JP2011218652A - 情報処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報処理装置及び画像形成装置の更なる省電力化を図る。
【解決手段】 外部装置110からの情報処理要求により、受信した情報を処理する情報処理装置101において、外部装置との間で情報の通信を行う通信部102と、通信部が受信した情報を処理する情報処理部104と、通信部を制御して、外部装置との接続状態を検出する制御部103と、電力供給量の異なる複数の電力供給モードを有し、該電力供給モードに応じて装置内への電力供給を行う電力供給部105とを備える。制御部は、オンライン状態において外部装置との通信が切断されている場合に、外部装置との接続状態を検出し、検出結果に応じて電力供給部の電力供給モードを切り替える。
【選択図】 図1
【解決手段】 外部装置110からの情報処理要求により、受信した情報を処理する情報処理装置101において、外部装置との間で情報の通信を行う通信部102と、通信部が受信した情報を処理する情報処理部104と、通信部を制御して、外部装置との接続状態を検出する制御部103と、電力供給量の異なる複数の電力供給モードを有し、該電力供給モードに応じて装置内への電力供給を行う電力供給部105とを備える。制御部は、オンライン状態において外部装置との通信が切断されている場合に、外部装置との接続状態を検出し、検出結果に応じて電力供給部の電力供給モードを切り替える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、省電力化を図った情報処理装置、及び画像形成装置に関するものである。
従来、ネットワークを介して接続された外部ホストコンピュータとの間で情報通信を行う画像形成装置につき、例えば、特許文献1には、ネットワークとの接続がオンライン状態(外部と通信が可能な状態)では、装置各部に通常の電力供給を行い、ネットワークとの接続がオフライン状態(通信不可の状態)の場合には、省電力モードを設定し、装置内への電力供給量を抑制することで、省電力化を実現するようにした省電力化技術が開示されている。
特許文献1に係わる省電力モードでは、例えば、電力消費の大きい定着器ヒータや冷却ファン等への通電を停止するようにしている。
特許文献1に係わる省電力モードでは、例えば、電力消費の大きい定着器ヒータや冷却ファン等への通電を停止するようにしている。
ところで、このようなネットワークシステムでは、オンライン状態においても、画像形成装置を使用するホストコンピュータ自体がネットワークに接続されていないため、ホスト側からの印刷要求が発生しない場合もある。
従来の省電力化技術では、ネットワークとの接続がオフラインの状態において省電力化が図れるものの、上記のようにオンライン状態でありながら、画像形成装置がホスト側からの印刷要求を受信できない状態が生じていても、装置側では使用するホストとの接続状態を確認することなく、印刷要求の受信後即座に印刷処理を実行できるように通常通りの電力供給が継続されており、よって、その間は無駄な電力消費がなされるという問題があった。
従来の省電力化技術では、ネットワークとの接続がオフラインの状態において省電力化が図れるものの、上記のようにオンライン状態でありながら、画像形成装置がホスト側からの印刷要求を受信できない状態が生じていても、装置側では使用するホストとの接続状態を確認することなく、印刷要求の受信後即座に印刷処理を実行できるように通常通りの電力供給が継続されており、よって、その間は無駄な電力消費がなされるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、オンラインの状態においても、外部装置との接続状態に応じて適切な省電力モードを設定することで、更なる省電力化を可能とした情報処理装置、及び画像形成装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、外部装置からの情報処理要求により、受信した情報を処理する情報処理装置において、上記外部装置との間で情報の通信を行う通信部と、上記通信部が受信した情報を処理する情報処理部と、上記通信部を制御して、上記外部装置との接続状態を検出する制御部と、それぞれ電力供給量の異なる複数の電力供給モードを有し、該電力供給モードに応じて装置内への電力供給を行う電力供給部とを備え、上記制御部は、オンライン状態において上記外部装置との通信が切断されている場合に、上記外部装置との接続状態を検出し、該検出結果に応じて上記電力供給部の電力供給モードを切り替えることを特徴としている。
本発明によれば、オンラインの状態においても、外部装置との接続状態に応じて適切な電力供給モードを設定して、装置内の適所に所定の機能を維持するための必要最小限の電力を供給することができ、これにより、省電力モードにおいては、従来に比べて更なる消費電力の低減を図ることができる。
以下、図1〜図12に基づいて、本発明の情報処理装置として、画像形成装置の実施形態を説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置として、プリンタ装置を例に説明する。
先ず、図1を用いて、本実施例によるプリンタ装置の機能構成を説明する。
図1は、本発明の実施例1によるプリンタ装置の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のプリンタ装置101は、通信部102、制御部103、情報処理部104、電力供給部105を備える。
図1は、本発明の実施例1によるプリンタ装置の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のプリンタ装置101は、通信部102、制御部103、情報処理部104、電力供給部105を備える。
上記通信部102は、双方向インターフェースにより外部接続されるホストコンピュータ110(外部装置)との間で情報通信を行う部分である。該通信部102は、オンライン状態においてホストコンピュータ110との接続を検出しているインターフェース接続状態と、ホストコンピュータ110との接続を検出していないインターフェース未接続状態の二つの態様を有する。
通信部102は、また、電力供給部105に対して後述する電力供給モードの切り替え制御を行う。
通信部102は、また、電力供給部105に対して後述する電力供給モードの切り替え制御を行う。
上記制御部103は、各種装置設定情報や通信部102が受信した印刷データ等を格納しておく記憶部103−1と、所定の監視時間を計測するタイマ部103−2と、通信部102の接続状態(インターフェース接続状態かインターフェース未接続状態か)を検出する検出部103−3と、電力供給部105に対して後述する電力供給モードの切り替え制御を行う判断部103−4とを備える。
上記情報処理部104は、制御部103の記憶部103−1に格納されている印刷データの印刷処理を行う部分である。尚、印刷データは、該情報処理部104において、本プリンタ装置101で印刷可能なデータ形式に変換された後に印刷される。
上記電力供給部105は、装置内に電力を供給する部分であり、通常動作を行うため、通信部102、制御部103、情報処理部104のそれぞれに所定の電力を供給する第1の電力供給モードと、通信部102及び制御部103に電力を供給する第2の電力供給モードと、通信部102のみに電力を供給する第3の電力供給モードの、3つの電力供給形態を有する。
ここで、第1の電力供給モードとは、ホストコンピュータ110より印刷要求(情報処理要求)があったときに、即座に印刷処理が実行できる状態に装置内の各部分を維持しておくために必要な電力を供給するモードである。
第2の電力供給モードは、印刷要求があった時に即座に印刷処理を実行できないが、印刷処理の際に消費電力の大きい定着器ヒータ(図5)や冷却ファン(図示せず)等への通電を行う情報処理部104への電力供給を断つことにより、第1のモードに比べて消費電力を低減するようにしたモードである。
また、第3の電力供給モードは、最低限、ホストコンピュータとの情報通信を可能な状態に維持しておくために通信部102にのみ電力を供給することで、第2の電力供給モードよりもさらに消費電力を低減するようにしたモードである。
尚、既述したように、これらの電力供給モードは、制御部103、或いは通信部102からの指令により、適宜切り替え可能である。
第2の電力供給モードは、印刷要求があった時に即座に印刷処理を実行できないが、印刷処理の際に消費電力の大きい定着器ヒータ(図5)や冷却ファン(図示せず)等への通電を行う情報処理部104への電力供給を断つことにより、第1のモードに比べて消費電力を低減するようにしたモードである。
また、第3の電力供給モードは、最低限、ホストコンピュータとの情報通信を可能な状態に維持しておくために通信部102にのみ電力を供給することで、第2の電力供給モードよりもさらに消費電力を低減するようにしたモードである。
尚、既述したように、これらの電力供給モードは、制御部103、或いは通信部102からの指令により、適宜切り替え可能である。
次に、図2を用いて、図1の各機能ブロックに対応するハード構成を説明する。図2は、プリンタ装置101のハード構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部103は、CPU202と、アドレス/データバス206を介して該CPU102に接続されたプログラム用ROM203(Read Only Memory)と、データ蓄積用メモリ204と、装置設定情報格納用メモリ205とで構成されている。
図2に示すように、制御部103は、CPU202と、アドレス/データバス206を介して該CPU102に接続されたプログラム用ROM203(Read Only Memory)と、データ蓄積用メモリ204と、装置設定情報格納用メモリ205とで構成されている。
上記CPU202は、プログラム用ROM203に格納されている制御プログラムを実行することにより、ホスト側との通信制御を含む装置全体の制御や各メモリ204、205におけるデータ管理(画像データや装置設定情報等の入出力制御)等を行う。また、CPU202には、監視時間計測用のタイマ202−1が内蔵されている。
上記データ蓄積用メモリ204は、通信部102が受信した印刷データを格納しておくためのバッファメモリ(例えば、RAM:Random Access Memory)である。
上記装置設定情報格納用メモリ205は、装置動作に関する情報(例えば、タイマ202−1に設定する監視時間データ、ホスト側より受信したユーザ情報等)を格納しておくためのメモリ(例えば、RAM)であって、CPU202は、該装置設定情報格納用メモリ205内の情報を適宜読み出し、参照しながら装置全体の制御を行う。
ここで、CPU202は、図1の検出部103−3と判断部103−4に対応し、タイマ202−1は、図1のタイマ部103−2に対応し、データ蓄積用メモリ204と装置設定情報格納用メモリ205は、図1の記憶部103−1に対応している。
上記装置設定情報格納用メモリ205は、装置動作に関する情報(例えば、タイマ202−1に設定する監視時間データ、ホスト側より受信したユーザ情報等)を格納しておくためのメモリ(例えば、RAM)であって、CPU202は、該装置設定情報格納用メモリ205内の情報を適宜読み出し、参照しながら装置全体の制御を行う。
ここで、CPU202は、図1の検出部103−3と判断部103−4に対応し、タイマ202−1は、図1のタイマ部103−2に対応し、データ蓄積用メモリ204と装置設定情報格納用メモリ205は、図1の記憶部103−1に対応している。
電力供給部105は、アドレス/データバス206を介してCPU202に接続された電源部210を備える。
該電源部210は、プリンタ装置101内への電力供給を行う部分であり、既述したように、プリンタ装置101の通信部102、制御部103、及び情報処理部104のそれぞれに電力を供給する第1の電力供給モードと、通信部102及び制御部103に電力を供給する第2の電力供給モードと、通信部102のみに電力を供給する第3の電力供給モードを有し、CPU202及び後述するサブCPU207の指示に基づいて、これら3つの電力供給モードを適宜切り替えて電力供給を行う。
該電源部210は、プリンタ装置101内への電力供給を行う部分であり、既述したように、プリンタ装置101の通信部102、制御部103、及び情報処理部104のそれぞれに電力を供給する第1の電力供給モードと、通信部102及び制御部103に電力を供給する第2の電力供給モードと、通信部102のみに電力を供給する第3の電力供給モードを有し、CPU202及び後述するサブCPU207の指示に基づいて、これら3つの電力供給モードを適宜切り替えて電力供給を行う。
通信部102は、それぞれアドレス/データバス206を介して制御部103のCPU202に接続されたサブCPU207と、サブプログラム用ROM208と、ホストインターフェース部209とで構成されている。
上記ホストインターフェース部209は、CPU202、或いはサブCPU207の制御により、ホストコンピュータ110との間で情報通信を行い、ホスト側より印刷要求時のデータ(ヘッダ、印刷データ)を受信する部分であり、ホスト側との接続を検出し、ホスト側と通信が可能なインターフェース接続状態と、ホスト側との接続を検出できず、ホスト側と通信が不可能なインターフェース未接続状態の二つの態様を有する。
尚、ホストインターフェース部209における通信制御は、USB2.0、IEEE1284、IEEE1394、イーサーネット(ゼロックス社の商標)等の諸規格に準拠している。
上記サブCPU207は、プログラム用ROM203に格納されている制御プログラムを起動することにより、第1の電力供給モードでは、後述する情報処理部104のプリンタエンジンインターフェース部211を介してプリンタエンジン212の制御(各種モータの駆動制御や、センサ情報の取り込みと、取り込んだセンサ情報のCPU202への転送等)を行う。
また、第3の電力供給モードでは、ホストインターフェース部209を介して、ホストコンピュータ110との間で情報通信を行う。
また、第3の電力供給モードでは、ホストインターフェース部209を介して、ホストコンピュータ110との間で情報通信を行う。
情報処理部104は、アドレス/データバス206を介して制御部103のCPU202に接続されたプリンタエンジンインターフェース部211と、該プリンタエンジンインターフェース部211に接続されたプリンタエンジン212とで構成されている。
上記プリンタエンジンインターフェース部211は、アドレス/データバス206とプリンタエンジン212の間に介在されるインターフェース回路であり、サブCPU207の制御により、上記アドレス/データバス206を介してデータ蓄積用メモリ204より印刷データを取得してプリンタエンジン212に転送したり、CPU202との間で制御信号の送受信を行ったりする部分である。
上記プリンタエンジン212は、サブCPU207の制御により、各種モータやセンサ等の機構部分を制御して、プリンタエンジンインターフェース部211を介して受信した印刷データの印刷処理を行う部分である。
上記プリンタエンジン212は、サブCPU207の制御により、各種モータやセンサ等の機構部分を制御して、プリンタエンジンインターフェース部211を介して受信した印刷データの印刷処理を行う部分である。
次に、図5を用いて、プリンタエンジン212の構成を説明する。図5は、プリンタエンジン212の概略構成を示す図である。
プリンタエンジン212は、印刷用の用紙(媒体)を収容する用紙カセット509と、該用紙カセット509内の用紙の有無を検出する用紙センサ510と、用紙カセット509に収容されている用紙を1枚ずつ用紙搬送路511に繰り出すホッピングローラ508と、繰り出された用紙を所定のタイミングで搬送するレジストローラ507と、筒状の感光ドラム501と、該感光ドラム501の表面を負に帯電する帯電部502と、帯電された感光ドラム501の表面を露光し、印刷データに基づく静電潜像を形成する露光部503と、該静電潜像をトナーにより可視像化する現像部504と、感光ドラム501表面のトナー像を用紙に転写する転写部505と、転写されたトナー像を熱と押圧力により用紙に定着させる定着部ヒートローラ506と、で概略構成されている。
プリンタエンジン212は、印刷用の用紙(媒体)を収容する用紙カセット509と、該用紙カセット509内の用紙の有無を検出する用紙センサ510と、用紙カセット509に収容されている用紙を1枚ずつ用紙搬送路511に繰り出すホッピングローラ508と、繰り出された用紙を所定のタイミングで搬送するレジストローラ507と、筒状の感光ドラム501と、該感光ドラム501の表面を負に帯電する帯電部502と、帯電された感光ドラム501の表面を露光し、印刷データに基づく静電潜像を形成する露光部503と、該静電潜像をトナーにより可視像化する現像部504と、感光ドラム501表面のトナー像を用紙に転写する転写部505と、転写されたトナー像を熱と押圧力により用紙に定着させる定着部ヒートローラ506と、で概略構成されている。
上記構成のプリンタ装置101による通常印刷時の制御は、以下のように行われる。
先ず、ホストコンピュータ110とのインターフェース接続状態において印刷要求が発生し、ホストコンピュータ110より印刷データが送信される。
ホストインターフェース部209が印刷データを受信すると割り込み信号が発生し、該割り込み信号による割り込み処理においてCPU202は印刷データの受信を認識し、受信した印刷データをアドレス/データバス206を介して制御部103のデータ蓄積用メモリ204に蓄積する。
先ず、ホストコンピュータ110とのインターフェース接続状態において印刷要求が発生し、ホストコンピュータ110より印刷データが送信される。
ホストインターフェース部209が印刷データを受信すると割り込み信号が発生し、該割り込み信号による割り込み処理においてCPU202は印刷データの受信を認識し、受信した印刷データをアドレス/データバス206を介して制御部103のデータ蓄積用メモリ204に蓄積する。
このデータ蓄積用メモリ204は、印刷バッファとして使用されており、外部印刷要求による印刷データの受信・蓄積が終了すると、CPU202は、データ蓄積用メモリ204に蓄積された印刷データをアドレス/データバス206を介してプリンタエンジンインターフェース部211に送出する。
サブCPU207の制御により、プリンタエンジンインターフェース部211は、データ蓄積用メモリ204より送られてくる印刷データをプリンタエンジン212に転送する。
プリンタエンジン212は、サブCPU207より印刷の指示を受けると、各種モータへの電力供給を開始し、先ず、ホッピングローラ508の回転駆動により用紙カセット509より用紙が繰り出され、更に、レジストローラ507の回転駆動により、用紙は用紙搬送路511上を矢印方向に感光ドラム501へと搬送される。
帯電部502により感光ドラム501の表面が負に帯電された後、露光部503からの露光光が感光ドラム501の表面に照射され、感光ドラム501の表面に印刷データに基づく静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像部504によりトナー像として可視像化され、転写部505においてトナー像が別途搬送される用紙に転写される。
用紙上のトナー像は、定着部ヒートローラ506により溶融・押圧されて用紙に定着し、印刷物として装置外部に排出される。
用紙上のトナー像は、定着部ヒートローラ506により溶融・押圧されて用紙に定着し、印刷物として装置外部に排出される。
尚、通常の印刷制御では、装置の待機状態(非印刷状態)においても、定着部ヒートローラ506の表面温度を常に好適な定着温度に保持するために常時所定の電力が供給されている。
次に、図3及び図4を用いて実施例1の動作を説明する。図3は、実施例1の動作を示すフローチャート、図4は実施例1の動作を示すタイミングチャートである。
図3において、先ず、S301で、プリンタ装置101に電源が投入されると、電源部210は装置内の各部(通信部102、制御部103、情報処理部104)に電力を供給する。
次に、S302で、CPU202は、データ蓄積用メモリ204や装置設定情報格納用メモリ205等の各メモリの初期化を行うと共に、各周辺LSIの初期設定を行う。
また、サブCPU207は、プリンタエンジンインターフェース部211を介してプリンタエンジン212を制御し、印刷準備(例えば、定着部ヒートローラ506の通電制御や図示しない冷却ファンの通電等)を行う。
上記したS302の処理完了すると、CPU202は、装置をオンラインの状態(ホストインターフェース部209を介して外部装置との通信が可能な状態)とし、該オンライン状態においてプリンタ装置101は、ホスト側からの印刷要求の受け入れを待つ、待機状態となる。
また、サブCPU207は、プリンタエンジンインターフェース部211を介してプリンタエンジン212を制御し、印刷準備(例えば、定着部ヒートローラ506の通電制御や図示しない冷却ファンの通電等)を行う。
上記したS302の処理完了すると、CPU202は、装置をオンラインの状態(ホストインターフェース部209を介して外部装置との通信が可能な状態)とし、該オンライン状態においてプリンタ装置101は、ホスト側からの印刷要求の受け入れを待つ、待機状態となる。
この状態が第1の電力供給モードであり、消費電力は、最大のPS1となる(図4の時間T0−T1)。この状態で装置内の定着部ヒートローラ506温度は、良好な定着が行える好適温度に保持され、即座に印刷可能な状態となっている。
次に、S303で、CPU202は、タイマ202−1に監視時間として所定の省電力モード移行時間データをセットし、タイマ202−1を起動する。尚、この省電力モード移行時間データは、制御部103の装置設定情報格納用メモリ205に格納されている。
次に、S304で、CPU202は、ホストインターフェース部209を介してホスト側からの印刷要求(印刷データの受信)を待ち、上記省電力モード移行時間内に印刷データを受信するとS315に進む。S315において、CPU207は、情報処理部104を制御して受信した印刷データの印刷処理を行い、印刷処理が終了するとS303に戻る。
他方、省電力モード移行時間内に印刷データを受信できずにS305でタイムアウトを検知すると、S306で、CPU202は、ホストインターフェース部209を介してホストコンピュータ110との接続を確認し、インターフェース接続が確認できればS307に進み、インターフェース接続を確認できない場合にはS311に進む。
S311で、CPU202は、先ず、ホストインターフェース部209の制御を停止すると共に、サブCPU207をリセットして、サブプログラム用ROM208内のサブ制御プログラムにて立ち上げ、該サブCPU207によるホストインターフェース部209の制御を開始する。
すなわち、ホストインターフェース部209によるホストコンピュータ110との情報通信処理の制御をCPU202からサブCPU207に移行する。
すなわち、ホストインターフェース部209によるホストコンピュータ110との情報通信処理の制御をCPU202からサブCPU207に移行する。
その後、サブCPU207は、電源部210を制御して、制御部103(CPU202、プログラム用ROM203、データ蓄積用メモリ204、装置設定情報格納用メモリ205)への電力供給を遮断する。この結果、電源部210による電力の供給先は、通信部102のみとなる。
この状態が第3の電力供給モードであり、装置の電源投入状態において消費電力が最も少ないPS3となる(図4の時間T2−T3)。この状態では、印刷要求があったときに、即座に印刷処理を実行できないが、後述する第2の電力供給モードの状態より更に消費電力を低減することができ、且つ、最低限、ホストコンピュータ110との通信機能は確保されている。
先の、S306の判定で、インターフェース接続が確認された場合は、S307で、CPU202は、電源部210を制御して、情報処理部104(プリンタエンジンインターフェース部211、プリンタエンジン212)への電力供給を遮断する。
この状態が第2の電力供給モードであり、消費電力は、第1の電力供給モードより小さいPS2となる(図4の時間T1−T2)。この状態では、消費電力の大きい定着部ヒートローラ506等への通電がオフされているため、印刷要求があったとき即座に印刷処理を実行できないが、第1の電力供給モードに比べて消費電力を低減することができる。
次に、S308で、CPU202は、再度タイマ202−1に省電力モード移行時間データをセットし、タイマ202−1を起動する。
次に、S309で、CPU202は、ホストインターフェース部209を介してホスト側からのデータ受信を待ち、上記省電力モード移行時間内に印刷データを受信すると、S316に進み、電源部210を制御して情報処理部104への電力供給を開始し、装置内への電力供給を第2の電力供給モードから第1の電力供給モードに切り替えると共に、S315で受信した印刷データの印刷制御を行う。
他方、省電力モード移行時間内に印刷データを受信できず、S310でタイムアウトを検知すると、S311で、CPU202は、制御部103への電力供給を遮断し、装置内への電力供給を第2の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える。
次に、S312で、サブCPU207(第3の電力供給モードでは、通信制御はCPU202からサブCPU207に移行されている)は、ホストインターフェース部209を介してデータ受信するまで待機し、印刷データを受信すると、S313で、電源部210を制御して情報処理部104と制御部103への電力供給を開始し、装置内への電力供給を第3の電力供給モードから第1の電力供給モードに切り替える(図4の時間T3−T4)。
次に、S314では、先のS313の処理において、第1の電力供給モードが設定され、制御部103への電力供給が開始されると、CPU202が再起動し、初期化(プログラム用ROM203内の制御プログラムによる立ち上げ)により、CPU202による処理が可能となるため、ホストインターフェース部209の制御は、サブCPU207よりCPU202に移行される。
一方、サブCPU207はCPU202の起動により初期化され、再度サブプログラム用ROM203の制御プログラムにて立ち上がることで、該サブCPU207によるプリンタエンジン212の制御については可能となる。
一方、サブCPU207はCPU202の起動により初期化され、再度サブプログラム用ROM203の制御プログラムにて立ち上がることで、該サブCPU207によるプリンタエンジン212の制御については可能となる。
S314における制御部103の初期化終了後、S315で、CPU202は、先のS312で受信した印刷データの印刷制御を行う。
以上、実施例1によれば、プリンタ装置内の電力供給を供給先の異なる複数モードに切り替え可能とし、オンライン状態においても、外部装置との接続状態に応じて適切な電力供給モードに切り替えて、装置内の適所に必要最小限の電力を供給することにより、省電力モードにおける更なる消費電力の低減を図ることができる。
次に、図6を用いて本発明の実施例2によるプリンタ装置の機能構成を説明する。図6は、実施例2によるプリンタ装置の機能構成を示す図である。
実施例2の機能構成では、プリンタ装置101がネットワーク610を介して複数のホストコンピュータ611〜614に接続されている点と、通信部102が応答要求送受信部102−1を備える点と、記憶部103−1の装置設定情報格納用メモリ205内に新たにユーザ情報格納エリア205−1を設けた点が実施例1(図1)と相異している。尚、実施例1と同じ機能ブロックの説明は省略する。
実施例2の機能構成では、プリンタ装置101がネットワーク610を介して複数のホストコンピュータ611〜614に接続されている点と、通信部102が応答要求送受信部102−1を備える点と、記憶部103−1の装置設定情報格納用メモリ205内に新たにユーザ情報格納エリア205−1を設けた点が実施例1(図1)と相異している。尚、実施例1と同じ機能ブロックの説明は省略する。
上記応答要求送受信部102−1は、外部装置との接続状態を確認する部分で、制御部103より応答要求の指示(ホストとの接続確認の指示)があると、CPU202は、ホストインターフェース部209を制御してホストコンピュータ611〜614の各々に対して応答要求信号を送信し、ホストインターフェース部209がホストコンピュータ611〜614から応答信号を受信すると、CPU202がこれを検知して、本装置と応答があったホストとの接続を認識する。
即ち、本装置と応答したホストとは情報通信が可能であり、印刷要求が発生し得る状態にあることを認識する。
即ち、本装置と応答したホストとは情報通信が可能であり、印刷要求が発生し得る状態にあることを認識する。
上記ユーザ情報格納エリア205−1は、データ送信元のホストコンピュータ611〜614の情報(ホスト名、IPアドレス等)を格納しておく部分である。図9に格納例が示されており、データを受信した順に、各々送信元のユーザのユーザ登録番号と、それに対応するホスト名とIPアドレスが格納されていく。
次に、図7及び図8を用いて実施例2の動作を説明する。図7は実施例2の動作の要部を示すフローチャート(1)、図8は実施例2の動作の要部を示すフローチャート(2)である。
本実施例の動作は、実施例1(図3)の内、S306とS315の処理が相異している。即ち、実施例2の動作では、図3のS315の処理に替えて図7の処理が実行され、図3のS306の処理に替えて図8の処理が実行されることになる。これら以外の処理については実施例1と同様であり、説明は省略する。
本実施例の動作は、実施例1(図3)の内、S306とS315の処理が相異している。即ち、実施例2の動作では、図3のS315の処理に替えて図7の処理が実行され、図3のS306の処理に替えて図8の処理が実行されることになる。これら以外の処理については実施例1と同様であり、説明は省略する。
先ず、図3のS304において、ネットワーク610を介してホストコンピュータ611〜614から送信される印刷データの受信を検出し(S304のYES)、S315で印刷処理を行う場合、本実施例では、処理をS304のYESから図7のS701に移行し、S701において、CPU202は、受信データ(印刷データ開始パケット内のヘッダ及び印刷データ)を解析し、そのユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)を装置設定情報格納用メモリ205内のユーザ情報格納エリア205−1に格納する。
各ホストコンピュータ611〜614からのユーザ情報は、受信した順番にユーザ情報格納エリア205−1に格納していく(図9参照)。
各ホストコンピュータ611〜614からのユーザ情報は、受信した順番にユーザ情報格納エリア205−1に格納していく(図9参照)。
次に、S702で、CPU207は、情報処理部104を制御してヘッダに続く印刷データの印刷処理を行う。
次に、図3のS306において、CPU202が、ホストインターフェース部209を介して、ホストコンピュータとの接続を確認する場合、本実施例では、図8のS801に移行し、S801において、CPU202は、ユーザ情報格納エリア205−1に格納されているユーザ情報(図9参照)を読み出し、ホストコンピュータ611〜614の各ユーザ端末に対し、ホストインターフェース部209を介してネットワーク610に応答要求信号(応答要求パケット)を送信する。
次に、S802で、ユーザからの応答信号(応答パケット)の受信を待ち、応答信号を受信すると、図3のS307に進み、応答信号を受信しない場合は、図3のS311に進む。
即ち、本実施例では、応答要求信号に対してユーザから応答があれば、ユーザによる印刷要求の発生頻度が高いと判断して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第2の電力供給モードに切り替え、応答がなければ、印刷要求の発生頻度が低いと判断して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替えるようにしている。
以上、実施例2によれば、プリンタ装置101が物理的にネットワーク610に接続されている状態で、使用されるホストコンピュータとの接続確認が可能であり、ホストコンピュータとの接続が確認できない場合は、省電力モードに切り替えることで消費電力の低減を図ることができる。
実施例3の機能構成では、図示しないが、実施例2(図6)において、装置設定情報格納用メモリ205内のユーザ情報格納エリア205−1に、予め設定した省電力モードユーザ数を格納しておくための新たなエリアとして省電力モードユーザ数格納エリアを確保した点が実施例2と相異している。
以下、図10を用いて実施例3の動作を説明する。図10は実施例3の動作の要部を示すフローチャートである。
実施例3の動作は、実施例2(図8)の処理を図10の処理に置き換えたものである。それ以外の処理は実施例2と同様であり、説明は省略する。
実施例3の動作は、実施例2(図8)の処理を図10の処理に置き換えたものである。それ以外の処理は実施例2と同様であり、説明は省略する。
図3のS306において、CPU202が、ホストインターフェース部209を介して、ホストコンピュータ110との接続を確認する場合、本実施例では、処理を図10のS1001に移行し、S1001において、CPU202は、ユーザ情報格納エリア205−1に格納されているユーザ情報(図9参照)を読み出し、該ユーザ情報(ホスト名、IPアドレス)に基づき各ユーザに対し、ホストインターフェース部209を介してネットワーク610上に応答要求信号を送信する。
次に、S1002で、該応答要求信号に対するユーザからの応答信号を待ち、応答信号を受信した場合は、S1003に進み、応答信号を受信しない場合は、図3のS311に進む。
S1003では、応答信号を受信したユーザ端末(ネットワーク610に接続されているホストコンピュータ)の数と予め省電力モードユーザ数格納エリアに格納されている省電力モードユーザ数とを比較し、応答した端末数が省電力モードユーザ数以上の場合は、図3のS307に進む。
他方、応答した端末数が省電力モードユーザ数より少ない場合は、図3のS311に進み、CPU202は、電力供給部105を制御して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える。
尚、上記省電力モードユーザ数は、ネットワーク610システムに関わるユーザ数(ホストコンピュータの数)に鑑み、該ユーザによるプリンタ装置の使用状況から経験的に導き出した値である。
他方、応答した端末数が省電力モードユーザ数より少ない場合は、図3のS311に進み、CPU202は、電力供給部105を制御して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える。
尚、上記省電力モードユーザ数は、ネットワーク610システムに関わるユーザ数(ホストコンピュータの数)に鑑み、該ユーザによるプリンタ装置の使用状況から経験的に導き出した値である。
即ち、本実施例では、ネットワーク610を介して通信可能なホストコンピュータが存在しない場合、或いは、通信可能なホストコンピュータが存在しても、その数が所定数に満たない場合は、印刷要求の発生頻度が低いと判断して装置内への電力供給を第3の電力供給モードに設定し、通信可能なホストコンピュータの数が所定数以上の場合は、印刷要求の発生頻度がある程度高いものと判断して装置内への電力供給を第2の電力供給モードに設定するようにしている。
以上、実施例3によれば、プリンタ装置101が物理的にネットワーク610に接続されている状態で、使用されるホストコンピュータとの接続が確認されても、接続が確認されたホストコンピュータの数が少ない場合は、印刷要求の発生頻度が低いものと判断し、より消費電力の少ない電力供給モードに移行することで、省電力モードにおける更なる消費電力の低減を図ることができる。
次に、図11を用いて本発明の実施例4によるプリンタ装置の機能構成を説明する。図11は、実施例4によるプリンタ装置の機能構成を示す図である。
実施例4の機能構成では、実施例2(図6)の構成で、情報処理部104のプリンタエンジン212に替えて、媒体検出部104−2を備える印刷部104−1を設けている。尚、実施例2と同じ機能ブロックの説明は省略する。
実施例4の機能構成では、実施例2(図6)の構成で、情報処理部104のプリンタエンジン212に替えて、媒体検出部104−2を備える印刷部104−1を設けている。尚、実施例2と同じ機能ブロックの説明は省略する。
上記印刷部104−1は、図2のプリンタエンジン212に相当するもので、その概略構成は、図5に示す通りである。
上記媒体検出部104−2は、用紙カセット内の用紙の有無を検出する部分であり、図5の用紙センサ510に相当する。
上記媒体検出部104−2は、用紙カセット内の用紙の有無を検出する部分であり、図5の用紙センサ510に相当する。
以下に、図12を用いて実施例4の動作を説明する。図12は、実施例4の動作の要部を示すフローチャートである。
本実施例の動作は、実施例1に対しては、S306の処理が相異し、また、実施例2に対しては、図8の処理が相異している。ここでは、相異する部分のみを図12に基づいて説明する。
本実施例の動作は、実施例1に対しては、S306の処理が相異し、また、実施例2に対しては、図8の処理が相異している。ここでは、相異する部分のみを図12に基づいて説明する。
図3のS306において、CPU202が、ホストインターフェース部209を介して、ホストコンピュータ110との接続を確認する場合、本実施例では、処理を図12のS1201に移行する。
S1201において、サブCPU207は、媒体検出部104−2(用紙センサ510)の検知出力を取り込み、CPU202に転送する。
CPU202は、受信した検知出力より用紙の有無を判断し、用紙有りと判断するとS1203に進む。尚、S1203では、ホストコンピュータ110との接続確認のために、既述した図3の306の処理、或いは図8のS801、S802の処理が実行される。
S1201において、サブCPU207は、媒体検出部104−2(用紙センサ510)の検知出力を取り込み、CPU202に転送する。
CPU202は、受信した検知出力より用紙の有無を判断し、用紙有りと判断するとS1203に進む。尚、S1203では、ホストコンピュータ110との接続確認のために、既述した図3の306の処理、或いは図8のS801、S802の処理が実行される。
他方、先の1201の判定で、用紙無しと判断するとS1202に進み、CPU202は、未印刷のデータが制御部103のデータ蓄積用メモリ204内に存在しているか否かを確認する。未印刷データが存在している場合は、S1203に進む。
未印刷データが存在しない場合は、図3のS311に進み、CPU202は、電力供給部105を制御して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える。
未印刷データが存在しない場合は、図3のS311に進み、CPU202は、電力供給部105を制御して装置内への電力供給を第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える。
即ち、本実施例では、用紙無しが発生した場合、印刷データが残存しなければ、既に、受信した全ての印刷データの印刷処理が終了している状態であって、印刷要求の発生頻度が低いとして装置内への電力供給を第3の電力供給モードに設定する。
また、印刷データが残存していれば、用紙補給にて印刷処理の継続実行が可能な状態であって、印刷要求の発生頻度が用紙無しの場合より高いとして、装置内への電力供給を第2の電力供給モードに設定するようにしている。
また、印刷データが残存していれば、用紙補給にて印刷処理の継続実行が可能な状態であって、印刷要求の発生頻度が用紙無しの場合より高いとして、装置内への電力供給を第2の電力供給モードに設定するようにしている。
以上、実施例4によれば、プリンタ装置101が物理的にネットワーク610に接続している状態で、使用されるホストコンピュータとの接続が確認されても、用紙無しで装置の使用が不可である場合は、より消費電力の少ない電力供給モードに移行することにより、省電力モードにおける更なる消費電力の低減を図ることができる。
以上、本実施形態では、本発明をプリンタ装置に適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、ファクシミリ装置や複写機、複合機、或いは、他の種類の周辺機器にも適用可能である。
また、パーソナルコンピュータやネットワーク機器、家電等、他のインターフェースやネットワークに接続された情報処理装置にも適用可能である。
また、パーソナルコンピュータやネットワーク機器、家電等、他のインターフェースやネットワークに接続された情報処理装置にも適用可能である。
110、611〜614 ホストコンピュータ(外部装置)
101 情報処理装置(画像形成装置)
102 通信部
102−1 応答要求送受信部
103 制御部
104 情報処理部
104−1 印刷部
104−2 媒体検出部
105 電力供給部
610 ネットワーク
101 情報処理装置(画像形成装置)
102 通信部
102−1 応答要求送受信部
103 制御部
104 情報処理部
104−1 印刷部
104−2 媒体検出部
105 電力供給部
610 ネットワーク
Claims (10)
- 外部装置からの情報処理要求により、受信した情報を処理する情報処理装置において、
前記外部装置との間で情報の通信を行う通信部と、
前記通信部が受信した情報を処理する情報処理部と、
前記通信部を制御して、前記外部装置との接続状態を検出する制御部と、
それぞれ電力供給量の異なる複数の電力供給モードを有し、該電力供給モードに応じて装置内への電力供給を行う電力供給部とを備え、
前記制御部は、オンライン状態において前記外部装置との通信が切断されている場合に、該外部装置との接続状態を検出し、該検出結果に応じて前記電力供給部の電力供給モードを切り替えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御部は、オンライン状態において、前記通信の切断が所定時間継続した場合に、前記外部装置との接続状態を検出し、該検出結果に応じて前記電力供給部の電力供給モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記電力供給モードとして、
前記情報処理装置の各部に通常に電力を供給する第1の電力供給モードと、
前記通信部と前記制御部に電力を供給する、前記第1の電力供給モードより電力供給量の少ない第2の電力供給モードと、
前記通信部のみに電力を供給する、前記第2の電力供給モードより電力供給量の少ない第3の電力供給モードと
を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記通信部が所定時間前記外部装置と接続した状態で前記外部装置より情報を受信しない場合に、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第2の電力供給モードに切り替え、
前記通信部が、所定時間前記外部装置と接続ができず、前記外部装置より情報を受信しない場合は、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、ネットワークを介して複数の前記外部装置より情報の受信が可能であり、
前記通信部は、応答要求信号により前記外部装置の各々の稼働状況を確認する応答要求送受信部を備え、
前記通信部が、所定時間前記外部装置より情報を受信しない場合に、前記応答要求送受信部は、前記外部装置の各々に対して前記応答要求信号を送信し、該外部装置から応答信号を受信した場合、前記制御部は、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第2の電力供給モードに切り替え、
前記外部装置からの応答信号を受信しない場合は、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記応答信号を受信した前記外部装置の数が規定数以上の場合に、前記電力供給モードを第1の電力供給モードから第2の電力供給モードに切り替え、
前記応答信号を受信した外部装置の数が規定数より少ない場合に、前記電力供給モードを第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置と、
前記外部装置より受信した印刷データを媒体に印刷する印刷部と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3乃至請求項6の何れかに記載の情報処理装置と、
前記外部装置より受信した印刷データを媒体に印刷する印刷部と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷部は、前記媒体の有無を検出する媒体検出部を備え、
前記制御部は、前記媒体検出部が媒体無しを検出した場合に、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替えることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記媒体検出部が媒体無しを検出した場合、前記印刷部の印刷処理が未終了であれば、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第2の電力供給モードに切り替え、
前記印刷部の印刷処理が終了していれば、前記電力供給部の電力供給モードを第1の電力供給モードから第3の電力供給モードに切り替える
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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- 2010-04-08 JP JP2010089615A patent/JP2011218652A/ja active Pending
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