JP4493871B2 - アスファルト溶液散布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアスファルト散布車に搭載されて路面にアスファルト舗装を行うアスファルト溶液散布装置において、作業現場への散布車の走行中やアスファルト溶液の散布作業後等には、アスファルト溶液散布管を散布車の荷台上に収納可能にしたアスファルト溶液散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からトラック等の散布車に搭載して使用されるアスファルト溶液散布装置は、図6に示すように、散布車Cの荷台c上に積載された溶液タンク31と溶液圧送ポンプ32等からなる本体部Aと、路面にアスファルト溶液を散布する複数本の散布ノズル34をアスファルト溶液散布管33に長さ方向に所定間隔毎に装着してなるアスファルト溶液散布手段B'とからなり、このアスファルト溶液散布手段B'を散布車Cの荷台cの後端部に該荷台cから後方に突出させた状態で固定し、路面にアスファルト溶液を散布して舗装を行う際に、荷台c上に積載した溶液タンク内のアスファルト溶液を圧送ポンプ32により配管35を通じて散布管33に供給し、この散布管33に装着している上記複数本の散布ノズル34から路面にアスファルト溶液を散布するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のアスファルト溶液散布装置によれば、アスファルト溶液散布機構を構成しているアスファルト溶液散布管33を散布車Cの荷台後面側に固定しているために、このアスファルト溶液散布管33は常に荷台から外部にはみ出した構造となり、作業現場では問題はないが移動時等においてこの状態のまま走行することは道路交通法に違反することになるばかりでなく、走行中などにおいてアスファルト溶液散布管33や散布ノズル34が他物と衝突した場合、損傷して使用できなくなる虞れがあり、また、散布車Cの回送中に散布ノズル34から垂れ落ちるアスファルト溶液によって道路を汚す等の問題点があった。
【0004】
このため、作業現場への移動時や舗装作業の終了後においては、散布車Cの荷台後端部からアスファルト溶液散布管33を取り外して散布車Cの荷台上の空きスペースに収納しなければならず、この作業に多大な労力と時間を必要とする上にアスファルト溶液散布管33や散布ノズル34に付着しているアスファルト溶液によって作業員の衣類等を汚損したり荷台や他の機器類に付着し、事後処理に手間を要するという問題点があった。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、散布車の荷台後端部からアスファルト溶液散布管の取り外し作業を行うことなく、不使用時には散布車の荷台上に収納しておき、使用時には荷台から後方側の散布作業位置に簡単且つ確実に配設し得るようにしたアスファルト溶液散布装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のアスファルト溶液散布装置は、請求項1に記載したように、アスファルト溶液散布車の後端側に路面に向かってアスファルト溶液を散布する複数本の散布ノズルを下向きに突設してなる散布管を配設すると共にアスファルト溶液散布車に搭載した溶液タンクからのアスファルト溶液を配管を通じて上記散布管から各散布ノズルに供給、散布するように構成したアスファルト溶液散布装置において、上記散布管を散布管収納手段によって散布作業位置から散布車の荷台上に収納可能に構成している。
【0007】
上記請求項1に記載のアスファルト溶液散布装置において、散布管収納手段は、アスファルト溶液散布車の荷台内に前後方向に起伏自在に配設され且つ後方に向かって伏動した時にその先端部が荷台から後方に突出するように構成している支持アームと、この支持アームの起立状態において該支持アームの先端部に前後摺動自在に支持された摺動アームとからなり、この摺動アームの後端部に散布管を取付けていることを特徴とする。
【0008】
請求項に係る発明は、上記散布管収納手段における支持アームの基端をアスファルト溶液散布車の荷台上に搭載したアスファルト溶液タンクの後面に前後方向に起伏自在に枢着すると共に、その長さ方向の中間部と散布車の荷台後端部間をダンパーによって連結していることを特徴としている。なお、このようなダンパーを使用することなく、請求項4に記載したように、支持アームをジャッキ又は巻上げドラム等の駆動手段によって起伏するように構成しておいてもよい。
【0009】
さらに、請求項に係る発明は、上記支持アームの基端部をアスファルト溶液タンクの後面に突設しているブラケットに起立時と起伏時とにおいてピンにより固定可能にしていると共に、この支持アームの先端にガイド筒を一体に設けて該ガイド筒に摺動アームを摺動自在に且つ散布作業位置においては吊支状態となるように挿通、支持してあり、さらに、摺動アームの先端に散布管の吊下げアームの上端を散布管に設けている散布ノズルが常に下方に指向するように揺動自在に枢着していると共にピンにより摺動アームに固定可能に構成している。
【0010】
また、請求項に係る発明は、アスファルト溶液散布車の荷台の後端部上に、該荷台上に収納された散布管の散布ノズルから滴下するアスファルト溶液の受け皿を配設していることを特徴としている。
【0011】
【作用】
散布車が舗装作業現場にまで走行する際や、現場におけるアスファルト溶液の散布による舗装作業が終了して回送する際においては、アスファルト溶液散布管を収納手段によって散布車の荷台上に収納しておき、作業現場において散布作業を行う時に、収納手段を作動させてアスファルト溶液散布管を荷台側から荷台後方側の散布作業位置まで送り出してアスファルト溶液の散布による道路の舗装を行う。
【0012】
上記アスファルト溶液散布管の収納手段は、請求項2に記載したように、散布車の荷台内から前後方向に起伏自在に回動する支持アームと、この支持アームの先端に前後摺動自在に支持された摺動アームとからなり、この摺動アームの後端部に散布管を取付けてなる構造を有し、支持アームを起立状態から後方に傾動させると、摺動アームがその姿勢を水平状態から徐々に垂直状態に変化させながら散布車の荷台後方部に送り出され、支持アームが水平状態になるまで伏すると、摺動アームが垂直状態となって該摺動アームの下端に散布管が吊支された姿勢で散布作業位置に達する。
【0013】
この状態にして路面に対するアスファルト溶液散布作業を行い、作業が終了すると、上記とは逆の手順によって散布管を荷台上に収納する。即ち、支持アームを水平状態から徐々に起立させると、摺動アームが上方に向かって斜め前方に持ち上げられその姿勢を垂直状態から徐々に水平状態に変化させ、支持アームが起立する一方摺動アームが水平状態になると、支持アームの上端に対してこの摺動アームを前方に押し込むことによりその後端部に取付けている散布管を荷台の後方側から荷台の後端部上に収納するものである。この際、摺動アームの後端に吊下げアームの上端を回動自在に枢着すると共に、この吊下げアームの下端に散布管を支持させておくことによって、摺動アームがその姿勢を水平状態から水平状態に変化させても散布管に装着している散布ノズルを常に下向きに指向させておくことができる。
【0014】
このように支持アームを起立状態から伏する方向に回動させることによって該支持アームの上端に前後摺動自在に支持されている摺動アームを散布車の荷台上から荷台の後方側に送り出してその後端に取付けている散布管を散布作業位置にまで降下させる一方、この状態から支持アームを起立させることによって散布管を荷台上に収納するものであるが、この操作を人手によって行う場合には、支持アームを散布車の荷台上にダンパーを介して支持させておくことが望ましく、このダンパーによって、支持アームに掛かる荷重を受止させながら支持アームの起伏回動操作を円滑に且つ安定的に行うことができる。なお、この支持アームの回動操作は人手によって行うことなく、油圧ジャッキ等の動力を利用して自動的に行うように構成しておいてもよい。
【0015】
また、支持アームは、その下端部を散布車の荷台の後端部上に起伏回動自在に枢着しておいてもよいが、アスファルト溶液散布装置の本体部を構成している溶液タンクの後面にブラケットを突設し、このブラケットにその下端部を枢着しておくことによって、散布車専用の車両を用いることなく、通常のトラックの荷台に本体部と共にアスファルト溶液散布装置を搭載して散布車を構成することができるばかりでなく、該支持アームの下端部をトラックのあおりの高さに略等しい溶液タンクの後面における高さ位置に枢着することにより、散布管を取付けている摺動アームをトラックの後側あおりを乗り越えるようにして散布作業位置と収納位置とに簡単に配置させることができる。
【0016】
その上、支持アームは溶液タンクの後方において、荷台上から一定高さの位置で起伏回動するので、この支持アームに何等、邪魔されることなく溶液タンクから後方側の荷台の後部上の空間を全面的に利用して該荷台後部上に本体部の一部を構成する溶液圧送ポンプやエンジン、配管等を配置することができる。さらに、散布管を荷台の後端部の上方に収納した時に、その下方にアスファルト溶液の受け皿を配設しておくことにより、散布管に装着している散布ノズルから滴下、或いは垂れ下がるアスファルト溶液を該受け皿内に受け入れて荷台、機器類、配管等の汚損を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図1〜図3において、アスファルト溶液散布装置はアスファルト溶液のタンク1と、このタンク1内のアスファルト溶液を配管2を通じて散布管3側に圧送する圧送ポンプ4と、圧送ポンプ駆動用エンジン5とから構成してなる本体部Aと、上記散布管3に複数本の散布ノズル3aを長さ方向に所定間隔毎に装着してなるアスファルト溶液散布手段Bとからなり、上記本体部Aをトラックからなる散布車Cの荷台c上に搭載、設置している一方、アスファルト溶液散布手段Bを収納手段Dによって散布作業位置から上記溶液タンク1の後方側における散布車Cの荷台cの後部上に収納可能に構成している。
【0018】
上記収納手段Dは、溶液タンク1の後面両側上部に固着して後方に向かって突設している両側のブラケット11、11に基端部(下端部)を支点ピン12によって前後方向に起伏回動自在に枢着されている支持アーム6、6と、これらの支持アーム6、6の先端(上端)にそれぞれ一体に固着している短筒形状のガイド筒7、7と、このガイド筒7、7にそれぞれ摺動自在に挿通、支持されている直棒形状の摺動アーム8、8と、摺動アーム8、8の先端(後端)に支持ピン13によって上端部をそれぞれ前後揺動自在に枢着されている吊下げアーム9、9とからなり、この吊下げアーム9、9の下端に上記散布管3を左右方向に水平状態にしてその両側部を一体に取り付けている。また、支持アーム6、6の長さ方向の中間部と散布車Cの荷台cの後端部間にガスダンパー10を介在させてこのガスダンパー10の上端部を支持アーム6、6の長さ方向の中間部に枢着していると共に下端部を散布車Cの荷台cの後端部に連結、支持させている。
【0019】
さらに、左右に一定の間隔を存して溶液タンク1の後面における上部両側に固着している上記ブラケット11、11にはその下部における前端部に上記支点ピン12を取付けていると共にブラケット11、11における上記支点ピン12から後方に一定の間隔を存した後端部と、支点ピン12から上方に上記間隔と同一間隔を存した上端部とに左右方向に貫通したピン係止孔14、15を穿設している一方、支点ピン12に回動自在に枢着されている上記支持アーム6においては、支点ピン12から上記ピン係止孔14、15と同一間隔を存した下部に左右方向に貫通したピン挿通孔16を穿設している。
【0020】
そして、支持アーム6、6を溶液タンク1の後面に沿って垂直に起立させた状態においてはブラケット11、11の上端部側のピン係止孔15と、このピン係止孔15に合致する支持アーム6、6側のピン挿通孔16間にピン17を挿入することによって支持アーム6、6を起立状態で固定し、支持アーム6、6を後方に倒してブラケット11、11の後端部側のピン係止孔14に該支持アーム6、6のピン挿通孔16を合致させ、これらのピン係止孔14とピン挿通孔16間に上記ピン17を挿入することによって支持アーム6、6を水平に伏した状態で固定するように構成している。なお、ブラケット11、11は左右に小間隔を存した一対のブラケット片からなり、これらのブラケット片間に上記支持アーム6の下端部を挿入している。
【0021】
支持アーム6、6の長さは、水平に伏した状態においてその先端部(後端部)が散布車Cの荷台cから後方に突出する長さに形成されていると共にこれらの支持アーム6、6の長さ方向の中間部対向面を連結杆18によって連結して支持アーム6、6を左右に一定間隔を存した状態で一体に起伏回動するように構成している。
【0022】
支持アーム6、6が起立した状態においては、これらの支持アーム6、6の上端に一体に固着した上記ガイド筒7は前後方向に水平に開口させた状態となり、このガイド筒7に上記摺動アーム8、8をそれぞれ前後方向、即ち、長さ方向に摺動自在に挿通、支持されている。これらの摺動アーム8、8の基端、即ち、水平状態にある時には前端となり、垂直状態にある時には上端となる端部にはガイド筒7の前端面(上端面)に当接、受止される抜け止め用係止頭部8a、8aが固着していると共に、摺動アーム8、8の基部(上部)には、上記係止頭部8a、8aから先端(下端)に向かって小間隔毎に螺子孔19、19・・・を設けてあり、ガイド筒7の周壁適所に挿入しているボルト20を所望の該螺子孔19に螺合させることによってガイド筒7から突出する摺動アーム8、8の長さを調整し、散布管3の散布作業位置における高さを調整するように構成している。
【0023】
摺動アーム8、8の先端にはL字状の吊支金具21の一端部を固着してあり、この吊支金具21の一端部と該一端部に対して直角に屈折した他端部とに左右方向に貫通したピン挿通孔22、23を穿設していると共にこの吊支金具21の角部に上記支持ピン13によって吊下げアーム9、9の上端部を前後揺動自在に枢着している。なお、支持ピン13とピン挿通孔22、23との間の間隔は等しく形成されている。
【0024】
さらに、この支持ピン13から上方に突出した吊下げアーム9、9の上端には、上記支持ピン13からこの支持ピン13とピン挿通孔22、23間の間隔と同一間隔を存した部分にピン係止孔24を穿設してあり、このピン係止孔24を上記ピン挿通孔22、23のいずれか一方に合致させてピン25を挿通、係止させることにより、散布管3を取付けている上記吊下げアーム9、9を摺動アーム8、8の延長方向又は直角方向に向けて固定可能に構成している。
【0025】
散布管3は公知のように、この散布管3の中空内部と連通した複数本の散布ノズル3a、3a・・・を長さ方向に小間隔毎に且つその噴出口を下方に向けた状態にして装着してあり、散布管3に上記配管2からこの配管2に連結、連通した可撓性ホース(図示せず)を通じてアスファルト溶液を供給して散布ノズル3aから路面に散布するように構成している。なお、散布管3には散布ノズル3aの開閉機構26が装着されている。27は散布車Cの荷台cの後端部における両側のあおりc1、c1間上に架設状態で配設、固定している受け皿で、散布管3が荷台cの後端部上に収納された時に、該散布管3の散布ノズル3aから滴下或いは垂れ落ちるアスファルト溶液を受け止めて滞留させるものである。
【0026】
以上のように構成した実施例におけるアスファルト溶液散布装置の作用を述べると、まず、このアスファルト溶液散布装置は通常のトラックの荷台上に備え付けられてアスファルト溶液散布車Cを構成するが、専用の車両に搭載してアスファルト溶液散布車Cを構成してもよい。散布車Cの荷台c上には溶液タンク1や圧送ポンプ4等からなる本体部Aを搭載すると共に、溶液タンク1の後面に突設しているブラケット11に散布管収納手段Dの支持アーム6を前後方向に回動自在に枢着し、この支持アーム6と荷台c間をガスダンパー10によって連結して散布管収納手段Dを荷台c上に配設する。
【0027】
散布車Cを使用しない時や、散布車Cが舗装作業現場にまで走行する際、或いは、現場におけるアスファルト溶液の散布による舗装作業が終了して回送する際においては、アスファルト溶液散布管3を収納手段Dによって散布車Cの荷台cの後部上に収納しておく。この状態においては、図4に示すように、支持アーム6が溶液タンク1の後面両側部に沿って垂直状態に起立してその下部に穿設しているピン挿通孔16にブラケット11の上端側に穿設しているピン係止孔15を通じてピン17を挿通することにより起立状態で固定されていると共に、ガスダンパー10が伸長した状態になっている。
【0028】
さらに、起立状態の支持アーム6の上端(先端)に固着しているガイド筒7に挿通した摺動アーム8はその長さ方向を前後に向けた水平状態となっており、この摺動アーム8を前方に押し進めることによって該摺動アーム8の後端(先端)に吊支金具21と吊下げアーム9を介して取付けている散布管3を散布車Cの荷cの上端部の上方空間部に収納された状態にしている。なお、この状態においては、吊下げアーム9はその上端を吊支金具21に枢着している支持ピン13から垂直に吊り下げられて散布管3の散布ノズル3aの噴霧口を受け皿27の上方で下向きにしていると共に、吊支金具21の上方に屈折している他端部側のピン挿通孔23と吊下げアーム9の上端部に穿設しているピン係止孔24間をピン25の挿通によって連結して吊下げアーム9を垂直状態で固定している。
【0029】
次に、上記のように散布管3を散布車Cの荷台c上に収納した状態で舗装作業現場まで走行したのち、舗装作業現場において路面にアスファルト溶液を散布する時には、まず、作業員が散布車Cの荷台cに上がって摺動アーム8の先端吊支金具21に吊下げアーム9を固定しているピン25と支持アーム6をブラケット11に固定しているピン17とを取り外したのち、摺動アーム8をその頭部8aが支持アーム6の上端ガイド筒7の前端面に当接する位置まで後方に引き出して吊下げアーム9の下端に装着している散布管3を散布車Cの後側のあおりの上方を通過させて荷台cの後方にまで突出させる。この状態にすると、摺動アーム8側の荷重によって支持アーム6が後方に回動しようとする力と、ガスダンパー10による押し上げ力とがバランスした状態となる。
【0030】
しかるのち、作業員が荷台cから下りて散布管3を引き下げると、その引き下げ力が摺動アーム8を介して支持アーム6に伝達され、該支持アーム6がガスダンパー10を圧縮しながら起立状態から図5に示すように後方に傾動すると共に、この支持アーム6の先端に該支持アーム6に対して直角に支持されている上記摺動アーム8は水平状態から徐々に後方に向かって下方に傾斜させながら荷台cの後方側に移動し、支持アーム6が水平状態にまで伏すると、摺動アーム8はその吊支金具21を下端側にした垂直状態となる。
【0031】
一方、吊支金具21に支持ピン13によってその上端を揺動自在に吊支されている吊下げアーム9は、摺動アーム8が水平状態から後方に傾動して垂直状態に変動する間においても、常に、支持ピン13を中心として垂直下方に垂下した状態を保持しながら降下し、従って、この吊下げアーム9、9の下端間に取付けている散布管3はその散布ノズル3aを常に下方に向けた水平状態で荷台cの後方下端部における散布作業位置まで下ろされる。
【0032】
このように、支持アーム6を後方に伏動させて摺動アーム8を荷台cの後方側に移動させて垂直状態にすると、支持アーム6に設けているピン挿通孔16が溶液タンク1の後面に突設しているブラケット11の後端側のピン係止孔14に合致するので、これらのピン係止孔14と挿通孔16間に再びピン13を挿通して、支持アーム6をブラケット11に固定する一方、支持アーム6の下端吊支金具21に支持ピン13によって吊り下げている吊下げアーム9は摺動アーム8の長さを延長する方向に垂下してその上端に穿設しているピン係止孔24が吊支金具21の一端(上端)側のピン挿通孔22と合致し、これらのピン係止孔24とピン挿通孔22間にピン25を挿通することによって吊下げアーム9を固定する。
【0033】
なお、上記摺動アーム8はその頭部8aを支持アーム先端のガイド筒7に当接、受止されており、この状態において散布管3が散布作業位置に位置する場合には散布管3の高さ調整を行う必要はないが、散布管3による散布作業位置が低い場合には、摺動アーム8を散布管3が散布作業位置に位置するまで上方に引き上げ、その位置に達するとガイド筒7に取付けているボルト20を摺動アーム8に設けている螺子孔19に螺合させて摺動アーム8を固定する。
【0034】
この状態にして圧送ポンプ4を作動させることにより溶液タンク1内のアスファルト溶液を配管2を通じて散布管3に供給し、路面の幅方向に設けている複数個の散布ノズル3aから路面にアスファルト溶液を散布する一方、散布車Cを所定の速度で走行させることによって路面の舗装を行うものである。
【0035】
アスファルト溶液の散布による路面の舗装作業が完了すると、収納手段Dによって散布管3を散布車Cの荷台cの後部上に収納する。この作業は、まず、ピン17、25を引き抜いてブラケット11に対する支持アーム6の固定と、摺動アーム8の先端吊支金具21に対する吊下げアーム9の固定を解く。
【0036】
しかるのち、作業員によって摺動アーム8を後方に引き寄せるようにしながら上方に押し上げると、支持アーム6が支点ピン12を中心として上方に起立すると共にガイド筒7に支持されている摺動アーム8が垂直状態から前方に向かって斜め上方に傾動しながら散布車Cの荷台c上に移動し、支持アーム6が垂直状態にまで起立すると、摺動アーム8がその長さ方向を前後方向に向けた水平状態にまで変位する。この際、支持アーム6がガスダンパー10によって押し上げ方向に力を受けているので、軽い操作力でもって摺動アーム8を荷台の後部上方の収納部にまで押し上げることができる。なお、この間においても、吊下げアーム9は常に吊支金具21の支持ピン13から垂直下方に垂下した状態で上昇する。
【0037】
従って、吊下げアーム9の下端に取付けている散布管3は、散布作業位置までの降下中においても収納位置までの上昇中においてその散布ノズル3aを常に下向き状態に維持され、揺動や反転等によってアスファルト溶液が飛散して散布管3や他物を汚すのを防止することができる。
【0038】
摺動アーム8が水平状態になっても、散布管3は荷台cの後端上から後方に突出した位置にあるので、作業員が荷台cに上がって摺動アーム8を前方に移動させることにより散布管3を荷台cの後端部上にまで収納する。なお、摺動アーム8がボルト20によりガイド筒7に固定されている場合にはそのボルト20による固定を解いたのち、摺動アーム8を前方に移動させる。
【0039】
さらに、支持アーム6が起立すると、その下部のピン挿通孔16がブラケット11の上端側のピン係止孔15に合致するので、これらのピン係止孔15とピン挿通孔16間にピン17を挿通することによって支持アーム6を起立状態で固定すると共に、吊下げアーム9側においてはその上端のピン係止孔24が吊支金具21の上方に屈折している他端側のピン挿通孔23に合致するので、これらのピン係止孔24とピン挿通孔23間にピン25を挿通することによって吊下げアーム9を吊支金具21に固定する。
【0040】
このように、散布管3を散布車Cの荷台後端部上に収納したのち、散布車Cを回送する。この際、散布管3は荷台cの後端部上に配設している受け皿27の上方に位置しているので、散布後に残存するアスファルト溶液が散布ノズル3aから滴下或いは垂れ落ちても、該受け皿27によって受け止めて荷台c上を汚損することなく滞留しておくことができる。なお、以上の実施例において、収納手段Dの支持アーム6の起伏回動操作や摺動アーム8の摺動移動操作等を作業員の手によって行っているが、摺動アーム6を油圧ジャッキにより荷台cを支点として起伏回動させてもよく、摺動アーム8を該摺動アーム8とガイド筒7間に油圧ジャッキを連結してこの油圧ジャッキの作動により摺動移動させるように構成しておいてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明のアスファルト溶液散布装置によれば、アスファルト溶液散布車の後端側に路面に向かってアスファルト溶液を散布する複数本の散布ノズルを下向きに突設してなる散布管を配設すると共にアスファルト溶液散布車に搭載した溶液タンクからのアスファルト溶液を配管を通じて上記散布管から各散布ノズルに供給、散布するように構成したアスファルト溶液散布装置において、上記散布管を散布管収納手段によって散布作業位置から散布車の荷台上に収納可能に構成しているので、散布作業現場への走行時や散布作業後の回送時等においては、散布管を荷台上に収納して道路交通法に違反することなく走行することができるのは勿論、走行中等において散布管が他物に誤って衝突する虞れもなく、散布管の損傷を確実に防止することができる。
【0042】
さらに、散布車の回送中において、散布管からアスファルト溶液が滴下或いは垂れ落ちても道路を汚損することもない。また、作業現場において散布作業を行う時には、収納手段を作動させてアスファルト溶液散布管を荷台側から荷台後方側の散布作業位置まで送り出し、散布管からのアスファルト溶液の散布による道路の舗装を行うことができる。
【0043】
上記アスファルト溶液散布管の収納手段は、アスファルト溶液散布車の荷台内に前後方向に起伏自在に配設され且つ後方に向かって伏動した時にその先端部が荷台から後方に突出するように構成している支持アームと、この支持アームの起立状態において該支持アームの先端部に前後摺動自在に支持された摺動アームとからなり、この摺動アームの後端部に散布管を取付けてなる構造としているので、支持アームを起立状態から後方に傾動させることによって、摺動アームを水平状態から徐々に垂直状態に変化させながら散布車の荷台後方部に確実且つ円滑に送り出すことができ、支持アームが水平状態になるまで伏すると、摺動アームが垂直状態となって該摺動アームの下端に吊支している散布管を荷台の後方下端部における散布作業位置まで簡単に降下させることができ、散布管に装着している複数本の散布ノズルからアスファルト溶液を路面に噴射させて舗装作業を行うことができる。
【0044】
さらに、アスファルト溶液の散布による路面舗装作業が終了すると、支持アームを水平状態から徐々に起立させることによって、摺動アームを上方に向かって斜め前方に持ち上げながらその姿勢を垂直状態から徐々に水平状態に変化させて荷台の後部上に移動させることができ、この状態にして支持アームの上端に対してこの摺動アームを前方に押し込むことによりその後端部に取付けている散布管を荷台の後方側から荷台の後端部上に簡単に収納することができる。この際、摺動アームの後端に吊下げアームの上端を回動ないしは揺動自在に枢着していると共にこの吊下げアームの下端に散布管を取付けているので、摺動アームがその姿勢を水平状態から水平状態に変化させても散布管に装着している散布ノズルを常に下向きに指向させながら荷台上に収納することができ、散布ノズルから垂れ落ちるアスファルト溶液が周囲に飛散するのを確実になくすることができる。
【0045】
また、請求項に係る発明によれば、アスファルト溶液散布装置の本体部を構成している溶液タンクの後面にブラケットを突設し、このブラケットに上記支持アームの基端を前後方向に起伏自在に枢着しているので、散布車専用の車両を用いることなく、通常のトラックの荷台に本体部と共にアスファルト溶液散布装置を搭載して散布車を構成することができると共に、該支持アームの下端部をトラックのあおりの高さに略等しい溶液タンクの後面における高さ位置に枢着しておくことにより、散布管を取付けている摺動アームをトラックの後側あおりを乗り越えるようにして散布作業位置と収納位置とに簡単に移動させることができる。
【0046】
その上、支持アームは溶液タンクの後方において、荷台上から一定高さの位置で起伏回動するので、この支持アームに何等、邪魔されることなく溶液タンクから後方側の荷台の後部上の空間を全面的に利用して該荷台後部上に本体部の一部を構成する溶液圧送ポンプやエンジン、配管等を配置することができると共に、支持アームの長さ方向の中間部と散布車の荷台後端部間を請求項3に記載したようにダンパーによって連結しておくことにより、支持アームに掛かる荷重をダンパーによって受止させながら支持アームの起伏回動操作を円滑に且つ安定的に行うことができる。
【0047】
また、上記支持アームの基端部をアスファルト溶液タンクの後面に突設しているブラケットに起立時と起伏時とにおいてピンにより固定可能にしているので、散布管によるアスファルト溶液の散布中においても、散布管を荷台上に収納した状態においても、それぞれの位置からずれることなく固定しておくことができ、さらに、上記支持アームの先端にガイド筒を一体に設けて該ガイド筒に摺動アームを摺動自在に且つ散布作業位置においては吊支状態となるように挿通、支持していると共に摺動アームの先端に散布管の吊下げアームの上端を揺動自在に枢着しているので、摺動アームが上述したように水平状態から垂直状態に、或いはその逆方向にその姿勢が変化しても、散布管に装着している散布ノズルを常に下方に指向させた状態にしておくことができ、散布ノズルから垂れるアスファルト溶液が該散布ノズルや散布管に付着するのを確実に防止することができる。
【0048】
さらに、請求項に係る発明によれば、散布車の荷台の後端部上における散布管収納部の下方にアスファルト溶液の受け皿を配設しているので、荷台上に収納された散布管の散布ノズルから滴下或いは垂れ落ちるアスファルト溶液を該受け皿内に受け入れて荷台、機器類、配管等の汚損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アスファルト溶液散布装置を備えた散布車全体の簡略側面図、
【図2】その簡略平面図、
【図3】その簡略背面図、
【図4】散布管を荷台上に収納している状態の要部の拡大側面図、
【図5】散布管を散布位置に配設している状態の要部の拡大側面図、
【図6】従来例を示す簡略側面図。
【符号の説明】
A 本体部
B 散布手段
C 散布車
c 荷台
D 収納手段
1 溶液タンク
2 配管
3 散布管
3a 散布ノズル
4 圧送ポンプ
6 支持アーム
7 ガイド筒
8 摺動アーム
9 吊下げアーム
10 ガスダンパー
11 ブラケット

Claims (5)

  1. アスファルト溶液散布車の後端側に路面に向かってアスファルト溶液を散布する複数本の散布ノズルを下向きに突設してなる散布管を配設すると共にアスファルト溶液散布車に搭載した溶液タンクからのアスファルト溶液を配管を通じて上記散布管から各散布ノズルに供給、散布するように構成したアスファルト溶液散布装置において、上記散布管を散布管収納手段によって散布作業位置から散布車の荷台上に収納可能に構成してあり、この散布管収納手段は、アスファルト溶液散布車の荷台内に前後方向に起伏自在に配設され且つ後方に向かって伏動した時にその先端部が荷台から後方に突出するように構成している支持アームと、この支持アームの起立状態において該支持アームの先端部に前後摺動自在に支持された摺動アームとからなり、この摺動アームの後端部に散布管を取付けていることを特徴とするアスファルト溶液散布装置。
  2. 支持アームは、その基端をアスファルト溶液散布車の荷台上に搭載したアスファルト溶液タンクの後面に前後方向に起伏自在に枢着されていると共にその長さ方向の中間部と散布車の荷台後端部間をダンパーによって連結していることを特徴とする請求項1に記載のアスファルト溶液散布装置。
  3. 支持アームは、ジャッキ又は巻上げドラム等の駆動手段によって起伏するように構成していることを特徴とする請求項1に記載のアスファルト溶液散布装置。
  4. 支持アームは、その基端部をアスファルト溶液タンクの後面に突設しているブラケットに起立時と起伏時とにおいてピンにより固定可能にしていると共に、この支持アームの先端にガイド筒を一体に設けて該ガイド筒に摺動アームを摺動自在に且つ散布作業位置においては吊支状態となるように挿通、支持してあり、さらに、摺動アームの先端に散布管の吊下げアームの上端を散布管に設けている散布ノズルが常に下方に指向するように揺動自在に枢着していると共にピンにより摺動アームに固定可能に構成していることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のアスファルト溶液散布装置。
  5. アスファルト溶液散布車の荷台の後端部上に、該荷台上に収納された散布管の散布ノズルから滴下するアスファルト溶液の受け皿を配設していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアスファルト溶液散布装置。
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