JP2011212469A5 - - Google Patents
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上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技球が通過可能な開状態及び遊技球が通過不能な閉状態に切替可能な開閉部材を備え、磁気を検知して磁気検知信号を出力する磁気センサが内部または近傍に設けられた入賞装置と、前記磁気センサからの前記磁気検知信号が入力される制御基板と、前記制御基板からの第1報知信号に基づいて、不正が行われている旨を報知する報知手段とを備える遊技機であって、前記磁気センサは、棒状をなし、前記入賞装置が設けられた遊技盤の遊技盤面に対して直交した状態または平行に配置され、前記磁気センサの長手方向に延びる仮想線上において磁気の検知感度が高くなっており、前記制御基板は、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該制御結果に応じて前記第1報知信号を含む制御信号を別の制御基板に出力する主制御基板であり、前記主制御基板は、入力された前記磁気検知信号に基づいて前記磁気センサの磁気検知時間を測定する検知時間測定手段と、所定の割込み周期ごとに減算されるタイマを用いて、前記検知時間測定手段によって測定された前記磁気検知時間が、外的要因により発生するノイズの時間よりも長いか否かを判定する検知時間判定手段と、前記検知時間判定手段によって前記磁気検知時間が前記ノイズの時間よりも長いと判定された場合に、前記別の制御基板を介して前記報知手段に対して前記第1報知信号を出力するとともに、外部接続基板を介してホールコンピュータに対して前記第1報知信号を出力する報知信号出力手段とを備え、前記報知手段は、前記第1報知信号に基づいて所定時間報知を行うことを特徴とする遊技機をその要旨とする。
なお、ノイズとしては、前記開閉部材を開状態及び閉状態に切り替える電気的アクチュエータから発生するものや、前記制御基板上の回路を信号が流れる際に発生するものや、遊技機の外部(例えば島設備や、遊技者が所持する携帯電話など)から発生するものなどが挙げられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記検知時間測定手段は、前記制御基板と前記磁気センサとをつなぐ経路が遮断された場合に、経路遮断時間を測定し、前記検知時間判定手段は、前記検知時間測定手段によって測定された前記経路遮断時間が、前記ノイズの時間よりも長いか否かを判定し、前記検知時間判定手段によって前記経路遮断時間が前記ノイズの時間よりも長いと判定された場合、前記報知信号出力手段は、前記報知手段に対して第2報知信号を出力するとともに、前記ホールコンピュータに対して前記第2報知信号を出力し、前記報知手段は、前記第2報知信号に基づいて、不正が行われている旨の報知を所定時間行うことをその要旨とする。
なお、前記磁気検知時間または前記経路遮断時間が前記ノイズの時間よりも長いと前記検知時間判定手段が肯定判定した場合、前記報知信号出力手段は、前記報知手段及びホールコンピュータに対して前記第1報知信号または前記第2報知信号を出力し、前記報知手段は、前記第1報知信号または前記第2報知信号に基づいて、前記検知時間判定手段が肯定判定している間の所定時間のみ報知を行い、前記報知信号出力手段は、前記検知時間判定手段が肯定判定している間、前記ホールコンピュータに対して前記第1報知信号または前記第2報知信号を出力し続けることが好ましい。
このようにすれば、第2報知信号がホールコンピュータにも出力されるため、遊技店の店員が不正を行っている遊技者の傍にいなくても、不正が行われている旨を知ることができる。また、報知手段による報知、即ち、遊技者や遊技店の店員への報知は所定時間のみ行われるため、無駄に報知し続けることにより、周りの遊技者に不快な思いをさせなくて済む。一方、遊技者や遊技店の店員に報知し続けない代わりに、検知時間判定手段が肯定判定している間、ホールコンピュータに対して第1報知信号または第2報知信号を出力し続けるため、実際にどのくらいの間、不正が行われていたかを知ることができる。
また、前記遊技機は単数または複数の報知手段を備え、前記制御基板は、遊技機全体を制御する主制御基板であり、前記主制御基板は、前記検知時間測定手段、前記検知時間判定手段及び前記報知信号出力手段による処理を実行し、該処理結果に応じて前記第1報知信号または前記第2報知信号を前記複数の報知手段へ出力することが好ましい。
このようにすれば、主制御基板が不正が行われたか否かを判定する(前記検知時間判定手段による処理を実行する)ため、報知手段が複数ある場合において不正が行われたときには、主制御基板より各報知手段を同期させて制御することができる。ゆえに、制御に無駄がなくなるとともに、各報知手段による報知のずれが防止される。また、主制御基板が前記報知信号出力手段としても機能するため、前記ホールコンピュータに対して第1報知信号または第2報知信号を出力する場合に、他の基板を介さずに直接出力することもできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記主制御基板は、メインCPUを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、経路遮断信号が前記メインCPUに入力され、前記メインCPUは、前記磁気検知信号と前記経路遮断信号とを判別する信号判別手段としての機能を有することをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記主制御基板は、ウィンドウコンパレータ回路とメインCPUとを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、前記ウィンドウコンパレータ回路は、前記磁気センサが磁気を検知する場合に、前記メインCPUに対して前記磁気検知信号を出力し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記磁気検知信号と同じ出力レベルの信号である経路遮断信号を前記メインCPUに対して出力することをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記磁気センサは、磁気を検知した場合にオン状態となり、磁気を検知しない場合にオフ状態となるものであり、前記磁気センサは一対の接点を有し、前記一対の接点は一対の磁気センサ側のコネクタに接続されるとともに、前記一対の磁気センサ側のコネクタ間には磁気センサ側抵抗が介在され、前記主制御基板は、前記一対の磁気センサ側のコネクタに接続される一対の主制御基板側のコネクタを備えるとともに、一方の主制御基板側のコネクタと前記ウィンドウコンパレータ回路とをつなぐ電源供給経路を有し、前記電源供給経路と電源との間には、前記磁気センサ側抵抗と抵抗値が等しい第1の抵抗が介在され、前記一対の主制御基板側のコネクタ間には、前記第1の抵抗よりも抵抗値が高い第2の抵抗が介在され、前記ウィンドウコンパレータ回路は、前記磁気センサが前記オン状態となる場合に、前記電源供給経路上における電圧が閾値下限よりも低くなることにより、前記メインCPUに対してLレベルの前記磁気検知信号を出力する一方、前記磁気センサが前記オフ状態となる場合に、前記磁気センサ側抵抗と前記第1の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が閾値上限と閾値下限との間となることにより、前記メインCPUに対してHレベルの磁気検知信号を出力し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が前記閾値上限よりも高くなることにより、前記磁気センサが前記オン状態となる場合に出力される前記磁気検知信号と同じLレベルの信号である前記経路遮断信号を、前記メインCPUに対して出力することをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記主制御基板は、メインCPUを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、経路遮断信号が前記メインCPUに入力され、前記メインCPUは、前記磁気検知信号と前記経路遮断信号とを判別する信号判別手段としての機能を有することをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記主制御基板は、ウィンドウコンパレータ回路とメインCPUとを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、前記ウィンドウコンパレータ回路は、前記磁気センサが磁気を検知する場合に、前記メインCPUに対して前記磁気検知信号を出力し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記磁気検知信号と同じ出力レベルの信号である経路遮断信号を前記メインCPUに対して出力することをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記磁気センサは、磁気を検知した場合にオン状態となり、磁気を検知しない場合にオフ状態となるものであり、前記磁気センサは一対の接点を有し、前記一対の接点は一対の磁気センサ側のコネクタに接続されるとともに、前記一対の磁気センサ側のコネクタ間には磁気センサ側抵抗が介在され、前記主制御基板は、前記一対の磁気センサ側のコネクタに接続される一対の主制御基板側のコネクタを備えるとともに、一方の主制御基板側のコネクタと前記ウィンドウコンパレータ回路とをつなぐ電源供給経路を有し、前記電源供給経路と電源との間には、前記磁気センサ側抵抗と抵抗値が等しい第1の抵抗が介在され、前記一対の主制御基板側のコネクタ間には、前記第1の抵抗よりも抵抗値が高い第2の抵抗が介在され、前記ウィンドウコンパレータ回路は、前記磁気センサが前記オン状態となる場合に、前記電源供給経路上における電圧が閾値下限よりも低くなることにより、前記メインCPUに対してLレベルの前記磁気検知信号を出力する一方、前記磁気センサが前記オフ状態となる場合に、前記磁気センサ側抵抗と前記第1の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が閾値上限と閾値下限との間となることにより、前記メインCPUに対してHレベルの磁気検知信号を出力し、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が前記閾値上限よりも高くなることにより、前記磁気センサが前記オン状態となる場合に出力される前記磁気検知信号と同じLレベルの信号である前記経路遮断信号を、前記メインCPUに対して出力することをその要旨とする。
なお、前記遊技機は、前記入賞装置が設けられた遊技盤を透視状態で保護するためのガラスを有し、前記磁気センサは、前記入賞装置内における前記ガラスの近傍に視認可能に設けられることが好ましい。
このようにした場合、不正行為を行う際に磁石が接近しうるガラスの近傍に磁気センサが設けられるため、磁石と磁気センサとの距離が短くなる。その結果、前記検知範囲が広くなるため、磁気センサによる磁気の検知が容易になる。また、磁気センサが視認可能であるため、磁気センサによる威嚇効果によって不正行為を未然に防止できる。
また、前記入賞装置は、前記開閉部材を前記開状態及び前記閉状態に切り替える電気的アクチュエータを備え、少なくとも前記電気的アクチュエータと前記磁気センサとの間に、前記電気的アクチュエータから発生する磁気を遮蔽するシールド部材が設けられることが好ましい。
このようにした場合、少なくとも電気的アクチュエータと磁気センサとの間にシールド部材を設けることで、電気的アクチュエータから発生する磁気が磁気センサによって検知されにくくなる。ここで、シールド部材は、磁性材料等によって形成されることが好ましく、例えば、鉄、ニッケル、ケイ素などを含有する金属板材などが挙げられる。なお、シールド部材を電気的アクチュエータに接触させれば、電気的アクチュエータから発生する熱を放出しやすくなり、電気的アクチュエータの誤動作防止や長寿命化につながる。また、より放熱性を向上させるためには、シールド部材を電気的アクチュエータの複数の面に接触させることが好ましい。
ところで、磁気センサの位置は、検知範囲を広くするために、前記ガラスの近傍に設定されることが好ましい。また、電気的アクチュエータの位置は、本来的には前記開閉部材に近い位置に設定されることが好ましい。このようにすれば、電気的アクチュエータの位置が開閉部材から遠い位置に設定される場合に比べて開閉部材を駆動させる力が小さくて済み、しかも、開閉部材を駆動するための駆動機構が短く、軽くなる。ゆえに、開閉部材を駆動する際に電気的アクチュエータに負担が掛かりにくくなる。しかし、磁気センサをガラスの近傍に配置したくても、電気的アクチュエータが邪魔になって配置できない場合は、電気的アクチュエータを開閉部材から離間させて、遊技盤の裏側に配置するとともに、磁気センサを電気的アクチュエータと開閉部材との間に配置することが好ましい。なお、電気的アクチュエータと磁気センサとの間にシールド部材を設けるようにすれば、電気的アクチュエータを磁気センサに近付けて、電気的アクチュエータと開閉部材との距離を短縮することができる。ゆえに、開閉部材と電気的アクチュエータとをつなぐ伝達部材が軽量化されるため、電気的アクチュエータに負担が掛かりにくくなり、ひいては、電気的アクチュエータの長寿命化につながる。
さらに、前記入賞装置は、遊技盤に設けられた始動入賞口への遊技球の入賞を契機として開閉する一対の羽根部材を前記開閉部材として有する入賞装置であり、前記入賞装置内には、前記一対の羽根部材が前記開状態であるときに遊技球が流入しうる第1入賞空間と、前記第1入賞空間に流入した遊技球が流入する第2入賞空間とが形成され、前記第2入賞空間内に、前記第2入賞空間に流入した遊技球が入賞可能であり、遊技球が入賞しても遊技者に有利な特定遊技状態が付与されない一般入賞口と、前記第2入賞空間に流入した遊技球が入賞可能であり、遊技球の入賞により遊技者に有利な特定遊技状態が付与される契機となる特別入賞口と、前記第2入賞空間に流入した遊技球を前記一般入賞口側と前記特別入賞口側とに振り分ける振分部材とが設けられ、前記第1入賞空間外及び前記第2入賞空間外であって前記第1入賞空間の近傍に前記磁気センサを設けることが好ましい。
そこで、特別入賞口の近傍にではなく第1入賞空間の近傍に磁気センサを設けることで、一対の羽根部材の上方に遊技球が貯められることを防止でき、ひいては特別入賞口への不正な入賞を防止できる。
また、前記磁気センサは、前記第1入賞空間よりも後方であって、前記一対の羽根部材を前記開状態及び前記閉状態に切り替える電気的アクチュエータよりも前方に配置されるとともに、前記第2入賞空間の上方に配置されることが好ましい。
このようにすれば、磁気センサが第1入賞空間よりも後方に配置されて入賞装置の裏側に隠れるようになるため、意匠性に影響を与えない入賞装置となる。また、磁気センサが電気的アクチュエータよりも前方に配置されるため、磁気センサの前記検知範囲内に磁気発生源である電気的アクチュエータが介在しなくなる。ゆえに、磁気センサは、電気的アクチュエータに邪魔されることなく、不正を行う際に用いられる磁石の磁気を検知することができる。さらに、磁気センサが電気的アクチュエータより前方に配置されることで、磁気センサはガラスの近傍に位置するようになる。その結果、磁気センサの前記検知範囲が広くなるため、磁気センサによる磁気の検知が容易になる。
以上詳述したように、請求項1〜5に記載の発明によれば、不正行為を正確に検知できる遊技機を提供することができる。
一方、主制御基板81は、一対のコネクタ94a,94bと、従来公知のウィンドウコンパレータ回路96とを備えている。一方のコネクタ94aとウィンドウコンパレータ回路96とをつなぐ経路には、電源が供給されるようになっている。この経路と電源との間には抵抗97aが介在し、各コネクタ94a,94b間には抵抗97bが介在されている。なお、抵抗97aの抵抗値は、抵抗95aの抵抗値と等しくなるように設定されており、抵抗97bの抵抗値は、抵抗97aの抵抗値の10倍に設定されている。また、ウィンドウコンパレータ回路96は、オペアンプIC1及びオペアンプIC2を備えている。オペアンプIC1は、入力された信号の電圧が閾値上限Vref1(図10参照)よりも高いか否かをチェックする。オペアンプIC2は、入力された信号の電圧が閾値下限Vref2(図10参照)よりも低いか否かをチェックする。そして、入力された信号の電圧が閾値上限よりも高い場合や閾値下限よりも低い場合、ウィンドウコンパレータ回路96は、メインCPU81aに対して「L」レベルの信号を出力するようになっている。一方、入力された信号の電圧が閾値上限と閾値下限との間である場合のみに、ウィンドウコンパレータ回路96は、メインCPU81aに対して「H」レベルの信号を出力するようになっている。
次に、メインCPU81aによる磁気検知信号及び経路遮断信号の検知方法を説明する。例えば、磁気センサ91が磁気を検知した場合、スイッチ95がオン状態となることにより、コネクタ94a,94bとウィンドウコンパレータ回路96とをつなぐ経路上の点Aにおける電圧は、0Vとなる(図10参照)。この場合、オペアンプIC2によって、入力された信号の電圧が閾値下限よりも低いと判定されるため、NOR回路98とメインCPU81aとをつなぐ経路上の点Bにおける信号は、「L」レベルの信号となる。従って、メインCPU81aに入力される磁気検知信号は、「L」レベルの信号となる。
Claims (5)
- 遊技球が通過可能な開状態及び遊技球が通過不能な閉状態に切替可能な開閉部材を備え、磁気を検知して磁気検知信号を出力する磁気センサが内部または近傍に設けられた入賞装置と、
前記磁気センサからの前記磁気検知信号が入力される制御基板と、
前記制御基板からの第1報知信号に基づいて、不正が行われている旨を報知する報知手段と
を備える遊技機であって、
前記磁気センサは、棒状をなし、前記入賞装置が設けられた遊技盤の遊技盤面に対して直交した状態または平行に配置され、前記磁気センサの長手方向に延びる仮想線上において磁気の検知感度が高くなっており、
前記制御基板は、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該制御結果に応じて前記第1報知信号を含む制御信号を別の制御基板に出力する主制御基板であり、
前記主制御基板は、
入力された前記磁気検知信号に基づいて前記磁気センサの磁気検知時間を測定する検知時間測定手段と、
所定の割込み周期ごとに減算されるタイマを用いて、前記検知時間測定手段によって測定された前記磁気検知時間が、外的要因により発生するノイズの時間よりも長いか否かを判定する検知時間判定手段と、
前記検知時間判定手段によって前記磁気検知時間が前記ノイズの時間よりも長いと判定された場合に、前記別の制御基板を介して前記報知手段に対して前記第1報知信号を出力するとともに、外部接続基板を介してホールコンピュータに対して前記第1報知信号を出力する報知信号出力手段と
を備え、
前記報知手段は、前記第1報知信号に基づいて所定時間報知を行う
ことを特徴とする遊技機。 - 前記検知時間測定手段は、前記制御基板と前記磁気センサとをつなぐ経路が遮断された場合に、経路遮断時間を測定し、
前記検知時間判定手段は、前記検知時間測定手段によって測定された前記経路遮断時間が、前記ノイズの時間よりも長いか否かを判定し、
前記検知時間判定手段によって前記経路遮断時間が前記ノイズの時間よりも長いと判定された場合、前記報知信号出力手段は、前記報知手段に対して第2報知信号を出力するとともに、前記ホールコンピュータに対して前記第2報知信号を出力し、
前記報知手段は、前記第2報知信号に基づいて、不正が行われている旨の報知を所定時間行う
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記主制御基板は、メインCPUを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、
前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、経路遮断信号が前記メインCPUに入力され、
前記メインCPUは、前記磁気検知信号と前記経路遮断信号とを判別する信号判別手段としての機能を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記主制御基板は、ウィンドウコンパレータ回路とメインCPUとを備えるとともに、前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路を有し、
前記ウィンドウコンパレータ回路は、
前記磁気センサが磁気を検知する場合に、前記メインCPUに対して前記磁気検知信号を出力し、
前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記磁気検知信号と同じ出力レベルの信号である経路遮断信号を前記メインCPUに対して出力する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。 - 前記磁気センサは、磁気を検知した場合にオン状態となり、磁気を検知しない場合にオフ状態となるものであり、
前記磁気センサは一対の接点を有し、前記一対の接点は一対の磁気センサ側のコネクタに接続されるとともに、前記一対の磁気センサ側のコネクタ間には磁気センサ側抵抗が介在され、
前記主制御基板は、前記一対の磁気センサ側のコネクタに接続される一対の主制御基板側のコネクタを備えるとともに、一方の主制御基板側のコネクタと前記ウィンドウコンパレータ回路とをつなぐ電源供給経路を有し、
前記電源供給経路と電源との間には、前記磁気センサ側抵抗と抵抗値が等しい第1の抵抗が介在され、前記一対の主制御基板側のコネクタ間には、前記第1の抵抗よりも抵抗値が高い第2の抵抗が介在され、
前記ウィンドウコンパレータ回路は、
前記磁気センサが前記オン状態となる場合に、前記電源供給経路上における電圧が閾値下限よりも低くなることにより、前記メインCPUに対してLレベルの前記磁気検知信号を出力する一方、
前記磁気センサが前記オフ状態となる場合に、前記磁気センサ側抵抗と前記第1の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が閾値上限と閾値下限との間となることにより、前記メインCPUに対してHレベルの磁気検知信号を出力し、
前記磁気センサと前記主制御基板とをつなぐ経路が遮断された場合に、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との分圧比によって、前記電源供給経路上における電圧が前記閾値上限よりも高くなることにより、前記磁気センサが前記オン状態となる場合に出力される前記磁気検知信号と同じLレベルの信号である前記経路遮断信号を、前記メインCPUに対して出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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