JPH0224880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224880Y2 JPH0224880Y2 JP1984082342U JP8234284U JPH0224880Y2 JP H0224880 Y2 JPH0224880 Y2 JP H0224880Y2 JP 1984082342 U JP1984082342 U JP 1984082342U JP 8234284 U JP8234284 U JP 8234284U JP H0224880 Y2 JPH0224880 Y2 JP H0224880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- support
- rollers
- horizontal
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は門扉などとして用いられる引戸装置に
関する。
関する。
従来の技術
従来、工場、駐車場などの出入口用或いは一般
家庭用の門扉などとして用いられる引戸は、引戸
本体の下部に設けた車輪でコンクリート基部に敷
設したレール上を走行させていたのが通常である
が、レールをなくした方式の引戸も例えば実開昭
53−23149号公報、同54−21932号公報等に見受け
られる。
家庭用の門扉などとして用いられる引戸は、引戸
本体の下部に設けた車輪でコンクリート基部に敷
設したレール上を走行させていたのが通常である
が、レールをなくした方式の引戸も例えば実開昭
53−23149号公報、同54−21932号公報等に見受け
られる。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、レール方式ではレールは開口幅
の2倍程度の長さを必要とし、長いレールを水平
状態に敷設するには地面の整備やコンクリート打
設などに極めて多くの手数を要し、完工までには
相当の日数を必要としていた。しかも、レールの
保守点検は常に行わねばならず、またレールの存
在は車輛や人の通行の障害となるものでもあつ
た。そして、レールをなくした方式のうち前者は
引戸本体を上下からローラーで挾持することから
引戸本体は上下に横縁の存在を不可欠とし、挾持
のための支持体の調整は行えるものの引戸本体の
高さを任意に調整したり、垂れ下がりを防止する
調整は不可能である。また、後者は支持体が引戸
本体の上下方向中間部に位置されており、従つ
て、引戸本体には中間部にレール状を設けること
を不可欠としており、デザイン的に限定を受け、
且つ引戸本体の高さ調整や、垂れ下がり防止の調
整は不可能である。
の2倍程度の長さを必要とし、長いレールを水平
状態に敷設するには地面の整備やコンクリート打
設などに極めて多くの手数を要し、完工までには
相当の日数を必要としていた。しかも、レールの
保守点検は常に行わねばならず、またレールの存
在は車輛や人の通行の障害となるものでもあつ
た。そして、レールをなくした方式のうち前者は
引戸本体を上下からローラーで挾持することから
引戸本体は上下に横縁の存在を不可欠とし、挾持
のための支持体の調整は行えるものの引戸本体の
高さを任意に調整したり、垂れ下がりを防止する
調整は不可能である。また、後者は支持体が引戸
本体の上下方向中間部に位置されており、従つ
て、引戸本体には中間部にレール状を設けること
を不可欠としており、デザイン的に限定を受け、
且つ引戸本体の高さ調整や、垂れ下がり防止の調
整は不可能である。
従つて、本考案はレールを不可欠とした従来品
の欠点を解消するレール不用の引戸装置を提供し
ようとするものである。
の欠点を解消するレール不用の引戸装置を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するための手段
本考案はレールを不用とするために次の如き手
段を採用した。
段を採用した。
即ち、下縁部に、進退方向に沿う水平部2,2
を平行して形成し、戸当側端部の下部にキヤスタ
ー3を取り付けた引戸本体1と、引戸本体1の水
平部2,2の下面を支持する複数個のメインロー
ラー5,5′と、水平部2,2の夫々の上面に当
接される一対のサブローラー6と、メインローラ
ー5,5′を中間部に、サブローラー6を出入口
側端部に夫々上下位置調整自在に取り付けた支持
体4と、出入口の引き込み側の地面に固定された
支持体4に隣接して立設され、引戸本体1の上方
部を表裏側から挾持するローラー9,9を備えた
支柱8とから成るのである。また、水平部2,2
が下方を開放としたチヤンネル材の内方への張出
片によつて形成されていてもよい。
を平行して形成し、戸当側端部の下部にキヤスタ
ー3を取り付けた引戸本体1と、引戸本体1の水
平部2,2の下面を支持する複数個のメインロー
ラー5,5′と、水平部2,2の夫々の上面に当
接される一対のサブローラー6と、メインローラ
ー5,5′を中間部に、サブローラー6を出入口
側端部に夫々上下位置調整自在に取り付けた支持
体4と、出入口の引き込み側の地面に固定された
支持体4に隣接して立設され、引戸本体1の上方
部を表裏側から挾持するローラー9,9を備えた
支柱8とから成るのである。また、水平部2,2
が下方を開放としたチヤンネル材の内方への張出
片によつて形成されていてもよい。
作 用
而して、引戸本体1は水平状態に固定された支
持体4のメインローラー5,5′に水平部2,2
を載置して支持され、また水平部2,2には支持
体4の出入口側端部に設けたサブローラー6が上
方から当接され、上方部は支柱8に設けたローラ
ー9,9で表裏側から挾持されており、戸当側端
部のキヤスター3と相埃つて進退自在となつてい
る。そして、出入口を閉止した状態においては、
戸当側端部はキヤスター3によつて、引き込み側
端部は出入口側に設けたメインローラー5によつ
て夫夫支えられ、また、出入口を開放した状態に
おいては引き込み側に設けたメインローラー5′
とサブローラー6によつて支えられ、重量移動に
よる垂れ下がり現象を生じることなく保持され
る。
持体4のメインローラー5,5′に水平部2,2
を載置して支持され、また水平部2,2には支持
体4の出入口側端部に設けたサブローラー6が上
方から当接され、上方部は支柱8に設けたローラ
ー9,9で表裏側から挾持されており、戸当側端
部のキヤスター3と相埃つて進退自在となつてい
る。そして、出入口を閉止した状態においては、
戸当側端部はキヤスター3によつて、引き込み側
端部は出入口側に設けたメインローラー5によつ
て夫夫支えられ、また、出入口を開放した状態に
おいては引き込み側に設けたメインローラー5′
とサブローラー6によつて支えられ、重量移動に
よる垂れ下がり現象を生じることなく保持され
る。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面第1図ないし第
5図により説明する。
5図により説明する。
1は引戸本体で、下部横枠を下方を開放とした
チヤンネル材で形成し、両縁から内方への張出片
を水平部2,2とし、また戸当側端部の下部にキ
ヤスター3を取り付けている。4は引戸本体1を
進退自在とする支持体で、上面ならびに両端面を
開放とした例えばチヤンネル状を呈しており、引
戸本体1を支持する2個のメインローラー5,
5′を中間部に、また引戸本体1の水平部2,2
に上方から常時当接される一対のサブローラー6
を出入口側端部に、夫々引戸本体1の進退方向と
直交する軸心をもつて上下位置調整自在に取り付
けている。7は支持体4を出入口の引き込み側端
部の地面に固定するアンカー、8は支持体4に隣
接して立設される引き込み側の支柱で、上方部に
は進退する引戸本体1の上方部を表裏側から挾持
するローラー9,9を垂下している。10は戸当
り支柱である。
チヤンネル材で形成し、両縁から内方への張出片
を水平部2,2とし、また戸当側端部の下部にキ
ヤスター3を取り付けている。4は引戸本体1を
進退自在とする支持体で、上面ならびに両端面を
開放とした例えばチヤンネル状を呈しており、引
戸本体1を支持する2個のメインローラー5,
5′を中間部に、また引戸本体1の水平部2,2
に上方から常時当接される一対のサブローラー6
を出入口側端部に、夫々引戸本体1の進退方向と
直交する軸心をもつて上下位置調整自在に取り付
けている。7は支持体4を出入口の引き込み側端
部の地面に固定するアンカー、8は支持体4に隣
接して立設される引き込み側の支柱で、上方部に
は進退する引戸本体1の上方部を表裏側から挾持
するローラー9,9を垂下している。10は戸当
り支柱である。
第1図ないし第5図の実施例では、引戸本体1
の水平部2,2を下方部の両縁から内方へ向けて
形成したものとし、サブローラー6の取付棒11
を水平部2,2の間に設けた溝12を介して下方
に垂下し支持体4に取り付けたものとしている
が、第6図ないし第8図に示したように、水平部
2,2が外方に向けて形成され、サブローラー6
が支持体4に直接取り付けられているものでも同
様に作用する。更に、メインローラー5とサブロ
ーラー6の配置態様が逆の場合でもよく、またメ
インローラー5をモーターにより駆動した場合に
は自動引戸とすることも可能である。
の水平部2,2を下方部の両縁から内方へ向けて
形成したものとし、サブローラー6の取付棒11
を水平部2,2の間に設けた溝12を介して下方
に垂下し支持体4に取り付けたものとしている
が、第6図ないし第8図に示したように、水平部
2,2が外方に向けて形成され、サブローラー6
が支持体4に直接取り付けられているものでも同
様に作用する。更に、メインローラー5とサブロ
ーラー6の配置態様が逆の場合でもよく、またメ
インローラー5をモーターにより駆動した場合に
は自動引戸とすることも可能である。
考案の効果
本考案は叙上のように構成されることから、引
戸本体1はレールを用いることなく進退させるこ
とができ、レール敷設に当つての種々の手数を不
要とし、単に支持体4の水平設置、支柱8の立設
ならびにキヤスター3の転動地面の整備によつて
容易に施工でき、保守点検を簡易とすると共に、
車輛や人の通行を支障なく行わしめることがで
き、しかも、引戸本体1は下方部で荷重を支えら
れると同時に垂れ下がりが防止されており、上方
部は単に転倒防止のためのローラー9,9が表裏
から挾持できる構成であればよく、中間部にレー
ル状を有するなどデザイン的に限定されることな
く、引戸本体1は自由にデザインできるなどの効
果を奏する。
戸本体1はレールを用いることなく進退させるこ
とができ、レール敷設に当つての種々の手数を不
要とし、単に支持体4の水平設置、支柱8の立設
ならびにキヤスター3の転動地面の整備によつて
容易に施工でき、保守点検を簡易とすると共に、
車輛や人の通行を支障なく行わしめることがで
き、しかも、引戸本体1は下方部で荷重を支えら
れると同時に垂れ下がりが防止されており、上方
部は単に転倒防止のためのローラー9,9が表裏
から挾持できる構成であればよく、中間部にレー
ル状を有するなどデザイン的に限定されることな
く、引戸本体1は自由にデザインできるなどの効
果を奏する。
また、メインローラー5,5′、サブローラー
6が支持体4に対して上下位置調整自在であるこ
とによつて、引戸本体1の水平設置状態の調整な
らびに開放時における垂れ下がり現象を防止する
ための調整が容易に行えるのである。
6が支持体4に対して上下位置調整自在であるこ
とによつて、引戸本体1の水平設置状態の調整な
らびに開放時における垂れ下がり現象を防止する
ための調整が容易に行えるのである。
更に、水平部2,2が下方を開放としたチヤン
ネル材の内方への張出片によつて形成されている
場合には、サブローラー6がチヤンネル材に内蔵
され見苦しくない製品が得られるのであつて、在
来の引戸本体にチヤンネル材を取り付ければ容易
に本考案の引戸装置に転用できるのである。
ネル材の内方への張出片によつて形成されている
場合には、サブローラー6がチヤンネル材に内蔵
され見苦しくない製品が得られるのであつて、在
来の引戸本体にチヤンネル材を取り付ければ容易
に本考案の引戸装置に転用できるのである。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は支持装置の側面
図、第4図は同じく縦断側面図、第5図は同じく
裁断正面図、第6図ないし第8図は他の実施例を
示し、第6図は正面図、第7図は支持装置の側面
図、第8図は同じく裁断正面図である。 1は引戸本体、2,2は水平部、3はキヤスタ
ー、4は支持体、5,5′はメインローラー、6
はサブローラー、8は支柱、9,9はローラーで
ある。
図、第2図は側面図、第3図は支持装置の側面
図、第4図は同じく縦断側面図、第5図は同じく
裁断正面図、第6図ないし第8図は他の実施例を
示し、第6図は正面図、第7図は支持装置の側面
図、第8図は同じく裁断正面図である。 1は引戸本体、2,2は水平部、3はキヤスタ
ー、4は支持体、5,5′はメインローラー、6
はサブローラー、8は支柱、9,9はローラーで
ある。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 下縁部に、進退方向に沿う水平部2,2を平
行して形成し、戸当側端部の下部にキヤスター
3を取り付けた引戸本体1と、引戸本体1の水
平部2,2の下面を支持する複数個のメインロ
ーラー5,5′と、水平部2,2の夫々の上面
に当接される一対のサブローラー6と、メイン
ローラー5,5′を中間部に、サブローラー6
を出入口側端部に夫々上下位置調整自在に取り
付けた支持体4と、出入口の引き込み側の地面
に固定された支持体4に隣接して立設され、引
戸本体1の上方部を表裏側から挾持するローラ
ー9,9を備えた支柱8とから成る引戸装置。 2 水平部2,2が下方を開放としたチヤンネル
材の内方への張出片によつて形成されている実
用新案登録請求の範囲第1項記載の引戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8234284U JPS60194098U (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8234284U JPS60194098U (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 引戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60194098U JPS60194098U (ja) | 1985-12-24 |
JPH0224880Y2 true JPH0224880Y2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=30629970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8234284U Granted JPS60194098U (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 引戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60194098U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323149B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1978-07-13 | ||
JPS5421932B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1979-08-03 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412918Y2 (ja) * | 1975-03-14 | 1979-06-04 | ||
JPS5715355Y2 (ja) * | 1976-08-06 | 1982-03-30 | ||
JPS5643520Y2 (ja) * | 1977-07-16 | 1981-10-12 |
-
1984
- 1984-06-01 JP JP8234284U patent/JPS60194098U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323149B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1978-07-13 | ||
JPS5421932B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1979-08-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60194098U (ja) | 1985-12-24 |
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