JPH04108800U - 片引き門扉 - Google Patents

片引き門扉

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Publication number
JPH04108800U
JPH04108800U JP2046291U JP2046291U JPH04108800U JP H04108800 U JPH04108800 U JP H04108800U JP 2046291 U JP2046291 U JP 2046291U JP 2046291 U JP2046291 U JP 2046291U JP H04108800 U JPH04108800 U JP H04108800U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
gate
rollers
ground
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2046291U
Other languages
English (en)
Inventor
天野竹則
Original Assignee
清水建設株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 清水建設株式会社 filed Critical 清水建設株式会社
Priority to JP2046291U priority Critical patent/JPH04108800U/ja
Publication of JPH04108800U publication Critical patent/JPH04108800U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横長の扉を門塀に支持して床面と床面上のガ
イドレールとを省略し、傾斜通路等でも地面を水平に整
える必要のない片引き門扉を提供する。 【構成】 門塀13の塀面に、複数の上部ローラ16と
下部ローラ17とを所要間隔を空けて配設する。それら
ローラの間に横長の扉11を挿通する。扉上下の少なく
とも各2点をローラにより支持し、地面から離して横移
動自在に上記門塀13に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扉を門塀から引出して通路等を遮断する片引きの門扉に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
この種の門扉では、図7及び図8に示すように、横長の扉1を地面に据え置い ているため、門柱2から門塀3の裏側の地面までを水平な床面4とし、その床面 4に扉移動用のガイドレール5を敷設してる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのような従来の片引き門扉を傾斜地面に設置する場合には、扉1が移動する 部分の地面を平らに削って、コンクリートなどによる床面4を造り、さらにガイ ドレール5を敷設する必要がある。
【0004】 また扉1の裏側には支持フレーム6が一体に設けられており、このため床面4 も巾広く要求されることなどから、傾斜地面に造られた水平な床面4は、傾斜通 路の途中の段部となり、車などの乗入れや歩行の障害にならないまでも、傾斜が きつい所では段部によるギャップが大きく、時には乗入れのスムーズさを欠く原 因ともなることがある。
【0005】 この考案は、上記従来の片引き門扉における課題を解決するために考えられた ものであって、その目的は、横引きの扉を門塀に支持して床面と床面上のガイド レールとを省略し、傾斜通路等でも地面を水平に整える必要のない片引き門扉を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの考案の特徴は、門塀の塀面に、複数の上部ローラと下部ロ ーラとを所要間隔を空けて配設し、それらローラの間に横長の扉を挿通して、扉 上下の少なくとも各2点を支持するとともに、該扉を地面から離して横移動自在 に上記門塀に設けてなることにある。
【0007】
【作用】
上記構成では、扉が地面から離れて門塀に支持されていることから、扉を移動 するための床面や床面上のガイドレールなどが不要となる。
【0008】 また扉を上下部のローラにより支持したことから、扉の開閉移動がスムーズと なり、扉下辺を傾斜地面に沿い斜めに形成しても扉を開閉自在に構成することが できる。
【0009】
【実施例】
図1から図6はこの考案の片引き門扉の実施例を示すもので、図中11は横長 の柵状の扉。12は門柱、13は門塀である。
【0010】 上記門塀13の端部内側の塀面には、扉11のガイドボックス14がブラケッ ト15を用いて取付けてある。
【0011】 このガイドボックス14は縦長のもので、内部中央の上下に鍔付きの上部ロー ラ16と下部ローラ17とを、上下左右に所要間隔を空けて一対ごとに有する。
【0012】 また上記扉11の上辺と下辺とにはガイドレール18が一体に設けてあり、扉 11はこのガイドレール18,18を上部ローラ15と下部ローラ17とにそれ ぞれ嵌挿してローラ間に挿通され、またそれらローラにより地面aから離して横 移動自在に上記門塀13に支持されている。
【0013】 上記ガイドレール18は扉11の補強をも兼ね、材質としては錆などによる門 扉の汚れ防止の点から、アルミニウム、ステンレス鋼などが好ましい。
【0014】 なお、図中19はローラ受部材、20はガイドボックス14の上部のカバー部材 である。
【0015】 図5及び図6は、扉11の下辺を傾斜地面bに沿って形成した場合の実施例を 示すもので、この場合には、扉11の水平移動を維持するために、下側のガイド レール21は、図示のように、扉11の両側部に設け、このガイドレール21を 下部ローラ17により支持する。
【0016】
【考案の効果】
上述のように、複数の上部ローラ16と下部ローラ17とにより、扉上下の少 なくとも各2点を支持して、横長の扉11を門塀13に地面aから離して横移動 自在に設けたこの考案では、扉を移動するための床面や床面上のガイドレールな どが不要となる。
【0017】 そのため傾斜地面bであっても、図4に示すように、地面を平らに削って床面 を造る必要がなく、傾斜地面bをそのままにして門扉を設けることができるので 、傾斜通路の途中に段部によるギャップも生じず、門扉があっても車の乗入れが スムーズに行える。
【0018】 また扉の支持位置は地面の傾斜角に応じて自由に設定できるので、緩傾斜地の みに限定されず、比較的傾斜の急な坂道にも門扉を設けることができ、地面には 何も施す必要はないので、設置に対する費用なども低コストとなる。
【0019】 さらにまた、ローラの回転により扉の移動がスムーズに行われ、必要ならば下 部ローラの一部を駆動ローラとし、扉の開閉を電動式とすることも容易になし得 る等の多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係わる片引き門扉の第1実施例の
正面図である。
【図2】 同上の平面図である。
【図3】 ガイドボックス上部の部分縦断面図である。
【図4】 門扉の扉側から見た端面図である。
【図5】 第2実施例の略示正面図である。
【図6】 同上の扉と傾斜地面の状態を示す図である。
【図7】 従来の片引き門扉の略示平面図である。
【図8】 同上の扉と傾斜地面の状態を示す図のであ
る。
【符号の説明】
11 扉 12 門柱 13 門塀 14 ガイドボックス 15 ブラケット 16 上部ローラ 17 下部ローラ 18 ガイドレール 21 両側の下部ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門塀の塀面に、複数の上部ローラと下部
    ローラとを所要間隔を空けて配設し、それらローラの間
    に横長の扉を挿通して、扉上下の少なくとも各2点を支
    持するとともに、該扉を地面から離して横移動自在に上
    記門塀に設けてなることを特徴とする片引き門扉。
JP2046291U 1991-03-07 1991-03-07 片引き門扉 Pending JPH04108800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2046291U JPH04108800U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 片引き門扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2046291U JPH04108800U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 片引き門扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04108800U true JPH04108800U (ja) 1992-09-21

Family

ID=31906538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2046291U Pending JPH04108800U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 片引き門扉

Country Status (1)

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JP (1) JPH04108800U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455879Y1 (ko) * 2011-03-17 2011-09-30 김용선 슬라이딩 휀스 도어체

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