JPH09256659A - 二輪車用ゲート - Google Patents

二輪車用ゲート

Info

Publication number
JPH09256659A
JPH09256659A JP8068348A JP6834896A JPH09256659A JP H09256659 A JPH09256659 A JP H09256659A JP 8068348 A JP8068348 A JP 8068348A JP 6834896 A JP6834896 A JP 6834896A JP H09256659 A JPH09256659 A JP H09256659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
passage
wheeler
detection
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8068348A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tadokoro
昌広 田所
Meiji Ko
明治 廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP8068348A priority Critical patent/JPH09256659A/ja
Publication of JPH09256659A publication Critical patent/JPH09256659A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者への負担を軽減し、かつ二輪車専用の
ゲートとして好適な二輪車用ゲートを提供する。 【解決手段】 ゲート通路10の入口1側に、進入物が
二輪車であるか否かを検出する検出機4を配設し、その
検出結果に基づき、制御手段が二輪車であると判断した
ら、ゲート通路10の開閉機12a,12bを開くよう
構成した。その結果、利用者は、カード操作や、押しボ
タン操作等のわずらわしい動作を行なわずして、自動扉
の如く、駐輪場に入場することができる。また、駐輪場
への進入物が二輪車であるか否かが確実に、かつ高精度
で検出できるので、二輪車以外の進入物を阻止でき、駐
輪場の入退場管理を安全に、かつ無人で行なうことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車やオートバ
イ等の二輪車を対象とした駐輪場の入口に設けられ、二
輪車の通過を自動的に管理する二輪車用ゲートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のゲートの一例としては、例え
ば、特開平6−229135号公報に示されるように、
入口に設置されたカード読取器に利用者がカードを挿入
することでカードデータを読み取り、そのデータが正常
な場合に通路を遮断する扉が開き、利用者がカードを抜
き取って開いた扉を通過したら扉が閉じるといった構成
のものがある。また、実開平6−20788号公報に
は、利用者の入場時は扉が自由に開くが、退場時はカー
ドなしには扉が開かないようにされたゲートが提案され
ている。これらのゲートは、いずれも二輪車の入退場の
管理を無人で行なえるようにした自動ゲートである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ゲートでは、利用者によるカードの挿入および抜き取り
動作がなくては扉が開閉せず、利用者に対してわずらわ
しさを与えるものであった。また、二輪車以外の通過を
規制することができず、二輪車専用のゲートとして好適
なものとは言えない。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、利用者への負担を軽減し、かつ二輪車専用のゲ
ートとして好適な二輪車用ゲートを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項1に記載の二輪
車用ゲートは、ゲート通路と、ゲート通路を開閉する開
閉機と、ゲート通路における前記開閉機の入口側に配設
され、ゲート通路に進入した進入物が二輪車であるか否
かを検出する検出機と、この検出機の検出結果に基づい
て、前記開閉機の開閉動作を制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする。本発明の請求項2に記載の二輪車
用ゲートでは、前記検出機は、前記ゲート通路における
前記入口に、二輪車の車長に応じた所定間隔をおいて前
後にそれぞれ配設された前輪検出部と後輪検出部を有
し、これら検出部は、入口の両側における一側に配設さ
れた投光器と、入口の他側に配設されて投光器とを対を
なし、投光器から発せられる投光を受ける受光器とを備
えた光センサーであり、この光センサーは、複数が上下
方向に等ピッチで配列され、そのピッチは前輪および後
輪の外周輪部の厚さより小さく設定され、前記制御手段
は両検出部から同時に検出信号を受けたときに、前記開
閉機に開動作を与えることを特徴とする。本発明の請求
項3に記載の二輪車用ゲートは、前記ゲート通路におけ
る前記開閉機よりも退出側に前記ゲート通路の進入方向
に沿って、前記開閉機側から所定間隔をおいて第1、第
2のゲート通過検出部が設けられ、前記制御手段は、前
記第2のゲート通過検出部からの検出信号、次に前記第
1のゲート通過検出部からの検出信号を受けた場合に警
告を発することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。(1)第1の実施形態 A.第1の実施形態の構成 図1は、本発明の第1の実施形態に係る二輪車用ゲート
の全体平面図である。同図において右側がゲートへの入
口1、左側がゲートからの出口2となっており、利用者
は入口1からゲートを通過して出口2より図示せぬ駐輪
場に入場していくようになっている。
【0007】図1の符号10は、ゲート通路である。ゲ
ート通路10は、相対向して互いに平行に設けられた左
右一対のゲート壁11a,11bにより形成されてい
る。両ゲート壁11a,11bの間隔、すなわちゲート
通路10の幅は、利用者が自転車やオートバイなどの二
輪車を押して通過できる最低限度のサイズに設定されて
いる。各ゲート壁11a,11bの中間部には、ゲート
通路10を開閉する電動式のフラッパ(開閉機)12
a,12bが取り付けられている。ゲート通路10の入
口1側には、二輪車の進入検出機4が設けられており、
次にこの検出機4について説明していく。
【0008】進入検出機4は、同一構成の前輪検出部2
0と後輪検出部30とから構成されている。前輪検出部
20は、ゲート通路10に近接して配され、後輪検出部
30は、前輪検出部20から所定間隔をおいてその後方
に配されている。前輪検出部20は、左右のゲート壁1
1a,11bの延長線上に立てられた左右一対のポール
21a,21bと、これらポール21a,21bに設け
られた複数の光センサ22とから構成されている。各ポ
ール21a,21bは、鉛直方向に延びている。図2に
示すように、片側(この場合左側)のポール21aに
は、複数の投光器22aがポール21aに沿って上下方
向に配列されている。各投光器22aからは、他側(こ
の場合右側)のポール21bに向けて光線Bが水平に投
光されるようになっている。その他側のポール21bに
は、各投光器22aからの投光を受ける複数の受光器2
2bが、ポール21bに沿って各投光器22aと同一間
隔で上下方向に配列されている。光センサ22は、投光
器22aとこの投光器22aと対をなす受光器22bと
で構成されている。
【0009】一方、後輪検出部30は、前述の如く前輪
検出部20と同一の構成であり、左右一対のポール31
a,31bと、これらポール31a,31bに設けられ
た複数の投光器32aおよび受光器32bからなる光セ
ンサ32とで構成されている。なお、ゲート通路10の
出口2側には、左右一対の単なるポール51a,51b
が立てられている。
【0010】前輪検出部20の各光センサ22による検
出信号および後輪検出部30の各光センサ32による検
出信号は、図示せぬ制御手段に送られる。この制御手段
は、例えばゲート壁11aに内蔵されている。そして、
この制御手段は、送られた各検出信号に基づき、前輪検
出部20および後輪検出部30を通過した進入物が、い
ずれも車輪であることを判断し、かつその判断したタイ
ミングが同時またはほぼ同時であった場合に、各車輪が
それぞれ前輪および後輪であるとする、すなわち二輪車
であると判断する。このように制御手段が最終的に二輪
車であると判断したら、制御手段は、前記フラッパ12
a,12bに開動作信号を与える。制御手段は、その
後、二輪車の後輪が前輪検出部20を通過することによ
り再び前輪検出部20で車輪が通過したことを判断した
後、各検出部20,30の光センサ22,32の全てが
通光状態である元の状態に復帰し、所定時間経過した
ら、フラッパ12a,12bに閉動作信号を与える。
【0011】制御手段が車輪(前輪および後輪)と判断
する条件は、次の通りである。図3および図4に示すよ
うに、自転車やオートバイ等の二輪車(この場合自転車
3を図示している)における車輪5は、通常、フレーム
40に回転自在に装着されるハブ41と、リム42にタ
イヤ43が装着されて路面6に接地する外周輪部44
と、ハブ41とリム42とを連結するスポーク45(ホ
イール等の場合もある)から構成されている。つまり、
外周輪部44の内側には、横方向に通じる空洞部が存在
する。ここで、この車輪5が前記前輪検出部20(もし
くは後輪検出部30)を横切った場合、その横切る最中
には、外周輪部44によって各光センサ22,32の投
光器22a,32aから受光器22b,32bへの光線
Bが上下に離れた2位置(図4のB1,B2)において遮
光され、かつ遮光された2位置の間の光線Bは、車輪5
の空洞部を通過して通光している状態が発生する。この
ように、上下に離れた光センサ22,32からの検出信
号が出力されず、かつその間の光センサ22,32から
の検出信号が出力されている場合に、制御手段は、進入
物が車輪5であると判断する。そして、この車輪5であ
るとの判断が、前輪検出部20および後輪検出部30か
らの検出信号に基づいてなされたら、制御手段は進入物
が二輪車3であるとの最終判断を下す。
【0012】上記のように、制御手段が各検出部20,
30からの検出信号に基づき車輪5であるか否かを判断
するにあたって、上下に離れた2位置において光センサ
22,32の光線Bが遮光されるには、それら2位置に
おいてそれぞれ少なくとも一つの光センサ22,32の
光線Bが車輪5によって遮光されなければならない。こ
れを満足するように、光センサ22,32の最低位置お
よび最高位置が適宜に定められているとともに、光セン
サ22,32の配列ピッチPは、車輪5の外周輪部44
の厚さよりも小さく設定されている。本実施形態の二輪
車用ゲートは、市販されている自転車やオートバイ等の
二輪車を対象とすることから、光センサ22,32の配
列ピッチPは、考えられ得る二輪車の中で最小の外周輪
部の厚さよりも小さく設定されている。具体的には、例
えば40mm以下が適当である。また、二輪車であると
判断するには、前輪検出部20と後輪検出部30とを、
図3に示すように、前輪5aと後輪5bが同時またはほ
ぼ同時に横切ることが必要である。その為に、同図に示
すように、各検出部20,30の間隔すなわち前後のポ
ール21a・31a,21b・31bの間隔Lは、例え
ば考えられ得るほぼ全ての二輪車の中で、最も長い車長
よりも、適度に短い距離に設定されている。
【0013】B.第1の実施形態の作用 次いで、上記二輪車ゲートの作用を説明する。図3に示
すように、例えば、駐輪場の利用者9が、自転車3を押
しながら入口1よりゲート通路10に向かって進入する
と、まず自転車3の前輪5aが検出機4の後輪検出部3
0を通過し、その後、前輪5aおよび後輪5bが、それ
ぞれ前輪検出部20および後輪検出部30に達する。こ
のとき、各検出部20,30の光センサ22,32の光
線Bは、上下に離れた2位置において遮光され、その旨
の検出信号が制御手段に出力される。すると、制御手段
により、各検出部20,30を車輪5が同時に通過して
いる、すなわち自転車3であると判断され、フラッパ1
2a,12bが開く。フラッパ12a,12bが開くこ
とにより、利用者9は、ゲート通路10から出口2の両
側のポール51a,51bの間を通過して駐輪場に入場
する。利用者9の進入に伴い、自転車3の後輪5bが前
輪検出部20により検出された後、各検出部20,30
の光センサ22,32の全てが通光状態である元の状態
に復帰して所定時間経過したら、制御手段によりフラッ
パ12a,12bが閉じる。フラッパ12a,12bが
開いてから閉じるまでの時間は、利用者9がゲート通路
10を通過可能な十分なものに設定されている。
【0014】C.第1の実施形態の効果 上記二輪車用ゲートによれば、利用者9は、カードの挿
入、抜き取りといったカード操作や、押しボタンを押す
等のわずらわしい動作を行なわずして、ただ自転車3を
押したままゲート通路10を通過して、自動扉の如く駐
輪場に入場することができる。従って、利用者9への負
担が軽減する。また、前輪、後輪検出部20,30によ
り、駐輪場への進入物が二輪車であるか否かが確実に検
出されるので、二輪車以外の進入物を阻止できる。よっ
て、駐輪場の入退場管理を、安全に、かつ無人で行うこ
とができる二輪車用ゲートとして極めて好適である。
【0015】(2)第2の実施形態 A.第2の実施形態の構成 図5は、本発明の第2の実施形態に係る二輪車用ゲート
を示している。この二輪車用ゲートは、上記第1の実施
形態の二輪車用ゲートに、通過を管理するための利用券
や通行券等の通行券を発券する発券機60と、出口2側
からの進入すなわち逆行を防止する逆行防止機70が付
加されたものである。従って、図5において、図1と同
一の構成要素には同一の符号を付し、それらの説明を省
略する。
【0016】図5において符号60が、前記発券機であ
る。この発券機60は、前記前輪検出部20および後輪
検出部30を構成する片側(この場合右側)の各ポール
21b,31b間の適宜な位置に設置されている。この
発券機60は、前記検出機4に備えられた前記制御手段
から発券信号を受けたら、通行券を発券するようになっ
ている。この場合の制御手段は、上記第1の実施形態の
ように、前輪検出部20と後輪検出部30からの検出信
号に基づいて、進入物が二輪車であることを判断した
ら、まず、発券機60に発券信号を送る。この発券信号
を受けたら、発券機は通行券を発行する。次いで、利用
者が発券された通行券を発券機60から抜き取ったら、
その旨の信号が制御手段にフィードバックされ、続いて
制御手段はフラッパ12a,12bに開動作信号を発す
るようになっている。その後のフラッパ12a,12b
の閉動作は、第1の実施形態と同様に行なわれる。
【0017】前記逆行防止機70は、前記ゲート通路1
0の通過方向に沿って、かつゲート通路10側から所定
間隔をおいて配設された第1の通過検出部50および第
2の通過検出部80から構成されている。各通過検出部
50,80は、前記前輪検出部20および後輪検出部3
0に近似した構成である。すなわち、第1の通過検出部
50は、前記左右一対のポール51a,51bと、これ
らポール51a,51bのうちの一方および他方にそれ
ぞれ内蔵された投光器52aおよび受光器52bからな
る光センサ52とから構成されている。また、第2の通
過検出部80は、新たに立てられた左右一対のポール8
1a,81bと、投光器82aおよび受光器82bから
なる同様の光センサ82とで構成されている。各通過検
出部50,80は、左右のポール51a・51b,81
a・81bの間を利用者が通過したか否かを検出するの
みで、前輪検出部20および後輪検出部30のように、
車輪であるか否かの検出能力は特に必要としていない。
従って、内蔵される光センサ52,82は、それぞれ少
なくとも1組あればよい。
【0018】さて、第1,第2の通過検出部50,80
の光センサ52,82による検出信号は、前記制御手段
に出力されるようになっている。制御手段は、それら検
出信号に基づき、出口2を通過する利用者が、出口2か
らゲート通路10に向かって逆行してるか否かを判断
し、逆行の場合、図示せぬ警報機に作動信号を発するよ
うになっている。
【0019】制御手段が、利用者が逆行であるか否かを
判断するには、各通過検出部50,80の検出信号の受
信順による。すなわち、第1の通過検出部50の光セン
サ52の光線Bが遮光されて第1の通過検出部50の検
出信号を受けた後、第2の通過検出部80の光センサ8
2の光線Bが遮光されて第2の通過検出部80の検出信
号を受けたら、利用者は、ゲート通路10を正常な利用
方向に進んでいると判断する。ところが、この逆に、先
に第2の通過検出部80から検出信号を受け、次いで第
1の通過検出部50の検出信号を受けると、制御手段
は、利用者が出口2側からゲート通路10に向かって逆
行していると判断する。制御手段は、逆行の判断を下す
と、警報器に作動信号を発する。
【0020】B.第2の実施形態の作用 次いで、上記第2の実施形態の二輪車用ゲートの作用を
説明する。利用者が、自転車やオートバイ等の二輪車を
押して、あるいは、その二輪車に乗って、ゲート通路1
0の入口1に進むと、第1の実施形態で説明したよう
に、検出機4の制御手段により二輪車であることが判断
される。すると、発券機60から通行券が発券される。
利用者は、発券された通行券を発券機60から抜き取
り、これによって、フラッパ12a,12bが開く。利
用者9はゲート通路10に進入して通過し、更に第1,
第2の通過検出部50,80を通って駐車場に入場す
る。フラッパ12a,12bは、二輪車の後輪が前輪検
出部20を通過して所定時間経ったら閉じる。
【0021】次に駐車場の利用者が、出口2側からゲー
ト通路10に向かうと、制御手段に対して、まず、逆行
防止機70の第2の通過検出部80から検出信号が発せ
られ、次いで、第1の通過検出部50から検出信号が発
せられる。このように、第2の通過検出部80、第1の
通過検出部50の順で、制御手段にそれぞれの検出信号
が発せられると、制御手段は、これに基づいて利用者が
逆行していると判断する。すると、前記警報器から警報
が発せられ、その利用者は、逆行していることを認識す
る。
【0022】C.第2の実施形態の効果 上記第2の実施形態の二輪車用ゲートによれば、通行券
の発券から、フラッパ12a,12bを開くまでの一連
の動作が自動的になされて便利である。また、逆行防止
機70により、利用者の逆行を規制することができるの
で、入場者の安全性が高まるとともに、入退場の経路を
明確に分けることで、管理の容易化を図ることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の二輪車用ゲートによれば、ゲート通路の入口側
に配設された検出機により、進入物が二輪車であるか否
かが検出され、その検出結果に基づき、制御手段がゲー
ト通路の開閉機を開閉するので、利用者は、カード操作
や、押しボタン操作等のわずらわしい動作を行なわずし
て、ただ二輪車を押したまま自動扉の如く、ゲート通路
を通過して駐輪場に入場することができる。その結果、
利用者の入場時の負担が軽減するとともに、駐輪場の入
退場管理を、安全に、かつ無人で行なえるといった効果
を奏する。
【0024】本発明の請求項2に記載の二輪車用ゲート
によれば、前輪検出部および後輪検出部によって、駐輪
場への進入物が二輪車であるか否かが確実に、かつ高精
度で検出されるので、二輪車以外の進入物を阻止するこ
とができる。従って、二輪車専用のゲートとして極めて
好適である。
【0025】本発明の請求項3に記載の二輪車用ゲート
によれば、第1,第2の通過検出部により、利用者の逆
行が検出され、その逆行を警報によって利用者に認識さ
せることができるので、利用者の安全性が高まるととも
に、入退場の経路を明確に分けることで、管理の容易化
を図れるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る二輪車用ゲー
トの全体平面図である。
【図2】 図1のII−II線矢視図である。
【図3】 検出機の側面図である。
【図4】 光センサによる車輪の検出状況を示す側面図
である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る二輪車用ゲー
トの全体平面図である。
【符号の説明】
1…入口、2…出口、3…二輪車(自転車)、4…検出
機、5…車輪、5a…前輪、5b…後輪、10…ゲート
通路、12a,12b…フラッパ(開閉機)、20…前
輪検出部、30…後輪検出部、22,32…光センサ、
22a,32a…投光器、22b,32b…受光器、4
4…外周輪部、50…第1の通過検出部、80…第2の
通過検出部、B…光線、L…ポール設置間隔、P…光線
ピッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート通路と、 このゲート通路を開閉する開閉機と、前記ゲート通路の
    入口側に配設され、ゲート通路に向かう進入物が二輪車
    であるか否かを検出する検出機と、 この検出機の検出結果に基づいて、前記開閉機の開閉動
    作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする二輪
    車用ゲート。
  2. 【請求項2】 前記検出機は、前記ゲート通路における
    前記入口に、二輪車の車長に応じた所定間隔をおいて前
    後にそれぞれ配設された前輪検出部と後輪検出部とを有
    し、 これら検出部は、前記入口の両側における一側に配設さ
    れた投光器と、入口の他側に配設されて前記投光器と対
    をなしこの投光器から発せられる投光を受ける受光器と
    を備えた光センサを有し、 この光センサは、複数が上下方向に等ピッチで配列さ
    れ、かつそのピッチは、前記二輪車の前輪および後輪の
    外周輪部の厚さより小さく設定され、 前記制御手段は、前記前輪検出部および後輪検出部から
    同時またはほぼ同時に検出信号を受けたときに、前記開
    閉機に開動作を与えることを特徴とする請求項1に記載
    の二輪車用ゲート。
  3. 【請求項3】 前記ゲート通路の出口側に、前記ゲート
    通路の通過方向に沿って、かつゲート通路側から所定間
    隔をおいて第1、第2の通過検出部が設けられ、 前記制御手段は、前記第2の通過検出部からの検出信号
    を受けた後、次に前記第1の通過検出部からの検出信号
    を受けた場合に、警告を発することを特徴とする請求項
    1または2に記載の二輪車用ゲート。
JP8068348A 1996-03-25 1996-03-25 二輪車用ゲート Pending JPH09256659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068348A JPH09256659A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 二輪車用ゲート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068348A JPH09256659A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 二輪車用ゲート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09256659A true JPH09256659A (ja) 1997-09-30

Family

ID=13371243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8068348A Pending JPH09256659A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 二輪車用ゲート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09256659A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005542A (ja) * 2002-04-12 2004-01-08 Sick Ag 物体認識方法及び光グリッド
JP2006281958A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Tokai Giken Kk 二輪車判別装置及び方法
JP2011220052A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005542A (ja) * 2002-04-12 2004-01-08 Sick Ag 物体認識方法及び光グリッド
JP2006281958A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Tokai Giken Kk 二輪車判別装置及び方法
JP2011220052A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6158874B2 (ja)
JPH09256659A (ja) 二輪車用ゲート
JP4061316B2 (ja) 駐輪場ゲートシステム
JP2013238902A (ja) 距離計測センサによる車種判別システム
CN114076989A (zh) 一种人员通道装置和控制方法
JP2006281958A (ja) 二輪車判別装置及び方法
CN212623139U (zh) 一种人员通道装置
JP3424414B2 (ja) 駐輪場入場管理システム
JP2012063806A (ja) 駐輪場ゲートシステム
JP3900649B2 (ja) 駐輪場ゲートの不正連続通過防止システム
JP3627430B2 (ja) 自動改札機
JP4268175B2 (ja) 車両判別システム
JPH09296621A (ja) 駐輪場ゲート
JP2003141581A (ja) ゲート式駐車場の在車台数管理システム
JP5305874B2 (ja) 自動改札装置
JP2019185667A (ja) ゲート装置
JP2017186878A (ja) 駐輪場のゲート装置および駐輪場
JP6803761B2 (ja) 二輪車の検知装置および駐輪場のゲート装置
KR0155271B1 (ko) 광감응 제어장치 및 그 방법
JPH1027271A (ja) ゲート装置および自動改札機
JP3291592B2 (ja) 通過人数検出装置
KR20030091547A (ko) 부정승차 방지용 개찰구 시스템
JP2010184543A (ja) 方向指示器制御装置
KR19980040934A (ko) 자동 개집표기의 부정통과 감지방법
JP3645349B2 (ja) 入出者管理ゲート

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116