JP2608847B2 - パネルシャッター - Google Patents
パネルシャッターInfo
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- JP2608847B2 JP2608847B2 JP5114048A JP11404893A JP2608847B2 JP 2608847 B2 JP2608847 B2 JP 2608847B2 JP 5114048 A JP5114048 A JP 5114048A JP 11404893 A JP11404893 A JP 11404893A JP 2608847 B2 JP2608847 B2 JP 2608847B2
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- Japan
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- panel
- shutter
- panels
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用シャッターに関
し、更に詳しくは、回転体に巻回されたパネル昇降用の
連結部材によって、上下方向に所定の間隔を隔てて複数
枚のシャッター用パネルを連結し、かつ、開放時にはシ
ャッター用パネルを厚さ方向に並べる状態で収納させる
ように構成したパネルシャッターに関する。
し、更に詳しくは、回転体に巻回されたパネル昇降用の
連結部材によって、上下方向に所定の間隔を隔てて複数
枚のシャッター用パネルを連結し、かつ、開放時にはシ
ャッター用パネルを厚さ方向に並べる状態で収納させる
ように構成したパネルシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成のパネルシャッターの展張時の
上下パネルの接合構造には、図4に示すように、パネル
吊り下げ状態で凹凸部h,fが互いに離間する本実矧の
接合構造と、図5に示すように、下部側のパネル2に対
して上部側のパネル2が厚さ方向一方へのみ移動可能な
階段状の接合となる相決りの接合構造とがある。
上下パネルの接合構造には、図4に示すように、パネル
吊り下げ状態で凹凸部h,fが互いに離間する本実矧の
接合構造と、図5に示すように、下部側のパネル2に対
して上部側のパネル2が厚さ方向一方へのみ移動可能な
階段状の接合となる相決りの接合構造とがある。
【0003】一方、図面で明らかなように、パネル昇降
用の連結部材11に垂下連結されたパネル2は、それの
連結部材11に対する連結部5が回転体10のまわりを
移動する際に横方向の移動を伴うことから、例えばパネ
ル2を収納させる際には、先行するパネル2は後続する
パネル2よりも上昇の速度が遅くなる。このため、先行
するパネル2に後続するパネル2が干渉しないように、
上下方向に所定の間隔を隔てて連結部材11にパネル2
を連結しているのである。
用の連結部材11に垂下連結されたパネル2は、それの
連結部材11に対する連結部5が回転体10のまわりを
移動する際に横方向の移動を伴うことから、例えばパネ
ル2を収納させる際には、先行するパネル2は後続する
パネル2よりも上昇の速度が遅くなる。このため、先行
するパネル2に後続するパネル2が干渉しないように、
上下方向に所定の間隔を隔てて連結部材11にパネル2
を連結しているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
本実矧の接合構造においては、展張状態で上下のパネル
2,2の凹凸部f,hが互いに嵌合し合うので、外面に
作用する風圧ならびに内面に作用するバキュウム圧に対
しては構造的に強い点で好ましいが、シャッター開閉時
にパネル2,2間での干渉を避けさせる上で、上下のパ
ネル2,2間に大きな隙間を形成する必要があり、この
ため、シャッターを展張させる際に上記の隙間に指を詰
める危険性があった。
本実矧の接合構造においては、展張状態で上下のパネル
2,2の凹凸部f,hが互いに嵌合し合うので、外面に
作用する風圧ならびに内面に作用するバキュウム圧に対
しては構造的に強い点で好ましいが、シャッター開閉時
にパネル2,2間での干渉を避けさせる上で、上下のパ
ネル2,2間に大きな隙間を形成する必要があり、この
ため、シャッターを展張させる際に上記の隙間に指を詰
める危険性があった。
【0005】他方、図5に示す相決りの接合構造におい
ては、その構成上、上下のパネル2,2間の隙間が狭く
とも、シャッターの開閉時におけるパネル2,2間での
上記した干渉を旨く避けることができるので、指詰めの
心配をしなくて済む利点がある。
ては、その構成上、上下のパネル2,2間の隙間が狭く
とも、シャッターの開閉時におけるパネル2,2間での
上記した干渉を旨く避けることができるので、指詰めの
心配をしなくて済む利点がある。
【0006】しかし、図示のように、上部側のパネル2
を室内側に相決りさせる構成とした場合、即ち、シャッ
ター用パネル2を室内側に収納させる形態をとった場合
は、パネルシャッターの展張下において、下部域のパネ
ル2は上部域のパネル2の大きな重量を受けることで耐
圧面では問題は生じないが、余り大きな重量がかゝらな
い上部域のパネル2については、風圧あるいはバキュウ
ム圧を受けた際に上部側パネルの下部側が室内側に位置
ずれし易く、シール性の面で問題があった。
を室内側に相決りさせる構成とした場合、即ち、シャッ
ター用パネル2を室内側に収納させる形態をとった場合
は、パネルシャッターの展張下において、下部域のパネ
ル2は上部域のパネル2の大きな重量を受けることで耐
圧面では問題は生じないが、余り大きな重量がかゝらな
い上部域のパネル2については、風圧あるいはバキュウ
ム圧を受けた際に上部側パネルの下部側が室内側に位置
ずれし易く、シール性の面で問題があった。
【0007】本発明は、指詰めしにくく、風圧やバキュ
ウム圧等のパネルをずらそうとする外圧の何れに対して
も強いパネルシャッターを提供することを目的としてい
る。
ウム圧等のパネルをずらそうとする外圧の何れに対して
も強いパネルシャッターを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った本発明によるパネルシャッターは、展張下で手の
届く範囲の下部域のパネル同士の接合を、上部側のパネ
ルが厚さ方向一方へのみ移動可能な相決りの接合構造と
し、それよりも上方の上部域のパネル同士の接合を、パ
ネル吊り下げ状態で凹凸部が互いに離間する本実矧の接
合構造とした点に構成上の特徴がある。
至った本発明によるパネルシャッターは、展張下で手の
届く範囲の下部域のパネル同士の接合を、上部側のパネ
ルが厚さ方向一方へのみ移動可能な相決りの接合構造と
し、それよりも上方の上部域のパネル同士の接合を、パ
ネル吊り下げ状態で凹凸部が互いに離間する本実矧の接
合構造とした点に構成上の特徴がある。
【0009】
【作用】上記の特徴構成によれば、展張下で手の届く範
囲の下部域のパネルを相決りの接合構造としたことで、
パネルシャッターの展張時においてパネル間で指を詰め
る虞れがなくなる。
囲の下部域のパネルを相決りの接合構造としたことで、
パネルシャッターの展張時においてパネル間で指を詰め
る虞れがなくなる。
【0010】一方、上部域のパネルについては、本来的
に風圧あるいはバキュウム圧に対して構造的に強い本実
矧の接合構造をとっているので、パネルシャッターの全
体について、風圧あるいはバキュウム圧によるパネル相
互の位置ずれが効果的に防止される。
に風圧あるいはバキュウム圧に対して構造的に強い本実
矧の接合構造をとっているので、パネルシャッターの全
体について、風圧あるいはバキュウム圧によるパネル相
互の位置ずれが効果的に防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はパネルシャッターを展張させて出入口1を
全閉にする直前の状態(あるいは、パネルシャッターを
収納させる出入口開放の開始状態でもある。)を示して
いる。もちろん、ショーウインドー等の非開口部に設け
てもよい。
する。図1はパネルシャッターを展張させて出入口1を
全閉にする直前の状態(あるいは、パネルシャッターを
収納させる出入口開放の開始状態でもある。)を示して
いる。もちろん、ショーウインドー等の非開口部に設け
てもよい。
【0012】上記のパネルシャッターは、横長に構成さ
れたシャッター用パネル2の複数枚を上下方向に連結し
て成るもので、各パネル2の長手方向両側の上部には、
図2に示すように、ガイドレール3に納める状態でロー
ラ4付きのローラピン5が設けられている。
れたシャッター用パネル2の複数枚を上下方向に連結し
て成るもので、各パネル2の長手方向両側の上部には、
図2に示すように、ガイドレール3に納める状態でロー
ラ4付きのローラピン5が設けられている。
【0013】一方、出入口1上部の室内側のシャッター
ケース6には、例えばブレーキ付き電動機7とチエン式
伝動機構8とによる駆動手段9と、当該駆動手段9によ
って正逆転駆動される例えばスプロツトによる回転体1
0とが設けられていて、この回転体10に巻回されたロ
ーラチェーンを連結部材11にして、この連結部材11
によって、前記複数枚のパネル2が上下に所定の間隔を
隔ててその両側で連結されているのである。
ケース6には、例えばブレーキ付き電動機7とチエン式
伝動機構8とによる駆動手段9と、当該駆動手段9によ
って正逆転駆動される例えばスプロツトによる回転体1
0とが設けられていて、この回転体10に巻回されたロ
ーラチェーンを連結部材11にして、この連結部材11
によって、前記複数枚のパネル2が上下に所定の間隔を
隔ててその両側で連結されているのである。
【0014】また、前記シャッターケース6内には、パ
ネル両側のローラ4を支持する水平の支持レール12が
設けられていて、前記回転体10による連結部材11の
巻き上げに伴って、シャッター用パネル2と連結部材1
1との連結部すなわちローラピン5がパネル2を垂下姿
勢に保ったままで回転体10まわりを移動し、かつ、当
該ローラピン5に設けられローラ4が支持レール12に
よって支持されて、シャッター用パネル2が順次、それ
の厚さ方向で並ぶようにシャッターケース6内に収納さ
れるようになっている。
ネル両側のローラ4を支持する水平の支持レール12が
設けられていて、前記回転体10による連結部材11の
巻き上げに伴って、シャッター用パネル2と連結部材1
1との連結部すなわちローラピン5がパネル2を垂下姿
勢に保ったままで回転体10まわりを移動し、かつ、当
該ローラピン5に設けられローラ4が支持レール12に
よって支持されて、シャッター用パネル2が順次、それ
の厚さ方向で並ぶようにシャッターケース6内に収納さ
れるようになっている。
【0015】パネルシャッターの展張は、前記回転体1
0の逆転駆動によって行われるものであって、このパネ
ル2の展張または上記したパネル2の収納に際して、前
記ローラピン5が回転体10のまわりを移動する際にパ
ネル2が横方向に移動することは既述した通りである。
而して、このパネル2の横移動によって上下のパネル
2,2が互いに干渉しないように、可及的に小なる間隔
を隔てる状態でシャッター用パネル2を前記連結部材1
1によって上下方向に連結している。
0の逆転駆動によって行われるものであって、このパネ
ル2の展張または上記したパネル2の収納に際して、前
記ローラピン5が回転体10のまわりを移動する際にパ
ネル2が横方向に移動することは既述した通りである。
而して、このパネル2の横移動によって上下のパネル
2,2が互いに干渉しないように、可及的に小なる間隔
を隔てる状態でシャッター用パネル2を前記連結部材1
1によって上下方向に連結している。
【0016】本発明では、かゝる構成のパネルシャッタ
ーにおいて、当該パネルシャッターを展張させた状態
で、例えば腕を自然に伸ばして手が届く範囲内の下部域
のパネル2どうしを相決りの接合構造によって接合し、
これよりも上部域のパネル2については本実矧の接合構
造によって接合している。全閉時には連結部材11がた
るみかげんとなって、順次上部パネル2の荷重が下部パ
ネル2にかかる。
ーにおいて、当該パネルシャッターを展張させた状態
で、例えば腕を自然に伸ばして手が届く範囲内の下部域
のパネル2どうしを相決りの接合構造によって接合し、
これよりも上部域のパネル2については本実矧の接合構
造によって接合している。全閉時には連結部材11がた
るみかげんとなって、順次上部パネル2の荷重が下部パ
ネル2にかかる。
【0017】相決りの接合構造の一例は、図1に一部を
取り出して拡大図示した通りであって、上記した下部域
の各パネル2の室外側の上端部に、長手方向に沿う第1
凸状部aを連設し、この第1凸状部aに隣接させる状態
でパネル2の幅方向中間部に第1凸状部aより小さい第
2凸状部bを連設する一方、相対峙する上部側パネル2
の下端部に、前記第1凸状部aに噛み合う第1凹状部c
と、第2凸状部bに噛み合う第2凹状部dとを形成して
成るもので、パネルシャッターの展張下において、上部
側のパネル2が下部側のパネル2に対して厚さ方向の一
方(室内側)にのみ移動可能となっている。
取り出して拡大図示した通りであって、上記した下部域
の各パネル2の室外側の上端部に、長手方向に沿う第1
凸状部aを連設し、この第1凸状部aに隣接させる状態
でパネル2の幅方向中間部に第1凸状部aより小さい第
2凸状部bを連設する一方、相対峙する上部側パネル2
の下端部に、前記第1凸状部aに噛み合う第1凹状部c
と、第2凸状部bに噛み合う第2凹状部dとを形成して
成るもので、パネルシャッターの展張下において、上部
側のパネル2が下部側のパネル2に対して厚さ方向の一
方(室内側)にのみ移動可能となっている。
【0018】本実矧の接合構造は次の通りである。即
ち、上記した上部域の各パネル2の上端部に、長手方向
に沿う凸部fを幅方向の中間部に連設する一方、相対峙
する上部側パネル2の下端部には、前記凸部fに上下方
向で嵌合する凹部hを形成して成るもので、上下のパネ
ル2,2が所定の間隔を隔てたパネル吊り下げ状態では
凹凸部f,hが互いに離間し、パネルシャッターを展張
させた状態では、上下のパネル2,2の凹凸部f,hが
互いに嵌合し合うことで、厚さ方向でのパネル2,2の
相対位置ずれが生じない構成となっている。
ち、上記した上部域の各パネル2の上端部に、長手方向
に沿う凸部fを幅方向の中間部に連設する一方、相対峙
する上部側パネル2の下端部には、前記凸部fに上下方
向で嵌合する凹部hを形成して成るもので、上下のパネ
ル2,2が所定の間隔を隔てたパネル吊り下げ状態では
凹凸部f,hが互いに離間し、パネルシャッターを展張
させた状態では、上下のパネル2,2の凹凸部f,hが
互いに嵌合し合うことで、厚さ方向でのパネル2,2の
相対位置ずれが生じない構成となっている。
【0019】上記の構成によれば、パネルシャッターの
展張下において、例えば手が届く範囲の下部域のパネル
2を相決りの接合構造としているので、パネルシャッタ
ーの展張時にパネル2,2間の隙間を小さくでき、指を
詰める虞れがなくなり、安全性が確保される。
展張下において、例えば手が届く範囲の下部域のパネル
2を相決りの接合構造としているので、パネルシャッタ
ーの展張時にパネル2,2間の隙間を小さくでき、指を
詰める虞れがなくなり、安全性が確保される。
【0020】そして、パネルシャッターの全体を相決り
の接合構造にすると、重量のかゝりが小さい上部域のパ
ネル2が風圧やバキュウム圧によって位置ずれを起こし
易くなるが、本発明では、大きな重量がかゝって風圧や
バキュウム圧による位置ずれの問題がない下部域のパネ
ル2を特定して、これらを相決りの接合構造とし、上部
域のパネル2については、構造的に耐圧強度が高い凹凸
部f,hの嵌合による本実矧の接合構造をとっているの
で、パネルシャッターの全体について、風圧あるいはバ
キュウム圧によるパネル相互の位置ずれが効果的に防止
される。
の接合構造にすると、重量のかゝりが小さい上部域のパ
ネル2が風圧やバキュウム圧によって位置ずれを起こし
易くなるが、本発明では、大きな重量がかゝって風圧や
バキュウム圧による位置ずれの問題がない下部域のパネ
ル2を特定して、これらを相決りの接合構造とし、上部
域のパネル2については、構造的に耐圧強度が高い凹凸
部f,hの嵌合による本実矧の接合構造をとっているの
で、パネルシャッターの全体について、風圧あるいはバ
キュウム圧によるパネル相互の位置ずれが効果的に防止
される。
【0021】尚、上記の実施例では、パネルシャッター
を室内側に収納させるようにして、下部側のパネル2に
対して上部側のパネル2を室内側に相決りさせる構成と
しているが、パネルシャッターを室外側に収納させるよ
うにしても実施可能である。また、本実矧の接合構造と
して、下部側パネルの上端部に凹部を形成し、これに嵌
合する凸部を上部側パネルの下端部に連設させる構成に
変更可能である。
を室内側に収納させるようにして、下部側のパネル2に
対して上部側のパネル2を室内側に相決りさせる構成と
しているが、パネルシャッターを室外側に収納させるよ
うにしても実施可能である。また、本実矧の接合構造と
して、下部側パネルの上端部に凹部を形成し、これに嵌
合する凸部を上部側パネルの下端部に連設させる構成に
変更可能である。
【0022】更に、第1及び第2の凸状部a,bと第1
及び第2の凹状部c,dとによって相決りの接合構造を
構成しているが、例えば図3に示すように、下部側パネ
ル2の上端部に、長手方向に沿う第1凸部iを幅方向の
中間部に連設し、この第1凸部iよりも低く且つ当該凸
部iとは間隔を隔てて室内側に第2凸部jを連設する一
方、相対峙する上部側パネル2の下端部には、第1及び
第2凸部i,j間に入り込む下方への第1突出部mを幅
方向の中間部に連設し、更に、この突出部mとの間に前
記第1凸部iを入り込ませる第2突出部nを室外側に連
設して、一部に本実矧の接合構造を有する相決り接合の
構造とするもよい。
及び第2の凹状部c,dとによって相決りの接合構造を
構成しているが、例えば図3に示すように、下部側パネ
ル2の上端部に、長手方向に沿う第1凸部iを幅方向の
中間部に連設し、この第1凸部iよりも低く且つ当該凸
部iとは間隔を隔てて室内側に第2凸部jを連設する一
方、相対峙する上部側パネル2の下端部には、第1及び
第2凸部i,j間に入り込む下方への第1突出部mを幅
方向の中間部に連設し、更に、この突出部mとの間に前
記第1凸部iを入り込ませる第2突出部nを室外側に連
設して、一部に本実矧の接合構造を有する相決り接合の
構造とするもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるパネル
シャッターは、展張下で手の届く範囲の下部域を占める
パネルの接合を相決りの接合構造としたことで、通常の
状態でのパネルシャッターの操作時におけるパネル間で
の指詰めの問題が解消されるようになり、かつ、これよ
りも上方の上部域のパネルについては、風圧あるいはバ
キュウム圧に対して構造的に強い本実矧の接合構造で接
合させる形態をとったことで、パネルシャッターの全体
が風圧やバキュウム圧等のパネルをずらそうとする外圧
に強い構成となり、パネル相互の位置ずれが効果的に防
止されるようになったもので、全体として、相決りと本
実矧による接合構造が持つ利点を旨く利用した合理的な
改良によって、従来の問題点を見事に解消した使用面で
有用なるパネルシャッターを提供できるに至ったのであ
る。
シャッターは、展張下で手の届く範囲の下部域を占める
パネルの接合を相決りの接合構造としたことで、通常の
状態でのパネルシャッターの操作時におけるパネル間で
の指詰めの問題が解消されるようになり、かつ、これよ
りも上方の上部域のパネルについては、風圧あるいはバ
キュウム圧に対して構造的に強い本実矧の接合構造で接
合させる形態をとったことで、パネルシャッターの全体
が風圧やバキュウム圧等のパネルをずらそうとする外圧
に強い構成となり、パネル相互の位置ずれが効果的に防
止されるようになったもので、全体として、相決りと本
実矧による接合構造が持つ利点を旨く利用した合理的な
改良によって、従来の問題点を見事に解消した使用面で
有用なるパネルシャッターを提供できるに至ったのであ
る。
【図1】一部を取り出して拡大図示したパネルシャッタ
ーの展張直前状態を示す側面図である。
ーの展張直前状態を示す側面図である。
【図2】シャッター用パネルの長手方向一端側の横断平
面図である。
面図である。
【図3】別実施例の相決りの接合構造を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本実矧の接合構造を示す説明図である。
【図5】相決りの接合構造を示す説明図である。
1…出入口、2…シャッター用パネル、10…回転体、
11…連結部材、f…凸部、h…凹部。
11…連結部材、f…凸部、h…凹部。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転体に巻回されたパネル昇降用の連結
部材によって、上下に所定の間隔を隔てて複数枚のシャ
ッター用パネルを連結し、かつ、開放時にはシャッター
用パネルを厚さ方向に並べる状態で収納させるように構
成したパネルシャッターにおいて、展張下で手の届く範
囲の下部域のパネル同士の接合を、上部側のパネルが厚
さ方向一方へのみ移動可能な相決りの接合構造とし、そ
れよりも上方の上部域のパネル同士の接合を、パネル吊
り下げ状態で凹凸部が互いに離間する本実矧の接合構造
としてなることを特徴とするパネルシャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114048A JP2608847B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | パネルシャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114048A JP2608847B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | パネルシャッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06299766A JPH06299766A (ja) | 1994-10-25 |
JP2608847B2 true JP2608847B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=14627735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5114048A Expired - Fee Related JP2608847B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | パネルシャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608847B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442475Y2 (ja) * | 1986-06-23 | 1992-10-07 | ||
JPH0516390Y2 (ja) * | 1986-07-18 | 1993-04-28 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5114048A patent/JP2608847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06299766A (ja) | 1994-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |