JP2005269308A - 多機能端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネモードを継続しつつエラー通知を行うことができる多機能端末装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも表示部12への電力の供給を制限することにより自装置全体の消費電力を抑える省エネモードを備えた多機能端末装置において、前記省エネモード時にエラーの発生を検出するエラー検出手段と、音声ガイダンス情報を記憶し、前記エラー検出手段がエラーの発生を検出した場合に、記憶している音声ガイダンス情報に基づいて音声ガイダンスを発生する音声ガイダンス生成回路17及びスピーカ18を備える多機能端末装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク通信機能、ファクシミリ通信機能、複写機能など、複数の機能を備えるファクシミリ複合機等の多機能端末装置に関し、詳しくは、省エネモード(省電力機能)を備えた多機能端末装置に関する。
近年のファクシミリ複合機等の多機能端末装置の多くが省エネモード(省電力機能)を備えている。多くの多機能端末装置では、省エネモードは、装置上の所定操作や装置の不使用状態が一定時間継続した時に実行され、簡単なキー操作やファクシミリ受信等の特定の動作が発生した時に省エネモードは解除される。また、エラーが発生した時に、省エネモードを解除し、LCDの表示、各種ランプを点灯して、エラーメッセージを表示するものや、通知する必要性の高いエラーが発生した場合に限って省エネモードを解除し、上記と同様の表示を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
近年のファクシミリ複合機等の多機能端末装置は、高機能化した反面、必要な設定を行うための操作が複雑になっており、マニュアルを参照しながら多数の操作手順を経て設定をしなければならないことが少なくない。そのような煩雑さを解消するために、音声ガイダンスによるヘルプ情報流す機能を備えたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−319119号公報 特開2004−037767号公報
上記特許文献1の如き、従来の多機能端末装置では、省エネモードの状態でエラーが発生した場合に、省エネモードを解除してLCD等の表示部にエラーメッセージを表示するか、あるいは、エラーが発生しても省エネモードを継続してエラーの通知を行わないものの何れかしか存在せず、省エネモードを継続しつつエラー通知を行うことができるものは未だ開発されていなかった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、省エネモードを継続しつつエラー通知を行うことができる多機能端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の多機能端末装置は、少なくとも表示部への電力の供給を制限することにより自装置全体の消費電力を抑える省エネモードを備えた多機能端末装置において、前記省エネモード時にエラーの発生を検出するエラー検出手段と、音声ガイダンス情報を記憶する記憶手段と、前記エラー検出手段がエラーの発生を検出した場合に、前記記憶手段に記憶されている音声ガイダンス情報に基づいて音声ガイダンスを発生する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の多機能端末装置は、前記エラー検出手段が検出するエラーは、画データの受信エラーであり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記受信エラーに関するものであることを特徴としている。
請求項3記載の多機能端末装置は、前記エラー検出手段が検出するエラーは、受信した画データの記録紙への記録エラーであり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記記録エラーに関するものであることを特徴としている。
請求項4記載の多機能端末装置は、前記エラー検出手段が検出するエラーは、ネットワークとの通信不能であり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記通信不能に関するものであることを特徴としている。
請求項1記載の多機能端末装置によれば、省エネモードを解除することなく、ユーザにエラーの発生を音声ガイダンスにより通知することができる。
請求項2記載の多機能端末装置によれば、省エネモードを解除することなく、ユーザに受信エラーの発生を音声ガイダンスにより通知することができる。
請求項3記載の多機能端末装置によれば、省エネモードを解除することなく、ユーザに用紙ジャム等の記録エラーの発生を音声ガイダンスにより通知することができる。
請求項4記載の多機能端末装置によれば、省エネモードを解除することなく、ユーザにネットワークケーブルの抜け等のネットワークとの通信不能エラーの発生を音声ガイダンスにより通知することができる。
以下本発明の第1の実施の形態に係る多機能端末装置として、ファクシミリ通信機能、インターネットファクシミリ通信機能、複写機能、ネットワークプリンタ機能など複数の機能を備えるファクシミリ複合機を例に挙げて図面に基づき説明する。勿論、本発明は、前記ファクシミリ複合機に限らず、省エネモードを備える多機能端末装置であれば、種々のものに適用可能である。
図1にファクシミリ複合機1の構成例を示す。すなわち、ファクシミリ複合機1は、主電源供給部14により電力が供給されるメイン構成部とサブ電源供給部19により電力が供給されるサブ構成部とを備える。メイン構成部は、メインCPU(中央処理装置)2、メインROM(リードオンリーメモリー)3、RAM(ランダムアクセスメモリー)4、画像メモリ5、コーデック6、操作部7、モデム8、NCU9、LANインタフェース10、読取部11、表示部12、記録部13を備える。また、サブ構成部は、サブCPU15、サブROM16、音声ガイダンス生成回路17、スピーカ18を備える。
メインCPU2は、メインROM3に格納された制御プログラムに従って、このファクシミリ複合機1を構成する各部を制御する制御手段として機能する。RAM4は、メインCPU2の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
画像メモリ5は、コーデック6によって圧縮符号化された画データ等を記憶する。コーデック6は、ファクシミリ送信等に際して、画データを、JPEG方式又はMH、MR,MMR方式等により圧縮符号化する。また、受信した画データ等を復号する。
操作部7は、各種の操作キーなどを具備し、ユーザによる各種の操作は、この操作部7において行われる。モデム8は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU9は、電話回線を制御して電話をかけたり切ったりする回線網制御装置でありPSTN(公衆交換電話網)に接続されている。
LANインタフェース10は、ファクシミリ複合機1とLAN(ローカルエリアネットワーク)とを接続するインターフェースであり、これを通じてファクシミリ複合機1は、同じくネットワークに配置されたクライアントPCと通信を行ったり、ルータを通じてインターネット上の他の電子メール送受信端末とインターネットファクシミリ通信を行う。
読取部11は、原稿の画データを読取るものであり、例えば、CCDカラーラインセンサ、A/Dコンバータ、画像処理回路等で構成される。表示部12は、例えば操作部7に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)からなり、非省エネモード時に各種のエラー情報を表示する。記録部13は、給紙カセットから記録紙を取り出して、受信画データ、読取画データ等を記録する。
次にサブ構成部について説明する。サブ構成部15乃至18は、省エネモード時にサブ電源供給部19から電力を供給される。サブ電源供給部19は、主電源供給部14と比較して供給電力が低い。サブCPU15は、サブROM16に格納されている制御プログラムにしたがって、各種の処理動作を実行する。サブCPU15には、NCU9からの着信信号、LANインターフェース10のLANケーブルの着脱状態を示す信号、操作部7のキー操作の検出信号が入力されるようになっており、サブCPU15は、省エネモード時に、ファクシミリの着信、操作部7のキー操作、LANインタフェースに接続されているLANケーブルの外れを検出する。音声ガイダンス生成回路17は、各種のエラーを音声によりガイダンスするための音声ガイダンス情報(音声データ)を自回路17のメモリ(不図示)に記憶しており、サブCPU15から指定されたエラー種別情報に基づいて対応する音声ガイダンス情報を読み出して、所定のデータ変換処理を施してスピーカ18を通じて音声ガイダンスを発生する手段として機能する。
サブCPU15が省エネモード時にNCU9の着信を検出した場合は、スリープ状態にあるメインCPU2に起動信号を送出して起動させるとともに、主電源供給部14に指示して通電命令を送出する。通電命令を受けた主電源供給部14は、記録部13、表示部12、読取部11などを除いたファクシミリ受信(画データの受信)に必要なファクシミリ受信部(画データ受信部)としての構成部分2乃至10に対して電力の供給を行う。そして、メインCPU2の制御によってファクシミリ受信処理(画データの受信処理)が行われ、ファクシミリ受信画データは画像メモリ5に記憶される。メインCPU2は、受信ファクシミリ画データが直ちに印刷されるべき設定になっている場合は、主電源供給部14に対して記録部13への通電を要求し、主電力供給部14により、記録部13に通電され、記録部13が記録可能な状態になると画像メモリ5に記憶されたファクシミリ受信画データの印刷処理が行われる。
メインCPU2は、上述のファクシミリ画データの受信処理において受信エラーが発生し、或いは記録部13において記録紙のジャムなどの記録エラーが発生した場合には、サブCPU15に対して、エラーの発生及びエラーの種別を通知するための情報を送出する。
前記エラーの発生及びエラーの種別の情報を受信したサブCPU15は、音声ガイダンス生成回路に対して、エラー種別を特定した音声ガイダンス生成命令を送出する。また、サブCPU15は、LANケーブルが外れていることを検出した場合に、音声ガイダンス生成回路17に対して、LANケーブルが外れていることを特定した音声ガイダンス生成命令を送出する。
音声ガイダンス生成回路17は、予め各種のエラーに対応した音声ガイダンス情報(例えば、画データの受信エラーに関する情報、受信した画データの記録紙への記録エラーに関する情報、ネットワークとの通信不能に関する情報など)をそれぞれ自回路17のメモリに記憶しており、サブCPU15からエラー種別を特定した音声ガイダンス生成命令を受けた場合に、当該エラー種別に対応する音声ガイダンス情報を読み出し、所定の信号変換処理を経てスピーカ18を通じて発生したエラーに関する音声ガイダンスを発生する。音声ガイダンスの内容は、発生したエラーの種類と発生したエラーを解除するための案内である。例えば、音声ガイダンスの内容は、「ファクシミリ受信エラーが発生しました。エラー解除キーを押して下さい。」、「プリンタで紙つまりが発生しました。正面カバーを開いて用紙を取り除いてください。」、「ネットワークケーブルが外れています。本体裏面のネットワークケーブル接続口を確認してください。」等である。
上記構成を備えるファクシミリ複合機1は、第1省エネモード、第2省エネモード及び第3省エネモードを備える。第1省エネモードは、メイン構成部2乃至13へ供給する電力を制限ないし遮断する一方、サブ構成部15乃至18へサブ電源供給部19により電力を供給して、自装置1全体の消費電力を抑えるものである。第2省エネモードは、メイン構成部2乃至13のうち、読取部11、表示部12及び記録部13へ供給する電力を制限ないし遮断する一方、メイン構成部2乃至10へ主電源供給部14により電力を供給するとともに、サブ構成部15乃至18へサブ電源供給部19により電力を供給して、自装置1全体の消費電力を抑えるものである。第3省エネモードは、メイン構成部2乃至13のうち、読取部11及び表示部12へ供給する電力を制限ないし遮断する一方、メイン構成部2乃至11へ主電源供給部14により電力を供給するとともに、サブ構成部15乃至18へサブ電源供給部19により電力を供給して、自装置1全体の消費電力を抑えるものである。
つぎに、上記構成を備えるファクシミリ複合機1が第1省エネモード状態で、各種の動作が発生した場合に、ファクシミリ複合機1が実行する処理動作について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、これ以降のフローチャートに基づいて説明するファクシミリ複合機1の処理動作は、メインROM3、サブROM16に格納された制御プログラムに基づいてそれぞれメインCPU2、サブCPU15が発行する命令に従って実行される。
サブCPU15が、NCU9から着信信号の入力があることにより着信を検出すると(S1:YES)、主電源供給部14を制御して、画データ受信部2乃至10に対する電力の供給の制限ないし遮断を解除する。具体的には、読取部11、表示部12及び記録部13を除いたメイン構成部2乃至10で形成される画データ受信部に対する電力の供給の制限ないし遮断を解除して、これら構成部2乃至10に電力の供給を行い、第2省エネモードへ移行する(S2)。
次いで、電力が供給されて起動した画データ受信部は、ファクシミリ受信処理を行い、正常にファクシミリ受信処理を完了して受信画データを画像メモリ5に蓄積した場合(S3:YES)、機器設定が受信画データを印刷すべき設定になっているときは(S4:YES)、メインCPU2は、主電源供給部14を制御して、記録部13に対する電力の供給の制限ないし遮断を解除して、記録部13に対する電力の供給を行い、第3省エネモードへ移行する(S5)。次いで、電力が供給されて起動した記録部13により、画像メモリ5に格納されている受信画データが記録紙上に印刷される(S6)。
前記S3において、正常にファクシミリ受信処理が完了せず受信エラーが発生し、これがメインCPU2により検出された場合は(S3:NO)、メインCPU2は、受信エラーの発生及び種別を通知するためのデータをサブCPU15へ送出する。これを受信したサブCPU15は、音声ガイダンス生成回路17に対してエラー種別を特定した音声ガイダンス生成命令を送出する。音声ガイダンス生成回路17は、エラー種別情報に基づいて対応する音声ガイダンス情報を自回路のメモリから読み出し、これを受信エラーに関する情報として、スピーカ18を通じて発生し(S10)、これをユーザによるエラー確認操作、例えば操作部7の所定キーの押下等、があるまで繰返し行う(S11)。なお、前記受信エラーに関する情報として発生される情報は、発生した受信エラーの種類と発生した受信エラーを解除するための案内などである。
一方、前記S4において、機器設定が受信画データを印刷すべき設定になっていないときは(S4:NO)、メインCPU2は、受信完了信号をサブCPU15に送出し、これを受けたサブCPU15は、主電源供給部14に対して通電遮断命令を送出して再びメイン構成部2乃至10への電力供給が制限ないし遮断されて、第1省エネモードへ移行する(S12)。
前記S6の印字処理が正常に完了すると(S13:YES)、メインCPU2は、記録処理完了信号をサブCPU15に送出し、これを受信したサブCPU15は、主電源供給部14に対して通電遮断命令を送出して再びメイン構成部2乃至13全体への電力の供給が制限ないし遮断されて、第1省エネモードへ移行する(S14)。
一方、S13において、前記S6の印字処理が正常に完了せず、例えば記録部13において記録紙のジャムなどの記録エラーが発生した場合、メインCPU2はこれを記録エラーの発生として検出し(S13:NO)、エラーの発生及びエラーの種別情報(記録エラーである旨の情報)をサブCPU15に送出する。これを受信したサブCPU15は、音声ガイダンス生成回路17に対してエラー種別(記録エラーであること)を特定した音声ガイダンス生成命令を送出する。音声ガイダンス生成回路17は、エラー種別情報に基づいて対応する音声ガイダンス情報を自回路のメモリから読み出し、これを発生した記録エラーに関する情報として、スピーカ18を通じて発生し(S15)、これをユーザによるエラー確認操作、例えば操作部7の所定キーの押下等、があるまで繰返し行う(S16)。なお、前記記録エラーに関する情報は、記録エラーの種類と記録エラーを解除するための案内などである。
つぎに、ファクシミリ複合機1が第1省エネモード状態にある場合に、ネットワークケーブルの抜け(LANインタフェース10とLANがネットワークケーブルによって接続されていない状態)が発生した場合にファクシミリ複合機1が実行する処理動作について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
LANインターフェース10からサブCPU15にLANとの通信不能(例えばネットワークケーブルが抜けていること)を示す信号の入力があると(S51:YES)、サブCPU15は該信号の入力によりLANとの通信不能(ケーブルの抜け)をエラーの発生として検出し、音声ガイダンス生成回路17に対してエラー種別(ケーブルの抜け)を特定した音声ガイダンス生成命令を送出する。音声ガイダンス生成回路17は、エラー種別情報に基づいて対応する音声ガイダンス情報を自回路のメモリから読み出し、これを発生したLANとの通信不能に関する情報として、スピーカ18を通じて発生し(S52)、これをユーザによるエラー確認操作、例えば操作部7の所定キーの押下等、があるまで繰返し行う(S53)。なお、前記LANとの通信不能に関する情報は、前記通信不能の種類(ケーブルの抜け)と発生した通信不能を解除するための案内などである。
上述の本実施の形態に係るファクシミリ複合機1は、前記S10、S15、S52の音声ガイダンスの発生動作を繰返し行うようになっているが、更に消費電力を節減するために、S11、S16、S53の処理を省略して、音声ガイダンスを各1回だけ行うようにしてもよい。
上述の実施の形態においては、ファクシミリ受信エラー、ファクシミリ受信した画データの記録エラー(印刷エラー)、及びネットワークケーブルが抜けている場合に音声ガイダンスにてその旨及びエラーの解除操作を通知する場合を例に挙げて説明しているが、その他の種類のエラーが発生した場合にも本発明を適用することは勿論可能である。すなわち、インターネットファクシミリなど他の通信プロトコルにより画データを受信する際に受信エラーが発生する場合や他の通信プロトコルにより受信した画データの記録処理にエラーが発生する場合を、上述したファクシミリ受信の場合に置換えて適用することが可能であり、メイン構成部2乃至13を起動することなくエラーを検出することができるような類のエラーについては、上記したネットワークケーブルが外れた場合に置換えて適用することが可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施の形態に係る複合機(多機能端末装置)1によれば、画データの受信エラーが発生した場合に、読取部11、表示部12及び記録部13への電力供給を制限ないし遮断した(第2)省エネモードの状態で、画データの受信エラーの通知を行うことができる。また、受信した画データの印刷中に記録紙のジャム等の記録エラーが発生した場合は、読取部11及び表示部12への電力供給を制限ないし遮断した(第3)省エネモードの状態で当該ジャム等の記録エラーの通知を行うことができる。また、ケーブルの抜けが発生した場合に、メイン構成部2乃至13への電力供給を制限ないし遮断した(第1)省エネモードの状態で、ケーブル抜けのエラーの通知を行うことができる。さらに、各種エラーを通知する音声ガイダンスは、ユーザによる確認操作があるまで繰返し流されるので、ユーザが音声ガイダンスを聞き逃して、エラーの発生を把握できなくなること回避することができる。
本発明は、例えば、省エネモードを備えた複合機に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る複合機(多機能端末装置)の構成例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る複合機(多機能端末装置)が省エネモード状態で、受信エラー、記録エラーが発生した場合に、複合機が実行する処理動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る複合機(多機能端末装置)が省エネモード状態で、ケーブルの抜けが発生した場合に、複合機が実行する処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(多機能端末装置)
2 メインCPU
3 メインROM
4 RAM
9 NCU
10 LANインターフェース
14 主電源供給部
15 サブCPU
16 サブROM
17 音声ガイダンス生成回路
18 スピーカ
19 サブ電源供給部

Claims (4)

  1. 少なくとも表示部への電力の供給を制限することにより自装置全体の消費電力を抑える省エネモードを備えた多機能端末装置において、前記省エネモード時にエラーの発生を検出するエラー検出手段と、音声ガイダンス情報を記憶する記憶手段と、前記エラー検出手段がエラーの発生を検出した場合に、前記記憶手段に記憶されている音声ガイダンス情報に基づいて音声ガイダンスを発生する手段と、を備えることを特徴とする多機能端末装置。
  2. 前記エラー検出手段が検出するエラーは、画データの受信エラーであり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記受信エラーに関するものであることを特徴とする請求項1記載の多機能端末装置。
  3. 前記エラー検出手段が検出するエラーは、受信した画データの記録紙への記録エラーであり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記記録エラーに関するものであることを特徴とする請求項1記載の多機能端末装置。
  4. 前記エラー検出手段が検出するエラーは、ネットワークとの通信不能であり、前記記憶手段に記憶される前記音声ガイダンス情報は、前記通信不能に関するものであることを特徴とする請求項1記載の多機能端末装置。
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