko) | 2013-12-31 | 2015-09-04 | 블루코스텍 주식회사 | 오버헤드 도어 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5583457B2 (ja) | 2014-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5259424B2 (ja) | 可動パーティション監視システム及び方法 | |
JP5583457B2 (ja) | シャッター装置 | |
US20090282740A1 (en) | Method and Apparatus to Facilitate Automatic Modification of Near Term Automated Movement Options as Regards a Movable Barrier | |
JP4685568B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4641191B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6228758B2 (ja) | 開閉装置制御システム | |
JP5606196B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5740495B2 (ja) | 自動ドア制御システム | |
JP5658910B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6255171B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7333155B2 (ja) | リモコン送信装置、開閉制御システム及び開閉制御方法 | |
JP4837344B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6258620B2 (ja) | 開閉体装置 | |
JP2011220053A (ja) | 開閉装置システム | |
JP2006002530A (ja) | 開閉装置 | |
JP6541468B2 (ja) | シャッターの開閉制御システム | |
JP4382600B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6265686B2 (ja) | 開閉体装置 | |
JP4532173B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5031382B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5758589B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4460375B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5502638B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5606195B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP2022072497A (ja) | 制御システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5583457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |