JPH0425516Y2 - - Google Patents

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JPH0425516Y2
JPH0425516Y2 JP1986140429U JP14042986U JPH0425516Y2 JP H0425516 Y2 JPH0425516 Y2 JP H0425516Y2 JP 1986140429 U JP1986140429 U JP 1986140429U JP 14042986 U JP14042986 U JP 14042986U JP H0425516 Y2 JPH0425516 Y2 JP H0425516Y2
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JP
Japan
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door
building
doors
rails
rail
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JP1986140429U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、航空機格納庫の改良に関する。
[従来の技術と問題点] 従来の航空機格納庫は、第7図、第8図に示す
ように、建屋1の正面に設けた航空機2の出入口
3に、上辺が建屋1に設けたガイドレール(図示
略)に支持され、下辺が床面に敷設したレール4
上を駆動装置(図示略)により自走する引戸式の
大扉5を開閉可能に設けたものである。この種の
格納庫においては、建屋1に設けた出入口3の左
右側に、少なくとも大扉5の巾をもつ戸袋6を形
成する必要がある。このことは、建屋1の間口が
必要以上に広くなり、建屋自体も大型化せざるを
得ないことから、きわめて不経済である。
このような問題点を解決するために、一枚の扉
の巾を小さくし、戸袋6の巾を小さくすることが
考えられる。こうすることにより、建屋の間口を
狭めることができる特長は認められるが、扉の枚
数が多くなるとともに、各扉に付設する自走用の
駆動装置も必然的に多くなり、更に加えて、扉の
開閉操作制御が複雑化し、レール、および、ガイ
ドレールの数も多くなるなどの問題が新たに発生
する。
このような技術的課題を解決する手段として、
実開昭60−57686号公報に示すような巻込式可撓
扉が提案されている。この公報に示された手段
は、短冊状の扉片を多数回動可能に連結した、い
わゆる、スライドシヤツター構造であつて、その
戸袋構造は可撓扉の全長に相当する奥行き長を必
要としている。このため、戸袋が奥行き方向に長
大化され、建屋内面積を圧迫するという課題が残
されている。
本考案の目的は、大扉を各別に設けたガイド手
段によつて開閉誘導し、出入口の開閉が円滑迅速
に行える航空機格納庫を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、格
納庫出入口に、上辺が建屋に架設したガイドレー
ルに支持され、下辺が床面に敷設したレール上を
自走する複数枚の大扉を開閉可能に設け、該大扉
を上記建屋の左右側壁部に設けた戸袋に左右均等
枚数づつ収容するようにした航空機格納庫におい
て、上記左右に区分された複数枚の大扉には夫々
各別のガイドレールとレールが割り当てられ、こ
の各ガイドレールとレールは、出入口の間口方向
に敷設された部分と、上記左右の戸袋の側壁にそ
つた部分とを曲線部を介して夫々連結したものに
よつて構成されるとともに、上記各曲線部の曲率
半径を内方の曲線部から外方の曲線部に至るに従
い小さく形成せしめ、一方、上記各大扉は、中央
の狭巾の小扉と、これの左右に回動可能に連結し
た比較的広巾の中扉の3枚構造によつて構成せし
め、上記小扉に開閉駆動手段を設けたものであ
る。
[実施例] 図面について本考案実施例の詳細を説明する。
第1図は建屋の正面図、第2図は同上要部の横
断平面図、第3図は大扉構造を示す正面図、第4
図は大扉が曲線部を通過する状態を示す要部の一
部切欠平面図、第5図および第6図は同上大扉の
屈折接合部を示す平面図である。
11は、航空機12の出入口13を形成した建
屋で、該建屋11の出入口13には、上辺が建屋
11の上部に設けたガイドレール14に支持さ
れ、下辺が床面に敷設したレール15上を自走す
る大扉16を開閉可能に設ける。この実施例で
は、第1,2図に示すように、出入口13の中央
を境として左右に2枚づつの大扉16が配置され
る。勿論大扉の数は特定されることはないが、必
要以上に多くする必要はない。
上記左右の2枚の大扉16は、出入口13の間
口方向に架設された上記内、外側2条のガイドレ
ール14、および、出入口13の間口方向に敷設
された上記内、外側のレール15の外側端に、曲
線部14a,15aを介して、建屋11の両側壁
11aの外側、または、内側の壁ぎわにそつて平
行に延設したガイドレール部14b、および、レ
ール部15bに案内されて夫々各別に自走し、上
記出入口13を開閉するようにしてある。
そして、この構造から明らかなように、建屋1
1の両側壁11aの外側、または、内側の壁ぎわ
には、これにそつた狭巾の戸袋17が構成せしめ
られ、この戸袋17内の上部には上述したように
ガイドレール部14bが架設されるとともに、戸
袋17内の床面にはレール部15bが敷設される
ものである。尚第1,2図の実施例では、戸袋1
7を建屋11の側壁11aの内側に形成している
が、外側に設けることも可能であるので、戸袋1
7の設置個所は、図示のものに特定されることは
ない。
また、上記曲線部14a,15aのうち、外側
の曲線部14a,15aの曲率半径を内側の曲線
部14a,15aの曲率半径より小さくし、大扉
16が曲線部で接触しないようにしたものであ
る。
上述したように本考案の大扉16は、ガイドレ
ールとレールの曲線部14a,15aを通過する
ことから、従来のような長尺巾の大扉構造では、
レールと車輪の角度が大きくなり、車輪の鍔がレ
ールに当たつてせり上がり脱輪するか、または、
摩擦で動かなくなり、曲線部14a,15aを通
過させることはできない。そこで、第1〜4図で
示す実施例のように、第扉16は、次のように構
成されている。
大扉16は、中央の狭巾の小扉16aと、これ
の左右に広巾の中扉16bを回動可能に連結した
3枚構造によつて構成される。そして、上記小扉
16aの下辺には、駆動装置18により駆動され
る駆動輪19と、短い車輪間隔を介して旋回可能
な従輪20を設け、更に、上記中扉16bの外側
端下辺に、夫々1個づつ旋回可能な従輪20を設
ける。一方、上記駆動輪19、および、各従輪2
0の取付位置に対応する小扉16a、中扉16b
の上辺に、上記ガイドレール14、曲線部14
a、ガイドレール部14bに連結して摺動する扉
用ガイドローラ部材21が夫々とりつけられてい
る。なお、図中22はトロリー線、23はトロリ
ー、24はトロリー用ガイドローラ部材である。
そして上記小扉16aと中扉16bは、連結部
材25によつて回動屈折可能に結合される。26
は螺番構造のシール部材であり、風、雨、塵埃な
どが、扉の連結隙間から建屋内に侵入するのを防
止するようにしてある。27は小扉16aと中扉
16bの連結部に臨む内側柱部に形成した面取り
部で、第5図仮想線で示すように両扉の屈折が妨
げられないようにしたものである。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 大扉が、建屋側壁の窓ぎわにそつて平行に収
容しうることから、戸袋の巾を従来技術に比べ
て著しく狭く形成することができ、建屋の間口
が縮小、即ち、建屋の間口が最小限にできるこ
とから、建屋面積、および、敷地が少なくて済
み、きわめて経済的であることは勿論のこと、 (b) 左右に区分された複数枚の大扉が夫々各別の
ガイドレールとレールをもち、而も、このガイ
ドレールとレールの曲線部の曲率半径が内方か
ら外方に至るに従い小さく構成したので、従来
技術に比べて戸袋の奥行き長の短縮化が図れ、
建屋使用面積を圧迫することがないという利点
があるし、各大扉の同時駆動が可能となること
から出入口の開閉が円滑、かつ、迅速に行え
る。加えて、曲線部における各大扉同志の接触
が合理的に防止できる。
(c) 大扉は、中央の狭巾の小扉と、これの左右に
回動可能に連結した比較的広巾の3枚構造によ
つて構成したので、大扉の製作の容易性が向上
するとともに、ガイドレール、レールの曲線部
の曲率半径が小さく設計できるとともに、戸袋
の間口巾が縮小し得られ、更に、小扉に駆動手
段を付設したことにより、大扉の開成方向駆
動、これとは逆の閉成方向駆動が無理なく均等
に行われ、特に、駆動手段を設けるための補強
手段が小規模で済むなど経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は建屋の正面図、第2図は同上要部の横
断平面図、第3図は大扉構造を示す正面図、第4
図は大扉が曲線部を通過する状態を示す要部の一
部切欠平面図、第5図および第6図は同上大扉の
屈折接合部を示す平面図、第7図は従来例の建屋
正面図、第8図は同上一部の横断平面図である。 11……建屋、13……出入口、14……ガ
イドレール、14a……ガイドレールの曲線部、
14b……ガイドレール部、15……レール、1
5a……レール曲線部、15b……レール部、1
6……大扉、16a……小扉、16b……中扉、
16c……小扉、17……戸袋、18……駆動装
置、19……駆動輪、20……従輪、21……扉
用ガイドローラ部材、22……トロリー線、23
……トロリー、24……トロリー用ガイドローラ
部材、25……連結部材、26……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 格納庫出入口に、上辺が建屋に架設したガイド
    レールに支持され、下辺が床面に敷設したレール
    上を自走する複数枚の大扉を開閉可能に設け、該
    大扉を上記建屋の左右側壁部に設けた戸袋に左右
    均等枚数づつ収容するようにした航空機格納庫に
    おいて、 上記左右に区分された複数枚の大扉には夫々各
    別のガイドレールとレールが割り当てられ、この
    各ガイドレールとレールは、出入口の間口方向に
    敷設された部分と、上記左右の戸袋の側壁にそつ
    た部分とを曲線部を介して夫々連結したものによ
    つて構成されるとともに、上記各曲線部の曲率半
    径を内方の曲線部から外方の曲線部に至るに従い
    小さく形成せしめ、 一方、上記各大扉は、中央の狭巾の小扉と、こ
    れの左右に回動可能に連結した比較的広巾の中扉
    の3枚構造によつて構成せしめ、上記小扉に開閉
    駆動手段を設けたことを特徴とする航空機格納
    庫。
JP1986140429U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0425516Y2 (ja)

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JPS6346579U JPS6346579U (ja) 1988-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537781Y2 (ja) * 1992-06-12 1997-06-04 川崎重工業株式会社 航空機格納庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057686B2 (ja) * 1982-09-30 1985-12-16 株式会社東芝 永久磁石薄帯及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057686U (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 上越洋家具協同組合 巻込式可撓扉

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JPS6057686B2 (ja) * 1982-09-30 1985-12-16 株式会社東芝 永久磁石薄帯及びその製造方法

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