JP2011219990A - 床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る床構造1は、床スラブ2と、床スラブ2の上に所定の間隔で配置された防振ゴム付きの支持脚3と、支持脚3の上に形成された床板構成部4とを備え、床板構成部4は、支持脚3の上に形成された下地板部41と、下地板部41の上に形成された床仕上げ部42とにより構成され、下地板部41の少なくとも一部に、植物の茎や葉を主成分として形成された茎葉板材(藁板材43)が用いられたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、乾式二重床と呼ばれる床構造に関する。
床スラブと、床スラブの上に所定の間隔で配置された防振ゴム付きの支持脚と、支持脚の上に形成された床板構成部とを備えた乾式二重床と呼ばれる床構造が知られている。上記床板構成部は、支持脚の上に形成された下地板部と、下地板部の上に形成された床仕上げ部とにより構成される(例えば、特許文献1等参照)。
特開2006−28952号公報
従来、下地板部を形成する板材としてパーティクルボードや構造用合板を用いていた。しかしながら、パーティクルボードや構造用合板は、多量の接着剤を用いて作成されており、ホルムアルデヒドの発散量が多いという問題点があった。
本発明は、ホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造を提供する。
本発明に係る床構造は、床スラブと、床スラブの上に所定の間隔で配置された防振ゴム付きの支持脚と、支持脚の上に形成された床板構成部とを備え、床板構成部は、支持脚の上に形成された下地板部と、下地板部の上に形成された床仕上げ部とにより構成され、下地板部の少なくとも一部に、植物の茎や葉を主成分として形成された茎葉板材が用いられたので、ホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造を提供できる。
下地板部は、板材を上下方向に積層した複数層構造に形成され、複数層のうちの少なくとも一層が茎葉板材により構成されたので、安価でかつホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造を提供できる。
下地板部は、板材を上下方向に積層した三層構造に形成され、中間層が石膏ボードにより構成されたので、剛性が大きく、遮音性に優れ、かつ、安価でホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造を提供できる。
下地板部は、中間層を挟む上層及び下層が茎葉板材により構成されたので、床構造の剛性を高くでき、しかも、下層を形成する茎葉板材と支持脚の台座とを結合する釘による結合力、上層を形成する茎葉板材とフローリング等の床仕上げ部とを結合する釘による結合力を上げることができる。よって、剛性が高く、釘の引き抜けによるフローリング等の床仕上げ部や下地板部の上下動、軋み音の発生を抑制できる高品質の床構造を提供できる。
少なくとも一層は、板面に垂直に荷重を加えた場合のヤング率が4.01×10kgf/cm以上の板材により形成されたので、当該下地板部を複数の支持脚の上に設置したことによって支持脚の防振ゴムを弾性変形許容範囲内で沈み込ませることができ、間仕切りが複数の支持脚の直上位置より外れた下地板部上、又は、床仕上げ部上に設置された場合においても間仕切りによる床板構成部の沈み込みを少なくできる。従って、間仕切りを複数の支持脚の直上位置より外して設置しても、床板構成部の床面の水平度を維持できて、きしみ音の発生を防止できるようになり、下地板部上、又は、床仕上げ部上の任意の位置に間仕切りを自由に設置できるようになるので、新築時や改築時における間仕切りの設置位置変更にかかる手間や費用を少なくできる。
下地板部のすべてが、茎葉板材により構成されたことにより、安価でホルムアルデヒドの発散量が少なく、しかも、剛性が高く、釘の引き抜けによるフローリング等の床仕上げ部や下地板部の上下動、軋み音の発生を抑制できる高品質の床構造を提供できる。
下地板部の壁面に近い部分の下面に、補強材を備えたので、下地板部の壁面近傍部分の剛性を高めることができる。
床構造を示す断面図(実施形態1)。 支持脚及び下層を構成する板材の配置態様を示す平面図(実施形態1)。 床構造を示す断面図(実施形態2)。 床構造を示す断面図(実施形態2)。 床構造を示す断面図(実施形態2)。 床構造を示す断面図(実施形態3)。 床構造を示す断面図(実施形態3)。 床構造を示す断面図(実施形態3)。 床構造を示す断面図(実施形態4)。 床構造を示す断面図(実施形態6)。 支持脚、補強材、下層を構成する板材の配置態様を示す平面図(実施形態6)。
実施形態1
図1;2に示すように、床構造1は、床スラブ2と、床スラブ2の上に所定の間隔で配置された防振ゴム付きの支持脚3と、支持脚3の上に形成された床板構成部4とにより形成される。
支持脚3は、床スラブ2上に設置される防振ゴム31と、下部が防振ゴム31に取付けられて防振ゴム31に支持される例えば金属製や樹脂製等の支柱32と、支柱32の上端部に設けられた台座33とを備える。支柱32の上部の外周面は図外の雄ねじ部に形成される。
台座33は、例えばパーティクルボードや構造用合板、あるいは、後述する茎葉板材としての藁板材などで形成される。台座33は、台座33の上下面に貫通する図外の貫通孔を備え、この貫通孔内には当該貫通孔を上下に貫通する金属製の筒34が固定され、この金属製の筒34の内周面は図外の雌ねじ部に形成される。
つまり、支持脚3は、支柱32の上部の外周面に形成された雄ねじ部の雄ねじと金属製の筒34の内周面に形成された雌ねじ部の雌ねじとのねじ嵌合により、台座33が支柱32に対して上下に移動可能に構成され、台座33のレベル(高さ)を調整可能である。
床板構成部4は、支持脚3の上に形成された下地板部41と、下地板部41の上に形成された床仕上げ部42とにより構成される。
下地板部41は、板材を上下方向に積層した三層構造、即ち、下層51、中間層52、上層53を備えた三層構造の板部により構成される。ここでの層構造とは、板材の板面同士が上下方向に重なるように積み重ねられた構造をいう。
支持脚3の上に形成される下層51は、床スラブ2上に所定の間隔を隔てて設置された複数の支持脚3の台座33上に跨るように水平に並べられた複数の藁板材43により形成される(図2参照)。
下層51の上に形成される中間層52は、下層51の上に水平に並べられた複数の矩形平板状の石膏ボード44により形成される。
中間層52の上に形成される上層53は、中間層52の上に水平に並べられた複数の矩形平板状の藁板材43により形成される。
茎葉板材としての藁板材43は、例えば、麦藁を12mm〜100mmの長さにカットした麦藁繊維と撥水剤入りの接着剤とを混合したものをマット上に配置してプレスした後、摂氏200℃で3〜5分間加圧成形することにより形成されたものである。
尚、藁は、稲、麦、とうもろこし、きび、ひえ、すすき、その他の稲科植物の茎のみを乾燥させたものであればよい。
藁板材43は、例えば、12mm〜100mmの長さにカットした比較的長さの長い麦藁繊維を主成分とし、麦藁繊維同士を結合して形成されるものであるため、以下のような特性を有する。
(1)麦藁繊維同士を結合する接着剤の量を少なくでき、ホルムアルデヒドの発散量を0.02mg/Lとできる。即ち、パーティクルボードや構造用合板と比べて、接着剤の使用量が少なく、ホルムアルデヒドの発散量が少ない。つまり、藁板材43の形成においては、麦藁の長繊維同士が絡まるため、木粉同士を接着剤で接着して形成するパーティクルボードや複数の板同士を接着剤で貼り合わせて形成する構造用合板と比べて、接着剤の量を少なくできる。
(2)板面に垂直に荷重を加えた場合の曲げ強度を18.5Mpa、板面に垂直に荷重を加えた場合の曲げヤング係数を2.70Gpaとできる。即ち、パーティクルボードや構造用合板と比べて剛性が大きい。
(3)釘の最大引き抜き耐力を250Nとでき、釘接合せん断力最大耐力を1338Nとできる。即ち、パーティクルボードや構造用合板と比べて、釘の最大引き抜き耐力及び釘接合せん断力最大耐力が大きい。
(4)材料が藁であるため、パーティクルボードや構造用合板と比べて安価であり、また、価格の変動が少なく、安定供給が可能である。一方、パーティクルボードや構造用合板は、藁板材と比べて価格が高く、また、材料の価格変動に基づく価格の変動が大きいため、安定供給の面で問題がある。
(5)撥水性に優れる。
下地板部41の上に形成される床仕上げ部42は、例えば、フローリング、カーペット、石板、絨毯、畳などにより形成される。
尚、壁面60の近く、即ち、壁際に設ける壁際支持脚3aは、防振ゴム31の硬度が70°のものを用い、壁際以外の位置に設ける中央側支持脚3bは、防振ゴム31の硬度が65°のものを用いることで、重量物が設置されることが多い壁際の剛性を上げている。
次に床構造1の構築方法を説明する。まず、床スラブ2上に所定の間隔で複数の支持脚3を設置する。支持脚3は、台座33が、互いに隣り合うように敷設された各藁板材43の下面7を支持するように配置される。支持脚3の台座33と各藁板材43とが釘などの固定具によって互いに連結される。複数の支持脚3の台座33の上に下層51を形成する各藁板材43を並べるとともに、台座33のレベルを調整することによって、床のレベルを調整する。そして、下層51の上に石膏ボード44を水平に並べて設置することによって中間層52を形成し、中間層52の上に複数の藁板材43を水平に並べて設置することによって上層53を形成する。上層53の上に床仕上げ部42を取付ける。以上により、床構造1が形成される。
実施形態1によれば、下地板部41を形成する板材としてパーティクルボードや構造用合板を用いずに藁板材43を用いたので、ホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造1を提供できる。
藁板材43を用いたので、パーティクルボードや構造用合板を用いた場合と比べてコストを安くできる。
藁板材43を用いたので、パーティクルボードや構造用合板を用いた場合と比べて、剛性を上げることができる。
下地板部41を三層構造としたので、剛性を上げることができる。
中間層52を石膏ボード44により形成したので、遮音性能が向上し、剛性も上げることができる。
釘の最大引き抜き耐力及び釘接合せん断力最大耐力が大きい藁板材43により、下層51、及び、上層53を形成したので、下層51を形成する藁板材43と台座33とを結合する釘による結合力、上層53を形成する藁板材43とフローリング等の床仕上げ部42とを結合する釘による結合力を上げることができる。よって、釘の引き抜けによるフローリング等の床仕上げ部42や下地板部41の上下動、この上下動による軋み音の発生を抑制できる高品質の床構造1を提供できる。
実施形態2
実施形態1のように、下地板部41を、下層51、中間層52、上層53を備えた三層構造の板部により構成する場合、図3に示すように、上層53を構造用合板46により構成したり、図4に示すように、下層51をパーティクルボード47により構成してもよい。このように、構造用合板46を用いる場合は上層53に用い、パーティクルボード47を用いる場合は下層51に用いることが好ましい。
また、図5のように、下層51、中間層52、上層53の全てを藁板材43で構成してもよい。
即ち、下地板部41を、下層51、中間層52、上層53を備えた三層構造の板部により構成する場合においては、少なくとも一層を藁板材43により構成することにより、実施形態1で述べた効果を期待できる床構造1を提供できる。
実施形態3
下地板部41を、下層51及び上層53を備えた二層構造の板部により構成してもよい。
この場合、図6に示すように、上層53を構造用合板46により構成して下層51を藁板材43により構成したり、図7に示すように、上層53を藁板材43により構成して下層51をパーティクルボード47により構成してもよい。
また、図8のように、下層51、上層53の全てを藁板材43で構成してもよい。
即ち、下地板部41を、下層51、上層53を備えた二層構造の板部により構成する場合においては、少なくとも一層を藁板材43により構成すればよい。
実施形態4
図9に示すように、下地板部41を、支持脚3の台座33上に跨るように水平に並べられた複数の藁板材43により形成された一層構造により構成してもよい。
実施形態5
複数層構造の下地板部41を構成する少なくとも一層を、板面に垂直に荷重を加えた場合のヤング率が4.01×10kgf/cm以上の板材により形成するようにする。例えば、中間層52を、板面に垂直に荷重を加えた場合のヤング率が4.01×10kgf/cm以上の石膏ボード44により形成した床構造1とする。
当該床構造1によれば、下地板部41を複数の支持脚3の上に設置したことによって支持脚3の防振ゴム31を弾性変形許容範囲内で沈み込ませることができ、図外の間仕切りが複数の支持脚3の直上位置より外れた下地板部41上に設置された場合においても間仕切りによる床板構成部4の沈み込みを少なくできる。
つまり、板面に垂直に荷重を加えた場合のヤング率が4.01×10kgf/cm以上の板材により形成された少なくとも一層を有する下地板部41を複数の支持脚3の上に設置したことによって支持脚3の防振ゴム31を弾性変形許容範囲内で沈み込ませているので、間仕切りが複数の支持脚3の直上位置より外れて設置された場合において、間仕切りの位置に近い床板構成部4の上を人が歩いた場合でも、間仕切りと床板構成部4とが動きにくくなるので、間仕切りと床板構成部4とが擦れあったりすることによるきしみ音の発生が少なくなる。
また、間仕切りが複数の支持脚3の直上位置より外れた下地板部41又は床仕上げ部42上に設置された場合においても間仕切りによる床板構成部4の沈み込みを少なくできるので、床板構成部4の床面(床仕上げ部42による床仕上げ面)の水平度を維持できる。
よって、間仕切りを複数の支持脚3の直上位置より外して設置しても、床板構成部4の床面の水平度を維持できて、きしみ音の発生を防止できるようになるので、下地板部41又は床仕上げ部42上の任意の位置に間仕切りを自由に設置できるようになる。
従って、実施形態5の床構造1によれば、新築時において下地板部41まで施工した後に施主の意向に応じて間仕切りを設ける位置を自由に決めることができたり、改築時において間仕切りの位置を変えたい場合には、古い間仕切りを撤去して下地板部41上に新しい間仕切りを取付けるだけでよくなり、床板構成部4を解体して支持脚3の位置を変えたりする必要がなくなるので、新築時や改築時における間仕切りの設置位置変更にかかる手間や費用を少なくできる。
実施形態6
図10;11に示すように、室内の壁際に配置される下地板部41の壁面60に近い部分の下面65に補強材66が取付けられた構成とする。
補強材66は、細長い平板状に形成され、長手方向が壁面60に沿った方向に延長するとともに、短手方向が下地板部41の下面65に沿って壁面60より離れる方向に延長するように設けられる。
補強材66は、下地板部41の壁面60に近い部分の下面65に強固に一体化されるように固定具によって取付けられる。例えば、補強材66と下地板部41とが、釘、ビス、ステープル、接着剤のうちの1つあるいは2つ以上の併用によって、互いに強固に一体化するように取付けられる。
補強材66としては、藁板材、パーティクルボード、木材、石膏ボード、金属、中密度繊維板(MDF (medium density fiberboard) )、木質系建材、断熱性建材、樹脂、紙などにより形成されたものを用いればよい。
実施形態6の床構造1によれば、補強材66が、下地板部41の壁面60に近い部分の下面65に強固に一体化されるように取付けられ、支持脚3が補強材66の下方に設置されて台座33の上面33aと補強材66の下面67とが接触した状態で台座33と補強材66とが固定具により互いに固定されたことによって、補強材66の下面67が支持脚3によって支持されたので、補強材66と支持脚3とによって下地板部41の壁面60に近い部分の剛性を上げることができる。尚、床構造1における、下地板部41の壁面60に近い部分の剛性は、補強材66の上下方向(下地板部41の下面65より床スラブ2に向かう方向)に延長する長さ(=厚さ)tの2乗に比例して大きくなるので、長さtを長くすることで、下地板部41の壁面60に近い部分の剛性を向上できる。よって、補強材66の上下方向に延長する長さtを調整することによって、下地板部41の壁面60に近い部分に所望の剛性を与えることができる。
特に、二層以下の板材により形成された下地板部41を用いて床構造1を構成する場合に補強材66を設けることが好ましい。
実施形態7
藁板材43は、撥水性能を有するので、水平に設置された藁板材43の上面に紙などの図外の吸水シートを設けることが好ましい。特に、水回りの付近に設けた藁板材43の上面に吸水シートを設けることが好ましい。また、水回りの付近のみ、藁板材43を用いない床構造1としてもよい。
尚、下地板部41の少なくとも一部が藁板材43により形成された床構造1とすれば、ホルムアルデヒドの発散量の少ない床構造1を提供できる。
また、本発明で用いる茎葉板材としては、植物の茎又は葉、あるいは、植物の茎及び葉を主成分として形成されたものであって、単位面積当りの接着剤使用量がパーティクルボードや構造用合板よりも少ないものであればよい。
1 床構造、2 床スラブ、3 支持脚、4 床板構成部、
41 下地板部、42 床仕上げ部、43 藁板材(茎葉板材)、
44 石膏ボード、51 下層、52 中間層、53 上層、65 下面、
66 補強材。

Claims (7)

  1. 床スラブと、床スラブの上に所定の間隔で配置された防振ゴム付きの支持脚と、支持脚の上に形成された床板構成部とを備え、床板構成部は、支持脚の上に形成された下地板部と、下地板部の上に形成された床仕上げ部とにより構成され、下地板部の少なくとも一部に、植物の茎や葉を主成分として形成された茎葉板材が用いられたことを特徴とする床構造。
  2. 下地板部は、板材を上下方向に積層した複数層構造に形成され、複数層のうちの少なくとも一層が茎葉板材により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  3. 下地板部は、板材を上下方向に積層した三層構造に形成され、中間層が石膏ボードにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  4. 下地板部は、中間層を挟む上層及び下層が茎葉板材により構成されたことを特徴とする請求項3に記載の床構造。
  5. 少なくとも一層は、板面に垂直に荷重を加えた場合のヤング率が4.01×10kgf/cm以上の板材により形成されたことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の床構造。
  6. 下地板部のすべてが、茎葉板材により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  7. 下地板部の壁面に近い部分の下面に、補強材を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の床構造。
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