JPH0428382Y2 - - Google Patents

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JPH0428382Y2
JPH0428382Y2 JP10958286U JP10958286U JPH0428382Y2 JP H0428382 Y2 JPH0428382 Y2 JP H0428382Y2 JP 10958286 U JP10958286 U JP 10958286U JP 10958286 U JP10958286 U JP 10958286U JP H0428382 Y2 JPH0428382 Y2 JP H0428382Y2
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JP
Japan
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guide
support shaft
large door
door
guide roller
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JP10958286U
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JPS6317267U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航空機格納庫などの大扉の改良に関
する。
〔従来の技術と問題点〕
航空機格納庫の場合、垂直尾翼がそのまま建屋
の開口部から出入しうるようにすると、開口部の
高さが非常に高くなる。このことは、開口部を開
閉するための大扉も大型化せざるを得ない。そこ
で近年では、経済性などを考慮し、垂直尾翼が通
過する開口を第1図のように開口部の上部に連設
形成し、この開口に別途移動扉を設置するように
している。
しかしながら、この垂直尾翼通過用の開口の設
置により、大扉のために設けられたガイドレール
の中途部、詳しくは、開口に対応する分だけ切除
しなければならない。
このことを背景に従来技術を説明すると、従来
の大扉構造は第7図に示すように、大扉1の上部
適当個所に複数の支持軸2を上下方向摺動可能に
設け、該支持軸2に夫々ガイドローラブロツク3
を固定したものである。図中4は走行駆動装置、
5は車輪、6はレールである。従つて、大扉1の
開閉時に、ガイドローラブロツク3がガイドレー
ル(図示略)の切欠部を通過する際、ガイドロー
ラブロツク3をもつ当該支持軸2が自重により沈
み込んでしまい、先のガイドレールにうまく嵌入
せず、大扉1の開閉移動ができなくなるという問
題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消せしめ、全てのガイドローラブロツク
をガイドフレームに支持することにより、ガイド
レールの切欠部に臨んだガイドローラブロツクの
落ち込みをなくし、更に、常に複数のガイドロー
ラブロツクがガイドレールと係合関係が保たれる
ようにし、円滑な開閉がなしうる大扉を提供せん
とするものである。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
扉体上部の所要位置に支持軸を設け、該支持軸に
扉体上面と平行なガイドフレームを支持させると
ともに、このガイドフレームに、建屋に設けたガ
イドレールに案内される水平、垂直用のガイドロ
ーラからなるガイドローラブロツクを複数個適当
間隔毎に設け、ガイドレールの切欠部を1ツのガ
イドローラブロツクが通過する際、ガイドレール
に少なくとも2個のガイドローラブロツクが係合
関係にあるようにしたことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
第1〜6図について本考案の実施例を説明す
る。
第1図は航空機格納庫の正面図、第2図は大扉
の正面図、第3図は大扉の要部の正面図、第4図
は同上平面図、第5図は第4図A−A線の断面
図、第6図は第4図B−B線の断面図である。
先ず、第1図について航空機格納庫について説
明すると、11は建屋で、該建屋11の正面妻壁
には、複数枚の大扉12を開閉可能に設けた航空
機が出入する開口部13が形成してあり、更に、
この開口部13の上部中央には、航空機の垂直尾
翼が通過する開口13aが連設されている。14
は大扉の12の収納部(戸袋)である。
大扉12は第2〜6図に示すように、これの上
部所要個所、実施例では両端部2個所に支持軸1
5を固定し、この支持軸15に大扉12の上面と
平行なガイドフレーム16を上下方向摺動可能に
支持せしめる。そして、このガイドフレーム16
には、適当間隔ごと、実施例では両端部と中間部
の3個所に、建屋11の開口部13上辺に付設さ
れたガイドレール17に案内される水平ガイドロ
ーラ18、垂直ガイドローラ19の組よりなるガ
イドローラブロツク20a,20b,20cが設
けられている。尚図中21は大扉12の下部に設
けた車輪22を駆動せしめる走行駆動装置,23
は車輪22が走行するためのレールである。
また、この実施例では、ガイドフレーム16を
大扉12に固定した支持軸15に対して上下方向
摺動可能としたが、ガイドフレーム16を支持軸
15に固定し、この支持軸15を大扉12に対し
て上下方向摺動可能としてもよい。
〔効果〕
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 例えば、ガイドローラブロツク20aがガイ
ドレールの切欠部に臨んだとき、残りのガイド
ローラブロツク20bと20cがガイドレール
に係合支持されており、ガイドローラブロツク
20aは所定のレベル、方向性を保ちながら前
方のガイドレールにスムーズに挿入され、扉体
の円滑な開閉がなしうる。他のガイドローラブ
ロツク20b,20cがガイドレールの切欠部
に臨んだときも同様である。
(b) ガイドレールの切欠部に、補助的なレールを
付加することなく通過が可能であるため、従来
技術に比べ構造、操作が単純で故障もない。
(c) 実施態様項の構成によれば、扉体が走行する
車輌のレール、ガイドレールに上下方向の移動
があつたとしても、ガイドフレームが支持軸に
対して上下方向摺動可能であることから、これ
らの上下動が有効に吸収しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は航空機格納庫の正面図、第2図は大扉
の正面図、第3図は同上要部の正面図、第4図は
同上平面図、第5図は第4図A−A線の断面図、
第6図は第4図B−B線の断面図、第7図は従来
の大扉の正面図である。 11……建屋、12……大扉、13……開口
部、13a……開口、14……収納部(戸袋)、
15……支持軸、16……ガイドフレーム、17
……ガイドレール、18……水平ガイドローラ、
19……垂直ガイドローラ、20a,20b,2
0c……ガイドローラブロツク、21……走行駆
動装置、22……車輪、23……レール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔第1項〕 (a) 扉体上部の所要位置に支持軸を設け、該支持
    軸に扉体上面と平行なガイドフレームを支持さ
    せるとともに、 (b) このガイドフレームに、建屋に設けたガイド
    レールに案内される水平、垂直用のガイドロー
    ラからなるガイドローラブロツクを複数個適当
    間隔毎に設け、 (c) ガイドレールの切欠部を1ツのガイドローラ
    ブロツクが通過する際、ガイドレールに少なく
    とも2個のガイドローラブロツクが係合関係に
    あるようにしたことを特徴とする航空機格納庫
    などの大扉。 〔第2項〕 支持軸を大扉に固定し、該支持軸に対してガイ
    ドフレームを上下方向摺動可能とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の航空機格納庫などの大
    扉。 〔第3項〕 ガイドフレームを支持軸に固定し、該支持軸を
    大扉に対して上下方向摺動可能とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の航空機格納庫などの大
    扉。
JP10958286U 1986-07-16 1986-07-16 Expired JPH0428382Y2 (ja)

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JP10958286U JPH0428382Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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JP10958286U JPH0428382Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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JPS6317267U JPS6317267U (ja) 1988-02-04
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539060B2 (ja) * 1989-11-30 1996-10-02 株式会社巴コーポレーション 格納庫用大型引き戸の開閉装置
JPH0711275Y2 (ja) * 1990-01-24 1995-03-15 三和シャッター工業株式会社 大扉の支持構造
KR20020028596A (ko) * 2000-10-11 2002-04-17 이용태 격납고 도어장치
JP4750603B2 (ja) * 2006-03-31 2011-08-17 信行 坪井 吊下げ走行装置

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JPS6317267U (ja) 1988-02-04

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