JP2011219949A - 舗装路補修装置、舗装路補修工法及び舗装路補修用充填材 - Google Patents

舗装路補修装置、舗装路補修工法及び舗装路補修用充填材 Download PDF

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Abstract

【課題】
舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を補修するグラスロック工法に用いられる舗装路補修装置において、粉状物である充填材の排出口付近での目詰まりを防止しつつ、安定した充填材の噴射を可能とし、作業効率の高い舗装路補修装置の提供。
【解決手段】
舗装路の補修に用いられる舗装路補修装置であって、走行用車輪を有する台車と、走行用モータ及び攪拌機駆動用モータに電力を供給するための発電機と、散水用の水を収納するための水容器と、充填材を収納するための充填材容器と、充填材を噴射するための充填材噴射ノズルと、該充填材噴射ノズルの前後に配置される散水ノズルと、舗装路の溝に沿って本体を案内するガイド部材と、噴射された充填材を平坦に均すための均し部材とから構成し、前記充填材容器の底部に、スパイラル状のスクリュー型搬送装置及び充填材攪拌装置を備える構成の舗装路補修装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を補修するために用いられる舗装路補修の技術に関するものであり、詳しくは、該舗装路補修装置において、粉状物又は流動性を有するペースト状の充填材が排出口付近で目詰まりを起こす現象を防止しつつ、安定した充填材の噴射を可能とし、作業効率の高い舗装路補修の技術に関する。
一般的な道路では、歩行者の安全な通行を確保するため、車道又は路肩と歩道の間に縁石が設けられている。係る縁石はコンクリート製のものが大半であり、路面に用いられるアスファルト等とは膨張率や収縮率も異なっているため、温度変化や振動等の影響から境界部分に溝やクラック等の損傷が生じることが多い。このような損傷を放置すると、車両や歩行者の安全性が損なわれるだけでなく、その溝等に雑草が生育してしまい損傷が更に拡大してしまうという問題がある。
そこで、このような舗装路に生じた溝やクラック等の損傷については管理瑕疵等の問題から補修の緊急性を要し、可及的早急に補修する必要がある。
従来、このようなクラック等が生じた舗装面を補修するときは、補修部分をカッター等で縦断面矩形状に切断し、はつり作業によりアスファルト表層を剥がして新規のアスファルト舗装剤を充填し、敷きならし、締固め、清掃作業するなどの工法が用いられていた。しかし、係る作業は大掛かりであり、多くの作業者を必要とするため、僅かな溝やクラックの発生といった比較的小規模な補修に対して行うには作業効率が悪い。
また、舗装面上のクラック部分を縦断面V字状に切削することにより、補修材の切削部分との接触面積が広くして舗装面との接合を強固にする技術が提案されている(特許文献1参照)。しかし、係る技術は路面上のクラック等の補修に適するものの、縁石と歩道の境界等に生じるクラックや溝の補修には適さない。
また、舗装路面に発生した比較的小規模の損傷を補修する路面補修装置であって、乳剤タンクと、骨材ホッパと、これらから供給された乳剤及び/または骨材を噴射する噴射ノズルと、乳剤及び骨材をそれぞれ独立的に前記噴射ノズルに供給する乳剤供給系統及び骨材供給系統と、それらを制御するコントローラとを装備し、前記噴射ノズルは、乳剤を送るパイプの先端部分と骨材を送るパイプの先端部分とが合体または一体化された構成であることを特徴とする路面補修装置の提案がある(特許文献2参照)。係る技術によれば、比較的小規模の損傷を補修するのに効率的である。しかし、前記同様、路面上の損傷に対する補修に適するものの、縁石と歩道の境界等に生じるクラックや溝の補修には適さない。また、補修個所に対する噴射ノズルの案内がないため、作業者が噴射ノズルの位置を操作する必要があり、さらに、噴射ノズルは、乳剤を送るパイプの先端部分と骨材を送るパイプの先端部分とが合体または一体化された構成であるため、目詰まりしやすく、前記乳剤を噴射しないときには、噴射ノズルにエアを流し、該噴射ノズルの詰まりを防止する詰まり防止用のエア回路を装備することが必要になるなど、製作コストが大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本願発明者は、このような問題点に鑑み、舗装路補修工法、舗装路補修装置及び舗装路補修用充填材に関する技術提案を行っており(特許文献3参照)、上記の問題解決を図っている。該舗装路補修工法(以下、グラスロック工法という)は、日本国における国土交通省から新技術認定((NETIS)TH-020052)を受けた技術であり、該舗装路補修装置及び該舗装路補修用充填材に関する技術は、このグラスロック工法を実施するのに適した技術開発に基くものである。
さらに、本願発明者は、その後、該舗装路補修装置について改良型の技術も提案している(特許文献4参照)。これは、走行用車輪を有する台車上に、舗装路に生じた溝やクラック内を洗浄するための洗浄水を収納する水収納容器と、洗浄水を高圧で噴射させるための空気圧縮機と、舗装路に生じた溝やクラック内に充填するための充填材を収納する充填材収納容器と、空気圧縮機で形成した高圧洗浄水を噴射するノズルと、充填材を噴射するノズルと、を備えた舗装路補修装置である。この舗装路補修装置によれば、舗装路に生じた溝やクラックの延伸方向に合わせて台車を移動させながら、溝やクラック内を高圧洗浄水で洗浄した後、溝やクラック内に充填材を充填することで舗装路を補修することができる技術である。
係る技術により、歩道の縁石周りや、中央分離帯付近などアスファルト舗装面とコンクリートとの隙間やクラックの補修が容易になった。しかし、前記舗装路補修装置において、使用する充填材が排出口付近で目詰まりを起こすことによる噴射量の安定性の問題、手押し作業による作業者の労力負担の問題、及び、手押しによる速度と充填材噴射量の調整という問題が残っていた。
特開2003−3418号公報 特開2001−262510号公報 特開2008−101361号公報 特開2009−7814号公報
そこで、本発明は、係る問題に鑑み、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を補修するグラスロック工法に用いられる舗装路の補修において、充填材の排出口付近での目詰まりを防止しつつ、安定した充填材の噴射を可能とし、作業効率の高い舗装路補修技術を提供しようとするものである。
本発明は、舗装路の補修に用いられる舗装路補修装置であって、走行用車輪を有する台車と、走行用モータ及び攪拌機駆動用モータに電力を供給するための発電機と、散水用の水を収納するための水容器と、充填材を収納するための充填材容器と、充填材を噴射するための充填材噴射ノズルと、該充填材噴射ノズルの前後に配置される散水ノズルと、舗装路の溝に沿って本体を案内するガイド部材と、噴射された充填材を平坦に均すための均し部材と、から構成し、前記充填材容器の底部に、スパイラル状のスクリュー型搬送装置及び充填材攪拌装置を備えていることを特徴とする舗装路補修装置とした。
また、本発明は、前記走行用モータ及び攪拌機駆動用モータを電子的に制御し、走行速度と充填材噴射量を自動的に制御する充填材噴射量自動制御装置を備えていることを特徴とする前記記載の舗装路補修装置とすることもできる。
また、本発明は、前記台車に、空気圧縮機と洗浄用噴射ノズルを備え、該洗浄用噴射ノズルを前記散水ノズルの前方に配置し、舗装路補修溝内を高圧洗浄水により洗浄できることを特徴とする前記記載の舗装路補修装置とすることもできる。
また、本発明は、コンクリートカッターを使用して舗装面に充填材を充填するために必要な充填溝処理を行うカッター工程と、該カッター工程により処理された充填溝を高圧水により洗浄する洗浄工程と、該洗浄工程により洗浄された充填溝に充填材を充填する充填工程と、該充填工程により充填材が充填された充填溝を仕上げる仕上げ工程と、からなる舗装路補修工法において、前記充填工程における充填材の充填に、前記の舗装路補修装置を用いる舗装路補修工法とすることもできる。
また、本発明は、コンクリートカッターを使用して舗装面に充填材を充填するために必要な充填溝処理を行うカッター工程と、該カッター工程により処理された充填溝を高圧水により洗浄する洗浄工程と、該洗浄工程により洗浄された充填溝に充填材を充填する充填工程と、該充填工程により充填材が充填された充填溝を仕上げる仕上げ工程と、からなる舗装路補修工法において、該洗浄工程における洗浄及び前記充填工程における充填材の充填に、前記の舗装路補修装置を用いる舗装路補修工法とすることもできる。
また、本発明は、前記舗装路補修装置又は前記舗装路補修工法に使用される充填材が、骨材及びセメントからなるモルタルと、接着剤と、膨張剤から構成され、その重量比が、9.8(7.8:2.0):0.1:0.1であって、該重量比の誤差が±5%以内である前記の舗装路補修装置又は前記の舗装路補修工法に使用される充填材とすることもできる。
本発明に係る舗装路補修装置によれば、従来の舗装路補修装置と比して、充填材の排出口付近での目詰まりを防止しつつ、安定した充填材の噴射が可能となるという優れた効果を奏し得る。
また、本発明に係る舗装路補修装置によれば、目視等から経験的な判断が必要になることもなく、熟練工でなくても作業可能という優れた効果を奏し得る。
また、本発明に係る舗装路補修装置において、走行用モータ及び攪拌機駆動用モータを電子的に制御し、走行速度と充填材噴射量を自動的に制御する充填材噴射量自動制御装置を備えている構成を採用した場合には、前記効果を更に高めることが可能となる。
また、本発明に係る舗装路補修装置によれば、機械化による労力の低減と、毎年、定期的な除草作業による維持管理に伴う経費のコストダウンを図れるという優れた効果を奏し得る。
また、本発明に係る舗装路補修装置によれば、溝を確実に充填するので、仕上がりは良く、道路の景観も美しくバリアフリーにもつながるという優れた効果を奏し得る。
本発明に係る舗装路補修装置によれば、従来技術のように、余ったアスファルト混合物を捨てるということがないため、材料の経済的かつ効率的使い方ができるという優れた効果を奏し得る。
本発明に係る舗装路補修装置の全体概略図。 本発明に係る充填材攪拌装置及びスクリュー型搬送装置の概略説明図。 本発明に係る誘導装置の概略説明図。 本発明に係る舗装路補修方法の使用手順説明図。
本発明は、充填材容器50の底部にスパイラル状のスクリュー型搬送装置140及び充填材攪拌装置130を備えたことを最大の特徴とする。以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る舗装路補修装置10の全体概略図である。舗装路補修装置10は、走行用車輪60・70を有する台車20に、発電機40と、水容器30と、充填材容器50と、操作盤170と、ハンドル180と、誘導装置82が配設される。台車20の構造は特に限定されるものではなく、例えば、金属製の梯子型フレームなどで構成する。前輪となる走行用車輪70は、台車20に配設された減速機160を介して走行用モータ150により駆動される。走行用車輪60は舵取り用であり、自在車キャスター等を用いて台車20の動きに追従する。ハンドル180は誘導装置82を作用させない場合の操舵用として使用する。
また、図示はしていないが、前記台車20に、空気圧縮機と洗浄用噴射ノズルを備え、該洗浄用噴射ノズルを前記散水ノズルの前方に配置し、舗装路補修溝内を高圧洗浄水により洗浄できる構成とする場合は、前記構成の他に、小型の空気圧縮機と洗浄用噴射ノズルを台車20に配設する。
誘導装置82には、充填材噴射ノズル100と、該充填材噴射ノズル100の前後に配置される散水ノズル90・120と、ガイド部材80と、噴射された充填材51を平坦に均すための均し部材110とがガイドフレーム81に配設され、該誘導装置82は、台車20の進行方向に対して横方向、及び上下方向にスライドさせて所望する位置に調整可能であり、位置決め後に固定具83で固定でき、ガイド部材80が舗装路の溝に沿って台車20を案内する。
発電機40は、一般に市販されているポータブル発電機を用いればよく、特に限定されるものではない。ただし、走行用モータ150及び攪拌機駆動用モータ210に、余裕を持って電力を供給できる発電量を有し、連続運転可能時間が長いものであることが望ましいのは言うまでもない。また、2サイクルガソリンエンジン発電機では騒音や排気ガスの問題もあるので、4サイクルガソリンエンジン型を用い、外部カバーを設けてこれに消音素材を内設するなど、作業者の健康や環境に配慮する。なお、発電機にバッテリー等の充電機能を持つものを使用したり、小型バッテリーを備えるのも有効である。
水容器30は、例えば、10リットル程度の一般的なポリエチレン製タンク等を用いることができる。ただし、タンク容量や素材は特に限定されるものではなく、装置全体の形状や総重量を考慮して適宜変更することができる。また、カバーで被覆される場合には残量が目視できなくなるので、水位計190を設けて水容器30内の水の水位を目視できるようにすることが望ましい。
充填材収納容器50は、例えば、20リットル程度の一般的なホッパーを用いる。形状は一般的な底部漏斗形状であるが、該漏斗形状最底部には、上部が開口された溝型ケーシング52を形設し、該溝型ケーシング52内にスパイラル状のスクリュー型搬送装置140を備え、さらに該スクリュー型搬送装置140の上部に充填材攪拌装置130を備えて、これらを駆動用モータ210により回転駆動する構造となっている。
操作盤170には、走行用モータ150の制御装置、搬送装置及び攪拌機駆動用モータの制御装置、電磁クラッチのオン/オフボタン、散水ノズル120のオン/オフボタン等、舗装路補修装置10の操作に必要な表示器やスイッチなどが設けられ、走行速度に応じて適量の充填材51が噴射されるように自動制御される構成となっている。また、走行速度に応じた充填材51の噴出量の微調整は、個々の制御装置に設けられているボリュームコントロールで手動調整も可能である。さらに、これらの制御情報を専用のマイクロコンピュータを利用したプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller 、以下、PLCという)、又はシーケンサ(登録商標)等を用いて、あらかじめ制御内容をプログラムによって表現しておく。なお、制御盤にキーボードを設けて直接入力できるようにしておくことも望ましい。
つぎに、前記走行用モータ150の制御と、搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210の制御に、インバータ制御を用いた場合の具体的な実施例について説明する。例えば、台車20の走行速度を10m/3分(3333mm/min)に設定するとき、減速機160の減速比を1:200、車輪70の外径を250mm、出力軸プーリー径を69.95mm、台車軸プーリー径を54.85mmとした場合では、走行用モータ150の回転数を7.5rpmとする必要がある。そこで、走行用モータ150のインバータ周波数は、3333mm/(250mm×π)×54.85mm/69.95mm/7.5rpm(50Hz時)×50Hz=22.2Hzとなり、台車20を10m/3分の速度で走行させる。
充填材51の供給量は、例えば、舗装路の補修溝の幅が20mm、深さが40mmの場合であれば、3333×20mm×40mm=2.66×10^6mm^3/minとなり、スクリュー型搬送装置140の搬送量は、外径59mm、軸径18mm、ピッチ50mm、効率70%とすると、1回転あたりの吐出量は、0.7×50mm×π×(59mm−18mm)/4=8.678×10^4mm^3/1回転となり、スクリューの回転数は、2.66×10^6mm^3/8.678×10^4mm^3=30.7rpmとなる。搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210の回転数は、減速比を1:40とすれば、45rpmとする必要がある。そこで、搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210の制御用インバータ周波数は、30.7rpm×50Hz/45rpm=34.1Hzとなる。
なお、前記制御方法はあくまでも例示であって、走行用モータ150、搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210は交流モーターに限定されるものではない。例えば、直流モーターを用いてこれをパルス幅変調(Pulse Width Modulation:以下、PWMという)方式で制御する等でもよい。
充填材51(デッチサンド)は、ケイ砂等の骨材及びセメントからなるモルタルと、接着剤と、膨張剤から構成されており、その重量比が、約9.8(7.8:2.0):0.1:0.1であって、該重量比の誤差が±5%以内であるとすることが望ましい。係る重量比は、多くの実験結果から得たものである。即ち、係る重量比を採用することで、散水などによる水の浸透性に優れ、硬化後の収縮によるひび割れや剥離も問題もほとんどなく、安定性に優れた硬化物が形成され、雑草の発生を効果的に長期抑制できる。また、ケイ砂、パーライト、焼却灰等は、モルタルの骨材として使用される。なお、前記モルタルに、所定量の産業廃棄物粉砕粉を混入した充填材とすることも有用である。ごみ焼却施設における焼却炉によって焼却された焼却灰の中には、分解処理等によって金属類やダイオキシン類等の有害物質を含まないものがあり、これら燃焼灰の再利用・再資源化することで、環境にも資することが可能となるからである。本発明に係る充填材攪拌装置では、充填材51を粉状体のままでも使用可能であるが、予め水と混合して適度な流動性を有するペースト状にして使用することも可能となっている。
図2は、本発明に係る充填材攪拌装置及びスクリュー型搬送装置の概略説明図である。グラスロック工法に用いられる充填材51は、粒子が細かく、また水分を含むと固形化するため、従来型の自重落下方式では目詰まりしやすいという問題があった。しかし、本発明に係る舗装路補修装置10では、充填材収納容器50に収容した充填材51が充填材攪拌装置130によって攪拌されるので、固形化し難く、また、スクリュー型搬送装置140によって確実に充填材51が充填材噴射ノズル100へ搬送されるので、所定量の充填材51が安定して噴射できる。なお、搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210の制御は、前記同様に交流モータを用いてインバータ制御等するか、若しくは直流モーターを用いてこれをPWM方式等で制御する。図面にはプーリーによる減速機構を示しているが、歯車機構でもよく、また、減速機がモータに取り付けられているギヤードモータで必要なトルクを得れば、構造をシンプルにすることも可能となる。
図3は、誘導装置82の概略説明図である。誘導装置82は、金属等の強固な構造のガイドフレーム81に、充填材噴射ノズル100と、該充填材噴射ノズル100の前後に配置される散水ノズル90・120と、ガイド部材80と、噴射された充填材51を平坦に均すための均し部材110とが配設される。図に示したガイドフレーム81の形状はあくまで例示であり、係る形状に限定されるものではないが、進行方向に対して前方から、散水ノズル90、充填材噴射ノズル100、均し部材110、散水ノズル90の順に配設できる形状とする。また、台車20の進行方向に対して横方向にスライドさせて所望する位置に調整可能とするとともに、ガイド部材80を上下方向にスライドさせて所望する位置に調整可能とするため、例えば、スライドバーをネジ等で締め付けてクランプするなどの固定具83で固定できる構造とする。
なお、図面では、散水量の調整に簡易的なコック91を使用しているが、任意の開度をとることで高精度な制御ができる比例電磁弁(Solenoid Control Valve)と流量センサを用いて電子制御することも有効である。さらに、これを前記モータ制御と併せてPLC等で制御すれば、台車20の走行速度と充填材51の噴射量と散水量を、総合的に自動化することも可能となる。
次に、本発明に係る舗装路補修装置10の、グラスロック工法における使用方法について説明する。図4は、グラスロック工法の手順及び本発明に係る舗装路補修装置10の使用手順説明図である。
グラスロック工法は、カッター工程(充填溝処理)、洗浄工程(充填溝清掃)、充填工程、仕上げ工程の順により施行される工法である。まず、カッター工程では、一般的なコンクリートカッターを使用してアスファルト等の舗装と縁石等の構造物の境界等に、アスファルト等の状態に応じて、幅10mmから30mmにカットする。充填溝の寸法は深さ50mm、幅10mmを基準とし、溝の寸法の確認を行いながら作業を進める。次に、クラックの隙間の雑草の根を除去する。
洗浄工程では、一般的な高圧洗浄機を使用して充填溝内の土砂及び舗装面を洗浄し、さらに切断された雑草根や種子も同時に洗い流す。必要に応じて路面等の土砂を除去し、さらに洗浄後、残っている雑草根は人力またはカッターにて除去する。また、必要に応じて路面等の土砂を除去し、さらに洗浄後、残っている雑草根は人力またはカッターにて除去する。なお、空気圧縮機と洗浄用噴射ノズルを備え、該洗浄用噴射ノズルを前記散水ノズルの前方に配置し、舗装路補修溝内を高圧洗浄水により洗浄できる構成とする場合は、該洗浄用噴射ノズルから噴射される高圧水により洗浄工程を行うことが可能となる。
充填工程では、本発明に係る舗装路補修装置10を使用して、前記カッター工程で作った溝内に散水ノズル90で散水し、該散水部分に充填材噴射ノズル100から充填材51を噴射して充填し、均し部材110で平坦に均したのち、散水ノズル120で更に散水する。
舗装路補修装置10の使用手順を詳しく説明する。発電機40を始動して、カッター工程及び洗浄工程を終了している舗装の補修場所まで移動し、ガイドフレーム81及びガイド部材80の位置を調整し、ガイド部材80を下げて、前記カッター工程で加工された溝に嵌るように位置調整し、固定具83でセットする。また、充填材噴射ノズル100、散水ノズル90・120、及び均し部材110が適切な位置に配置されるように調整する。充填材容器50に充填材51を粉状体のまま収容する際には、充填材51をよくほぐしながら収容する。また、充填材51をペースト状で収容する際には、予め水と混合し、適度な流動性を得てから収容する。そして、水容器30に十分な水を収容し、コック91を調整して適切な散水量となるように調整する。
操作盤170から、走行用モータ150及び搬送装置及び攪拌機駆動用モータ210を操作するとともに、電磁クラッチのオン/オフボタン、散水ノズル120のオン/オフボタンを操作して充填材51の充填工程作業が開始される。走行速度に応じた充填材の噴出量の微調整は、作業状態を作業者が目視し、必要に応じて、個々の制御装置に設けられているボリュームコントロールで手動調整する。
仕上げ工程では、ハケなどで充填材51を均し、その後、噴霧器で散水し表面を軽く固め、更にジョウロなどでたっぷり水を掛ける。翌日には、更に前日の施工箇所に追い水を掛ける。最後に舗装面などの汚れや土砂を清掃する。
10 舗装路補修装置
20 台車
30 水容器
40 発電機
50 充填材容器
51 充填材
52 溝型ケーシング
60 車輪
70 車輪
80 ガイド
81 ガイドフレーム
82 誘導装置
83 固定具
90 散水ノズル
91 コック
100 充填材噴射ノズル
110 均し部材
120 散水ノズル
130 充填材攪拌装置
140 スクリュー型搬送装置
150 走行用モータ
160 減速機
170 操作盤
180 ハンドル
190 水位計
210 搬送装置及び攪拌機駆動用モータ



Claims (6)

  1. 舗装路の補修に用いられる舗装路補修装置であって、
    走行用車輪を有する台車と、
    走行用モータ及び攪拌機駆動用モータに電力を供給するための発電機と、
    散水用の水を収納するための水容器と、
    充填材を収納するための充填材容器と、
    充填材を噴射するための充填材噴射ノズルと、
    該充填材噴射ノズルの前後に配置される散水ノズルと、
    舗装路の溝に沿って本体を案内するガイド部材と、
    噴射された充填材を平坦に均すための均し部材と、
    から構成され、
    前記充填材容器の底部に、スパイラル状のスクリュー型搬送装置及び充填材攪拌装置を備えていることを特徴とする舗装路補修装置。
  2. 前記走行用モータ及び攪拌機駆動用モータを電子的に制御し、走行速度と充填材噴射量を自動的に制御する充填材噴射量自動制御装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の舗装路補修装置。
  3. 前記台車に、空気圧縮機と洗浄用噴射ノズルを備え、該洗浄用噴射ノズルを前記散水ノズルの前方に配置し、舗装路補修溝内を高圧洗浄水により洗浄できることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の舗装路補修装置。
  4. コンクリートカッターを使用して舗装面に充填材を充填するために必要な充填溝処理を行うカッター工程と、
    該カッター工程により処理された充填溝を高圧水により洗浄する洗浄工程と、
    該洗浄工程により洗浄された充填溝に充填材を充填する充填工程と、
    該充填工程により充填材が充填された充填溝を仕上げる仕上げ工程と、からなる舗装路補修工法において、
    前記充填工程における充填材の充填に、前記請求項1又は請求項2に記載の舗装路補修装置を用いることを特徴とする舗装路補修工法。
  5. コンクリートカッターを使用して舗装面に充填材を充填するために必要な充填溝処理を行うカッター工程と、
    該カッター工程により処理された充填溝を高圧水により洗浄する洗浄工程と、
    該洗浄工程により洗浄された充填溝に充填材を充填する充填工程と、
    該充填工程により充填材が充填された充填溝を仕上げる仕上げ工程と、からなる舗装路補修工法において、
    該洗浄工程における洗浄及び前記充填工程における充填材の充填に、前記請求項3に記載の舗装路補修装置を用いることを特徴とする舗装路補修工法。
  6. 前記舗装路補修装置又は前記舗装路補修工法に使用される充填材が、骨材及びセメントからなるモルタルと、接着剤と、膨張剤から構成され、その重量比が、9.8(7.8:2.0):0.1:0.1であって、該重量比の誤差が±5%以内であることを特徴とする前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の舗装路補修装置、又は前記請求項4又は請求項5の舗装路補修工法に使用される舗装路補修用充填材。
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