JP2517629Y2 - 門扉の開閉構造 - Google Patents
門扉の開閉構造Info
- Publication number
- JP2517629Y2 JP2517629Y2 JP1990405750U JP40575090U JP2517629Y2 JP 2517629 Y2 JP2517629 Y2 JP 2517629Y2 JP 1990405750 U JP1990405750 U JP 1990405750U JP 40575090 U JP40575090 U JP 40575090U JP 2517629 Y2 JP2517629 Y2 JP 2517629Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- guide rail
- grating
- closing structure
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Barrages (AREA)
- Sewage (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、特定区域内への出入口
等に設ける開閉式の扉、門扉の開閉構造に関する。
等に設ける開閉式の扉、門扉の開閉構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の開閉式の門扉は、地表面・床面に
沿って車輪で移動する方式のもの又は地表面・床面に敷
設したガイドレール上を車輪で移動する方式のもの等が
多かった。このため従来の門扉はふらつきや転倒等を起
こしやすく、極めて不安定であった。これに対処するた
め、従来の技術では門扉自体の重量を重くすること等も
行なわれているが、重量増加させると開閉操作が困難に
なり、また動きだしたら止めにくくなるので危険性も高
かった。
沿って車輪で移動する方式のもの又は地表面・床面に敷
設したガイドレール上を車輪で移動する方式のもの等が
多かった。このため従来の門扉はふらつきや転倒等を起
こしやすく、極めて不安定であった。これに対処するた
め、従来の技術では門扉自体の重量を重くすること等も
行なわれているが、重量増加させると開閉操作が困難に
なり、また動きだしたら止めにくくなるので危険性も高
かった。
【０００３】また従来のガイドレール方式のものはガイ
ドレール内部に土砂が侵入すると外に出にくいので、仮
に地表面・床面に転倒防止のための装置を設けたとして
も土砂のために機能が阻害されることが多く、また土砂
は門扉の開閉操作の邪魔になり門扉自体の機能を阻害す
ることも多かった。又、この種の門扉の開閉装置とし
て、Ｕ字状側溝コンクリートの上端に段差を設けて道路
面と同一レベル以下の位 置に上方を開放した走行レール
を形成し、その走行レール下方にグレーチングを架設し
た構造の考案が実開平１−１１８０９１号公報に開示さ
れている。この公報開示の構造では道路面上の士砂・ゴ
ミは連続した走行レール面上に移動し、その士砂・ゴミ
のため門扉の走行の支障となりがちである。又走行レー
ル上の土砂・ゴミが側溝内方向に移動又は払われるとそ
の内側のグレーチングの外枠と側溝コンクリートの側壁
内面との間の空間に落ち込んでここに土砂・ゴミが溜ま
り、清掃しにくいためそのまま滞留し美観を損ねるもの
であった。
ドレール内部に土砂が侵入すると外に出にくいので、仮
に地表面・床面に転倒防止のための装置を設けたとして
も土砂のために機能が阻害されることが多く、また土砂
は門扉の開閉操作の邪魔になり門扉自体の機能を阻害す
ることも多かった。又、この種の門扉の開閉装置とし
て、Ｕ字状側溝コンクリートの上端に段差を設けて道路
面と同一レベル以下の位 置に上方を開放した走行レール
を形成し、その走行レール下方にグレーチングを架設し
た構造の考案が実開平１−１１８０９１号公報に開示さ
れている。この公報開示の構造では道路面上の士砂・ゴ
ミは連続した走行レール面上に移動し、その士砂・ゴミ
のため門扉の走行の支障となりがちである。又走行レー
ル上の土砂・ゴミが側溝内方向に移動又は払われるとそ
の内側のグレーチングの外枠と側溝コンクリートの側壁
内面との間の空間に落ち込んでここに土砂・ゴミが溜ま
り、清掃しにくいためそのまま滞留し美観を損ねるもの
であった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、開閉操作が容易で、安定性が良く、安全性
にも優れ、士砂等による開閉機能阻害発生がなく、士砂
・ゴミが滞留することがなく、傾斜面への設置も可能
な、門扉の開閉構造を提供することにある。
する課題は、開閉操作が容易で、安定性が良く、安全性
にも優れ、士砂等による開閉機能阻害発生がなく、士砂
・ゴミが滞留することがなく、傾斜面への設置も可能
な、門扉の開閉構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、地表面・床面に設けた側溝等の排水溝の
左右の垂直な溝側壁の上部それぞれに、断面形状コ字状
のガイドレールを開放面が対向するように左右一対設
け、同ガイドレールの下方の側壁間にビーム材を横架し
同ビーム材上に排水溝を閉鎖するグレーチング又は溝蓋
を設け、又門扉の下部の車輪を上記断面形状コ字状のガ
イドレールの内部に挿入するように設け、門扉をその下
部に設けた車輪で同ガイドレールに沿って移動自在にし
たことを特徴とする門扉の開閉構造にある。
考案の要旨は、地表面・床面に設けた側溝等の排水溝の
左右の垂直な溝側壁の上部それぞれに、断面形状コ字状
のガイドレールを開放面が対向するように左右一対設
け、同ガイドレールの下方の側壁間にビーム材を横架し
同ビーム材上に排水溝を閉鎖するグレーチング又は溝蓋
を設け、又門扉の下部の車輪を上記断面形状コ字状のガ
イドレールの内部に挿入するように設け、門扉をその下
部に設けた車輪で同ガイドレールに沿って移動自在にし
たことを特徴とする門扉の開閉構造にある。
【０００６】
【作用】本考案の門扉の開閉構造においては、地表面・
床面等に設けた排水溝の垂直な側壁の上部に開放面が溝
内部に向けるように断面形状コ字状のガイドレールを設
けた。これによって、道路上のゴミ・砂はガイドレール
内に入ることが少なく直接排水溝の側壁上端から溝下方
へ払い落される。これによって、ガイドレール内へのゴ
ミ・砂の進入がなくなり、円滑にこの 内部に配置した
車輪はガイドレールに沿って移動でき、よって門扉は円
滑に長期間開閉できるものとした。
床面等に設けた排水溝の垂直な側壁の上部に開放面が溝
内部に向けるように断面形状コ字状のガイドレールを設
けた。これによって、道路上のゴミ・砂はガイドレール
内に入ることが少なく直接排水溝の側壁上端から溝下方
へ払い落される。これによって、ガイドレール内へのゴ
ミ・砂の進入がなくなり、円滑にこの 内部に配置した
車輪はガイドレールに沿って移動でき、よって門扉は円
滑に長期間開閉できるものとした。
【０００７】又、グレーチング又は溝蓋は、ビーム材の
上に設けられ排水溝内部に置かれるので、グレーチング
又は溝蓋にゴミ・砂がたまることもなく、ゴミ・砂は溝
底へ落下する。
上に設けられ排水溝内部に置かれるので、グレーチング
又は溝蓋にゴミ・砂がたまることもなく、ゴミ・砂は溝
底へ落下する。
【０００８】本考案では、同排水溝を利用して同門扉を
設置するので土砂を速やかに同排水溝に排出可能であ
る。又車輪は断面形状コ字状のガイドレールに挿入され
ていて、ガドレールは車輪が浮き上るのを防止している
ので、門扉は傾くことなく安定して走行できる。
設置するので土砂を速やかに同排水溝に排出可能であ
る。又車輪は断面形状コ字状のガイドレールに挿入され
ていて、ガドレールは車輪が浮き上るのを防止している
ので、門扉は傾くことなく安定して走行できる。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は実施例１を示す一部切欠断面図、図２は図
１のＡ−Ａ線における平面図、図３，図４は他の実施例
を示す断面図である。
する。図１は実施例１を示す一部切欠断面図、図２は図
１のＡ−Ａ線における平面図、図３，図４は他の実施例
を示す断面図である。
【００１０】実施例１では、地表面１に設けた排水溝２
の側壁３に横架したビーム材４に沿って排水溝２の長手
方向に平行な断面形状コ字状のガイドレール５を取り付
けている。そして門扉６の下部に設けた車輪７をガイド
レール５内に沿って移動自在に装着している。ビーム材
４の上にはグレーチング８を載置している。グレーチン
グ８については、コンクリート蓋、鋼板蓋、グレーチン
グ蓋でもよい。
の側壁３に横架したビーム材４に沿って排水溝２の長手
方向に平行な断面形状コ字状のガイドレール５を取り付
けている。そして門扉６の下部に設けた車輪７をガイド
レール５内に沿って移動自在に装着している。ビーム材
４の上にはグレーチング８を載置している。グレーチン
グ８については、コンクリート蓋、鋼板蓋、グレーチン
グ蓋でもよい。
【００１１】断面形状コ字状のガイドレール５内のレー
ル面は排水溝２の側壁３の上部内側にあるので、地表面
１の土砂・ゴミは入りにくい 。又ガイドレール５のレ
ール面に溜った土砂・ゴミは掃き出せばそのまま排水溝
２下方へ落下して容易に清掃される。又車輪７はガイド
レール５の上下面で拘束され、上方に浮き上ることがほ
とんどないので門扉６は左右及びレール方向に傾くこと
なく安定して走行できる。
ル面は排水溝２の側壁３の上部内側にあるので、地表面
１の土砂・ゴミは入りにくい 。又ガイドレール５のレ
ール面に溜った土砂・ゴミは掃き出せばそのまま排水溝
２下方へ落下して容易に清掃される。又車輪７はガイド
レール５の上下面で拘束され、上方に浮き上ることがほ
とんどないので門扉６は左右及びレール方向に傾くこと
なく安定して走行できる。
【００１２】図３，図４はその他の実施例を示してい
る。それぞれにおいて、３０は地表面、３１は排水溝、
３２はビーム材、３３はガイドレール、３４は門扉、３
５は車輪、３６はグレーチングである。グレーチング３
６については、コンクリート蓋、鋼板蓋、グレーチング
蓋でもよい。ゴミ・土砂の清掃は前記実施例と同様で容
易に行え、ガイドレールその周辺に滞留することがな
い。
る。それぞれにおいて、３０は地表面、３１は排水溝、
３２はビーム材、３３はガイドレール、３４は門扉、３
５は車輪、３６はグレーチングである。グレーチング３
６については、コンクリート蓋、鋼板蓋、グレーチング
蓋でもよい。ゴミ・土砂の清掃は前記実施例と同様で容
易に行え、ガイドレールその周辺に滞留することがな
い。
【００１３】
【考案の効果】本考案により、開閉操作が容易で、安定
性が良く、安全性にも優れ、土砂等による開閉機能阻害
発生がなく、土砂・ゴミの滞留がなく清掃が容易で傾斜
面への設置も可能な、門扉の開閉構造を提供することが
できる。
性が良く、安全性にも優れ、土砂等による開閉機能阻害
発生がなく、土砂・ゴミの滞留がなく清掃が容易で傾斜
面への設置も可能な、門扉の開閉構造を提供することが
できる。
【図１】実施例１を示す一部切欠断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における平面図である。
【図３】他の実施例を示す断面図である。
【図４】他の実施例を示す断面図である。
１ 地表面 ２ 排水溝 ３ 側壁 ４ ビーム材 ５ ガイドレール ６ 門扉 ７ 車輪 ８ グレーチング ３０ 地表面 ３１ 排水溝 ３２ ビーム材 ３３ ガイドレール ３４ 門扉 ３５ 車輪 ３６ グレーチング
Claims (1)
- 【請求項１】 地表面・床面に設けた側溝等の排水溝の
左右の垂直な溝側壁の上部それぞれに、断面形状コ字状
のガイドレレールを開放面が対向するように左右一対設
け、同ガイドレールの下方の側壁間にビーム材を横架し
ビーム材上に排水溝を閉鎖するグレーチング又は溝蓋を
設け、又門扉の下部の車輪を上記断面形状コ字状のガイ
ドレールの内部に挿入するように設け、門扉をその下部
に設けた車輪で同ガイドレールに沿って移動自在にした
ことを特徴とする門扉の開閉構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990405750U JP2517629Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 門扉の開閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990405750U JP2517629Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 門扉の開閉構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494100U JPH0494100U (ja) | 1992-08-14 |
| JP2517629Y2 true JP2517629Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31883126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990405750U Expired - Lifetime JP2517629Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 門扉の開閉構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2517629Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5667231B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2015-02-12 | ファナック株式会社 | 射出成形機の安全扉 |
| KR102009263B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2019-08-09 | 허향미 | 매립형 레일이 구비되는 대문자바라 및 매립형 레일의 설치방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0532634Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1993-08-20 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP1990405750U patent/JP2517629Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494100U (ja) | 1992-08-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SU1101179A3 (ru) | Направл юща дл струга | |
| JPH05202679A (ja) | ドアの敷居 | |
| JP2517629Y2 (ja) | 門扉の開閉構造 | |
| JP3590959B2 (ja) | 門扉用のゴミ溜め装置 | |
| JP7120862B2 (ja) | 門扉 | |
| JPH0721833Y2 (ja) | 引戸門扉用の下レール装置 | |
| JPS6011156Y2 (ja) | 斜樋 | |
| JP2005082363A (ja) | エレベータの乗場装置 | |
| JP7431080B2 (ja) | 鉄板の敷設構造 | |
| JPH04108800U (ja) | 片引き門扉 | |
| JPH05214880A (ja) | 引戸の下枠部構造 | |
| KR200497638Y1 (ko) | 소형동물 탈출장치가 구비된 사각 집수정 | |
| JPH0242785Y2 (ja) | ||
| JP7442180B2 (ja) | 排水溝装置 | |
| JPS5917940Y2 (ja) | 斜樋 | |
| JPH0725404Y2 (ja) | 物置の床板構造 | |
| JPH0428821Y2 (ja) | ||
| JP3231633B2 (ja) | 引き戸の下枠 | |
| JPS5912267Y2 (ja) | 横引き式防潮門扉 | |
| JP2571563Y2 (ja) | 引戸の排水構造 | |
| JP2511449Y2 (ja) | 洗車装置 | |
| JP2001040753A (ja) | コンクリート製の側溝ブロック | |
| JPH0524570Y2 (ja) | ||
| JPH0379583A (ja) | エレベータの敷居装置 | |
| JP3005143B2 (ja) | 浴室用引き戸の構造 |