JP2001262510A - 路面補修装置及び路面補修車 - Google Patents

路面補修装置及び路面補修車

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JP2001262510A
JP2001262510A JP2000073079A JP2000073079A JP2001262510A JP 2001262510 A JP2001262510 A JP 2001262510A JP 2000073079 A JP2000073079 A JP 2000073079A JP 2000073079 A JP2000073079 A JP 2000073079A JP 2001262510 A JP2001262510 A JP 2001262510A
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aggregate
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pipe
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信一 菊池
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高義 羽山
Takeshi Sato
剛 佐藤
Kazuyoshi Sato
和良 佐藤
Katsuhiro Sarashina
勝博 更科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小規模の補修工事を短時間で確実に行
う。 【解決手段】 噴射ノズル3が乳剤タンク1から圧送さ
れた乳剤Aと骨材ホッパ2から圧送された骨材Bとを単
独または同時に吹き付けるようにしたので、従来技術の
ように作業員が主に人力で行っていた、補修部分に乳剤
を塗布し、その後補修箇所にアスファルト混合物を充填
するといった作業は不要になり、それだけ作業員の人数
を削減できると共に作業時間を省略できる結果、比較的
小規模の補修工事を短時間で確実に行うことができる。
しかも従来のように余ったアスファルト混合物を捨てる
ということがなくなり、材料の経済的かつ効率的使い方
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の舗装路面に
生じた比較的小規模の損傷を補修する路面補修装置と、
その装置を備えた路面補修車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路の舗装路面には、例えばポットホー
ルやクラックなどの損傷が生じることがある。このよう
な比較的小規模の損傷が生じた場合、管理瑕疵等の問題
から補修の緊急性を要し、可及的早急に補修する必要が
ある。その補修方法として、従来技術においては、道路
の一部を通行不能となるように安全施設で囲った後、舗
装路面の損傷箇所及びその周辺を撤去して清掃し,また
補修部分に乳剤を塗布したりした後、補修箇所にアスフ
ァルト混合物を充填し、その後、敷きならし、締固め、
清掃の作業を行った後、最後に安全施設の撤去という施
工順で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の補修方法では、以下に述べる問題があった。即ち、
従来の補修方法は、上述の如く、全て作業員が主として
人力で作業を行っているので、小規模の補修工事といえ
ど、多くの作業員を要するばかりでなく、作業時間がか
かるという問題があった。しかも、使用するアスファル
ト混合物は、余裕をみて手配するため、通常の場合残り
が生じ、それを廃棄せざるを得ず、それだけ材料が無駄
になるという問題もあった。また、小規模工事の割には
安全施設等の規模が大きく、作業時間も長くなるため、
一般通行車両の交通渋滞を招きやすい。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
比較的小規模の補修工事を短時間で確実に行うことがで
きる路面補修装置の提供と、さらにその装置を搭載する
路面補修車の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、以下の手段を採用した。
【0006】請求項1記載の本発明では、舗装路面に発
生した比較的小規模の損傷を補修する路面補修装置であ
って、乳剤を貯蔵する乳剤タンクと、骨材を貯蔵する骨
材ホッパと、これらから供給された乳剤及び/または骨
材を噴射する噴射ノズルと、乳剤タンク内の乳剤及び骨
材ホッパ内の骨材をそれぞれ独立的に前記噴射ノズルに
供給する乳剤供給系統及び骨材供給系統と、それら乳剤
供給系統及び骨材供給系統を制御するコントローラとを
装備し、前記噴射ノズルは、乳剤を送るパイプの先端部
分と骨材を送るパイプの先端部分とが合体または一体化
された構成であることを特徴とするものである。上記発
明では、噴射ノズルから、乳剤のみあるいは骨材のみ、
さらにはそれらを同時に損傷箇所に吹き付けるようにし
たので、従来技術のように作業員が主に人力で行ってい
た補修部分に乳剤を塗布し、その後補修箇所にアスファ
ルト混合物を充填するといった作業は不要になり、それ
だけ作業員の人数を削減できると共に作業時間を省略す
ることができる結果、比較的小規模の補修工事を短時間
で確実に行うことができる。しかも乳剤と骨材の使う分
量だけ噴射ノズルより吹き付けるので、従来技術のよう
に、余ったアスファルト混合物を捨てるということがな
くなり、材料の経済的かつ効率的使い方となる。
【0007】請求項2記載の発明では、前記噴射ノズル
が、前記骨材を送るパイプの外周部の先端近傍にリング
状の乳剤貯留室を備え、該乳剤貯留室が前記乳剤を送る
パイプに連通され、前記乳剤貯留室を画成する位置であ
って、前記骨材を送るパイプの内周面に乳剤噴射用の開
口が形成された構成であることを特徴とするものであ
る。上記発明では、骨材を送るパイプの内周面に形成し
た開口から、パイプ内を通過する骨材に対して乳剤が吹
き付けられることとなり、噴射ノズルを通過する際に、
骨材の周りに乳剤が付着してなる補修用材料を極短時間
で得ることができる。
【0008】請求項3記載の発明では、前記乳剤供給系
統が、前記乳剤タンクと前記噴射ノズル間において乳剤
タンクから取り込まれた乳剤を乳剤タンクに循環させる
循環回路と、該循環回路にエアまたは洗浄油のいずれか
一方を切り替えによって選択して供給することで前記循
環回路を洗浄する洗浄手段とを装備することを特徴とす
るものである。上記発明では、補修作業を中断または終
了した後、循環回路にエアを圧送することにより、乳剤
供給系統に残存する乳剤を乳剤タンクに戻すことがで
き、乳剤を無駄にしないですみ、乳剤供給系統の清掃も
行うことができる。加えて、エアから洗浄油に切り替
え、乳剤供給系統の循環回路をこの洗浄油で循環させれ
ば、エアで除去できなかった乳剤供給系統の内壁に付着
している乳剤までも全て除去することができ、本来、詰
まりの生じやすい乳剤供給系統を清浄な状態に保ち、詰
まりを未然に防止することができる。
【0009】請求項4記載の発明では、前記乳剤を噴射
しないときには、噴射ノズルにエアを流し、該噴射ノズ
ルの詰まりを防止する詰まり防止用のエア回路を装備す
ることを特徴とするものである。上記発明では、噴射ノ
ズルにエアを流しているため、噴射ノズルに乳剤が詰ま
って噴射ノズルが使用できなくなるといった事態を未然
に回避できる。
【0010】請求項5記載の発明では、骨材供給系統
が、複数の骨材ホッパを備え、それら骨材ホッパ内に貯
蔵された複数種類の骨材を切り替えによって、同時また
は単独で前記噴射ノズルに供給可能に構成したことを特
徴とするものである。上記発明では、種類の異なる骨材
を任意に選択し、そのうちの一種類あるいは数種類を噴
射ノズルから補修箇所に噴射することができ、補修箇所
の状況にあった最適な骨材を使用した補修作業が行え
る。
【0011】請求項6記載の発明では、回転可能かつ伸
縮可能な主アームの先端に回転可能な副アームを備え、
この副アームの先端部に前記噴射ノズルを配置したこと
を特徴とするものである。上記発明では、主アームの先
端に副アームを備えており、主アームで大まかな位置決
めを、また副アームで細かな位置決めが行えることとな
り、噴射ノズルの位置制御が容易に行える。
【0012】請求項7記載の発明では、前記副アームの
前記噴射ノズルの近傍位置に、締固め装置とならし装置
の少なくともいずれか一方を配置したことを特徴とする
ものである。上記発明では、補修箇所へ乳剤や骨材を噴
射した後、それらの締固め作業並びにならし作業を人手
に代わって機械で行うことができ、より一層の省力化が
図れる。
【0013】請求項8記載の発明では、請求項1〜7の
いずれかに記載の路面補修装置を備えたことを特徴とす
るものである。上記発明では、車両が前記乳剤タンク,
前記骨材ホッパ,前記噴射ノズル,前記乳剤供給系統及
び骨材供給系統,コントローラ等を備えた路面補修装置
一式のままで、補修現場に速やかに移動することがで
き、可及的早急に補修するという要請を確実に実行する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図7に基づいて説明する。本発明の路面補修装置
は、ポットホール等のように比較的小規模の舗装路面に
発生した損傷を対象とするもので、予め、所望温度に加
熱されている乳剤Aを損傷部位に吹き付けた後、その乳
剤Aと骨材Bとを混合して補修合材として噴射させるこ
とが可能となるようにしたものである(図4、図5参
照)。そして、その実施形態は、図1〜図3に示すよう
に、乳剤タンク1と、骨材ホッパ2と、これらから圧送
された乳剤Aまたは骨材Bあるいはそれらを混合させた
ものを噴射させる噴射ノズル3と、乳剤タンク1内の乳
剤A及び骨材ホッパ2内の骨材Bをそれぞれ独立的に噴
射ノズル3に圧送する乳剤供給系統4及び骨材供給系統
5とを備えて構成されている。なお、ここでいう噴射ノ
ズル3は、先端がテーパー状に細くなった管状のものに
限られることなく、単なる管を切断しただけのものや、
先端が若干広がった管状のものまで含む広い概念であ
り、要は、乳剤Aや骨材Bを噴射し得るものを意味す
る。
【0015】乳剤タンク1は文字通り、乳剤を貯蔵する
ものであって、本例では車両100の荷台の前部に設置
されている。この乳剤タンク1は、図4に示すように、
上部に投入口1aが設けられ、ここからアスファルト乳
剤等が投入されて貯蔵されるようになっている。なお、
乳剤としては、一般にアスファルト乳剤を用いるが、樹
脂系のエマルジョンや、結合性を有するその他の液体で
あってもよい。また、乳剤タンク1は、内部の乳剤を所
定の温度に加熱する加熱機構を有している。加熱機構を
設けるのは、乳剤の粘度を下げたり、分解を促進するた
めである。したがって、常温でもそのような性質を有す
る乳剤を適宜選べば、加熱機構を省略することもでき
る。加熱機構は、図4にて示すように、乳剤タンク1を
内部に収納した収納タンク6と、この中に蓄えられた水
7と、その水7を加熱する温度調節機能付きのヒータ8
とを具え、該ヒータ8によって水を加熱することによ
り、乳剤タンク1内の乳剤を使用可能な温度に保つよう
にしている。さらに乳剤タンク1は内部に貯蔵されてい
る乳剤量が図示しない検知手段によって検出され、乳剤
量を監視し得るようにしている。
【0016】骨材ホッパ2は図1〜図3に示すように車
両荷台の後部に設置されている。また、骨材ホッパ2
は、図5に示すように、下部に螺旋状の羽をもったフィ
ーダ9が設けられ、モータ10によってフィーダ9が駆
動されることにより、ホッパ内の骨材Bを骨材供給系統
5に送り出せるようにしている。なお、骨材ホッパ2の
上部には蓋2aがエアダンパ2bによって開閉可能に取
付けられている。
【0017】噴射ノズル3は図1及び図2に示すよう
に、後述するアーム60の先端部に装着されている。ま
た、噴射ノズル3は図4に示すように、骨材供給系統5
の下流部の骨材を送るパイプ3aと、乳剤供給系統4の
乳剤を送るパイプ4aとが合体または一体化したもので
ある。ここで言う、合体とは一体化されつつも分離可能
な構造をいい、一体化とは文字どおり分離不可能になっ
ている構造を言う。具体的には、前記骨材を送るパイプ
3aの外周部の先端近傍にリング状の乳剤貯留室4bが
形成され、この乳剤貯留室4bが前記乳剤を送るパイプ
4aに連通され、そして、乳剤貯留室4bを画成する、
前記骨材を送るパイプの内周面3aaに乳剤噴射用の開
口3cが複数形成された構造になっている。そして、こ
の噴射ノズル3では、パイプ3aを通して圧送された骨
材に対し、前記複数(本例では周囲の三箇所)の開口3
cから乳剤を導くことにより、骨材Bと乳剤Aとを混合
させて補修合材を生成し、かつ該補修合材を噴射ノズル
3の底部の吐出口より下方に向けて噴射させるようにし
ている。開口3cは図4に示すような円孔に限らず、ス
リットであってもよい。
【0018】一方、乳剤供給系統4は、図4に示すよう
に、配管11の途中位置にエア式の三方弁12,フィル
タ13,モータ14付きのバインダポンプ15,三方弁
16,切換弁17を有し、配管11の上流端が加熱機構
のタンク6を通って乳剤タンク1の底部に接続され、下
流端が噴射ノズル3の周側部に接続されている。そし
て、モータ14によってバインダポンプ15が駆動され
ると、乳剤タンク1内の乳剤Aが、三方弁12,フィル
タ13,バインダポンプ15,三方弁16,切換弁1
7,及び合流部29を経て噴射ノズル3に圧送されるよ
うにしている。その際、切換弁17は、エアシリンダ1
8の駆動によって噴射ノズル3に通じる通路が開かれ
る。切換弁17を切り換えるエアシリンダ18にはコン
プレッサ19よりエアタンク20,分岐部28を介しエ
アが供給され、図示しない手段の指令に従いエアシリン
ダ18を動作させる。コンプレッサ19及び発電機36
はエンジン37によって駆動される。
【0019】また、乳剤供給系統4は、乳剤を使用しな
いとき、即ち噴射ノズル3への圧送を停止していると
き、乳剤タンク1から取り込んだ乳剤を循環させる乳剤
循環回路41を有している。この乳剤循環回路41は、
配管21の一端部21aが乳剤タンク1に接続されると
共に、他端部21bが前記切換弁17の上流部に接続さ
れ、その途中位置に逆止弁22,三方弁23,リリーフ
弁24を有している。そして、バインダポンプ15の駆
動時、エアシリンダ18によって切換弁17が閉じられ
ているときには、その上流部まで圧送されてきた乳剤が
配管21の他端部21bに矢印の如く流れ込み、リリー
フ弁24,三方弁23,逆止弁22を経て一端部21a
に至ることにより、乳剤をタンク1に戻すようにしてい
る。これは乳剤タンク1内の乳剤を循環させることによ
り、乳剤が固まらず、かつ直ちに使用できるようにする
ためである。
【0020】また、乳剤供給系統4による噴射ノズル3
からの乳剤を供給しないときには、噴射ノズル3の特に
前記開口3cの詰まりを防止するため、詰まり防止用の
エア回路43が設けられ、該エア回路43から噴射ノズ
ル3の開口3cに向けてにエアが常時または間欠的に供
給されるようになっている。ここで、詰まり防止用のエ
ア回路43は、コンプレッサ19、エアタンク20、洗
浄バルブ26、逆止弁27、合流部29及びそれらを接
続する配管からなっている。この詰まり防止用のエア回
路43によって、噴射ノズル3に乳剤が詰まって噴射ノ
ズル3が使用できなくなるといった事態を未然に回避で
きる。
【0021】さらに、乳剤循環回路41は、その配管内
のみならず、噴射ノズル3を洗浄するための洗浄手段4
2を有している。洗浄手段42は、コンプレッサ19,
エアタンク20を利用したものであって、第一配管25
と第二配管30とを有している。第一配管25は洗浄バ
ルブ26,逆止弁27を具え、その一端が分岐部28に
接続されると共に他端が合流部29に接続され、エアタ
ンク20からのエアを噴射ノズル3に送り込めるように
している。第二配管30は、逆止弁31,三方弁32を
有し、一端がエアタンク20に接続されると共に、他端
が洗浄油タンク33の底部に接続されている。また、前
記三方弁32と前記三方弁12との間が配管34によっ
て接続され、さらに、洗浄油タンク33の上部及び前乳
剤循環系の三方弁23間も配管35により接続されてい
る。
【0022】そして、エアタンク20からのエアが三方
弁32,配管34,三方弁12,フィルタ13,バイン
ダポンプ15に導かれることにより、乳剤供給系統4内
の乳剤を乳剤循環回路41を介して乳剤タンクに回収す
る。次に、洗浄油タンク33内の洗浄油を同様に三方弁
32,配管34,三方弁12,フィルタ13,三方弁1
6、配管21、分岐部28a、リリーフ弁24、三方弁
23及び配管35を介して循環させることにより配管内
に付着した乳剤を洗浄する。その後、三方弁32を切り
替えることによりエアタンク20からエアが三方弁3
2、配管34、三方弁12、フィルタ13、バインダポ
ンプ15、配管21、リリーフ弁24及び配管35から
成る配管内に圧送されることにより、配管内に残存する
洗浄油が洗浄油タンク33に回収される。前記一連の作
業により配管内の洗浄が終了する。
【0023】他方、前記骨材供給系統5は図5に示すよ
うに、配管51の途中位置がサイレンサ52の下流部に
設けられた三方弁53aに接続され、配管51の両端部
が一本に結合され、図4に示す如く前記噴射ノズル3の
上部に接続される。サイレンサ52の上流部にはエンジ
ン54によって駆動されるブロワ53が接続されてい
る。そして、配管51において、結合部51aと三方弁
53aの間の一方の管の途中位置には骨材ホッパ2のフ
ィーダ9が接続され、前述したようにフィーダ9がモー
タ10によって駆動されることにより、骨材ホッパ2内
の骨材Bを配管51に供給する。従って、骨材ホッパ2
内の骨材Bはブロワ53からのエアで噴射ノズル3に圧
送できるようにしている。
【0024】また、配管51において骨材ホッパ2側と
異なる管の途中位置にはロータリフィーダ57を有する
砂ホッパ58が接続されている。砂ホッパ58は、前記
ホッパ2内の骨材が小石をメインとした骨材であること
から、乾燥砂を貯蔵するものである。そして、前記三方
弁53aの切換により、骨材ホッパ2から骨材Bを圧送
することと、砂ホッパ58から砂Cを圧送することとを
選択的に行えるようにしている。なお、砂ホッパ58は
その上部に骨材ホッパ2と同様にカバー59が開閉可能
に取付けられ、また図1〜図3に示す如く、車両100
の荷台において乳剤タンク1と骨材ホッパ2間に配置さ
れている。この砂ホッパ58及び骨材ホッパ2も、内部
の乾燥砂,骨材の収納量が検出できるように構成されて
いる。
【0025】次に、噴射ノズル3を先端部に装着したア
ーム60について図1〜図3,図6及び図7に基づき説
明する。即ち、アーム60は、車両前部に水平方向に沿
い回転可能に取付けられた第一アーム61と、該第一ア
ーム61に取付けられ、これより前方に延びる第二アー
ム62とによって主アーム61Aが構成され、この主ア
ーム61Aを構成する第二アーム62に水平方向に沿っ
て、副アームである第三アーム63が回転可能に取り付
けられている。具体的に述べると、図1〜図3,図6及
び図7に示すように、第一アーム61は、その基部が車
両100の前部に取付けられた垂直軸64に取付けられ
ると共に、その基部側の途中位置にシリンダ65のロッ
ドが連結されている(図1参照)。シリンダ65は、シ
リンダヘッドが車両前部に固定され、垂直軸64及び後
述のシリンダ67と協動してアーム60全体を支持して
いる。また第一アーム61はシリンダ65との連結部分
の途中位置に水平ピン機構66が設けられている。水平
ピン機構66は詳細に図示していないが、第一アーム6
1の基部側に対し先端側が図2及び図7に示す鎖線の如
く、起立できるように構成され、この姿勢は車両の移動
時などにとるようにしている。さらに、車両前部には垂
直軸64より若干前方位置に図示しないブラケット等を
介しシリンダ67が枢着されると共に、該シリンダ67
のロッドが第一アーム61及びこれに固定されたシリン
ダ68間に連結され、図7に示すように、シリンダ67
ロッドの進退により第一アーム61が水平ピン機構66
を支点としてより下方に回転するようにしている。シリ
ンダ68については後述する。従って、第一アーム61
は、シリンダ65ロッドの進退により垂直軸64を中心
として水平方向に回転し、またシリンダ67ロッドの進
退により水平ピン機構66を支点として垂直方向に回転
し、その際、水平ピン機構66を支点として起立できる
ようになっている。
【0026】第二アーム62は、第一アーム61に収納
されると共に、その第一アーム61の先端から突出して
いる部分に前記シリンダ68のロッドが連結され、該ロ
ッドの進退により第一アーム61の前方に延びたり第一
アーム61内に収納される。前記シリンダ68は第一ア
ーム61の先端側の底部に固定されている。第三アーム
63は、前端部に前記噴射ノズル3を装着したものであ
って、第二アーム62の先端に連結垂直軸69を介し連
結され、シリンダ70の駆動により連結垂直軸69を支
点として、図1及び図6に鎖線にて示す如く水平方向に
適宜の範囲で回転するようにしている。シリンダ70は
第二アーム14の先端部に設置されている。従って、作
業時には、第一アーム61〜第三アーム63の長さ及び
角度が調整されることにより、噴射ノズル3を修正個所
に位置合わせすることができる。また、第三アーム63
の先端部においては噴射ノズル3の近傍位置に配置され
る締固め装置71及びならし装置72が装着され、図示
しないが、これら締固め装置71及びならし装置72に
対し必要な駆動源が接続されている。さらに、後述する
コーンバー74には夜間等の工事のために、照明装置7
3が装着されている。そのため、実施例の路面補修装置
は図示していないが、乳剤タンク1,加熱機構,乳剤供
給系統4,該乳剤供給系統4の循環手段,骨材ホッパ
2,骨材供給系統5,アーム60,締固め装置71,な
らし装置72,照明装置73等を制御するコントローラ
(図示せず)をも備えている。またさらに、車両の前部
には安全機構が形成される。この安全機構は、工事に際
し、作業員により、所望の長さからなるコーンバー74
が車両前部の両側に設けられたポール75に取付けら
れ、車両,歩行者の進入を禁ずるようにしている。コー
ンバー74は、使用時、図1及び図2に示すように横に
倒れるようになっており、また、ポール75から取り外
せるようにも構成されている。また、車両100には工
事中である旨を表示するための警告灯101と、その
「工事中」の表示を点灯によって報知させる標識102
も装備されている。
【0027】次に、実施の形態の路面補修装置を用いた
路面補修方法について述べる。工事に際し、まず工事の
警告灯101,標識102で表示したり、コーンバー7
4をセットしたりして安全施設を作る。この場合、車両
100に元々装備されている警告灯101,標識102
を点灯すれば、工事である旨を周囲に容易にかつ確実に
知らせることができる。また車両である当局の車が補修
箇所周辺に停車し、かつ駐車灯を点灯することによって
も、上述と同様他の車の搭乗者が工事中であることに気
づくので、車両が舗装路面に停止しているだけで他の車
の搭乗者のみならず、通行人に対しても注意を喚起する
ことができる。その上、車両100にコーンバー74を
装置一式として予め積載しておけば、車両から取出して
セットすればよいので、簡単に設置することができる。
そのため、何もない状態から部品を一つ一つ運ぶことに
よって安全施設を作る従来技術に比較し、当該安全施設
を簡単に作り出すことができると共に、速やかに行うこ
とができる。
【0028】次に、アーム60を延ばし、該アーム60
に装着されている噴射ノズル3を補修箇所に合わせ、そ
の状態で噴射ノズル3からエアを吹き出して補修箇所を
清掃した後(図8(イ))、該噴射ノズル3を介して乳
剤供給系統4により乳剤タンク1内の乳剤Aを圧送し、
補修箇所に乳剤を吹き付ける(図8(ロ))。続いて、
噴射ノズル3から乳剤と骨材を吹き出させる(図8
(ハ))。即ち、作業員がコントローラを操作すること
により、乳剤タンク1内の乳剤Aが乳剤供給系統4によ
って噴射ノズル3に圧送されると同時に、骨材タンク2
内の骨材Bが骨材供給系統5によって噴射ノズル3に圧
送され、噴射ノズル3が内部で骨材Bと乳剤Aとを混合
して補修合材が生成されるので、噴射ノズル3から補修
箇所に対し補修合材が吹き付けられる。また、補修合材
の吹き付け処理においては作業員がアーム60の操作
時、噴射ノズル3を補修箇所に対し千鳥状等に走査させ
ることにより、補修箇所全面に渡って補修合材を吹き付
けることができる。そのため、従来技術に比べて、作業
時間を大幅に削減することができるばかりでなく、作業
員を省略化することができる。
【0029】そして、補修合材の吹き付けが終了する
と、アーム60に装着されているならし装置72によ
り、補修箇所をならした後、その吹き付けた面に対し、
さらに砂ホッパ58に収納されている砂を前記噴射ノズ
ル3から吹き付ける(図8(ニ))。その後、アーム6
0に装着されている締固め装置71により、締固め等の
表面処理を行う。この場合の作業も、作業員がいちいち
作業することがない。かかる処理の後、補修表面を清掃
し、安全施設を撤去し、標識を消灯させ、コーンバー7
4を片づけることにより、補修工事が終了することとな
る。
【0030】このように、本発明装置においては、噴射
ノズル3が、乳剤供給系統4によって乳剤タンク1から
圧送された乳剤Aと、骨材供給系統5によって骨材ホッ
パ2から圧送された骨材Bとを混合させ、補修合材とし
て吹き付けるようにしたので、従来技術のように、アス
ファルト混合物である補修合材を補修箇所まで運んでそ
れを補修箇所に充填するといった人手による作業が不要
になり、それだけ作業員の数を削減できると共に作業時
間を省略することができる。その結果、比較的小規模の
補修工事を短時間で確実に行うことができる。しかも乳
剤Aと骨材Bとを噴射ノズル3の内部で混合して吹き付
けるようにしているので、従来技術のようにアスファル
ト混合物を余分に手配する必要がなくなり、そのため、
余ったアスファルト混合物を捨てるということがなくな
り、材料の経済的かつ効率的使い方を得ることができ
る。
【0031】そして、実施の形態の路面補修装置は、乳
剤Aを貯蔵する乳剤タンク1と、骨材Bを貯蔵する骨材
ホッパ2と、これらから圧送された乳剤A及び骨材Bを
混合させて補修合材として噴射させる噴射ノズル3と、
乳剤タンク1内の乳剤A及び骨材ホッパ2内の骨材Bを
それぞれ独立的に噴射ノズル3に圧送する乳剤供給系統
4及び骨材供給系統5とを備えて構成したので、上記補
修方法を的確に実施し得る。しかも、乳剤タンク1が乳
剤Aを使用できる所定温度に加熱する加熱機構を有して
いるので、乳剤をいつでも使える状態にして維持してお
くことができる。さらに上記路面補修装置を装置一式と
して車両に搭載しているので、装置一式のままで補修現
場に速やかに移動することができ、そのため、可及的早
急に補修するという要請を確実に実行することができる
ものである。なお図示実施の形態では、骨材ホッパ2に
加え、乾燥砂Cを貯蔵するため一個のホッパ58を用い
た例を示したが、補修合材に必要な他の種類のもの、例
えば石であっても、大きさによって等級が異なるので、
異なる種類の石を貯蔵する骨材ホッパ80を、図5中二
点鎖線で示すように、配管51の骨材ホッパ2の下流側
に設け、骨材ホッパ2、58及び80内の異なる種類の
骨材を切り替えによって、同時または単独で噴射ノズル
3に供給できるようにしてもよい。また、配管51に設
ける骨材ホッパの数は2個に限られることなく、3個以
上であってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明装置によれ
ば、噴射ノズルから、乳剤のみあるいは骨材のみ、さら
にはそれら乳剤と骨材を混合状態で損傷箇所に吹き付け
るようにしたので、従来技術のように作業員が主に人力
で行っていた、補修部分に乳剤を塗布し、その後補修箇
所にアスファルト混合物を充填するといった作業は不要
になり、それだけ作業員の人数を削減できると共に作業
時間を省略することができる。この結果、比較的小規模
の補修工事を短時間で確実に行うことができる。しかも
乳剤と骨材の使う分量だけ噴射ノズルより吹き付けるの
で、従来技術のように、余った乳剤や骨材を捨てるとい
うことがなくなり、材料の経済的かつ効率的使い方とな
る。
【0033】また、本発明の路面補修車によれば、車両
が上記路面補修装置を搭載するので、装置一式のままで
補修現場に速やかに移動することができ、可及的早急に
補修するという要請を確実に実行することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の路面補修装置の一実施形態を示す平
面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 車両の前部から見た図2の左側面図である。
【図4】 乳剤タンクとその乳剤供給系統との関係を示
す説明用配管図である。
【図5】 骨材ホッパとその骨材供給系統との関係を示
す説明用配管図である。
【図6】 アーム全体の回転動作及び第三アームの回転
動作を示す説明図である。
【図7】 アーム全体の垂直方向の動作及び起立させた
ときの状態を示す説明図である。
【図8】 本発明の路面補修装置を用いた補修方法の手
順を示す説明図である。
【符号の説明】
A…乳剤、B…骨材、1…乳剤タンク、2…骨材ホッ
パ、3…噴射ノズル、4…乳剤供給系統、5…骨材供給
系統、6〜8…乳剤の加熱機構、41…乳剤循環回路、
42…洗浄手段、43…詰まり防止用のエア回路、58
…砂ホッパ、61A…主アーム、60…アーム、61…
第一アーム、62…第二アーム、63…第三アーム(副
アーム)、71…締固め装置、72…ならし装置、73
…照明装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (74)上記1名の代理人 100064908 弁理士 志賀 正武 (72)発明者 岩渕 洋之 秋田県湯沢市関口字寺沢64−2 建設省東 北地方建設局 湯沢工事事務所内 (72)発明者 菊池 信一 宮城県多賀城市桜木三丁目6番1号 建設 省東北地方建設局 東北技術事務所内 (72)発明者 羽山 高義 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (72)発明者 佐藤 剛 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (72)発明者 佐藤 和良 東京都大田区蒲田本町一丁目9番3号 株 式会社新潟鉄工所エンジニアリングセンタ ー内 (72)発明者 更科 勝博 新潟県北蒲原郡聖籠町東港五丁目2756−3 株式会社新潟鉄工所新潟構機工場内 Fターム(参考) 2D053 AA13 AB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装路面に発生した比較的小規模の損傷
    を補修する路面補修装置であって、 乳剤を貯蔵する乳剤タンクと、骨材を貯蔵する骨材ホッ
    パと、これらから供給された乳剤及び/または骨材を噴
    射する噴射ノズルと、乳剤タンク内の乳剤及び骨材ホッ
    パ内の骨材をそれぞれ独立的に前記噴射ノズルに供給す
    る乳剤供給系統及び骨材供給系統と、それら乳剤供給系
    統及び骨材供給系統を制御するコントローラとを装備
    し、 前記噴射ノズルは、乳剤を送るパイプの先端部分と骨材
    を送るパイプの先端部分とが合体または一体化された構
    成であることを特徴とする路面補修装置。
  2. 【請求項2】 前記噴射ノズルは、前記骨材を送るパイ
    プの外周部の先端近傍にリング状の乳剤貯留室を備え、
    該乳剤貯留室が前記乳剤を送るパイプに連通され、前記
    乳剤貯留室を画成する位置であって、前記骨材を送るパ
    イプの内周面に乳剤噴射用の開口が形成された構成であ
    ることを特徴とする請求項1記載の路面補修装置。
  3. 【請求項3】 前記乳剤供給系統は、前記乳剤タンクと
    前記噴射ノズル間において乳剤タンクから取り込まれた
    乳剤を乳剤タンクに循環させる循環回路と、該循環回路
    にエアまたは洗浄油のいずれか一方を切り替えによって
    選択して供給することで前記循環回路を洗浄する洗浄手
    段とを装備することを特徴とする請求項1または2記載
    の路面補修装置。
  4. 【請求項4】 前記乳剤を噴射しないときには、噴射ノ
    ズルにエアを流し、該噴射ノズルの詰まりを防止する詰
    まり防止用のエア回路を装備することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の路面補修装置。
  5. 【請求項5】 骨材供給系統が、複数の骨材ホッパを備
    え、それら骨材ホッパ内に貯蔵された複数種類の骨材を
    切り替えによって、同時または単独で前記噴射ノズルに
    供給可能に構成したことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の路面補修装置。
  6. 【請求項6】 回転可能かつ伸縮可能な主アームの先端
    に回転可能な副アームを備え、この副アームの先端部に
    前記噴射ノズルを配置したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の路面補給装置。
  7. 【請求項7】 前記副アームの前記噴射ノズルの近傍位
    置に、締固め装置とならし装置の少なくともいずれか一
    方を配置したことを特徴とする請求項6記載の路面補修
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の路面補
    修装置を備えたことを特徴とする路面補修車。
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