JP2011216160A - 電子機器と、ディスク装置用サスペンション - Google Patents

電子機器と、ディスク装置用サスペンション Download PDF

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Abstract

【課題】導電プレート部材と電装品とを導電性樹脂によって確実に導通させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】金属製の導電プレート部材31に、電装品の一例であるマイクロアクチュエータ素子32が配置されている。導電プレート部材31の通電部81とマイクロアクチュエータ素子32の導通部82に導電性樹脂80が設けられている。導電プレート部材31の表面には、通電部81を含む領域S1に、多数の金粒子からなる厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層90が形成されている。導電性樹脂80はこのポーラス状金めっき層90を介して導電プレート部材31に固定され、かつ、導電性樹脂80が導電プレート部材31に電気的に導通している。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えばマイクロアクチュエータ素子等の電装品を備えたディスク装置サスペンション等の電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジはアクチュエータアームを有し、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モータによって、ピボット軸を中心にディスクのトラック幅方向に旋回するように構成されている。
前記アクチュエータアームにサスペンションが取付けられている。サスペンションは、ロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部に、磁気ヘッドを構成するスライダが取付けられている。スライダには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。
ディスクの高記録密度化に対応するためには、ディスクの記録面に対して磁気ヘッドをさらに高精度に位置決めできるようにすることが必要である。そのために、例えば特開2001−307442号公報(特許文献1)や特開2002−50140号公報(特許文献2)に開示されているように、ポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)とマイクロアクチュエータ素子とを併用するDSAサスペンションが開発されている。DSAはデュアルステージアクチュエータ(Dual Stage Actuator)の略である。
マイクロアクチュエータ素子は例えばPZT(ジルコンチタン酸鉛)などからなる圧電体によって構成されている。サスペンションの一部をなす導電プレート部材に素子収容部が形成され、この素子収容部に前記マイクロアクチュエータ素子が配置されている。前記マイクロアクチュエータ素子によって、サスペンションの先端側をスウェイ方向(トラック幅方向)に高速で微小量移動させることができる。
DSAサスペンションの圧電体は板状をなし、その厚み方向の一方の面に第1の電極が設けられ、他方の面に第2の電極が設けられている。第1の電極は、例えば銀ペースト等の導電性樹脂を介して前記導電プレート部材に電気的に接続されている。前記導電性樹脂は、樹脂材料中に混入された銀粒子等の導電フィラーを有している。
特開2001−307442号公報 特開2002−50140号公報
前記導電性樹脂は、未硬化の状態で前記導電プレート部材と前記マイクロアクチュエータ素子との間に供給されたのち硬化する。しかし単に導電性樹脂を塗布して硬化させるだけでは、導電性樹脂と導電プレート部材との間の電気抵抗が小さくならないことがある。特に、高温高湿雰囲気中で導通試験を行なったときに、電性樹脂と導電プレート部材との間の電気抵抗が増大し、電装品(例えばマイクロアクチュエータ素子)に対する導通不良を生じることがあった。
そこで、導電性樹脂と導電プレート部材との導通を良くするために、導電プレート部材の一部(導電性樹脂を設ける箇所)に部分的に金めっきを設けることが提案されている。金めっきは酸化せず導電性樹脂との導通も良好である。しかし金は不活性な金属ゆえに導電性樹脂との密着性が良くない。このため金めっきを設けた箇所では、導電性樹脂の剥離強度が低下することがある。
従ってこの発明の目的は、マイクロアクチュエータ素子等の電装品と導電プレート部材とが導電性樹脂を介して接続される電子機器において、電装品と導電プレート部材との導通を確実になすことができる電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、通電部を有する金属製の導電プレート部材と、前記導電プレート部材の前記通電部に電気的に接続される導通部を有した電装品と、多数の金粒子からなり前記導電プレート部材の少なくとも前記通電部の表面に形成された厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層と、前記導電プレート部材の前記通電部と前記電装品の前記導通部とにわたって設けられ、前記導電プレート部材と前記電装品とを電気的に接続する導電性樹脂とを具備している。
本発明の1つの形態では、前記導電プレート部材と他の部材とを固定するためのレーザースポット溶接部を有し、前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の前記通電部と前記レーザースポット溶接部とを含む領域に形成されている。また前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体に形成されていてもよい。あるいは前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体のうち前記通電部を含む領域のみに部分的に形成されていてもよい。
電子機器の一例は、マイクロアクチュエータを搭載したディスク装置用サスペンションである。このサスペンションは、ディスク装置のキャリッジのアームに固定されるベース部と、磁気ヘッドのスライダが配置されるロードビームと、前記ベース部と前記ロードビームとの間に設けられたマイクロアクチュエータ搭載部とを具備している。
このマイクロアクチュエータ搭載部は、通電部を有する金属製の導電プレート部材と、前記導電プレート部材に配置され前記通電部に電気的に接続される導通部を有するマイクロアクチュエータ素子と、多数の金粒子からなり前記導電プレート部材の少なくとも前記通電部の表面に形成された厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層と、前記導電プレート部材の前記通電部と前記マイクロアクチュエータ素子の前記導通部とにわたって設けられ、前記導電プレート部材と前記マイクロアクチュエータ素子とを電気的に接続する導電性樹脂とを具備している。
本発明によれば、例えばマイクロアクチュエータ素子等の電装品を備えたディスク装置用サスペンション等の電子機器において、導電プレート部材と導電性樹脂との良好な導通を確保することができるとともに、導電性樹脂を導電プレート部材に確実に固定することができる。このためこの電子機器は導電プレート部材と電装品とを確実に導通させることができる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部を備えたサスペンションの斜視図。 図3に示されたサスペンションのマイクロアクチュエータ搭載部の平面図。 図4中のF5−F5線に沿うマイクロアクチュエータ搭載部の断面図。 図3に示されたサスペンションの導電プレート部材の金粒子を示す拡大図。 本発明の第2の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部を備えたサスペンションの斜視図。
以下に本発明の第1の実施形態に係るディスク装置用サスペンションについて、図1から図6を参照して説明する。
図1に示すディスク装置(HDD)1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転するディスク4と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)7などを有している。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2はディスク装置1の一部を模式的に示す断面図である。図2に示されるように、キャリッジ6にアーム(キャリッジアーム)8が設けられている。アーム8の先端部にサスペンション10が取付けられている。サスペンション10の先端部に、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。ディスク4が高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間にエアベアリングが形成される。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。スライダ11の端部には、例えばMR素子のように磁気信号と電気信号とを変換可能な素子が設けられている。この素子によって、ディスク4に対するデータの書込みあるいは読取り等のアクセスが行なわれる。
図3は、電子機器の一例であるサスペンション(DSAサスペンション)10を示している。このサスペンション10は、ベースプレート18aを含むベース部18と、ロードビーム20と、配線付きフレキシャ(flexure with conductors)21と、マイクロアクチュエータ搭載部30などを備えている。マイクロアクチュエータ搭載部30については後に詳しく説明する。
ロードビーム20は、ベース部18を介してキャリッジ6のアーム8(図1と図2に示す)に固定される。ロードビーム20の基部(後端部)に、厚さ方向に弾性的に撓むことができるヒンジ部22が形成されている。図3と図4に矢印Xで示す方向がサスペンション10の長手方向(前後方向)すなわちロードビーム20の長手方向である。矢印Sがスウェイ方向である。
フレキシャ21はロードビーム20に沿って配置されている。フレキシャ21は、後述するレーザースポット溶接等の固定手段によってロードビーム20に固定されている。フレキシャ21の先端部付近には、ジンバル部として機能するタング21a(図3に示す)が形成されている。このタング21aにスライダ11が取付けられている。すなわちロードビーム20の先端部にタング21aを介して磁気ヘッド(スライダ11)が配置されている。そしてこれらロードビーム20と、フレキシャ21と、スライダ11等によってヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
図4は、マイクロアクチュエータ搭載部30を拡大して示している。マイクロアクチュエータ搭載部30は、前記ベース部18とロードビーム20との間に配置されている。マイクロアクチュエータ搭載部30は、サスペンション10の一部をなす導電プレート部材31と、電装品の一例であるマイクロアクチュエータ素子32とを含んでいる。マイクロアクチュエータ素子32は、PZT等の圧電体からなる。
導電プレート部材31は、例えばSUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼からなる。SUS304の化学成分は、C:0.08以下、Si:1.00以下、Mn:2.00以下、Ni:8.00〜10.50、Cr:18.00〜20.00、残部がFeである。
本実施形態の場合、ベースプレート18aと導電プレート部材31とが互いに別体に構成され、ベースプレート18aと導電プレート部材31とを厚さ方向に重ねることによってベース部18が構成されている。ベースプレート18aには、プレスによってボス部18bが形成されている。
ロードビーム20と導電プレート部材31とは、レーザースポット溶接部W1(図3と図4に一部を示す)によって互いに固定されている。またフレキシャ21の一部である板状のメタルベース21bと導電プレート部材31とが、レーザースポット溶接部W2(図3に一部を示す)によって互いに固定されている。これら溶接部W1,W2は、図示しないレーザー溶接装置によってレーザー光を集光させることにより形成される。
導電プレート部材31は、固定部31aと可動部31bとを有している。固定部31aはベースプレート18aに固定されている。可動部31bはロードビーム20の基部(後端部)のヒンジ部22付近に固定されている。この導電プレート部材31には、マイクロアクチュエータ素子32を収納可能な大きさの凹部である素子収容部40が形成されている。素子収容部40は、導電プレート部材31の固定部31aと可動部31bとの間に形成されている。素子収容部40にマイクロアクチュエータ素子32が配置されている。
導電プレート部材31の両側部に腕部50が形成されている。腕部50の内側にスリット55が形成されている。導電プレート部材31の可動部31bは、固定部31aに対して、腕部50を介してスウェイ方向(図3と図4に矢印Sで示す方向)に、ある程度のストロークで移動することができる。
マイクロアクチュエータ素子32は、図4に示す平面視において矩形をなしている。マイクロアクチュエータ素子32の外周部に接着材60が設けられている。接着材60は電気絶縁性を有する高分子材料からなり、液状の状態で導電プレート部材31とマイクロアクチュエータ素子32との間に供給されたのち硬化する。マイクロアクチュエータ素子32に電圧を印加したときに生じる歪みがロードビーム20に伝達されることにより、ロードビーム20が前記スウェイ方向に動くことができる。
図5に示すように板状のマイクロアクチュエータ素子32の厚さ方向の一方の面(図5において上側の面)に、第1の電極71が設けられている。マイクロアクチュエータ素子32の他方の面(図5において下側の面)に第2の電極72が設けられている。これらの電極71,72は、スパッタリングあるいはメッキ等によってマイクロアクチュエータ素子32の前記両面に形成されている。
第1の電極71は、導電性樹脂80を介して導電プレート部材31に電気的に接続されている。この導電性樹脂80は、導電プレート部材31の通電部81とマイクロアクチュエータ素子32の導通部82とにわたって設けられている。導電性樹脂80の一例は銀ペーストである。
銀ペーストは、樹脂材料80aと、樹脂材料80a中に混入された多量の導電フィラー80bとを有している。導電フィラー80bの一例は銀粒子である。未硬化の導電性樹脂80が導電プレート部材31の通電部81とマイクロアクチュエータ素子32の導通部82に供給され、樹脂材料80aが硬化することにより、導電性樹脂80が通電部81と導通部82にわたって固定されている。この導電性樹脂80がカバー層85(図5に2点鎖線で示す)によって覆われてもよい。カバー層85は、例えば光硬化形の樹脂(高分子材料)からなり、導電性樹脂80を保護するために導電性樹脂80の全面を覆っている。
図5に示すようにマイクロアクチュエータ素子32の第2の電極72は、ボンディングワイヤ86を介して配線付きフレキシャ21の回路部(図示せず)に接続されている。この回路部の一例は、配線付きフレキシャ21に設けられた導体であるが、それ以外の導体が利用されてもよい。
導電プレート部材31の外面全体に、厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層90が形成されている。ポーラス状薄めっき層90は「フラッシュめっき」と称されることもある。図4においてポーラス状薄めっき層90は散点模様(scattered-dotted pattern)で表されている。ポーラス状薄めっき層90はあまりに薄いため、図5においては導電プレート部材31の輪郭と共通の実線で表されている。
図6は、ポーラス状薄めっき層90を電子顕微鏡によって5万倍に拡大した写真に基いて描いた拡大図である。図6に示すようにポーラス状薄めっき層90は、導電プレート部材31の表面に島状に付着した多数の金粒子91からなる。導電プレート部材31の表面全体のうち、金粒子91が付着している箇所は金粒子91によって導電プレート部材31の表面が覆われているが、金粒子91が付着していない箇所は導電プレート部材31の表面が露出している。
このように厚さがナノレベルのきわめて薄いポーラス状薄めっき層90は、金特有の色(レモンイエロー色)を発揮しないため、ポーラス状薄めっき層90で覆われた導電プレート部材31は、外見上、導電プレート部材31の地金の色(ステンレス鋼の色)を呈している。
ポーラス状薄めっき層90は、導電プレート部材31の通電部81とレーザースポット溶接部W1とを含む領域S1に形成されている。具体的には、導電プレート部材31の外面全体にポーラス状薄めっき層90が形成されている。この実施形態では、導電プレート部材31の全面にポーラス状薄めっき層90が形成されているため、めっき工程において部分めっきのようなマスキングが不要であり、その分、工程を簡略化することができる。
なお、導電プレート部材31の外面のうち通電部81を含む領域に、部分めっきによって、局部的にポーラス状薄めっき層90を形成してもよい。部分めっきではマスキング工程が必要となるが、導電プレート部材31の全体にポーラス状薄めっき層90を形成する場合に比べると、金の使用量を少なくすることができる。
導電プレート部材31の表面にポーラス状薄めっき層90を形成するには、まず、導電プレート部材31の表面をエッチング液によって化学研磨する。そののち、金めっき液を用いて所定時間(例えば数十秒間)電解めっきを行うことにより、金粒子91を導電プレート部材31の表面に島状に析出させる。こうして、例えば厚さ20nmのポーラス状金めっき層90が形成される。金粒子91の大きさは金めっき液の成分に応じて調整することができる。ポーラス状薄めっき層90の厚さは2nm〜100nmが望ましい。このめっき層90の厚さの表示は、例えば、めっき業界で通常使用されている蛍光X線膜厚計の測定値(0.1mm開口径での平均膜厚)に基く値である。
金は不活性な金属であるため、導電プレート部材31の表面に通常の厚さ(100nm以上)の金めっきを行うと、導電プレート部材31の表面全体が金によって覆われてしまう。このため導電性樹脂80が付着しにくくなり、導電性樹脂80の剥離強度が不足することになる。そうかといって金めっきを行わずに導電プレート部材31に導電性樹脂80を設けると、導電プレート部材31と導電性樹脂80との導通が不十分となる。特に、高温高湿雰囲気中で導通試験を行なったときに、導電プレート部材31とマイクロアクチュエータ素子32との間に導通不良を生じることがある。
これに対し本実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部30では、導電プレート部材31の表面にポーラス状薄めっき層90の金粒子91が島状に固着している。これらの金粒子91の上から導電性樹脂80を塗布し硬化させたことにより、導電プレート部材31に対する導電性樹脂80の食い付きを良好にすることができた。すなわちこの導電性樹脂80は、いわゆるアンカー効果によって、導電プレート部材31に対する導電性樹脂80の固定強度を大きくすることができた。
レーザースポット溶接を行う箇所に通常の厚さの金めっきを形成すると、導電プレート部材31の表面全体が金で覆われるため実質的に光反射面となる。このため導電プレート部材31に向けて照射されたレーザー光が反射されてしまう。その場合にはレーザー光を導電プレート部材31に集光させにくくなり、溶接不良の原因となる。
これに対し本実施形態では、導電プレート部材31の表面のうち金粒子91で覆われていない箇所は導電プレート部材31の地金が露出している。このため、導電プレート部材31に向けて照射されたレーザー光の反射率を小さくすることができ、導電プレート部材31の溶接部にレーザー光を効果的に集光させることができた。このため導電プレート部材31の外面全体にポーラス状薄めっき層90が形成されていても、溶接不良を生じることなく健全な溶接部W1,W2を形成することができた。
本実施形態のポーラス状薄めっき層90(厚さ70nm)が形成された導電プレート部材と、金めっき無しの導電プレート部材(比較例1)と、厚さ1μm以上の部分めっきを有する導電プレート部材(比較例2)について、それぞれ、高温高湿雰囲気中で導電性樹脂に対する導通試験を行った。試験条件は、85℃、85%RH(相対湿度)の雰囲気中で、500時間経過後の電気抵抗値(Ω)を測定した。
本実施形態のポーラス状薄めっき層90を設けた導電プレート部材は、試験前の平均値が0.4Ω、試験後の平均値が2.2Ωと、安定した導通性能が発揮された。これに対し比較例1の導電プレート部材は、試験前の平均値が49.2Ωであり、試験後の平均値が2.2×10Ωと大きく増加した。比較例2の導電プレート部材は、試験前の平均値が0.8Ω、試験後の平均値が1.1Ωであった。このように本実施形態のポーラス状薄めっき層90を設けた導電プレート部材は、通常の厚さの部分めっきを設けた導電プレート部材に匹敵する導通性を確保することができた。
導電性樹脂80の接着強度に関しては、金めっき無しの比較例1の剥離強度(シェアモード剥離強度)が平均268.2gf(2.628N)であったのに対し、本実施形態のポーラス状薄めっき層90(厚さ70nm)を設けた導電プレート部材は、平均277.6gf(2.72N)と、比較例1と同等の剥離強度を発揮することができた。これらの理由から、本実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部30は、高温高湿雰囲気中でも導電プレート部材31とマイクロアクチュエータ素子32との間に導通不良を生じることがなく、優れた耐久性を安定して発揮することができた。
以下に前記サスペンション10の動作について説明する。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6を旋回させると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、磁気ヘッドのスライダ11がディスク4の記録面の所望トラックまで移動する。
マイクロアクチュエータ素子32の第1の電極71は、導電性樹脂80と導電プレート部材31を介して駆動回路の第1の端子に接続され、第2の電極72はボンディングワイヤ86を介して駆動回路の第2の端子に接続されている。この駆動回路によって供給される電圧が電極71,72を介してマイクロアクチュエータ素子32に印加される。
マイクロアクチュエータ素子32に電圧が印加されると、電圧に応じてマイクロアクチュエータ素子32が歪むため、ロードビーム20をスウェイ方向(図3と図4に矢印Sで示す方向)に微小量移動させることができる。このためスライダ11をスウェイ方向に高速かつ高精度に位置決めすることができる。
図7は、第2の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部30Aを備えたサスペンション10Aを示している。このマイクロアクチュエータ搭載部30Aには、一対のマイクロアクチュエータ素子32a,32bが設けられている。ベースプレートを兼ねた導電プレート部材31Aに延出部100が形成されている。延出部100の先端に可動部31bが設けられている。導電プレート部材31Aの固定部31aと可動部31bとの間に、一対のマイクロアクチュエータ素子32a,32bが互いに平行に配置されている。
このサスペンション10Aでは、ベースプレートを兼ねた導電プレート部材31Aがプレス加工されることにより、ボス部18bが形成されている。ボス部18bは、ディスク装置1(図1と図2に示す)のキャリッジ6のアーム8に固定される。この導電プレート部材31Aには、導電性樹脂80を設ける領域S2を含む外面全体に、第1の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部30の導電プレート部材31と同様に、ポーラス状の金めっき層90が形成されている。
この導電プレート部材31Aには、ボス部18bがプレスによって形成されている。この場合、プレス加工の際に導電プレート部材31Aが単品で扱われるため、マスキングが必要な部分めっきを行うことが困難である。そこで導電プレート部材31Aの外面全体にポーラス状薄めっき層90を形成することにより、マスキングが不要となり、簡単な工程によってポーラス状薄めっき層90を形成することができる。
導電プレート部材31Aの外面全体にポーラス状薄めっき層90を形成する全面めっきの場合には、部分めっきと比較してめっきする面積がかなり広くなる。しかしポーラス状薄めっき層90は、厚さが2〜100nmときわめて薄いため、プレート部材31Aの全体にめっきを行ったとしても、従来の一般的な厚さ(1μm以上)の部分めっきと比較して金の使用量がさほど増えない。むしろプレート部材31Aの全体にめっきを行なう全面めっきは、部分めっきと比較してマスキングが不要で工程が簡略化するため、比較的低コストで実施することができる。
前記マイクロアクチュエータ搭載部30Aを備えたサスペンション10Aは、マイクロアクチュエータ素子32a,32bに電圧が印加されたとき、電圧に応じてマイクロアクチュエータ素子32a,32bが互いに異なる方向に変形することにより、ロードビーム20をスウェイ方向(図7に矢印Sで示す方向)に移動させることができる。例えば一方のマイクロアクチュエータ素子32aが伸び、他方のマイクロアクチュエータ素子32bが縮むことにより、ロードビーム20がスウェイ方向に移動する。それ以外の構成と効果は第1の実施形態(図1〜図5)のマイクロアクチュエータ搭載部30と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
前記実施形態では、電装品を備えた電子機器の一例として、マイクロアクチュエータを備えたディスク装置用サスペンションについて説明した。しかし本発明を実施するに当たって、電装品を備えた電子機器の具体的な態様をはじめとして、導電プレート部材や導電性樹脂、ポーラス状薄めっき層などの具体的な態様を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
1…ディスク装置
10,10A…サスペンション
18…ベース部
20…ロードビーム
30,30A…マイクロアクチュエータ搭載部
31,31A…導電プレート部材
32,32a,32b…マイクロアクチュエータ素子(電装品)
80…導電性樹脂
81…通電部
82…導通部
90…ポーラス状薄めっき層
91…金粒子

Claims (8)

  1. 通電部を有する金属製の導電プレート部材と、
    前記導電プレート部材の前記通電部に電気的に接続される導通部を有した電装品と、
    多数の金粒子からなり前記導電プレート部材の少なくとも前記通電部の表面に形成された厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層と、
    前記導電プレート部材の前記通電部と前記電装品の前記導通部とにわたって設けられ、前記導電プレート部材と前記電装品とを電気的に接続する導電性樹脂と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記導電プレート部材と他の部材とを固定するためのレーザースポット溶接部を有し、前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の前記通電部と前記レーザースポット溶接部とを含む領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体のうち前記通電部を含む領域のみに部分的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. ディスク装置のキャリッジのアームに固定されるベース部と、
    磁気ヘッドが配置されるロードビームと、
    前記ベース部と前記ロードビームとの間に設けられたマイクロアクチュエータ搭載部とを具備したディスク装置用サスペンションであって、
    前記マイクロアクチュエータ搭載部は、
    通電部を有する金属製の導電プレート部材と、
    前記導電プレート部材に配置され前記通電部に電気的に接続される導通部を有するマイクロアクチュエータ素子と、
    多数の金粒子からなり前記導電プレート部材の少なくとも前記通電部の表面に形成された厚さ100nm以下のポーラス状薄めっき層と、
    前記導電プレート部材の前記通電部と前記マイクロアクチュエータ素子の前記導通部とにわたって設けられ、前記導電プレート部材と前記マイクロアクチュエータ素子とを電気的に接続する導電性樹脂と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  6. 前記導電プレート部材と前記ロードビームとを固定するためのレーザースポット溶接部を有し、前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の前記通電部と前記レーザースポット溶接部とを含む領域に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のディスク装置用サスペンション。
  7. 前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のディスク装置用サスペンション。
  8. 前記ポーラス状薄めっき層が、前記導電プレート部材の外面全体のうち前記通電部を含む領域のみに部分的に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のディスク装置用サスペンション。
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