JPH05141127A - 二重シヤツタ付前室 - Google Patents

二重シヤツタ付前室

Info

Publication number
JPH05141127A
JPH05141127A JP3307939A JP30793991A JPH05141127A JP H05141127 A JPH05141127 A JP H05141127A JP 3307939 A JP3307939 A JP 3307939A JP 30793991 A JP30793991 A JP 30793991A JP H05141127 A JPH05141127 A JP H05141127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
gate
front chamber
entrance
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3307939A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kubota
誠治 窪田
Hideo Tate
日出夫 館
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3307939A priority Critical patent/JPH05141127A/ja
Publication of JPH05141127A publication Critical patent/JPH05141127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H15/00Tents or canopies, in general
    • E04H15/32Parts, components, construction details, accessories, interior equipment, specially adapted for tents, e.g. guy-line equipment, skirts, thresholds
    • E04H15/34Supporting means, e.g. frames
    • E04H15/44Supporting means, e.g. frames collapsible, e.g. breakdown type
    • E04H15/48Supporting means, e.g. frames collapsible, e.g. breakdown type foldable, i.e. having pivoted or hinged means
    • E04H15/50Supporting means, e.g. frames collapsible, e.g. breakdown type foldable, i.e. having pivoted or hinged means lazy-tongs type
    • E04H15/505Supporting means, e.g. frames collapsible, e.g. breakdown type foldable, i.e. having pivoted or hinged means lazy-tongs type characterised by connecting arches with lazy-tongues

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用しない場合に邪魔にならない二重シャッ
タ付前室を得る。 【構成】 建屋10の出入口10Aには内側ゲート12
Aが、建屋10の出入口10Aに連結されたて二重シャ
ッタ付前室12が設けられており、内側ゲート12Aに
は内側シャッタ14が設けられている。二重シャッタ付
前室12の外側ゲート12Bには外側シャッタ32が設
けられており、外側ゲート12Bは下部に設けられた可
動前室駆動部20によって、内側ゲート12Aとの相対
距離が変化する方向へ移動可能とされている。内側シャ
ッタ14と外側シャッタ34との間は、前室本体12C
とされており、この前室本体12Cの骨格は、複数個の
上屋37及び上屋37を支持する2本一組の上屋柱38
と、複数の上屋柱38を互いに連結する側面補強材40
とで折り畳み可能な構成されている。また、前室本体1
2Cの骨格は、折り畳み可能なシート材42で覆われて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建屋の出入口に設けられ
る二重シャッタ付前室に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、倉庫、工場等の建屋の出入口
においては、トラック等の通行体が出入りする場合に、
特に冬期において建屋内の空気が外部に逃げ出したり、
外気が建屋内に侵入するのを防止する必要がある。この
ため、図10に示される如く、工場等の建屋70の出入
口70Aに二重シャッタ付前室72を連結し、トラック
74を二重シャッタ付前室72内に入れる場合には、外
側のゲート72Aのシャッタ74を開け、建屋70側の
ゲート72Bのシャッタ76を閉めて行い、トラック7
4が二重シャッタ付前室72内に完全に入った後に、外
側のゲート72Aのシャッタ74を閉め、建屋70側の
ゲート72Bのシャッタ76を開けるようにしており、
これによって、建屋70内の空気が外部に逃げ出した
り、外気が建屋70内に侵入するのを防止することがで
きるようになっている。なお、関連技術としては、実開
昭64−11290号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この二
重シャッタ付前室72においては、トラック74を収容
可能とした長い二重シャッタ付前室72が、常に建屋7
0の出入口70Aに突出した状態となっている。このた
め、二重シャッタ付前室72を使用しない場合には、二
重シャッタ付前室72が建屋70の出入口70A近傍の
通行の邪魔になるという不具合があった。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、使用しない場
合に邪魔にならない二重シャッタ付前室を得ることが目
的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
二重シャッタ付前室は、建屋の出入口部分に結合されそ
の出入口と同様の出入口が形成された内側ゲートと、こ
の内側ゲートまたは前記建屋の出入口部分に設けられそ
の出入口を開閉自在とする内側シャッタと、前記内側ゲ
ートとの相対距離が変化する方向に移動可能とされ内側
ゲートの出入口と同様の出入口を形成された外側ゲート
と、この外側ゲートに設けられその出入口を開閉自在と
する外側シャッタと、前記外側ゲートと前記内側ゲート
とで挟まれた空間を密閉空間とするとともに前記外側ゲ
ートの移動に合わせて伸縮自在とされた前室本体と、を
備えたことを特徴としている。
【0006】また、本発明の請求項2記載の二重シャッ
タ付前室は、請求項1記載の二重シャッタ付前室におい
て、前記外側シャッタの外側部に設けられ通行体を検出
するための検知手段と、前記外側シャッタの開閉を自動
的に行う外側シャッタ駆動手段と、前記内側シャッタの
開閉を自動的に行う内側シャッタ駆動手段と、前記外側
ゲートの移動を自動的に行う外側ゲート駆動手段と、前
記検知手段が通行体を検出した場合に前記外側シャッタ
駆動手段を作動させ前記外側シャッタを開状態とし、そ
の後前記外側ゲート駆動手段を作動させ前記外側ゲート
を前記内側ゲートと離間する方向へ移動し前記前室本体
が前記通行体を覆った後に、前記外側ゲート駆動手段を
停止すると共に前記外側シャッタ駆動手段を作動させ前
記外側シャッタを閉状態とし、その後前記内側シャッタ
駆動手段を作動させ前記内側シャッタを開状態とする制
御手段と、を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1記載の二重シャッタ付前室
は、使用しない場合には、外側ゲートが内側ゲートに接
近した状態となっており、外側ゲートと内側ゲートとで
挟まれた空間を密閉空間とするとともに外側ゲートの移
動に合わせて伸縮自在とされた前室本体は短く折り畳ま
れた状態となっている。従って、二重シャッタ付前室を
使用しない場合に、この二重シャッタ付前室が建屋の出
入口近傍の通行の邪魔になることはない。
【0008】なお、内側シャッタの開閉、外側シャッタ
の開閉及び外側ゲートの移動は、それぞれ手動又は自動
で行う。
【0009】また、本発明の請求項2記載の二重シャッ
タ付前室では、制御手段は検知手段からの出力信号によ
って通行体が二重シャッタ付前室の外側ゲートに接近し
たか否かを判定しており、通行体が所定の位置に停止す
ると、外側シャッタ駆動手段を駆動させ外側シャッタを
開状態とする。また、外側シャッタが開状態となった
後、外側ゲート駆動手段によって外側ゲートを内側ゲー
トと離間する方向へ移動させる。
【0010】また、制御手段は前室本体が通行体を覆っ
た後に、外側ゲート駆動手段を停止し外側ゲートを停止
させると共に、外側シャッタ駆動手段を作動させ外側シ
ャッタを閉状態とする。その後、内側シャッタ駆動手段
を作動させ内側シャッタを開状態として、通行体が建屋
内に入れるようにする。
【0011】このように、本発明の二重シャッタ付前室
は、使用する場合に長さが通行体を覆うことができる長
さとなり、使用しない場合には、外側ゲートが内側ゲー
トに接近した状態となって長さが短くなっている。この
ため、使用しない場合に建屋の出入口近傍の通行の邪魔
になることはない。
【0012】なお、通行体が建屋内に入った後、外側ゲ
ート駆動手段によって、外側ゲートを内側ゲート側へ戻
すタイミングは、内側ゲート側に通行体を検出するため
の検知手段を設け、この検知手段の出力信号によって行
っても良く。また、内側シャッタを開状態とした後、所
定時間経過後、自動的に外側ゲートを内側ゲート側に戻
すようにしても良い。
【0013】
【実施例】本発明の二重シャッタ付前室の一実施例につ
いて図1〜図9に従って説明する。
【0014】図1に示される如く、倉庫、工場等の建屋
10の出入口10Aには、二重シャッタ付前室12が配
設されている。この二重シャッタ付前室12の建屋10
側の内側ゲート12Aは、建屋10の出入口10Aに連
結されており、内側ゲート12Aには、建屋10の出入
口10Aのシャッタを兼ねた内側シャッタ14が設けら
れている。
【0015】内側シャッタ14の上部には内側シャッタ
駆動手段としてのモータ16が設けられており、このモ
ータ16の正転及び逆転によって、内側シャッタ14が
開閉するようになっている。また、内側シャッタ14の
上部の建屋10側には、下方へ向けて通行体としてのト
ラック11を検出するマイクロ波センサ18が設けられ
ている。
【0016】二重シャッタ付前室12の外側ゲート12
Bは、下部に設けられた外側ゲート駆動手段としての可
動前室駆動部20によって、内側ゲート12Aとの相対
距離が変化する方向、即ち、内側ゲート12Aと離間す
る方向(図1の矢印A方向)と内側ゲート12Aに接近
する方向(図1の矢印B方向)とへ移動可能とされてい
る。
【0017】図2に示される如く、可動前室駆動部20
は、外側ゲート12Bの幅方向両端下部にそれぞれ配置
されており、各可動前室駆動部20には、駆動輪28と
従動輪29(図1参照)とが設けられている。これらの
駆動輪28と従動輪29とは、建屋10の出入口10A
の外側の地面22に平行に形成された2本の溝24内に
配置されたレール26上にあり、可動前室駆動部20は
レール26に沿って、図1の矢印A方向及び矢印B方向
へ移動するようになっている。また、可動前室駆動部2
0には、駆動輪28を駆動するためのモータ30が設け
られており、モータ30の回転は、モータ30の回転軸
に固定されたギア33と、駆動輪28の軸に固定された
ギア34とによって、駆動輪28に伝達されるようにな
っている。
【0018】二重シャッタ付前室12の外側ゲート12
Bには、外側シャッタ32が取付けられている。この外
側シャッタ32は内側シャッタ14と同一構成とされて
おり、略水平に略等間隔で配列された複数本の骨材32
Aと、これらの骨材32A間に張られたフッ素樹脂加工
シート32Bとで構成された、クイックセーバー(商品
名、製造元三和シャッター)とされている。
【0019】外側シャッタ32の上部には外側シャッタ
駆動手段としてのモータ34が設けられており、このモ
ータ34が正転した場合には、図示を省略したベルトに
よって骨材32Aが上昇し、外側シャッタ32が開状態
(図2の実線の状態)となるようになっている。また、
モータ34が逆転した場合には、図示を省略したベルト
によって骨材32Aが下降し、外側シャッタ32が閉状
態(図2の想像線の状態)となるようになっている。
【0020】図1に示される如く、外側シャッタ34の
上部の二重シャッタ付前室12の外側には、下方へ向け
て通行体としてのトラック11を検出するための検知手
段としてのマイクロ波センサ36が設けられている。
【0021】内側シャッタ14と外側シャッタ34との
間は、前室本体12Cとされている。この前室本体12
Cの骨格は、複数個の上屋37及び上屋37を支持する
2本一組の上屋柱38と、複数の上屋柱38を互いに連
結する側面補強材40とで構成されている。
【0022】図3に示される如く、上屋37は上方へ凸
とされた円弧状の骨材37Aと、逆T字状とされ三端部
が、それぞれ骨材37Aの両端部と中央部に結合された
骨材37Bとで構成されている。また、一組の上屋柱3
8の上端部は、それぞれ上屋37の両端部に連結されて
おり、上屋柱38の下端部には、それぞれレール26上
を移動する車輪42が設けられている。
【0023】図1に示される如く、側面補強材40は2
本の上屋柱38の間に、交差した状態で2本づつ配置さ
れている。各側面補強材40の下端40Aは、上屋柱3
8の下部に図1の時計方向(図1の矢印C方向)と図1
の反時計方向(図1の矢印D方向)とへ揺動可能に支持
されている。一方、各側面補強材40の上端40Bは、
上屋柱38の上部に、図1の時計方向と図1の反時計方
向とへ揺動可能でかつ、図1の上方(図1の矢印E方
向)と図1の下方(図1の矢印F方向)とへ移動可能に
支持されている。また、前室本体12Cの骨格は、折り
畳み可能なシート材42で覆われている。
【0024】従って、各上屋柱38が接近しながら図1
の矢印B方向へ移動する場合には、各側面補強材40は
揺動しつつ上端40Bが上方へ移動すると共に、シート
材42が折り畳まれるようになっている。また、各上屋
柱38が離間しながら図1の矢印A方向へ移動する場合
には、各側面補強材40は揺動しつつ上端40Bが下方
へ移動すると共に、シート材42が展開するようになっ
ている。
【0025】レール26の建屋10の反対側の端部26
Aには、リードスイッチ等から成る末端検出器44が設
けられており、可動前室駆動部20がレール26の端部
26Aに到達したか否かを検出するようになっている。
また、レール26の建屋10側の端部26Bの近傍に
は、リードスイッチ等から成るホームポジション検出器
55が設けられており、可動前室駆動部20がレール2
6の端部26B近傍に到達したか否かを検出するように
なっている。
【0026】図4に示される如く、二重シャッタ付前室
12には、マイクロコンピユータを内蔵した制御手段と
しての制御装置50が設けられている。この制御装置5
0には、マイクロ波センサ18、36、末端検出器4
4、ホームポジション検出器55、内側シャッタ14駆
動用モータ16、外側シャッタ32駆動用モータ34及
び駆動輪28駆動用モータ30が接続されており、駆動
輪28駆動用モータ30と制御装置50との間にはイン
バータ52が接続されている。
【0027】次に本実施例の作用について図5〜図8と
図9に示すフローチャートに従って説明する。
【0028】本実施例の二重シャッタ付前室12は、使
用しない場合には、図1の想像線で示される如く、外側
ゲート12Bが内側ゲート12Aに接近した状態となっ
ており、前室本体12Cは短く折り畳まれた状態となっ
ている。従って、二重シャッタ付前室12を使用しない
場合に、この二重シャッタ付前室12が建屋10の出入
口10A近傍の通行の邪魔になることはない。
【0029】また、二重シャッタ付前室12の制御装置
50は、マイクロ波センサ36の出力信号によって、ト
ラック11が二重シャッタ付前室12の外側ゲート12
Bに接近したか否かを判定しており(ステップ10
0)、図5に示される如く、トラック11が所定の位置
に停止すると(マイクロ波センサ36がオンすると)、
モータ34を正転させ外側シャッタ32を開状態(図2
の実線の状態)とする(ステップ102)。
【0030】図6に示される如く、外側シャッタ32が
開状態となった後、モータ30によって可動前室駆動部
20が図6の矢印A方向へ移動し、一体的に外側ゲート
12Bが図6の矢印A方向へ移動する(ステップ10
4)。
【0031】また、二重シャッタ付前室12の制御装置
50は、末端検出器44の出力信号によって、可動前室
駆動部20がレール26の先端部26Aに達したか否か
を判定しており(ステップ106)、可動前室駆動部2
0がレール26の先端部26Aに達すると(末端検出器
44がオンすると)、モータ30を停止し、可動前室駆
動部20を停止して、一体的に外側ゲート12Bを図1
の実線の位置に停止させる(ステップ108)。なお、
この状態で、二重シャッタ付前室12はトラック11を
完全に覆っている。
【0032】外側ゲート12Bが図1の実線の位置に停
止した後、モータ34を逆転し外側シャッタ32を閉状
態(図2の想像線の状態)とする(ステップ110)。
さらに外側シャッタ32が閉状態となった後、モータ1
6を正転させ内側シャッタ14を開状態とする(ステッ
プ114)。
【0033】また、二重シャッタ付前室12の制御装置
50は、マイクロ波センサ18の出力信号によって、ト
ラック11が二重シャッタ付前室12内から建屋10内
へ移動したか否かを判定しており(ステップ116)、
トッラク11がマイクロ波センサ18の下部を通過し始
めると(マイクロ波センサ18の出力信号がオンする
と)、トラック11の前進に合わせて可動前室駆動部2
0を図7の矢印B方向へ移動し、一体的に外側ゲート1
2Bを図7の矢印B方向へ移動させる(ステップ12
0)。
【0034】また、二重シャッタ付前室12の制御装置
50は、ホームポジション検出器55の出力信号によっ
て、可動前室駆動部20がレール26の建屋10側の端
部26Bの近傍に達したか否かを判定しており(ステッ
プ122)、可動前室駆動部20がレール26の建屋1
0側の端部26Bの近傍に達すると(ホームポジション
検出器55がオンすると)、モータ30を停止し、可動
前室駆動部20を停止して、一体的に外側ゲート12B
を図8の位置に停止させる(ステップ124)。また、
トラック11が二重シャッタ付前室12内から建屋10
内へ完全に移動したか否かを判定しており(ステップ1
26)、トッラク11がマイクロ波センサ18の下部を
通過完了すると(マイクロ波センサ18の出力信号がオ
フすると)、モータ16を逆転させ内側シャッタ14を
閉状態とし(ステップ126)、一連の動作を終了す
る。
【0035】なお、トラック11が建屋10から出る場
合には、二重シャッタ付前室12が延びた後、外側シャ
ッタ32が閉じた状態(図1の状態)で、内側シャッタ
14を開き、トラック11が建屋10から二重シャッタ
付前室12内に完全に入った後、内側シャッタ14を閉
じる。その後、外側シャッタ32を開き、トラック11
がマイクロ波センサ36の下部を通過完了した後、外側
ゲート12Bを内側ゲート12A側へ移動し、ホームポ
ジションに戻す。
【0036】このように、本実施例の二重シャッタ付前
室12は、使用する場合に長さがトラック11を覆うこ
とができる長さとなり、使用しない場合には、図1の想
像線で示される如く、外側ゲート12Bが内側ゲート1
2Aに接近した状態となって、長さが短くなるため、使
用しない場合に、この二重シャッタ付前室12が建屋1
0の出入口10A近傍の通行の邪魔になることはない。
【0037】また、本実施例の二重シャッタ付前室12
は、外気の建屋10内への侵入を充分に防止することが
できるため、建屋10内の冷暖房負荷が減り省エネルギ
ーに寄与することができる。また、冬期又は夏期に建屋
10の出入口10Aの外部で作業を行う場合に、二重シ
ャッタ付前室12を延ばし、この二重シャッタ付前室1
2内で作業行うことで作業環境を向上することができ
る。さらに、本実施例の二重シャッタ付前室12の内側
シャッタ14は、既に建屋10の出入口10Aに設けれ
たシャッタを使用することができコストの低減が図れ
る。
【0038】なお、本実施例では、二重シャッタ付前室
12の内側シャッタ14の開閉、外側シャッタ32の開
閉及び外側ゲート12Bの移動を、それぞれ自動で行っ
たが、これに代えて二重シャッタ付前室12の内側シャ
ッタ14の開閉、外側シャッタ32の開閉及び外側ゲー
ト12Bの移動を、それぞれ手動で行っても良い。
【0039】また、本実施例では、制御装置50をマイ
クロコンピユータを内蔵した構成としたが、制御装置5
0はマイクロコンピユータを使用せずリレー、トランジ
スタ等で構成しても良く、マイクロ波センサ18、36
に代えて赤外線センサ等の他のセンサを使用しても良
い。
【0040】また、本実施例では、マイクロ波センサ1
8の出力信号によって、外側ゲート12Bを戻し、その
後、内側シャッタ14を閉じるようにしたが、これに代
えて、内側シャッタ14を開状態とした後、所定時間経
過後、自動的に外側ゲート12Bを内側ゲート12A側
へ戻し、その後内側シャッタ14を閉じるようにしても
良い。
【0041】また、図1に示される如く、外側ゲート1
2Bの内側部にマイクロ波センサ37を設け、トラック
11が建屋10から出る場合には、トラック11の前部
をマイクロ波センサ37で検出し、トラック11の移動
に追従して外側ゲート12Bが図1の矢印A方向に移動
するようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明は、二重シャッタ付前室の外側ゲ
ートと内側ゲートとを伸縮自在な前室本体で連結した構
成としたので、使用しない場合には長さを短くすること
ができ邪魔にならないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室を示す
概略側面図である。
【図2】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室を示す
正面図である。
【図3】図1の3−3線断面である。
【図4】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の制御
系を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の作動
説明図である。
【図6】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の作動
説明図である。
【図7】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の作動
説明図である。
【図8】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の作動
説明図である。
【図9】本発明の一実施例の二重シャッタ付前室の制御
を示すフローチャートである。
【図10】従来例の二重シャッタ付前室を示す概略側面
図である。
【符号の説明】
10 建屋 10A 出入口 11 トラック(通行体) 12 二重シャッタ付前室 12A 内側ゲート 12B 外側ゲート 12C 前室本体 14 内側シャッタ 16 モータ(内側シャッタ駆動手段) 18 マイクロ波センサ 20 可動前室駆動部(外側ゲート駆動手段) 28 駆動輪 29 従動輪 30 モータ 32 外側シャッタ 34 モータ(外側シャッタ駆動手段) 36 マイクロ波センサ(検知手段) 44 末端検出器 50 制御装置(制御手段) 55 ホームポジション検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 9/56

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の出入口部分に結合されその出入口
    と同様の出入口が形成された内側ゲートと、この内側ゲ
    ートまたは前記建屋の出入口部分に設けられその出入口
    を開閉自在とする内側シャッタと、前記内側ゲートとの
    相対距離が変化する方向に移動可能とされ内側ゲートの
    出入口と同様の出入口を形成された外側ゲートと、この
    外側ゲートに設けられその出入口を開閉自在とする外側
    シャッタと、前記外側ゲートと前記内側ゲートとで挟ま
    れた空間を密閉空間とするとともに前記外側ゲートの移
    動に合わせて伸縮自在とされた前室本体と、を備えたこ
    とを特徴とする二重シャッタ付前室。
  2. 【請求項2】 前記外側シャッタの外側部に設けられ通
    行体を検出するための検知手段と、前記外側シャッタの
    開閉を自動的に行う外側シャッタ駆動手段と、前記内側
    シャッタの開閉を自動的に行う内側シャッタ駆動手段
    と、前記外側ゲートの移動を自動的に行う外側ゲート駆
    動手段と、前記検知手段が通行体を検出した場合に前記
    外側シャッタ駆動手段を作動させ前記外側シャッタを開
    状態とし、その後前記外側ゲート駆動手段を作動させ前
    記外側ゲートを前記内側ゲートと離間する方向へ移動し
    前記前室本体が前記通行体を覆った後に、前記外側ゲー
    ト駆動手段を停止すると共に前記外側シャッタ駆動手段
    を作動させ前記外側シャッタを閉状態とし、その後前記
    内側シャッタ駆動手段を作動させ前記内側シャッタを開
    状態とする制御手段と、を有することを特徴とする請求
    項1記載の二重シャッタ付前室。
JP3307939A 1991-11-22 1991-11-22 二重シヤツタ付前室 Pending JPH05141127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307939A JPH05141127A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 二重シヤツタ付前室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307939A JPH05141127A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 二重シヤツタ付前室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05141127A true JPH05141127A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17974997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3307939A Pending JPH05141127A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 二重シヤツタ付前室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05141127A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220052A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
KR102494535B1 (ko) * 2022-07-25 2023-02-06 주식회사 타이가 다중 개폐도어를 갖는 에어돔건축물

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220052A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
KR102494535B1 (ko) * 2022-07-25 2023-02-06 주식회사 타이가 다중 개폐도어를 갖는 에어돔건축물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3299570A (en) Canopy
JPH05141127A (ja) 二重シヤツタ付前室
KR100667347B1 (ko) 출입문 자동개폐장치
KR20050038063A (ko) 차량의 빗물 차단장치
JP5808196B2 (ja) 開閉制御装置
JPH09256736A (ja) 電動式開閉ドアの制御装置
KR200378596Y1 (ko) 출입문 자동개폐장치
WO2007054009A1 (fr) Parapluie pour porte de véhicule pouvant se soulever et s'ouvrir
JPH03197232A (ja) 自動車用サンルーフのモータ制御装置
JPH022730B2 (ja)
JPH01197116A (ja) 自動車のドア構造
JPS63291716A (ja) 自動車の自動換気装置
JPH0433199Y2 (ja)
JPH0771163A (ja) 建築用電動開閉体の自動開閉制御装置
JPH0632569A (ja) エレベータの戸開時間延長装置
JPH04132177U (ja) 建築用電動開閉体の自動開閉制御装置
JPH0711278Y2 (ja) リッド装置
JP2002030859A (ja) 自動ドアの開閉制御装置
JPH03281426A (ja) 車両用換気装置
JPH04134396U (ja) 建築用電動開閉体の自動開閉制御装置
JPS6329091Y2 (ja)
JPS63121517A (ja) 自動車の換気装置
KR200143866Y1 (ko) 자동차의 선루프 자동개폐장치
JPH11147677A (ja) エレベータの雨水管制運転方法
JPH0631102Y2 (ja) 自動開閉式窓の制御装置