JPS644519Y2 - - Google Patents

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JPS644519Y2
JPS644519Y2 JP1981048987U JP4898781U JPS644519Y2 JP S644519 Y2 JPS644519 Y2 JP S644519Y2 JP 1981048987 U JP1981048987 U JP 1981048987U JP 4898781 U JP4898781 U JP 4898781U JP S644519 Y2 JPS644519 Y2 JP S644519Y2
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JP
Japan
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plywood
glass fiber
vibration
floor
floating floor
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JP1981048987U
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JPS57162837U (ja
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  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてラワン材のように耐湿性、
耐候性、耐久性、機械強度に勝れた木製単独の複
数枚を重合積層固着して構成される床下地用合板
を用いた防振浮床に関し、その目的は、防振およ
び防音を図つて居住性を向上し、加えて、床下地
施工を作業面および経済面で有利に行えるように
改良する点にある。
詳述すると、従来一般の床下地用合板は、前述
のように単に木製単板の複数枚を積層固着しただ
けのものであつたが、このものは、全体の剛性が
単板の積層枚数とほぼ比例の関係にあつて、積層
枚数を少なくすると、剛性、特に歩行や家具載置
等に伴なう鉛直荷重に対する撓み量が多くて、床
材の局所的な凹みや浮上りを生じ易いとともに、
歩行等に伴なつてフワフワした不安定な状態を現
出し、居住性が非常に悪い床になり易く、逆に積
層枚数を多くして剛性を増大すると、合板重量お
よび肉厚が増して床下地施工時の取扱いが不便
で、かつ、コスト高になる欠点があつた。
かかる実情に鑑みて改良された本考案による防
振用浮床は、防振材をその下端に備え、かつ上端
には支持板を上下に位置変更固定自在に螺合連結
した防振束を複数個構造床上に設け、複数の支持
板に床下地用合板をわたした防振用浮床におい
て、該床下地用合板として少なくとも一対の隣接
木製単板間にガラス繊維膜を挾圧させ、かつ表裏
両面を木製単板で形成したものを用いている。
即ち、木製単板に比べて、薄肉であつても耐引
張強度、耐曲げ強度に非常に勝れた物性を有する
ガラスクロス等のガラス繊維膜を、それが他物と
の引掛りや摺接等によつて損傷されないように、
隣接単板間に挾圧させることによつて、全体の肉
厚および重量増加を極力抑制した状態で、合板全
体の剛性を増加し、居住性の向上を図ることがで
きる。しかも、ガラス繊維膜は木よりも比重が大
であるから、合板質量による遮音効果を従来のも
のよりは大にでき、また、ガラス繊維よりも比重
が大で遮音効果に勝れた金属板を使用する場合に
比べては、切断加工や積層固着等、合板製作面お
よび下地施工面において有利である。更に、剛性
の増加に伴なつて一つの合板寸法を大きくし易い
ので、複数の合板を敷設して所要面積の下地を施
工する場合の合板必要個数が少なくて施工能率の
向上を図れ、かつ、支脚等の個数も少なくして全
体としてのコストダウンを図り易い実用効果も有
する。その上、ガラス繊維膜を合板の肉厚内部に
設けた床下地用合板を用いた本考案の防振用浮床
では、ガラス繊維膜の両面を木製単板で挾圧して
両面を拘束しているので、制振、振動遮断効果が
高く、殊に、軽量の衝撃遮断効果(耐タツピング
性)の高い浮床が得られる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
ると、2.0〜3.0mm厚で800〜900mm四方大きさの、
例えば、ラワン材等の木製単板1の9枚を、例え
ばフエノール樹脂等の樹脂系接着剤を介して積層
固着して構成されるところの床下地用合板の上部
および下部から夫々第2層目の上下隣接単板1,
1間に0.3mm〜0.2mm程度の厚みをもち、かつ、10
〜50mmのメツシユ寸法範囲で前記単板1と同一又
はほぼ同一寸法のガラスクロスやガラス布等のガ
ラス繊維膜2,2を挾圧させて、全体が約20〜30
mm厚の床下地用合板を構成する。
尚、この床下地用合板の四隅部は斜めに切断さ
れているとともに、その四隅部近くは孔3が形成
されている。
而して、このような床下地用合板Aを、例えば
第3図で示すように、硝子繊維を高密度に圧縮成
形してなる防振材4をその下端に備え、かつ、上
端には突起5a付支持板5を上下に位置変更固定
自在に螺合連結した防振束6を介して、コンクリ
ートラブ(CL)上に前記の孔3を前記突起5a
に係合させる状態で支持敷設することにより防振
床が構成される。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記するが、該記入によ
り本考案は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる床下地用合板の態様を
示す一部切欠き斜視図、第2図は同床下地用合板
の縦断面図、第3図は本考案の防振床の一実施例
の一部切り欠き斜視図である。 1……木製単板、2……ガラス繊維膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 防振材4をその下端に備え、かつ上端には支
    持板5を上下に位置変更固定自在に螺合連結し
    た防振束6を複数個構造床上に設け、複数の支
    持板5,5に床下地用合板をわたした防振用浮
    床において、該床下地用合板として少なくとも
    一対の隣接木製単板1,1間にガラス繊維膜2
    を挾圧させ、かつ、表裏両面を木製単板1,1
    で形成したものを用いることを特徴とする防振
    用浮床。 2 前記ガラス繊維膜2がガラスクロスである実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の防振用浮
    床。 3 前記ガラス繊維膜2が合板肉厚方向に間隔を
    隔てた隣接木製単板1,1間に複数枚挾圧され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の防振用浮床。 4 前記ガラス繊維膜2の厚みが0.2〜0.3mmであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか一項に記載の防振用浮床。
JP1981048987U 1981-04-03 1981-04-03 Expired JPS644519Y2 (ja)

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JPS57162837U JPS57162837U (ja) 1982-10-14
JPS644519Y2 true JPS644519Y2 (ja) 1989-02-06

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JP5706090B2 (ja) * 2009-12-07 2015-04-22 共同カイテック株式会社 二重床用フロアパネル及び二重床設備

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JPS57162837U (ja) 1982-10-14

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