JPH0433199Y2 - - Google Patents

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JPH0433199Y2
JPH0433199Y2 JP12546288U JP12546288U JPH0433199Y2 JP H0433199 Y2 JPH0433199 Y2 JP H0433199Y2 JP 12546288 U JP12546288 U JP 12546288U JP 12546288 U JP12546288 U JP 12546288U JP H0433199 Y2 JPH0433199 Y2 JP H0433199Y2
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JP
Japan
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passage body
cab
fuselage
shutter
circular chamber
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JP12546288U
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボーデイングブリツジの構造に関する
ものである。
(従来の技術) 空港の適宜の位置に停止した航空機と空港ビル
とを連結するボーデイングブリツジとして、空港
ビルに基端を連結した基部通路体と先端部の機体
連結用キヤブとの間に中間通路体を設け、この中
間通路体と上記基部通路体、並びに上記機体連結
用キヤブとを、それぞれ基端側と先端側の両円形
室を介して水平回動可能に連結した構造のものは
一般に知られている(例えば、特公昭61−5952号
公報参照)。
かかるボーデイングブリツジにおいては、上記
先端側の円形室には機体連結用キヤブに対する連
通口を開閉するシヤツターが設けられているとと
もに、この連通口の横にボーデイングブリツジを
運転操作する操作盤が設けられているのが通常で
ある。この場合、ボーデイングブリツジを使用す
るときに上記シヤツターを上げ、操作盤によつて
上記基部通路体に対する中間通路体の回動、中間
通路体に対する機体連結用キヤブの回動、中間通
路体の伸縮等を操作することにより、ボーデイン
グブリツジを運転して上記機体連結用キヤブを航
空機に対して連結するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記ボーデイングブリツジの場合、そ
の運転時にシヤツターを開けても操作盤が連通口
の横にあることから、前方を視認しながら運転操
作を行なうことには不便であるとともに、天候が
悪いときに雨や風、あるいは雪が運転している円
形室に吹き込み、運転しづらいという問題があ
り、さらには、上記雨や塵芥等の吹き込みによつ
て上記円形室等が汚損されるという問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、機体連結
用キヤブに対する上記円形室の連通口を、透明部
を有するシヤツターで開閉するようにするととも
に、このシヤツターに運転用の操作盤を設けるこ
とにより、シヤツターで上記連通口を閉じた状態
で透明部から前方を見ながらボーデイングブリツ
ジの運転を行なうことができるようにするもので
ある。
すなわち、本考案に係るボーデイングブリツジ
の構造は、基部通路体と中間通路体と機体に対す
る連結口を有する機体連結用キヤブとが順に設け
られていて、この中間通路体と上記基部通路体と
が基端側円形室を介して水平回動可能に連結され
ているとともに、上記中間通路体と機体連結用キ
ヤブとが先端側円形室を介して水平回動可能に連
結されているボーデイングブリツジにおいて、上
記先端側円形室には機体連結用キヤブに対する連
通口を開閉するシヤツターが水平回動可能に設け
られ、このシヤツターに機体連結用キヤブの連結
口を介して外部を視認可能な透明部が設けられて
いるとともに、ボーデイングブリツジを運転操作
する操作盤が取り付けられていることを特徴とす
るものである。
(作用) 上記構造においては、先端側円形室の機体連結
用キヤブ側の連通口をシヤツターで閉じることに
より、このシヤツターにて上記円形室に対する雨
等の吹き込みを防ぐことができ、そして、上記シ
ヤツターに透明部が設けられているとともに、操
作盤が取り付けられているから、上記透明部を介
して前方を見ながら、ボーデイングブリツジの運
転を行なうことができることになる。また、上記
シヤツターを水平に回動させて上記連通口を開け
た状態では、操作盤はシヤツターとともに連通口
の横に移動しているから、操作盤がこの連通口の
通行の邪魔になることはない。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、円形室の機体連結用
キヤブ側の連通口を、透明部を有する水平回動シ
ヤツターで開閉するようにするとともに、このシ
ヤツターに運転用の操作盤を設けたことにより、
上記円形室に対する雨等の吹き込みを防ぎ、且つ
上記透明部を介して前方を見ながら、ボーデイン
グブリツジの運転を行なうことができ、しかも、
上記連通口の通行に支障を来すこともないという
優れた効果が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図にはボーデイングブリツジ1の全体構造
が示されている。すなわち、このボーデイングブ
リツジ1は、基部通路体2と中間通路体4と航空
機の機体に対する連結口3aを有する機体連結用
キヤブ3とが順に設けられてなる。上記基部通路
体2と中間通路体4とは基端側円形室5を介して
駆動手段(図示省略)により水平回動可能に連結
され、上記中間通路体4と機体連結用キヤブ3と
は先端側円形室6を介して同じく駆動手段(図示
省略)により水平回動可能に連結されている。そ
して、上記先端側円形室6には機体連結用キヤブ
3に対する連通口7を開閉するシヤツター8が水
平回動可能に設けられている。
上記基部通路体2は、空港ビルに連結されるも
ので、路上に支柱9にて支持されている。また、
上記機体連結用キヤブ3は、航空機に連結される
もので、先端には伸縮自在な蛇腹3bを設けて機
体との密接を可能ならしめてある。中間通路体4
は、内筒4aと外筒4bとを伸縮可能に嵌合して
なる。この場合、内筒4aは上記基端側円形室5
に対して上下動可能に連なり、外筒4bは上下伸
縮可能な走行脚10に支持されていて、上記先端
側円形室6に連なつている。
本例の場合、上記先端側円形室6は、機体連結
用キヤブ3と一体であつて、上記中間通路体4の
外筒4bに対して水平回動自在に支持されてお
り、第2図に示す如く、その両側、つまり機体連
結用キヤブ3と中間通路体4の間はスラツトカー
テン11,11にて外部と遮断するようになつて
いる。上記スラツトカーテン11,11は、先端
部が機体連結用キヤブ3に連結されていて、上記
水平回動に伴つて中間通路体4の先端部両側に設
けた巻取装置12,12にて巻取り及び繰出しを
行なうようになつている。かかる構成は、基端側
円形室5も基本的には同じであり、その具体的な
説明は省略する。
しかして、上記先端側円形室6は、第3図及び
第4図に示す如く、その床構造が中間通路体4に
対して水平回動自在に設けた円形の下床板13
と、この下床板13の上に同軸にして水平回動自
在に支持した円形の上床板14との2重構造にな
つている。そして、この上床板14に上記機体連
結用キヤブ3に対する連通口を開閉するシヤツタ
ー8が固定されている。
すなわち、第3図において、15は下床板13
の中心部に結合された下回動軸であり、中間通路
体4に取り付けたモータと減速機とからなる駆動
手段(図示省略)により回転されて下床板13を
正逆に回動せしめるようになつている。
上床板14には、その中心部に上記下回動軸1
5と同軸にして下床板13の軸受17に支持せし
めた上回動軸16が結合されているとともに、外
周部に下床板13の上で転動せしめるローラ18
が設けられている。また、上記下床板13にはモ
ータと減速機とを備えた駆動手段19が固定され
ている。そして、この駆動手段19の出力軸と上
記上回動軸16とにそれぞれ結合したスプロケツ
ト21,22にチエーン23が懸回されていて、
上記駆動手段19による上回動軸16の回転によ
り、上床板14が正逆に回動するようになつてい
る。
一方、上記シヤツター8は、上部が透明パネル
8aにて構成されたものであつて、上床板14の
外周縁に立設されており、この上床板14の外周
縁に倣つて湾曲している。そして、上記シヤツタ
ー8の中央部には上記透明パネル8aの下側にお
いてボーデイングブリツジ1を運転操作する、つ
まり、上記基端側及び先端側の両円形室5,6に
おける回動、並びに中間通路体4の伸縮等を行な
うための操作盤25が取り付けられている。ま
た、シヤツター8は、第5図に示す如く、その上
縁に上方へ突出せしめた係合縁8bを備え、この
係合縁8bは円形室6の天井板26に形成された
ナイロン製の水平回動用のガイド溝26aに係合
されている。
また、上記ボーデイングブリツジ1において
は、航空機の機体に機体連結用キヤブ3を連結し
た後、機体の上下動に追従して中間通路体4から
先端側の部分が基部通路体2側に対して上下動す
るオートレベル手段と、このオートレベルモード
になつた際、そのときの中間通路体4に対する機
体連結用キヤブ3の回動方向を検出し、上記上床
板14が下床板13に対して上記回動方向の反対
方向に回動するよう上記駆動手段19を作動せし
める制御手段が設けられている。
従つて、上記ボーデイングブリツジ1において
は、航空機に連結する場合、先端側円形室6は機
体連結用キヤブ3に対する連通口7をシヤツター
8で閉じた状態にし、シヤツター8の操作盤25
を操作することになる。この場合、上記シヤツタ
ー8にて上記円形室6に対する雨等の吹き込みを
防がれ、また、シヤツター8に透明パネル8aが
設けられているとともに、操作盤25が取り付け
られているから、上記透明パネル8aを介して前
方を見ながら、ボーデイングブリツジ1の運転を
行なうことができることになる。
また、上記ボーデイングブリツジ1は、航空機
の機体に機体連結用キヤブ3が連結されるとオー
トレベルモードになり、そのときの中間通路体4
に対する機体連結用キヤブ3の回動方向が検出さ
れ、制御手段により上記上床板14が下床板13
に対して上記回動方向の反対方向に回動するよう
上記駆動手段19が作動され、上記シヤツター8
はスラツトカーテン11が多く繰り出されている
側に移動することになる。
従つて、シヤツター8は、先端側円形室6にお
ける機体連結用キヤブ3に対する連通口7と、中
間通路体4に対する連通口との双方を開口した位
置に移動するから、シヤツター8ないしは操作盤
25が機体連結用キヤブ3と中間通路体4との間
での先端側円形室6を介しての乗客等の通行の邪
魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はボーデ
イングブリツジの斜視図、第2図は先端側円形室
部分の平面図、第3図は先端側円形室の床とシヤ
ツターとの関係を示す一部断面にした正面図、第
4図は同関係を一部省略し一部断面にして示す側
面図、第5図はシヤツターと天井板との関係を示
す縦断面図である。 1……ボーデイングブリツジ、2……基部通路
体、3……機体連結用キヤブ、3a……連結口、
4……中間通路体、6……先端側円形室、7……
連通口、8……シヤツター、8a……透明パネ
ル、25……操作盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部通路体と中間通路体と機体に対する連結口
    を有する機体連結用キヤブとが順に設けられてい
    て、この中間通路体と上記基部通路体とが基端側
    円形室を介して水平回動可能に連結されていると
    ともに、上記中間通路体と機体連結用キヤブとが
    先端側円形室を介して水平回動可能に連結されて
    いるボーデイングブリツジにおいて、上記先端側
    円形室には機体連結用キヤブに対する連通口を開
    閉するシヤツターが水平回動可能に設けられ、こ
    のシヤツターに機体連結用キヤブの連結口を介し
    て外部を視認可能な透明部が設けられているとと
    もに、ボーデイングブリツジを運転操作する操作
    盤が取り付けられていることを特徴とするボーデ
    イングブリツジの構造。
JP12546288U 1988-09-26 1988-09-26 Expired JPH0433199Y2 (ja)

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JPH0245899U JPH0245899U (ja) 1990-03-29
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