JP2016077392A5 - - Google Patents
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Description
従来より、磁石の使用による不正な行為を判別する不正行為検知回路を備える遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。この特許文献1に記載される遊技機においては、セル盤の前面側に前面ガラスと裏面ガラスとから構成される二層保護ガラス体が配置されるとともに、前面ガラスと裏面ガラスとの間に磁気センサーが配置されている。この磁気センサーは、透明な導電性フィルムシート等から構成されており、導電性フィルムシートの両端電極が不正行為検知回路と電気的に接続されている。不正行為検知回路は、導電性フィルムシートに近づく磁石による誘導電流の大きさを測定して不正磁気である場合には警報ブザー等を作動するようになっている。
ところで、磁気センサーには、微少な磁気を高精度に検出する素子を利用するものもある。ところが、このような高精度な磁気センサーは、地磁気の影響を敏感に受けるものであるため、例えば、遊技者の健康用マグネットによる磁気を誤って磁石による不正な行為であると検出するおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、磁石による不正な行為を正確に検出することができる遊技機を提供することにある。
(解決手段1)
遊技島に設置される外枠に開閉自在に軸支されるとともに遊技盤が装着され得る前面枠と、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、を備える遊技機であって、前記遊技盤又は前記前面枠は、異常な磁気の発生を検出する異常磁気検出手段を備え、前記異常磁気検出手段は、電源投入時に外部からの要求信号が入力されたか否かにかかわらず前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定する第1の基準設定制御手段と、該第1の基準設定制御手段により前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定した後であって前記外部からの要求信号が入力されたことに基づいて当該異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に再設定する第2の基準設定制御手段と、を少なくとも有し、前記遊技制御手段は、前記異常な磁気の発生を検出したか否かを伝える信号が前記異常磁気検出手段から入力されるとともに、前記前面枠が前記外枠から開放された後に当該前面枠が当該外枠へ閉鎖されたことに基づいて前記要求信号を当該異常磁気検出手段に出力し、異常な磁気の発生を検出する前記異常磁気検出手段の検出範囲は、前記遊技盤の複数の遊技球入賞部を含むことを特徴とする遊技機。
遊技島に設置される外枠に開閉自在に軸支されるとともに遊技盤が装着され得る前面枠と、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、を備える遊技機であって、前記遊技盤又は前記前面枠は、異常な磁気の発生を検出する異常磁気検出手段を備え、前記異常磁気検出手段は、電源投入時に外部からの要求信号が入力されたか否かにかかわらず前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定する第1の基準設定制御手段と、該第1の基準設定制御手段により前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定した後であって前記外部からの要求信号が入力されたことに基づいて当該異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に再設定する第2の基準設定制御手段と、を少なくとも有し、前記遊技制御手段は、前記異常な磁気の発生を検出したか否かを伝える信号が前記異常磁気検出手段から入力されるとともに、前記前面枠が前記外枠から開放された後に当該前面枠が当該外枠へ閉鎖されたことに基づいて前記要求信号を当該異常磁気検出手段に出力し、異常な磁気の発生を検出する前記異常磁気検出手段の検出範囲は、前記遊技盤の複数の遊技球入賞部を含むことを特徴とする遊技機。
遊技盤又は前面枠は、異常磁気検出手段を備えている。異常磁気検出手段は、異常な磁気の発生を検出することができるものであり、第1の基準設定制御手段、第2の基準設定制御手段を少なくとも有している。第1の基準設定制御手段は、電源投入時に外部からの要求信号が入力されたか否かにかかわらず異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定することができるものである。第2の基準設定制御手段は、第1の基準設定制御手段により異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定した後であって外部からの要求信号が入力されたことに基づいて異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に再設定することができるものである。
遊技制御手段は、異常な磁気の発生を検出したか否かを伝える信号が異常磁気検出手段から入力されるとともに、前面枠が外枠から開放された後に前面枠が外枠へ閉鎖されたことに基づいて要求信号を異常磁気検出手段に出力することができるようになっている。
異常な磁気の発生を検出する異常磁気検出手段の検出範囲は、遊技盤の複数の遊技球入賞部を含んでいる。
このように、遊技盤又は前面枠に備える異常な磁気の発生を検出することができる異常磁気検出手段は、前面枠が外枠から開放された状態と、前面枠が外枠へ閉鎖された状態と、において地磁気が変化することにより異常な磁気の発生の検出に対して影響を受けることとなる。例えば、遊技機に何らかのトラブルが発生すると、遊技場(ホール)の店員等の係員は、前面枠を外枠から開放して遊技機の電源遮断を行って、そのトラブルを解消した後に遊技機の電源投入を行って再び前面枠を外枠へ閉鎖すると、異常磁気検出手段は、前面枠を外枠から開放した状態における自身の周囲環境における磁気状態を基準に設定することができるとともに、前面枠が外枠から開放された後に前面枠が外枠へ閉鎖されると、遊技の進行を制御する遊技制御手段からの要求信号が異常磁気検出手段に入力されることにより遊技者が遊技を行う状態である前面枠が外枠へ閉鎖された状態における自身の周囲環境における磁気状態を基準に設定することができるようになっている。これにより、遊技者が遊技を行う状態である前面枠が外枠へ閉鎖された状態において、異常磁気検出手段自身の周囲環境における磁気状態を基準とする設定を確実に行うことができるようになっている。したがって、磁石による不正な行為を正確に検出することができる。
本実施形態では、例えば、図1の外枠2が外枠に相当し、図9の遊技盤4が遊技盤に相当し、図1の本体枠3と扉枠5とから構成される前面枠が前面枠に相当し、図13の主制御基板4100が遊技制御手段に相当し、図1のパチンコ遊技機1が遊技機に相当し、図7の磁気検出スイッチ3024が異常磁気検出手段に相当し、図21の磁気検出制御側電源投入時処理の磁気検出制御側起動処理におけるステップSM20のオフセット調整処理が第1の基準設定制御手段に相当し、図21の磁気検出制御側電源投入時処理の磁気検出制御側メイン処理におけるステップSM45のオフセット調整処理が第2の基準設定制御手段に相当し、図26の主制御基板4100からのオフセット調整実施要求信号が要求信号に相当し、図22のオフセット調整処理が「異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定」するという点に相当し、図19(a)の磁気検出スイッチ3024のOUT端子から出力される磁石検出信号が「異常な磁気の発生を検出したか否かを伝える信号」に相当し、図20(a),(b)の磁気検知範囲が異常磁気検出手段の検出範囲に相当し、図9の一般入賞口2104,2201と上始動口2101と下始動口2102と大入賞口2103が遊技球入賞部に相当する。
本発明の遊技機においては、磁石による不正な行為を正確に検出することができる。
Claims (1)
- 遊技島に設置される外枠に開閉自在に軸支されるとともに遊技盤が装着され得る前面枠と、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、を備える遊技機であって、
前記遊技盤又は前記前面枠は、
異常な磁気の発生を検出する異常磁気検出手段
を備え、
前記異常磁気検出手段は、
電源投入時に外部からの要求信号が入力されたか否かにかかわらず前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定する第1の基準設定制御手段と、
該第1の基準設定制御手段により前記異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に設定した後であって前記外部からの要求信号が入力されたことに基づいて当該異常磁気検出手段の周囲環境における磁気状態を基準に再設定する第2の基準設定制御手段と、
を少なくとも有し、
前記遊技制御手段は、前記異常な磁気の発生を検出したか否かを伝える信号が前記異常磁気検出手段から入力されるとともに、前記前面枠が前記外枠から開放された後に当該前面枠が当該外枠へ閉鎖されたことに基づいて前記要求信号を当該異常磁気検出手段に出力し、
異常な磁気の発生を検出する前記異常磁気検出手段の検出範囲は、前記遊技盤の複数の遊技球入賞部を含むことを特徴とする遊技機。
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